JP3072030U - マネキン - Google Patents

マネキン

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JP3072030U
JP3072030U JP2000001795U JP2000001795U JP3072030U JP 3072030 U JP3072030 U JP 3072030U JP 2000001795 U JP2000001795 U JP 2000001795U JP 2000001795 U JP2000001795 U JP 2000001795U JP 3072030 U JP3072030 U JP 3072030U
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lower arm
mannequin
upper arm
arm
ring
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JP2000001795U
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仁 白井
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株式会社シライ
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト安で互換性のある子供用のマネキンを
提供する。 【解決手段】 球面継手11を介して、互いに折曲可能に
接続される上腕部1と、下腕部3と、を有する上肢部分
6を備えたマネキンに於て、上腕部1と下腕部3が低発
泡樹脂材から成り、かつ、上腕部1と下腕部3の夫々
に、長さの異なる低発泡樹脂材から成る2種以上の輪切
り状継足体4,5を、選択的に継ぎ足して、上腕部1と
下腕部3の長さを、夫々調整可能に構成する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【考案の属する技術分野】
本考案は、マネキンに関する。
【0002】
【従来の技術】
衣服を着せて店内で陳列するための展示用のマネキンでは、子供から大人に至 るまで、各種のサイズのものが求められるが、特に、成長期の子供の場合には、 年齢に応じて、サイズが、かなり異なる。そのため、従来では、年齢層に応じて 、それぞれ、各部分のサイズを個別に設計したマネキンが、製作されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、上述のように、各部分のサイズを個別に設計すると、互換性がないた め、コスト高となる上に、ユーザーサイドでも、多くのマネキンを揃えなければ ならず、不経済であった。また、使用する年齢層が異なる毎に、マネキン全体を 取り替えなければならず、その取り替え作業が大変面倒であった。
【0004】 そこで、本考案は、コスト安で互換性のある子供用のマネキンを提供すること を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上述の目的を達成するために、本考案のマネキンは、球面継手を介して、互い に折曲可能に接続される上腕部と、下腕部と、を有する上肢部分を備えたマネキ ンに於て、該上腕部と下腕部が低発泡樹脂材から成り、かつ、該上腕部と下腕部 の夫々に、長さの異なる低発泡樹脂材から成る2種以上の輪切り状継足体を、選 択的に継ぎ足して、該上腕部と下腕部の長さを、夫々調整可能に構成している。
【0006】 また、輪切り状継足体を、接着または機械的に、上記上腕部または下腕部に固 着させている。あるいは、輪切り状継足体を、上記上腕部または下腕部に、着脱 自在に継ぎ足すようにしている。
【0007】
【考案の実施の形態】
以下、実施の形態を示す図面に基づき、本考案のマネキンを詳説する。
【0008】 図1は、マネキンの上肢部分6の構成を示し、1は上腕部、2は肘関節、3は 下腕部(手の部分を含む)、4,5は同一外径の輪切り状継足体である。その上 腕部1、肘関節2(後述する上腕下端9と下腕上端10を含む)及び下腕部3は、 共通部分であり、例えば、5才児を対象とした大きさのものとし、3才から11才 に至るまで共用する。
【0009】 そして、その上腕部1・下腕部3の夫々に、継足部材としての両輪切り状継足 体4,5を、選択的に接続させることにより、その上腕部1と下腕部3の長さを 、バランスよく調整することができる。その各部材の長さは、例えば、A=127m m 、B=138mm 、C=200mm 、D=15mm、E=30mmに設定される。
【0010】 その上腕部1の基部(肩部)には、図示省略の胴部に接続するための接続片7 が取り付けられ、先端部には嵌合用凸部8が形成されている。肘関節2には、上 腕下端9と下腕上端10が、球面継手11を介して、折り曲げ自在(または揺動自在 )に接続され、その上腕下端9と下腕上端10の端部には、それぞれ嵌合用凹部12 ,13が形成されている。
【0011】 また、下腕部3の先端部には、球面継手14を介して、手15が取り付けられ、そ の下腕部3の基部には嵌合用凸部16が形成されている。一方、輪切り状継足体4 ,5の一端側には、嵌合用凹部17,18が形成され、他端側には、嵌合用凸部19, 20が形成されている。その嵌合状態は、例えば、図2に示される。
【0012】 上述の各嵌合用凸部8,16,19,20は、それぞれ同一寸法に形成され、また、 各嵌合用凹部12,13,17,18も、それぞれ同一寸法に形成され、各嵌合用凸部8 …と嵌合用凹部12…と、がそれぞれ着脱自在に嵌合し合い、相互に互換性を有す るように形成されている。
【0013】 従って、このような長さの異なる2種類の輪切り状継足体4,5を継足部材と して選択的に組み合わせて用いることにより、図3(A)〜(E)に示すように 、継足部材の長さの段階的な微調整が可能となり、各年齢層に応じて、適宜、バ ランスよく上腕部1と下腕部3の長さを調整することができる。
【0014】 また、このような互換性を有する同一径の継足部材を用いることにより、上腕 部1と下腕部3の外表面が面一平滑状になるため、衣類の着せ替え時等に取り扱 いやすくなる利点もある。なお、上記の各共通部分及び継足部材の素材としては 、ABS発泡樹脂材(低発泡樹脂材)が好適である。
【0015】 このような継足部材を共通分に組み合わせることにより、各年齢相応の上肢部 分6を適宜容易に組み立てることができ、例えば、3才用を図4、5才用を図5 、7才用を図6、9才用を図7、11才用を図8に、それぞれ示す。その上肢部分 6の各長さは、L1 =465mm , L2 =480mm ,L3 =495mm ,L4 =525mm ,L 5 =585mm である。なお、図5〜図9に於て、輪切り状継足体4,5を点々にて 図示した。
【0016】 この継足部材としての輪切り状継足体4,5の数は、適宜に選択・用意されて よく、また、その長さも適宜に設定されてよい。例えば、輪切り状継足体4,5 を各2個以上用いてもよく、その大きさ(長さ)や個数、組み合わせ等の設定・ 選択の如何を問わない。
【0017】 上述の球面継手11,14は、例えば、球状体をスプリング力によって、凹状部に 付勢状態で嵌合させた形式のものを採用することができるが、本考案は、継手手 段をこれに限定するものではなく、その他のヒンジ継手等に代えてもよい。なお 、図9に肘関節2と手15を曲げた状態の上肢部分6を示す。
【0018】 以上のように、本実施の形態では、継足部材としての輪切り状継足体4,5を 、上腕部1または下腕部3に対して、常に、着脱自在に接続できるように構成し たので、各年齢層に応じた長さの上肢部分6を、必要に応じて、容易かつ迅速に 組み付けることができる。従って、ユーザーサイドでは、マネキンに要する経費 が少なくて済み、かつ、広い保管場所も要さず、きわめて経済的となる。
【0019】 また、このような着脱方式とは別に、予め、工場内で、接着剤によって、継足 部材を共通部分に接着一体化(固着)させて出荷することもできる。例えば、9 才用として、図7に示すように、その輪切り状継足体5,5を、それぞれ、上腕 部1及び下腕部3に一体化させた状態で製品(上肢部分6)として仕上げるので ある。
【0020】 このように、製品として一体化する場合に於ても、工場内での各部材の互換性 がきわめて高いため、幅広い受注に、コスト安で、歩留りよく対応することがで き、採算性が向上する。
【0021】 また、その一体化の方法、手段については、接着剤による接着の他、機械的な 接合も可能であり、例えば、両方の嵌合部分に螺子溝を形成して、螺合方式で接 合させてもよく、圧入によって両嵌合部分を接合してもよい。あるいは、楔付き の掛止構造を用いた嵌め殺し式の嵌合構造等を用いてもよい。
【0022】
【考案の効果】
(請求項1によれば)長さの異なる2種以上の輪切り状継足体4,5を、選択 的に継ぎ足して、該上腕部1と下腕部3の長さを、それぞれ調整可能に構成する ので、互換性がきわめて高く、各年齢層に応じた長さの上肢部分6を、必要に応 じて、少ない部材で、容易かつ迅速に組み付けることができ、コスト安にマネキ ンを提供することができる。
【0023】 また、少ない部材(輪切り状継足体4,5)で、多くの組み合わせが可能とな り、上腕部1と下腕部3の長さを、段階的に微調整することができ、その上腕部 1と下腕部3の長さの比率を、バランスよく調整することもできる。
【0024】 (請求項2によれば)輪切り状継足体4,5を、上腕部1または下腕部3に固 着させ、製品として予め一体化して出荷する場合にも、工場内での各部材の互換 性が高い利点を生かすことができ、歩留りよく幅広い受注にコスト安で対応する ことができ、採算性が向上する。
【0025】 (請求項3によれば)輪切り状継足体4,5を、上腕部1または下腕部3に、 常に、着脱自在にすることにより、ユーザーサイドで、各年齢層に応じた長さの 上肢部分6を、必要に応じて、容易かつ迅速に組み付けることができ、マネキン に要する経費が少なくて済み、かつ、広い保管場所も要さず、きわめて経済的と なる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案のマネキンの実施の一例を示す組付対応
図である。
【図2】輪切り状継足体同士の嵌合状態の断面図であ
る。
【図3】輪切り状継足体の組み合わせについての説明図
である。
【図4】上肢部分の側面図である。
【図5】他の上肢部分の側面図である。
【図6】異なる上肢部分の側面図である。
【図7】別の上肢部分の側面図である。
【図8】さらに別の上肢部分の側面図である。
【図9】肘を曲げた状態の上肢部分の側面図である。
【符号の説明】
1 上腕部 3 下腕部 4 輪切り状継足体 5 輪切り状継足体 11 球面継手

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 球面継手11を介して、互いに折曲可能に
    接続される上腕部1と、下腕部3と、を有する上肢部分
    6を備えたマネキンに於て、該上腕部1と下腕部3が低
    発泡樹脂材から成り、かつ、該上腕部1と下腕部3の夫
    々に、長さの異なる低発泡樹脂材から成る2種以上の輪
    切り状継足体4,5を、選択的に継ぎ足して、該上腕部
    1と下腕部3の長さを、夫々調整可能に構成したことを
    特徴とするマネキン。
  2. 【請求項2】 輪切り状継足体4,5が、接着または機
    械的に、上記上腕部1または下腕部3に固着されている
    請求項1記載のマネキン。
  3. 【請求項3】 輪切り状継足体4,5が、上記上腕部1
    または下腕部3に、着脱自在に継ぎ足される請求項1記
    載のマネキン。
JP2000001795U 2000-03-27 2000-03-27 マネキン Expired - Lifetime JP3072030U (ja)

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