JPH0638548A - ブリッジインバータ装置 - Google Patents

ブリッジインバータ装置

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JPH0638548A
JPH0638548A JP4212034A JP21203492A JPH0638548A JP H0638548 A JPH0638548 A JP H0638548A JP 4212034 A JP4212034 A JP 4212034A JP 21203492 A JP21203492 A JP 21203492A JP H0638548 A JPH0638548 A JP H0638548A
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snubber circuit
main circuit
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snubber
switching
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Tetsuya Matsumoto
哲也 松本
Kiyomi Watanabe
清美 渡辺
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 組み立てが容易で作業性の改善及びコストの
低減を図ることができると共に,スナバ回路の効果が大
きいブリッジインバータ装置を得る。 【構成】 複数のスイッチング用モジュールからなるブ
リッジインバータ装置において,上記スイッチング用モ
ジュール間を接続する主回路接続用導体と,スナバ回路
を搭載してなるスナバ回路基板とを備えると共に,該ス
ナバ回路基板が上記主回路接続用導体上に固定されてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【産業上の利用分野】本発明は,複数のスイッチング用
モジュールからなるブリッジインバータ装置に関する。
【従来の技術】図8及び図9は,従来のブリッジインバ
ータ装置を説明するための図である。図8では,スナバ
回路を搭載してなるスナバ回路基板1を,スイッチング
素子,例えばFETからなるスイッチング用モジュール
2から離れた所に配置して,スナバ回路基板接続用導線
3でスナバ回路基板1とスイッチング用モジュール2と
を配線することにより,スナバ回路基板1とスイッチン
グ用モジュール2とを接続して,ブリッジインバータ装
置を構成している。図9では,スイッチング用モジュー
ル2にネジ座4を取り付けて,ネジ座4の上にスナバ回
路基板1を乗せ,ネジ座の上面に加工されているネジ穴
に,スナバ回路基板1の端子5を締め付けている。スナ
バ回路基板1とスイッチング用モジュール2との配線
は,ネジ座4の中を挿通するスナバ回路基板接続用導線
3により行われている。
【発明が解決しようとする課題】しかし,このような従
来のスナバ回路の接続にあっては,スナバ回路とスイッ
チング素子間の配線が長かったり,端子等の材料が多く
なるため,作業性が悪く,コストが高くなり,スナバ回
路の効果が悪くなるという問題があった。
【課題を解決するための手段】本発明は,以上の欠点を
除去するために,複数のスイッチング用モジュールから
なるブリッジインバータ装置において,上記スイッチン
グ用モジュール間を接続する主回路接続用導体と,スナ
バ回路を搭載してなるスナバ回路基板とを備えると共
に,該スナバ回路基板が上記主回路接続用導体上に固定
されていることを特徴とするブリッジインバータ装置を
提供するものである。
【実施例】図1乃至図3は,本発明の一実施例を説明す
るための図であり,スイッチング用モジュール2,2’
がそれぞれスイッチング素子,例えばFETを2個直列
接続したものからなる場合の実施例を示すものである。
図1及び図2において,スイッチング用モジュール2,
2’が2個互いにほぼ平行に配置され,これらのスイッ
チング用モジュールの上に該スイッチング用モジュール
とほぼ直角になる形で,主回路接続用導体6A〜6Dが
互いにほぼ平行に配置されている。また,主回路接続用
導体6Aが,ビス7Aによりスイッチング用モジュール
2の一端であるFETのドレインに接続されると共に,
ビス7’Aによりスイッチング用モジュール2’の一端
であるFETのドレインに接続されている。主回路接続
用導体6Bが,ビス7Bによりスイッチング用モジュー
ル2を構成するFETの接続点に接続されると共に,主
回路接続用導体6Cが,ビス7Cによりスイッチング用
モジュール2’を構成するFETの接続点に接続されて
いる。主回路接続用導体6Dが,ビス7Dによりスイッ
チング用モジュール2の他端であるFETのソースに接
続されると共に,ビス7’Dによりスイッチング用モジ
ュール2’の他端であるFETのソースに接続されてい
る。このようにして,例えば厚さ2mm,幅15mmの
主回路接続用導体6A〜6Dが,単相全波整流回路を構
成するようにスイッチング用モジュール2,2’を跨が
るような形で,ビス7A,7’A,7B,7C,7D,
7’Dによりスイッチング用モジュール2,2’に固定
され,接続されている。次に,スナバ回路について図3
により説明する。基板上にスナバ回路の印刷パターン8
(斜線で示す部分)を形成し,それぞれのFET用のス
ナバ回路を構成する抵抗9,コンデンサ10を配置して
スナバ回路基板1を構成する。スナバ回路基板1の部品
実装面と反対の面に断面コの字形をした端子11A〜1
1Dを実装して,所定の印刷パターン8に接続する。こ
のように構成した回路基板を,図1に示すように,端子
11A〜11Dの実装されている面を主回路接続用導体
6A〜6Dの上に置き,スナバ回路基板1に形成されて
いるドライバーが入る穴1aからビス12A〜12Dを
差し込んで,端子11A〜11Dを介して主回路接続用
導体6A〜6Dに形成されているタップと螺合させるこ
とにより,スナバ回路基板1と主回路接続用導体6A〜
6Dとは,容易に電気的に接続される。つまり,ビス1
2Aによりスナバ回路基板1の端子11Aが主回路接続
用導体6Aに,ビス12Bによりスナバ回路基板1の端
子11Bが主回路接続用導体6Bに,ビス12Cにより
スナバ回路基板1の端子11Cが主回路接続用導体6C
に,ビス12Dによりスナバ回路基板1の端子11Dが
主回路接続用導体6Dにそれぞれ接続される。このよう
にして,図2に示すような回路構成のスナバ回路を備え
たブリッジインバータ装置が容易に実現できる。図4及
び図5は,本発明の他の一実施例を説明するための図で
ある。この図4に示す実施例は,前述した実施例のスイ
ッチング用モジュール2,2’をそれぞれ2個並列に接
続されるように配置したものであり,回路図は図5に示
すようになる。このように,スイッチング用モジュール
2,2’をそれぞれ2個並列に接続されるように配置し
ても,従来のように別途スナバ回路基板接続用の専用導
線を設ける必要がないので,スナバ回路の効果は充分得
られる。尚,必要に応じて,スイッチング用モジュール
2,2’をそれぞれ3個以上並列に接続されるように配
置しても,スナバ回路の効果を損なうことなく,同様に
実施することができる。図6及び図7は,本発明の他の
一実施例を説明するための図であり,スイッチング用モ
ジュール2A,2B,2’A,2’Bがそれぞれ単体の
スイッチング素子,例えばFETからなる場合の実施例
を示すものである。これらの図において,スイッチング
用モジュール2A,2B,2’A,2’Bが4個ジグサ
グに互いにほぼ平行に配置され,これらのスイッチング
用モジュールの上に該スイッチング用モジュールとほぼ
直角になる形で,主回路接続用導体6A〜6Dが互いに
ほぼ平行に配置されている。また,主回路接続用導体6
Aが,ビス7Aによりスイッチング用モジュール2Aの
ドレインに接続されると共に,ビス7’Aによりスイッ
チング用モジュール2’Aのドレインに接続されてい
る。主回路接続用導体6Bが,ビス7Bによりスイッチ
ング用モジュール2Aのソースに接続されると共に,ビ
ス7’Bによりスイッチング用モジュール2Bのドレイ
ンに接続されている。主回路接続用導体6Cが,ビス7
Cによりスイッチング用モジュール2’Aのソースに接
続されると共に,ビス7’Cによりスイッチング用モジ
ュール2’Bのドレインに接続されている。主回路接続
用導体6Dが,ビス7Dによりスイッチング用モジュー
ル2Bのソースに接続されると共に,ビス7’Dにより
スイッチング用モジュール2’Bのソースに接続されて
いる。このようにして,主回路接続用導体6A〜6D
が,スイッチング用モジュール2A,2B,2’A,
2’Bを跨がるような形で,ビス7A,7’A,7B,
7’B,7C,7’C,7D,7’Dによりスイッチン
グ用モジュール2A,2B,2’A,2’Bに固定さ
れ,接続されている。従って,上記実施例と同様に構成
したスナバ回路基板1の部品実装面と反対の面に断面コ
の字形をした端子11A〜11Dを実装して,端子11
A〜11Dの実装されている面を主回路接続用導体6A
〜6Dの上に置き,スナバ回路基板1に形成されている
ドライバーが入る穴1aからビス12A〜12Dを差し
込んで,端子11A〜11Dを介して主回路接続用導体
6A〜6Dに形成されているタップと螺合させることに
より,スナバ回路基板1と主回路接続用導体6A〜6D
とは,容易に電気的に接続される。つまり,ビス12A
によりスナバ回路基板1の端子11Aが主回路接続用導
体6Aに,ビス12Bによりスナバ回路基板1の端子1
1Bが主回路接続用導体6Bに,ビス12Cによりスナ
バ回路基板1の端子11Cが主回路接続用導体6Cに,
ビス12Dによりスナバ回路基板1の端子11Dが主回
路接続用導体6Dにそれぞれ接続される。このようにし
て,図7に示すような回路構成のスナバ回路を備えたブ
リッジインバータ装置が容易に実現できる。
【発明の効果】本発明によれば,別途スナバ回路基板接
続用の専用導線を設けずに,ブリッジインバータを構成
するモジュールを接続する主回路接続用導体を利用し
て,スイッチング用モジュールとスナバ回路基板をビス
で簡単に電気的接続可能としたため,組み立てが容易で
作業性の改善及びコストの低減を図ることができると共
に,スナバ回路基板接続用の専用導線がなくなるのでス
ナバ回路の効果が大きく,スイッチング用モジュールを
並列接続した場合でもスナバ効果が充分に得られるブリ
ッジインバータ装置を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図2】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図3】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図4】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図5】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図6】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図7】本発明の一実施例を説明するための図である。
【図8】従来例を説明するための図である。
【図9】従来例を説明するための図である。
【符号の説明】
1…スナバ回路基板 1a…穴 2,2’…スイッチング用モジュール 3…スナバ回路
基板接続用導線 4…ネジ座 5…端子 6…主回路接続用導体 7,7’…ビス 8…印刷パターン 9…抵抗 10…コンデンサ 11…端子 12…ビス

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数のスイッチング用モジュールからな
    るブリッジインバータ装置において, 上記スイッチング用モジュール間を接続する主回路接続
    用導体と,スナバ回路を搭載してなるスナバ回路基板と
    を備えると共に,該スナバ回路基板が上記主回路接続用
    導体上に固定されていることを特徴とするブリッジイン
    バータ装置。
  2. 【請求項2】 上記スイッチング用モジュール及びスナ
    バ回路基板は,それぞれが上記主回路接続用導体の反対
    の面に配置されていることを特徴とする請求項1記載の
    ブリッジインバータ装置。
  3. 【請求項3】 上記スナバ回路基板は,部品実装面と反
    対の面に断面コの字形をした端子が実装されていること
    を特徴とする請求項1記載のブリッジインバータ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN110098726A (zh) * 2018-01-29 2019-08-06 株洲中车时代电气股份有限公司 一种开关器件缓冲电路板
KR20210138600A (ko) 2019-03-18 2021-11-19 가부시끼가이샤 도꾸야마 플라이 애시의 개질 방법

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