JP2003068963A - 電子部品搭載構造 - Google Patents
電子部品搭載構造Info
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- H01L2924/0001—Technical content checked by a classifier
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Abstract
る電子部品搭載構造を提供する。 【解決手段】 インテリジェントパワースイッチ2のリ
ードフレーム4a,4b,,4cを接続用チップ5を介
してブスバー1a,1b,1cに溶接したことによって
インテリジェントパワースイッチ2をブスバー1a,1
b,1c上に搭載した。このため、高価な基板が不要と
なり、低コストで、且つ、スペース効率の向上となる電
子部品搭載構造を実現できる。
Description
回路上に搭載する電子部品搭載構造に関する。
は、図3に示すものがある。図3に示すように、基板5
0上には印刷等によって所定の配線部51が設けられて
おり、この基板50上の所定の部品搭載位置に電子部品
であるインテリジェントパワースイッチ52が載置され
ている。インテリジェントパワースイッチ52は、例え
ば3本のリードフレーム52aを有し、この各リードフ
レーム52aが各配線部51に半田付けされることによ
ってインテリジェントパワースイッチ52が基板50に
搭載されている。
スイッチ52を半田付けによって実装するため、基板5
0自体を溶融半田の温度に耐えられる絶縁体(例えばガ
ラス入りエポキシ樹脂)にて形成する必要がある。
度に耐えられる絶縁体を使用した基板50は高価であ
り、電子部品搭載構造がコスト高になるという問題があ
った。
他の回路体とを電気的に接続するためには、図3に示す
ように、基板50に例えばコネクタ53を設け、このコ
ネクタ53を介して電気的な接続をする必要がある。こ
のようにコネクタ53等を別途設けることから、従来の
電子部品搭載構造を内蔵する電子ユニットではビルトイ
ン構造におけるスペース効率が低下せざるを得ないとい
う問題があった。
べくなされたものであり、低コストで、且つ、スペース
効率の向上となる電子部品搭載構造を提供することを目
的とする。
部品のリードフレームに接続用チップを設け、この接続
用チップを介して前記電子部品をブスバーに溶接したこ
とを特徴とする。
して剛性の高いブスバーを用い、このブスバーに電子部
品を直接に溶接で固定することから従来のような高価な
基板を必要とせず、しかも、ブスバーの端部を端子とす
ることが容易にでき、コネクタ等を別途付加する必要が
ない。
品搭載構造であって、前記電子部品の下面には絶縁体を
設け、この絶縁体を介して前記電子部品が前記ブスバー
上に載置されたことを特徴とする。
明の作用に加え、電子部品とブスバーとの間の絶縁を確
保できると共に、電子部品がブスバー上に安定な姿勢で
搭載される。
記載の電子部品搭載構造であって、前記電子部品は、イ
ンテリジェントパワースイッチであることを特徴とす
る。
ントパワースイッチについて、請求項1又は請求項2の
発明と同様な作用が得られる。
載の電子部品搭載構造であって、複数の前記リードフレ
ームは間隔を隔てて平行に配置され、同様に平行に配置
された複数の前記ブスバーの配置箇所に前記電子部品を
搭載したことを特徴とする。
求項3の発明の作用に加え、ブスバー配索体の配線パタ
ーンの一部に複数のブスバーを平行に配置する個所を設
ければ、ブスバー上の任意位置に電子部品を直接に搭載
できる。
載の電子部品搭載構造であって、前記絶縁体は、前記電
子部品の部品本体及び複数の前記リードフレームの各下
面の範囲内に設けたことを特徴とする。
求項4の発明の作用に加え、電子部品をほぼ必要最小面
積の外形サイズにでき、コンパクト化が図れる。
に基づいて説明する。
を電気接続箱内の回路に適用した一実施形態を示す。
電子部品搭載構造の断面図である。電気接続箱は車両な
どに搭載され、この電気接続箱には電源回路の分岐・遮
断等を行う回路が内蔵されている。このような回路の配
線として、図1に示すように、剛性の高いブスバー配索
体1が使用されている。このブスバー配索体1の一部に
は、3本のブスバー1a,1b,1cが間隔を置いて平
行に配置された箇所が形成されている。3本のブスバー
1a,1b,1cは、例えば電源入力ライン、アースラ
イン、電源出力ラインを構成している。。
スイッチ2は、半導体で作製されたMOSトランジスタ
であり、電源供給回路をオン・オフさせる素子であり、
部品本体3とこの部品本体3の下面より水平方向に突設
された3本のリードフレーム4a,4b,4cとを有し
ている。この3本のリードフレーム4a,4b,4cは
ドレイン、アース、ソースの各端子であり、間隔を置い
て平行に配置されている。各リードフレーム4a,4
b,4cの先端側の下面には接続用チップ5がそれぞれ
固定されている。この接続用チップ5は、例えば導電性
金属の板にて構成されている。また、部品本体3の底
面、及び、各リードフレーム4a,4b,4cの底面で
あって、接続用チップ5が固定されていない部分には絶
縁体6が固定されている。この絶縁体6は、例えばポリ
プロピレン樹脂が使用され、その底面が接続用チップ5
の底面と同じ平面上になるように厚みが設定されてい
る。
ッチ2は、前記ブスバー配索体1の3本のブスバー1
a,1b,1cが平行配置された個所の上面に載置さ
れ、3本のリードフレーム4a,4b,4cの各接続用
チップ5が各ブスバー1a,1b,1cに抵抗溶接によ
って溶接されている。つまり、インテリジェントパワー
スイッチ2は接続用チップ5を介してブスバー1a,1
b,1cに溶接され、ブスバー1a,1b,1c上に積
層された状態で搭載されている。
チップ5を介してインテリジェントパワースイッチ2を
ブスバー1a,1b,1cに溶接している。このよう
に、回路の配線として剛性の高いブスバー1a,1b,
1cを用い、このブスバー1a,1b,1cにインテリ
ジェントパワースイッチ2を直接に溶接で固定すること
から従来のような高価な基板を必要としない。しかも、
ブスバー1a,1b,1cの端部を端子として用いるこ
ともできるため、コネクタ等を別途付加する必要がな
い。このため、電子部品搭載構造の低コスト化と、スペ
ース効率の向上を図ることができる。つまり、本実施形
態では、他の回路体に対し電気的に接続するためには、
従来のようにコネクタ等を別途設ける必要がないため、
電子部品搭載構造を内蔵する電子ユニットではビルトイ
ン構造におけるスペース効率が向上する。
りも十分に面積の小さい接続用チップ5を介して溶接を
行うので、溶接時の溶接エネルギーが小さい面積に集中
し、小エネルギーで確実に溶接を行うことができる。な
お、接続用チップ5は、ブスバー1a,1b,1cに対
して溶接し易い材料を選択することが好ましい。
2がブスバー1a,1b,1cに溶接で接続されるた
め、接着力が強固であり、振動等にも強い構造となる。
パワースイッチ2の下面には絶縁体6を設け、この絶縁
体6を介してインテリジェントパワースイッチ2がブス
バー1a,1b,1c上に載置されたので、インテリジ
ェントパワースイッチ2とブスバー1a,1b,1cと
の間の絶縁を確保できると共に、インテリジェントパワ
ースイッチ2がブスバー1a,1b,1c上に安定な姿
勢で搭載される。
ンテリジェントパワースイッチ2であるが、それ以外の
電子部品であっても良いことはもちろんである。
パワースイッチ2の複数のリードフレーム4a,4b,
4cは間隔を隔てて平行に配置され、同様に平行に配置
されたブスバー1a,1b,1cの配置箇所にインテリ
ジェントパワースイッチ2が搭載されている。従って、
ブスバー配索体1の配線パターンの一部に複数のブスバ
ー1a,1b,1cを平行に配置する個所を設ければ、
ブスバー1a,1b,1c上の任意位置にインテリジェ
ントパワースイッチ2を直接搭載できるため、インテリ
ジェントパワースイッチ2の搭載位置の自由度が向上す
る。
ンテリジェントパワースイッチ2の部品本体3及び複数
のリードフレーム4a,4b,4cの各下面の範囲内に
設けたので、インテリジェントパワースイッチ2をほぼ
必要最小面積の外形サイズにでき、コンパクト化が図れ
る。
本体3の底面、及び、各リードフレーム4a,4b,4
cの底面であって、接続用チップ5が固定されていない
部分の全域に設けられているが、インテリジェントパワ
ースイッチ2とブスバー1a,1b,1cとの間の絶縁
を確保できると共にインテリジェントパワースイッチ2
がブスバー1a,1b,1c上に安定な姿勢で搭載でき
るように必要最小限の範囲に設けてもよい。
ブスバー1a,1b,1cとを抵抗溶接を用いて溶接し
たが、抵抗溶接以外の溶接法を用いてもよい。
部品搭載構造を電気接続箱内の回路に適用した場合を示
したが、リレーボックス内の回路や各システムの入出力
回路等に適宜適用できることはもちろんである。
よれば、電子部品のリードフレームに接続用チップを設
け、この接続用チップを介してブスバーに溶接したの
で、配線として剛性の高いブスバーを用い、このブスバ
ーに電子部品を直接に溶接で固定することから従来のよ
うな高価な基板を必要とせず、しかも、ブスバーの端部
を端子とすることが容易にでき、コネクタ等を別途付加
する必要がないため、低コストで、且つ、スペース効率
の向上となる。
電子部品搭載構造であって、電子部品の下面に絶縁体を
設けたので、請求項1の発明の効果に加え、電子部品と
ブスバーとの間の絶縁を確保できると共に、電子部品が
ブスバー上に安定な姿勢で搭載される。
求項2記載の電子部品搭載構造であって、電子部品はイ
ンテリジェントパワースイッチであるので、インテリジ
ェントパワースイッチについて、請求項1又は請求項2
の発明と同様な効果が得られる。
項3記載の電子部品搭載構造であって、複数のリードフ
レームは間隔を開けて平行に配置され、同様に平行に配
置されたブスバーの配置箇所に電子部品を搭載したの
で、請求項1〜請求項3の発明の効果に加え、ブスバー
配索体の配線パターンの一部に複数のブスバーを平行に
配置する個所を設ければ、ブスバー上の任意位置に電子
部品を直接に搭載できるため、電子部品の搭載位置の自
由度が向上する。
項4記載の電子部品搭載構造であって、絶縁体は、電子
部品の部品本体及び複数の前記リードフレームの各下面
の範囲内に設けたので、請求項1〜請求項4の発明の効
果に加え、電子部品をほぼ必要最小面積の外形サイズに
でき、コンパクト化が図れる。
の斜視図である。
の断面図である。
Claims (5)
- 【請求項1】 電子部品のリードフレームに接続用チッ
プを設け、この接続用チップを介して前記電子部品をブ
スバーに溶接したことを特徴とする電子部品搭載構造。 - 【請求項2】 請求項1記載の電子部品搭載構造であっ
て、 前記電子部品の下面には絶縁体を設け、この絶縁体を介
して前記電子部品が前記ブスバー上に載置されているこ
とを特徴とする電子部品搭載構造。 - 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載の電子部品搭
載構造であって、 前記電子部品は、インテリジェントパワースイッチであ
ることを特徴とする電子部品搭載構造。 - 【請求項4】 請求項1〜請求項3記載の電子部品搭載
構造であって、 複数の前記リードフレームは間隔を隔てて平行に配置さ
れ、これらリードフレームに対応して配置された複数の
前記ブスバーの配置箇所に前記電子部品を搭載したこと
を特徴とする電子部品搭載構造。 - 【請求項5】 請求項1〜請求項4記載の電子部品搭載
構造であって、 前記絶縁体は、前記電子部品の部品本体及び複数の前記
リードフレームの各下面の範囲内に設けられていること
を特徴とする電子部品搭載構造。
Priority Applications (1)
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JP2001253120A JP3998444B2 (ja) | 2001-08-23 | 2001-08-23 | 電子部品搭載構造 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1835791A2 (en) * | 2006-02-28 | 2007-09-19 | Hitachi, Ltd. | Method of laser welding, manufactoring method of control unit, and car electronic control unit |
JP2009136114A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2017098427A (ja) * | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 京セラ株式会社 | 配線基板、電子装置および電子モジュール |
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2001
- 2001-08-23 JP JP2001253120A patent/JP3998444B2/ja not_active Expired - Fee Related
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EP1835791A2 (en) * | 2006-02-28 | 2007-09-19 | Hitachi, Ltd. | Method of laser welding, manufactoring method of control unit, and car electronic control unit |
EP1835791A3 (en) * | 2006-02-28 | 2008-05-07 | Hitachi, Ltd. | Method of laser welding, manufactoring method of control unit, and car electronic control unit |
JP2009136114A (ja) * | 2007-11-30 | 2009-06-18 | Yazaki Corp | 電気接続箱 |
JP2017098427A (ja) * | 2015-11-25 | 2017-06-01 | 京セラ株式会社 | 配線基板、電子装置および電子モジュール |
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