JPH0638511Y2 - コ−ドレス電話装置 - Google Patents

コ−ドレス電話装置

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JPH0638511Y2
JPH0638511Y2 JP1987055922U JP5592287U JPH0638511Y2 JP H0638511 Y2 JPH0638511 Y2 JP H0638511Y2 JP 1987055922 U JP1987055922 U JP 1987055922U JP 5592287 U JP5592287 U JP 5592287U JP H0638511 Y2 JPH0638511 Y2 JP H0638511Y2
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JP1987055922U
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JPS63163040U (ja
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隆元 田中
剛 高島
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株式会社田村電機製作所
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電話装置本体(親機)とハンドセット(子
機)間の信号授受を無線手段により行うコードレス電話
装置に関するものである。
〔従来の技術〕
コードレス電話装置は、子機が親機から離れた場所に置
かれたままでも待ち受け状態となり得るように構成され
ている。そのため、利用者が子機の傍に居りさえすれ
ば、着信を確認することができるように、リンガ音発生
手段が子機に設けられているのが原則である。
ところが、リンガ音発生手段を子機のみに設けたので
は、子機の電源を「オフ」にしておいた場合に着信を検
出することが不能となるため、子機だけでなく親機にも
リンガ音発生手段を設けて着信を確実に認識できるよう
な対策がよく施されている。しかし、この場合、子機の
電源を常時「オン」にして利用する者にとっては、親機
のリンガ音は不要であり却って煩わしいことさえあるた
め、親機側のリンガ音発生手段についてはオンオフ切替
スイッチが設けられており、着信時に親機のリンガ音発
生手段を鳴動させるか否かは利用者の選択に任されてい
るのが一般的である。
〔考案が解決しようとする問題点〕
ところが、親機のリンガ音発生手段の切替スイッチを常
時「オフ」にして利用する者が、何等かの理由により子
機電源を「オフ」してしまうと、同時に親機のリンガ音
発生手段を「オン」側に切り替えない限り、着信時のリ
ンガ音が親機からも子機からも発せられず、利用者は着
信を全く認識することができなくなってしまうという問
題があった。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案のコードレス電話装置は上記問題点に鑑みてなさ
れたものであり、交換機からの呼出信号を検出すると着
信検出信号を出力する着信検出回路と、着信検出信号に
基づいて着信信号を子機に対して出力する手段と、着信
信号に基づいて子機が親機に対して出力する着信応答信
号を着信検出信号に続いて入力した場合に通話チャネル
の空きの有無を検出する検出手段と、着信検出信号に続
いて着信応答信号が入力されない場合または検出手段に
より空き通話チャネルが検出されない場合は親機のリン
ガ音発生手段の鳴動を制御するリンガ音制御手段とが親
機に設けられている。
〔作用〕
着信時に子機が待ち受け状態にあれば、子機は親機から
の着信信号に基づいて直ちに着信応答信号を親機に対し
て出力する。したがって、リンガ音制御手段は着信検出
信号を入力した後続いて着信応答信号を入力することに
なり、この場合、通話チャネルが空いていれば親機のリ
ンガ音発生手段の駆動が抑えられ子機のリンガ発生手段
がリンガ音を発生すると共に、通話チャネルが空いてい
なければ親機のリンガ音発生手段がリンガ音を発生す
る。また、着信時に子機が電源「オフ」の状態にあれ
ば、子機から着信応答信号が出力されないので、リンガ
音制御手段は着信検出信号入力後に、本来ならば着信応
答信号があるべき時間を経過しても着信応答信号を入力
しないため、親機のリンガ音発生手段は本来の動作すな
わち呼出信号に基づく鳴動を行う。このとき、子機の電
源は「オフ」状態にあるので子機のリンガ音発生手段は
鳴動しない。
〔実施例〕
以下、実施例と共に本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図である。親
機1の通話回路2には整流用ダイオードブリッジ3およ
びダイヤルパルス送出用トランジスタ4を介して電話回
線(局線)Lが接続されている。通話回路2は、2線4
線の変換を行う回路であり、受話用の信号線5および送
話用の信号線6を介して無線送受信部7に接続されてい
る。無線送受信部7は、送信部、受信部、シンセサイザ
ー部および分波器から構成されており、子機30側の無線
送受信部31との間の無線通信を行う。電話回線Lには、
通話回路2と並列にダイオードブリッジ8を介して着信
検出回路9が接続されており、その出力信号線は親機1
全体の制御を行っているCPU10に接続されている。着信
検出回路9は、交換機からの呼出信号を検出すると着信
検出信号を出力するものである。
リンガ音発生手段20は、CPU10の制御によってリンガ音
を発生するものであり、リンガ音を発生する条件につい
ては動作説明とともに後述する。
親機1は、ACアダプタ11を介して交流電源に接続されて
いる電源回路12を具備しており、無線送受信部7を初め
とする親機1内の各種回路はこの電源回路12からの電力
供給を受けて駆動する。また、この電源回路12は、子機
30に内蔵されている電池32に対しても充電電流を供給す
るものであり、電流検出回路16およびダイオード17を介
して充電電流出力端子18に接続されている。なお、電源
回路12には、停電時のバックアップ用バッテリ13、電源
ランプ14、停電検出のための電圧検出回路15が接続され
ており、停電等の電源異常に対する対策が施されてい
る。
電源回路12から子機30の電池32への充電電流供給は、子
機30が親機1の所定の場所に載置され親機1の充電電流
出力端子18と子機の充電電流入力端子33とが接続するこ
とにより行われ、子機30を親機1から分離することによ
りその充電電流の供給が停止される。したがって、電流
検出回路16の検出出力により充電電流出力端子18と充電
電流入力端子33の接触状態を検出することができる。こ
の電流検出回路16の出力信号線は、CPU10に接続されて
いる。
その他、子機30からのダイヤル情報(CPU10を介して与
えられる)に基づいてトランジスタ4を駆動制御しダイ
ヤルパルス(DP)の発信を行うダイヤルIC19、子機30と
無線交信を行うためのアンテナ21等が設けられている。
一方、子機30にも無線送受信部31が設けられており、受
話用信号線34を介して圧電レシーバ35が、送話用信号線
36を介してコンデンサマイク37がそれぞれ接続されてい
る。この無線送受信部31と親機1の無線送受信部7との
交信によって、圧電レシーバ35およびコンデンサマイク
37が、あたかも通話回路2のR端子およびT端子にそれ
ぞれ直接接続されているよう動作することになる。
リンガ音発生手段45は、親機からのリンガ音鳴動信号に
基づいてリンガ音を発生する手段である。
電池32と充電電流入力端子33との間には、抵抗38,39か
らなる電圧検出回路が設けられており、その検出出力は
子機30の全体制御を司るCPU40に与えられるようになっ
ている。この電圧検出回路は、親機1の電流検出回路16
と同様に、充電電流出力端子18と充電電流入力端子33と
が接触しているか否かを検出する手段として機能するも
のであり、検出電圧が零でなければ接触していることが
判る。電圧検出回路41は電池32の電池切れを検出する手
段であり、その出力信号線もCPU40に接続されている。
なお、ダイオード42は逆流防止用であり、ダイオード43
は電源ランプとして機能するものである。
また、電源部には図示省略した電源オンオフ切り替えス
イッチが設けられており、電源「オフ」により子機30の
全体の動作を停止させ、無用の電力消費を防止すること
ができるようになっている。
子機30は操作部44を備えており、テンキーを初めとし
て、短縮ダイヤルキー、通話キー、保留キー、終了キー
等のファンクションキーが設けられている。短縮ダイヤ
クキーは文字通り短縮ダイヤル設定時に操作するキー、
通話キーは着信時に待ち受け状態を通話状態に切り替え
るためのキー、保留キーは通話状態を保留するためのキ
ー、終了キーは通話状態から待ち受け状態に強制的に切
り替えるためのキーである。なお、操作部44の操作に基
づく信号はCPU40に入力され、その信号内容に応じた処
理がなされる。また、操作部44の操作に基づく信号は、
必要に応じてCPU40から無線送受信部31,7を介して親機
1側のCPU10にも送られ、親機1側で所定の処理が実行
される。
その他、子機には、アンテナ46等が設けられている。
つぎに、本実施例の動作、特に、リンガ音発生手段に関
する動作を第2図のフローチャートを用いて説明する。
このフローチャートは親機1側のCPU10の動作を示すも
のである。
CPU10は着信検出回路9からの着信検出信号の入力を常
時監視している(ステップ101)。着信検出信号の入力
を検出すると、引き続いて電源回路12の状態をチェック
する(ステップ102)。ここで、停電等により電源回路1
2が正常に動作していないことが確認されたならば、リ
ンガ音発生手段20を鳴動する(ステップ110)。なお、
このときのリンガ音発生手段20の駆動電力は、バックア
ップ用バッテリ13から得ることができ、少なくとも着信
のあったことだけは知ることができる。
判断102において、電源回路12が正常であった場合に
は、続いて子機30からの着信応答信号があった否かを判
断する(ステップ103)。親機1は、着信検出回路9に
よる着信の検出と同時に着信信号を子機30に既に送出し
ており、子機30側は、待ち受け状態に設定されていれば
着信応答信号を親機1に返すようになっている。したが
って、子機30が待ち受け状態である限り、親機1は着信
検出後直ちに着信応答信号を入力することになる。ま
た、親機1では、着信信号送出時からタイマを起動して
おり、所定時間経過しても着信応答信号を検出できなけ
れば(ステップ103,109)、子機30が待ち受け状態では
ないものとしてリンガ音発生手段20を鳴動する。ここで
のタイマに対しては、子機30が着信信号を受信してから
着信応答信号を送出するまでに重要な時間を設定すれば
よく、極短い時間で十分である。子機30の電源が「オ
フ」されている場合には、着信応答信号を検出すること
ができず、リンガ音発生手段20を鳴動することになる
(ステップ110)。
着信応答信号を検出した場合には、続いて空通話チャネ
ルをサーチして捕捉する。ここで、コードレス電話装置
における無線チャネルについて簡単に説明する。コード
レス電話装置では、複数の通話チャネルの他に一つの制
御チャネルを備えており、通話時の交信は捕捉した空い
ている通話チャネルを用いて行い、通話チャネル捕捉前
の交信は制御チャネルを用いて行うようになっている。
したがって、すでに述べた着信信号や着信応答信号は制
御チャネルで交信が行われている。
さて、空いている通話チャネルを捕捉しようとしたとき
に、全ての通話チャネルが使用中で、空いている通話チ
ャネルがない場合には(ステップ104)、リンガ音発生
手段20を鳴動することになる(ステップ110)。通話チ
ャネルに空きがなければ通話不能であるが、リンガ音発
生手段20の鳴動によって着信があったことは知ることが
できる。
判断104において、通話チャネルに空きがあれば制御チ
ャネルから通話チャネルへの切り替えを行うと共に、子
機30に対してリンガ鳴動信号を送出する(ステップ10
5)。子機30では、リンガ鳴動信号を受信することによ
って、リンガ音発生手段45を駆動し、リンガ音を発生す
る。そして、利用者がそのリンガ音に応答して通話キー
を押下すると、通話信号が親機1に向けて送出されるの
で、親機1では子機30からの通話信号の受信をまって局
線Lの接続を行い(ステップ106,107)、さらに所定の
通話処理を行う(ステップ108)。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案のコードレス電話装置によれ
ば、子機が待ち受け状態でかつ通話チャネルが空き状態
のときに着信があると子機のリンガ音発生手段のみが鳴
動し、通話チャネルに空きがないとき或いは子機が非待
ち受け状態のときに着信があると親機のリンガ音発生手
段のみが鳴動する。したがって、親機と子機のリンガ音
発生手段が同時に鳴動するといった無駄がなく、しか
も、子機の電源を「オフ」した場合であっても親機のリ
ンガ音発生手段が鳴動するので着信を確実に検出するこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロック図、第2図は
本実施例のリンガ音発生動作に関するフローチャートで
ある。 1……親機、2……通話回路、7,31……無線送受信部、
9……着信検出回路、10,40……CPU、20,45……リンガ
音発生手段。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】交換機の局線に接続された親機及び該親機
    と無線通話路で接続された子機とから構成され、リンガ
    音発生手段が親機および子機の双方に設けられているコ
    ードレス電話装置において、前記交換機からの呼出信号
    を検出すると着信検出信号を出力する着信検出回路と、
    着信検出信号に基づいて着信信号を子機に対して出力す
    る手段と、前記着信信号に基づいて子機が親機に対して
    出力する着信応答信号を前記着信検出信号に続いて入力
    した場合に通話チャネルの空きの有無を検出する検出手
    段と、前記着信検出信号に続いて前記着信応答信号が入
    力されない場合または前記検出手段により空き通話チャ
    ネルが検出されない場合は親機のリンガ音発生手段の鳴
    動を制御するリンガ音制御手段とが親機に設けられてい
    るコードレス電話装置。
JP1987055922U 1987-04-15 1987-04-15 コ−ドレス電話装置 Expired - Lifetime JPH0638511Y2 (ja)

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JPS63163040U JPS63163040U (ja) 1988-10-25
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JPH087717Y2 (ja) * 1989-06-29 1996-03-04 株式会社ケンウッド コードレス電話機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6124335A (ja) * 1984-07-13 1986-02-03 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 無線電話方式
JPS61123326A (ja) * 1984-11-20 1986-06-11 Matsushita Electric Ind Co Ltd コ−ドレス電話装置
JPS61222327A (ja) * 1985-03-27 1986-10-02 Toshiba Corp 着呼報知方式

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JPS63163040U (ja) 1988-10-25

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