JPH0537556Y2 - - Google Patents

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JPH0537556Y2
JPH0537556Y2 JP8290988U JP8290988U JPH0537556Y2 JP H0537556 Y2 JPH0537556 Y2 JP H0537556Y2 JP 8290988 U JP8290988 U JP 8290988U JP 8290988 U JP8290988 U JP 8290988U JP H0537556 Y2 JPH0537556 Y2 JP H0537556Y2
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power supply
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【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、電話装置本体(親機)とハンドセツ
ト(子機)間の信号授受を無線手段により行う無
線電話装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来この種の無線電話装置は、親機と子機とが
無線で接続されているため、親機のセツトアツプ
完了後に実際に子機を作動させ、子機がこの親機
の呼び出しに正常に応じるか否かを確認すること
により、子機の正常状態、例えば、子機の電源が
オンになつていること、子機のバツテリが十分に
充電されていること、子機の設置されている場所
が親機の無線によつてカバーされるエリア内に入
つていること、その他子機に故障のないこと等を
確認してから装置を稼動させるのが通常であつ
た。
〔考案が解決しようとする課題〕
このように従来の電話装置は、装置を稼動させ
るために、一々子機を作動させてこの子機の正常
状態を確認する作業を経てからでなければ装置を
稼動させることは出来ず、このため、装置の立ち
上げに時間を要すると共に装置の操作が大変に煩
わしいという課題を有していた。
〔課題を解決するための手段〕
本考案はこのような課題を解決させるためにな
されたものであり、通信回線が形成されたか否か
を判断する判断手段と、電源供給開始時にこの判
断手段により通信回線が形成されなかつたことを
判断するとアラームを発生するアラーム発生手段
とを親機に備えたものである。
〔作用〕
親機への電源供給開始時に親機と子機との間で
交信が行われ、通信回線の形成の有無が判断され
て子機の状態が確認される。
〔実施例〕
以下、実施例と共に本考案を詳細に説明する。
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図で
ある。親機1の通話回路2には整流用ダイオード
ブリツジ3およびダイヤルパルス送出用トランジ
スタ4を介して電話回線(局線)Lが接続されて
いる。通話回路2は、2線4線の変換を行う回路
であり、受話用の信号線5および送話用の信号線
6を介して無線送受信部7に接続されている。無
線送受信部7は、送信部、受信部、シンセサイザ
ー部および分波器から構成されており、子機30
側の無線送受信部31との間の無線通信を行う。
電話回線Lには、通話回路2と並列にダイオード
ブリツジ8を介して着信検出回路9が接続されて
おり、その出力信号線は親機1全体の制御を行つ
ているCPU10に接続されている。
親機1は、ACアダプタ11を介して商用交流
電源に接続されている電源回路12を具備してお
り、無線送受信部7を初めとする親機1内の各種
回路はこの電源回路12からの電力供給を受けて
駆動される。また、この電源回路12は、子機3
0に内蔵されている電池32に対しても充電電流
を供給するものであり、電流検出回路16および
ダイオード17を介して充電電流出力端子18に
接続されている。なお、電源回路12には、停電
時のバツクアツプ用バツテリ13、電源ランプ1
4、停電検出のための電圧検出回路15が接続さ
れており、停電等の電源異常に対する対策が施さ
れている。
電源回路12から子機30の電池32への充電
電流供給は、子機30が親機1の所定の場所に載
置され親機1の充電電流出力端子18と子機の充
電電流入力端子33とが接続することにより行わ
れ、子機30を親機1から分離することによりそ
の充電電流の供給が停止される。したがつて、電
流検出回路16の検出出力により子機30が親機
1から分離しているか否かを検出することができ
る。このように子機30と親機1の分離を検出す
る手段として機能する電流検出回路16の出力信
号線は、CPU10に接続されている。
また、CPU10内には、親機1と子機30と
の間に通信回線が形成されたか否かを判断する判
断手段が構成されており、電源回路12による電
源供給の開始時にこの判断手段により通信回線が
形成されなかつたことを判断すると、CPU10
は音声メツセージ送出部22を介してスピーカか
らメツセージを送出し、子機の状態を確認するよ
うに操作者に促す。
その他、子機30からのダイヤル情報(CPU
10を介して与えられる)に基づいてトランジス
タ4を駆動制御することによりダイヤルパルス
(DP)の発信を行うダイヤルIC19、リンガー音
発生等のための信号音発生部20、子機30と無
線交信を行うためのアンテナ21等が備えられて
いる。
一方、子機30にも無線送受信部31が設けら
れており、受話用信号線34を介して圧電レシー
バ35が、送話用信号線36を介してコンデンサ
マイク37がそれぞれ接続されている。この無線
送受信部31と親機1の無線送受信部7との交信
によつて、圧電レシーバ35およびコンデンサマ
イク37が、あたかも通話回路2のR端子および
T端子にそれぞれ直接接続されているよう動作す
る通信回線を形成することになる。
電池32と充電電流入力端子33との間には、
抵抗38,39からなる電圧検出回路が設けられ
ており、その検出出力は子機30の全体制御を司
るCPU40に与えられるようになつている。こ
の電圧検出回路は、親機1の電流検出回路16と
同様に、親機1と子機30とが分離しているか否
かを検出する手段として機能するものであり、検
出電圧が零であれば分離していることが判る。電
圧検出回路41は電池32の電池切れを検出する
手段であり、その出力信号線もCPU40に接続
されている。なお、ダイオード42は逆流防止用
であり、ダイオード43は電源ランプとして機能
するものである。
また、子機30は操作部44を備えており、テ
ンキーを初めとして短縮ダイヤルキー、終了キ
ー、保留キー等のフアンクシヨンキーが設けられ
ている。短縮ダイヤルキーは文字通り短縮ダイヤ
ル設定時に操作するキー、終了キーは通話状態か
ら通話を終了して持ち受け状態にするためのキ
ー、保留キーは通話状態を保留するためのキーで
ある。
その他、子機には、信号音発生部45、アンテ
ナ46等が設けられている。
つぎに、本実施例における親機1への電源投入
時の動作を第2図のフローチヤートを用いて説明
する。なお、このフローチヤートはCPU10の
動作を示すものである。
同図において、まず、ACアダプタ11に接続
されたプラグがコンセントに差し込まれ、電源回
路12に電源が供給される(ステツプ201)。電源
回路12に電源が供給されると、イニシヤル処理
が実行されて各部の初期設定が行われ(ステツプ
202)引き続いて、親機1側のCPU10は無線送
受信部7を制御して子機30側の無線送受信部3
1との交信を行う無線処理を実行する(ステツプ
203)。次に、CPU10内部に構成された判断手
段はこの無線処理によつて親機1と子機30との
間に通信回線が形成されたか否かを判断する。つ
まり、親機1からの子機30に対する呼び出しに
対し、子機30からの制御チヤネルによる応答信
号を受信したか否かを判断することにより、子機
30に故障があるかどうかを判断する(ステツプ
204)。この判断結果により子機30に故障がある
と判断されると、CPU10はメツセージ送出部
22を制御し、子機30が故障状態にあることを
知らずメツセージ、例えば、「子機を確認下さい」
等のメツセージをスピーカから送出し、操作者に
子機30の確認そ促す(ステツプ205)。そして、
これら処理を終了すると通常処理の実行に移る。
なお、子機30の故障としては、子機30の電源
スイツチがオフ状態であつたり、電池32の充電
が不足していたり、子機30の置かれている場所
が親機1の無線によつて交信出来るエリア外に有
つたり、その他子機30の回路に故障が有つたり
すること等が考えられる。
このように、本実施例によれば、従来のように
電話装置を稼動させる際に一々子機30を作動さ
せて子機30の状態を確認する作業を必要とせ
ず、親機1への電源供給と共に自動的に子機30
の状態チエツクが行われる。
なお、上記実施例では、アラーム発生手段はメ
ツセージを送出することにより構成されたが、メ
ツセージの替わりにトーン信号を送出してアラー
ムとするものであつても良い。さらに、ステツプ
204における判断結果が子機30に故障がないと
の結果であつた場合においても、これらアラーム
発生手段により故障時におけるアラームとは異な
るアラームを発生させることにより、子機30の
状態の把握を一層明確化することが出来る。
また、上記実施例では、子機30の故障状態の
有無を子機30からの応答信号の有無により判定
したが、通話チヤンネルが確立されたか否かによ
り子機の故障を判断するようにしも良い。
また、上記実施例は、子機30の故障の有無の
判断を電源回路12への電源供給の時点において
行つたが、親機1にバツテリ13が積まれていな
い場合における停電後の電源供給の復旧時点にお
いて、子機30に故障が有るか無いかを判断する
ようにしても良い。
〔考案の効果〕
以上説明したように本考案は、通信回線が形成
されたか否かを判断する判断手段と、電源供給開
始時にこの判断手段により通信回線が形成されな
かつたことを判断するとアラームを発生するアラ
ーム発生手段とを親機に備えたことにより、親機
への電源供給開始時に親機と子機との間で交信が
行われ、通信回線の形成の有無が判断されて子機
の状態が確認されるようになる。
このため、従来の、一々子機を作動させて子機
の状態を確認する作業は不要となり、無線電話装
置の立ち上げ時間は短縮され、また、操作上の煩
わしさは無くなるという効果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示すブロツク図、
第2図は本実施例の電源供給時のフローチヤート
である。 1……親機、2……通話回路、7,31……無
線送受信部、9……着信検出回路、10,40…
…CPU、12……電源回路、22……メツセー
ジ送出部、30……子機。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 局線に接続され少なくとも商用交流電源を電源
    とする親機と、この親機と無線で接続される子機
    とから構成され、前記親機は前記商用交流電源の
    電源供給開始に基づき前記子機との間で通信回線
    を形成するようにした無線電話装置において、 前記通信回線が形成されたか否かを判断する判
    断手段と、前記電源供給開始時に前記判断手段に
    より通信回線が形成されなかつたことを判断する
    とアラームを発生するアラーム発生手段とを前記
    親機に備えたことを特徴とする無線電話装置。
JP8290988U 1988-06-24 1988-06-24 Expired - Lifetime JPH0537556Y2 (ja)

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