JP2505079Y2 - コ―ドレス電話およびコ―ドレス電話の移動機 - Google Patents

コ―ドレス電話およびコ―ドレス電話の移動機

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JP2505079Y2 JP1991035013U JP3501391U JP2505079Y2 JP 2505079 Y2 JP2505079 Y2 JP 2505079Y2 JP 1991035013 U JP1991035013 U JP 1991035013U JP 3501391 U JP3501391 U JP 3501391U JP 2505079 Y2 JP2505079 Y2 JP 2505079Y2
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Inventor
幸久 藤田
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株式会社船井電機研究所
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この考案は送受話器およびテンキ
ー等の入力手段を有する移動機と、この移動機との間の
情報の送受信を無線通信によって行う固定機とを備えて
なるコードレス電話および該コードレス電話の移動機に
関する。
【0002】
【従来の技術】上記コードレス電話においては、移動機
が固定機から離れすぎて電波が弱くなったり、比較的近
い場合でも近くでモータが回転していたりして電波の状
態が悪い時(近い周波数の高調波が存在する場合等が多
く考えられる)には雑音が入いったり音声が小さくなっ
て通話がしずらくなる。そこで、互いに相手側からの電
波の電界強度を識別する回路を固定機および/または移
動機に備え、電界強度が設定レベル以下になった時には
アラーム音を移動機側に発生させたり、あるいは電波の
発射を減衰または停止させ通話者に通話圏外であること
を知らせるもの等が開発されている(例えば特開平2ー
184149号)。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】ところが上記従来技術
では電波の電界強度を識別するだけであるので、電波の
状態が悪い場合であっても電波強度が充分にあれば、識
別回路は作動せず、使用者に当該使用位置が不適当な位
置であることを知らしめることはできない。この考案は
上記不都合を解消して、電波強度が弱い時のみならず電
波状態が悪い場合にも、それを適確に判別して使用者に
知らせることができるコードレス電話およびコードレス
電話の移動機を提供しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この考案に係るコードレ
ス電話および移動機は、移動機にテンキー等の入力手段
による入力データを固定機へ送出した後第1の所定時間
内に固定機から確認データが返ってきたかどうかを判定
する第1の判定手段と、この第1の判定手段による判定
が確認データ未受信の場合に、移動機の送受話器にアラ
ーム信号を発生するアラーム手段と、このアラーム手段
によるアラーム信号の発生後タイマーを起動すると共
に、前記入力データを固定機へ再送出し、上記タイマー
による計時の第2の所定時間以内に固定機から確認デー
タが返ってきたかどうかを判定する第2の判定手段と、
この第2の判定手段による判定が確認データ未受信の場
合に無線回線を解放する手段とを備えたコードレス電話
および移動機である。
【0005】
【作用】すなわち、コードレス電話では移動機からのキ
ーデータ送出に対して固定機から確認データが送り返さ
れるシステムとなっているが、この確認データを利用し
て、それが移動機に返ってこない場合に、当該利用位置
が電波状態の良くない位置と判断してアラームを発生さ
せるものである。
【0006】
【実施例】図1に移動機(1)の構造をブロック的に示
す。この実施例の移動機(1)は無線回路部(2)と、
通話回路部(3)と、送受話器部(4)と、通話回路部
(3)に直結した入力手段としてのテンキー部(5)
と、アラーム音発生部(6)と、上記各部を統轄して制
御するCPUを含む制御部(7)とからなる。(8)は
固定機、(9)(10)はそれぞれアンテナを示す。そ
して、制御部(7)のCPU内には、この考案に従って
移動機(1)から発するキーデータに応答して固定機
(8)から返ってくる確認データの有無を検出する手段
が具えられている。次に当該手段の機能を図2のフロー
チャートに従って説明する。
【0007】すなわち、使用者が移動機(1)を手にと
ってオフフック状態にした後、所望の番号をテンキー
(5)からキーインすると(ステップS−1)、制御部
(7)はまずキーデータ送出の際のノイズが送受話器
(4)へ漏れないようにオーディオ系をミュート(ステ
ップS−2)した後、無線回路部(2)を介してキーイ
ンされたキーデータを固定機(2)側へ送る(ステップ
S−3)。この際のデータは桁データ4ビットと番号を
示す4ビットとからなる合計8ビットのデジタルデータ
である。つまり、例えば使用者が最初にキーインした数
字が「1」であるならば、キーデータとしてはこの最初
の「1」に対して「00010001」等の8ビットが
送出される。
【0008】そして、最初のデータ(例えば上記の「0
0010001」)を送出した後は、移動機(1)は固
定機(8)からの確認データ待ちの状態となり、この実
施例では最高500ミリ秒待機し、この待機期間内に固
定機(8)から確認データが返って来れば(ステップS
−4)、直ちにオーディオ系のミュートを解除する(ス
テップS−5)。そして、再び次の番号のキーデータ送
出ステップに移行する。
【0009】また、ステップS−4において500ミリ
秒の待機時間内に固定機(8)から確認データが送信さ
れて来なければ、直ちに前記アラーム音発生部(6)を
作動して送受話器部(4)からアラーム(警告)音を発
生させる(ステップS−6)と同時に、制御部(7)内
のタイマー(11)を起動させ(ステップS−7)、1
回目のキーデータを再送する(ステップS−8)。図3
におけるタイマー(12)が500ミリ秒を計時するタ
イマーである。
【0010】なお、固定機(8)から返送される確認デ
ータも前記キーデータと同じく8ビットのデジタルデー
タである。また、ステップS−7で起動するタイマー
(11)は、この実施例では10秒のタイマーである。
【0011】そして、この2回目のキーデータ送出(ス
テップS−8)の後、移動機(1)は再び固定機(8)
からの確認データ待ちの状態となり(ステップS−
9)、最高500ミリ秒待機する間に固定機(8)から
確認データ(AC)が返ってくれば、直ちに警告音を中
止し(ステップS−10)、確認データ(AC)が返っ
てこなければ、次に上記タイマー(11)がタイマアウ
トしたかどうか判断し(ステップS−12)(つまり、
タイマ起動から10秒経過したかどうか判断し)、タイ
マアウトなら警告音を中止する(ステップS−13)と
共に、ミュートを解除し(ステップS−14)、現在つ
ながっている無線回線を開放する(ステップS−1
5)。また、上記ステップS−12でタイマアウトでな
ければ、つまり10秒経っていなければ、再び1回目の
キーデータを送出する(ステップS−8)。
【0012】以上のように、1回目のキーデータ送出に
対して確認データが返ってこなければ10秒間(もちろ
ん、この時間はタイマー(11)設定を変えることによ
り任意に設定できる)は当該キーデータの再送を繰返
し、その間は警告音の発生を続けるが、10秒間繰返し
ても確認データが返ってこなければ当該位置の電波状態
の悪さは容易には改善されないということであり、無線
回線を解放する。この解放によって、電波状態が悪いに
も関わらず、中途半端な形で1つの無線回線がつながっ
たままとなるといった不具合がなくなる。図3はクレー
ム対応図である。
【0013】従って、この考案に係るコードレス電話お
よびコードレス電話の移動機では、移動機をオフフック
状態として所望の相手先番号をキーインすれば、当該使
用位置が電波状態の悪いところあるいは電波の弱いとこ
ろであれば直ちにそのことが送受話器から発せられる警
告音によって知らされ、使用者は使用位置を変えるな
り、近くのノイズ発生の元となっていそうな電気機器を
スイッチオフするなりして対処できる。
【0014】なお、上記実施例では入力手段がテンキー
である場合について述べたが、入力手段はダイアルであ
ってもよいし送信機を併用するもの等種々考えられる。
また、アラーム信号は送受話器を介してアラーム音とし
て発するものについて述べたが、アラーム音を別の拡声
装置によって発するとか、LED等の発光手段によって
アラームを行う等種々の方法が考えられる。図1、図3
に当該別の発生手段を点線にて示す。
【0015】
【考案の効果】以上のように、この考案に係るコードレ
ス電話およびコードレス電話の移動機では電波強度が弱
い時のみならず、電波状態が悪い場合にも的確に使用者
にそのことを知らせることができる上に、2回目のデー
タ送信を行って所定時間内に再び確認データが返って来
なければ電波状態が悪いことが確実であることが確認で
き、そこで始めてつながっている無線回線を解放するこ
とにより、1つの無線回線が不良な接続状態のまま使用
され当該接続チャンネルがふさがった状態で放置される
ことを回避することができる。また、2回目のデータ送
信を行って電波状態の悪さを確認してから当該無線回線
を解放するので、電波状態が悪いといえども一度つなが
って通話開始している回線をみだりに切ってしまって使
用者に不快かつ不便な感じを与えずに済むという長所も
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この考案に係るコードレス電話のブロック構
成図。
【図2】 同フローチャート
【図3】 クレーム対応図
【符号の説明】
(1) 移動機 (4) 送受話器部 (5) キー (6) アラーム発生部 (7) 制御部

Claims (2)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】送受話器及び入力手段を有する移動機と、
    この移動機との間の情報の送受信を無線通信によって行
    う固定機とを備えてなるコードレス電話において、上記
    入力手段による入力データを固定機へ送出した後第1の
    所定時間内に固定機から確認データが返ってきたかどう
    かを判定する第1の判定手段と、この第1の判定手段に
    よる判定が確認データ未受信の場合に、アラーム信号を
    発生するアラーム手段と、このアラーム手段によるアラ
    ーム信号の発生後タイマーを起動すると共に、前記入力
    データを固定機へ再送出し、上記タイマーによる計時の
    第2の所定時間以内に固定機から確認データが返ってき
    たかどうかを判定する第2の判定手段と、この第2の判
    定手段による判定が確認データ未受信の場合に無線回線
    を解放する手段とを、移動機に備えたことを特徴とする
    コードレス電話。
  2. 【請求項2】送受話器及び入力手段を有し、固定機との
    間の情報の送受信を無線通信によって行うコードレス電
    話の移動機において、該移動機に、入力データを固定機
    へ送出した後第1の所定時間内に固定機から確認データ
    が返ってきたかどうかを判定する第1の判定手段と、こ
    第1の判定手段による判定が確認データ未受信の場合
    に、アラーム信号を発生するアラーム手段と、このアラ
    ーム手段によるアラーム信号の発生後タイマーを起動す
    ると共に、前記入力データを固定機へ再送出し、上記タ
    イマーによる計時の第2の所定時間以内に固定機から確
    認データが返ってきたかどうかを判定する第2の判定手
    段と、この第2の判定手段による判定が確認データ未受
    信の場合に無線回線を解放する手段とを備えたことを特
    徴とするコードレス電話の移動機。
JP1991035013U 1991-05-17 1991-05-17 コ―ドレス電話およびコ―ドレス電話の移動機 Expired - Lifetime JP2505079Y2 (ja)

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JPH04128445U JPH04128445U (ja) 1992-11-24
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JPH0537556Y2 (ja) * 1988-06-24 1993-09-22

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