JPH0638124A - ダイバ−シティ受信装置 - Google Patents

ダイバ−シティ受信装置

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Publication number
JPH0638124A
JPH0638124A JP4191044A JP19104492A JPH0638124A JP H0638124 A JPH0638124 A JP H0638124A JP 4191044 A JP4191044 A JP 4191044A JP 19104492 A JP19104492 A JP 19104492A JP H0638124 A JPH0638124 A JP H0638124A
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JP
Japan
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signal
antenna
antenna switching
switching
vertical synchronizing
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Application number
JP4191044A
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English (en)
Inventor
Masahisa Miyake
雅久 三宅
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】垂直同期信号の周期が変化した場合に、アンテ
ナ切換時に発生するアンテナ切換パルス等のノイズが画
面上に現れるのを防止する。 【構成】アンテナ切換マイクロコンピユータは、周波数
fvが50[Hz]の場合には、ステップS3→S4→
S10→S11→S12の流れとなり、時計回路の現時
刻のタイマー値に50[Hz]の垂直同期信号の周期よ
りも幾分上回る時間を加算することにより切換動作開始
時間を設定する。周波数fvが60[Hz]の場合に
は、ステップS3→S5→S6→S10→S11→S1
3の流れとなり、時計回路の現時刻のタイマー値に60
[Hz]の垂直同期信号の周期よりも幾分上回る時間を
加算することにより切換動作開始時間を設定する。これ
により、垂直同期信号の周期が変化した場合に、アンテ
ナ切換時に発生するアンテナ切換パルス等のノイズが画
面上に現れるのを防止できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用テレビジョン受
像機等に採用されるダイバ―シティ受信装置に係り、特
に垂直同期信号の周期が異なる放送方式のテレビジョン
放送信号を受信する場合に好適なダイバ―シティ受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般のテレビジョン受像機においては、
設置場所の電界強度に基づいてブ―スタ―およびアッテ
ネ―タを使用し、入力電圧を最適レベルに調整して良好
な受信状態を維持している。これに対し、車載用テレビ
ジョン受像機においては、弱電界地区および強電界地区
などあらゆる電波状態の場所において使用されることか
ら、複数のアンテナを設け(例えば4本のアンテナが設
けられる)、入力レベルの最も大きいアンテナを自動的
に切換選択するダイバ―シティ受信装置が採用されてい
る。
【0003】ダイバ―シティ受信装置のアンテナ切換動
作を行う方法としては、垂直同期信号と同期したパルス
(以下Vパルスという)を基準としたものと、それに加
えて内部の時計回路によって垂直同期信号の周期に近い
値に設定された切換動作開始時間により一定の周期で動
作を行うものとがある。
【0004】図4はVパルスと時計回路によってアンテ
ナ切換動作を行う従来のダイバ―シティ受信装置を示す
ブロック図である。
【0005】図4において、ダイバーシティ受信装置1
0は、アンテナ21,22,23,24のうち一つを選
択し、選択したアンテナで受信したテレビジョン放送信
号をテレビジョン受像機30に導くとともに、テレビジ
ョン受像機30からの映像信号aの検出を行い、この検
出結果に基づいてアンテナの切換えを行うようにしてい
る。
【0006】これらアンテナ21,22,23,24
は、ダイバーシティ受信装置10の切換スイッチ回路1
1に接続されせている。切換スイッチ回路11は、後述
のアンテナ切換マイクロコンピュータ12からの切換制
御信号bに対応してアンテナ21,22,23,24の
うち一つを選択し、選択したアンテナで受信したテレビ
ジョン放送信号をテレビジョン受像機30に導く。テレ
ビジョン受像機30は、テレビジョン放送信号の選局及
び中間周波増幅を行い中間周波信号に変換し、中間周波
信号を映像信号及び音声信号に変換し、映像信号を画面
表示するとともに映像信号出力端子から映像信号aとし
てダイバーシティ受信装置10に供給し、音声信号をス
ピーカにより音声出力する。
【0007】テレビジョン受像機30からの映像信号a
は、ダイバーシティ受信装置10のサンプリングホール
ド回路13,14及び垂直同期タイミング信号発生回路
15に供給される。垂直同期タイミング信号発生回路1
5は、テレビジョン受像機30からの映像信号の垂直同
期信号に同期したVパルスを作成し、このVパルスの信
号を垂直同期タイミング信号cとしてアンテナ切換マイ
クロコンピュータ12に供給する。アンテナ切換マイク
ロコンピュータ12は、垂直同期タイミング信号発生回
路15からの垂直同期タイミング信号cのVパルスの検
出に対応したタイミングで第1及び第2のサンプリング
信号d,eをそれぞれサンプリングホールド回路13,
14を供給するとともに、切換スイッチ回路11にアン
テナを切り換える切換制御信号bを供給する。これによ
り、アンテナ切換マイクロコンピュータ12は、サンプ
リングホールド回路13に予め選択したアンテナによる
映像信号aのペデスタルレベルをホールドさせるととも
に、サンプリングホールド回路14に次に選択したアン
テナによる映像信号aのペデスタルレベルをホールドさ
せる。サンプリングホールド回路13、14のそれぞれ
の出力信号f,gは、それぞれコンパレータ16の非反
転入力端子(+)及び反転入力端子(−)に供給され
る。コンパレータ15は、サンプリングホールド回路1
3、14からの出力信号f,gの比較を行い、サンプリ
ングホールド回路13からの出力信号fがサンプリング
ホールド回路14からの出力信号gよりも大きい場合、
ハイレベルの比較検出信号hをアンテナ切換コンピュー
タ12に供給し、出力信号fが出力信号g以下の場合、
ローレベルの比較検出信号hをアンテナ切換コンピュー
タ12に供給する。
【0008】アンテナ切換コンピュータ12は、コンパ
レータ16からの比較検出信号hにより予め選択したア
ンテナと次に選択したアンテナのうち、映像信号aのペ
デスタルレベルが大い方のアンテナを判定し、映像信号
aのペデスタルレベルが大い方のアンテナを選択するア
ンテナ切換制御信号bを切換スイッチ回路11に供給す
る。これにより、切換スイッチ回路11は、映像信号a
のペデスタルレベルが大い方、即ち受信状態のよう方の
アンテナを選択する。
【0009】また、アンテナ切換コンピュータ12は、
垂直同期タイミング信号cに同期して次の切換動作開始
時間を設定できるようになっており、受信不良等により
垂直同期タイミングcからVパルスが検出されなくなっ
た場合には、次の切換動作開始時間により、Vパルスを
検出した場合と同様の信号処理を行うようにしている。
【0010】図5は図4のアンテナ切換コンピュータ1
2の動作を説明するフローチヤートである。
【0011】まず、図5に示すステップS1において、
アンテナ切換コンピュータ12は、垂直同期タイミング
信号発生回路15より供給される垂直同期タイミング信
号bからVパルスが検出されたか否かを判定している。
Vパルスが検出されない場合には、ステップS1の判定
がノーとなりステップS2の処理を行い、Vパルスが検
出された場合には、ステップS1の判定がイエスとなり
ステップS3の処理に移行する。ステップS2におい
て、アンテナ切換コンピュータ12は、垂直同期タイミ
ング信号発生回路15の設定した切換動作開始時間が時
計回路のタイマー値と一致するか否か判定することによ
り、切換動作開始時間になったか否かを判定している。
切換動作開始時間になっていない場合には、ステップS
2の判定がノーとなってステップS1に戻り、切換動作
開始時間になった場合には、ステップS2の判定がイエ
スとなってステップS3の処理に移行する。
【0012】ステップS3において、アンテナ切換コン
ピュータ12は、予め選択したアンテナによる映像信号
aのペデスタルレベルを他のアンテナと比較するととも
に、アンテナの切換えを行う処理を行っている。さらに
詳しく説明すると、ステップS3では、まず、サンプリ
ング信号dをサンプリングホールド回路13を供給する
ことにより、サンプリングホールド回路13に予め選択
したアンテナによる映像信号aのペデスタルレベルをホ
ールドさせる。次に、切換スイッチ回路11にアンテナ
を切換えるための切換制御信号bを供給し、別のアンテ
ナのテレビジョン放送信号をテレビジョン受像機30に
導き、サンプリングホールド回路14に別のアンテナに
よる映像信号aを供給する。この後、サンプリング信号
eをサンプリングホールド回路14を供給することによ
り、サンプリングホールド回路14に別のアンテナによ
る映像信号aのペデスタルレベルをホールドさせる。こ
の状態でコンパレータ16は、サンプリングホールド回
路13,14からの出力信号f,gの比較を行い、この
比較結果の比較検出信号hをアンテナ切換コンピュータ
12に出力する。これにより、アンテナ切換コンピュー
タ12は、予め選択したアンテナと他のアンテナの受信
状態はどちらがよいかを判定する。この後、アンテナ切
換コンピュータ12は、切換スイッチ回路11に受信状
況のよい方のアンテナを選択する切換制御信号bを供給
し、受信状況のよい方のアンテナのテレビジョン放送信
号をテレビジョン受像機30に供給させる。この後、残
りの2つのアンテナに対しても前述の別のアンテナと同
様の比較を行うことにより、比較中に受信状況に変化が
ない場合には4つのアンテナのうち最も受信状態よいア
ンテナを選択できる。
【0013】この後、アンテナ切換コンピュータ12
は、ステップS4において次の切換動作開始時間の設定
を行う。この場合の切換動作開始時間の設定方法は、時
計回路の現時刻のタイマー値に垂直同期信号の周期より
も幾分上回る時間を加算することにより設定する。この
ようにして設定する理由は、ステップS1においてVパ
ルスが検出されてないことを確認してからステップS2
に移行するのたの時間差を補正するためである。
【0014】このような従来のダイバーシティ受信装置
によれば、入力レベルの最も大きいアンテナを自動的に
切換選択することができる。しかしながら、図5のステ
ップS4における切換動作開始時間の設定方法におい
て、時計回路のタイマー値に加える時間は一定なので、
この設定方法に対応する垂直同期信号の周期を持つテレ
ビジョン放送信号を受信する場合には、アンテナ切換時
に発生するアンテナ切換パルス等のノイズを垂直帰線期
間に隠すことができるが、上記とは異なる垂直同期信号
の周期を持つテレビジョン放送信号を受信する場合に
は、アンテナ切換時に発生するアンテナ切換パルス等の
ノイズが画面上に現れてしまう等の不都合が発生する。
【0015】
【発明が解決しようとする課題】従来のダイバ―シティ
受信装置では、切換動作開始時間の設定方法において、
時計回路のタイマー値に加える時間は一定なので、この
設定方法に対応する垂直同期信号の周期とは異なる垂直
同期信号の周期を持つテレビジョン放送信号を受信する
場合には、アンテナ切換時に発生するアンテナ切換パル
ス等のノイズが画面上に現れてしまうな等の不都合が発
生する。
【0016】そこで本発明は、前記の問題点を除去し、
垂直同期信号の周期が変化した場合に、アンテナ切換時
に発生するアンテナ切換パルス等のノイズが画面上に現
れるのを防止することができるダイバ―シティ受信装置
の提供を目的とする。
【0017】
【課題を解決するための手段】本発明は、テレビジョン
放送信号が入力される複数のアンテナと、前記複数のア
ンテナに入力されるテレビジョン放送信号を切り替えて
チューナに出力する入力切換回路と、前記アンテナに入
力されるテレビジョン放送信号を切換えるためのアンテ
ナ切換信号を前記入力切換回路へ出力するアンテナ切換
信号発生手段と、前記チューナにより選局されたテレビ
ジョン放送信号における映像信号の垂直同期信号を検出
する垂直同期信号検出手段と、前記垂直同期信号検出手
段が前記映像信号の垂直同期信号を検出しなかったと
き、予め設定した周期で前記アンテナ切換信号が出力さ
れるように前記アンテナ切換信号発生手段を制御し、前
記垂直同期信号検出手段が前記映像信号の垂直同期信号
を検出したとき、受信中の映像信号の垂直同期信号に同
期した周期で前記アンテナ切換信号発生手段を制御する
アンテナ切換制御手段と、受信中の映像信号のレベルと
アンテナ切換信号により切換えられた映像信号のレベル
を比較し、比較結果に対応した比較信号を出力する比較
手段と、前記比較信号に基づき前記アンテナ切換信号発
生手段を制御してアンテナ切換信号を発生し、前記アン
テナに入力されるテレビジョン放送信号のうち、最も入
力レベルの高いアンテナのテレビジョン放送信号を前記
チューナに入力させる最適アンテナ選択手段と、受信中
の映像信号の垂直同期信号の周期の変化を検出する周期
変化検出手段と、前記垂直同期信号の周期の変化を前記
周期変化検出手段が検出したとき、受信中の映像信号の
垂直同期信号の周期に基づいてアンテナ切換信号が出力
されるように、前記アンテナ切換信号発生手段を制御す
るアンテナ切換周期制御手段とを具備したことを特徴と
する。
【0018】
【作用】この様な構成によれば、周期変化検出手段が前
記垂直同期信号の周期の変化を前記周期変化検出手段が
検出したとき、受信中の映像信号の垂直同期信号の周期
に基づいてアンテナ切換信号が出力されるように、前記
アンテナ切換信号発生手段を制御するので、垂直同期信
号の周期が変化した場合に、アンテナ切換時に発生する
アンテナ切換パルス等のノイズが画面上に現れるのを防
止することができる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0020】図1乃至図3は本発明に係るダイバ―シテ
ィ受信装置の一実施例を示し、図1はフローチャート、
図2はブロック図、図3は図2のアンテナ切換マイクロ
コンピユータの等価回路を示す回路図である。図2にお
いて図4と同様の構成要素には同一の符号を付してい
る。まず図2を用いて全体の構成を説明する。
【0021】図2において、本実施例のダイバ―シティ
受信装置1で異なるのは、アンテナ切換マイクロコンピ
ユータ2が、垂直同期タイミング信号発生回路15から
の垂直同期タイミング信号cの周期に対応して次の切換
動作開始時間の設定を行うようにしたことであり、アン
テナ切換マイクロコンピユータ2以外の回路構成は図1
と同様である。
【0022】更に詳しく説明するとアンテナ切換マイク
ロコンピユータ2は、垂直同期タイミング信号発生回路
15からの垂直同期タイミング信号cからVパルスが検
出された場合、その時の時計回路のタイマー値を保持し
ておき、予め保持しておいた1周期前のタイマー値との
差より映像信号aの垂直同期信号の周波数fvを求め
る。アンテナ切換マイクロコンピユータ2は、周波数f
vが50[Hz]であった場合にfv判別フラグをクリ
アし、周波数fvが60[Hz]であった場合にfv判
別フラグをセットし、どちらでもない場合にfv判別フ
ラグを変化させないようにしている。そして、アンテナ
切換マイクロコンピユータ2は、fv判別フラグに基づ
いて、次のアンテナ21,22,23,24の切換動作
を開始するための次の切換動作開始時間の設定を行って
いる。
【0023】アンテナ切換マイクロコンピユータ2は、
垂直同期タイミングcからVパルスが検出された場合に
は、図5のアンテナ切換マイクロコンピユータ12のV
パルスを検出した場合と同様の信号処理を行うようにし
ている。受信不良等により垂直同期タイミングcからV
パルスが検出されなくなった場合には、fv判別フラグ
に基づいて設定された次の切換動作開始時間により、V
パルスを検出した場合と同様の信号処理を行うようにし
ている。
【0024】以下、図1を用いてアンテナ切換コンピュ
ータ2の動作を説明する。
【0025】まず、図1に示すステップS1において、
アンテナ切換マイクロコンピユータ2は、垂直同期タイ
ミング信号発生回路15より供給される垂直同期タイミ
ング信号bからVパルスが検出されたか否かを判定して
おり、Vパルスが検出されない場合には、ステップS1
の判定がノーとなりステップS2の処理を行い、Vパル
スが検出されない場合には、ステップS1の判定がイエ
スとなりステップS3の処理に移行する。ステップS2
において、アンテナ切換マイクロコンピユータ2は、予
め設定した切換動作開始時間が時計回路のタイマー値と
一致するか否か判定することにより、切換動作開始時間
になったか否かを判定している。切換動作開始時間にな
っていない場合には、ステップS2の判定がノーとなっ
てステップS1に戻り、切換動作開始時間になった場合
には、ステップS2の判定がイエスとなってステップS
10の処理に移行する。
【0026】ステップS3において、アンテナ切換マイ
クロコンピユータ2は、Vパルスが検出された時の時計
回路のタイマー値と予め保持しておいた1周期前のタイ
マー値との差より周波数fvが50[Hz]であるか否
かを判定している。周波数fvが50[Hz]の場合に
は、ステップS3の判定がイエスとなりステップS4に
おいてfv判別フラグをクリアし、ステップS10の処
理に移行する。周波数fvが50[Hz]でない場合に
は、ステップS3の判定がノーとなりステップS5の処
理に移行する。
【0027】ステップS5において、アンテナ切換マイ
クロコンピユータ2は、Vパルスが検出された時の時計
回路のタイマー値と予め保持しておいた1周期前のタイ
マー値との差より周波数fvが60[Hz]であるか否
かを判定している。周波数fvが60[Hz]の場合に
はステップS5の判定がイエスとなりステップS6にお
いてfv判別フラグをセットし、ステップS10の処理
に移行する。周波数fvが60[Hz]でない場合には
ステップS5の判定がノーとなりステップS10の処理
に移行する。
【0028】次に、ステップS10において、アンテナ
切換マイクロコンピユータ2は、図5のステップS3と
同様に、予め選択したアンテナによる映像信号aのペデ
スタルレベルを他のアンテナと比較するとともに、アン
テナの切換えを行う処理を行い、4つのアンテナのうち
最も受信状態よいアンテナを選択している。
【0029】次に、ステップS11において、アンテナ
切換マイクロコンピユータ2は、fv判別フラグの判定
を行う。fv判別フラグがクリアならステップS11の
判定はイエスとなり、ステップS12の処理に移行す
る。fv判別フラグがセットならステップS11の判定
はノーとなり、ステップS13の処理に移行する。
【0030】ステップS12は、時計回路の現時刻のタ
イマー値に50[Hz]の垂直同期信号の周期(0.0
2秒)よりも幾分上回る時間を加算することにより切換
動作開始時間を設定し処理を終了する。
【0031】ステップS13は、時計回路の現時刻のタ
イマー値に60[Hz]の垂直同期信号の周期(1/6
0秒)よりも幾分上回る時間を加算することにより切換
動作開始時間を設定し処理を終了する。
【0032】次に、図3の等価回路を用いてソフトアエ
アを含めたアンテナ切換マイクロコンピユータ2の構成
を詳細する説明する。
【0033】図3において、符号41は垂直同期タイミ
ング信号発生回路15(図2参照)からの垂直同期タイ
ミング信号cが導かれる入力端子であり、入力端子41
に導かれた垂直同期タイミング信号cは周期検出回路4
2及び制御回路43に供給される。
【0034】一方、時計回路44は、現在の時刻を示す
現時刻データiを周期検出回路42、制御回路43及び
アンテナ切換時間設定回路45に供給する。
【0035】周期検出回路42は、垂直同期タイミング
cからVパルスを検出した場合、時計回路44からの現
時刻データiを時刻データjとして時刻メモリ46に供
給して記憶させるとともに、前にVパルスが検出された
場合に時刻メモリ46に記憶させた前の時刻データjを
読出し、前の時刻データjと時計回路44からの現時刻
データiとの差より、映像信号a(図2参照)の垂直同
期信号の周波数fvを求める。そして、周期検出回路4
2は、周波数fvが50[Hz]であった場合にfv判
別フラグ回路47にクリアを行うフラグ制御データkを
供給することによりfv判別フラグをクリアし、周波数
fvが60[Hz]であった場合にfv判別フラグ回路
47にセットを行うフラグ制御データkを供給すること
によりfv判別フラグをセットする。周期検出回路42
は、周波数fvが50[Hz]でも60[Hz]でもな
い場合には、なにも供給せずに、fv判別フラグ回路4
7に対して現状のfv判別フラグを維持させる。このよ
うにしてfv判別フラグの設定を行った後、周期検出回
路42は、fv判別フラグの設定が完了したことを示す
制御信号mを制御回路43に供給する。
【0036】fv判別フラグ回路47は、クリアの場合
ローレベルのfv判別フラグ信号pをアンテナ切換時間
設定回路45に供給し、セットの場合ハイレベルのfv
判別フラグ信号pをアンテナ切換時間設定回路45に供
給する。
【0037】アンテナ切換時間設定回路45は、後述の
アンテナ切換設定回路51からアンテナ切換時間設定開
始データqが供給された場合にアンテナ切換時間設定を
開始する。これにより、アンテナ切換時間設定回路45
は、fv判別フラグ信号pがローレベルの場合には、時
計回路44からの現時刻データiに、50[Hz]の垂
直同期信号の周期(0.02秒)よりも幾分上回る時間
を加算し、切換動作開始時間を設定し、この設定時間を
示す切換動作開始時間データrを制御回路43に供給す
る。また、アンテナ切換時間設定回路は、fv判別フラ
グ信号がハイレベルの場合には、時計回路44からの現
時刻データiに、60[Hz]の垂直同期信号の周期
(1/60秒)より幾分上回る時間を加算し、切換動作
開始時間を設定し、この設定時間を示す動作開始時間デ
ータrを制御回路43に供給する。
【0038】制御回路43は、周期検出回路42からf
v判別フラグの設定が完了したことを示す制御信号mが
供給されるか、または、垂直同期タイミングcからVパ
ルスが検出されない状態でアンテナ切換時間設定回路4
5からの切換動作開始時間データrと時計回路44から
の現時刻データが一致した場合に、アンテナ切換設定回
路51にアンテナ切換えの開始を示す制御データsを供
給する。
【0039】アンテナ切換設定回路51は、制御データ
sに対応して、アンテナ切換えの開始を行い、後述のア
ンテナ選択回路52からの選択アンテナデータtに対応
して選択するアンテナを設定し、選択するアンテナを示
す選択アンテナデータuをアンテナ切換信号発生回路5
3及びアンテナ選択回路52に供給する。
【0040】アンテナ切換信号発生回路53は、選択ア
ンテナデータtに基づいて切換制御信号bを作成し、出
力端子54に導く。出力端子54に導かれた切換制御信
号bは図2の切換スイッチ回路11に供給される。
【0041】また、アンテナ切換設定回路51は、制御
データs及び選択アンテナデータtに対応して、図2の
サンプリングホールド回路13,14にサンプリングホ
ールド動作を行わせるサンプリングホールド制御データ
vを作成してサンプリングホールド信号発生回路54に
供給する。
【0042】サンプリングホールド信号発生回路54
は、サンプリングホールド制御データに基づいて第1及
び第2のサンプリング信号d,eを作成し、それぞれ出
力端子55,56に導く、出力端子55,56に導かれ
た第1及び第2のサンプリング信号d,eは図2のサン
プリングホールド回路13,14に供給される。
【0043】一方、図2のコンパレータ16から入力端
子57に導かれた比較検出信号hは、アンテナ選択回路
52に供給される。
【0044】アンテナ選択回路52は、比較検出信号h
がハイレベルの場合には、アンテナ切換設定回路51か
らの選択アンテナデータuと同じアンテナを示す選択ア
ンテナデータwをアンテナメモリ58に供給して記憶さ
せるとともに、選択アンテナデータuと同じアンテナを
示す選択アンテナデータtをアンテナ切換設定回路51
に供給する。
【0045】また、アンテナ選択回路52は、比較検出
信号hがローレベルの場合には、アンテナメモリ58に
記憶させた選択アンテナデータwを読出して、選択アン
テナデータwと同じアンテナを示す選択アンテナデータ
tをアンテナ切換設定回路51に供給する。
【0046】アンテナ切換設定回路51は、制御回路4
3からの制御データsが、アンテナ比較動作開始を示す
と、まず、サンプリングホールド信号発生回路54をサ
ンプリングホールド制御データvで制御して、サンプリ
ングホールド回路13(図2参照)に予め選択したアン
テナによる映像信号a(図2参照)のペデスタルレベル
をホールドさせる。次に、アンテナ切換設定回路51
は、別の選択するアンテナを示す選択アンテナデータu
をアンテナ切換信号発生回路53及びアンテナ選択回路
52に供給する。アンテナ切換信号発生回路53は、選
択アンテナデータuに基づいてアンテナを切換えるため
の切換制御信号bを作成し、切換スイッチ回路11に供
給し、別のアンテナのテレビジョン放送信号をテレビジ
ョン受像機30(図2参照)に導き、サンプリングホー
ルド回路14(図2参照)に別のアンテナによる映像信
号a(図2参照)を供給する。この後、アンテナ切換設
定回路51は、サンプリング信号eをサンプリングホー
ルド回路14(図2参照)に供給することにより、サン
プリングホールド回路14に別のアンテナによる映像信
号a(図1参照)のペデスタルレベルをホールドさせ
る。これにより、アンテナ切換設定回路51には、アン
テナ選択回路52より、予め選択したアンテナと別のア
ンテナのうち受信状態が良い方のアンテナを示す選択ア
ンテナデータtが供給される。これにより、アンテナ切
換設定回路51は、予め選択したアンテナと他のアンテ
ナのうち受信状態が良い方のアンテナがよいかを判定で
きる。この後、アンテナ切換信号発生回路51は、アン
テナ切換信号発生回路53及びアンテナ選択回路52に
受信状況のよい方のアンテナを示す選択アンテナデータ
uを供給し、切換スイッチ回路11に受信状況のよい方
のアンテナを選択する切換制御信号bを供給する。残り
の2つのアンテナに対しても前述の別のアンテナと同様
の比較を行うことにより、比較中に受信状況に変化がな
い場合には4つのアンテナのうち最も受信状態よいアン
テナを選択する。アンテナ切換設定51は、受信状態よ
いアンテナを選択した後、アンテナ切換時間設定回路4
5にアンテナ切換時間設定開始データqを供給し、アン
テナ切換時間設定回路45にアンテナ切換時間設定を開
始させる。
【0047】このような等価回路により図1に示すアン
テナ切換コンピュータ2の動作を実現できる。
【0048】このような実施例によれば、垂直同期信号
の周期が例えば60[Hz]から50[Hz]変化した
場合に、時計回路の現時刻のタイマー値に50[Hz]
の垂直同期信号の周期よりも幾分上回る時間を加算する
ことにより切換動作開始時間を設定し、垂直同期信号の
周期が例えば50[Hz]から60[Hz]変化した場
合に、時計回路の現時刻のタイマー値に60[Hz]の
垂直同期信号の周期よりも幾分上回る時間を加算するこ
とにより切換動作開始時間を設定しているので、アンテ
ナ切換時に発生するアンテナ切換パルス等のノイズを垂
直帰線期間に隠すことができ、このようなノイズが画面
上に現れるのを防止することができる。これにより、テ
レビジョン放送信号の垂直同期信号の周期が50[H
z]の放送方式の放送エリアと60[Hz]の放送方式
の放送エリアの双方でアンテナ切換時に発生するノイズ
が画面上に現れるのを防止することができ、50[H
z]の放送方式の放送エリアと60[Hz]の放送方式
の放送エリアとの間を移動した場合や、50[Hz]の
放送方式と60[Hz]の放送方式が混在する放送エリ
アにおいても、強電界から弱電界まで十分なダイバーシ
ティ効果が得られ、受信品位が向上する。また、本実施
例のダイバ―シティ受信装置1は、従来のダイバ―シテ
ィ受信装置のアンテナ切換マイクロコンピユータのソフ
トウエアを変更するだけで実現できるので、従来用いた
製造ラインを余り変更することなく生産が行えるという
効果もある。
【0049】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、垂直
同期信号の周期が変化した場合に、アンテナ切換時に発
生するアンテナ切換パルス等のノイズが画面上に現れる
のを防止することができるので、垂直同期信号の周波数
が異なる放送エリアや垂直同期信号の周波数が異なるの
放送方式が混在する放送エリアに対応してアンテナ切換
時に発生するノイズが画面上に現れるのを防止すること
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダイバ―シティ受信装置の一実施
例を示すフローチャート。
【図2】図1の実施例のダイバ―シティ受信装置を示す
ブロック図。
【図3】図2のアンテナ切換マイクロコンピユータの等
価回路を示す回路図。
【図4】従来のダイバ―シティ受信装置を示すブロック
図。
【図5】図4のダイバ―シティ受信装置の動作を示すフ
ローチャート。
【符号の説明】
1 ダイバ―シティ受信装置 2 アンテナ切換マイクロコンピユータ 15 垂直同期タイミング信号発生回路 21,22,23,24 アンテナ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送信号が入力される複数
    のアンテナと、 前記複数のアンテナに入力されるテレビジョン放送信号
    を切り替えてチューナに出力する入力切換回路と、 前記アンテナに入力されるテレビジョン放送信号を切換
    えるためのアンテナ切換信号を前記入力切換回路へ出力
    するアンテナ切換信号発生手段と、 前記チューナにより選局されたテレビジョン放送信号に
    おける映像信号の垂直同期信号を検出する垂直同期信号
    検出手段と、 前記垂直同期信号検出手段が前記映像信号の垂直同期信
    号を検出しなかったとき、予め設定した周期で前記アン
    テナ切換信号が出力されるように前記アンテナ切換信号
    発生手段を制御し、前記垂直同期信号検出手段が前記映
    像信号の垂直同期信号を検出したとき、受信中の映像信
    号の垂直同期信号に同期した周期で前記アンテナ切換信
    号発生手段を制御するアンテナ切換制御手段と、 受信中の映像信号のレベルとアンテナ切換信号により切
    換えられた映像信号のレベルを比較し、比較結果に対応
    した比較信号を出力する比較手段と、 前記比較信号に基づき前記アンテナ切換信号発生手段を
    制御してアンテナ切換信号を発生し、前記アンテナに入
    力されるテレビジョン放送信号のうち、最も入力レベル
    の高いアンテナのテレビジョン放送信号を前記チューナ
    に入力させる最適アンテナ選択手段と、 受信中の映像信号の垂直同期信号の周期の変化を検出す
    る周期変化検出手段と、 前記垂直同期信号の周期の変化を前記周期変化検出手段
    が検出したとき、受信中の映像信号の垂直同期信号の周
    期に基づいてアンテナ切換信号が出力されるように、前
    記アンテナ切換信号発生手段を制御するアンテナ切換周
    期制御手段とを具備したことを特徴とするダイバ―シテ
    ィ受信装置。
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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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