JPH07131397A - ダイバ―シティ受信装置 - Google Patents

ダイバ―シティ受信装置

Info

Publication number
JPH07131397A
JPH07131397A JP5272436A JP27243693A JPH07131397A JP H07131397 A JPH07131397 A JP H07131397A JP 5272436 A JP5272436 A JP 5272436A JP 27243693 A JP27243693 A JP 27243693A JP H07131397 A JPH07131397 A JP H07131397A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
antenna
antennas
switching
input
signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5272436A
Other languages
English (en)
Inventor
Masahisa Miyake
雅久 三宅
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP5272436A priority Critical patent/JPH07131397A/ja
Publication of JPH07131397A publication Critical patent/JPH07131397A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Radio Transmission System (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】入力アンテナ数の切換わりに対応した組合わせ
でアンテナの受信状態を一対逐次比較方式で比較する。 【構成】ダイバーシティ受信装置1のモード切換回路5
1は、手動によるキー入力やスイッチ切換え操作に基づ
いて入力アンテナ数を4本と2本とに切換え設定し、こ
の切換え設定された入力アンテナ数を示す切換え制御信
号i2を出力端子からアンテナ切換マイクロコンピユー
タ2の入力ポートに供給する。アンテナ切換コンピュー
タ2は、受信状態のよい方のアンテナを選択後、モード
切換回路51からの切換え制御信号i2に基づいて、こ
の選択したアンテナと次回のVパルスのタイミングで比
較するアンテナを示す被比較アンテナデータを作成す
る。これにより、入力アンテナ数の切換わりに対応した
組合わせでアンテナの受信状態を一対逐次比較方式で比
較することができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、車載用テレビジョン受
像機等に採用されるダイバ―シティ受信装置に係り、特
に垂直同期信号の周期が異なる放送方式のテレビジョン
放送信号を受信する場合に好適なダイバ―シティ受信装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般のテレビジョン受像機においては、
設置場所の電界強度に基づいてブ―スタ―およびアッテ
ネ―タを使用し、入力電圧を最適レベルに調整して良好
な受信状態を維持している。これに対し、車載用テレビ
ジョン受像機においては、弱電界地区および強電界地区
などあらゆる電波状態の場所において使用されることか
ら、複数のアンテナ(一般的に2本または4本のアンテ
ナ)を設け、マイクロコンピュータにより入力レベルを
比較し、入力レベルの最も大きいアンテナを自動的に切
換選択するダイバ―シティ受信装置が採用されている。
【0003】ダイバ―シティ受信装置のアンテナの比較
を行う方法としては、複数のアンテナを同時に比較する
同時比較方式と、複数のアンテナを一対で逐次比較する
一対逐次比較方式とがあるが、一般的には、入力レベル
検出用の回路を多数設けること非常に高価なシステムに
なってしまうことから、一対逐次比較方式が採用されて
いる。
【0004】図4は入力アンテナ数が4本で一対逐次比
較方式の従来のダイバ―シティ受信装置を示すブロック
図である。
【0005】図4において、ダイバーシティ受信装置1
0は、第1乃至第4のアンテナ入力端子21,22,2
3,24が設けられており、これら第1乃至第4のアン
テナ入力端子21,22,23,24にはアンテナ3
1,32,33,34がそれぞれ接続されている。ダイ
バーシティ受信装置10は、アンテナ31,32,3
3,34のうち一つを選択し、選択したアンテナで受信
したテレビジョン放送信号をテレビジョン受像機40に
導くとともに、テレビジョン受像機40からの映像信号
a1の検出を行い、この検出結果に基づいてアンテナの
切換えを行うようにしている。
【0006】以下、ダイバーシティ受信装置10をさら
に詳しく説明する。
【0007】入力端子21,22,23,24は、切換
スイッチ回路11に接続されせている。切換スイッチ回
路11は、後述のアンテナ切換マイクロコンピュータ1
2からの切換制御信号b1に対応してアンテナ31,3
2,33,34のうち一つを選択し、選択したアンテナ
で受信したテレビジョン放送信号をテレビジョン受像機
40に導く。テレビジョン受像機40は、チューナでテ
レビジョン放送信号の選局及び中間周波増幅を行い中間
周波信号に変換し、中間周波信号を映像信号及び音声信
号に変換し、映像信号を画面表示するとともに映像信号
出力端子から映像信号a1としてダイバーシティ受信装
置10に供給し、音声信号をスピーカにより音声出力す
る。
【0008】テレビジョン受像機40からの映像信号a
1は、ダイバーシティ受信装置10のサンプリングホー
ルド回路13,14及び垂直同期タイミング信号発生回
路15に供給される。垂直同期タイミング信号発生回路
15は、テレビジョン受像機40からの映像信号の垂直
同期信号に同期したVパルスを作成し、このVパルスの
信号を垂直同期タイミング信号c1としてアンテナ切換
マイクロコンピュータ12に供給する。アンテナ切換マ
イクロコンピュータ12は、垂直同期タイミング信号発
生回路15からの垂直同期タイミング信号c1のVパル
スの検出に対応したタイミングで第1及び第2のサンプ
リング信号d1,e1をそれぞれサンプリングホールド
回路13,14を供給するとともに、切換スイッチ回路
11にアンテナを切り換える切換制御信号b1を供給す
る。これにより、アンテナ切換マイクロコンピュータ1
2は、サンプリングホールド回路13に予め選択したア
ンテナによる映像信号a1のペデスタルレベルをホール
ドさせるとともに、サンプリングホールド回路14に次
に選択したアンテナによる映像信号a1のペデスタルレ
ベルをホールドさせる。サンプリングホールド回路1
3、14のそれぞれの出力信号f1,g1は、それぞれ
コンパレータ16の非反転入力端子(+)及び反転入力
端子(−)に供給される。コンパレータ16は、サンプ
リングホールド回路13、14からの出力信号f1,g
1の比較を行い、サンプリングホールド回路13からの
出力信号f1がサンプリングホールド回路14からの出
力信号g1よりも大きい場合、ハイレベルの比較検出信
号h1をアンテナ切換コンピュータ12に供給し、出力
信号f1が出力信号g1以下の場合、ローレベルの比較
検出信号h1をアンテナ切換コンピュータ12に供給す
る。
【0009】アンテナ切換コンピュータ12は、コンパ
レータ16からの比較検出信号h1により予め選択した
アンテナと次に選択したアンテナのうち、映像信号a1
のペデスタルレベルが大い方のアンテナを判定し、映像
信号a1のペデスタルレベルが大い方のアンテナを選択
する切換制御信号b1を切換スイッチ回路11に供給す
る。これにより、切換スイッチ回路11は、映像信号a
1のペデスタルレベルが大い方、即ち受信状態のよい方
のアンテナを選択する。アンテナ切換コンピュータ12
は、受信状態のよい方のアンテナを選択後、この選択し
たアンテナと次回のVパルスのタイミングで比較するア
ンテナを示す被比較アンテナデータを作成する。
【0010】また、アンテナ切換コンピュータ12は、
垂直同期タイミング信号c1に同期して次の切換動作開
始時間を設定できるようになっており、受信不良等によ
り垂直同期タイミングc1からVパルスが検出されなく
なった場合には、次の切換動作開始時間により、Vパル
スを検出した場合と同様の信号処理を行うようにしてい
る。
【0011】図4は図3のアンテナ切換コンピュータ1
2の動作を説明するフローチヤートである。
【0012】まず、図4に示すステップS1において、
アンテナ切換コンピュータ12は、垂直同期タイミング
信号発生回路15より供給される垂直同期タイミング信
号c1からVパルスが検出されたか否かを判定してい
る。Vパルスが検出されない場合には、ステップS1の
判定がノーとなりステップS2の処理を行い、Vパルス
が検出された場合には、ステップS1の判定がイエスと
なりステップS3の処理に移行する。ステップS2にお
いて、アンテナ切換コンピュータ12は、垂直同期タイ
ミング信号発生回路15の設定した切換動作開始時間が
時計回路のタイマー値と一致するか否か判定することに
より、切換動作開始時間になったか否かを判定してい
る。切換動作開始時間になっていない場合には、ステッ
プS2の判定がノーとなってステップS1に戻り、切換
動作開始時間になった場合には、ステップS2の判定が
イエスとなってステップS3の処理に移行する。
【0013】ステップS3において、アンテナ切換コン
ピュータ12は、予め選択したアンテナによる映像信号
a1のペデスタルレベルを他のアンテナと比較するとと
もに、アンテナの切換えを行う処理を行っている。さら
に詳しく説明すると、ステップS3では、まず、サンプ
リング信号d1をサンプリングホールド回路13を供給
することにより、サンプリングホールド回路13に予め
選択したアンテナによる映像信号a1のペデスタルレベ
ルをホールドさせる。次に、切換スイッチ回路11にア
ンテナを被比較アンテナデータが示す別のアンテナに切
換えるための切換制御信号b1を供給し、別のアンテナ
のテレビジョン放送信号をテレビジョン受像機40に導
き、サンプリングホールド回路14に別のアンテナによ
る映像信号a1を供給する。この後、サンプリング信号
e1をサンプリングホールド回路14を供給することに
より、サンプリングホールド回路14に別のアンテナに
よる映像信号a1のペデスタルレベルをホールドさせ
る。この状態でコンパレータ16は、サンプリングホー
ルド回路13,14からの出力信号f1,g1の比較を
行い、この比較結果の比較検出信号h1をアンテナ切換
コンピュータ12に出力する。これにより、アンテナ切
換コンピュータ12は、予め選択したアンテナと他のア
ンテナの受信状態はどちらがよいかを判定する。この
後、アンテナ切換コンピュータ12は、切換スイッチ回
路11に受信状況のよい方のアンテナを選択する切換制
御信号b1を供給し、受信状況のよい方のアンテナのテ
レビジョン放送信号をテレビジョン受像機40に供給さ
せる。
【0014】この後、アンテナ切換コンピュータ12
は、ステップS4において、次回に比較するアンテナを
示す被比較アンテナデータを作成する。この場合、アン
テナ切換コンピュータ12は、今回のステップS3にお
いて比較しなかった残りの2つのアンテナが以前のステ
ップS3の比較において一度も選択されなかった場合に
は、ランダムに残りのアンテナの一方を選択し、この選
択した一方のアンテナを示すように被比較アンテナデー
タを作成する。残りの2つのアンテナのうち少なくとも
一方が以前のステップS3の比較において選択されてい
た場合には、以前のステップS3の比較において先に選
択された方を示すように被比較アンテナデータを作成す
る。
【0015】この後、アンテナ切換コンピュータ12
は、ステップS5において次の切換動作開始時間の設定
を行う。この場合の切換動作開始時間の設定方法は、時
計回路の現時刻のタイマー値に垂直同期信号の周期より
も幾分上回る時間を加算することにより設定する。この
ようにして設定する理由は、ステップS1においてVパ
ルスが検出されてないことを確認してからステップS2
に移行するのたの時間差を補正するためである。
【0016】この後、このようなステップS1からステ
ップS5までの動作を2回繰り返すして残りの2つのア
ンテナに対しても前述の別のアンテナと同様の比較を行
うことにより、比較中に受信状況に変化がない場合には
4つのアンテナのうち最も受信状態よいアンテナを選択
できる。
【0017】このように従来のダイバーシティ受信装置
によれば、入力レベルの最も大きいアンテナを自動的に
切換選択することができる。
【0018】ここで、2つのアンテナが設けられた車両
等、入力アンテナ数が2本となる場合に図3に示したダ
イバーシティ受信装置10を適応する場合を考える。こ
の場合においては、アンテナ入力端子21,22のみに
アンテナ31,32を接続し、アンテナ入力端子23,
24になにも接続しない状態となる。この状態でもアン
テナ切換コンピュータ12は、4本の入力アンテナ数に
基づいて動作し、実際接続されていないアンテナを選択
して受信状態はどちらがよいかを判定するので、アンテ
ナ31,32のうち受信状態のよいアンテナを切換え選
択するまでに余計な時間を要する場合が多々あり、2本
のアンテナ専用のダイバ―シティ受信装置に比べて非常
に効率の悪いシステムになってしまう。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】従来の一対逐次比較方
式のダイバ―シティ受信装置では、入力アンテナ数を特
定の数よりも減らした場合にも、アンテナ切換コンピュ
ータが、特定の数の入力アンテナ数のみに対応した順番
でアンテナの受信状態の比較を行うので、受信状態のよ
いアンテナを切換え選択するまでに余計な時間を要する
場合が多々あり、非常に効率の悪いシステムになってい
た。
【0020】そこで本発明は、前記の問題点を除去し、
入力アンテナ数の切換わりに対応した組合わせでアンテ
ナの受信状態を一対逐次比較方式で比較することができ
るダイバ―シティ受信装置の提供を目的とする。
【0021】
【課題を解決するための手段】本発明に係るダイバ―シ
ティ受信装置は、テレビジョン放送信号が入力される複
数のアンテナがそれぞれ接続可能な複数の入力端子に入
力されるテレビジョン放送信号を切り替えてチューナに
出力する入力切換回路と、前記チューナにより選局され
たテレビジョン放送信号の映像信号のレベルを検出し、
前記複数の入力端子の内予め選択した入力端子による映
像信号のレベルと、次に選択した入力端子による映像信
号のレベルとの比較を行い、映像信号のレベルが高い方
の入力端子を入力切換回路が選択するように制御する制
御回路と、この制御回路が入力切換回路に順次選択させ
る入力端子の組合わせの設定を、所定の操作が行われる
ことにより切換えるモード切換え手段とを具備したこと
を特徴とする。
【0022】
【作用】この様な構成によれば、モード切換え手段は、
制御回路が入力切換回路に順次選択させる入力端子の組
合わせの設定を、所定の操作が行われることにより切換
えるので、入力アンテナ数の切換わりに対応した組合わ
せでアンテナの受信状態を一対逐次比較方式で比較する
ことができる。
【0023】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して説明
する。
【0024】図1は本発明に係るダイバ―シティ受信装
置の一実施例を示すブロック図であり、図3の従来例と
同じ構成要素には同じ符号を付して説明を省略してい
る。
【0025】図1において、本実施例のダイバ―シティ
受信装置1で異なるのは、アンテナ切換マイクロコンピ
ユータ2の入力ポートにモード切換回路51を設け、こ
のモード切換回路51からの切換え制御信号i2によ
り、アンテナ切換マイクロコンピユータ2がアンテナ3
1,32,33,34のうち一対逐次比較方式で比較す
るアンテナの組合わせを設定するようにしたことであ
る。
【0026】更に詳しく説明すると、ダイバーシティ受
信装置1には、アンテナ31,32,33,34が接続
される第1乃至第4のアンテナ入力端子21,22,2
3,24が設けられいる。ここで、2つのアンテナが設
けられた車両等、入力アンテナ数が2本となる場合にお
いては、アンテナ入力端子21,22のみにアンテナ3
1,32を接続し、アンテナ入力端子23,24になに
も接続しない状態とする。
【0027】入力端子21,22,23,24は、ダイ
バーシティ受信装置1の切換スイッチ回路11に接続さ
れせている。切換スイッチ回路11の出力端子はテレビ
ジョン受像機40に接続される。テレビジョン受像機4
0は、チューナにより切換スイッチ回路11からのテレ
ビジョン放送信号を映像信号a2に変換し、映像信号出
力端子からダイバーシティ受信装置1のサンプリングホ
ールド回路13,14及び垂直同期タイミング信号発生
回路15に供給する。
【0028】ダイバーシティ受信装置1のモード切換回
路51は、手動によるキー入力やスイッチ切換え操作に
基づいて入力アンテナ数を4本と2本とに切換え設定
し、この切換え設定された入力アンテナ数を示す切換え
制御信号i2を出力端子からアンテナ切換マイクロコン
ピユータ2の入力ポートに供給する。
【0029】アンテナ切換マイクロコンピユータ2は、
垂直同期タイミング信号発生回路15からの垂直同期タ
イミング信号c2のVパルスの検出に対応したタイミン
グで第1及び第2のサンプリング信号d2,e2をそれ
ぞれサンプリングホールド回路13,14を供給すると
ともに、後述の被比較アンテナデータに基づいてアンテ
ナを切り換える切換制御信号b2を作成して切換スイッ
チ回路11に供給する。サンプリングホールド回路1
3、14の出力信号f2,g2は、それぞれコンパレー
タ16の非反転入力端子(+)及び反転入力端子(−)
に供給される。コンパレータ16は、サンプリングホー
ルド回路13、14からの出力信号f2,g2の比較を
行い、この比較結果の比較検出信号h2をアンテナ切換
コンピュータ2に供給する。
【0030】アンテナ切換コンピュータ2は、コンパレ
ータ16からの比較検出信号h2により予め選択したア
ンテナと次に選択したアンテナのうち、テレビジョン受
像機40からの映像信号a2のペデスタルレベルが大い
方のアンテナを判定し、映像信号a2のペデスタルレベ
ルが大い方のアンテナを選択する切換制御信号b2を切
換スイッチ回路11に供給する。アンテナ切換コンピュ
ータ2は、受信状態のよい方のアンテナを選択後、モー
ド切換回路51からの切換え制御信号i2に基づいて、
この選択したアンテナと次回のVパルスのタイミングで
比較するアンテナを示す被比較アンテナデータを作成す
る。
【0031】また、アンテナ切換コンピュータ2は、垂
直タイミング信号発生回路15からの垂直同期タイミン
グ信号c2に同期して次の切換動作開始時間を設定でき
るようになっており、受信不良等により垂直同期タイミ
ングc2からVパルスが検出されなくなった場合には、
次の切換動作開始時間により、Vパルスを検出した場合
と同様の信号処理を行うようにしている。
【0032】図2はこのような一実施例の動作を示すフ
ローチャートである。
【0033】まず、図1に示すステップS11におい
て、アンテナ切換マイクロコンピユータ2は、垂直同期
タイミング信号発生回路15より供給される垂直同期タ
イミング信号c2からVパルスが検出されたか否かを判
定しており、Vパルスが検出されない場合には、ステッ
プS11の判定がノーとなりステップS12の処理を行
い、Vパルスが検出されない場合には、ステップS11
の判定がイエスとなりステップS13の処理に移行す
る。ステップS12において、アンテナ切換マイクロコ
ンピユータ2は、予め設定した切換動作開始時間が時計
回路のタイマー値と一致するか否か判定することによ
り、切換動作開始時間になったか否かを判定している。
切換動作開始時間になっていない場合には、ステップS
12の判定がノーとなってステップS11に戻り、切換
動作開始時間になった場合には、ステップS12の判定
がイエスとなってステップS13の処理に移行する。
【0034】ステップS13では、まず、アンテナ切換
マイクロコンピユータ2は、サンプリング信号d2をサ
ンプリングホールド回路13を供給することにより、サ
ンプリングホールド回路13に予め選択したアンテナに
よる映像信号a2のペデスタルレベルをホールドさせ
る。次に、切換スイッチ回路11に切換制御信号b2を
供給し、被比較アンテナデータが示す別のアンテナのテ
レビジョン放送信号をテレビジョン受像機40に導き、
サンプリングホールド回路14に別のアンテナによる映
像信号a2を供給する。この後、サンプリング信号e2
をサンプリングホールド回路14を供給することによ
り、アンテナ切換マイクロコンピユータ2は、サンプリ
ングホールド回路14に別のアンテナによる映像信号a
2のペデスタルレベルをホールドさせる。この状態でコ
ンパレータ16は、サンプリングホールド回路13,1
4からの出力信号f2,g2の比較を行い、この比較結
果の比較検出信号h2をアンテナ切換コンピュータ2に
出力する。これにより、アンテナ切換コンピュータ2
は、予め選択したアンテナと他のアンテナの受信状態は
どちらがよいかを判定する。この後、アンテナ切換コン
ピュータ2は、切換スイッチ回路11に受信状況のよい
方のアンテナを選択する切換制御信号b2を供給し、受
信状況のよい方のアンテナのテレビジョン放送信号をテ
レビジョン受像機40に供給させる。この後、アンテナ
切換コンピュータ2は、ステップS14において次の切
換動作開始時間の設定を行い、ステップS15の処理に
移行する。
【0035】ステップS15において、アンテナ切換コ
ンピュータ2は、モード切換回路51からの切換え制御
信号i2が変更されたかを検出することにより入力アン
テナ数が変更されたか否かの判定しており、入力アンテ
ナ数が変更された場合には、ステップS15の判定がイ
エスとなりステップS16において切換え制御信号i2
が示す入力アンテナ数を予め記憶した入力アンテナ数の
代わりに書換えて記憶し、処理を終了する。
【0036】ステップS15において入力アンテナ数が
変更された場合には、ステップS15の判定がノーとな
りステップS17において、アンテナ切換コンピュータ
2は、記憶した入力アンテナ数が4本か否かを判定す
る。記憶したアンテナ数が4本の場合には、ステップS
17の判定がイエスとなってステップS18の処理に移
行し、記憶したアンテナ数が2本の場合にはステップS
17の判定がノーとなってステップS19の処理に移行
する。
【0037】ステップS18において、アンテナ切換コ
ンピュータ2は、入力アンテナ数4本に対応して次回に
比較するアンテナを示す被比較アンテナデータを作成し
て処理を終了する。この場合、アンテナ切換コンピュー
タ2は、今回のステップS13において比較しなかった
残りの2つのアンテナが以前のステップS13の比較に
おいて一度も選択されなかった場合には、ランダムに残
りのアンテナの一方を選択し、この選択した一方のアン
テナを示すように被比較アンテナデータを作成する。ま
た、ステップS18において、アンテナ切換コンピュー
タ2は、残りの2つのアンテナのうち少なくとも一方が
以前のステップS3の比較において選択されていた場合
には、以前のステップS3の比較において先に選択され
た方を示すように被比較アンテナデータを作成する。
【0038】ステップS19において、アンテナ切換コ
ンピュータ2は、アンテナ数2本に対応して次回に比較
するアンテナを示す被比較アンテナデータを作成して処
理を終了する。この場合、アンテナ切換コンピュータ2
は、今回のステップS13においてアンテナ21,22
の両方を比較しなかった場合には、ランダムにアンテナ
21,22の一方を選択し、この選択した一方のアンテ
ナを示すように被比較アンテナデータを作成する。ま
た、ステップS19において、アンテナ切換コンピュー
タ2は、今回のステップS13においてアンテナ21,
22の一方を比較した場合には、アンテナ21,22の
内比較しなかった方を示すように被比較アンテナデータ
を作成する。さらに、アンテナ切換コンピュータ2は、
今回のステップS13においてアンテナ21,22の両
方を比較した場合には、アンテナ21,22の内受信状
態の低い方のアンテナを示すように被比較アンテナデー
タを作成する。
【0039】このような実施例のダイバーシティ受信装
置1は、入力アンテナ数が4本で受信状況に変化がない
場合には、図2に示した処理を3回繰り返すことによ
り、4つのアンテナのうち最も受信状態よいアンテナを
選択できる。
【0040】ダイバーシティ受信装置1は、入力アンテ
ナ数が4本から2本に切換わったてから図2に示した処
理を最大2回繰り返せば、後は、2つのアンテナ31,
32のみ比較する状態となり、2つのアンテナ31,3
2のうち最も受信状態よいアンテナを選択できる。
【0041】る。
【0042】以上説明したようにこのような実施例によ
れば、入力アンテナ数の切換わりに対応した組合わせで
アンテナの受信状態を一対逐次比較方式で比較すること
ができるので、入力アンテナ数が4本から2本に切換わ
った後若干の時間を要するだけで、以後は2本のアンテ
ナ専用のダイバ―シティ受信装置と同等の一対逐次比較
方式の比較を行え、非常にユーザーにとって便利なもの
となる。
【0043】尚、図1の実施例は入力アンテナ数を4本
と2本とに切換えるものに適用したが、別の切換えの組
合わせ例えば8本と2本とに切換えるものに適用しても
よい。
【0044】
【発明の効果】以上述べた様にこの発明によれば、入力
アンテナ数の切換わりに対応した組合わせでアンテナの
受信状態を一対逐次比較方式で比較することができるの
で、入力アンテナ数を切換えた場合にも、効率の良い一
対逐次比較方式の比較を行え、非常にユーザーにとって
便利なものとなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るダイバ―シティ受信装置の一実施
例を示すブロック図。
【図2】図1の実施例の動作を示すフローチャート。
【図3】従来のダイバ―シティ受信装置を示すブロック
図。
【図4】図3のダイバ―シティ受信装置実施例の動作を
示すフローチャート。
【符号の説明】
1 ダイバ―シティ受信装置 2 アンテナ切換マイクロコンピユータ 11 切換スイッチ回路 13,14 サンプリングホールド回路 15 垂直同期タイミング信号発生回路 16 コンパレータ 21,22,23,24 入力端子 31,32,33,34 アンテナ 40 テレビジョン受像機 51 モード切換回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 テレビジョン放送信号が入力される複数
    のアンテナがそれぞれ接続可能な複数の入力端子に入力
    されるテレビジョン放送信号を切り替えてチューナに出
    力する入力切換回路と、 前記チューナにより選局されたテレビジョン放送信号の
    映像信号のレベルを検出し、前記複数の入力端子の内予
    め選択した入力端子による映像信号のレベルと、次に選
    択した入力端子による映像信号のレベルとの比較を行
    い、映像信号のレベルが高い方の入力端子を入力切換回
    路が選択するように制御する制御回路と、 この制御回路が入力切換回路に順次選択させる入力端子
    の組合わせの設定を、所定の操作が行われることにより
    切換えるモード切換え手段とを具備したことを特徴とす
    るダイバ―シティ受信装置。
JP5272436A 1993-10-29 1993-10-29 ダイバ―シティ受信装置 Pending JPH07131397A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5272436A JPH07131397A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 ダイバ―シティ受信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5272436A JPH07131397A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 ダイバ―シティ受信装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH07131397A true JPH07131397A (ja) 1995-05-19

Family

ID=17513893

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5272436A Pending JPH07131397A (ja) 1993-10-29 1993-10-29 ダイバ―シティ受信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07131397A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100397794C (zh) * 2003-11-25 2008-06-25 夏普株式会社 接收装置
WO2013176041A1 (ja) * 2012-05-21 2013-11-28 シャープ株式会社 無線通信装置、および無線通信システム
CN106534936A (zh) * 2016-11-23 2017-03-22 青岛海信电器股份有限公司 一种天线控制方法、装置及系统

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN100397794C (zh) * 2003-11-25 2008-06-25 夏普株式会社 接收装置
WO2013176041A1 (ja) * 2012-05-21 2013-11-28 シャープ株式会社 無線通信装置、および無線通信システム
JP2013243549A (ja) * 2012-05-21 2013-12-05 Sharp Corp 無線通信装置、および無線通信システム
CN106534936A (zh) * 2016-11-23 2017-03-22 青岛海信电器股份有限公司 一种天线控制方法、装置及系统
CN106534936B (zh) * 2016-11-23 2019-07-05 青岛海信电器股份有限公司 一种天线控制方法、装置及系统

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2007060624A (ja) 受信装置
JPH07131397A (ja) ダイバ―シティ受信装置
EP0464328B1 (en) Multivoice broadcast search method and apparatus in NICAM broadcasting receiver
US5245437A (en) Method for selecting channels in a video system using a national television system committee (NTSC) system
JPH0638124A (ja) ダイバ−シティ受信装置
JPH05347738A (ja) 画像信号処理装置
JP3284629B2 (ja) アンテナ切換え装置
JP3969828B2 (ja) テレビジョン信号受信装置のrfコンバータ出力チャンネル自動設定装置、ビデオチューナ装置及びvtr
JP3443287B2 (ja) ダイバーシティ受信機
JP3281804B2 (ja) ダイバーシティ受信装置
JP3284627B2 (ja) アンテナ切換え装置
JPH11252474A (ja) 2画面テレビ受信装置
JPH10243304A (ja) 受信装置および方法
KR0147985B1 (ko) 다중 채널 자동 선국 방법
JPH06188793A (ja) アンテナ切換え装置
JPH1013277A (ja) 受信装置
KR0127530B1 (ko) 컬러킬러신호를 이용한 채널자동절환방법
KR100213484B1 (ko) 방송모드 자동전환방법
KR0146989B1 (ko) 텔레비젼에서의 채널 선국 방법
KR20000040871A (ko) Pip 기능을 구비한 텔레비전의 채널 자동 탐색 방법
KR20040096015A (ko) 2튜너를 가지는 티브이 및 2튜너를 이용한 자동 채널 서치방법
JPH07322161A (ja) 車載用テレビジョン受信機
JPH11203850A (ja) 磁気記録再生装置
KR20000001649A (ko) 카오디오 시스템의 최선국 기억 방법
JP2006173968A (ja) 選局装置および方法