JP3969828B2 - テレビジョン信号受信装置のrfコンバータ出力チャンネル自動設定装置、ビデオチューナ装置及びvtr - Google Patents

テレビジョン信号受信装置のrfコンバータ出力チャンネル自動設定装置、ビデオチューナ装置及びvtr Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置、即ちビデオテープレコーダ (以下、 VTRと言う)等のテレビジョン信号受信装置のビデオチューナ装置において、受信中のチャンネルのビデオ信号及びオーディオ信号をRF信号に変換してテレビジョンセットへ出力する装置に関し、より詳細にはその出力チャンネルを自動的に設定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
ビデオテープレコーダ (以下、 VTRと言う)をTVセットに接続する場合には、いわゆるライン接続と称されるTVセットのチューナをバイパスして直接ビデオ信号及びオーディオ信号を送る方法と、 VTRの出力をRFコンバータにより一旦テレビジョン信号のあるチャンネルのRF信号に変換してチューナへ送る方法とがある。
【0003】
後者の場合、TVセットのチューナはその地域で通常放送されている他のチャンネルのテレビジョン信号を受信する必要があるため、空いているチャンネルを使用しなければならない。日本国内ではNHK総合が第1チャンネルまたは第2チャンネルのいずれかを地域に応じて使用していて他の放送局は使用しないため、通常は第1チャンネルまたは第2チャンネルのいずれかをRFコンバータの出力用チャンネルとして選択すればよく、ユーザが手動で設定するにしても、装置が自動的に設定するにしても大きな問題は生じない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、海外向けに製品を輸出するような場合には、多くの輸出先それぞれでの空きチャンネルを予め設定しておくことは製造コストの上昇を招来することになる。
【0005】
一方、テレビジョン信号のチューニング方式としては周波数シンセサイザ方式と電圧制御方式とがあり、前者では自動的に放送局の有無を探査して受信可能なチャンネルを設定すると共に空きチャンネルを見つけることが可能である。この場合、見つかった空きチャンネルにおいて隣接チャンネルが妨害を受けないように計算してRFコンバータの最適なチャンネルを設定することが可能である。
【0006】
しかし後者では、受信可能なチャンネルを設定することは可能ではあるが、RFコンバータの出力用のチャンネルはユーザが空きチャンネルを探して手動操作で設定する必要があった。
【0007】
本発明は以上のような事情に鑑みてなされたものであり、電圧制御方式のテレビジョン信号のチューニング方式においても自動的に最適なRFコンバータの出力チャンネルを設定し得るRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置、更にはそのような機能を有するビデオチューナ装置及びVTRの提供を目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
本発明は、受信したテレビジョン信号から有局チャンネルを電圧制御方式により自動的に選局する自動選局装置と、この自動選局装置により選局された有局チャンネルのビデオ信号及びオーディオ信号をRF信号に変換して出力するRFコンバータとを備えたテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置において、各チャンネルを選局するための電圧に対応する値のPWM信号を順次的に出力することにより自動選局装置に有局チャンネルを順次的に選局させる手段と、予め設定された所定チャンネル数単位の各領域に有局チャンネルが存在するか否かを検出する手段と、有局チャンネルが存在しない領域が検出された場合にその領域の中間のチャンネルを選局するための電圧に対応するPWM信号の値を求める手段と、求められたPWM信号の値に基づいてRFコンバータの出力チャンネルを設定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
このような本発明のテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置では、各チャンネルを選局するための電圧に対応する値のPWM信号を順次的に出力することにより有局チャンネルが自動選局装置により順次的に選局され、予め設定された所定チャンネル数単位の各領域に有局チャンネルが存在するか否かが検出され、有局チャンネルが存在しない領域が検出された場合にその領域の中間のチャンネルを選局するための電圧に対応するPWM信号の値が求められ、求められたPWM信号の値に基づいてRFコンバータの出力チャンネルが自動的に設定される。
【0010】
また本発明に係るビデオチューナ装置は、受信したテレビジョン信号から有局チャンネルを電圧制御方式により自動的に選局する自動選局装置と、この自動選局装置により選局された有局チャンネルのビデオ信号及びオーディオ信号をRF信号に変換して出力するRFコンバータとを備えたビデオチューナ装置において、各チャンネルを選局するための電圧に対応する値のPWM信号を順次的に出力することにより自動選局装置に有局チャンネルを順次的に選局させる手段と、予め設定された所定チャンネル数単位の各領域に有局チャンネルが存在するか否かを検出する手段と、有局チャンネルが存在しない領域が検出された場合にその領域の中間のチャンネルを選局するための電圧に対応するPWM信号の値を求める手段と、求められたPWM信号の値に基づいてRFコンバータの出力チャンネルを設定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0011】
このような本発明のビデオチューナ装置では、各チャンネルを選局するための電圧に対応する値のPWM信号を順次的に出力することにより有局チャンネルが自動選局装置により順次的に選局され、予め設定された所定チャンネル数単位の各領域に有局チャンネルが存在するか否かが検出され、有局チャンネルが存在しない領域が検出された場合にその領域の中間のチャンネルを選局するための電圧に対応するPWM信号の値が求められ、求められたPWM信号の値に基づいてRFコンバータの出力チャンネルが自動的に設定される。
【0012】
更に本発明に係るVTRは、受信したテレビジョン信号から有局チャンネルを電圧制御方式により自動的に選局する自動選局装置と、この自動選局装置により選局された有局チャンネルのビデオ信号及びオーディオ信号をRF信号に変換して出力するRFコンバータとを備えたVTRにおいて、各チャンネルを選局するための電圧に対応する値のPWM信号を順次的に出力することにより自動選局装置に有局チャンネルを順次的に選局させる手段と、予め設定された所定チャンネル数単位の各領域に有局チャンネルが存在するか否かを検出する手段と、有局チャンネルが存在しない領域が検出された場合にその領域の中間のチャンネルを選局するための電圧に対応するPWM信号の値を求める手段と、求められたPWM信号の値に基づいてRFコンバータの出力チャンネルを設定する手段とを備えたことを特徴とする。
【0013】
このような本発明のVTRでは、各チャンネルを選局するための電圧に対応する値のPWM信号を順次的に出力することにより有局チャンネルが自動選局装置により順次的に選局され、予め設定された所定チャンネル数単位の各領域に有局チャンネルが存在するか否かが検出され、有局チャンネルが存在しない領域が検出された場合にその領域の中間のチャンネルを選局するための電圧に対応するPWM信号の値が求められ、求められたPWM信号の値に基づいてRFコンバータの出力チャンネルが自動的に設定される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明をその実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。図1は本発明に係るテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置を備えたビデオチューナ装置及びVTRの概略の構成例を示すブロック図である。
【0015】
図1において参照符号30はビデオチューナ装置を示しており、本発明のテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置が備えられている。またこのビデオチューナ装置30はVTR20に内蔵されている。
【0016】
マイクロコンピュータ (以下、マイコンという)1は操作部2の操作により選局のための制御を行ない、また表示部3に選局結果等を表示すると共にVTR20の制御中枢としての種々の制御を行なう。なお、操作部2はたとえばキーボード, リモートコントロール装置等が利用可能であり、表示部3はたとえばこのVTR20が後述するRFコンバータ6を介して接続されるテレビジョンセットの表示管(CRTディスプレイ)を利用することもまた LCD等による専用の表示素子を利用することも可能である。
【0017】
操作部2からマイコン1に与えられた選局の指示は選局情報としてチューナ及び中間周波増幅回路(チューナ+IF)4に与えられる。このチューナ及び中間周波増幅回路4にはアンテナ5が受信したテレビジョン信号が入力されており、電圧制御方式により選局を行なう。具体的には、マイコン1から出力されるチューニング電圧を PWM(Pulse Width Modulation)値に変換してチューナ及び中間周波増幅回路4に入力することによりチューナ及び中間周波増幅回路4の選局動作が制御され、更に本発明を特徴付けるRFコンバータ6の出力チャンネルの自動設定が行なわれる。
【0018】
チューナ及び中間周波増幅回路4により選局されたテレビジョン信号は、中間周波(たとえばビデオ信号は58.75MHz、オーディオ信号は4.5MHz)に変換され、ビデオ信号処理回路7及びオーディオ信号処理回路8に与えられる。一方、チューナ及び中間周波増幅回路4からマイコン1へはフィードバック信号として、操作部2の操作に応じてマイコン1により選局されてIF(中間周波数)信号に変換された希望波信号を標準中間周波数との周波数差を直流電圧信号に変換した AFT Sカーブ信号が出力されている。
【0019】
ビデオ信号処理回路7及びオーディオ信号処理回路8はそれぞれビデオ信号及びオーディオ信号を処理してRFコンバータ6及び記録・再生部10に与える。RFコンバータ6は入力されたビデオ信号及びオーディオ信号をマイコン1により設定された出力チャンネルに対応する周波数に変換して外部へ出力する。このRFコンバータ6の外部出力がテレビジョンセットのチューナに入力されるた場合にはマイコン1により設定されたチャンネルで受信が可能である。RFコンバータ6とマイコン1との間はシリアルバスにより接続されており、後述するようにマイコン1により決定されたRF出力チャネルがRFコンバータ6に設定される。
【0020】
なお、参照符号9は同期分離回路であり、ビデオ信号処理回路7により処理されたビデオ信号から同期信号を分離してマイコン1に与える。
【0021】
次に、上述のような構成のテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置の動作についてマイコン1の制御手順を示す図2乃至図4のフローチャート及び UHF21チャンネル乃至69チャンネルとチューニング電圧との関係を示す図5の模式図を参照して説明する。
【0022】
なお、図5に示されているように、チャンネル30のチューニング電圧に対応する PWM値が比較値1として、チャンネル40のチューニング電圧に対応する PWM値が比較値2として、チャンネル50のチューニング電圧に対応する PWM値が比較値3として、チャンネル60のチューニング電圧に対応する PWM値が比較値4として、チャンネル69のチューニング電圧に対応する PWM値が比較値5としてそれぞれ予め設定されているものとする。
【0023】
まずマイコン1による選局探査が開始されると (ステップS11)、マイコン1 はチューナ及び中間周波増幅回路4に対して PWM出力を行なう (ステップS12)。但しこの場合、マイコン1はチューニング電圧が最も低いチャンネル(21チャンネル)に対応する PWM値を最初に出力する。従って、マイコン1からの PWM出力に対して最初は有局チャンネル(放送を行なっているチャンネル)が最大のチャンネルではないので (ステップS13で”NO ")、マイコン1はチューナ及び中間周波増幅回路4へ現在出力している PWM値が有局チャンネルに対応した値であるか否かを判定する (ステップS14)。有局チャンネルでない場合 (ステップS14で”NO ")、マイコン1はステップS12へ処理を戻して PWM出力を所定値だけ大きくしてチューナ及び中間周波増幅回路4へ再度出力する。
【0024】
具体的には図5に示されているように、マイコン1は21チャンネルのチューニング電圧に対応する PWM値を最初に出力し、その後はたとえば昇順で各チャンネルのチューニング電圧に対応して PWM出力の値を順次的に増加させる。このようにしてマイコン1が最小値から PWM出力の値を順次的に大きくしつつ出力してゆくと、やがて有局チャンネルに対応する PWM出力の値になる (ステップS14で”YES ”)。ここでマイコン1はその時点でチューナ及び中間周波増幅回路4へ出力している PWM出力の値(現有局チャンネルに対応する PWM値)が予め設定されている比較値1以下であるか否かを判断する (ステップS15)。
【0025】
図5に示されているように、比較値1は30チャンネルのチューニング電圧に対応する PWM値に設定されているので、ステップS15での判断結果が”YES " である場合、即ち30チャンネル以下で有局チャンネルが見つかった場合にはステップS12へ処理が戻される。しかし、ステップS15での判断結果が”NO "である場合、即ち30チャンネル以下で有局チャンネルが見つからなかった場合には、一つ前に見つかっていた有局チャンネルの PWM値が比較値1以下であるか否かが判断される (ステップS16)。
【0026】
具体的には、マイコン1はステップS15での判断結果が”YES " である間は、比較値1、即ち30チャンネル以下において有局チャンネルが存在する場合にはその内の最も大きなチャンネルを見つけることが出来る。そして、ステップS15において判断結果が”NO "になると、マイコン1は30チャンネルを超えるチャンネルにおいて有局チャンネルを見つけたことになる。従って、ステップS16での判断結果が”NO "である場合には、比較値1に対応する30チャンネル以下において有局チャンネルが見つからないままに30チャンネルより大きいチャンネルにおいて最初に有局チャンネルが見つかったことを意味している。この場合、マイコン1は比較値1の1/2に近似の PWM値に対応するチューニング電圧のチャンネルをRFコンバータ6の出力チャンネルとして設定する (ステップS31)。これにより、たとえば24チャンネルがRFコンバータ6の出力チャンネルとして設定される。この場合、21チャンネル乃至30チャンネルの範囲には有局チャンネルは存在しないので、RFコンバータ6の出力が有局チャンネルの妨害を受ける虞はない。
【0027】
一方、ステップS16での判断結果が”YES " であった場合、即ち比較値1に対応するチューニング電圧である30チャンネルを挟んだ両側に有局チャンネルが存在した場合には、マイコン1は比較値1に対応するチューニング電圧である30チャンネルより大であり且つ比較値2に対応するチューニング電圧である40チャンネル以下である有局チャンネルを探査する (ステップS17)。そして。比較値2に対応するチューニング電圧である40チャンネルより大きなチャンネルにおいて有局チャンネルが見つかると (ステップS17で”NO ")、マイコン1は一つ前の有局チャンネルが比較値1より大きく且つ比較値2以下の範囲、即ち30チャンネルより大きく且つ40チャンネル以下の範囲内であるか否かを判断する (ステップS18)。
【0028】
ステップS18での判断結果が”NO "であった場合、換言すれば41チャンネル以上において有局チャンネルが見つかったが31チャンネルから40チャンネルまでに有局チャンネルが見つからなかった場合には、マイコン1は「比較値1+比較値2」の1/2、換言すれば比較値1と比較値2とのほぼ中央の値に近似の PWM値に対応するチューニング電圧のチャンネルをRFコンバータ6の出力チャンネルとして設定する (ステップS32)。これにより、たとえば34チャンネルがRFコンバータ6の出力チャンネルとして設定される。この場合、31チャンネル乃至40チャンネルの範囲には有局チャンネルは存在しないので、RFコンバータ6の出力が有局チャンネルの妨害を受ける虞はない。
【0029】
以下同様にして、51チャンネル以上において有局チャンネルが見つかったが41チャンネルから50チャンネルまでに有局チャンネルが見つからなかった場合には、マイコン1は「比較値2+比較値3」の1/2、換言すれば比較値2と比較値3とのほぼ中央の値に近似の PWM値に対応するチューニング電圧のチャンネルをRFコンバータ6の出力チャンネルとして設定する (ステップS19、S20、S33)。これにより、たとえば44チャンネルがRFコンバータ6の出力チャンネルとして設定される。この場合、41チャンネル乃至50チャンネルの範囲には有局チャンネルは存在しないので、RFコンバータ6の出力が有局チャンネルの妨害を受ける虞はない。
【0030】
更に同様に、61チャンネル以上において有局チャンネルが見つかったが51チャンネルから60チャンネルまでに有局チャンネルが見つからなかった場合には、マイコン1は「比較値3+比較値4」の1/2、換言すれば比較値3と比較値4とのほぼ中央の値に近似の PWM値に対応するチューニング電圧のチャンネルをRFコンバータ6の出力チャンネルとして設定する (ステップS21、S22、S34)。これにより、たとえば54チャンネルがRFコンバータ6の出力チャンネルとして設定される。この場合、51チャンネル乃至60チャンネルの範囲には有局チャンネルは存在しないので、RFコンバータ6の出力が有局チャンネルの妨害を受ける虞はない。
【0031】
最後に、61チャンネルから69チャンネルまでに有局チャンネルが見つからなかった場合には、マイコン1は「比較値4+比較値5」の1/2、換言すれば比較値4と比較値5とのほぼ中央の値に近似の PWM値に対応するチューニング電圧のチャンネルをRFコンバータ6の出力チャンネルとして設定する (ステップS23、S24、S35)。これにより、たとえば64チャンネルがRFコンバータ6の出力チャンネルとして設定される。この場合、61チャンネル乃至69チャンネルの範囲には有局チャンネルは存在しないので、RFコンバータ6の出力が有局チャンネルの妨害を受ける虞はない。
【0032】
なお、最大の69チャンネルまで探査が行なわれた時点において (ステップS13で”YES ”)、有局チャンネルが存在しなかった場合 (ステップS41で”YES " )にはいずれのチャンネルをRFコンバータ6の出力チャンネルとしても問題は生じないため、マイコン1は予め設定されている初期値をRFコンバータ6の出力チャンネルとして設定する (ステップS42)。但し、有局チャンネルが存在していた場合には(スップS41で”NO ")、RFコンバータ6の出力チャンネルを設定することが可能な空きチャンネルが見つからなかったことを意味しているため、マイコン1はRFコンバータ6の出力チャンネルの設定は行なわずにこの処理を終了する。この場合、チャンネルにまったく空きがないと言うことではないため、ユーザの手動操作による設定は可能である。
【0033】
【発明の効果】
以上に詳述したように本発明のテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置によれば、テレビジョン信号受信装置において、初期設定されているRFコンバータ出力チャンネルが有局チャンネルと重なっているような場合、または隣接するチャンネルによる妨害を受けるような場合においても、自動的に最適なRFコンバータ出力チャンネルが設定されるため、ユーザの手間を煩わせることがなく、また製造業者においてはそれが内蔵された種々の装置のRFコンバータ出力チャンネルの初期設定を出荷先それぞれに応じて変更する必要もなくなる。
【0034】
また本発明のビデオチューナ装置によれば、初期設定されているRFコンバータ出力チャンネルが有局チャンネルと重なっているような場合、または隣接するチャンネルによる妨害を受けるような場合においても、自動的に最適なRFコンバータ出力チャンネルが設定されるため、ユーザの手間を煩わせることがなく、また製造業者においては装置のRFコンバータ出力チャンネルの初期設定を出荷先それぞれに応じて変更する必要もなくなる。
【0035】
更に本発明のVTRによれば、初期設定されているRFコンバータ出力チャンネルが有局チャンネルと重なっているような場合、または隣接するチャンネルによる妨害を受けるような場合においても、自動的に最適なRFコンバータ出力チャンネルが設定されるため、ユーザの手間を煩わせることがなく、また製造業者においてはVTRのRFコンバータ出力チャンネルの初期設定を出荷先それぞれに応じて変更する必要もなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置及びそれを内蔵したVTRの構成例を示すブロック図である。
【図2】本発明のテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置の動作を説明するためのマイクロコンピュータによる制御手順を示すフローチャートである。
【図3】本発明のテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置の動作を説明するためのマイクロコンピュータによる制御手順を示すフローチャートである。
【図4】本発明のテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置の動作を説明するためのマイクロコンピュータによる制御手順を示すフローチャートである。
【図5】 UHF21チャンネル乃至69チャンネルとチューニング電圧との関係を示す模式図である。
【符号の説明】
1 マイクロコンピュータ(マイコン)
4 チューナ及び中間周波増幅回路
6 RFコンバータ
20 VTR
30 ビデオチューナ装置

Claims (3)

  1. 受信したテレビジョン信号から有局チャンネルを電圧制御方式により自動的に選局する自動選局装置と、該自動選局装置により選局された有局チャンネルのビデオ信号及びオーディオ信号をRF信号に変換して出力するRFコンバータとを備えたテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置において、
    各チャンネルを選局するための電圧に対応する値のPWM信号を順次的に出力することにより前記自動選局装置に有局チャンネルを順次的に選局させる手段と、
    予め設定された所定チャンネル数単位の各領域に有局チャンネルが存在するか否かを検出する手段と、
    有局チャンネルが存在しない領域が検出された場合にその領域の中間のチャンネルを選局するための電圧に対応するPWM信号の値を求める手段と、
    求められたPWM信号の値に基づいて前記RFコンバータの出力チャンネルを設定する手段と
    を備えたことを特徴とするテレビジョン信号受信装置のRFコンバータ出力チャンネル自動設定装置。
  2. 受信したテレビジョン信号から有局チャンネルを電圧制御方式により自動的に選局する自動選局装置と、該自動選局装置により選局された有局チャンネルのビデオ信号及びオーディオ信号をRF信号に変換して出力するRFコンバータとを備えたビデオチューナ装置において、
    各チャンネルを選局するための電圧に対応する値のPWM信号を順次的に出力することにより前記自動選局装置に有局チャンネルを順次的に選局させる手段と、
    予め設定された所定チャンネル数単位の各領域に有局チャンネルが存在するか否かを検出する手段と、
    有局チャンネルが存在しない領域が検出された場合にその領域の中間のチャンネルを選局するための電圧に対応するPWM信号の値を求める手段と、
    求められたPWM信号の値に基づいて前記RFコンバータの出力チャンネルを設定する手段と
    を備えたことを特徴とするビデオチューナ装置。
  3. 受信したテレビジョン信号から有局チャンネルを電圧制御方式により自動的に選局する自動選局装置と、該自動選局装置により選局された有局チャンネルのビデオ信号及びオーディオ信号をRF信号に変換して出力するRFコンバータとを備えたVTRにおいて、
    各チャンネルを選局するための電圧に対応する値のPWM信号を順次的に出力することにより前記自動選局装置に有局チャンネルを順次的に選局させる手段と、
    予め設定された所定チャンネル数単位の各領域に有局チャンネルが存在するか否かを検出する手段と、
    有局チャンネルが存在しない領域が検出された場合にその領域の中間のチャンネルを選局するための電圧に対応するPWM信号の値を求める手段と、
    求められたPWM信号の値に基づいて前記RFコンバータの出力チャンネルを設定する手段と
    を備えたことを特徴とするVTR。
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