JPH1127104A - 選局装置の自動チャンネルプリセット方法及び自動チャンネルプリセット機能付選局装置 - Google Patents

選局装置の自動チャンネルプリセット方法及び自動チャンネルプリセット機能付選局装置

Info

Publication number
JPH1127104A
JPH1127104A JP17794497A JP17794497A JPH1127104A JP H1127104 A JPH1127104 A JP H1127104A JP 17794497 A JP17794497 A JP 17794497A JP 17794497 A JP17794497 A JP 17794497A JP H1127104 A JPH1127104 A JP H1127104A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
channel
signal
data
broadcast wave
wave signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP17794497A
Other languages
English (en)
Inventor
Mitsuo Hirose
光男 広瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP17794497A priority Critical patent/JPH1127104A/ja
Publication of JPH1127104A publication Critical patent/JPH1127104A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Channel Selection Circuits, Automatic Tuning Circuits (AREA)
  • Circuits Of Receivers In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 受信状態が良い放送波信号から順に自動的に
チャンネルプリセット可能な選局装置の自動チャンネル
プリセット方法及び自動チャンネルプリセット機能付選
局装置を提供する。 【解決手段】 所定周波数帯域内に亙って放送波信号を
順次受信し、受信された前記放送波信号の内、受信電界
強度の大きい前記放送波信号に関するデータから順に記
憶領域へ設定していくことを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【発明の属する技術分野】本発明は、テレビジョン受像
機等の電子機器における、選局装置の自動チャンネルプ
リセット方法及び自動チャンネルプリセット機能付選局
装置に関する。
【0001】
【従来の技術】従来よりテレビジョン受像機は、放送波
信号のチャンネル番号を直接指示するのではなく、チャ
ンネルポジションと呼ばれる特定の記憶領域にポジショ
ン番号と放送波信号のチャンネル番号とを対にして予め
記憶させておき、テレビジョン受像機本体やリモコン送
信器のポジションキーを押下して、前記ポジション番号
指示を付与することにより、所望の放送波信号をワンタ
ッチ操作のみで瞬時に選局できるようになっている。
【0002】しかしながら、このポジション番号と放送
波信号のチャンネル番号とを対応させて記憶する、いわ
ゆるチャンネルプリセット作業は、操作者にとって大変
煩雑な作業であった。
【0003】そこで最近では、テレビジョン受像機の選
局処理部が、放送波帯域全域を自動的にサーチし、放送
波信号が検出されたチャンネルについて、そのチャンネ
ル番号を空きポジションへ順次設定していく自動チャン
ネルプリセット機能付き選局装置が存在する。
【0004】一例として特開平5−275977公報に
は、受信信号中の中間周波数成分の有無を検出して自動
チャンネルプリセットする技術が開示されている。
【0005】当該公報では、予め記憶された選局データ
が示すチャンネルの選局を順番に行って放送波信号を生
成し、この放送波信号のIF信号成分の有無を検出する
ことにより予め記憶された選局データに対応した放送波
信号の有無を検出し、放送波信号がある選局データをそ
れぞれのチャンネル番号と同じ番号のポジションへ記憶
すると共に、放送波信号の存在するチャンネルの内、そ
のチャンネル番号に一致する番号のポジションがない選
局データを選局データの記憶されていないポジションに
自動的にチャンネルプリセットさせようというものであ
る。
【0006】このように、当該公報では、放送波信号の
IF信号成分の有無を検出し自動チャンネルプリセット
を実現するものであるが、テレビジョン受像機において
は、映像復調信号から同期分離部により水平同期信号を
分離し、この水平同期信号Ssyの有無から放送波信号
の有無を正確に検出できることと、テレビジョン受像機
は通常同期分離部を具備しており、それを利用できる
為、最近のテレビジョン受像機の自動チャンネルプリセ
ットでは、前記水平同期信号から放送波信号の有無を検
出している。
【0007】そこで前記のようなテレビジョン受像機の
選局処理部において、受信可能な放送波信号を自動的に
サーチしポジションへ設定する技術として、考えられる
具体的手法を例にとり、図面を参照しつつ説明する。
【0008】図5は従来例の自動チャンネルプリセット
機能付選局装置のブロックダイヤグラム、図6は同・選
局装置の自動チャンネルプリセット方法のフローチャー
トである。
【0009】図中、Aは自動チャンネルプリセット機能
付選局装置、1は選局処理部、2は中間周波部、3はチ
ューナ部、4は同期分離部、5は選局操作部、11は信
号判別部、12は記憶領域、13は制御部、13aはチ
ャンネル番号レジスタ、15は選局データ記憶部、16
はポジションデータ記憶部である。
【0010】チャンネルプリセット可能なポジション数
Pmax=12であるものとする。
【0011】チャンネル番号Cnに対応してチューナ部
3に所定の局部発振周波数を与える選局データDtn
は、予めチャンネル番号Cnに対応して選局データ記憶
部15に記憶されているものとする。
【0012】まず初めに、選局操作部5からオートチャ
ンネルプリセット開始入力を付与すると、制御部13は
内部のチャンネル番号レジスタ13aの(チャンネル番
号Cn)=1とする(ステップ301)。
【0013】制御部13は、選局データ記憶部15から
1chの選局データDt1を読み出し、チューナ部3へ
転送出力する(ステップ302)。
【0014】チューナ部3は、1chの放送波信号Sb
1を受信し、中間周波部2は映像復調信号Sdmを生成
出力する。
【0015】同期分離部4は、映像復調信号Sdmから
水平同期信号Ssyを分離出力し、信号判別部11は水
平同期信号Ssyが所定周期で入力されているか否かに
応じて判別信号Sdtを制御部13へ生成出力する。
【0016】制御部13は、判別信号Sdtが入力され
たか否か判断する(ステップ303)。 判別信号Sd
tが入力された、即ち放送波信号Sbnが受信できた場
合は、ポジションデータ記憶部16のチャンネルポジシ
ョンP1に対応するアドレスへ(チャンネル番号Cn)
=1と1chの選局データDt1とを一組として記憶し
(ステップ304)、判別信号Sdtが入力されない、
即ち放送波信号Sbnが受信できない場合は、(ステッ
プ305)へ進む。
【0017】次に制御部13のチャンネルレジスタ13
aの(チャンネル番号Cn)を“1”だけ加算し(ステ
ップ305)、2chから12chまで同様の処理を反
復した(ステップ302〜ステップ306)後、(ステ
ップ307)へ進む。
【0018】このように1〜12chは、受信ch番号
に対応したポジションへ記憶される。
【0019】制御部13は、空きポジションの有無を判
別(ステップ307)する。
【0020】空きポジションがある場合は、(ステップ
308)へ進み、空きポジションがない場合は、自動チ
ャンネルプリセット処理を終了する。
【0021】信号判別部11は、同期分離部4から出力
された水平同期信号Ssyの有無を判別し、水平同期信
号Ssyが所定周期で入力されているか否かに応じて判
別信号Sdtを制御部13へ生成出力する。
【0022】制御部13は、判別信号Sdtの有無を判
別する(ステップ309)。
【0023】判別信号Sdtがある、即ち放送波信号S
bnが受信された場合は、その時の制御部13の選局デ
ータDtnをポジションデータ記憶部16のポジション
1〜12の内、最も番号の小さい空きポジションへ書き
込み(ステップ310)、判別信号Sdtがない、即ち
放送波信号Sbnが受信されない場合は、(ステップ3
12)へ進む。
【0024】制御部13は、空きポジションの有無を判
別する(ステップ311)。
【0025】空きポジションがある場合は、(ステップ
312)へ進み、空きポジションがない場合は、自動チ
ャンネルプリセット処理を終了する。
【0026】制御部13は、チャンネル番号Cnを1だ
け増加し、同様の処理を反復する(ステップ312)。
【0027】制御部13は、空きポジションがなくなる
か又はサーチが62chまで終了すると、自動チャンネ
ルプリセット処理を終了する(ステップ311、ステッ
プ313)。
【0028】従来例の自動チャンネルプリセット機能付
選局装置Aは、このような構成及び処理方法を採用した
ことにより、放送波信号Sbnを受信可能なチャンネル
を自動的にチャンネルプリセットできる。
【0029】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の自動チャンネルプリセット機能付選局装置Aは、以
下に列挙する問題点があった。
【0030】第1点として、チャンネルプリセットする
か否かの判断基準が、放送波信号Sbnの有無のみであ
り、受信電界強度を一切考慮していなかった。
【0031】一般的に最も好ましいチャンネルプリセッ
トの形態は、受信状態が良い放送波信号から順にチャン
ネルプリセットすることであるが、当該選局装置Aで
は、全チャンネルサーチにより放送波信号を受信できた
順にチャンネルプリセットしていた為、受信電界強度が
低い放送波信号Sbnが多数チャンネルプリセットされ
てしまう欠点があった。
【0032】第2点として、第1点から派生して、受信
電界強度が低い放送波信号Sbnが多数チャンネルプリ
セットされて空きポジションが無くなると、自動チャン
ネルプリセット処理が終了してしまうので、受信電界強
度の高い、即ち受信状態の良い放送波信号Sbnがチャ
ンネルプリセットされない問題点があった。
【0033】ここにおいて本発明の目的は、受信状態が
良い放送波信号から順に自動的にチャンネルプリセット
可能な選局装置の自動チャンネルプリセット方法及び自
動チャンネルプリセット機能付選局装置を提供すること
である。
【0034】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するため
本発明は、次に列挙する新規な特徴的手法及び手段を採
用する。
【0035】すなわち、本発明方法の第1の特徴は、所
定周波数帯域内に亙って放送波信号を順次受信し、受信
された前記放送波信号の内、受信電界強度の大きい前記
放送波信号に関するデータから順に記憶領域へ設定して
いく選局装置の自動チャンネルプリセット方法である。
【0036】本発明方法の第2の特徴は、所定周波数帯
域内の各チャンネルの放送波信号を順次受信し、放送波
信号が受信されたチャンネルのデータであるチャンネル
データと当該受信された放送波信号の自動利得制御信号
レベルとを対応付けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制
御信号レベルで表される前記放送波信号の受信電界強度
が高い順に、前記チャンネルデータを設定する領域であ
るポジションの数だけ、前記記憶されたチャンネルデー
タを選択し、前記選択されたチャンネルデータを前記ポ
ジションへ順次設定する選局装置の自動チャンネルプリ
セット方法である。
【0037】本発明方法の第3の特徴は、所定周波数帯
域内の各チャンネルの放送波信号を順次受信し、放送波
信号が受信されたチャンネルのデータであるチャンネル
データと当該受信された放送波信号の自動利得制御信号
レベルとを対応付けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制
御信号レベルで表される前記放送波信号の受信電界強度
が高い順に、前記チャンネルデータを設定する領域であ
るポジションの数だけ、前記記憶されたチャンネルデー
タを選択し、前記選択されたチャンネルデータをチャン
ネル番号の小さいものから前記ポジションへ順次設定す
る選局装置の自動チャンネルプリセット方法である。
【0038】本発明方法の第4の特徴は、所定周波数帯
域内の各チャンネルの放送波信号を順次受信し、放送波
信号が受信されたチャンネルのデータであるチャンネル
データと当該受信された放送波信号の自動利得制御信号
レベルとを対応付けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制
御信号レベルで表される前記放送波信号の受信電界強度
が高い順に、前記チャンネルデータを設定する領域であ
るポジションの数だけ、前記記憶されたチャンネルデー
タを選択し、前記選択されたチャンネルデータであって
チャンネル番号と同一のポジション番号が存在するチャ
ンネルデータを、前記チャンネル番号と同一番号のポジ
ションへ順次設定し、前記選択されたチャンネルデータ
であってチャンネル番号と同一のポジション番号が存在
しないチャンネルデータを、空いているポジションへ順
次設定する選局装置の自動チャンネルプリセット方法で
ある。
【0039】本発明方法の第5の特徴は、所定周波数帯
域内の各チャンネルの放送波信号を順次受信し、放送波
信号が受信されたチャンネルのデータであるチャンネル
データと当該受信された放送波信号の自動利得制御信号
レベルとを対応付けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制
御信号レベルで表される前記放送波信号の受信電界強度
が高い順に、前記チャンネルデータを設定する領域であ
るポジションの数だけ、前記記憶されたチャンネルデー
タを選択し、前記選択されたチャンネルデータであって
チャンネル番号と同一のポジション番号が存在するチャ
ンネルデータを、前記チャンネル番号と同一番号のポジ
ションへ順次設定し、前記選択されたチャンネルデータ
であってチャンネル番号と同一のポジション番号が存在
しないチャンネルデータを、チャンネル番号の小さいも
のから空いているポジションへ順次設定する選局装置の
自動チャンネルプリセット方法である。
【0040】本発明方法の第6の特徴は、前記第2,第
3,第4又は第5の方法の特徴におけるチャンネルデー
タが、チャンネル番号と当該チャンネル番号に対応する
チャンネルの選局データとの内、少なくとも一方である
選局装置の自動チャンネルプリセット方法である。
【0041】本発明方法の第7の特徴は、前記第2,第
3,第4,第5又は第6の方法の特徴における同一の放
送波信号が複数のチャンネルで受信された場合に、前記
同一の放送波信号の内、最も電界強度が強い前記放送波
信号のみを選択して設定する選局装置の自動チャンネル
プリセット方法である。
【0042】本発明装置の第1の特徴は、複数の放送波
信号の中から所定の放送波信号を選択受信し、中間周波
信号を生成出力するチューナ部と、前記中間周波信号が
入力され、前記中間周波信号から映像信号を生成出力す
ると共に前記中間周波信号の強度に応じた自動利得制御
信号を生成出力する中間周波部と、前記映像信号から同
期信号成分を同期信号として分離出力する同期分離部
と、前記同期信号の有無に応じて前記所定の放送波信号
の受信の有無を判別する判別信号を生成出力する信号判
別部と、前記中間周波部からの前記自動利得制御信号を
アナログ/ディジタル変換し自動利得制御信号データと
して出力するA/D変換部と、所定チャンネルのデータ
であるチャンネルデータを記憶する所定数のポジション
と呼ばれる記憶領域を持つポジションデータ記憶部と、
放送波信号が受信されたチャンネルのチャンネルデータ
と当該放送波信号の自動利得制御信号データとを対応付
けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制御信号データで表
される前記放送波信号の受信電界強度が高い順に、前記
所定数のポジション分だけ前記記憶されたチャンネルデ
ータを選択し、前記選択されたチャンネルデータを前記
ポジションデータ記憶部の各ポジションへ順次設定する
制御部とを具備する自動チャンネルプリセット機能付選
局装置である。
【0043】本発明装置の第2の特徴は、複数の放送波
信号の中から所定の放送波信号を選択受信し、中間周波
信号を生成出力するチューナ部と、前記中間周波信号が
入力され、前記中間周波信号から映像信号を生成出力す
ると共に前記中間周波信号の強度に応じた自動利得制御
信号を生成出力する中間周波部と、前記映像信号から同
期信号成分を同期信号として分離出力する同期分離部
と、前記同期信号の有無に応じて前記所定の放送波信号
の受信の有無を判別する判別信号を生成出力する信号判
別部と、前記中間周波部からの前記自動利得制御信号を
アナログ/ディジタル変換し自動利得制御信号データと
して出力するA/D変換部と、所定チャンネルのデータ
であるチャンネルデータを記憶する所定数のポジション
と呼ばれる記憶領域を持つポジションデータ記憶部と、
放送波信号が受信されたチャンネルのチャンネルデータ
と当該放送波信号の自動利得制御信号データとを対応付
けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制御信号データで表
される前記放送波信号の受信電界強度が高い順に、前記
所定数のポジション分だけ前記記憶されたチャンネルデ
ータを選択し、前記選択されたチャンネルデータをチャ
ンネル番号の小さいものから前記ポジションデータ記憶
部の各ポジションへ順次設定する制御部とを具備する自
動チャンネルプリセット機能付選局装置である。
【0044】本発明装置の第3の特徴は、複数の放送波
信号の中から所定の放送波信号を選択受信し、中間周波
信号を生成出力するチューナ部と、前記中間周波信号が
入力され、前記中間周波信号から映像信号を生成出力す
ると共に前記中間周波信号の強度に応じた自動利得制御
信号を生成出力する中間周波部と、前記映像信号から同
期信号成分を同期信号として分離出力する同期分離部
と、前記同期信号の有無に応じて前記所定の放送波信号
の受信の有無を判別する判別信号を生成出力する信号判
別部と、前記中間周波部からの前記自動利得制御信号を
アナログ/ディジタル変換し自動利得制御信号データと
して出力するA/D変換部と、所定チャンネルのデータ
であるチャンネルデータを記憶する所定数のポジション
と呼ばれる記憶領域を持つポジションデータ記憶部と、
放送波信号が受信されたチャンネルのチャンネルデータ
と当該放送波信号の自動利得制御信号データとを対応付
けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制御信号データで表
される前記放送波信号の受信電界強度が高い順に、前記
所定数のポジション分だけ前記記憶されたチャンネルデ
ータを選択し、前記選択されたチャンネルデータであっ
てチャンネル番号と同一のポジション番号が存在するチ
ャンネルデータを、前記チャンネル番号と同一番号のポ
ジションへ順次設定し、前記選択されたチャンネルデー
タであってチャンネル番号と同一のポジション番号が存
在しないチャンネルデータを、空いているポジションへ
順次設定する制御部とを具備した自動チャンネルプリセ
ット機能付選局装置である。
【0045】本発明装置の第4の特徴は、複数の放送波
信号の中から所定の放送波信号を選択受信し、中間周波
信号を生成出力するチューナ部と、前記中間周波信号が
入力され、前記中間周波信号から映像信号を生成出力す
ると共に前記中間周波信号の強度に応じた自動利得制御
信号を生成出力する中間周波部と、前記映像信号から同
期信号成分を同期信号として分離出力する同期分離部
と、前記同期信号の有無に応じて前記所定の放送波信号
の受信の有無を判別する判別信号を生成出力する信号判
別部と、前記中間周波部からの前記自動利得制御信号を
アナログ/ディジタル変換し自動利得制御信号データと
して出力するA/D変換部と、所定チャンネルのデータ
であるチャンネルデータを記憶する所定数のポジション
と呼ばれる記憶領域を持つポジションデータ記憶部と、
放送波信号が受信されたチャンネルのチャンネルデータ
と当該放送波信号の自動利得制御信号データとを対応付
けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制御信号データで表
される前記放送波信号の受信電界強度が高い順に、前記
所定数のポジション分だけ前記記憶されたチャンネルデ
ータを選択し、前記選択されたチャンネルデータであっ
てチャンネル番号と同一のポジション番号が存在するチ
ャンネルデータを、前記チャンネル番号と同一番号のポ
ジションへ順次設定し、前記選択されたチャンネルデー
タであってチャンネル番号と同一のポジション番号が存
在しないチャンネルデータを、チャンネル番号が小さい
ものから空いているポジションへ順次設定する制御部と
を具備した自動チャンネルプリセット機能付選局装置で
ある。
【0046】本発明装置の第5の特徴は、前記第1,第
2,第3又は第4の装置の特徴における前記チャンネル
データが、チャンネル番号と当該チャンネル番号に対応
するチャンネルの選局データとの内、少なくとも一方で
ある自動チャンネルプリセット機能付選局装置である。
【0047】本発明装置の第6の特徴は、前記第1,第
2,第3,第4又は第5の装置の特徴における前記自動
利得制御信号が、前記チューナ部の高周波段の利得を制
御する自動利得制御信号である自動チャンネルプリセッ
ト機能付選局装置である。
【0048】本発明装置の第7の特徴は、前記第1,第
2,第3,第4,第5,第6又は第7の装置の特徴にお
いて、放送波信号を識別する為に当該放送波信号に重畳
された識別信号を検出する識別信号検出部を具備した自
動チャンネルプリセット機能付選局装置である。
【0049】
【発明の実施の形態】次に本発明の実施例を図面を参照
しつつ詳細に説明する。
【0050】図1は本発明装置例の自動チャンネルプリ
セット機能付選局装置のブロックダイヤグラム、図2は
本発明方法例の選局装置の自動チャンネルプリセット方
法のフローチャート、図3は同・RF−AGC電圧Va
r−受信電界強度特性線図、図4は同・IF−AGC電
圧Vai−受信電界強度特性線図である。
【0051】図中、Bは自動チャンネルプリセット機能
付選局装置、101は選局処理部、102は中間周波
部、103はチューナ部、104は同期分離部、105
は選局操作部、111は信号判別部、112は記憶領
域、113は制御部、114はA/D変換部、115は
選局データ記憶部、116はポジションデータ記憶部で
ある。
【0052】本実施例の自動チャンネルプリセット機能
付選局装置Bは、図示しないテレビジョン受像機の選局
機能を担当する選局処理部101と、映像復調信号Sd
mを選局処理部101へ生成出力する中間周波部102
と、選局処理部101から指示された所定のチャンネル
の放送波信号Sbnを受信し中間周波信号Sifを生成
出力するチューナ部103と、前記映像復調信号Sdm
が入力され水平同期信号Ssyを分離出力する同期分離
部104と、前記選局処理部101へ選局や自動チャン
ネルプリセット動作開始等の命令を付与する図示しない
テレビジョン受像機本体の操作キーやリモコン送受信機
等の選局操作部105と、前記映像復調信号Sdmが入
力され放送波信号Sbnの識別信号Sidを分離出力す
る識別信号検出部106とから構成される。
【0053】選局処理部101は、水平同期信号Ssy
が入力され、水平同期信号Ssyが所定の周期で検出で
きるか否かにより放送波信号Sbnの有無を判別し、又
は水平同期信号Ssyの振幅が所定レベル以上か否かに
より、放送波信号Sbnの有無を判別し、又はこれら2
種類の判別の組み合わせにより放送波信号Sbnの有無
を判別し、放送波信号Sbnが有ると判別した場合のみ
判別信号Sdtを生成出力する信号判別部111と、複
数の放送波信号Sbnそれぞれのチャンネルのデータで
あるチャンネルデータとして、チャンネル番号Cnと選
局データDtnと前記AGC電圧データDanとを一組
にして記憶保持する記憶領域112を内蔵し、選局デー
タ記憶部115から読み出された選局データDtnをチ
ューナ部103へ転送出力する制御部113と、IF−
AGC電圧Vaiが入力され、アナログ−ディジタル変
換出力してAGC電圧データDanとして出力するA/
D変換部114と、各チャンネル番号Cnにそれぞれ対
応した周波数の放送波信号Sbnを受信するため前記チ
ューナ部103へ所定の局部発振周波数を与える選局デ
ータDtnが予め格納された選局データ記憶部115
と、前記制御部113に接続され、各ポジションPn毎
にそれぞれチャンネル番号Cnと選局データDtnとを
一組にしてチャンネルデータとして記憶保持する所定数
(=ポジション数Pmax)のポジションと呼ばれる記
憶領域を具備したEEPROM等からなるポジションデ
ータ記憶部116とからなる。
【0054】中間周波部102は、中間周波信号Sif
を復調し映像復調信号Sdmを生成出力すると共に、当
該中間周波部102の図示しない中間周波増幅段の利得
を負帰還制御するIF−AGC(中間周波段自動利得制
御)電圧Vaiを生成出力し、更に受信電界強度が低い
場合に、チューナ部103の図示しない高周波増幅段の
利得を上げるように作用するRF−AGC(高周波段自
動利得制御)電圧Varを生成出力する。
【0055】チューナ部103は、図示しない高周波増
幅段・混合段・局部発振段・中間周波段から構成されて
おり、選局処理部101から入力された選局データDt
nに対応した周波数の放送波信号Sbnを受信し中間周
波信号Sifとして中間周波部102へ出力する。
【0056】この場合、局部発振段の発振周波数は、選
局処理部101からの選局データDtnにより制御され
ている。
【0057】同期分離部104は、中間周波部102か
ら入力された映像復調信号Sdmから水平同期信号Ss
yを分離出力し、選局処理部101の信号判別部111
へ出力する。
【0058】選局操作部105は、テレビジョン受像機
本体のキー入力回路やリモコン送受信回路から構成され
ており、操作者からの自動チャンネルプリセット処理開
始指示やチャンネルポジション指示等を選局処理部10
1へ出力する。
【0059】ここで選局データDtnとは、チャンネル
番号Cnに対応した周波数の放送波信号Sbnを受信す
る為に、チューナ103の局部発振器へ付与され当該局
部発振器の発振周波数を決定するデータであり、局部発
振器がPLL(位相ロックループ)の場合は、通常PL
Lの分周器へ付与する分周比を表すパラレル又はシリア
ルのディジタル二進値データであり、局部発振器がVC
O(電圧制御発振器)の場合は、通常VCOの発振制御
電圧を表すディジタルニ進値データやアナログ電圧値で
ある。
【0060】次に図2に示す本発明の方法例の自動チャ
ンネルプリセット方法を図面を参照しつつ説明する。
【0061】ここでは、(ポジション数Pmax)=1
2とする。
【0062】最初に、操作者が選局操作部105から自
動チャンネルプリセット操作指示を付与すると、制御部
113は内部の記憶領域112の(チャンネル番号C
n)=1とする(ステップ201)。
【0063】制御部113は、選局データ記憶部115
から1chの選局データDt1を読み出し、チューナ部
103へ転送出力する(ステップ202)。
【0064】チューナ部103は、1chの放送波信号
Sb1を受信し中間周波信号Sifを出力する。
【0065】中間周波部102は、中間周波信号Sif
を復調し映像復調信号Sdmを生成出力すると共に、内
部の中間周波増幅段の自動利得制御電圧であるIF−A
GC電圧Vai及び高周波増幅段の自動利得制御電圧で
あるRF−AGC信号Varを生成出力する。
【0066】信号判別部111は、同期分離部104か
らの水平同期信号Ssyの有無を検出して判別信号Sd
tを出力し、制御部103は判別信号Sdtが入力され
たか否か判定する(ステップ203)。
【0067】判別信号Sdtが検出された場合は、A/
D変換部114は中間周波部102のIF−AGC電圧
Vaiを取り込んでAGC電圧データDanへA/D変
換し(ステップ204)、記憶領域112へ、チャンネ
ル番号Cn=1と選局データDt1とAGC電圧データ
Da1とを一組として記憶する(ステップ205)。
【0068】判別信号Sdtが検出されない場合は、
(ステップ206)へジャンプする。
【0069】次にチャンネル番号Cnを1だけ増加する
(ステップ206)。
【0070】2ch〜62chについても(ステップ2
02)〜(ステップ207)の処理を同様に反復する。
【0071】制御部113は、(チャンネル番号Cn)
=63となったか否か判別し(ステップ207)、(チ
ャンネル番号Cn)=63となった場合は(ステップ2
08)へ進む。
【0072】(チャンネル番号Cn)=63でない場合
は、再度(ステップ202)へ戻る。
【0073】1ch〜62chの内、放送波信号Sbn
を受信できたチャンネルについて、前記記憶されたAG
C電圧Danを相互に比較することにより、各チャンネ
ルの放送波信号Sbnの相対的な受信電界強度を知るこ
とができる。
【0074】図3はRF−AGC電圧Var−受信電界
強度特性線図、図4はIF−AGC電圧Vai−受信電
界強度特性線図である。
【0075】通常、テレビジョン放送波信号Sbnをテ
レビジョン受像機で受像した場合、受信電界強度が60
dBμV以上では受信電界強度の違いによる画像S/N
(信号対雑音比)の違いは少なく、逆に60dBμV以
下では受信電界強度の違いによる画像S/Nの変化が顕
著に表れる。
【0076】従って、A/D変換部114の入力信号と
しては、IF−AGC電圧Vaiを利用するのが望まし
いが、RF−AGC電圧Varを利用しても良い。
【0077】このIF−AGC電圧Vaiが低いほど、
画像S/Nが良く受信画像の画質は良好となるので、放
送波信号Sbnの受信電界強度による受信画像の良否を
相対的に知ることができる。
【0078】制御部113は、内部の記憶領域112へ
記憶された各放送波信号SbnそれぞれのAGC電圧デ
ータDanを相互に比較し、受信電界強度が高い、即ち
AGC電圧データDanが小さい放送波信号Sbnから
順にポジション数Pmax=12組のチャンネル番号C
nと選局データDtnを選択する(ステップ208)。
【0079】制御部113は、VHF帯の1〜12ch
の受信チャンネルは、チャンネル番号Cnに対応したポ
ジション番号Pnのポジションへ順にチャンネルプリセ
ットする。
【0080】例えば、放送波信号Sbnが受信されたと
判断されたチャンネル番号Cnが、AGC電圧Danが
小さい方、即ち受信電界強度が高い方から順に、チャン
ネル番号Cn=1ch/13ch/8ch/48ch/
49ch/6ch/10ch/46ch/14ch/3
8ch/47ch/12ch/4ch/3ch/42c
hの15チャンネル分あった場合には、ポジション数P
max=12なので、AGC電圧データDanが小さい
順から12チャンネル分を残し、残余の4ch/3ch
/42chのデータを消去する(ステップ208)。
【0081】制御部113は、ポジションデータ記憶部
116に1〜12ポジションのポジションデータとし
て、VHF帯の1〜12chのうち放送波信号Sbnが
受信可能であったチャンネル番号Cnと選局データDt
nとを、対応するポジション番号Pnへチャンネルプリ
セットすると、ポジション番号P チャンネル番号Cn P1= 1ch P6= 6ch P8= 8ch P10=10ch P12=12ch が設定される(ステップ209)。
【0082】次に制御部113は、UHF帯の13〜6
2chのうち放送波信号Sbnが受信可能であったチャ
ンネル番号Cnと選局データDtnを、チャンネル番号
Cnが小さい順に、ポジション番号Pの小さい順に空き
ポジションへチャンネルプリセットすると、ポジション
番号P チャンネル番号Cn P2=13ch P3=14ch P4=38ch P5=46ch P7=47ch P9=48ch P11=49ch が設定される(ステップ210)。
【0083】このようにして最終的に、ポジション番号
P チャンネル番号Cn P1= 1ch P1=13ch P3=14ch P4=38ch P5=46ch P6= 6ch P7=47ch P8= 8ch P9=48ch P10=10ch P11=49ch P12=12ch となり、自動チャンネルプリセット処理が完了する。
【0084】尚、前記実施例では、(ポジション数Pm
ax)=12としたが、任意の数に設定可能である。
【0085】又、信号判別部111の機能を制御部11
3に取り込んでハードウェア又はソフトウェア処理して
も良い。
【0086】又、制御部113内部のレジスタを用いて
記憶領域112を確保したが、制御部113とは別にR
AMを設けたり、ポジションデータ記憶部116内部に
記憶領域を確保しても構わない。
【0087】ポジションデータ記憶部116と選局デー
タ記憶部115をフラッシュメモリ・EEPROM・バ
ックアップされたRAM等で一体構成しても構わない。
【0088】更に選局処理部101全体を、A/Dコン
バータ等を内蔵したワンチップマイコンで構成すること
も勿論可能である。
【0089】選局データDtnを制御部113を介して
送出しているが、そのまま送出しても良い。
【0090】ポジションデータ記憶部106には、各ポ
ジション番号Pにそれぞれ対応して、チャンネル番号C
nと選局データDtnの両方を設定することとしたが、
何れか一方のみとすることも設計上可能である。
【0091】又、放送波信号Sbnが受信可能であった
受信チャンネルに関するデータのみ記憶する構成として
あるが、受信不可能であった受信チャンネルに関するデ
ータであっても内部の記憶領域112へ記憶し、IF−
AGC電圧Vaiの低い順にチャンネルプリセット可能
なポジション分をポジションデータ記憶部116へ記憶
しても構わない。
【0092】又、A/D変換部114の入力を、IF−
AGC電圧Vaiに代えてRF−AGC電圧Varとし
たり、中間周波部102又はチューナ部103の何れか
ら得ても構わない。
【0093】更に、内部の記憶領域112に代えて、ポ
ジションデータ記憶部116を使用しても構わない。
【0094】更に、VHF帯の1〜12chで受信され
た放送波信号Sbnをチャンネル番号Cnに対応したポ
ジションPnへ記憶した後、UHF帯の13〜62ch
で受信された放送波信号Sbnをチャンネル番号Cnの
小さい空きポジションから順に、チャンネル番号Cnが
小さい方から順に記憶することとしたが、これに限らず
制御部113のプログラムや選局操作部105からの入
力操作等で任意に決定される順番に従って記憶させるこ
ともできる。
【0095】加えて、放送波信号Sbnにどの放送局・
送信所から送出されたかを識別する信号が重畳されてい
る場合には、前記自動チャンネルプリセット機能付選局
装置Bへ放送波信号Sbnの識別信号検出部106を追
加し、選局データDtn・AGC電圧データDan・識
別データ信号Sidをそれぞれ内部の記憶領域112へ
記憶し、同一放送波信号Sbnが内部の記憶領域112
に複数のチャンネルにて記憶されている場合には、これ
ら複数のチャンネルに記憶された同一放送波信号Sbn
のうち最も受信電界強度の高い放送波信号Sbnのチャ
ンネル番号Cnをチャンネルプリセットしても良い。
【0096】又、地上波テレビジョン放送を例にとり説
明したが、CATV・各種衛星放送等やこれらの組み合
わせに適用しても構わない。
【0097】
【発明の効果】以上説明した通り、本発明の選局装置の
自動チャンネルプリセット方法及び自動チャンネルプリ
セット機能付選局装置は、以下に列挙するような効果を
発揮する。
【0098】第1点として、放送波信号の有無だけでな
く、放送波信号の受信電界強度も併せて考慮し、受信電
界強度が高い順に放送波信号をポジション数だけ選択し
てチャンネルプリセットする為、受信状態の良い放送波
から優先してチャンネルプリセットされる。
【0099】即ち、一般的に最も好ましいチャンネルプ
リセットの形態をとることができる利点がある。
【0100】第2点として、第1点から派生して、受信
状態の悪い放送波が多数設定されて、チャンネルプリセ
ット操作を再度繰り返したり、このように設定された場
合に手動操作により煩雑なチャンネルプリセット作業を
再度繰り返す必要がなくなり、操作性を大幅に改善可能
な利点がある。
【0101】第3点として、VHF帯の1〜12chの
放送波信号をチャンネル番号と一致したポジション番号
のポジションへ優先的に設定する為、直感的な操作が可
能で操作性に優れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明装置例の自動チャンネルプリセット機能
付選局装置のブロックダイヤグラムである。
【図2】本発明方法例の選局装置の自動チャンネルプリ
セット方法のフローチャートである。
【図3】同上・RF−AGC電圧Var−受信電界強度
特性線図である。
【図4】同上・IF−AGC電圧Vai−受信電界強度
特性線図である。
【図5】従来例の自動チャンネルプリセット機能付選局
装置のブロックダイヤグラムである。
【図6】同上・選局装置の自動チャンネルプリセット方
法のフローチャートである。
【符号の説明】
A,B 自動チャンネルプリセット機能付選局装置 1,101 選局処理部 2,102 中間周波部 3,103 チューナ部 4,104 同期分離部 5,105 選局操作部 106 識別信号検出部 11,111 信号判別部 112 記憶領域 13,113 制御部 13a チャンネル番号レジスタ 114 A/D変換部 15,115 選局データ記憶部 16,116 ポジションデータ記憶部

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定周波数帯域内に亙って放送波信号を
    順次受信し、 受信された前記放送波信号の内、受信電界強度の大きい
    前記放送波信号に関するデータから順に記憶領域へ設定
    していくことを特徴とする選局装置の自動チャンネルプ
    リセット方法。
  2. 【請求項2】 所定周波数帯域内の各チャンネルの放送
    波信号を順次受信し、 放送波信号が受信されたチャンネルのデータであるチャ
    ンネルデータと当該受信された放送波信号の自動利得制
    御信号レベルとを対応付けてそれぞれ記憶し、 前記自動利得制御信号レベルで表される前記放送波信号
    の受信電界強度が高い順に、前記チャンネルデータを設
    定する領域であるポジションの数だけ、前記記憶された
    チャンネルデータを選択し、 前記選択されたチャンネルデータを前記ポジションへ順
    次設定することを特徴とする選局装置の自動チャンネル
    プリセット方法。
  3. 【請求項3】 所定周波数帯域内の各チャンネルの放送
    波信号を順次受信し、 放送波信号が受信されたチャンネルのデータであるチャ
    ンネルデータと当該受信された放送波信号の自動利得制
    御信号レベルとを対応付けてそれぞれ記憶し、 前記自動利得制御信号レベルで表される前記放送波信号
    の受信電界強度が高い順に、前記チャンネルデータを設
    定する領域であるポジションの数だけ、前記記憶された
    チャンネルデータを選択し、 前記選択されたチャンネルデータをチャンネル番号の小
    さいものから前記ポジションへ順次設定することを特徴
    とする選局装置の自動チャンネルプリセット方法。
  4. 【請求項4】 所定周波数帯域内の各チャンネルの放送
    波信号を順次受信し、 放送波信号が受信されたチャンネルのデータであるチャ
    ンネルデータと当該受信された放送波信号の自動利得制
    御信号レベルとを対応付けてそれぞれ記憶し、 前記自動利得制御信号レベルで表される前記放送波信号
    の受信電界強度が高い順に、前記チャンネルデータを設
    定する領域であるポジションの数だけ、前記記憶された
    チャンネルデータを選択し、 前記選択されたチャンネルデータであってチャンネル番
    号と同一のポジション番号が存在するチャンネルデータ
    を、前記チャンネル番号と同一番号のポジションへ順次
    設定し、 前記選択されたチャンネルデータであってチャンネル番
    号と同一のポジション番号が存在しないチャンネルデー
    タを、空いているポジションへ順次設定することを特徴
    とする選局装置の自動チャンネルプリセット方法。
  5. 【請求項5】 所定周波数帯域内の各チャンネルの放送
    波信号を順次受信し、 放送波信号が受信されたチャンネルのデータであるチャ
    ンネルデータと当該受信された放送波信号の自動利得制
    御信号レベルとを対応付けてそれぞれ記憶し、 前記自動利得制御信号レベルで表される前記放送波信号
    の受信電界強度が高い順に、前記チャンネルデータを設
    定する領域であるポジションの数だけ、前記記憶された
    チャンネルデータを選択し、 前記選択されたチャンネルデータであってチャンネル番
    号と同一のポジション番号が存在するチャンネルデータ
    を、前記チャンネル番号と同一番号のポジションへ順次
    設定し、 前記選択されたチャンネルデータであってチャンネル番
    号と同一のポジション番号が存在しないチャンネルデー
    タを、チャンネル番号の小さいものから空いているポジ
    ションへ順次設定することを特徴とする選局装置の自動
    チャンネルプリセット方法。
  6. 【請求項6】 前記チャンネルデータは、チャンネル番
    号と当該チャンネル番号に対応するチャンネルの選局デ
    ータとの内、少なくとも一方であることを特徴とする請
    求項2,3,4又は5記載の選局装置の自動チャンネル
    プリセット方法。
  7. 【請求項7】 同一の放送波信号が複数のチャンネルで
    受信された場合に、前記同一の放送波信号の内、最も電
    界強度が強い前記放送波信号のみを選択して設定するこ
    とを特徴とする請求項2,3,4,5又は6記載の選局
    装置の自動チャンネルプリセット方法。
  8. 【請求項8】 複数の放送波信号の中から所定の放送波
    信号を選択受信し、中間周波信号を生成出力するチュー
    ナ部と、 前記中間周波信号が入力され、前記中間周波信号から映
    像信号を生成出力すると共に前記中間周波信号の強度に
    応じた自動利得制御信号を生成出力する中間周波部と、 前記映像信号から同期信号成分を同期信号として分離出
    力する同期分離部と、 前記同期信号の有無に応じて前記所定の放送波信号の受
    信の有無を判別する判別信号を生成出力する信号判別部
    と、 前記中間周波部からの前記自動利得制御信号をアナログ
    /ディジタル変換し自動利得制御信号データとして出力
    するA/D変換部と、 所定チャンネルのデータであるチャンネルデータを記憶
    する所定数のポジションと呼ばれる記憶領域を持つポジ
    ションデータ記憶部と、 放送波信号が受信されたチャンネルのチャンネルデータ
    と当該放送波信号の自動利得制御信号データとを対応付
    けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制御信号データで表
    される前記放送波信号の受信電界強度が高い順に、前記
    所定数のポジション分だけ前記記憶されたチャンネルデ
    ータを選択し、前記選択されたチャンネルデータを前記
    ポジションデータ記憶部の各ポジションへ順次設定する
    制御部とを具備することを特徴とする自動チャンネルプ
    リセット機能付選局装置。
  9. 【請求項9】 複数の放送波信号の中から所定の放送波
    信号を選択受信し、中間周波信号を生成出力するチュー
    ナ部と、 前記中間周波信号が入力され、前記中間周波信号から映
    像信号を生成出力すると共に前記中間周波信号の強度に
    応じた自動利得制御信号を生成出力する中間周波部と、 前記映像信号から同期信号成分を同期信号として分離出
    力する同期分離部と、 前記同期信号の有無に応じて前記所定の放送波信号の受
    信の有無を判別する判別信号を生成出力する信号判別部
    と、 前記中間周波部からの前記自動利得制御信号をアナログ
    /ディジタル変換し自動利得制御信号データとして出力
    するA/D変換部と、 所定チャンネルのデータであるチャンネルデータを記憶
    する所定数のポジションと呼ばれる記憶領域を持つポジ
    ションデータ記憶部と、 放送波信号が受信されたチャンネルのチャンネルデータ
    と当該放送波信号の自動利得制御信号データとを対応付
    けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制御信号データで表
    される前記放送波信号の受信電界強度が高い順に、前記
    所定数のポジション分だけ前記記憶されたチャンネルデ
    ータを選択し、前記選択されたチャンネルデータをチャ
    ンネル番号の小さいものから前記ポジションデータ記憶
    部の各ポジションへ順次設定する制御部とを具備するこ
    とを特徴とする自動チャンネルプリセット機能付選局装
    置。
  10. 【請求項10】 複数の放送波信号の中から所定の放送
    波信号を選択受信し、中間周波信号を生成出力するチュ
    ーナ部と、 前記中間周波信号が入力され、前記中間周波信号から映
    像信号を生成出力すると共に前記中間周波信号の強度に
    応じた自動利得制御信号を生成出力する中間周波部と、 前記映像信号から同期信号成分を同期信号として分離出
    力する同期分離部と、 前記同期信号の有無に応じて前記所定の放送波信号の受
    信の有無を判別する判別信号を生成出力する信号判別部
    と、 前記中間周波部からの前記自動利得制御信号をアナログ
    /ディジタル変換し自動利得制御信号データとして出力
    するA/D変換部と、 所定チャンネルのデータであるチャンネルデータを記憶
    する所定数のポジションと呼ばれる記憶領域を持つポジ
    ションデータ記憶部と、 放送波信号が受信されたチャンネルのチャンネルデータ
    と当該放送波信号の自動利得制御信号データとを対応付
    けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制御信号データで表
    される前記放送波信号の受信電界強度が高い順に、前記
    所定数のポジション分だけ前記記憶されたチャンネルデ
    ータを選択し、前記選択されたチャンネルデータであっ
    てチャンネル番号と同一のポジション番号が存在するチ
    ャンネルデータを、前記チャンネル番号と同一番号のポ
    ジションへ順次設定し、前記選択されたチャンネルデー
    タであってチャンネル番号と同一のポジション番号が存
    在しないチャンネルデータを、空いているポジションへ
    順次設定する制御部とを具備したことを特徴とする自動
    チャンネルプリセット機能付選局装置。
  11. 【請求項11】 複数の放送波信号の中から所定の放送
    波信号を選択受信し、中間周波信号を生成出力するチュ
    ーナ部と、 前記中間周波信号が入力され、前記中間周波信号から映
    像信号を生成出力すると共に前記中間周波信号の強度に
    応じた自動利得制御信号を生成出力する中間周波部と、 前記映像信号から同期信号成分を同期信号として分離出
    力する同期分離部と、 前記同期信号の有無に応じて前記所定の放送波信号の受
    信の有無を判別する判別信号を生成出力する信号判別部
    と、 前記中間周波部からの前記自動利得制御信号をアナログ
    /ディジタル変換し自動利得制御信号データとして出力
    するA/D変換部と、 所定チャンネルのデータであるチャンネルデータを記憶
    する所定数のポジションと呼ばれる記憶領域を持つポジ
    ションデータ記憶部と、 放送波信号が受信されたチャンネルのチャンネルデータ
    と当該放送波信号の自動利得制御信号データとを対応付
    けてそれぞれ記憶し、前記自動利得制御信号データで表
    される前記放送波信号の受信電界強度が高い順に、前記
    所定数のポジション分だけ前記記憶されたチャンネルデ
    ータを選択し、前記選択されたチャンネルデータであっ
    てチャンネル番号と同一のポジション番号が存在するチ
    ャンネルデータを、前記チャンネル番号と同一番号のポ
    ジションへ順次設定し、前記選択されたチャンネルデー
    タであってチャンネル番号と同一のポジション番号が存
    在しないチャンネルデータを、チャンネル番号が小さい
    ものから空いているポジションへ順次設定する制御部と
    を具備したことを特徴とする自動チャンネルプリセット
    機能付選局装置。
  12. 【請求項12】 前記チャンネルデータは、チャンネル
    番号と当該チャンネル番号に対応するチャンネルの選局
    データとの内、少なくとも一方であることを特徴とする
    請求項8,9,10又は11記載の自動チャンネルプリ
    セット機能付選局装置。
  13. 【請求項13】 前記自動利得制御信号は、前記チュー
    ナ部の高周波段の利得を制御する自動利得制御信号であ
    ることを特徴とする請求項8,9,10,11又は12
    記載の自動チャンネルプリセット機能付選局装置。
  14. 【請求項14】 放送波信号を識別する為に当該放送波
    信号に重畳された識別信号を検出する識別信号検出部を
    具備したことを特徴とする請求項8,9,10,11,
    12又は13記載の自動チャンネルプリセット機能付選
    局装置。
JP17794497A 1997-07-03 1997-07-03 選局装置の自動チャンネルプリセット方法及び自動チャンネルプリセット機能付選局装置 Pending JPH1127104A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17794497A JPH1127104A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 選局装置の自動チャンネルプリセット方法及び自動チャンネルプリセット機能付選局装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17794497A JPH1127104A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 選局装置の自動チャンネルプリセット方法及び自動チャンネルプリセット機能付選局装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH1127104A true JPH1127104A (ja) 1999-01-29

Family

ID=16039813

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17794497A Pending JPH1127104A (ja) 1997-07-03 1997-07-03 選局装置の自動チャンネルプリセット方法及び自動チャンネルプリセット機能付選局装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH1127104A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030043140A (ko) * 2001-11-27 2003-06-02 삼성전자주식회사 디지탈방송수신장치 및 그 자동채널서치방법
GB2403084A (en) * 2003-05-27 2004-12-22 Samsung Electronics Co Ltd A broadcast receiver with improved automatic channel allocation
JP2006005757A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Sony Corp チャンネル選局装置及びチャンネル設定方法

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030043140A (ko) * 2001-11-27 2003-06-02 삼성전자주식회사 디지탈방송수신장치 및 그 자동채널서치방법
GB2403084A (en) * 2003-05-27 2004-12-22 Samsung Electronics Co Ltd A broadcast receiver with improved automatic channel allocation
GB2403084B (en) * 2003-05-27 2005-09-28 Samsung Electronics Co Ltd A television broadcast receiver with improved automatic channel allocation
CN100389547C (zh) * 2003-05-27 2008-05-21 三星电子株式会社 在多频网络广播系统中提供信道管理的方法和装置
US7865930B2 (en) 2003-05-27 2011-01-04 Samsung Electronics Co., Ltd Method and apparatus providing channel management in a multi-frequency network broadcasting system
JP2006005757A (ja) * 2004-06-18 2006-01-05 Sony Corp チャンネル選局装置及びチャンネル設定方法
JP4556508B2 (ja) * 2004-06-18 2010-10-06 ソニー株式会社 チャンネル選局装置及びチャンネル設定方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0536553B1 (en) Television receivers
US6016170A (en) Double conversion television tuner
US5193005A (en) Channel selecting apparatus having a channel skip function
JPH0467370B2 (ja)
JPH077688A (ja) テレビジョン受像機のチューニングデータ微細調節装置及びその方法
US5438688A (en) Channel selecting method and highspeed scanning radio receiver which concurrently scans multiple channels
KR0152040B1 (ko) 심볼타이밍복구 및 동기신호검출을 이용한 고선명텔레비젼/엔티에스씨 공용수신방법 및 그 장치
JPH0622313A (ja) ケーブルテレビにおけるhrcモードの受信時間短縮方法
WO2001093570A1 (fr) Appareil selecteur de canaux
JPH1127104A (ja) 選局装置の自動チャンネルプリセット方法及び自動チャンネルプリセット機能付選局装置
EP0800313B1 (en) Automatic channel preset apparatus for television broadcasting signals
JP3969828B2 (ja) テレビジョン信号受信装置のrfコンバータ出力チャンネル自動設定装置、ビデオチューナ装置及びvtr
JPH1188795A (ja) 衛星放送用チューナの自動周波数同調装置
EP0396103A2 (en) Channel selecting apparatus
JP2570284B2 (ja) テレビジヨン受像機
JP2769147B2 (ja) テレビジヨン受像機の選局回路
KR20000021581A (ko) 텔레비젼에서의 최적 채널 자동 선택 방법
JPH08172586A (ja) 自動選局装置
JP3281690B2 (ja) 放送局の有無を判別する方法およびそれを利用したテレビジョン受信機
KR100187835B1 (ko) 텔레비전 수상기의 오프 타이머시 채널 탐색방법
KR0147985B1 (ko) 다중 채널 자동 선국 방법
JPH06205314A (ja) 選局装置
KR0158324B1 (ko) Kbps코드를 이용한 채널 자동설정장치 및 그 방법
KR950007721Y1 (ko) 2튜너를 가지는 tvcr의 개선된 채널 서치 튜닝 시스템
JPH05191218A (ja) Pllシンセサイザーチューナの自動プリセット装置

Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20000125