JP2769147B2 - テレビジヨン受像機の選局回路 - Google Patents

テレビジヨン受像機の選局回路

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昌樹 細野
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は選局感度を向上させたテレビジョン受像機の
選局回路に関するものである。 従来の技術 近年、テレビジョン受像機は自動選局のものが大部分
を占めるようになってきたが、その方法に二通りあり、
その一つは選局周波数及び電圧をメモリーを使用して記
憶させ読み出す方法と、もう一つはメモリーを使用しな
いでサーチ同調させる方法である。後者はメモリーを使
用しないので安価に構成できる半面、一旦受信した放送
を保持するという機能に関しては劣っている。 後者の従来のサーチ同調選局方式の選局感度と保持機
能の一例について第3図を用いて説明する。 第3図において、1は水平同期信号H.SYと水平ブラン
キングパルスH.Pが入力され、水平ブランキングパルス
H.Pが入力された場合のみ水平同期信号を抜き出し、こ
れを平滑して信号を出力することにより受信したテレビ
信号の強度に対応した信号を出力する第一のテレビ信号
判別回路である。 2は、位相検波を行なうVIF(Video Intermediate
Frequency 映像中間周波数)・AFC(Automatic Frequ
ency Control 自動周波数制御)回路の出力信号の概
形であるSカーブにもとづき、Sカーブの中心電圧(基
準電圧)との差電圧を出力して、テレビ受信を判別する
第二のテレビ受信判別回路、3はフィルター回路、4は
第一のテレビ信号判別回路1の出力信号が入力され、こ
の入力信号がある基準強度以上である場合にDC電圧を出
力する判別回路たるシュミットトリガ回路であり、第一
のテレビ信号判別回路1により水平同期信号が存在する
ことが確認され(これにより、テレビ信号を受信してい
ることがわかる。)、さらに、そのレベル基準強度以
上、すなわち、受信した信号の電界強度がある程度以上
の場合、シュミットトリガ回路4はある一定レベルのDC
電圧の信号を出力する。 5は第二のテレビ信号判別回路2の出力信号とシュミ
ットトリガ回路4の出力信号と受信したテレビ信号の高
周波方向を選局するのか低周波方向を選局するのかを指
示するアップダウン信号とが入力され、選局するテレビ
信号の周波数に対応した電圧を出力する充放電回路であ
り、充放電回路5はシュミットトリガ回路4の出力信号
がない場合には後述する電圧発生回路との接続を解除す
る構成としている。 6は充放電回路5により充放電が行われているコンデ
ンサであり、7はコンデンサ6の電圧に対応した電圧を
発生するBT電圧発生回路でチューナのBT端子へ供給させ
る電圧が作られる。ここで、コンデンサ6及びBT電圧発
生回路7により電圧発生回路を形成している。電圧発生
回路は充放電回路5と電圧発生回路との接続が解除され
た場合に解除される直前の充放電回路5の電圧を一定時
間維持する構成としている。 なお、アップダウン信号は使用者が選局ボタンのアッ
プ又はダウンのボタンを押した際にそれに対応したCD電
圧が出力される。従ってアップダウン信号は、アップ、
ダウンに対応した、2種類のDC電圧の信号である。ここ
で二つのテレビ信号判別回路1、2によりテレビ信号を
判別し同調受信する。このとき常にVIF・AFC電圧がフィ
ードバックされるので、BT電圧は一定となり安定して受
信ができる。 ここで、BT電圧とは、チューナーの局部発振周波数に
比例したDC電圧であり、局部発振周波数fLOCALは、本従
来例がスーパーヘテロダイン方式を採用しているため fIF=fLOCAL−fRF fIF:中間信号周波数 fRF:受信信号周波数 であらわされる。 ここで、急に無信号になったとき、例えばポケッタブ
ルテレビにおいて移動時、トンネル内等で起り得るもの
であるが、前述したように充放電回路5とコンデンサ6
との接続が解除され、すなわちオープンになりコンデン
サ6に残された電荷が受信チャンネルを保持するように
なっている。この保持を行うために充放電回路をオープ
ンにするポイントは第4図に示すようにある程度の強度
としている。なぜなら、受信しているテレビ信号がある
程度強度を有していない場合すなわち受信しているテレ
ビ信号の強度が低くなった状態ではVIF・AFC回路のSカ
ーブ波形に基づいて選局しているテレビ信号の同調がは
ずれる可能性が多くなるからである。 従って、第一のテレビ信号判別回路1の出力電圧VZは
シュミットトリガ回路4があるため電界強度が強から弱
に変化したときはポンイトBでテレビ信号なしと判断さ
れ、電界強度が弱から強に変化したときは、ポイントC
でテレビ信号ありと判断される。充放電回路5がオープ
ンになるのはここでテレビ信号なしと判断されたときで
ある。またシュミットトリガ回路4が使用されるのはリ
ップル等による誤動作を防ぐためである。 発明が解決しようとする問題点 ところが、このようなテレビ信号の判別ポイントで
は、常にAFC波形が正常でなければならない。すなわち
テレビ信号ありのポイントでAFC波形がなくなってしま
えばフィードバック系が切れてしまい、チャンネルがず
れてしまうことになり、このAFC波形がなくなるポイン
トはポイントAの位置になる。このとき受信できる電界
強度すなわち選局感度はポイントC以上のレベルとな
る。従って、テレビ信号を選局している場合においても
AFC波形が正常でなければならず、受信電界がこの基準
より低いものについては一切選局できないこととなる。
そこで、本発明は上記問題点に鑑み、選局したテレビ信
号の保持機能はそのままにし、受信したテレビ信号の選
局感度を向上させることを目的とするものである。 問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、テレビジョン
受像機の選局回路を、受信したテレビ信号の水平同期信
号と水平ブランキングパルスを入力して、受信したテレ
ビ信号の強度に対応した信号を出力する第一のテレビ信
号判別回路と、VIF・AFC回路のSカーブを入力して、S
カーブの中心電圧との差電圧を出力する第二のテレビ信
号判別回路と、前記第一のテレビ信号判別回路の出力信
号を入力して、受信したテレビ信号の強度を判別するシ
ュミットトリガ回路と、前記シュミットトリガ回路の出
力信号と、前記第二のテレビ信号判別回路の出力信号
と、受信したテレビ信号の選局を指示するアップダウン
信号とを入力して、選局するテレビ信号の周波数に対応
した電圧を出力する充放電回路と、前記アップダウン信
号が入力する場合にのみ、前記シュミットトリガ回路に
所定の電圧を供給する電圧供給回路と、前記充放電回路
の出力電圧に対応した電圧を発生する電圧発生回路とか
ら構成したものである。 作用 この構成によれば、アップダウン信号が入力する場合
にのみ、電圧供給回路がシュミットトリガ回路に所定の
電圧を供給するので、テレビ信号の選局時の選局感度は
向上するとともにテレビ信号を受信時すなわち、テレビ
信号の選局を終了し使用者がテレビを見ている状態では
従来の信号判別レベルに戻るため従来のポイントA,B,C
の位置関係に戻り、テレビ信号の保持機能も保たれるこ
とになる。 実施例 以下、本発明の一実施例を第1図、第2図を参照して
説明する。 なお、図中、従来と同様の構成部分には第3図中と同
一符号を付して説明を省略する。 第1図において、従来の構成と異なる点はトランジス
タ8aとトランジスタ8aのコレクターに一端が接続され、
他端が第一のテレビ信号判別回路1の出力段に接続され
た抵抗8bとを備えた充電回路8を設けたことにある。以
下本実施例の動作について説明する。まず、充電回路8
のトランジスタ8aのコレクタには第一のテレビ信号判別
回路1の出力段が接続されている。アップダウン信号に
基づいてテレビ信号を選局している場合は充放電回路5
がトランジスタ8aに信号を出力し、これをオンするため
フィルター回路3のコンデンサに充電され電圧VZは上昇
する。すなわち、第2図において電界強度が弱から強に
変化したとき、従来例ではポイントCでテレビ信号あり
の判断を行うが、充電回路8によって電圧VZが上昇して
いるので、電界強度C′(充電回路8がない場合、VZ=
VZ2である)のポイントでVZ=VZ3となりシュミットトリ
ガ回路4が信号を出力しテレビ信号の同調を行うことが
できる。また受信同調後、すなわちアップダウン信号が
入力されていない場合には充放電回路5はトランジスタ
8aに対して信号を出力せず充電回路8はオフになり、テ
レビ信号の有無の判別は従来例と同じポイントB,Cで行
うようにしている。このときにはポイントB,CはAFC波形
がなくなるポイントAより電界強度レベルが高いので、
テレビ信号の保持機能は保たれることになる。 以上のように、本実施例のテレビジョン受像機の選局
回路によれば、受信同調レベルを電界強度CからC′ま
で下げることができ、選局感度を向上させることができ
る。 発明の効果 以上のように本発明によれば、アップダウン信号が入
力する場合にのみ、電圧供給回路がシュミットトリガ回
路に所定の電圧を供給し、テレビ信号選局中は出力電圧
VZを上げるようにすることによりテレビ信号選局時の選
局感度は向上する。また受信同調時には従来の信号判別
レベルに戻るための従来のポイントA,B,Cの位置関係に
戻り、保持機能も保たれることになる。
【図面の簡単な説明】 第1図は本発明の一実施例におけるテレビジョン受像機
の選局回路のブロック図、第2図はそのテレビ信号判別
状態を示す特性図、第3図は従来例の選局回路のブロッ
ク図、第4図はそのテレビ信号判別図である。 1……第一のテレビ信号判別回路、2……第二のテレビ
信号判別回路、3……フィルター回路、4……シュミッ
トトリガ回路、5……充放電回路、6……コンデンサ、
7……BT電圧発生回路、8……充電回路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.受信したテレビ信号の水平同期信号と水平ブランキ
    ングパルスを入力して、受信したテレビ信号の強度に対
    応した信号を出力する第一のテレビ信号判別回路と、 VIF・AFC回路のSカーブを入力して、Sカーブの中心電
    圧との差電圧を出力する第二のテレビ信号判別回路と、 前記第一のテレビ信号判別回路の出力信号を入力して、
    受信したテレビ信号の強度を判別するシュミットトリガ
    回路と、 前記シュミットトリガ回路の出力信号と、前記第二のテ
    レビ信号判別回路の出力信号と、受信したテレビ信号の
    選局を指示するアップダウン信号とを入力して、選局す
    るテレビ信号の周波数に対応した電圧を出力する充放電
    回路と、 前記アップダウン信号が入力する場合にのみ、前記シュ
    ミットトリガ回路に、前記第一のテレビ信号判別回路の
    出力信号に加えて、さらに所定の電圧を供給する電圧供
    給回路と、 前記充放電回路の出力電圧に対応した電圧を発生する電
    圧発生回路とを具備するテレビジョン受像機の選局回
    路。
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