JP3175155B2 - 自動周波数制御装置 - Google Patents
自動周波数制御装置Info
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- JP3175155B2 JP3175155B2 JP29932689A JP29932689A JP3175155B2 JP 3175155 B2 JP3175155 B2 JP 3175155B2 JP 29932689 A JP29932689 A JP 29932689A JP 29932689 A JP29932689 A JP 29932689A JP 3175155 B2 JP3175155 B2 JP 3175155B2
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- Japan
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この発明は、例えば衛星放送を受信する場合等に用い
て好適な自動周波数制御装置に関する。
て好適な自動周波数制御装置に関する。
この発明自動周波数制御装置は、入力信号と局部発振
回路からの局部発振信号を混合して所定の周波数の中間
周波信号に変換する選局手段と、この選局手段から出力
される中間周波信号の周波数のこの所定の周波数からの
ずれを検出し、このずれに応じた値の信号を発生する周
波数変化検出手段と、この入力信号に含まれる同期信号
に同期したパルスを発生する同期パルス発生手段と、こ
の周波数変化検出手段により検出されたこの中間周波信
号の周波数のずれに応じた値をこの同期パルス発生手段
からの同期パルスによりサンプルホールドするサンプル
ホールド手段と、このサンプルホールド手段の出力をこ
の中間周波信号のこの所定の周波数に対応する値と比較
する第1の比較手段と、この第1の比較手段の出力に基
づいて、この選局手段から出力される中間周波信号の周
波数がこの所定の周波数になるようにこの選局手段の局
部発振回路の発振周波数を制御する局部発振周波数制御
手段と、この第1の比較手段とこの局部発振周波数制御
手段との間に設けられて、この第1の比較手段の出力が
この局部発振周波数制御手段に供給される第1の切換状
態と、切換直前のこの第1の比較手段の出力の値が保持
されてこの局部発振周波数制御手段に供給される第2の
切換状態とを取り得る切換手段と、予め決められた長さ
の一定時間内にこの同期パルス発生手段から供給される
同期パルスの数を計数するカウンタと、このカウンタの
計数結果と予め定められた計数値の範囲とを比較する第
2の比較手段と、この第2の比較手段によるこのカウン
タの計数結果が、この予め定められた計数値の範囲内に
ある場合にはこの切換手段をこの第1の切換状態に切り
換え、この予め定められた計数値の範囲内にない場合に
はこの切換手段をこの第2の切換状態に切り換える制御
手段とを備えており、この同期パルス発生手段からの同
期パルスの所定期間内の計数値がこの予め定められた計
数値の範囲内にない場合には、この選局手段の局部発振
回路の発振周波数をこの切換手段の切換直前の制御状態
を保持して制御するようにしたものである。これにより
輻射妨害によってキードパルス以外のパルスが入力され
たり、受信C/Nが低下し復調信号の画質が悪くなってデ
コーダからのキードパルスの信頼性が低下してもキード
AFCの動作を確実に行い、安定した信頼性の高いAFC動作
が行えるようにしたものである。
回路からの局部発振信号を混合して所定の周波数の中間
周波信号に変換する選局手段と、この選局手段から出力
される中間周波信号の周波数のこの所定の周波数からの
ずれを検出し、このずれに応じた値の信号を発生する周
波数変化検出手段と、この入力信号に含まれる同期信号
に同期したパルスを発生する同期パルス発生手段と、こ
の周波数変化検出手段により検出されたこの中間周波信
号の周波数のずれに応じた値をこの同期パルス発生手段
からの同期パルスによりサンプルホールドするサンプル
ホールド手段と、このサンプルホールド手段の出力をこ
の中間周波信号のこの所定の周波数に対応する値と比較
する第1の比較手段と、この第1の比較手段の出力に基
づいて、この選局手段から出力される中間周波信号の周
波数がこの所定の周波数になるようにこの選局手段の局
部発振回路の発振周波数を制御する局部発振周波数制御
手段と、この第1の比較手段とこの局部発振周波数制御
手段との間に設けられて、この第1の比較手段の出力が
この局部発振周波数制御手段に供給される第1の切換状
態と、切換直前のこの第1の比較手段の出力の値が保持
されてこの局部発振周波数制御手段に供給される第2の
切換状態とを取り得る切換手段と、予め決められた長さ
の一定時間内にこの同期パルス発生手段から供給される
同期パルスの数を計数するカウンタと、このカウンタの
計数結果と予め定められた計数値の範囲とを比較する第
2の比較手段と、この第2の比較手段によるこのカウン
タの計数結果が、この予め定められた計数値の範囲内に
ある場合にはこの切換手段をこの第1の切換状態に切り
換え、この予め定められた計数値の範囲内にない場合に
はこの切換手段をこの第2の切換状態に切り換える制御
手段とを備えており、この同期パルス発生手段からの同
期パルスの所定期間内の計数値がこの予め定められた計
数値の範囲内にない場合には、この選局手段の局部発振
回路の発振周波数をこの切換手段の切換直前の制御状態
を保持して制御するようにしたものである。これにより
輻射妨害によってキードパルス以外のパルスが入力され
たり、受信C/Nが低下し復調信号の画質が悪くなってデ
コーダからのキードパルスの信頼性が低下してもキード
AFCの動作を確実に行い、安定した信頼性の高いAFC動作
が行えるようにしたものである。
従来衛星放送を受信する受信機として、第4図に示す
ようなものがある。同図において、(1)は約12GHzの
放送電波をキャッチするBSアンテナ、(2)は12GHzの
信号を受信システムで伝送しやすい約1/10の周波数の1G
Hz帯の第1中間周波信号に変換するBSコンバータであ
る。BSコンバータ(2)は高周波増幅回路(3)、第1
局部発振回路(4)、混合回路(5)、中間周波増幅回
路(6)からなり、高周波増幅回路(3)からの約12GH
zの信号は混合回路(5)に供給されて第1局部発振回
路(4)からの第1局部発振信号と混合され、約1GHzの
第1中間周波信号に周波数変換される。中間周波増幅回
路(6)では第1中間周波信号を選局部(7)、中間周
波増幅部(8)及びFM復調器(9)から成るBSチューナ
まで送るのに十分なレベルに増幅する。
ようなものがある。同図において、(1)は約12GHzの
放送電波をキャッチするBSアンテナ、(2)は12GHzの
信号を受信システムで伝送しやすい約1/10の周波数の1G
Hz帯の第1中間周波信号に変換するBSコンバータであ
る。BSコンバータ(2)は高周波増幅回路(3)、第1
局部発振回路(4)、混合回路(5)、中間周波増幅回
路(6)からなり、高周波増幅回路(3)からの約12GH
zの信号は混合回路(5)に供給されて第1局部発振回
路(4)からの第1局部発振信号と混合され、約1GHzの
第1中間周波信号に周波数変換される。中間周波増幅回
路(6)では第1中間周波信号を選局部(7)、中間周
波増幅部(8)及びFM復調器(9)から成るBSチューナ
まで送るのに十分なレベルに増幅する。
BSチューナはBSコンバータ(2)から送られてくる第
1中間周波信号から希望する衛生放送チャンネルを選局
し、音声と映像信号を復調する機能をもつ。選局部
(7)は高周波増幅回路(10)、第2局部発振回路(1
1)及び混合回路(12)から成り、BS1〜15chの衛生放送
チャンネルのうち希望するチャンネルを、第1中間周波
信号の中から選局し、中心が約400MHzの第2中間周波信
号に変換する。中間周波増幅部(8)は中間周波増幅回
路(13)、バンドパスフィルタ(14)及びAGCリミッタ
(15)から成る。FM復調器(9)では中間周波増幅部
(8)から送られてくるFM信号を検波し、映像信号と音
声PCM副搬送波信号を取り出す。
1中間周波信号から希望する衛生放送チャンネルを選局
し、音声と映像信号を復調する機能をもつ。選局部
(7)は高周波増幅回路(10)、第2局部発振回路(1
1)及び混合回路(12)から成り、BS1〜15chの衛生放送
チャンネルのうち希望するチャンネルを、第1中間周波
信号の中から選局し、中心が約400MHzの第2中間周波信
号に変換する。中間周波増幅部(8)は中間周波増幅回
路(13)、バンドパスフィルタ(14)及びAGCリミッタ
(15)から成る。FM復調器(9)では中間周波増幅部
(8)から送られてくるFM信号を検波し、映像信号と音
声PCM副搬送波信号を取り出す。
(16)はBSNTSC信号処理回路、(17)は出力端子、
(18)はMUSEデコーダであって、このデコーダ(18)は
代表的にPLL回路(19)のみ示している。(20)は出力
端子である。(21)はPLL回路(19)からのAFCキードパ
ルスを波形整形する波形整形回路、(22)は波形整形回
路(21)からの出力信号に基づいてFM復調器(9)から
のAFC検出信号をサンプルホールドするサンプルホール
ド回路、(23)はサンプルホールド回路(22)からの出
力信号と基準電源(24)からの基準値を比較してアップ
ダウン信号を発生する比較回路、(25)はアップダウン
信号をデータに変換して第2局部発振回路(11)を制御
するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと云う)で
ある。
(18)はMUSEデコーダであって、このデコーダ(18)は
代表的にPLL回路(19)のみ示している。(20)は出力
端子である。(21)はPLL回路(19)からのAFCキードパ
ルスを波形整形する波形整形回路、(22)は波形整形回
路(21)からの出力信号に基づいてFM復調器(9)から
のAFC検出信号をサンプルホールドするサンプルホール
ド回路、(23)はサンプルホールド回路(22)からの出
力信号と基準電源(24)からの基準値を比較してアップ
ダウン信号を発生する比較回路、(25)はアップダウン
信号をデータに変換して第2局部発振回路(11)を制御
するマイクロコンピュータ(以下、マイコンと云う)で
ある。
AFC動作の目的はBSチューナへ入力するBSコンバータ
(2)からの第1中間周波信号の周波数が変動しても選
局部(7)からの第2中間周波信号が中間周波増幅部
(8)のバンドパスフィルタ(14)をうまく通過するよ
うに選局部(7)において第1中間周波信号の変動分を
補正することである。すなわち若し、第1中間周波信号
の周波数がずれ、第2中間周波信号がうまくバンドパス
フィルタ(14)を通過しない場合、FM復調器(7)から
のAFC検出信号が比較回路(23)の基準電源(24)の基
準値と一致しなくなる。その結果比較回路(23)はマイ
コン(25)へアップダウン信号を送り、マイコン(25)
ではこれをデータに変換して第2局部発振回路(11)へ
送り、第1中間周波信号のずれ分を補正し、第2中間周
波信号がうまくバンドパスフィルタ(14)を通過するこ
とになる。第2中間周波信号がうまくバンドパスフィル
タ(14)を通過すれば、復調器(9)からのAFC検出信
号は基準電源(24)の基準値と一致するようになり、比
較回路(23)からはアップダウン信号は発生しない。
(2)からの第1中間周波信号の周波数が変動しても選
局部(7)からの第2中間周波信号が中間周波増幅部
(8)のバンドパスフィルタ(14)をうまく通過するよ
うに選局部(7)において第1中間周波信号の変動分を
補正することである。すなわち若し、第1中間周波信号
の周波数がずれ、第2中間周波信号がうまくバンドパス
フィルタ(14)を通過しない場合、FM復調器(7)から
のAFC検出信号が比較回路(23)の基準電源(24)の基
準値と一致しなくなる。その結果比較回路(23)はマイ
コン(25)へアップダウン信号を送り、マイコン(25)
ではこれをデータに変換して第2局部発振回路(11)へ
送り、第1中間周波信号のずれ分を補正し、第2中間周
波信号がうまくバンドパスフィルタ(14)を通過するこ
とになる。第2中間周波信号がうまくバンドパスフィル
タ(14)を通過すれば、復調器(9)からのAFC検出信
号は基準電源(24)の基準値と一致するようになり、比
較回路(23)からはアップダウン信号は発生しない。
ここで、BSアンテナ(1)に到来する放送電波はNTSC
信号をFM変調したものとMUSE信号をFM変調したものの2
種類が考えられる。前者の場合は上述したAFC動作は第
5図に示すように同期信号と映像信号の最大値の平均値
をとったいわゆる平均値AFCが考えられ、回路的にはPLL
回路(19)からの第7図Aに示すような信号を波形整形
回路(21)で波形整形及び反転してサンプルホールド回
路(22)に供給し、この波形整形回路(21)からの信号
が供給され続けている間FM復調器(9)からのAFC検出
信号をサンプルホールドして比較回路(23)で基準値と
比較するようにする。
信号をFM変調したものとMUSE信号をFM変調したものの2
種類が考えられる。前者の場合は上述したAFC動作は第
5図に示すように同期信号と映像信号の最大値の平均値
をとったいわゆる平均値AFCが考えられ、回路的にはPLL
回路(19)からの第7図Aに示すような信号を波形整形
回路(21)で波形整形及び反転してサンプルホールド回
路(22)に供給し、この波形整形回路(21)からの信号
が供給され続けている間FM復調器(9)からのAFC検出
信号をサンプルホールドして比較回路(23)で基準値と
比較するようにする。
一方後者の場合は上述したAFC動作は第6図に示すよ
うに1フィールド(60Hz)毎に伝送されて来るクランプ
パルス(第6図A)に同期してPLL回路(19)でAFCキー
ドパルス(第6図B)を形成し、このAFCキードパルス
を波形整形及び反転したパルス(第6図C)を使用する
いわゆるキードAFCが考えられ、回路的にはPLL回路(1
9)からの第7図Cに示すようなAFCキードパルスを波形
整形回路(21)で波形整形及び反転して第7図Dに示す
ような60Hz周期のパルスを形成し、このパルスをサンプ
ルホールド回路(22)に供給し、この波形整形回路(2
1)からのパルスが供給される毎に復調器(9)からのA
FC検出信号をサンプルホールドし、次のキードパルスが
来るまでその検出レベルを保持するようにする。この検
出レベルが比較回路(23)で基準値と比較され、アップ
ダウン信号が出力され、これによってマイコン(25)を
介して第2局部発振回路(11)が制御される。
うに1フィールド(60Hz)毎に伝送されて来るクランプ
パルス(第6図A)に同期してPLL回路(19)でAFCキー
ドパルス(第6図B)を形成し、このAFCキードパルス
を波形整形及び反転したパルス(第6図C)を使用する
いわゆるキードAFCが考えられ、回路的にはPLL回路(1
9)からの第7図Cに示すようなAFCキードパルスを波形
整形回路(21)で波形整形及び反転して第7図Dに示す
ような60Hz周期のパルスを形成し、このパルスをサンプ
ルホールド回路(22)に供給し、この波形整形回路(2
1)からのパルスが供給される毎に復調器(9)からのA
FC検出信号をサンプルホールドし、次のキードパルスが
来るまでその検出レベルを保持するようにする。この検
出レベルが比較回路(23)で基準値と比較され、アップ
ダウン信号が出力され、これによってマイコン(25)を
介して第2局部発振回路(11)が制御される。
このようにすることにより第4図の回路で平均値AFC
動作とキードAFC動作を共用して行うことができる。
動作とキードAFC動作を共用して行うことができる。
ところで、第4図の如き構成の従来回路の場合、AFC
動作特にキードAFC動作に誤動作を生ずる問題点があ
る。この誤動作の主原因としてキードパルスの信頼性が
なくなったときが挙げられる。予め決められた時間位置
にキードパルスが来ないと、伝送信号との間に時間的ず
れを生じ、正しいAFC検出ができない。従ってAFC動作は
誤動作し、第2中間周波信号はバンドパスフィルタ(1
4)の帯域から外れることになり、正しい復調ができな
くなる。キードパルスの信頼性がなくなる原因は次のこ
とが考えられる。
動作特にキードAFC動作に誤動作を生ずる問題点があ
る。この誤動作の主原因としてキードパルスの信頼性が
なくなったときが挙げられる。予め決められた時間位置
にキードパルスが来ないと、伝送信号との間に時間的ず
れを生じ、正しいAFC検出ができない。従ってAFC動作は
誤動作し、第2中間周波信号はバンドパスフィルタ(1
4)の帯域から外れることになり、正しい復調ができな
くなる。キードパルスの信頼性がなくなる原因は次のこ
とが考えられる。
輻射妨害によりキードパルス以外にもパルスが入力さ
れる可能性がある場合。
れる可能性がある場合。
受信C/Nが低下し、復調信号の品質が悪くなるとデコ
ーダからのキードパルスの信頼性が低下する場合。
ーダからのキードパルスの信頼性が低下する場合。
この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、キードAF
Cの誤動作を防止することができる自動周波数制御装置
を提供するものである。
Cの誤動作を防止することができる自動周波数制御装置
を提供するものである。
この発明に係る自動周波数制御装置は入力信号と局部
発振回路(11)からの局部発振信号を混合して所定の周
波数の中間周波信号に変換する選局手段(7)と、この
選局手段(7)から出力される中間周波信号の周波数の
この所定の周波数からのずれを検出し、このずれに応じ
た値の信号を発生する周波数変化検出手段(9)と、こ
の入力信号に含まれる同期信号に同期したパルスを発生
する同期パルス発生手段(18)と、この周波数変化検出
手段(9)により検出されたこの中間周波信号の周波数
のずれに応じた値をこの同期パルス発生手段(18)から
の同期パルスによりサンプルホールドするサンプルホー
ルド手段(22)と、このサンプルホールド手段(22)の
出力をこの中間周波信号のこの所定の周波数に対応する
値と比較する第1の比較手段(23)と、この第1の比較
手段(23)の出力に基づいて、この選局手段(7)から
出力される中間周波信号の周波数がこの所定の周波数に
なるようにこの選局手段(7)の局部発振回路(11)の
発振周波数を制御する局部発振周波数制御手段(38)
と、この第1の比較手段(23)とこの局部発振周波数制
御手段(38)との間に設けられて、この第1の比較手段
(23)の出力がこの局部発振周波数制御手段(38)に供
給される第1の切換状態と、切換直前のこの第1の比較
手段(23)の出力の値が保持されてこの局部発振周波数
制御手段(38)に供給される第2の切換状態とを取り得
る切換手段(37)と、予め決められた長さの一定時間内
にこの同期パルス発生手段(18)から供給される同期パ
ルスの数を計数するカウンタ(31)と、このカウンタ
(31)の計数結果と予め定められた計数値の範囲とを比
較する第2の比較手段(33)と、この第2の比較手段
(33)によるこのカウンタ(31)の計数結果が、この予
め定められた計数値の範囲内にある場合にはこの切換手
段(37)をこの第1の切換状態に切り換え、この予め定
められた計数値の範囲内にない場合にはこの切換手段
(37)をこの第2の切換状態に切り換える制御手段(3
4)(35)とを備えており、この同期パルス発生手段(1
8)からの同期パルスの所定期間内の計数値が予め定め
られた計数値の範囲内にない場合には、この選局手段
(7)の局部発振回路(11)の発振周波数をこの切換手
段(37)の切換直前の制御状態を保持して制御するよう
にしたものである。
発振回路(11)からの局部発振信号を混合して所定の周
波数の中間周波信号に変換する選局手段(7)と、この
選局手段(7)から出力される中間周波信号の周波数の
この所定の周波数からのずれを検出し、このずれに応じ
た値の信号を発生する周波数変化検出手段(9)と、こ
の入力信号に含まれる同期信号に同期したパルスを発生
する同期パルス発生手段(18)と、この周波数変化検出
手段(9)により検出されたこの中間周波信号の周波数
のずれに応じた値をこの同期パルス発生手段(18)から
の同期パルスによりサンプルホールドするサンプルホー
ルド手段(22)と、このサンプルホールド手段(22)の
出力をこの中間周波信号のこの所定の周波数に対応する
値と比較する第1の比較手段(23)と、この第1の比較
手段(23)の出力に基づいて、この選局手段(7)から
出力される中間周波信号の周波数がこの所定の周波数に
なるようにこの選局手段(7)の局部発振回路(11)の
発振周波数を制御する局部発振周波数制御手段(38)
と、この第1の比較手段(23)とこの局部発振周波数制
御手段(38)との間に設けられて、この第1の比較手段
(23)の出力がこの局部発振周波数制御手段(38)に供
給される第1の切換状態と、切換直前のこの第1の比較
手段(23)の出力の値が保持されてこの局部発振周波数
制御手段(38)に供給される第2の切換状態とを取り得
る切換手段(37)と、予め決められた長さの一定時間内
にこの同期パルス発生手段(18)から供給される同期パ
ルスの数を計数するカウンタ(31)と、このカウンタ
(31)の計数結果と予め定められた計数値の範囲とを比
較する第2の比較手段(33)と、この第2の比較手段
(33)によるこのカウンタ(31)の計数結果が、この予
め定められた計数値の範囲内にある場合にはこの切換手
段(37)をこの第1の切換状態に切り換え、この予め定
められた計数値の範囲内にない場合にはこの切換手段
(37)をこの第2の切換状態に切り換える制御手段(3
4)(35)とを備えており、この同期パルス発生手段(1
8)からの同期パルスの所定期間内の計数値が予め定め
られた計数値の範囲内にない場合には、この選局手段
(7)の局部発振回路(11)の発振周波数をこの切換手
段(37)の切換直前の制御状態を保持して制御するよう
にしたものである。
また、この発明自動周波数制御装置は上述において、
この入力信号に含まれる同期信号に同期したパルスを発
生する同期パルス発生手段(18)が、PLL回路(19)を
含んでおり、制御手段(34)(35)が、このPLL回路(1
9)がロック状態で動作しているか否かを検知する検知
手段(39)を更に含んでおり、この検知手段(39)によ
りこのPLL回路(19)がロック状態で動作していないこ
とが検知された場合には、この切換手段(37)をこの第
2の切換状態に切り換えるものである。
この入力信号に含まれる同期信号に同期したパルスを発
生する同期パルス発生手段(18)が、PLL回路(19)を
含んでおり、制御手段(34)(35)が、このPLL回路(1
9)がロック状態で動作しているか否かを検知する検知
手段(39)を更に含んでおり、この検知手段(39)によ
りこのPLL回路(19)がロック状態で動作していないこ
とが検知された場合には、この切換手段(37)をこの第
2の切換状態に切り換えるものである。
この発明においては、基準パルスに基づく制御パルス
を所定期間毎に計数し、その計数結果と所定の計数値の
範囲を比較し、計数結果が計数値の範囲内にない時は制
御信号を発生して、局部発振器(11)の周波数制御状態
を固定するようにする。これにより安定した信頼性の高
いAFC動作を行うことができる。また、この発明の別な
発明においては、同期信号に基づいてPLL動作を行うPLL
回路の動作状態を検知し、その検知出力がPLL動作状態
が固定されてないことを示すときは検出出力に基づいて
局部発振器(11)の周波数制御状態を固定するようにす
る。これにより安定した信頼性の高いAFC動作を行うこ
ときができる。
を所定期間毎に計数し、その計数結果と所定の計数値の
範囲を比較し、計数結果が計数値の範囲内にない時は制
御信号を発生して、局部発振器(11)の周波数制御状態
を固定するようにする。これにより安定した信頼性の高
いAFC動作を行うことができる。また、この発明の別な
発明においては、同期信号に基づいてPLL動作を行うPLL
回路の動作状態を検知し、その検知出力がPLL動作状態
が固定されてないことを示すときは検出出力に基づいて
局部発振器(11)の周波数制御状態を固定するようにす
る。これにより安定した信頼性の高いAFC動作を行うこ
ときができる。
以下、この発明の一実施例を第1図〜第3図に基づい
て詳しく説明する。
て詳しく説明する。
第1図は本実施例の回路構成を示すもので、同図にお
いて、第4図と対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明は省略する。
いて、第4図と対応する部分には同一符号を付し、その
詳細説明は省略する。
本実施例では第4図のマイコン(24)とは異なるマイ
コン(30)を設ける。このマイコン(30)は波形整形回
路(21)からのキードパルスに関連した出力信号を所定
期間例えば1秒毎に計数するカウンタ(31)と、このカ
ウンタ(31)の計数結果と基準電源(32)により予め定
められた基準値とを比較する比較回路(33)と、計数結
果が基準値を越えるときは例えば正の制御信号を発生
し、計数結果が基準値内に入るときは例えば負の制御信
号を発生する制御回路(34)と、制御回路(34)よりオ
ア回路(35)を介して制御信号を供給されて制御され、
比較回路(23)の出力側に接続された接点aと固定部
(36)に接続された接点bとの間で切替わるスイッチ回
路(37)と、スイッチ回路(37)を通して得られたアッ
プダウン信号を対応するデータに変換して第2局部発振
回路(11)に供給する変換回路(38)とを有する。
コン(30)を設ける。このマイコン(30)は波形整形回
路(21)からのキードパルスに関連した出力信号を所定
期間例えば1秒毎に計数するカウンタ(31)と、このカ
ウンタ(31)の計数結果と基準電源(32)により予め定
められた基準値とを比較する比較回路(33)と、計数結
果が基準値を越えるときは例えば正の制御信号を発生
し、計数結果が基準値内に入るときは例えば負の制御信
号を発生する制御回路(34)と、制御回路(34)よりオ
ア回路(35)を介して制御信号を供給されて制御され、
比較回路(23)の出力側に接続された接点aと固定部
(36)に接続された接点bとの間で切替わるスイッチ回
路(37)と、スイッチ回路(37)を通して得られたアッ
プダウン信号を対応するデータに変換して第2局部発振
回路(11)に供給する変換回路(38)とを有する。
比較回路(33)の基準電源(32)の基準値は例えば60
Hz±5Hzに対応した値に設定されており、カウンタ(3
1)がキードパルスに対応した波形整形回路(21)から
の出力信号(パルス)を計数した結果が60Hz±5Hzの範
囲内であれば、つまりカウンタ(31)が1秒間に計数し
た波形整形回路(21)からの出力パルスが60±5個の範
囲内であれば制御回路(34)は負の制御信号を発生し、
これによりスイッチ回路(37)は接点a側に接続されて
比較回路(23)からのアップダウン信号を変換回路(3
8)に通し、変換回路(38)はこのアップダウン信号を
対応するデータに変換して第2局部発振回路(11)に供
給してその発振周波数を制御し、BSコンバータ(2)か
らの第1中間周波信号のずれ分を補正し、選局部(7)
からの第2中間周波信号がうまくバンドパスフィルタ
(14)を通過するようにする。
Hz±5Hzに対応した値に設定されており、カウンタ(3
1)がキードパルスに対応した波形整形回路(21)から
の出力信号(パルス)を計数した結果が60Hz±5Hzの範
囲内であれば、つまりカウンタ(31)が1秒間に計数し
た波形整形回路(21)からの出力パルスが60±5個の範
囲内であれば制御回路(34)は負の制御信号を発生し、
これによりスイッチ回路(37)は接点a側に接続されて
比較回路(23)からのアップダウン信号を変換回路(3
8)に通し、変換回路(38)はこのアップダウン信号を
対応するデータに変換して第2局部発振回路(11)に供
給してその発振周波数を制御し、BSコンバータ(2)か
らの第1中間周波信号のずれ分を補正し、選局部(7)
からの第2中間周波信号がうまくバンドパスフィルタ
(14)を通過するようにする。
一方カウンタ(31)が波形整形回路(21)からの出力
パルスを計数した結果が60Hz±5Hzの範囲外であれば、
つまりカウンタ(31)が1秒間に計数した波形整形回路
(21)からの出力パルスが60±5個の範囲外であれば、
制御回路(34)は比較回路(33)の出力に応じて正の制
御信号を発生し、これによりスイッチ回路(37)は接点
a側より接点b側に切換わり、AFC動作を停止し、第2
局部発振回路(11)は停止直後の状態を保持するように
なる。
パルスを計数した結果が60Hz±5Hzの範囲外であれば、
つまりカウンタ(31)が1秒間に計数した波形整形回路
(21)からの出力パルスが60±5個の範囲外であれば、
制御回路(34)は比較回路(33)の出力に応じて正の制
御信号を発生し、これによりスイッチ回路(37)は接点
a側より接点b側に切換わり、AFC動作を停止し、第2
局部発振回路(11)は停止直後の状態を保持するように
なる。
例えばMUSEデコーダ(18)はPLL回路(19)より第2
図の如く正規のキードパルスP1〜P6が出力されているも
のとする。このとき、輻射妨害等により飛び込みパルス
P1′〜P7′が第2図の如く混入したとすれば、基準電源
(32)の基準値を上述の如く60Hz±5Hzに対応した値と
した場合、キードパルスの信頼性低下の開始点(パルス
P1′の所)からNG判定点(パルスP6′の所)までは約50
m秒となる。一方AFC動作において復調器(9)からのAF
C検出信号を検出してから第2局部発振回路(11)が応
答するまでには時間が必要であり、通常第3図の如く1
秒間に1MHzの応答時間である。従って、この場合、AFC
検出信号の誤検出が始まってからAFC動作が停止するま
では約50m秒であるから第2局部発振回路(11)への影
響は50kHzとなる。ところが通常第2局部発振回路(1
1)の水晶子安定精度は±100kHz程度であるからAFC検出
信号の誤信号による第2局部発振回路(11)への影響は
無視できる。つまり、第3図からもわかるように、キー
ドパルスの信頼性低下開始点からNG判定点までの時間が
AFC検出からの時間対第2局部発振回路(11)の発振周
波数の変化に対して局部発振回路(11)の水晶子安定精
度内にあればよい。
図の如く正規のキードパルスP1〜P6が出力されているも
のとする。このとき、輻射妨害等により飛び込みパルス
P1′〜P7′が第2図の如く混入したとすれば、基準電源
(32)の基準値を上述の如く60Hz±5Hzに対応した値と
した場合、キードパルスの信頼性低下の開始点(パルス
P1′の所)からNG判定点(パルスP6′の所)までは約50
m秒となる。一方AFC動作において復調器(9)からのAF
C検出信号を検出してから第2局部発振回路(11)が応
答するまでには時間が必要であり、通常第3図の如く1
秒間に1MHzの応答時間である。従って、この場合、AFC
検出信号の誤検出が始まってからAFC動作が停止するま
では約50m秒であるから第2局部発振回路(11)への影
響は50kHzとなる。ところが通常第2局部発振回路(1
1)の水晶子安定精度は±100kHz程度であるからAFC検出
信号の誤信号による第2局部発振回路(11)への影響は
無視できる。つまり、第3図からもわかるように、キー
ドパルスの信頼性低下開始点からNG判定点までの時間が
AFC検出からの時間対第2局部発振回路(11)の発振周
波数の変化に対して局部発振回路(11)の水晶子安定精
度内にあればよい。
このようにして本実施例ではキードパルスの信頼性低
下に対するAFC誤動作を未然に防止することができる。
下に対するAFC誤動作を未然に防止することができる。
なお、60Hzの計数方式は上述の外にAC電源より時計機
能を持たせるマイコンを利用してもよい。また、この発
明ではPLL回路(19)のPLL動作状態を検知するPLL動作
検知回路(39)をマイコン(30)内に設ける。そして、
PLL動作検知回路(39)はPLL回路(19)のPLL動作状態
が固定されているときは、つまりPLLロックされている
ときは負の制御信号を発生し、これによりスイッチ回路
(37)は接点a側に接続されて比較回路(23)からのア
ップダウン信号を対応するデータに変換して第2局部発
振回路(11)に供給してその発振周波数を制御し、BSコ
ンバータ(2)からの第1中間周波信号のずれ分を補正
し、選局部(7)からの第2中間周波信号がうまくバン
ドパスフィルタ(14)を通過するようにする。
能を持たせるマイコンを利用してもよい。また、この発
明ではPLL回路(19)のPLL動作状態を検知するPLL動作
検知回路(39)をマイコン(30)内に設ける。そして、
PLL動作検知回路(39)はPLL回路(19)のPLL動作状態
が固定されているときは、つまりPLLロックされている
ときは負の制御信号を発生し、これによりスイッチ回路
(37)は接点a側に接続されて比較回路(23)からのア
ップダウン信号を対応するデータに変換して第2局部発
振回路(11)に供給してその発振周波数を制御し、BSコ
ンバータ(2)からの第1中間周波信号のずれ分を補正
し、選局部(7)からの第2中間周波信号がうまくバン
ドパスフィルタ(14)を通過するようにする。
一方、PLL動作検知回路(39)はPLL回路(19)のPLL
動作状態が固定されていないときは、つまりPLLロック
されていないときは正の制御信号を発生し、これにより
スイッチ回路(37)は接点a側より接点b側に切換わ
り、AFC動作を停止し、第2局部発振回路(11)は停止
直後の状態を保持するようになる。
動作状態が固定されていないときは、つまりPLLロック
されていないときは正の制御信号を発生し、これにより
スイッチ回路(37)は接点a側より接点b側に切換わ
り、AFC動作を停止し、第2局部発振回路(11)は停止
直後の状態を保持するようになる。
このようにして本実施例でもキードパルスの信頼性低
下に対するAFC誤動作を未然に防止できる。
下に対するAFC誤動作を未然に防止できる。
上述の如くこの発明によれば、基準パルスに基づく制
御パルスを所定期間毎に計数し、その計数結果と所定の
計数値の範囲を比較し、計数結果が計数値の範囲内にな
い時は制御信号を発生して、局部発振器の周波数制御状
態を固定するようにしたので、輻射妨害によってキード
パルス以外のパルスが入力されたり、受信C/Nが低下し
復調信号の品質が悪くなってデコーダからのキードパル
スの信頼性が低下してもキードAFCの動作を確実に行い
安定した信頼性の高いAFC動作を行うことができる。ま
た、この発明の別な発明によれば、同期信号に基づいて
PLL動作を行うPLL回路の動作状態を検知し、その検知出
力がPLL動作状態が固定されてないことを示すときは検
出出力に基づいて局部発振器の周波数制御状態を固定す
るようにしたので、輻射妨害によってキードパルス以外
のパルスが入力されたり、受信C/Nが低下し復調信号の
品質が悪くなってデコーダからのキードパルスの信頼性
が低下してもキードAFCの動作を確実に行い安定した信
頼性の高いAFC動作を行うこときができる。
御パルスを所定期間毎に計数し、その計数結果と所定の
計数値の範囲を比較し、計数結果が計数値の範囲内にな
い時は制御信号を発生して、局部発振器の周波数制御状
態を固定するようにしたので、輻射妨害によってキード
パルス以外のパルスが入力されたり、受信C/Nが低下し
復調信号の品質が悪くなってデコーダからのキードパル
スの信頼性が低下してもキードAFCの動作を確実に行い
安定した信頼性の高いAFC動作を行うことができる。ま
た、この発明の別な発明によれば、同期信号に基づいて
PLL動作を行うPLL回路の動作状態を検知し、その検知出
力がPLL動作状態が固定されてないことを示すときは検
出出力に基づいて局部発振器の周波数制御状態を固定す
るようにしたので、輻射妨害によってキードパルス以外
のパルスが入力されたり、受信C/Nが低下し復調信号の
品質が悪くなってデコーダからのキードパルスの信頼性
が低下してもキードAFCの動作を確実に行い安定した信
頼性の高いAFC動作を行うこときができる。
第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
及び第3図は第1図の動作説明に供するための図、第4
図は従来例を示す回路構成図、第5図〜第7図は第4図
の動作説明に供するための図である。 (9)はFM復調器、(11)は第2局部発振回路、(12)
は混合回路、(14)はバンドパスフィルタ、(18)はMU
SEデコーダ、(19)はPLL回路、(21)は波形整形回
路、(22)はサンプルホールド回路、(23),(33)は
比較回路、(30)はマイクロコンピュータ、(31)はカ
ウンタ、(34)は制御回路、(37)はスイッチ回路、
(38)は変換回路、(39)はPLL動作検知回路である。
及び第3図は第1図の動作説明に供するための図、第4
図は従来例を示す回路構成図、第5図〜第7図は第4図
の動作説明に供するための図である。 (9)はFM復調器、(11)は第2局部発振回路、(12)
は混合回路、(14)はバンドパスフィルタ、(18)はMU
SEデコーダ、(19)はPLL回路、(21)は波形整形回
路、(22)はサンプルホールド回路、(23),(33)は
比較回路、(30)はマイクロコンピュータ、(31)はカ
ウンタ、(34)は制御回路、(37)はスイッチ回路、
(38)は変換回路、(39)はPLL動作検知回路である。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) H04N 5/04 - 5/12 H04N 5/50 - 5/63 H03J 7/02
Claims (2)
- 【請求項1】入力信号と局部発振回路からの局部発振信
号を混合して所定の周波数の中間周波信号に変換する選
局手段と、 前記選局手段から出力される中間周波信号の周波数の前
記所定の周波数からのずれを検出し、このずれに応じた
値の信号を発生する周波数変化検出手段と、 前記入力信号に含まれる同期信号に同期したパルスを発
生する同期パルス発生手段と、 前記周波数変化検出手段により検出された前記中間周波
信号の周波数のずれに応じた値を前記同期パルス発生手
段からの同期パルスによりサンプルホールドするサンプ
ルホールド手段と、 前記サンプルホールド手段の出力を前記中間周波信号の
前記所定の周波数に対応する値と比較する第1の比較手
段と、 前記第1の比較手段の出力に基づいて、前記選局手段か
ら出力される中間周波信号の周波数が前記所定の周波数
になるように前記選局手段の局部発振回路の発振周波数
を制御する局部発振周波数制御手段と、 前記第1の比較手段と前記局部発振周波数制御手段との
間に設けられて、前記第1の比較手段の出力が前記局部
発振周波数制御手段に供給される第1の切換状態と、切
換直前の前記第1の比較手段の出力の値が保持されて前
記局部発振周波数制御手段に供給される第2の切換状態
とを取り得る切換手段と、 予め決められた長さの一定時間内に前記同期パルス発生
手段から供給される同期パルスの数を計数するカウンタ
と、 前記カウンタの計数結果と予め定められた計数値の範囲
とを比較する第2の比較手段と、 前記第2の比較手段による前記カウンタの計数結果が、
前記予め定められた計数値の範囲内にある場合には前記
切換手段を前記第1の切換状態に切り換え、前記予め定
められた計数値の範囲内にない場合には前記切換手段を
前記第2の切換状態に切り換える制御手段と を備えており、前記同期パルス発生手段からの同期パル
スの所定期間内の計数値が前記予め定められた計数値の
範囲内にない場合には、前記選局手段の局部発振回路の
発振周波数を前記切換手段の切換直前の制御状態を保持
して制御するようにした自動周波数制御装置。 - 【請求項2】前記入力信号に含まれる同期信号に同期し
たパルスを発生する同期パルス発生手段が、PLL回路を
含んでおり、 前記制御手段が、前記PLL回路がロック状態で動作して
いるか否かを検知する検知手段を更に含んでおり、前記
検知手段により前記PLL回路がロック状態で動作してい
ないことが検知された場合には、前記切換手段を前記第
2の切換状態に切り換えるものであることを特徴とする
請求項1に記載の自動周波数制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29932689A JP3175155B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 自動周波数制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29932689A JP3175155B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 自動周波数制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03159478A JPH03159478A (ja) | 1991-07-09 |
JP3175155B2 true JP3175155B2 (ja) | 2001-06-11 |
Family
ID=17871096
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29932689A Expired - Fee Related JP3175155B2 (ja) | 1989-11-17 | 1989-11-17 | 自動周波数制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3175155B2 (ja) |
-
1989
- 1989-11-17 JP JP29932689A patent/JP3175155B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH03159478A (ja) | 1991-07-09 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |