JP2670275B2 - テレビジョン受信機 - Google Patents

テレビジョン受信機

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JP2670275B2 JP62308913A JP30891387A JP2670275B2 JP 2670275 B2 JP2670275 B2 JP 2670275B2 JP 62308913 A JP62308913 A JP 62308913A JP 30891387 A JP30891387 A JP 30891387A JP 2670275 B2 JP2670275 B2 JP 2670275B2
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、異なる方式のテレビジョン放送を受信で
きるテレビジョン受信機に関し、受信中のテレビジョン
方式に応じて自動周波数制御(AFC)動作状態が自動的
に切換わるようにしたものである。 (従来の技術) 衛星テレビジョン放送において、例えばNTSC方式とMU
SE方式のように異なる方式の信号を放送する場合、その
受信機では第4図に示すように2つの方式に適合した受
信システムが必要である。 SHF帯域で伝送されてきた衛星放送波は、第1の周波
数変換器でGHz帯の第1中間周波信号に変換され入力端
子11に供給される。入力端子11の第1の中間周波信号
は、第2の周波数変換器12において第2の中間周波信号
に変換される。第2の中間周波信号は、FM復調器13に供
給され、ベースバンドに変換される。 NTSC方式の信号を受信した場合、FM復調信号は、NTSC
信号処理回路14においてデコードされ、出力端子15にNT
SCコンポジット信号として導出される。 一方、MUSE方式の信号を受信した場合、FM復調器13の
FM復調出力は、専用の信号処理装置であるMUSEデコーダ
16に導入され、ここで映像および音声の再生処理が行わ
れ、出力端子17にハイビジョン映像信号として導出され
る。MUSEデコーダ16は、MUSE信号処理部16と、信号処理
に必要なシステムクロック,同期信号及びキードAFC制
御出力を得る同期再生回路16bを有する。 図中で18で囲むブロックは、AFC回路部である。このA
FC回路部18からの制御電圧は、加算器19において選局装
置20からの選局電圧に加算され、第2の周波数変換器12
内部の局部発振器の制御端子に供給される。これによ
り、FM復調器13の出力が安定化される。NTSC方式の信号
が受信されているときは、AFC回路部18の内部では、平
均値AFC回路21が動作状態になり、FM復調出力の平均レ
ベルがAFC制御電圧として用いられる。一方、MUSE方式
の信号が受信されているときは、キードAFC回路22が動
作状態にされる。このAFC回路21,22の選択は、連動した
スイッチS1,S2により行われる。スイッチS1,S2は、ユー
ザが手動で切換えている。 MUSE方式を受信しているときに、キードAFC回路22を
用いるのは、MUSE方式の信号では、AFC情報が信号のク
ランプレベル期間のみで得られるためであり、この期間
のみAFC動作状態にし、他の期間は前のAFC制御電圧を保
持するという処理が必要であるためである。そのため
に、同期再生回路16bからのキードパルスがキードAFC回
路22に供給され、キードパルスにより、AFC情報を取込
み、AFC制御電圧を発生するように構成されている。 (発明が解決しようとする問題点) 従来の受信システムによると、放送方式に応じて、手
動によりスイッチS1,S2を切換えAFC機能を切換えてい
る。しかし、同一の受信チャンネルであっても、放送方
式が途中で切換わるような運用が行われた場合に問題が
生じる。例えばNTSC方式受信状態にあって、受信状態が
一時的に悪くなった場合は画面が乱れることになるが、
同様な画面の乱れは放送方式がMUSE方式に途中で切換わ
り、かつAFC機能がNTSC方式のまま放置された場合も生
じる。このために視聴者は、受信状態の悪化が原因であ
るのか、または放送方式の切換わりが原因であるのかを
判断することが困難である。 そこでこの発明は、受信中の放送方式に応じて、受信
機のAFC機能を自動的に切換えることができ、しかも回
路を小型で簡単にしたテレビジョン受信機を提供するこ
とを目的とする。 [発明の構成] (問題点を解決するための手段) この発明は、放送方式の異なる第1および第2のテレ
ビジョン放送信号を受信可能なテレビジョン受信機にお
いて、選局装置からの選局信号に応じて発振周波数が制
御され、受信信号の中から任意のチャンネル信号を周波
数変換して中間周波信号を導出する周波数変換器と、こ
の周波数変換器から導出される前記中間周波信号が供給
されFM復調を行うFM復調器と、前記FM復調器の出力が供
給され、前記第1のテレビジョン信号および前記第2の
テレビジョン信号をそれぞれデコードする第1および第
2の信号処理回路と、前記第2の信号処理回路に結合
し、前記第2のテレビジョン信号の受信時に、第2のテ
レビジョン信号の同期信号に同期したパルス信号を出力
する同期状態検出手段と、前記FM復調器の出力信号およ
び前記同期状態検出手段からのパルス信号を利用してAF
C制御信号を生成し、前記選局信号に加算するAFC手段と
を具備し、前記AFC手段は、前記FM復調器の出力端子に
結合し、前記第1のテレビジョン信号受信時は常時オン
し、前記第2のテレビジョン信号受信時には前記パルス
信号期間のみオンするスイッチ手段と、このスイッチ手
段の出力端に結合して前記スイッチ手段の出力をホール
ドし、前記第1のテレビジョン信号受信時には第1の時
定数で平均化したAFC信号を出力し、前記第2のテレビ
ジョン信号受信時には前記第1の時定数よりも短い第2
の時定数で平均化したAFC信号を出力するホールド手段
とから構成される。 (作用) 上記のAFC手段によると、簡単な構成であり、第2の
放送方式を受信した場合には、検出手段がキードパルス
をAFC回路に出力するようになり、自動的に第2の方式
に適した上記第2のAFC回路によるAFC機能に切換わるこ
とができる。 (実施例) 以下、この発明の実施例を図面を参照して説明する。 第1図はこの発明の前提となる回路であり、第4図に
示した回路と異なる部分は、AFC回路部18のスイッチS1
1、S12が電子スイッチであり、これがパルス検知回路30
の出力により制御される点と、MUSEデコーダ16に、同期
再生回路16bの同期状態を監視する非同期検出回路31
と、この非同期検出回路31の出力により制御されてキー
ドパルスを導通あるいは非導通するスイッチS13が設け
られている点である。スイッチS13を通過したキードパ
ルスは、キードAFC回路22に供給されるとともに、パル
ス検知回路30にも供給される。他の部分は第4図の回路
構成と同じであるから第4図と同一符号を付している。 今、NTSC方式の信号が受信されているとすると、MUSE
デコーダ18の同期再生回路16bの再生同期信号は、入力
信号に対して非同期である。このことは、非同期検出回
路31により検出される。非同期検出回路31は、このよう
な状態を検出したときは、スイッチS13を制御して同期
再生回路16bとキードAFC回路22及びパルス検知回路30の
間をオフし、キードパルスがキードAFC回路22及びパル
ス検知回路30に入力しないようにする。パルス検知回路
30は、キードパルスが入力しない時は、スイッチS11、S
12を平均値AFC回路21側に切換える。つまり、AFC機能を
NTSC方式の信号に適した動作状態に切換える。 逆に、MUSE方式の信号が受信されているときは、MUSE
デコーダ16において同期再生を行なっている同期再生回
路16bの同期信号は、入力信号に同期していることにな
る。この同期状態は、非同期状態検出回路31により検知
される。非同期状態検出回路31は、再生同期信号と入力
信号とが同期している場合には、スイッチS13を同期再
生回路16bに接続し、キードパルスがパルス検知回路30
及びキードAFC回路22に供給されるように切換える。 パルス検知回路30は、キードパルスが入力すると、こ
の検知出力によりスイッチS11、S12を制御してキードAF
C回路22側に切換える。よって、システムのAFC機能は、
MUSE方式に適した動作に切換わることになる。 上記のように本システムによると、AFC動作は、受信
している方式に応じた適切な状態に自動的に切換わり、
ユーザの操作を必要としない。このために、例えば1つ
のチャンネルを受信している時に、放送方式がNTSCから
MUSE方式,またはその逆の方式に切換わった場合、自動
的に最適なAFCに切換わるので、極めて便利となる。 第2図は、AFC回路部18の具体的特徴を表した回路で
ありである。この回路は、入力端子41にFM復調器13から
の出力が供給され、入力端子47にキードパルスが供給さ
れる。入力端子41は、入力増幅器42に接続され、入力増
幅器42の出力端は、スイッチ43、抵抗44、出力増幅器45
を介して出力端子46に接続されている。また出力増幅器
45の入力端と接地間にはコンデンサ51が接続されるとと
もに、スイッチ49とコンデンサ50の直列回路も接続され
ている。入力端子47に導入されるキードパルスは、スイ
ッチ43を制御するとともに、単安定マルチバイブレータ
48に供給される。 上記の回路のタイミングチャートは、第3図に示すよ
うに表わされる。すなわち、この図で示されるように同
期再生回路16bから出力されるキードパルスのローレベ
ルの期間にスイッチ43がオンされ、またハイレベルでオ
フされるもので、このスイッチ43はキードパルスが入力
される毎にオンする。このようなキードパルスが正しく
入力されている限り、単安定マルチバイブレータ48はハ
イレベルを出力し、スイッチ49をオフ状態に維持する。
従って、MSUE方式受信時は、1ライン分の期間スイッチ
43がオンしたときの入力情報は、コンデンサ51により約
1フィールド期間ホールドされるもので、そのように、
抵抗44、コンデンサ51による時定数が決められている。
一方、キードパルスが入力しない時は、スイッチ43、49
ともオン状態に維持される。従って、回路の時定数は、
抵抗44、コンデンサ50、51により決まる。このときの時
定数は、平均値AFC動作を得るように2〜3フィールド
の値に設計される。 [発明の効果] 以上説明したようにこの発明によれば、受信中の放送
方式に応じて受信機のAFC機能を自動的に切換えること
ができる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの発明の前提となる回路を示すブロック図、
第2図は第1図のAFC回路部の具体的特徴部を示す回路
図、第3図は第2図の回路の動作を説明するために示し
たタイミングチャート、第4図は従来の多方式受信テレ
ビジョン受信機を示すブロック図である。 12……周波数変換器、13……FM復調器、14……NTSC信号
処理回路、16……MUSEデコーダ、16a……MUSE信号処理
回路、16b……同期再生回路、18……AFC回路部、19……
加算器、20……選局装置、21……平均値AFC回路、22…
…キードAFC回路、S11,S12、S13……スイッチ、30……
パルス検知回路、31……非同期検出回路。

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 1.放送方式の異なる第1および第2のテレビジョン放
    送信号を受信可能なテレビジョン受信機において、 選局装置からの選局信号に応じて発振周波数が制御さ
    れ、受信信号の中から任意のチャンネル信号を周波数変
    換して中間周波信号を導出する周波数変換器と、 この周波数変換器から導出される前記中間周波信号が供
    給されFM復調を行うFM復調器と、 前記FM復調器の出力が供給され、前記第1のテレビジョ
    ン信号および前記第2のテレビジョン信号をそれぞれデ
    コードする第1および第2の信号処理回路と、 前記第2の信号処理回路に結合し、前記第2のテレビジ
    ョン信号の受信時に、第2のテレビジョン信号の同期信
    号に同期したパルス信号を出力する同期状態検出手段
    と、 前記FM復調器の出力信号および前記同期状態検出手段か
    らのパルス信号を利用してAFC制御信号を生成し、前記
    選局信号に加算するAFC手段とを具備し、 前記AFC手段は、 前記FM復調器の出力端子に結合し、前記第1のテレビジ
    ョン信号受信時は常時オンし、前記第2のテレビジョン
    信号受信時には前記パルス信号期間のみオンするスイッ
    チ手段と、 このスイッチ手段の出力端に結合して前記スイッチ手段
    の出力をホールドし、前記第1のテレビジョン信号受信
    時には第1の時定数で平均化したAFC信号を出力し、前
    記第2のテレビジョン信号受信時には前記第1の時定数
    よりも短い第2の時定数で平均化したAFC信号を出力す
    るホールド手段と、 からなることを特徴とするテレビジョン受信機。
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JPH0628418B2 (ja) * 1987-11-19 1994-04-13 シャープ株式会社 2方式共用チューナ

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