JP2897802B2 - 衛星用アンテナの設定方向検出装置 - Google Patents

衛星用アンテナの設定方向検出装置

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JP2897802B2
JP2897802B2 JP5094158A JP9415893A JP2897802B2 JP 2897802 B2 JP2897802 B2 JP 2897802B2 JP 5094158 A JP5094158 A JP 5094158A JP 9415893 A JP9415893 A JP 9415893A JP 2897802 B2 JP2897802 B2 JP 2897802B2
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広行 佐藤
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  • Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、衛星用アンテナの正規
設定方向を音により検出すようにした衛星用アンテナの
設定方向検出装置に関する。
【0002】
【従来の技術】衛星受信用アンテナは指向性が鋭いの
で、最適方向を見出すには細心の注意を要する。この最
適方向を見出す従来の一般的な方法の一つとして、受信
映像を見ながらその映像が最良となる方向を見出すとい
う方法がある。しかし、既に営業が開始され、今後益々
発展していくことが予想されるPCM多チャンネル音声
放送については映像信号が存在しないので、前記のよう
な映像信号による設定法はできず、アンテナ設定を難し
いものとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、映像信号が
存在しないPCM多チャンネル音声放送受信のアンテナ
設定をより簡易なものとすることを主目的にし、且つ映
像信号が存在する通常の衛星放送受信のアンテナ設定に
も適用できるようにした、ノイズ音によりアンテナの最
適方向を検出するようにした衛星用アンテナの設定方向
検出装置を提供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、衛星用アンテ
ナからの第1中間周波数の信号をマイコンの選局制御に
基づき第2中間周波数の信号に変換するコンバータと、
前記第2中間周波数の信号から音声信号を復調するもの
であって、該復調が行われているときには同期状態の信
号を発生し、該復調が行われていないときには非同期状
態の信号を発生する音声復調部とが備えられた衛星放送
受信機において、前記コンバータよりの第2中間周波数
の信号をAM検波してノイズ成分を取り出すAM検波回
路と、前記ノイズ成分と前記復調した音声信号とを切り
換える切換回路とを設け、前記同期状態の信号および非
同期状態の信号を前記マイコンに入力し、該マイコンに
前記非同期状態を示す信号が入力したときには前記AM
検波回路によるノイズ成分を選択するように、同期状態
を示す信号が入力したときには前記音声復調部で復調し
た音声信号を選択するように前記切換回路を切り換え、
ノイズ音の大小変化を利用してアンテナの正規方向を検
出するようにした衛星用アンテナの設定方向検出装置を
提供するものである。
【0005】
【作用】音声復調部による復調信号と、AM検波回路で
検波したノイズ成分とが入力する切換回路をマイコンが
切り換える。マイコンは、音声復調部より非同期状態の
信号が入力したときにはノイズ成分側へ、同期状態の信
号が入力したときには復調信号側へ切り換える。アンテ
ナを回転していった場合、それが正規方向でない場合は
音声復調部は非同期状態にあり、従って、切換回路はノ
イズ成分側にある。このノイズ成分によるノイズ音はア
ンテナの最適方向近辺で最大となり、次に音声を受信す
るのでこの音声信号のS/N比が最もよくなる方向がア
ンテナの最適方向となる。この最適方向で音声復調部は
同期状態に転じ、マイコンは切換回路を復調信号側へ切
り換えて復調信号を出力する。
【0006】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による衛星用ア
ンテナの設定方向検出装置を説明する。図1はPCM多
チャンネル放送の受信を前提とした本発明による衛星用
アンテナの設定方向検出装置の一実施例を示す要部ブロ
ック図である。図において、1は衛星用アンテナ(以
下、「アンテナ」と記す)、2はPCM多チャンネル放
送の受信機本体、3はアンテナ1からの第1中間周波数
の信号を第2中間周波数の信号に変換するコンバータ
(チューナ)、4は前記第2中間周波数の信号から音声
信号を復調する音声復調部、5は増幅器、6はAM検波
回路、7は増幅器、8は切換回路、9はコンバータ2の
選局制御や切換回路の切換制御等をなすマイコンであ
る。
【0007】次に、本発明の動作について説明する。ア
ンテナ1で受信された衛星信号はアンテナ部分で第1中
間周波数の信号に周波数変換され、コンバータ3に送ら
れる。コンバータ3はマイコン9の選局制御に従って第
1中間周波数の信号の中から選局した希望の信号を更に
第2中間周波数の信号に変換する。この第2中間周波数
の信号は音声復調部4とAM検波回路6へ送られる。音
声復調部4は図示のように、PCM復調部4aやD/A変
換器4b等が設けられたもので、PCM信号から原音声信
号を復調するものである。該音声復調部4はその動作状
態から同期状態にある場合と非同期状態にある場合とに
分かれる。同期状態とは前記第2中間周波数の信号から
音声信号を復調している動作状態をいい、非同期状態と
は音声信号を復調していない動作状態(無信号状態)を
いう。
【0008】そして、それぞれの状態に対応してハイレ
ベル(又はローレベル)の信号を発生する。即ち、この
ハイレベル(又はローレベル)の信号により音声復調部
4が同期状態にあるか、または非同期状態にあるかを判
別することができる。このハイレベル(又はローレベ
ル)の信号S1をマイコン9へ送る。一方、AM検波回路
6はコンバータ3よりの第2中間周波数の信号をAM検
波する。衛星信号はAM信号ではないのでAM検波して
得られるものはノイズ成分である。しかし、AM検波前
の信号が無信号のノイズ成分のみの信号か、またはPC
M信号にノイズ成分が重畳している信号かによりAM検
波後のノイズ成分の振幅が異なり、後者の方が振幅は大
きくなる。これは、PCM信号等、本来の信号が存在す
る場合には基準(平均)レベルからノイズピークまでの
振幅が大きくなるためである。本発明はこの性質を利用
している。
【0009】前記音声復調部4からの信号(復調音声信
号又は無信号)およびAM検波回路6からのノイズ成分
は各々の増幅器(5、7)を経て切換回路8へ入力す
る。ここで、アンテナ1を非正規方向から正規方向へ回
転する場合を考える。この場合、コンバータ2はマイコ
ン9により受信希望のチャンネルへ選局しておく。アン
テナ1が非正規方向であれば正規な受信は行われないの
で、音声復調部4は前記説明のように非同期状態にあ
り、該非同期状態を表すハイ(又はロー)の信号S1がマ
イコン9へ入力する。該非同期状態にあることを検出し
たマイコン9は切換回路8をAM検波回路側(a側)へ
セットする。従って、ノイズ成分が増幅器10を介して出
力端11に出力される。出力端11のノイズ成分または正規
受信音声信号は後段の音声処理回路11を経てスピーカ12
から出力される。
【0010】アンテナをさらに回転していくと徐々に正
規信号を含むようになるのでAM検波回路6で検波され
る振幅成分は大きくなり、出力端11のスピーカ12から発
せられるノイズ音は大きくなる。そして、このノイズ音
はアンテナ回転方向のある位置で最大値を示す。従っ
て、このノイズ音が最大となるアンテナの位置を微調整
(回転)すれば正規方向を見出すことができる。音声信
号の正規受信により音声復調部4は同期状態に転じ、該
同期状態を前記信号S1から検知したマイコン9は切換回
路8を音声復調部側(b側)へ切り換える。この切り換
えにより、出力端11には音声信号が出力される。このよ
うにして、アンテナの正規方向への設定が終了する。以
上の説明ではノイズ音のみにより確認するようにした
が、出力端11の信号をさらにレベル表示(13)する方法
を併用することにより、アンテナ設定を一層容易なもの
とすることができる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、ア
ンテナの正規方向位置近辺で最大値を示す性質を有する
ノイズ音を検出して正規方向位置を見出すので、特に、
映像信号が存在しないPCM多チャンネル音声放送等を
受信する場合のアンテナを容易に設定することができ、
ユーザにとって非常に便利な機能を提供するものであ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による衛星用アンテナの設定方向検出装
置の一実施例を示す要部ブロック図である。
【符号の説明】
1 衛星用アンテナ 2 PCM多チャンネル放送受信機本体 3 コンバータ(チューナ) 4 音声復調部 6 AM検波回路 8 切換回路 9 マイコン 13 レベル表示部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.6 識別記号 FI H04N 5/60 H04N 5/60 D 7/20 7/20

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 衛星用アンテナからの第1中間周波数の
    信号をマイコンの選局制御に基づき第2中間周波数の信
    号に変換するコンバータと、前記第2中間周波数の信号
    から音声信号を復調するものであって、該復調が行われ
    ているときには同期状態の信号を発生し、該復調が行わ
    れていないときには非同期状態の信号を発生する音声復
    調部とが備えられた衛星放送受信機において、前記コン
    バータよりの第2中間周波数の信号をAM検波してノイ
    ズ成分を取り出すAM検波回路と、前記ノイズ成分と前
    記復調した音声信号とを切り換える切換回路とを設け、
    前記同期状態の信号および非同期状態の信号を前記マイ
    コンに入力し、該マイコンに前記非同期状態を示す信号
    が入力したときには前記AM検波回路によるノイズ成分
    を選択するように、同期状態を示す信号が入力したとき
    には前記音声復調部で復調した音声信号を選択するよう
    に前記切換回路を切り換え、ノイズ音の大小変化を利用
    してアンテナの正規方向を検出するようにしたことを特
    徴とする衛星用アンテナの設定方向検出装置。
  2. 【請求項2】 前記切換回路で切り換えた信号をレベル
    表示するようにした請求項1記載の衛星用アンテナの設
    定方向検出装置。
JP5094158A 1993-04-21 1993-04-21 衛星用アンテナの設定方向検出装置 Expired - Lifetime JP2897802B2 (ja)

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