JPH05122112A - ダイバーシテイ装置 - Google Patents
ダイバーシテイ装置Info
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- JPH05122112A JPH05122112A JP3337496A JP33749691A JPH05122112A JP H05122112 A JPH05122112 A JP H05122112A JP 3337496 A JP3337496 A JP 3337496A JP 33749691 A JP33749691 A JP 33749691A JP H05122112 A JPH05122112 A JP H05122112A
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- Japan
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- antenna
- signal
- diversity
- vertical
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- Noise Elimination (AREA)
- Radio Transmission System (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ダイバーシティ装置のアンテナ切換時等に生
じる、ノイズを防止する。 【構成】 複数のアンテナと、これらに接続されたテレ
ビのビデオ信号から、コンポーネント同期信号及び垂直
同期信号を取り出す回期検出部と、これらの信号により
アンテナ出力レベルサンプリングと最大レベルのアンテ
ナの検出及び切換の動作を行うコントロール回路とから
なり、上記同期信号によリビデオ信号がないとコントロ
ール回路が判定した場合は、特定のアンテナをテレビに
接続させて、新たに同期信号が入るまでの間動作を停止
するダイバーシティ装置。
じる、ノイズを防止する。 【構成】 複数のアンテナと、これらに接続されたテレ
ビのビデオ信号から、コンポーネント同期信号及び垂直
同期信号を取り出す回期検出部と、これらの信号により
アンテナ出力レベルサンプリングと最大レベルのアンテ
ナの検出及び切換の動作を行うコントロール回路とから
なり、上記同期信号によリビデオ信号がないとコントロ
ール回路が判定した場合は、特定のアンテナをテレビに
接続させて、新たに同期信号が入るまでの間動作を停止
するダイバーシティ装置。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車に搭載するテ
レビジョン受像機（以下単に「テレビ」という）に使用
するアンテナ自動切換装置に関するもので、特に複数の
アンテナの中から最適な受信状態のアンテナを選んで切
り換える、いわゆるダイバーシティ装置の改良に関する
ものである。
レビジョン受像機（以下単に「テレビ」という）に使用
するアンテナ自動切換装置に関するもので、特に複数の
アンテナの中から最適な受信状態のアンテナを選んで切
り換える、いわゆるダイバーシティ装置の改良に関する
ものである。
【０００２】
【従来の技術】複数のアンテナを装備し、最も受信状態
が良好なアンテナを選び、そのアンテナを切り換えて使
用する受信方式は、ダイバーシティ受信方式として移動
体、たとえば自動車等に搭載されたテレビ用の受信方式
として広く知られている。
が良好なアンテナを選び、そのアンテナを切り換えて使
用する受信方式は、ダイバーシティ受信方式として移動
体、たとえば自動車等に搭載されたテレビ用の受信方式
として広く知られている。
【０００３】図４により、従来のダイバーシティ装置を
説明する。テレビ１からのビデオ信号２は、同期検出部
１１内の増幅回路又はバッファ１２に接続され、ここか
らコンポーネント（複合）同期信号分離回路１３に接続
されて、この出力は水平同期分離回路１４と垂直同期分
離回路１５との並列回路に接続されて、それぞれ発振回
路１６及び発振回路１７を通って、コントロール回路１
８にそれぞれの信号すなわち水平出力信号１９及び垂直
出力信号２０が接続されている。
説明する。テレビ１からのビデオ信号２は、同期検出部
１１内の増幅回路又はバッファ１２に接続され、ここか
らコンポーネント（複合）同期信号分離回路１３に接続
されて、この出力は水平同期分離回路１４と垂直同期分
離回路１５との並列回路に接続されて、それぞれ発振回
路１６及び発振回路１７を通って、コントロール回路１
８にそれぞれの信号すなわち水平出力信号１９及び垂直
出力信号２０が接続されている。
【０００４】ところで、従来のダイバーシティ受信方式
は、テレビの電源がＯＦＦ又はテレビが接続されていな
いときでもダイバーシティ回路が動作している。すなわ
ち、図４のように、テレビ１からのビデオ信号２を受け
て同期検出部１１で同期信号を検出してアンテナ切換の
タイミングをとるダイバーシティ装置では、同期信号が
検出されなくなると低いレベルのアンテナに固定される
のを防ぐため、設定された周期で、たとえば図４におけ
る同期信号が入力されないときの発振回路（ＯＳＣ）１
７の固有の発信周期で、あるいはコントロール回路１８
で設定された周期で、アンテナ出力レベルサンプリング
と最大レベルのアンテナの検出及び切換の動作（ダイバ
ーシティ動作）を行っており、ビデオ信号が入らなくな
り同期信号が完全になくなっても、これらの切換動作が
行われていた。
は、テレビの電源がＯＦＦ又はテレビが接続されていな
いときでもダイバーシティ回路が動作している。すなわ
ち、図４のように、テレビ１からのビデオ信号２を受け
て同期検出部１１で同期信号を検出してアンテナ切換の
タイミングをとるダイバーシティ装置では、同期信号が
検出されなくなると低いレベルのアンテナに固定される
のを防ぐため、設定された周期で、たとえば図４におけ
る同期信号が入力されないときの発振回路（ＯＳＣ）１
７の固有の発信周期で、あるいはコントロール回路１８
で設定された周期で、アンテナ出力レベルサンプリング
と最大レベルのアンテナの検出及び切換の動作（ダイバ
ーシティ動作）を行っており、ビデオ信号が入らなくな
り同期信号が完全になくなっても、これらの切換動作が
行われていた。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】そのため、ダイバーシ
ティ装置の電源が入った状態で、テレビの電源を切って
ラジオを聞いていると、テレビアンテナからアンテナ切
換時のノイズがラジオアンテナに輻射され、ラジオ音声
にノイズが入ることがある。したがって、周りが静かな
ところに駐車してテレビを視るときには、テレビ音声に
もアンテナ選択及び切換時の上記のノイズが入り気にな
ることになる。すなわち、ダイバーシティ装置によるア
ンテナ受信レベルの比較時に、各アンテナが順次選択さ
れ、そのときアンテナ受信レベルの差により、音声搬送
波が変調されそれが音声ノイズ（約６０Ｈｚの繰り返し
パルス）となり、たいへん耳障りな音となるという問題
があった。
ティ装置の電源が入った状態で、テレビの電源を切って
ラジオを聞いていると、テレビアンテナからアンテナ切
換時のノイズがラジオアンテナに輻射され、ラジオ音声
にノイズが入ることがある。したがって、周りが静かな
ところに駐車してテレビを視るときには、テレビ音声に
もアンテナ選択及び切換時の上記のノイズが入り気にな
ることになる。すなわち、ダイバーシティ装置によるア
ンテナ受信レベルの比較時に、各アンテナが順次選択さ
れ、そのときアンテナ受信レベルの差により、音声搬送
波が変調されそれが音声ノイズ（約６０Ｈｚの繰り返し
パルス）となり、たいへん耳障りな音となるという問題
があった。
【０００６】さらに、ビデオ出力の無いテレビをダイバ
ーシティ装置に接続すると（アンテナのみ接続）、アン
テナの切換時にテレビ画面に白い線が横切り見づらくな
る。ダイバーシティ動作を停止させるには、ダイバーシ
ティ装置の電源を切らねばならず、そうするとテレビに
アンテナが接続されず画面が映らなくなるという不具合
を生じていた。
ーシティ装置に接続すると（アンテナのみ接続）、アン
テナの切換時にテレビ画面に白い線が横切り見づらくな
る。ダイバーシティ動作を停止させるには、ダイバーシ
ティ装置の電源を切らねばならず、そうするとテレビに
アンテナが接続されず画面が映らなくなるという不具合
を生じていた。
【０００７】その対策としては、 ダイバーシティ装置に電源スイッチと手動切換スイッ
チを設ける。 テレビの電源とダイバーシティ装置の電源とを同期さ
せる。 ことが考えられるが、
チを設ける。 テレビの電源とダイバーシティ装置の電源とを同期さ
せる。 ことが考えられるが、
【０００８】の方式は、装置の設置場所が制限され
る。すなわちダイバーシティ装置は、シートの下やダッ
シュボードのなか等に設置する必要があるが、こうする
と電源のＯＮ−ＯＦＦの操作がしにくくなる。これを解
決し操作をし易くするには、設置のスペースが新たに要
ることになる。
る。すなわちダイバーシティ装置は、シートの下やダッ
シュボードのなか等に設置する必要があるが、こうする
と電源のＯＮ−ＯＦＦの操作がしにくくなる。これを解
決し操作をし易くするには、設置のスペースが新たに要
ることになる。
【０００９】の方式は、テレビ側にダイバーシティ装
置用の電源出力が必要となる。また、テレビのＯＮ時の
電流を検出してダイバーシティ装置の電源をＯＮさせる
ことも考えられるが、回路が複雑になりコストアップに
なる。等の問題があった。
置用の電源出力が必要となる。また、テレビのＯＮ時の
電流を検出してダイバーシティ装置の電源をＯＮさせる
ことも考えられるが、回路が複雑になりコストアップに
なる。等の問題があった。
【００１０】本発明は、これらの問題を解決することを
課題とするもので、ビデオ信号のノイズ成分が増えて同
期がとれなくなることと、ビデオ信号もノイズ成分もな
くなり、したがって同期信号が完全になくなることとを
区別して、ダイバーシティ装置の動作を停止するもので
ある。たとえば、同期信号が完全になくなる場合、すな
わちテレビの電源が切れている場合や、テレビからのビ
デオ信号の有無の検出によりビデオ信号がないと判定さ
れる場合は、いずれかの特定のアンテナをテレビのアン
テナ入力に接続させて、新たに同期信号が入るまでの間
ダイバーシティ装置の動作を停止するというものであ
る。
課題とするもので、ビデオ信号のノイズ成分が増えて同
期がとれなくなることと、ビデオ信号もノイズ成分もな
くなり、したがって同期信号が完全になくなることとを
区別して、ダイバーシティ装置の動作を停止するもので
ある。たとえば、同期信号が完全になくなる場合、すな
わちテレビの電源が切れている場合や、テレビからのビ
デオ信号の有無の検出によりビデオ信号がないと判定さ
れる場合は、いずれかの特定のアンテナをテレビのアン
テナ入力に接続させて、新たに同期信号が入るまでの間
ダイバーシティ装置の動作を停止するというものであ
る。
【００１１】
【課題を解決するための手段】本発明は、複数のアンテ
ナと、これらに接続されたテレビジョン受像機からのビ
デオ信号出力を受けて、コンポーネント同期信号及び垂
直同期信号を出力する同期検出部と、これらの信号によ
りアンテナ出力レベルサンプリングと最大レベルのアン
テナの検出及び切換の動作を行う検出切換手段及び上記
同期信号によりビデオ信号がないと判定される場合は上
記アンテナのいずれか特定のアンテナをテレビのアンテ
ナ入力に接続させて、新たに同期信号が入るまでの間動
作を停止する動作停止手段とを有するコントロール回路
とからなるダイバーシティ装置であって、上記の同期検
出部を上記ビデオ信号を入力する同期レベルクランプ回
路と増幅回路との直列回路及び、この増幅回路の出力を
入力とするコンポーネント同期信号分離回路と垂直同期
信号分離回路の並列回路とにより構成するものである。
ナと、これらに接続されたテレビジョン受像機からのビ
デオ信号出力を受けて、コンポーネント同期信号及び垂
直同期信号を出力する同期検出部と、これらの信号によ
りアンテナ出力レベルサンプリングと最大レベルのアン
テナの検出及び切換の動作を行う検出切換手段及び上記
同期信号によりビデオ信号がないと判定される場合は上
記アンテナのいずれか特定のアンテナをテレビのアンテ
ナ入力に接続させて、新たに同期信号が入るまでの間動
作を停止する動作停止手段とを有するコントロール回路
とからなるダイバーシティ装置であって、上記の同期検
出部を上記ビデオ信号を入力する同期レベルクランプ回
路と増幅回路との直列回路及び、この増幅回路の出力を
入力とするコンポーネント同期信号分離回路と垂直同期
信号分離回路の並列回路とにより構成するものである。
【００１２】
【作用】本発明によるダイバーシティ装置は、自動車に
取り付けられた複数のアンテナと、これらに接続された
テレビジョン受像機からのビデオ信号出力を受けて、同
期レベルクランプ回路と増幅回路との直列回路及び、こ
の増幅回路の出力をコンポーネント同期信号分離回路及
び垂直同期信号分離回路から、それぞれコンポーネント
同期信号及び垂直同期信号を出力して、これらの信号に
よりコントロール回路はアンテナ出力レベルサンプリン
グと最大レベルのアンテナの検出及び切換の動作を行
い、上記同期信号によりビデオ信号がないとコントロー
ル回路が判定した場合は、いずれかの特定の上記アンテ
ナをテレビのアンテナ入力に接続させて、新たに同期信
号が入るまでの間動作を停止するものである。
取り付けられた複数のアンテナと、これらに接続された
テレビジョン受像機からのビデオ信号出力を受けて、同
期レベルクランプ回路と増幅回路との直列回路及び、こ
の増幅回路の出力をコンポーネント同期信号分離回路及
び垂直同期信号分離回路から、それぞれコンポーネント
同期信号及び垂直同期信号を出力して、これらの信号に
よりコントロール回路はアンテナ出力レベルサンプリン
グと最大レベルのアンテナの検出及び切換の動作を行
い、上記同期信号によりビデオ信号がないとコントロー
ル回路が判定した場合は、いずれかの特定の上記アンテ
ナをテレビのアンテナ入力に接続させて、新たに同期信
号が入るまでの間動作を停止するものである。
【００１３】
【実施例】図１は、本発明の実施例としての同期検出部
のブロック図である。この発明は、基本的に複数のアン
テナ（図示せず）と、テレビ受像機１、同期検出回路３
及びコントロール回路８からなっている。そして、同期
検出回路３は、同期レベルクランプ回路４、増幅回路
５、コンポーネント同期信号分離回路６及び垂直同期信
号分離回路７から構成されている。そして、テレビ受像
機１からの出力は、同期レベルクランプ回路４に接続さ
れ、これに増幅回路５を直列に接続して、コンポーネン
ト同期信号分離回路６及び垂直同期信号分離回路７の並
列回路に接続される。これらコンポーネント同期信号分
離回路６及び垂直同期信号分離回路７は、それぞれコン
トロール回路に接続されている。
のブロック図である。この発明は、基本的に複数のアン
テナ（図示せず）と、テレビ受像機１、同期検出回路３
及びコントロール回路８からなっている。そして、同期
検出回路３は、同期レベルクランプ回路４、増幅回路
５、コンポーネント同期信号分離回路６及び垂直同期信
号分離回路７から構成されている。そして、テレビ受像
機１からの出力は、同期レベルクランプ回路４に接続さ
れ、これに増幅回路５を直列に接続して、コンポーネン
ト同期信号分離回路６及び垂直同期信号分離回路７の並
列回路に接続される。これらコンポーネント同期信号分
離回路６及び垂直同期信号分離回路７は、それぞれコン
トロール回路に接続されている。
【００１４】次に、図１、図２及び図３について動作を
説明する。テレビ受像機１からのビデオ信号２は、同期
レベルクランプ回路４によりこのビデオ信号２中の同期
信号レベルが揃えられ、増幅回路５により振幅が増幅さ
れる。増幅されたビデオ信号中のコンポーネント同期信
号成分９をコンポーネント同期信号分離回路６により取
出し、垂直同期信号成分１０を垂直同期信号分離回路７
により取り出す。ビデオ信号２より取り出されたコンポ
ーネント同期信号９及び垂直同期信号１０は、ともにコ
ントロール回路８に入力され、垂直帰線期間内で行われ
るアンテナ出力レベルのサンプリング及び最大レベルの
アンテナの検出とそれへの切換動作のタイミングの基準
として使用される。
説明する。テレビ受像機１からのビデオ信号２は、同期
レベルクランプ回路４によりこのビデオ信号２中の同期
信号レベルが揃えられ、増幅回路５により振幅が増幅さ
れる。増幅されたビデオ信号中のコンポーネント同期信
号成分９をコンポーネント同期信号分離回路６により取
出し、垂直同期信号成分１０を垂直同期信号分離回路７
により取り出す。ビデオ信号２より取り出されたコンポ
ーネント同期信号９及び垂直同期信号１０は、ともにコ
ントロール回路８に入力され、垂直帰線期間内で行われ
るアンテナ出力レベルのサンプリング及び最大レベルの
アンテナの検出とそれへの切換動作のタイミングの基準
として使用される。
【００１５】次に、図２において、テレビ１より図２
（ａ）の入力ビデオ信号２１のような正常な（乱れのな
い）ビデオ信号が入力されているときには、同期検出回
路３のコンポーネント同期信号出力９には、垂直同期信
号期間は除き、テレビの繰り返し周期ＴＨで規則的に繰
リ返すコンポーネント同期出力信号２２が出力される。
垂直同期信号出力１０には、テレビの垂直繰り返し周期
ＴＶで規則的に繰り返す垂直同期出力信号２３が出力さ
れ、これらの信号の入力によりコントロール回路８は、
垂直帰線期間内で垂直同期信号直後に、アンテナ出力レ
ベルのサンプリング及び最大レベルのアンテナの検出と
そのアンテナへの切換の動作が行われる。
（ａ）の入力ビデオ信号２１のような正常な（乱れのな
い）ビデオ信号が入力されているときには、同期検出回
路３のコンポーネント同期信号出力９には、垂直同期信
号期間は除き、テレビの繰り返し周期ＴＨで規則的に繰
リ返すコンポーネント同期出力信号２２が出力される。
垂直同期信号出力１０には、テレビの垂直繰り返し周期
ＴＶで規則的に繰り返す垂直同期出力信号２３が出力さ
れ、これらの信号の入力によりコントロール回路８は、
垂直帰線期間内で垂直同期信号直後に、アンテナ出力レ
ベルのサンプリング及び最大レベルのアンテナの検出と
そのアンテナへの切換の動作が行われる。
【００１６】コントロール回路８では、垂直同期信号が
入るたびにダイバーシティ動作を行い、その後 図３ ａ→ｂ→ｃ→ｄ→ｅ の処理を行っている。すなわち、コントロール回路８
は、ステップａの処理を行った後に、ステップｂにて垂
直割り込みの許可範囲にあるか否かを判定して、許可範
囲にあればステップｃで垂直割り込みが有るかどうかを
調べ、あればステップｄにて垂直割り込みなしカウンタ
ー（図示せず）をクリアし、ステップｅで終了させる。
ステップｂにて垂直割り込みの許可範囲になければ、す
ぐにステップｅで終了させる。
入るたびにダイバーシティ動作を行い、その後 図３ ａ→ｂ→ｃ→ｄ→ｅ の処理を行っている。すなわち、コントロール回路８
は、ステップａの処理を行った後に、ステップｂにて垂
直割り込みの許可範囲にあるか否かを判定して、許可範
囲にあればステップｃで垂直割り込みが有るかどうかを
調べ、あればステップｄにて垂直割り込みなしカウンタ
ー（図示せず）をクリアし、ステップｅで終了させる。
ステップｂにて垂直割り込みの許可範囲になければ、す
ぐにステップｅで終了させる。
【００１７】アンテナ受信レベルの急変又は受信チャン
ネルの切換により、上記垂直同期信号が検出されなくて
もコントロール回路８では、垂直繰り返し周期ＴＶとほ
ぼ同じ周期（約１／６０秒）で、 図３ ａ→ｂ→ｃ→ｆ→ｇ→ｈ の処理が行われ、その後強制的にダイバーシティ動作を
行いレベルの低いアンテナに長時間固定されるのを防い
でいる。すなわち、コントロール回路８は、ステップａ
の処理を行った後に、ステップｂで垂直割り込みの許可
範囲にあれば、ステップｃにて垂直割り込みがあったか
否かを判定して、垂直割り込みがなければステップｆで
垂直割り込みなしカウンターをインクリメントした後、
ステップｇでこの垂直割り込みなしカウンターが所定の
値になったか否かを判定して、なっていなければステッ
プｈにてダイバーシティ動作であるアンテナサーチ切換
処理を行う。
ネルの切換により、上記垂直同期信号が検出されなくて
もコントロール回路８では、垂直繰り返し周期ＴＶとほ
ぼ同じ周期（約１／６０秒）で、 図３ ａ→ｂ→ｃ→ｆ→ｇ→ｈ の処理が行われ、その後強制的にダイバーシティ動作を
行いレベルの低いアンテナに長時間固定されるのを防い
でいる。すなわち、コントロール回路８は、ステップａ
の処理を行った後に、ステップｂで垂直割り込みの許可
範囲にあれば、ステップｃにて垂直割り込みがあったか
否かを判定して、垂直割り込みがなければステップｆで
垂直割り込みなしカウンターをインクリメントした後、
ステップｇでこの垂直割り込みなしカウンターが所定の
値になったか否かを判定して、なっていなければステッ
プｈにてダイバーシティ動作であるアンテナサーチ切換
処理を行う。
【００１８】アンテナ受信レベルが極端に低い場合や、
放送のないチャンネルを受信している時には、テレビの
画面はノイズ画面となり、図２（ａ）の入力ビデオ信号
２４のような信号が装置に入力され、同期検出回路３の
コンポーネント同期信号出力９及び垂直同期信号出力１
０には、それぞれ図２（ｂ）及び図２（ｃ）のようなラ
ンダムなパルス信号２５及び２６が出力される。この
時、コントロール回路８は、垂直同期信号出力２５のタ
イミングにより、 図３の ａ→ｂ→ｃ→ｄ→ｅ、ａ→ｂ→ｃ→ｆ→ｇ→ｈ 及び ａ→ｂ→ｄ→ｅ の何れかの処理が行われ、ダイバーシティ動作も行われ
ているので、アンテナ受信レベルが回復すると最大受信
レベルのアンテナへの切換が行える。
放送のないチャンネルを受信している時には、テレビの
画面はノイズ画面となり、図２（ａ）の入力ビデオ信号
２４のような信号が装置に入力され、同期検出回路３の
コンポーネント同期信号出力９及び垂直同期信号出力１
０には、それぞれ図２（ｂ）及び図２（ｃ）のようなラ
ンダムなパルス信号２５及び２６が出力される。この
時、コントロール回路８は、垂直同期信号出力２５のタ
イミングにより、 図３の ａ→ｂ→ｃ→ｄ→ｅ、ａ→ｂ→ｃ→ｆ→ｇ→ｈ 及び ａ→ｂ→ｄ→ｅ の何れかの処理が行われ、ダイバーシティ動作も行われ
ているので、アンテナ受信レベルが回復すると最大受信
レベルのアンテナへの切換が行える。
【００１９】テレビの電源が切れているときや、テレビ
からのビデオ入力信号線が接続されていないとき、ダイ
バーシティ装置への入力信号は、図２（ａ）の入力ビデ
オ信号２７のように全く変化しなくなり、図２（ｂ）及
び図２（ｃ）のようにコンポーネント同期信号出力２８
や垂直同期信号出力２９も全く変化しなくなる。この
時、コントロール回路８では、上記のどの状態かを判別
するため、 図３の ａ→ｂ→ｃ→ｆ→ｇ→ｈ の処理で一定時間強制的にダイバーシティ動作を行った
後に、垂直同期信号出力が装置の電源投入時から無いと
きには 図３の ａ→ｂ→ｃ→ｆ→ｇ→ｉ→ｊ→ｋ の処理が行われ、ある特定のアンテナに固定される。す
なわち、コントロール回路８は、ステップａの処理を行
った後に、ステップｂで垂直割り込みの許可範囲にあれ
ば、ステップｃにて垂直割り込みがあったか否かを判定
して、垂直割り込みがなければステップｆで垂直割り込
みなしカウンターをインクリメントした後、ステップｇ
でこの垂直割り込みなしカウンターが所定の値になった
か否かを判定して、なっていた場合には電源の投入時か
どうかをステップｉで判定して投入時であればステップ
ｊで特定なアンテナに固定してステップｋで処理を終了
する。
からのビデオ入力信号線が接続されていないとき、ダイ
バーシティ装置への入力信号は、図２（ａ）の入力ビデ
オ信号２７のように全く変化しなくなり、図２（ｂ）及
び図２（ｃ）のようにコンポーネント同期信号出力２８
や垂直同期信号出力２９も全く変化しなくなる。この
時、コントロール回路８では、上記のどの状態かを判別
するため、 図３の ａ→ｂ→ｃ→ｆ→ｇ→ｈ の処理で一定時間強制的にダイバーシティ動作を行った
後に、垂直同期信号出力が装置の電源投入時から無いと
きには 図３の ａ→ｂ→ｃ→ｆ→ｇ→ｉ→ｊ→ｋ の処理が行われ、ある特定のアンテナに固定される。す
なわち、コントロール回路８は、ステップａの処理を行
った後に、ステップｂで垂直割り込みの許可範囲にあれ
ば、ステップｃにて垂直割り込みがあったか否かを判定
して、垂直割り込みがなければステップｆで垂直割り込
みなしカウンターをインクリメントした後、ステップｇ
でこの垂直割り込みなしカウンターが所定の値になった
か否かを判定して、なっていた場合には電源の投入時か
どうかをステップｉで判定して投入時であればステップ
ｊで特定なアンテナに固定してステップｋで処理を終了
する。
【００２０】また、それ以外（最初は垂直同期信号が出
力されていたものが、途中から完全に出力されなくなっ
た場合）の時には、 図３の ａ→ｂ→ｃ→ｆ→ｇ→ｉ→ｋ の処理が行われ、垂直同期信号が出力されなくなる前に
選択されていたアンテナに固定される。これらのアンテ
ナの固定後は、次に垂直同期信号が検出されるまでの
間、ダイバーシティ動作は停止され垂直同期信号が検出
されると、ダイバーシティ動作は直ちに復帰する。上記
のどの状態かを判断するための強制的にダイバーシティ
動作を行う時間は、図３のステップｇの処理で得てお
り、本実施例では所定値はカウント値１５（約０．２５
秒）が設定されている。なお、上記の動作例では、テレ
ビの電源がＯＦＦでビデオ信号未接続の検出を垂直同期
信号出力のみの判断で行っているが、動作を確実にする
ためにコンポーネント同期信号出力や水平同期信号出力
の変化を検出することを併用してもよい。また、図４の
ような同期検出回路を持つダイバーシティ装置では、ビ
デオ信号（ノイズも含む）が無いときの発振回路（ＯＳ
Ｃ）１６又は１７の固有発信周波数とテレビの水平周波
数又は垂直周波数との差を検出し、ビデオ信号（ノイズ
も含む）が無いことを判断することにより、上記の動作
が可能となる。
力されていたものが、途中から完全に出力されなくなっ
た場合）の時には、 図３の ａ→ｂ→ｃ→ｆ→ｇ→ｉ→ｋ の処理が行われ、垂直同期信号が出力されなくなる前に
選択されていたアンテナに固定される。これらのアンテ
ナの固定後は、次に垂直同期信号が検出されるまでの
間、ダイバーシティ動作は停止され垂直同期信号が検出
されると、ダイバーシティ動作は直ちに復帰する。上記
のどの状態かを判断するための強制的にダイバーシティ
動作を行う時間は、図３のステップｇの処理で得てお
り、本実施例では所定値はカウント値１５（約０．２５
秒）が設定されている。なお、上記の動作例では、テレ
ビの電源がＯＦＦでビデオ信号未接続の検出を垂直同期
信号出力のみの判断で行っているが、動作を確実にする
ためにコンポーネント同期信号出力や水平同期信号出力
の変化を検出することを併用してもよい。また、図４の
ような同期検出回路を持つダイバーシティ装置では、ビ
デオ信号（ノイズも含む）が無いときの発振回路（ＯＳ
Ｃ）１６又は１７の固有発信周波数とテレビの水平周波
数又は垂直周波数との差を検出し、ビデオ信号（ノイズ
も含む）が無いことを判断することにより、上記の動作
が可能となる。
【００２１】
【発明の効果】本発明により、次のような効果が得られ
る。 １．電源スイッチを特別に設ける必要が無いので、設置
場所が制限されない。 ２．テレビ受像機の電源を切ると自動的にダイバーシテ
ィ動作が停止して、ラジオ等にノイズを与えなくなる。 ３．ダイバーシティの動作を停止した後、ビデオ信号が
入れば直ちにダイバーシティの動作を開始する。 ４．ビデオのコードを接続しなくとも特定のアンテナが
接続されるので、ビデオ出力のないテレビにも対応する
ことができる。また、手動の切換スイッチが不要であ
り、配線の変更もいらない。 ５．回路の簡素化が図れる。
る。 １．電源スイッチを特別に設ける必要が無いので、設置
場所が制限されない。 ２．テレビ受像機の電源を切ると自動的にダイバーシテ
ィ動作が停止して、ラジオ等にノイズを与えなくなる。 ３．ダイバーシティの動作を停止した後、ビデオ信号が
入れば直ちにダイバーシティの動作を開始する。 ４．ビデオのコードを接続しなくとも特定のアンテナが
接続されるので、ビデオ出力のないテレビにも対応する
ことができる。また、手動の切換スイッチが不要であ
り、配線の変更もいらない。 ５．回路の簡素化が図れる。
【図１】本発明のダイバーシティ装置に使用されている
同期検出部の一例を示すブロック図、
同期検出部の一例を示すブロック図、
【図２】本発明の実施例におけるダイバーシティ装置の
各部の出力信号波形図、
各部の出力信号波形図、
【図３】本発明のダイバーシティ装置のフローチャー
ト、
ト、
【図４】従来のダイバーシティ装置に使用されている同
期検出部を示すブロック図である。
期検出部を示すブロック図である。
１…テレビ受像機 ２…ビデオ信号 ３，１１…同期検出回路 ８，１８…コントロール回路 ９…コンポーネント同期信号 １０…垂直同期信号
Claims (2)
- 【請求項１】 複数のアンテナと、 これらに接続されたテレビジョン受像機からのビデオ信
号出力を受けて、コンポーネント同期信号及び垂直同期
信号を出力する同期検出部と、 これらの信号によりアンテナ出力レベルサンプリングと
最大レベルのアンテナの検出及び切換の動作を行う検出
切換手段及び上記同期信号によりビデオ信号がないと判
定される場合は上記アンテナのいずれか特定のアンテナ
をテレビのアンテナ入力に接続させて、新たに同期信号
が入るまでの間アンテナの検出及び切換の動作を停止す
る動作停止手段を有するコントロール回路とからなるこ
とを特徴とするダイバーシティ装置。 - 【請求項２】 同期検出部が上記ビデオ信号を入力する
同期レベルクランプ回路と増幅回路との直列回路及び、
この増幅回路の出力を入力とするコンポーネント同期信
号分離回路と垂直同期信号分離回路の並列回路により構
成されていることを特徴とする請求項１記載のダイバー
シティ装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33749691A JP3155589B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | ダイバーシティ装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP33749691A JP3155589B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | ダイバーシティ装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH05122112A true JPH05122112A (ja) | 1993-05-18 |
| JP3155589B2 JP3155589B2 (ja) | 2001-04-09 |
Family
ID=18309202
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP33749691A Expired - Fee Related JP3155589B2 (ja) | 1991-10-23 | 1991-10-23 | ダイバーシティ装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3155589B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0779513A1 (en) | 1995-12-14 | 1997-06-18 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method for immunological determination of hemoglobin derivative and treating reagent for use therein |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7720426B2 (en) * | 2007-01-29 | 2010-05-18 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Cleaning device and image forming apparatus using the same |
-
1991
- 1991-10-23 JP JP33749691A patent/JP3155589B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| EP0779513A1 (en) | 1995-12-14 | 1997-06-18 | Fuji Photo Film Co., Ltd. | Method for immunological determination of hemoglobin derivative and treating reagent for use therein |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP3155589B2 (ja) | 2001-04-09 |
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