JPH0638058Y2 - エレベータの非常通報時の表示装置 - Google Patents
エレベータの非常通報時の表示装置Info
- Publication number
- JPH0638058Y2 JPH0638058Y2 JP1988163436U JP16343688U JPH0638058Y2 JP H0638058 Y2 JPH0638058 Y2 JP H0638058Y2 JP 1988163436 U JP1988163436 U JP 1988163436U JP 16343688 U JP16343688 U JP 16343688U JP H0638058 Y2 JPH0638058 Y2 JP H0638058Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- call
- contact
- car
- indicator light
- turned
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Indicating And Signalling Devices For Elevators (AREA)
- Maintenance And Inspection Apparatuses For Elevators (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はエレベータの非常通報時の表示装置に係り、特
に缶詰故障においての非常通報時の表示装置に関する。
に缶詰故障においての非常通報時の表示装置に関する。
一般に、エレベータが停電等により缶詰故障が発生した
場合、かご内の乗客はかご内に設けられた通報器の呼び
出し釦を押し管理所の管理人と連絡を取り乗客の救出を
行なつている。
場合、かご内の乗客はかご内に設けられた通報器の呼び
出し釦を押し管理所の管理人と連絡を取り乗客の救出を
行なつている。
ところが時々、管理人が不在のことがあり、この場合に
は救出ができない。そこでかご内の呼び出し釦を押して
から所定時間経過しても管理人と連絡が取れない場合
は、自動的に一般加入回線を用いて保守会社に設けられ
た第２の通報器に、連絡する方式がある。
は救出ができない。そこでかご内の呼び出し釦を押して
から所定時間経過しても管理人と連絡が取れない場合
は、自動的に一般加入回線を用いて保守会社に設けられ
た第２の通報器に、連絡する方式がある。
ところで乗客が呼び出し釦を押してから管理人が不在の
場合、保守会社に連絡するまでに通常１分以上を要する
が、乗客は缶詰という異常な状態であるため、非常に長
く感じ著しく不安感を与えるものである。
場合、保守会社に連絡するまでに通常１分以上を要する
が、乗客は缶詰という異常な状態であるため、非常に長
く感じ著しく不安感を与えるものである。
このため、たとえば実開昭62-176162号公報に開示して
いるように、呼び出し釦を押すと同時に、通報器に連絡
中であるという表示をする装置をかご内に設けた装置が
提案されている。
いるように、呼び出し釦を押すと同時に、通報器に連絡
中であるという表示をする装置をかご内に設けた装置が
提案されている。
上記従来装置は、呼び出し釦を押してから第２の通報器
を呼び出すまで、ただいま連絡中ですという表示がかご
内に表示されるから、たしかに、不安感は一部軽減され
ていると考えられるが、しかし、同一の表示文字がいつ
までも継続していると缶詰という特殊な状態であるた
め、乗客はどうしても不安感を解消することができない
という問題があつた。
を呼び出すまで、ただいま連絡中ですという表示がかご
内に表示されるから、たしかに、不安感は一部軽減され
ていると考えられるが、しかし、同一の表示文字がいつ
までも継続していると缶詰という特殊な状態であるた
め、乗客はどうしても不安感を解消することができない
という問題があつた。
本考案は上記の欠点に鑑みて、呼び出し釦を押してから
第２の通報器に連絡がとれるまで乗客が安心して待機で
きるエレベータの非常通報時の表示装置を提供すること
にある。
第２の通報器に連絡がとれるまで乗客が安心して待機で
きるエレベータの非常通報時の表示装置を提供すること
にある。
上記目的の達成のために、本考案は、エレベータのかご
内と管理所間の通話を行う第１の通報器と、かご内の呼
び出し釦を押してから所定時間の間に前記第１の通報器
による通話ができないときに保守会社に通報する第２の
通報器とを備え、前記呼び出し釦を押したときに前記か
ご内に連絡中である旨の表示が行われる表示器を設けた
エレベータの非常通報時の表示装置において、前記表示
器は、第１乃至第３の時点における連絡状況をそれぞれ
表示させる第１乃至第３の表示灯を有し、前記呼び出し
釦を押したときに第１の表示灯の点灯により第１の連絡
状況が表示され、前記第１の通報器による通話ができな
いときに前記第１の表示灯が消灯し、第２の表示灯の点
灯により第２の連絡状況が表示され、前記第２の通報器
による呼び出しが行われたときに前記第２の表示灯が消
灯し、第３の表示灯の点灯により第３の連絡状況が表示
され、前記第２の通報器との通話が終了したときに第３
の表示灯が消灯するように制御される手段を備えてい
る。
内と管理所間の通話を行う第１の通報器と、かご内の呼
び出し釦を押してから所定時間の間に前記第１の通報器
による通話ができないときに保守会社に通報する第２の
通報器とを備え、前記呼び出し釦を押したときに前記か
ご内に連絡中である旨の表示が行われる表示器を設けた
エレベータの非常通報時の表示装置において、前記表示
器は、第１乃至第３の時点における連絡状況をそれぞれ
表示させる第１乃至第３の表示灯を有し、前記呼び出し
釦を押したときに第１の表示灯の点灯により第１の連絡
状況が表示され、前記第１の通報器による通話ができな
いときに前記第１の表示灯が消灯し、第２の表示灯の点
灯により第２の連絡状況が表示され、前記第２の通報器
による呼び出しが行われたときに前記第２の表示灯が消
灯し、第３の表示灯の点灯により第３の連絡状況が表示
され、前記第２の通報器との通話が終了したときに第３
の表示灯が消灯するように制御される手段を備えてい
る。
乗客が非常時にかご内の呼び出し釦を押すと、かご内に
設けられている表示器により、それぞれの時点における
連絡状況が順次表示される。このため、乗客は、この表
示器によって順次表示される連絡状況を見ることによ
り、かご内に安心して待機することができる。
設けられている表示器により、それぞれの時点における
連絡状況が順次表示される。このため、乗客は、この表
示器によって順次表示される連絡状況を見ることによ
り、かご内に安心して待機することができる。
以下、本考案の一実施例を第１図および第２図を用いて
説明する。
説明する。
第１図は本考案になるエレベータの非常通報時の表示装
置の電気回路図を示したものである。図において、P,N
は直流電源端子、Ｃはかご内の呼び出し釦、CAは呼び出
し釦Ｃを押したとき付勢されるリレーで、CA1a〜CA4aは
そのａ接点、Ｔは接点CA2aが閉じるとカウントを開始し
所定時限後たとえば１分後に動作するタイマで、T1a，T
2aはそのａ接点、T1bはそのｂ接点、Ｉは管理所に設け
られた第１の通報器で、I1a，I1bは第１の通報器Ｉのフ
ツクスイツチのａ接点およびｂ接点、Ｏは接点T1aが閉
じた後、図示しない通信回線を介して、保守会社に接続
されている第２の通報器で、O1a，O2aは第２の通報器Ｏ
が通話状態となつたとき付勢される図示しないリレーの
ａ接点、同様にO1b，O2bはそのｂ接点である。
置の電気回路図を示したものである。図において、P,N
は直流電源端子、Ｃはかご内の呼び出し釦、CAは呼び出
し釦Ｃを押したとき付勢されるリレーで、CA1a〜CA4aは
そのａ接点、Ｔは接点CA2aが閉じるとカウントを開始し
所定時限後たとえば１分後に動作するタイマで、T1a，T
2aはそのａ接点、T1bはそのｂ接点、Ｉは管理所に設け
られた第１の通報器で、I1a，I1bは第１の通報器Ｉのフ
ツクスイツチのａ接点およびｂ接点、Ｏは接点T1aが閉
じた後、図示しない通信回線を介して、保守会社に接続
されている第２の通報器で、O1a，O2aは第２の通報器Ｏ
が通話状態となつたとき付勢される図示しないリレーの
ａ接点、同様にO1b，O2bはそのｂ接点である。
第２図はかご内に設けられた表示装置の構造図を示した
ものである。
ものである。
第２図において、CL、TL、OLはそれぞれ第１、第２、第
３の表示灯で、第１乃至第３の表示灯の各表示面には、
例えば、管理所を呼び出し中、保守会社を呼び出し中、
保守会社と通話中、のように、それぞれの時点における
第１乃至第３の連絡状況が表示されている。そして、第
１の表示灯CLは、呼び出し釦Ｃを押してから第２の通報
器Ｏを呼び出し始めるまで点灯し、第２の表示灯TLは、
第２の通報器Ｏを呼び出し始めてから第２の通報器Ｏに
よる通話が可能になるまで、即ち、保守会社を呼び出し
ている間点灯し、第３の表示灯OLは、第２の通報器Ｏに
より保守会社と通話が行われている間点灯している。
今、管理所に管理人が居る場合には、呼び出し釦Ｃを押
すと、Ｐ−Ｃ−I1b−O1b−CA−Ｎの回路によりリレーCA
が付勢され、接点CA1aにより自己保持され、Ｐ−CA4a−
T1b−Ｃ−Ｌ−Ｎの回路により第１の表示灯CLが点灯す
る。そして、管理所内で図示しないブザーが鳴動し、管
理人がただちにフツクスイツチを取り上げ、Ｐ−CA3a−
Ｉ−Ｎの回路により第１の通報器Ｉが通話状態となり、
かご内の乗客は管理人と通話することができる。
３の表示灯で、第１乃至第３の表示灯の各表示面には、
例えば、管理所を呼び出し中、保守会社を呼び出し中、
保守会社と通話中、のように、それぞれの時点における
第１乃至第３の連絡状況が表示されている。そして、第
１の表示灯CLは、呼び出し釦Ｃを押してから第２の通報
器Ｏを呼び出し始めるまで点灯し、第２の表示灯TLは、
第２の通報器Ｏを呼び出し始めてから第２の通報器Ｏに
よる通話が可能になるまで、即ち、保守会社を呼び出し
ている間点灯し、第３の表示灯OLは、第２の通報器Ｏに
より保守会社と通話が行われている間点灯している。
今、管理所に管理人が居る場合には、呼び出し釦Ｃを押
すと、Ｐ−Ｃ−I1b−O1b−CA−Ｎの回路によりリレーCA
が付勢され、接点CA1aにより自己保持され、Ｐ−CA4a−
T1b−Ｃ−Ｌ−Ｎの回路により第１の表示灯CLが点灯す
る。そして、管理所内で図示しないブザーが鳴動し、管
理人がただちにフツクスイツチを取り上げ、Ｐ−CA3a−
Ｉ−Ｎの回路により第１の通報器Ｉが通話状態となり、
かご内の乗客は管理人と通話することができる。
この場合呼び出し釦Ｃを押してから第１の通報器Ｉが通
話状態となる時間は短いので特に問題はない。
話状態となる時間は短いので特に問題はない。
次に、管理所に管理人が不在の場合について説明する。
上記と同様、呼び出し釦Ｃを押すと、リレーCAが付勢さ
れる。第１の表示灯CLが点灯し接点CA2aが閉じタイマＴ
がカウントし始める。しかし管理人が不在のため、図示
しないブザーが鳴動しても第１の通報器Ｉは無効であ
る。タイマＴが所定時間すなわち１分経過すると、タイ
マＴが付勢され接点T1bが開くので、第１の表示灯CLは
消灯し、Ｐ−T2a−O2b−TL−Ｎの回路により、第２の表
示灯TLが点灯し、保守会社を呼び出し中であることが分
かる。所定時間後、第２の通報器Ｏと通話可能状態とな
ると、接点O1bが開き、リレーCAは消勢し、Ｐ−O2a−Ｎ
の回路により第３の表示灯OLが点灯し、保守会社と通話
中であることがわかる。
上記と同様、呼び出し釦Ｃを押すと、リレーCAが付勢さ
れる。第１の表示灯CLが点灯し接点CA2aが閉じタイマＴ
がカウントし始める。しかし管理人が不在のため、図示
しないブザーが鳴動しても第１の通報器Ｉは無効であ
る。タイマＴが所定時間すなわち１分経過すると、タイ
マＴが付勢され接点T1bが開くので、第１の表示灯CLは
消灯し、Ｐ−T2a−O2b−TL−Ｎの回路により、第２の表
示灯TLが点灯し、保守会社を呼び出し中であることが分
かる。所定時間後、第２の通報器Ｏと通話可能状態とな
ると、接点O1bが開き、リレーCAは消勢し、Ｐ−O2a−Ｎ
の回路により第３の表示灯OLが点灯し、保守会社と通話
中であることがわかる。
上記したように本実施例によれば、かご内で缶詰事故が
発生した場合管理人が不在であると、かご内に管理所を
呼び出し中、保守会社を呼び出し中、保守会社と通話中
のように、それぞれの段階における連絡状況が、第１乃
至第３の表示灯CL、TL、OLの点灯により表示器に順次表
示されるので、乗客は、かご内で安心して待機すること
ができる効果がある。
発生した場合管理人が不在であると、かご内に管理所を
呼び出し中、保守会社を呼び出し中、保守会社と通話中
のように、それぞれの段階における連絡状況が、第１乃
至第３の表示灯CL、TL、OLの点灯により表示器に順次表
示されるので、乗客は、かご内で安心して待機すること
ができる効果がある。
本考案によれば、エレベータのかご内で缶詰事故が発生
した際に、管理所に管理人が不在であっても、乗客が呼
び出し釦を押してから保守会社との通話が終了するまで
の間、それぞれの段階における連絡状況が第１乃至第３
の表示灯CL、TL、OLの点灯により表示器に順次表示され
る。即ち、第１の通報器Ｉの呼び出し期間、第２の通報
器Ｏの呼び出し期間、第２の通報器Ｏによる通話期間毎
に、第１乃至第３の表示灯CL、TL、OLの順次の点灯によ
り、各期間の内容を示す第１乃至第３の連絡状況が表示
されるので、乗客は、この表示器の表示を見ることによ
り安心してかご内に待機することができる。
した際に、管理所に管理人が不在であっても、乗客が呼
び出し釦を押してから保守会社との通話が終了するまで
の間、それぞれの段階における連絡状況が第１乃至第３
の表示灯CL、TL、OLの点灯により表示器に順次表示され
る。即ち、第１の通報器Ｉの呼び出し期間、第２の通報
器Ｏの呼び出し期間、第２の通報器Ｏによる通話期間毎
に、第１乃至第３の表示灯CL、TL、OLの順次の点灯によ
り、各期間の内容を示す第１乃至第３の連絡状況が表示
されるので、乗客は、この表示器の表示を見ることによ
り安心してかご内に待機することができる。
第１図は本考案になるエレベータの非常通報時の表示装
置の電気結線図、第２図は本考案になる表示装置の構造
図を示す。 CA…リレー、Ｔ…タイマ、Ｉ…第１の通報器、Ｏ…第２
の通報器、CL,TL,OL…表示灯。
置の電気結線図、第２図は本考案になる表示装置の構造
図を示す。 CA…リレー、Ｔ…タイマ、Ｉ…第１の通報器、Ｏ…第２
の通報器、CL,TL,OL…表示灯。
Claims (1)
- 【請求項１】エレベータのかご内と管理所間の通話を行
う第１の通報器と、かご内の呼び出し釦を押してから所
定時間の間に前記第１の通報器による通話ができないと
きに保守会社に通報する第２の通報器とを備え、前記呼
び出し釦を押したときに前記かご内に連絡中である旨の
表示が行われる表示器を設けたエレベータの非常通報時
の表示装置において、前記表示器は、第１乃至第３の時
点における連絡状況をそれぞれ表示させる第１乃至第３
の表示灯を有し、前記呼び出し釦を押したときに第１の
表示灯の点灯により第１の連絡状況が表示され、前記第
１の通報器による通話ができないときに前記第１の表示
灯が消灯し、第２の表示灯の点灯により第２の連絡状況
が表示され、前記第２の通報器による呼び出しが行われ
たときに前記第２の表示灯が消灯し、第３の表示灯の点
灯により第３の連絡状況が表示され、前記第２の通報器
との通話が終了したときに第３の表示灯が消灯するよう
に制御されることを特徴とするエレベータの非常通報時
の表示装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988163436U JPH0638058Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | エレベータの非常通報時の表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP1988163436U JPH0638058Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | エレベータの非常通報時の表示装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0283866U JPH0283866U (ja) | 1990-06-28 |
| JPH0638058Y2 true JPH0638058Y2 (ja) | 1994-10-05 |
Family
ID=31448155
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP1988163436U Expired - Lifetime JPH0638058Y2 (ja) | 1988-12-19 | 1988-12-19 | エレベータの非常通報時の表示装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0638058Y2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006052050A (ja) * | 2004-08-11 | 2006-02-23 | Hitachi Ltd | エレベータ装置 |
| JP6419892B1 (ja) * | 2017-06-01 | 2018-11-07 | 東芝エレベータ株式会社 | 非常呼びシステム |
Family Cites Families (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS60145168U (ja) * | 1984-03-07 | 1985-09-26 | 三菱電機株式会社 | エレベ−タの非常通報装置 |
| JPS62176162U (ja) * | 1986-04-30 | 1987-11-09 |
-
1988
- 1988-12-19 JP JP1988163436U patent/JPH0638058Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0283866U (ja) | 1990-06-28 |
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