JPH0637996B2 - トイレにおける換気扇の制御装置 - Google Patents

トイレにおける換気扇の制御装置

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JPH0637996B2
JPH0637996B2 JP60056877A JP5687785A JPH0637996B2 JP H0637996 B2 JPH0637996 B2 JP H0637996B2 JP 60056877 A JP60056877 A JP 60056877A JP 5687785 A JP5687785 A JP 5687785A JP H0637996 B2 JPH0637996 B2 JP H0637996B2
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ventilation fan
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toilet
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昌彦 河崎
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松下精工株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、トイレで利用される換気扇の制御装置に関す
るものである。
従来の技術 一般に、トイレで利用される換気扇は、トイレ内の照明
とともに電源スイッチの消し忘れにより必要以上の作動
を行なうことがしばしばある。したがってトイレのドア
の開閉に連動させて換気扇と照明の入切りをする制御装
置が要望されていた。
このようなことから従来の制御装置では、ドア開閉検出
器と入室者検出器を設けて、照明器具と換気扇の電源を
入切するとともに入室者の入室時間により大小便を判別
し退室後の一定時間換気扇を作動させておくような制御
を行なっていた。
(たとえば実公昭59−15036号公報) 発明が解決しようとする課題 前記従来のトイレにおける換気扇の制御装置では、以下
にあげる課題があった。
(1)照明器具の点灯に便所のドアに設けたドア開閉検出
器の信号のみで行なっていることから照明器具の点灯を
必要としない明るい状態にある場合でも照明器具を点灯
してしまうこと。
(2)換気扇の作動はドア開閉検出器と入室者検出器を用
いていることから照明器具の制御を行なわない場合、す
なわち、換気扇のみの制御を行なう場合に制御装置を簡
単にすることができないこと。
(3)大小便の判別は一定の基準時間をもとに行なってい
ることから大小便の判別が難しく、換気時間が長すぎた
り短すぎたりすることがあること。
本発明は上記従来の課題に留意し、上記に列挙した課題
をなくし、適切なトイレの換気扇の制御装置を提供する
ことを目的としている。
課題を解決するための手段 本発明は上記目的を達成するために、ドアの開閉検知器
と、入室者の有無を検知する人体検知センサと、室内の
明るさを検知する照度センサと、入室者の入室時間を計
測するカウンタと、入室時間の基準値を格納するメモリ
とを有し、前記ドアの開閉器がドアを開いたことを検知
し、かつ前記照度センサがトイレ内の暗いことを検知し
たとき照明器具を点灯させるとともに、前記人体検知セ
ンサが入室者の存在を検知したとき換気扇を作動させ、
この入室者の入室時間の前記カウンタによる計測値と前
記入室時間の基準値とを比較して大小便の判別を行い、
大便と判断した場合、前記換気扇の運転を退室後一定時
間継続し、小便と判断した場合、前記換気扇の運転を退
室後前記一定時間より短い時間継続し、前記入室時間の
基準値は入室ごとに、前記カウンタの計測値と前記メモ
リに格納された入室時間の基準値とから求めた平均値に
よって、その都度新しく設定されて前記メモリに格納し
直されるトイレにおける換気扇の制御装置の構成とした
ものである。
作用 本発明は上記した構成によって、以下にあげる作用をす
る。
(1)ドアの開閉検出器と照度センサにより、トイレ内の
明るさに応じて照明器具を点灯する。
(2)換気扇の運転は、人体検知センサの信号だけによっ
て行うことにより、制御装置を簡単にできる。
(3)大小便の判別を行う入室時間の基準値は、実際のト
イレの使用時間にもとづいたデータにより、入室の都度
更新され、実態に即した効率のよい換気をする。
実施例 以下、本発明の一実施例について、図面を参照しながら
説明する。
第1図は本発明の一実施例のトイレにおける換気扇の制
御装置のブロック図であり、マイクロプロセッサ1の入
力として、人体検知センサである超音波センサ2と、ド
アの開閉検知器となるリミットスイッチ4と、照度セン
サとなるホトトランジスタ5のそれぞれの出力が接続さ
れ、マイクロプロセッサ1の出力が換気扇3と照明器具
6に接続されている。
上記構成において、超音波センサ2は、入室者の有無を
検知し、その検出信号をマイクロプロセッサ1に与え、
処理して換気扇3を作動させ、リミットスイッチ4は、
ドア開閉を検知し、またホトトランジスタ5は、トイレ
の明るさを検知し、それぞれの検知信号をマイクロプロ
セッサ1に与え、処理して照明器具6を点灯させること
となる。
以下、本実施例のトイレにおける換気扇の制御装置のフ
ローチャートをもとに詳細な説明を行う。
第2図の(a)は制御プログラムの割り込みルーチンであ
り、(b),(c)は主ルーチンである。
主ルーチンのスタートからプログラムの実行を始めて、
初期状態として、照明6および換気扇3は動作していな
い状態にする。ドアも開かず人も中にいない場合、プロ
グラムはドア開閉の判断,人の存在の判断,スタートの
ルーチンを順に実行し続ける。(通常は割り込み禁止状
態となっているため、割り込みはかからない。)ドアが
開くと、マイクロプロセッサ1は、ドアに設けられてリ
ミットスイッチ4の検出信号によりドアが開いたことを
検知する。次に、トイレ内に設けられたホトトランジス
タ5の信号により明るさを判別する。もし暗ければ照明
器具6をつけるが、明るければそのまま人の存在を超音
波センサ2の信号により判別する。人がいないと判断さ
れればスタートへもどる。人がいる場合には換気扇3を
作動し、入室時間の計測を開始する。この状態で人がい
なくなるまで待機する。人がいなくなると、第2図(c)
のフローチャート上のへ飛び、時間計測を停止する。
上記の計測時間とメモリ上にあらかじめ記憶させておい
た入室基準時間とを比較して、その値の大小に応じて大
小便を判定する。大小便の判定により次のルーチンへ行
く、仮に、大便と判断された場合(フローチャート上で
YESの場合)、入室基準時間と計測時間の平均値をと
り、新しい入室基準時間としてメモリ上の入室基準時間
を書き替える。すでに人が不在であるので照明器具6を
けした状態にして、マイクロプロセッサ1への割り込み
を可能とする。tだけ時間待ちをしたのち、割り込み
受付を不可とし、スタートへもどり換気扇を停止させ
る。もし、tだけの時間待ちの際に、ドアが開くと割
り込みがかかり、第2図(a)の割込みルーチンへ飛ぶ。
明るさの判定と人がいるか否かの判定をしてどちらもY
ESなら、新たに人が入ったことを検知したのであるか
ら、第2図(b)のフローチャート上のへ飛んで換気扇
を作動させ、再び主ルーチンを実行してゆく。もし、人
がいない状態(ドアを開けただけ)であれば、照明器具
6をけした状態にして割り込み前の状態にもどる。t
時間が終了したら、スタートへもどる。
計測時間と入室基準時間の比較で小便と判断された場合
(フローチャート上でNOの場合)、上記の退室後の時
間をt時間(t<t)として、大便の場合と同等
のルーチンを実行する。
以上のように本実施例によれば、主ルーチンで、トイレ
での所要時間を計測し、大小便を判別する基準時間を更
新していくが、一般に大小便の頻度の割合は、大便を1
とすると小便は6程度であるから、更新のための比較計
算に、6回に1回程度、大便の所要時間が使われても、
この影響は、個人ごと(家庭単位)の小便所要時間のば
らつき、あるいは季節による相違等よりも小さいので、
利用すればそれだけ実態に近い小便の所要時間となり、
大小便の判別が正確にでき、効率のよい換気を行うこと
ができる。
なお、入室基準時間の入室ごとの書き替え、すなわち更
新するための平均値の計算は、単純にそのときの入室基
準時間と入室計測時間とを単純にたして2で割るもので
あってもよいが、そのときだけの極端に長い大便の所要
時間、あるいは用足し以外で長い時間入室したとき(清
掃等)の計測時間等の影響を極力少なくするため、入室
基準時間の方に重みをおいたもの、たとえば入室基準時
間×0.9+入室計測時間×0.1のようにして求めれば(こ
れは過去9回のデータを考慮した平均値として考えられ
る)、より使用実態に即した入室基準時間となる。
また、照明器具6の制御を必要としない場合には、リミ
ットスイッチ4,ホトトランジスタ5を取り除いて超音
波センサ2のみで換気扇の制御を行なうことが可能で、
より簡単に適切な制御を行なうことができる。
発明の効果 以上の実施例から明らかなように本発明によれば、ドア
の開閉器がドアの開いたことを検知し、かつ照度センサ
がトイレ内の暗いことを検知したとき照明器具を点灯さ
せ、人体検知センサが入室者の存在を検知したとき換気
扇を作動させるようにしているので、その制御を簡単に
行うことができ、また、カウンタにより計測された入室
時間とメモリに格納された入室時間の基準値とを比較し
て、大小便の判別を行い、その判別結果にもとづき、大
便に対して一定時間、小便に対してはその一定時間より
短い時間、退室後換気扇を継続して運転するようにして
いるので、トイレを快適な雰囲気にするために、効率の
よい換気扇の運転を行うことができ、さらに入室時間の
基準値は、入室ごとに、そのときの入室時間をとり入れ
て新しい基準値に更新されていくので、実態により近い
ものとなり、正確な大小便の判別ができることとなる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例のトイレにおける換気扇の制
御装置のブロック図、第2図(a),(b),(c)はそれぞれ同
制御装置の制御プログラムのフローチャートである。 1……マイクロプロセッサ、2……超音波センサ、3…
…換気扇、4……リミットスイッチ、5……ホトトラン
ジスタ、6……照明器具。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアの開閉検知器と、入室者の有無を検知
    する人体検知センサと、室内の明るさを検知する照度セ
    ンサと、入室者の入室時間を計測するカウンタと、入室
    時間の基準値を格納するメモリとを有し、前記ドアの開
    閉器がドアを開いたことを検知し、かつ前記照度センサ
    がトイレ内の暗いことを検知したとき照明器具を点灯さ
    せるとともに、前記人体検知センサが入室者の存在を検
    知したとき換気扇を作動させ、この入室者の入室時間の
    前記カウンタによる計測値と前記入室時間の基準値とを
    比較して大小便の判別を行い、大便と判断した場合、前
    記換気扇の運転を退室後一定時間継続し、小便と判断し
    た場合、前記換気扇の運転を退室後前記一定時間より短
    い時間継続し、前記入室時間の基準値は入室ごとに、前
    記カウンタの計測値と前記メモリに格納された入室時間
    の基準値とから求めた平均値によって、その都度新しく
    設定されて前記メモリに格納し直されるトイレにおける
    換気扇の制御装置。
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US7455583B2 (en) * 2005-10-04 2008-11-25 Panasonic Corporation Ventilator including a control unit and human sensor
JP4983748B2 (ja) * 2008-08-22 2012-07-25 マックス株式会社 換気装置

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