JP2748793B2 - 物体検出方法 - Google Patents

物体検出方法

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JP2748793B2 JP24968492A JP24968492A JP2748793B2 JP 2748793 B2 JP2748793 B2 JP 2748793B2 JP 24968492 A JP24968492 A JP 24968492A JP 24968492 A JP24968492 A JP 24968492A JP 2748793 B2 JP2748793 B2 JP 2748793B2
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康章 幸前
禎昭 七野
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、自動給水制御装置やハ
ンドドライヤ等の自動温風制御装置に適用するのに好適
な物体検出方法に関する。
【0002】
【従来の技術】水栓の吐水口の下方に手を差し出すと自
動的に給水が行なわれる自動給水制御装置や、ハンドド
ライヤの下方に手を差し出すと自動的に温風が吹き出さ
れる自動温風制御装置が広く用いられている。この種の
自動給水制御装置、自動温風制御装置の概略的なブロッ
ク図を第2図に示す。
【0003】この制御装置は、マイクロコンピュータ1
0を中心として構成されており、このマイクロコンピュ
ータ10からの信号により投光回路12を介して発光素
子14が作動され、光が投光される。被検知物体に当っ
て反射してきた光が受光素子16で受光され、受光信号
が増幅器18で増幅された後、フィルタ20で所定の周
波数帯域の信号だけが取り出され、A/D変換器22で
ディジタル信号に変換され、マイクロコンピュータ10
に入力される。このマイクロコンピュータ10からの制
御信号により、給水機構や温風機構の駆動回路24が作
動される。
【0004】第4図は自動給水制御装置26を組み込ん
だ自動水栓28の概略的な構成図である。水栓金具30
の先端に受光素子16及び発光素子14が設置されてお
り、この検出信号が制御装置26に入力されている。水
栓金具30に接続された給水管32の途中に電磁弁34
が設けられており、この電磁弁34は前記制御装置26
からの信号により開閉駆動される。
【0005】第5図は自動温風制御装置を組み込んだ自
動ハンドドライヤ36の断面図であり、ケーシング38
内にファン40及びエアヒータ42が設置されている。
ケーシング38の下部に受光素子16及び発光素子14
が設置されており、その検出信号が自動温風制御装置4
4に入力され、この制御装置44からの信号により前記
ファン40及びヒータ42が作動される。
【0006】例えば、第3図に示す如く、素子14、1
6によって人体が検知されると、電磁弁34が開弁され
たり、ファン40及びヒータ42が作動される等の駆動
が行なわれる。人体が検知されなくなると停止(閉弁や
ファン及びヒータの停止)が行なわれる。
【0007】なお、同様の給水制御システムを組み込ん
だ自動洗浄便器も広く用いられている。自動洗浄小便器
の場合には、例えば人体が検知されるとまず所定の時間
だけ便器に洗浄水が供給され、その後人体が立ち去ると
多量の洗浄水を供給する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】周囲光レベルが非常に
高い場合、又は周囲光レベルの変動が大きい場合におい
ては、受光素子16で検出される物体検出信号が周囲光
レベルに隠れてしまい、物体検出精度が低下したり、物
体検出が不可能になることがあった。この対策として、
発光素子の投光量を常に大きくしておくことが考えられ
るが、消費電流が増大し、例えばバッテリーを駆動電源
とする装置においては非常な不都合になるばかりか、発
光素子の寿命も短くなってしまうという欠点がある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の物体検出方法
は、発光素子から光を投光させ、この光の反射光を受光
素子で受光して物体を検出する方法において、検出領域
における周囲光レベルを検出し、周囲光レベルが第1の
所定値よりも低いとき、及び周囲光レベルが該第1の所
定値と該第1の所定値よりも大きな第2の所定値との間
にあり且つ周囲光レベルの変動が第1の所定幅よりも小
さいときには前記発光素子からの投光量を減少させ、周
囲光レベルが該第2の所定値よりも大きいとき、及び周
囲光レベルが該第1の所定値と該第2の所定値との間に
あり且つ周囲光レベルの変動が該第1の所定幅よりも大
きな第2の所定幅よりも大きいときには、前記発光素子
からの投光量を増大させるようにしたことを特徴とする
ものである。
【0010】
【作用】本発明の物体検出方法によると、周囲光レベル
第1の所定値よりも低いとき、及び周囲光レベルが該
第1の所定の値と第2の所定値との間にあり且つ周囲光
レベルの変動が第1の所定幅よりも小さいときには発光
素子からの投光量が少ない。逆に、周囲光レベルが第2
の所定値よりも高いとき、及び周囲光レベルが該第1の
所定値と第2の所定値との間にあり且つ周囲光レベルの
変動が第2の所定幅よりも大きいときには発光素子から
の投光量が増大される。これにより、必要なときだけ投
光量が増大され、確実な物体検出が行なわれると共に、
不要なときには投光量が減少され、消費電流を抑えると
共に発光素子の長寿命化を図ることができる。
【0011】
【実施例】以下図面を参照して実施例について説明す
る。第1図は本発明方法において採用される制御プログ
ラムの一例を示すフローチャートである。即ち、本発明
においては、基本的には前記第2図及び第3図に示すも
のと同様に、発光素子で発光され、物体で反射された光
を受光素子で受光し、物体を検出する。そして、この物
体の検出に応じて給水や止水、温風の供給や温風停止を
行なわせるものである。この制御プログラムにおいて、
第1図に示す割り込みプログラムを適宜に実施するので
ある。第1図において、周囲光レベルがまず検知され、
このレベルが所定範囲にあるかどうかを判断する。周囲
光レベルが第2の所定値(後述の第1の所定値よりも大
きい。)よりも高い場合には投光量を増大させる。ま
た、周囲光レベルが第1の所定値を下回る場合には投光
量を減少させる。周囲光レベルが所定範囲に納まってい
るときには投光量はそのままとし、次に周囲光レベルの
変動幅を判断する。この変動幅が第2の所定幅(後述の
第1の所定幅よりも大きい。)よりも大きいときには、
同様に投光量を増大させ、第1の所定幅よりも小さいと
きには投光量を減少させる。変動幅が第1の所定幅と第
2の所定幅との間に納まっている場合には、投光量はそ
のままとする。
【0012】このような割り込みプログラムを実行する
ことにより、周囲光レベルに合わせて投光量を調節し、
精度の高い物体検出を可能とする。また、投光量が小さ
くて済む場合には投光量が減少され、消費電流の減少や
発光素子の長寿命化を図ることができる。
【0013】本発明方法は、自動洗浄便器、自動給水
栓、自動ハンドドライヤ等の人体を検知する装置だけで
なく、工場等において物品を検出する装置にも適用でき
る。
【0014】
【発明の効果】以上の通り、本発明の物体検出方法によ
ると、周囲光レベルが低いとき、及び周囲光レベルの変
動が小さいときにはそれぞれ投光量が減少され、周囲光
レベルが高いとき、及び周囲光レベルの変動が大きいと
きにはそれぞれ投光量を多くするようにしているので、
常に精度の高い物体検出を行なうことができると共に、
投光量が少なくて済む場合にはそれに応じて投光量が減
少されるので、消費電流の減少及び発光素子の長寿命化
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法を説明するフローチャートである。
【図2】自動給水、温風制御装置のブロック図である。
【図3】自動給水、温風制御方法を説明するフローチャ
ートである。
【図4】自動水栓の構成図である。
【図5】自動ハンドドライヤの縦断面図である。
【符号の説明】
10 マイクロコンピュータ 14 発光素子 16 受光素子 28 自動水栓 36 ハンドドライヤ 40 ファン 42 エアヒータ

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発光素子から光を投光させ、この光の反
    射光を受光素子で受光して物体を検出する方法におい
    て、 検出領域における周囲光レベルを検出し、 周囲光レベルが第1の所定値よりも低いとき、及び周囲
    光レベルが該第1の所定値と該第1の所定値よりも大き
    な第2の所定値との間にあり且つ周囲光レベルの変動が
    第1の所定幅よりも小さいときには前記発光素子からの
    投光量を減少させ、 周囲光レベルが該第2の所定値よりも大きいとき、及び
    周囲光レベルが該第1の所定値と該第2の所定値との間
    にあり且つ周囲光レベルの変動が該第1の所定幅よりも
    大きな第2の所定幅よりも大きいときには、前記発光素
    子からの投光量を増大させるようにしたことを特徴とす
    る物体検出方法。
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