JPH0637513B2 - ジゴキシゲニン誘導体、その製法、標識結合体の製法、核酸検出法及びジゴキシゲニン結合体 - Google Patents
ジゴキシゲニン誘導体、その製法、標識結合体の製法、核酸検出法及びジゴキシゲニン結合体Info
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Description
を使用した種種の方法に関する。
に共有結合して存在するジゴキシゲニン誘導体は多数の
生物学的分析目的に使用される。特に、そのようなジゴ
キシゲニン誘導体は免疫学的テスト(イムノアツセイ)
において、臨床学的観点において重要な、強心配糖体、
特にジゴキシンの測定のために使用される(G.C.Oliver
等著、J.Clin.Invest.、第47巻、1968年、第10
35頁;U.Barbieri及びC.Gandolfi著、Clin.Chim.Act
a、第77巻、1977年、第257頁;A.Castro及び
N.Monji著、″Immunochemical Methods″、B部、J.L.L
angone及びH.van Vunakis、Academic Press、1981
年出版、第523頁;J.A.Hinds等、Clinical Chemistr
y、第32巻、1986年、第16頁、参照)。これら
のテストにおいてジゴキシゲニン誘導体は測定すべき強
心配糖体に対する抗体と関連して使用され、この検出は
ハプテン−抗−ハプテン−抗体−相互作用の原理を基礎
として行なわれる(K.Luebke及びB.Nieuweboer著、″Im
munologische Teste fr niedermolekulare Wirkstoff
e″、Thieme Verlag社、スツユツトガルト、1978年
参照)。
シゲニンがステロイド骨格の3位を介して他の分子に結
合しているような誘導体を使用している。
シゲニン誘導体は次のような欠点を1つ又は複数示す: ジゴキシゲニンステロイド骨格とエステル基を介して行
なわれた結合において、ジゴキシゲニン誘導体はエステ
ル基の加水分解鋭敏性のために塩基条件下に著しく塩基
性不安定である;このことは特に通常使用されるヘミサ
クシネート又はヘミグルタレートにあてはまる(スイス
特許第604164号明細書;米国特許第408274
7号明細書;N.Monji等著、Experientia、第36巻、1
980年、第1141頁参照);更に類似のことは、例
えばエステル基のかわりに使用したウレタン基において
もあてはまる(西ドイツ国特許公開第2607826号
明細書参照)。従つて、使用の際には一定の条件下に不
所望なジゴキシゲニンの分解が生じる。
に反応性OH基を有している;従つて誘導体の製造の際に
3−及び12−誘導体からなる混合物がしばしば生じ、
これは1部著しい製造費用においてのみ純粋な位置異性
体に分離することができ、かつ1部、例えば有利に使用
されるヘミサクシネート及びヘミグルタレートの場合、
クロマトグラフイーによつても分離することができな
い。分離しない混合物の使用は誤差の多い結果に導び
く。
性ステロイド基本骨格に対する抗体によるハプテンの認
識が強く損なわれるように変性されて存在する。これは
例えば3位の酸素原子がアミノ窒素に変換されているジ
ゴキシゲニン誘導体の場合である(例えばヨーロツパ特
許第104527号明細書参照)。
であり、かつこれをもちいて前記欠点を回避可能なジゴ
キシゲニン誘導体を製造することである。この課題は本
発明により解決される。
Zは-CN,-COOC2H5, を表わす]のジゴキシゲニン誘導体である。
て、ステロイド骨格と橋部との間の結合は3位のエーテ
ル結合を介して行なわれ、これによりエステル基と関連
した塩基不安定性は回避される。更に、これにより、ジ
ゴキシゲニンステロイド骨格の3位に存在する基(オキ
シ基)は保持されるので、このことにより一般に非変性
ステロイド骨格に対する抗体によるハプテンの良好な認
識が達せられる。本発明による3位のエーテル結合は式
(I)の化合物及びその誘導体及び結合体を純粋な位置異
性体として、すなわち、3位及び12位で結合している
誘導体からの混合物の回避下に製造することをも可能と
する。
(後記反応式の化合物1)からペンタアセチルジゴキシ
ン(同化合物2)へ変換した後、自体公知法で酸性鹸化
することにより得られる12−O−アセチル−ジゴキシ
ゲニン(同化合物3)から出発することにより行なわれ
る。12−O−アセチル−ジゴキシゲニンにおいて、3
位の遊離OH基をエーテル基 に変換する。この反応はジアゾカルボン酸エステルと、
n=1の場合例えばジアゾ酢酸エステルと、自体公知法
で3−アルコキシカルボニルアルキルエーテルの形成下
に行なうことができる(Z=COOC2H5;化合物4に相応
する)。得られたアルコキシカルボニルアルキルエステ
ルにおいて、所望の場合、エステル基を鹸化により遊離
カルボキシ基(Z=COOH;化合物5)に、又は他の官能
カルボン酸基Zに変換することができ、かつ所望の場合
には、このように得られた反応生成物において基Zを自
体公知法で他の基Zに変換することができる。N−ヒド
ロキシサクシンイミドとの反応によりCOOH基は例えば基
-COONR3R4(R3及びR4は一緒になつて1,4−ジオ
キソ−テトラメチレン基を形成する;化合物6)に変換
される;この基はアミンHNR1R2と反応させることにより
Z=CONR1R2を有する化合物(I)(化合物7: に相応する)に変換する。このようにして、又は類似の
方法で、式中のZが前記の意味を有する式(I)の得られ
た化合物をZが他の異なる意味を有する式Iの他の化合
物に自体公知法で変換することも官能である。
反応、鹸化工程、N−ヒドロキシサクシンイミドとの反
応及びアミンHNR1R2との反応はこれらの反応に常法で、
例えば次の実施例に記載されているような方法で行なう
ことができる。
核酸誘導体の標識化及び検出へのその使用でもある。本
願出願人によるドイツ特許出願第p3800644.8
号明細書(1988年1月12日)及び同第p3813
278.8号明細書(1988年4月20日)には、化
学結合を介して少なくとも1つのハプテンを標識として
結合して含有する補体核酸ゾンデとハイブリツド化する
ことによる核酸検出法が記載されている。ハプテンとし
てはステロイドを使用しており、このステロイドは核酸
ゾンデの水素結合に関与していない少なくとも1位置に
少なくとも4つの原子長さの橋部を介して結合してい
る;このハイブリツドゾンデを標識抗−ハプテン−抗体
を介して検出する。ステロイドとしては有利にジゴキシ
ゲニン又はジゴキシンが使用される。ハプテンを核酸ゾ
ンデに光−ハプテン(Foto-Hapten)を用いて光化学的に
組込む場合(NuCl.Acid Res.第13巻、1985年、第
745〜761頁;及びM.Wilchek及びE.A.Bayer著、An
al.Biochem.第171巻、1988年、第1頁参照)、
光ハプテンとして有利に光−ジゴキシゲニン、すなわち
橋部を介して4−アジド−ベンゾイルと結合したジゴキ
シゲニンを使用する。UV−照射の際に、アジド基から窒
素が脱離し、ニトレンラジカルが生じ、これは次いで核
酸に共有結合する。光−ジゴキシゲニンとしてはジゴキ
シゲニン−3−ヘキサクシネート−〔N′−(4−アジ
ドベンゾイル)〕−8−アミノ−3,6−ジオキサオク
チルアミドを使用する。
ために、本発明による一般式(I)のジゴキシゲニン誘導
体は前記核酸検出法の標識ハプテンとして著しく好適で
ある。光−ハプテン(光−ジゴキシゲニン;光化学法で
のハプテンの結合、NuCl.Acid Res.第13巻、1985
年、第745〜761頁;及びM.Wilchek及びE.A.Bayer
著、Anal.Biochem.第171巻、1988年、第1頁参
照)としては例えばN−〔N−(4−アジドベンゾイ
ル)−8−アミノ−3,6−ジオキサオクチル〕−3−
カルバモイルメチル−ジゴキシゲニン(反応式の化合物
7)である。
て、ステロイドの3位がそこに存在する酸素で、すなわ
ち基本骨格の変性なしに、橋部分子を介して免疫原担体
材料、例えば蛋白質−又はポリペプチド−担体材料に、
又は核酸に結合することを可能とする。
結合体(labeled conjugate)の製造にも非常に好適で
あり、これは強心配糖体、特にジゴキシンの測定のため
に通常のイムノアツセイで用いられる。好適な結合体は
例えば標準法と相応して放射性に標識することができる
か、又は蛍光基で標識することができる。標識構造単位
(labeling moiety)は有利な均一系法においては、例
えば酵素基質、補欠分子団、酵素モデユレーター又は酵
素であり、これは本発明による一般式(I)のジゴキシゲ
ニン誘導体と結合し、結合体となつている。
n-Zを介して行なわれ、ここで基Zは有利に担体材料、
Zと反応性の基又は結合に依存して選択される。担体と
O-(CH2)n-z-基との結合は第1又は第2アミノ基を介し
て行なわれ、これは活性カルボン酸基z、例えばN−ヒ
ドロキシサクシンイミドエステル(Z=-COONR3R4、R
3及びR4は一緒になつて1,4−ジオキソテトラメチ
レン基を形成する)で変換される;この際、この反応は
このような反応に自体公知の方法で行なわれる。この基
-O-(CH2)n-Zは光化学法によつても(Nucl.Acid Res.第
13巻、1985年、第745〜761頁;及びM.Wilc
hek及びE.A.Bayer著、Anal.Biochem.、第171巻、1
988年、第1頁参照)担体、例えば核酸に結合するこ
とができる;この場合、担体材料、例えば核酸ゾンデは
前記光−ジゴキシゲニン(反応式中化合物7参照)の存
在においてUV域を有する可視光で照射し、この際窒素
(N2)の脱離下にニトレンラジカルが生じ、これは核
酸に共有結合する。
糖体、特にジゴキシンを測定するための標識結合体(la
beled conjugate)を製造するために一般式(I)のジゴキ
シゲニン誘導体を使用すること、並びに少なくとも1つ
のハプテンを標識として化学結合を介して含有する補体
核酸ゾンデとのハイブリツド化により核酸を検出するた
めの標識ハプテンとしてこれを使用することである。
キシゲニン誘導体を使用して一般式(II) 〔式中、担体は免疫原担体材料、例えば免疫原蛋白質又
はポリペプチド−担体材料、核酸又はイムノアツセイに
使用するための標識ジゴキシゲニン結合体の標識構造単
位を表わし、yは平均して1〜担体中の提供可能な結合
位の数を表わし、有利に1〜20であり、Yは本発明に
よる一般式(I)のジゴキシゲニン誘導体のカルボニル官
能基Zと担体材料の反応位との反応により生じた基、例
えばアミド基を表わす〕の新規ジゴキシゲニン結合体を
製造することである。
一般式(II′)を使用して抗体形成に好適な生物の免疫化
法でもある。このようにして、担体が免疫原を表わす式
(II′)の本発明によるジゴキシゲニン結合体を用いて抗
体を製造し、次いでこれをジゴキシンの測定のために常
用のイムノアツセイ法(例えば凝集法、ラジオイムノア
ツセイ、不均質系酵素イムノアツセイ、不均質系蛍光イ
ムノアツセイ及び均質系イムノアツセイ)の1つに使用
することができる。モノクローナル抗体をも包含する抗
体の製造及び単離をこれに常用で、一般的な方法で行な
うことができる。
す 一般式(II″) 〔式中、担体(2)は標識ジゴキシゲニン結合体の標識
構造単位を表わし、Y、n及びyは一般式(II)のもの
と同じものを表わす〕のジゴキシゲニン結合体を常用の
イムノアツセイに使用し、強心配糖体グリコシド、特に
ジゴキシンを測定することもできる。
のみ限定されるものではない。他に記載のない限り、量
は重量に、温度は℃に関連する。室温とは25±2℃で
ある。
(I)のジゴキシゲニン誘導体の合成及びその相互の変換
に関する概要を示す。
かし、かつ酢酸ナトリウム(無水)49.2g(0.6mol)を
加える。還流下に1時間攪拌する。次いで、この溶液を
水流真空中で蒸発させ、酢酸エステル1中に残分を溶
かし、場合により不溶性の成分を濾別する。この濾液を
それぞれ水0.5で3回洗浄し、Na2SO450gで乾燥さ
せ、水流真空中で蒸発させる。この粗生成物はなお無水
酢酸を含有する。
1、Rf=0.33 例2 12−O−アセチル−ジゴキシゲニン(3)の製造 例1により得られた蒸発残分(化合物2)をメタノール
2中に溶かし、0.1N H2SO42と混合し、還流下に
1時間攪拌する。その後、クロロホルム1.8で1回、
600mlで1回抽出し、合した抽出物を2回それぞれ水
1で洗浄し、Na2SO450gで乾燥させ、水流真空中で
蒸発させる。得られた油状物質(95g)を酢酸エステ
ル250ml中に僅かに加温しながら溶かし、室温で放置
する。短時間後に結晶が生じる。室温で約4時間、さら
に+4℃で2時間晶出させ、次いで固体を吸引濾過し、
酢酸エステル約100mlで短時間洗浄する。
ルエステル(4)の製造 例2により得られた化合物(3)28.1g(65m mol)をテ
トラヒドロフラン(THF)250ml中に懸濁させ、5時
間かけてTHF50ml中のジアゾ酢酸エステル69ml(0.6
5mol)を攪拌下に滴加する。反応開始のために、かつそ
れぞれ1時間後に、酢酸ロジウム(II)50mgを添加す
る。その際、反応溶液がわずかに発熱するので、この溶
液を水浴(25℃)で冷却することが望ましい。室温で
16時間攪拌し、次いで前記の方法で更にジアゾ酢酸エ
ステル69ml及び全体で酢酸ロジウム250gを添加す
る。更に16時間後、この全工程の3回目を繰り返す。
更に、1日後反応させ、次いでメタノール250mlを加
え、かつこの溶液を真空中で蒸発させる。油状残分を3
回それぞれ石油エーテル1で浸漬し傾瀉後、クロロホ
ルム/酢酸エステル=2/1100ml中に溶かす。粗生成
物をシリカゲルカラム(8.5×50cm)に入り、クロロ
ホルム/酢酸エステル=2/1で溶離する。純粋な生成物
(4)を含有するフラクシヨンを合し、かつ溶剤を水流真
空中で除去する。
1、Rf=0.60 例4 ジゴキシゲニン−3−カルボキシメチルエーテル(cm
e)(5)の製造 例3により得られた化合物(4)15.5g(30m mol)をメ
タノール470ml中に溶かし、水100ml中のKHCO36.0
5g(60m mol)の溶液と混合する。還流下に攪拌し、
半時間ごとに反応をDCを用いて監視する。出発物質の
濃度が約5%になつた時(約3.5時間後)、反応を中断
する。pHを氷酢で5.0とし、メタノールを水流真空中で
蒸発させ、水で約500mlに希釈する。粗生成物をそれ
ぞれ酢酸エステル200mlで2回抽出し、水200mlで
洗浄し、かつ有機溶剤をNa2SO430gで乾燥させる。濃
縮した後、残つた油状物質11gを酢酸エステル/氷酢
酸=9/140ml中に溶かし、室温に放置する。短時間後
に結晶が生じる。4℃で更に1時間冷却し、固体を吸引
濾過し、酢酸エステル/氷酢酸=9/1約20mlで後洗浄
する。エキシカーター中KOH上で乾燥させた生成物(5)3
gが得られる。
(8.5×40cm)上に担持させる。酢酸エステル/氷酢
酸=9/1で溶離し、相応するフラクシヨンを濃縮した
後、生成物(5)2.2gがもう1回得られ、これは痕跡量の
12−O−アセチル−ジゴキシゲニン−3−cmeを含有
している。
=0.42 例5 ジゴキシゲニン−3−cme−O−サクシンイミド(6)の製
造 例4により得られたジゴキシゲニンカルボン酸(5)4.49
g(10m mol)をN−ヒドロキシサクシンイミド1.27
g(11m mol)と一緒に無水THF140ml中に溶かし、
無水THF20ml中のN,N′−ジシクロヘキシルカルボ
ジイミド2.27g(11m mol)の溶液と混合する。室温
で20時間攪拌し、次いで生じた尿素を濾別し、かつこ
の溶液を水流真空中で濃縮する。残分を酢酸エステル1
50ml中に溶かし、濾過し、水100mlで洗浄する。そ
の後、有機溶剤をすぐにNa2SO45gで乾燥させ、濃縮す
る。粗生成物を酢酸エステル約30ml中に溶かし、濾過
し、攪拌下にゆつくりとジイソプロビルエーテル200
ml中に注ぐ。析出したエステル(6)を吸引濾過し、エキ
シカーター中で五酸化燐上で乾燥させる。
ル9:1;Rf=0.66 例6 光ジゴキシゲニン(7)の製造 例5により得られた活性エステル(6)272mg(0.5m mo
l)をジオキサン10ml中に溶かし、水5ml中のN−
(4−アジドベンゾイル)−1,8−ジアミノ−3,6
−ジオキサオクタン161mg(0.55mmol)の溶液と混合
する。室温で2時間攪拌し、次いでジオキサンを水流真
空中で蒸発させ、水50mlで希釈する。この水相をそれ
ぞれ酢酸エステル50mlで抽出し、合した有機抽出物を
Na2SO45gで乾燥させ、濃縮する。残分をジイソプロピ
ルエーテル100mlで浸漬し、吸引濾過し、エキシカー
ター中でCaCl2上で乾燥させる。
ル9:1;Rf=0.36 次の反応式Bは、例えば補体の標識核酸とのハイプリツ
ド化により核酸を検出するための標識ハプテンとして使
用することのできる、例7〜9による、Dig−11−dUT
Pの製造工程を概略的に示す。
アミドカプロン酸(9) C31H47NO8 分子量:561.3 250ml−丸底フラスコ中でジゴキシゲニン−3−カル
ボキシメチルエーテル−N−ヒドロキシサクシンイミド
エステル(8)465mg(0.85m mol)をジメチルホルムア
ミド(DMF)15ml中に溶かし、これにDMF2ml中の6−
アミノカプロン酸112mg(0.85m mol)及びトリエチ
レルアミン0.12mlの懸濁液を加える。室温で1夜マグネ
ツトにより攪拌し、この際徐徐に均質溶液が生じる。こ
の時間の後、この反応が実質的に完全に終了したことを
薄層クロラトグラフイーが示す(シリカゲル;酢酸エチ
ルエステル/石油エーテル/エタノール1:1:1、検
出:氷酢酸10ml+濃硫酸0.2ml+アニスアルデヒド0.1
mlの混合物で噴霧し、青黒色のスポツトが現われるまで
120℃に加熱する;Rf約0.7;Rfジゴキシゲニン
−OSu−エステル約0.85)。
2O5ml中に濃アンモニア溶液の添加下に溶かす。次い
で、クエン酸水溶液22.5ml(クエン酸100g/l)を
添加することにより、“遊離”ジゴキシゲニンアミドカ
プロン酸で析出する。この樹脂状粘性物質を水と一緒に
こすり固体とし;吸引濾過し、H2Oで複数回後洗浄し、
最後にP2O5上でオイルポンプ真空で乾燥させる。
アミドカプロン酸−N−ヒドロキシサクシンイミドエス
テル(10) C35H50N2O10 分子量:658.8 100ml丸底フラスコ中で、ジゴキシゲニン−3−カル
ボキシメチルエーテル−ε−アミドカプロン酸(9)32
0mg(0.57m mol)を無水ジメチルホルムアミド(DMF)
2ml中に溶かし、N−ヒドロキシサクシンイミド(0.6m
mol)70mg並びにジシクロヘキシルカルボジイミド
(0.63m mol)130mgを順次添加する。室温で1夜攪
拌し、翌日析出するジシクロヘキシル尿素から吸引濾過
して、DMFをオイルポンプ真空中で蒸発させる。残つた
油状物質を酢酸エチルエステル2ml中に取り込み、氷冷
(−20℃)石油エーテル約15ml中で攪拌する。析出
した、はじめになお樹脂状粘性の生成物を複数回氷冷乾
燥石油エーテルで固体になるまでこする。P2O5上で乾燥
させた後真空中で315mg=理論値の84%が得られ
る。
アミドカプロイル−〔5−(アミドアリル)−2′−デ
スオキシ−ウリジン−5′−トリホスフエート〕−四ナ
トリウム塩(11) (Dig-11-dUTP) C43H61N4Na4O21P3 分子量:1154.7 ジゴキシゲニン−3−カルボキシメチルエーテル−ε−
アミドカプロン酸−N−ヒドロキシサクシンイミドエス
テル(10)254mg(0.37m mol)をDMF7ml中に溶かし、
H2O6ml中の5−アリルアミノ−2′−デスオキシ−ウ
リジン−5′−トリホスフエート−四リチウム塩20mg
(0.37m mol)の溶液に加える。この混合物に0.1mol/
l硼酸ナトリウム塩緩衝液、pH8.5 6.2mlを加え、室温
で1夜攪拌する(約15時間)。
5.0、)において、この時間の後UV光中に僅かな量の未
反応アリルアミノ−dUTPの他に所望の化合物の僅かに低
く移動したスポツトが観察される(選択的方法:シリカ
ゲルを用いる薄層クロマトグラフイー(DC)、溶離剤;
イソ酪酸/濃アンモニア溶液/H2O=66:1:3
3、UV中での検出又はアニスアルデヒド試薬(例7参
照)で噴霧;Rf−値置:5−アリルアミノ−dUTP 0.
2;Dig-アミドカプロン酸−OSu−エステル0.7;Dig−1
1−dUTP 0.45)。
縮し、固体残分とし、H2O200ml中に取り込み、イオ
ン交換体カラム(DEAE−セフアデツクスA25、▲HC
O- 3▼−型、カラム寸法1.5×30cm)上に注ぐ。その
後短時間に水で洗浄し、次いで0.4mol/lTEAB(重炭酸
トリエチルアンモニウム)pH8に対してそれぞれH2O
1の傾斜溶液で溶離する。純粋な生成物を含有するフ
ラクシヨンを合し、真空中で濃縮し、メタノールと共に
多数回蒸発させ、過剰のTEABを除去する(遊離トリエチ
ルアミンの臭が全くなくなるまで!)。フラスコの内容
物を数mlの水に取り込み、この溶液を短かいカチオン交
換カラムDOWEX50WS8(1×10cm);Na+−型を
介して通し、このカラムを洗浄水中にODEがなくなるま
で洗い(240nmにおけるUVを測定)、かつ真空中で約
20mlまで濃縮する。凍結乾燥の後Dig−11−dUTP−N
a4194mg(理論値の45%)が白色粉末として得られ
る。
m、290nm Dig−11−dUTPは“ランダム感作(random Primed)”
−DNA−標識法(DNA−Labeling and Detection Kit Non
radioactive、注文No1093657、ベーリンガー・
マンハイム社;Feinberg、A.P.及びVogelstein、B.
著、Anal.Biochem.第132巻、1983年、第6頁)
により核酸中に導入され、この際、標識ハプテンとして
ゴキシゲニンを含有する、これに補体の核酸を検出する
ためにの核酸ゾンデが得られる。
Claims (5)
- 【請求項1】一般式(I) [式中、nは1〜4の整数を表わし、かつZは-CN,-COO
C2H5,-CONH-(CH2CH2O)2-C を表わす]のジゴキシゲニン誘導体。 - 【請求項2】請求項1に記載の式Iのジゴキシゲニン誘
導体を製造するための方法において、12−O−アセチ
ル−ジゴキシゲニンの3位の遊離OH基を自体公知法で
ジアゾ酢酸エステルと反応させることにより式I′(式
中、ZはCOOC2H5を表わす)の化合物とし、所望の場合
得られた反応生成物のCOOC2H5基を自体公知法でCOOH基
又は他の官能カルボン酸基Zに変換し、かつ所望の場
合、このようにして得られた反応生成物のZ基を自体公
知法で他のZ基に変換することを特徴とするジゴキシゲ
ニン誘導体の製法。 - 【請求項3】イムノアッセイにおける強心配糖体の測定
用標識結合体を製造する方法において、請求項1記載の
式(I)のジゴキシゲニン誘導体を使用することを特徴
とする標識結合体の製法。 - 【請求項4】化学結合を介して少なくとも1つのハプテ
ンを標識として結合して含有する補体核酸ゾンデとハイ
ブリッド化することにより核酸を検出するために、標識
ハプテンとして請求項1記載の式Iのジゴキシゲニン誘
導体を使用することを特徴とする核酸検出法。 - 【請求項5】一般式II 〔式中、担体は免疫原担体材料、核酸又はイムノアッセ
イに使用するための標識ジゴキシゲニン結合体の標識構
造単位を表わし、yは平均して1〜20の数値を表わ
し、かつYは を表わす〕のジゴキシゲニン結合体。
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