JPH0637383Y2 - 眼鏡枠部品の固定構造 - Google Patents

眼鏡枠部品の固定構造

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JPH0637383Y2
JPH0637383Y2 JP356490U JP356490U JPH0637383Y2 JP H0637383 Y2 JPH0637383 Y2 JP H0637383Y2 JP 356490 U JP356490 U JP 356490U JP 356490 U JP356490 U JP 356490U JP H0637383 Y2 JPH0637383 Y2 JP H0637383Y2
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JP
Japan
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component
hole
pipe member
screw
fixing structure
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JP356490U
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JPH02126114U (ja
Inventor
俊尚 赤羽
Original Assignee
ホーヤ株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は眼鏡枠のプラスチック製の2つの部品を互いに
固定する構造に関する。
[従来の技術] 従来、プラスチック製の部品から眼鏡枠を作る場合、プ
ラスチック製の各部品を互いに対し接着したり、または
加熱した金具をプラスチック製の部品へ圧入し、この金
具を介して他の部品へ組み付けたり、またはプラスチッ
ク部品に形成された穴にタッピングねじをねじ込んで他
の部品を固定したりしている。
[考案が解決しようとする課題] 前記の従来の手段は、いずれも修理調整が困難であった
り、部品の交換が不可能であったり、適用可能な個所が
限定されるなどの難点がある。また、タッピングねじに
よる手段では、固定する力が弱いため繰返しの脱着が不
可能である。
本考案の目的は眼鏡枠のプラスチック製の部品の相互に
対する固定力を弱めることなく部品の繰返し脱着を可能
にし、それにより修理調整および部品の交換を容易にす
ることである。
[課題を解決するための手段] 本考案は上述の課題を解決するためになされたものであ
り、眼鏡枠を構成するプラスチック製構成部品のうち、
2つの構成部品をねじにより固定する眼鏡枠部品の固定
構造において、前記2つの構成部品の一方の構成部品に
は、適所に貫通穴を設け、該貫通穴の一端に該貫通穴の
直径よりも大きいつば部を有するとともに、該貫通穴の
直径よりも僅かに大きい直径を有した内面に内ねじを、
外面に外ねじを切った金属製パイプ部材をねじ込み埋没
し、前記貫通穴の弾性変形により前記パイプ部材を固定
し、前記2つの構成部品の他方の構成部品には、適所に
貫通穴を設け、一端につば部を有したねじを前記パイプ
部材の差し込み方向と対向するように前記他方の構成部
品の貫通穴に通し、さらに前記パイプ部材の内ねじに螺
着して、前記一方の構成部品と前記他方の構成部品とを
固定することを特徴とする眼鏡枠部品の固定構造であ
る。
[作用] 本考案の固定構造は、つば部を有するパイプ部材の差し
込み方向と一端につば部を有するねじを対向して差し込
み螺着していることより、パイプ部材とねじの固定力に
加え、パイプ部材のつば部と一方の構成部品との係合力
と、ねじのつば部と他方の構成部品との加わるため強固
なものとなる。
また本考案の固定構造は構成部品に有する貫通穴に、該
貫通穴の直径よりも僅かに大きい外径を有したパイプ部
材をねじこんだ際に起こる前記貫通穴の変形弾性により
パイプ部材が強固に固定されるため、構成部品を分解す
る際パイプ部材が構成部品からはずれない。
[実施例] 第1図、第2図は本考案の実施例を示す。第1図におい
て、符号1と2で示されるプラスチック製部品は、眼鏡
枠の任意の構成部品を示す。例えば、1は上側リムジョ
イント、2は下側リムジョイントである。したがって、
本実施例においては上側リムジョイント1と下側リムジ
ョイントと2を固定する構造を示す。上側リムジョイン
ト1と下側リムジョイント2の固定構造は、第1図・第
2図から明らかなように、構成部品1に形成された貫通
穴6に内ねじ3aと外ねじ3bを切られた長手方向一端につ
ば部3cを有する金属製のパイプ部材3をねじ込みより埋
設して固着するとともに、構成部品2の下方に段付き貫
通穴を設け、該段付き貫通穴につば部を有したねじ4を
挿入して、前記パイプ部材3の内ねじ3aをねじ込み、固
定するように構成されている。構成部品1に形成された
貫通穴6は、パイプ部材3の外径より小さい直径を有
し、パイプ部材3をねじ込んだ際に弾性変形によりパイ
プ部材を強固に固定するようにされている。またパイプ
部材3は長手方向一端のつば部3cの中央部にドライバに
より回転しうるように直径方向の切欠き3dを形成されて
いる。また、ねじ4は、つば部4aとねじ部4bからなり前
記パイプ部材3の差し込み方向と対向して差し込み、パ
イプ部材3の内ねじ3aに螺着されている。つば部4aの外
径は構成部品2の貫通穴の直径より大きく、ねじ部4bの
外径は構成部品2の貫通穴の直径より小さく形成されて
いる。
第2図の分解図に示されるように、上記の固定構造は次
のように組立てられる。先ず、構成部品1に径の異なっ
た穴5および貫通穴6が形成される。該穴5および貫通
穴6によって穴5の内径部には段部が形成される。かか
る貫通穴6に前記パイプ部材3がねじ込みにより埋設さ
れる。穴5にはパイプ部材3のつば部3cが配置され、そ
の段部につば部3cが当接する。次に、構成部品2に径の
異なった穴7,8が形成される。これらの穴7,8によって穴
の内径には段部が形成される。かかる穴8にねじ4が挿
入され、穴7には、ねじ4のつば部4aが配置され、その
段部につば部4aが当接する。このように構成部品1に取
付けられたパイプ部材3の内ねじ3aに、構成部品2に挿
入される、ねじ4を前記パイプ部材3の差し込み方向と
対向するように差し込み螺着して構成部品1と構成部品
2とが固定される。
構成部品1の貫通穴6に、該貫通穴6の直径よりも僅か
に大きい外径を有したパイプ部材3をねじこんだ際に起
こる変形弾性によりパイプ部材3がさらに強固に固定さ
れるため、パイプ部材3の外ねじ3bと構成部品1の材質
であるプラスチックとの間に摩擦力はパイプ部材3の内
ねじ3aとねじ4との間の摩擦力よりも大きい。したがっ
て分解の際、パイプ部材3が構成部品1から取り外され
ることなく構成部品2はねじ4をドライバーを用いてゆ
るめることにより構成部品1から取り外すことができ
る。ここで、パイプ部材3の金属の材質は特に限定され
ないが、眼鏡用材料として一般に用いられている金属、
および他の耐食性金属でよい。
本考案の固定構造の固定力はパイプ部材3の差し込み方
向とねじ4を対向して差し込み螺着していることより、
前記パイプ部材3の内ねじ3aとねじ4のねじ部4aとの固
定力に加え、ねじ4のつば部4aと構成部品2との係合力
と、パイプ部材3のつば部3cと構成部品1との係合力が
加わるため、強固なものとなる。
[考案の効果] 本考案によると、眼鏡枠のプラスチック製部品の相互に
対し固定される力を弱めることなく、繰り返し脱着が可
能であり、したがって部品の修理、交換が容易に行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は眼鏡枠のリムジョイント部に適用された本考案
の実施例の断面図、第2図は本考案における一実施例の
分解図である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】眼鏡枠を構成するプラスチック製構成部品
    のうち、2つの構成部品をねじにより固定する眼鏡枠部
    品の固定構造において、前記2つの構成部品の一方の構
    成部品には、適所に貫通穴を設け、該貫通穴の一端に該
    貫通穴の直径よりも大きいつば部を有するとともに、該
    貫通穴の直径よりも僅かに大きい直径を有した内面に内
    ねじを、外面に外ねじを切った金属製パイプ部材をねじ
    込み埋没し、前記貫通穴の弾性変形により前記パイプ部
    材を固定し、前記2つの構成部品の他方の構成部品に
    は、適所に貫通穴を設け、一端につば部を有したねじを
    前記パイプ部材の差し込み方向と対向するように前記他
    方の構成部品の貫通穴に通し、さらに前記パイプ部材の
    内ねじに螺着して、前記一方の構成部品と前記他方の構
    成部品とを固定することを特徴とする眼鏡枠部品の固定
    構造。
JP356490U 1990-01-19 1990-01-19 眼鏡枠部品の固定構造 Expired - Lifetime JPH0637383Y2 (ja)

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JPH02126114U JPH02126114U (ja) 1990-10-17
JPH0637383Y2 true JPH0637383Y2 (ja) 1994-09-28

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