JPH1124007A - 連結装置及びこれを用いた眼鏡枠 - Google Patents

連結装置及びこれを用いた眼鏡枠

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JPH1124007A
JPH1124007A JP9190559A JP19055997A JPH1124007A JP H1124007 A JPH1124007 A JP H1124007A JP 9190559 A JP9190559 A JP 9190559A JP 19055997 A JP19055997 A JP 19055997A JP H1124007 A JPH1124007 A JP H1124007A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期間に渡り適度な開閉抵抗を維持でき、か
つ連結部相互間の摩擦によるかじり現象を防止し、しか
も分解が容易な連結装置を提供する。 【解決手段】 蝶部24と蝶部26とを連結する軸部材
が、蝶部24の2枚駒24a、24bの連結孔24c、
24dと蝶部26の連結孔26bとに貫通状態で圧入可
能で、当該圧入状態では前記各連結孔の内周面に対して
放射方向の付勢力を付与する棒状部材(28、30)に
より構成されている。このため、蝶部24と蝶部26と
を相対的に回動させる際に、軸部材の外周面と連結孔の
内周面との間に摩擦力が生じ、この摩擦力が蝶部24と
蝶部26との開閉抵抗として作用するので、駒24a、
24bと駒26a相互間にかじり現象が発生するおそれ
がない。また、棒状部材(28、30)を連結孔24
c、24d、26bから取り外すだけで蝶部24と蝶部
26とを容易に分離できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、連結装置及びこれ
を用いた眼鏡枠に係り、更に詳しくは、眼鏡枠のテンプ
ルを智に連結する場合等に用いて好適な連結装置及びこ
の連結装置を用いて少なくとも一方のテンプルが智に回
動可能に連結された眼鏡枠に関する。
【0002】
【従来の技術】眼鏡枠のテンプルを智に回動可能に連結
する丁番や、レンズ枠の固定、あるいはノーズパッドの
取付けなど各種眼鏡部品の取付けには、通常、小さなね
じが用いられている。
【0003】例えば、従来の丁番は、1枚駒を2枚駒で
挟んだ状態で両者をねじで連結し、締め込むことで、一
枚駒と2枚駒との間に圧力を掛け、この圧力を垂直抗力
として生ずる1枚駒と2枚駒との間の摩擦力をテンプル
を開閉する際の丁番の開閉抵抗としていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上述した従来の丁番に
あっては、ねじの締込み量(締め加減)を調整すること
により、テンプルを開閉する際の丁番の開閉抵抗を調整
していたが、この調整には困難を伴っていた。
【0005】すなわち、前記ねじが非常に小径であり、
このねじが螺合するねじ孔が形成された丁番の構成部品
やナット等が小さいため、前記ねじは2〜3山程度しか
ねじ孔に螺合させることができない上、眼鏡の丁番は頻
繁に開閉されるため、ねじは非常に緩み易かった。そし
て、一旦ねじが緩むと開閉抵抗が失われ、テンプルがい
わゆるバタバタの状態になり、任意の角度で停止させる
ことができず、取扱いが不便になるという不都合があっ
た。
【0006】確かに、ねじを多少長めに形成して、比較
的厚めのナットを用いてねじを強固に締め付けたり、あ
るいはねじ山に接着剤を塗布して螺合することにより緩
み止めを確実にすることも可能である。しかし、前者の
場合は、締め付け力が強すぎると、1枚駒と2枚駒との
間の摩擦力が大きくなり、両者間の摺動部でかじり現象
が発生する。特にチタン材の場合はかじりが激しく、丁
番が開閉不能となってしまうので、この摺動面に洋白
(洋銀)のワッシャを用いてかじりを防止しているのが
現状である。一方、後者の場合は、眼鏡部品を補修・交
換する際に、ねじを取り外すことが困難になるという不
都合があった。
【0007】本発明は、かかる事情の下になされたもの
で、請求項1ないし3に記載の発明の目的は、長期間に
渡り適度な開閉抵抗を維持することができ、かつ連結部
相互間の摩擦によりかじり現象が発生することがなく、
しかも部品交換の際には、容易に分解が可能な連結装置
を提供することにある。
【0008】また、請求項4に記載の発明の目的は、適
度なテンプルの開閉抵抗を長期間に渡って維持すること
ができ、しかも智に対するテンプルの取付け及び交換が
容易な眼鏡枠を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、同軸の連結孔(24c、24d)がそれぞれ形成さ
れた少なくとも2つの第1の連結部(24a、24b)
が設けられた第1部材(24)と、前記連結孔(24
c、24d)に対応して連結孔(26b)が形成された
第2の連結部(26a)が設けられた第2部材(26)
と、前記第1の連結部(24a、24b)の間に前記第
2の連結部(26a)を噛み合わせた状態で、前記各連
結孔(24c、26b、24d)を介して前記第1部材
(24)と第2部材(26)とを相対的に回動可能に連
結する軸部材とを備えた連結装置において、前記軸部材
が、前記第1の連結部(24a、24b)の連結孔(2
4c、24d)と前記第2の連結部(26a)の連結孔
(26b)とに貫通状態で圧入可能で、当該圧入状態で
は前記各連結孔の内周面に対して放射方向の付勢力を付
与する棒状部材(28、30)により構成されているこ
とを特徴とする。
【0010】これによれば、軸部材が、第1の連結部の
連結孔と第2の連結部の連結孔とに貫通状態で圧入可能
で、当該圧入状態では前記各連結孔の内周面に対して放
射方向の付勢力を付与する棒状部材により構成されてい
ることから、第1部材と第2部材とを相対的に回動させ
る際に、軸部材の外周面と連結孔の内周面との間に摩擦
力が生じ、この摩擦力が第1部材と第2部材との開閉抵
抗として作用する。従って、第1の連結部と第2の連結
部との相互間に圧力をかけて開閉抵抗を生じさせる必要
がなくなるので、第1の連結部と第2の連結部相互間に
かじり現象が発生するおそれもない。
【0011】また、第1部材に設けられた少なくとも2
つの第1の連結部の間に第2部材に設けられた第2の連
結部を噛み合わせた状態で、第1の連結部に設けられた
連結孔と第2の連結部に設けられた連結孔とに貫通状態
で軸部材を圧入するだけで、第1部材と第2部材との連
結が可能になる一方、軸部材を第1の連結部に設けられ
た連結孔と第2の連結部に設けられた連結孔から取り外
すだけで第1部材と第2部材とを容易に分離できる。
【0012】この場合において、請求項2に記載の発明
の如く、前記軸部材(28、30)と前記複数の第1の
連結部(24a、24b)の連結孔(24c、24d)
との間の摩擦力と、前記軸部材(28、30)と前記第
2の連結部(26a)との間の摩擦力とは、一方が他方
より大きく設定されていることが望ましい。この場合に
は、軸部材との間の摩擦力が大きく設定されている方の
連結部と一体で軸部材が、他方の連結部に対して相対的
に回転するようになるので、軸部材と少なくとも2つの
第1の連結部の連結孔との間の摩擦力と、軸部材と第2
の連結部との間の摩擦力との所望の一方を大きく設定す
ることにより、より安定した開閉抵抗を長期間に渡って
維持できるようになるからである。
【0013】上記請求項1、2に記載の連結装置におい
て、上記軸部材を樹脂等の単一材料から成る棒状部材に
よって構成しても勿論良いが、請求項3に記載の発明の
如く、前記軸部材を、前記第1の連結部(24a、24
b)の連結孔(24c、24d)と前記第2の連結部
(26a)の連結孔(26b)とに挿入あるいは圧入さ
れる円筒状の弾性スリーブ(28)と、当該弾性スリー
ブ(28)の内部に圧入される前記弾性スリーブ(2
8)の内径より大きな外径を有するピン(30)とによ
って構成することが望ましい。かかる場合には、弾性ス
リーブの形状(大きさを含む)とピンの形状(大きさを
含む)を種々変形させて、両者の組み合わせにより、上
記開閉抵抗を所望の状態で発生させることが可能になる
からである。
【0014】請求項4に記載の発明は、智(20A,2
0B)に回動可能に連結された一対のテンプル(14
A、14B)を備えた眼鏡枠において、前記一対のテン
プルの少なくとも一方が、前記請求項1ないし3のいず
れか一項に記載の連結装置(22)を用いて前記智に回
動可能に連結されていることを特徴とする。
【0015】これによれば、上記連結装置の奏する作用
により、適度なテンプルの開閉抵抗を長期間に渡って維
持することができ、しかも智に対するテンプルの取付け
及び交換が容易になる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図1ないし図6に基づいて説明する。
【0017】図1には、本発明に係る連結装置が、テン
プルを智に連結する丁番に適用された一実施形態の眼鏡
枠10の斜視図が示されている。
【0018】眼鏡枠10は、眼鏡枠本体(メタルフレー
ム)12と、この眼鏡枠本体12に連結装置としての丁
番22をそれぞれ介して回動可能(開閉可能)に連結さ
れた一対のテンプル14A、14Bとを備えている。
【0019】眼鏡枠本体12は、通常と同様に、不図示
の玉型を保持するための一対のリム16A、16Bと、
これらのリム16A、16Bを左右対称の位置関係とな
るように接続し固定するブリッジ18と、前記リム16
A、16Bの内側部分にそれぞれ設けられたパッド19
と、リム16A、16Bの外側部分にそれぞれ固定され
た一対の曲り智(以下、適宜「智」という)20A、2
0Bとを有している。そして、これらの智20A、20
Bの後端に、後述する丁番22をそれぞれ介してテンプ
ル14A、14Bが連結されている。テンプル14A、
14Bとしては、メタル製(例えばチタン製)でテンプ
ルエンドに先セルが装着された半掛タイプのものが使用
されている。
【0020】次に、一方のテンプル14Bを智20Bに
連結する連結装置としての丁番22の構成等を図2ない
し図3に基づいて説明する。図2には、丁番22近傍の
分解斜視図が示されている。この図2に示されるよう
に、丁番22は、智20Bに溶接され、第1の連結部と
しての2枚の駒24a、24bが一体的に形成された第
1部材としての第1の蝶部24と、テンプル14Bに溶
接され、蝶部24に形成された2枚の駒24a、24b
の間に噛み合わせ可能な第2の連結部としての駒26a
が形成された第2部材としての第2の蝶部26と、前記
駒24a、26a、24bにそれぞれ形成された連結孔
24c、26b、24dに挿入可能な弾性スリーブとし
ての樹脂製の円筒スリーブ(以下、「スリーブ」とい
う)28と、このスリーブ28の内径より幾分大きな外
径を有する円柱状の金属製のピン30とから構成され
る。
【0021】この内、第1の蝶部24の2枚の駒24
a、24bは同一形状及び同一寸法に形成され、これら
の駒24a、24bにそれぞれ形成された連結孔24
c、24dは、同心で同一径となっている。また、第2
の蝶部26の駒26aに形成された連結孔26bは、連
結孔24c、24dの内径と同一の内径とされている。
さらに、スリーブ28の外径は、ここでは、連結孔24
c、24d、26bの内径とほぼ同一になっている。
【0022】ここで、上記丁番22の組み立て手順、す
なわちテンプル14Bを智20Bに取り付ける際の手順
を簡単に説明する。
【0023】まず、連結孔24c、24d、26bが一
致するように、第1の蝶部24の2枚の駒24c、24
dと第2の蝶部26の駒26aとを噛み合わせる。この
状態で、上方(又は下方)からスリーブ28を例えば連
結孔24c、26b、24d(又は連結孔24d、26
b、24c)の順に挿入する。このようにして、スリー
ブ28により第1の蝶部24と第2の蝶部26とが連結
された状態が図3に示されている。
【0024】次いで、図3中に矢印Aで示されるよう
に、スリーブ28の内部に、ピン30を圧入する。この
圧入は、例えば、不図示のハンマー等でピン30の上端
を叩きながら行う。この場合、ピン30の外径は、スリ
ーブ28の内径より幾分大きくなっているため、上記の
圧入を円滑に行うために、ピン30の長手方向の両端部
近傍が端に行くにつれて細くなるようにテーパ状に形成
されている。
【0025】上記のようにして、ピン30がスリーブ2
8内に圧入された状態が、図4に示されている。この図
4の状態では、スリーブ28の内周面には放射方向に広
げようとする放射方向の圧力(図4中の符号N参照)が
全面に作用し、これによりスリーブ28の外周面が連結
孔24c、26b、24dの内周面に所定圧力で圧接さ
れている。このため、第2の蝶部26を第1の蝶部24
に対して相対的に回動させようとすると、スリーブ28
の外周面と連結孔24c、26b、24dの内周面との
間に作用する圧力Nを垂直抗力とする摩擦力が生じ、こ
の摩擦力が丁番22の開閉抵抗となる。
【0026】この開閉抵抗、すなわち上記摩擦力は、ス
リーブ28の外周面と連結孔24c、26b、24dの
内周面との間に作用する圧力を調整したり、スリーブ2
8の外周面と連結孔24c、26b、24dの内周面と
の間の摩擦係数を調整したりすることにより、所望の値
に設定することが可能である。前者の圧力の調整は、例
えば、ピン30の外径を変更することにより行うことが
でき、後者の摩擦係数の調整は、例えば、駒24、26
の材質を変更すること等により行うことができる。
【0027】なお、上記の説明から明らかなように、本
実施形態では、スリーブ28及びピン30によって軸部
材が構成されている。
【0028】ところで、発明者が数多くの実験を行った
結果、スリーブ28は、駒26aのような1枚駒と一体
的に、駒24a、24bのような2枚駒に対して相対回
転した方が、より長期間に渡り安定した開閉抵抗が得ら
れることが判明した。
【0029】ピン30をスリーブ28の内部に圧入する
ことで、スリーブ28の長手方向中央部は放射方向(半
径方向)に圧縮され、図4に示されるように、その内部
応力によりスリーブ28は上下方向へ伸長され、スリー
ブ28の上下端は連結孔24c、24dの内周面から開
放され柔軟に外に広がろうとしている。この開放部でス
リーブ28を回転させる、すなわち2枚駒24a、24
bに対しスリーブ28を駒26aが設けられた蝶部26
と一体で回転させるため、本実施形態では、駒24a、
24bの厚さの合計より駒26aの厚さの方が幾分厚く
設定されている。これにより、スリーブ28の駒24
a、24bに対する接触面積よりも、駒26aに対する
接触面積の方が大きくなり(従って、駒26aとスリー
ブ28との間の摩擦力が、駒24a、24bとスリーブ
28との間に生ずる全摩擦力より大きくなり)、スリー
ブ28は、駒26aと一体的に駒24a、24bに対し
て相対回転し、より安定して開閉抵抗を持続させること
ができる。
【0030】他方のテンプル14Aも上述と全く同様の
構成の丁番22を介して智20Aに接続されているの
で、詳細な説明は省略する。
【0031】次に、テンプルを交換する等のため、丁番
22を分解する際の手順について説明する。この丁番2
2の分解には、例えば図5に示されるような治具50が
用いられる。この治具50は、断面コ字状の本体部52
を備えており、その一方(図5における下方)の対向片
部は受け台52Aとされている。この受け台52Aに
は、図5における上下方向が開放され、その幅寸法がス
リーブピン28の外径より僅かに大きなU字状の溝54
が形成されている。また、受け台52Aの溝54に対向
して他方(図5における上方)の対向片部には、上下方
向のねじ孔が形成され、このねじ孔に雄ねじ56が螺合
している。この雄ねじ56の溝54と反対側の端部に
は、つまみ58が一体的に固定されており、溝54側の
端部には、スリーブ28とほぼ同一径の小径部57が形
成されている。この小径部57の軸方向の寸法は、スリ
ーブ28の長さより僅かに大きく設定されている。この
小径部57の端部にはピン30より幾分小径のシャフト
60が設けられている。
【0032】上記のようにして構成された治具50を用
いて丁番22を分解するには、受け台52Aの溝54の
真上に丁番22を位置させるようにして、眼鏡枠10を
受け台52A上に置き、つまみ58を矢印B方向に廻し
て雄ねじ56を下方にねじ込み、シャフト60の先端を
ピン30の端面にあて、更につまみ58を廻して雄ねじ
56を下方にねじ込んでいけば、ピン30を抜き取るこ
とができる。そして、ピン30の抜き取り完了後、さら
につまみ58を廻して雄ねじ56を下方にねじ込んでい
けば、小径部57の端面がスリーブ28の端面に当た
る。そして、さらにつまみ58を廻して雄ねじ56を下
方にねじ込むことにより、スリーブ28が第1、第2の
蝶部24、26から外れ、つまみ58を前と反対に廻し
て雄ねじ56を所定量上方に戻すことにより、シャフト
60、小径部57が第1、第2の蝶部24、26から外
れて、丁番22の分解が完了する。このように治具50
によると、つまみ58を廻すだけで、丁番22を簡単に
分解することができる。なお、ピン60をぬい針のよう
な先の細い工具で取り外した後、ドライバーの先などで
押し込むことにより、スリーブ28を取り外すことも可
能である。
【0033】以上説明したように、本実施形態による
と、丁番22を構成する第1の蝶部24と第2の蝶部2
6との開閉抵抗を駒24a、24bと駒26aとの間の
摩擦力によらず、スリーブ28と駒24a、24bとの
間、より具体的には、スリーブ28の外周面と駒24
a、24bにそれぞれ形成された連結孔24c、24d
の内周面との間の摩擦力によって発生させるようになっ
ていることから、第1の蝶部24と第2の蝶部26との
間にカジリ現象が発生することがなく、また樹脂製のス
リーブ28は弾性を有しているので、摩耗した場合の抵
抗の低下も最小限に抑さえることができる。従って、丁
番22の開閉抵抗、すなわちテンプル14A、14Bの
開閉抵抗を長期間に渡って安定して維持することができ
る。また、スリーブ28が樹脂製であるため適度な潤滑
性を有しているため、給油がなくても円滑な丁番22の
開閉が持続し、摩耗も少ない。
【0034】また、テンプル14A、14Bを眼鏡枠本
体12に取り付ける際には、丁番22を構成する第1の
蝶部24の駒24a、24bと第2の蝶部26の駒26
aとを噛み合わせた状態で、スリーブ28を連結孔24
c、26b、24dに順次挿入した後、ピン30をスリ
ーブ28内に圧入するだけで良く、従来例のような調整
は不要である。一方、部品交換の際等には、丁番22
は、前述の如くして、ピン30、スリーブ28を順次取
り外すことにより、容易に分解することができる。従っ
て、眼鏡枠本体12に対するテンプル14A、14Bの
取付け及び交換を容易行なうことができる。
【0035】なお、従来の丁番はねじの締め加減で必要
な開閉抵抗を得るため、図6(A)に示されるように、
2枚駒を有する蝶部124は上下に変形しやすい形状と
スリ割り(破線部参照)の配置(位置,角度)が設定さ
れていた。これに対し、本実施形態に係る丁番22で
は、前記の如く、駒24a、24bと駒26aとの間に
構造上の連結力が不要であるため、例えば2枚の駒24
a、24b及びこれらを備えた第1の蝶部24の形状等
の設計の自由度が増し、図6(B)に示されるように、
容易に変形しない形状とスリ割り角度を設定することが
できる。すなわち、本実施形態では、第1の蝶部24
は、その形状としては従来のようなクビレ部を無くし、
連結孔の中心により近い部分にスリ割り(破線部参照)
を入れ、これらの工夫により丁番強度を向上させること
ができる。
【0036】また、本実施形態では、フランジの無い円
筒状のスリーブ28、フランジの無い円柱状のピン30
が用いられているので、丁番22の分解の際には、これ
らのスリーブ28、ピン30を上下いずれの方向へ向け
ても抜き取ることができる。
【0037】なお、上記実施形態では2枚の駒24a、
24bを備えた第1の蝶部24と、1枚の駒26aを備
えた第2の蝶部26との組み合わせにより丁番22を構
成する場合について説明したが、本発明がこれに限定さ
れることはなく、いわゆる3枚駒を備えた蝶部と、前記
3枚駒に噛み合わせることが可能な2枚駒を備えた蝶部
との組み合わせにより連結装置としての丁番を構成して
も勿論良い。
【0038】また、上記実施形態では、駒24a、24
bの厚さの合計より駒26aの厚さを幾分厚く設定し、
スリーブ28の駒24a、24bに対する接触面積より
も駒26aに対する接触面積の方を大きくすることによ
り、スリーブ28を駒26aと一体的に2枚駒24a、
24bに対して回転させる場合について説明したが、本
発明がこれに限定されることはない。
【0039】すなわち、スリーブ28を1枚駒と一体
で、2枚駒部に対して相対回転させるには、基本的にス
リーブ28との間に生じる1枚駒部分と2枚駒部分の摩
擦力に差をつけて、相対的に2枚駒が緩くなる設定にす
れば良く、その具体的な実施形態は以下のように種々考
えられる。
【0040】例えば、図7に示されるように、第2の蝶
部26の駒26aに形成された連結孔26bの内径を、
第1の蝶部の駒24a、24bにそれぞれ形成された連
結孔24c、24dの内径より小さくしても良く、ある
いは、図8に示されるように、スリーブ28の長手方向
の両端部を端に行くにつれて細くなるようなテーパ状に
形成するとともに、該スリーブ28の長手方向中央部の
径を連結孔より幾分大き目に形成し、該スリーブを連結
孔24c,26b,24dに圧入するようにしても良
い。この他、図9に示されるように、図8のスリーブの
場合と同様に、ピン30の長手方向両端部を端に行くに
つれて細くなるようなテーパ状に形成しても良い。
【0041】上記図7の実施形態の場合は、駒26aに
形成された連結孔26bの内径を小さくすることで、ス
リーブ28は駒26aに強く押しつけられ、第2の蝶部
26と一体で回転するようになる。また、図8の実施形
態の場合は、スリーブ28の長手方向中央部の外径が太
いので、スリーブ28が連結孔24c、26b、24d
に圧入された状態では、スリーブ28は駒26aに強く
押しつけられ、第2の蝶部26と一体で回転するように
なる。さらに、図9の実施形態の場合は、ピン30の中
央部が太いので、スリーブ28は駒26aに強く押しつ
けられ、第2の蝶部26と一体で回転するようになる。
【0042】さらに、図10に示されるように、第2の
蝶部26の駒26aに形成された連結孔26b(駒24
a、24bの連結孔24c、24dの内径と同一径であ
る)の内周面に等間隔の鋸歯状の溝26cを形成しても
良い。このようにすると、図4と同様に、ピン30をス
リーブ28内に圧入した際に、スリーブ28が放射方向
に押し広げられ、該スリーブ28の外周面が溝26c内
に入り込んで駒26と確実に一体化される。これによ
り、上記図7〜図9の実施形態の場合と比べても、より
確実にスリーブ28を第2の蝶部26に一体化させるこ
とができ、スリーブ28を駒26aと一体で2枚駒24
a、24bに対してより円滑に相対回転させることがで
きることを発明者は確認した。
【0043】なお、上記実施形態では、ピン30として
中実の柱状部材から成る金属製のピンを使用する場合に
ついて説明したが、これに代えて、図11に示されるよ
うな、長手方向にスリ割りが設けられたばね材から成る
ロールピン31を使用しても良い。このロールピン31
は、半径方向に縮んだ状態でスリーブ28に挿入される
ことになるので、ロールピン31の拡張力が常にスリー
ブ28に作用し、スリーブ28を形成する樹脂の弾力性
とあいまって安定した開閉抵抗をより一層長期間に渡っ
て維持することができる。また、この場合スリーブ28
に、長手方向にスリ割りを形成しても良く、このように
するとスリーブ28が広がりやすくなって連結孔26
c、24b、26dの内周面に、より密着し易くなる。
【0044】また、上記実施形態では、樹脂性のスリー
ブ28とピン30との組み合わせによって軸部材を構成
する場合について説明したが、本発明がこれに限定され
ることはなく、連結孔に圧入可能な外径及び形状を有す
る中実円柱状、あるいは棒状の樹脂部材によって軸部材
を形成しても良く、かかる場合には、シャフト60を取
り外した図5の治具50を用いて軸部材の取付け、取り
外しを行うことが望ましい。
【0045】さらに、上記実施形態では、本発明に係る
連結装置が、眼鏡枠のテンプルの智に対する連結用とし
て用いられる場合について説明したが、これに限らず、
回動部材相互間を小さなねじを用いて連結する装置であ
って、主としてねじの緩みが問題となっていた装置であ
れば、本発明は好適に適用することができる。
【0046】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1ないし3
に記載の発明によれば、長期間に渡り適度な開閉抵抗を
維持することができ、かつ連結部相互間の摩擦によりか
じり現象が発生することがなく、しかも部品交換の際等
には、容易に分解することができるという従来にない優
れた効果がある。
【0047】また、請求項4に記載の発明によれば、適
度なテンプルの開閉抵抗を長期間に渡って維持すること
ができ、しかも智に対するテンプルの取付け及び交換が
容易であるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態に係る眼鏡枠を示す概略斜視図であ
る。
【図2】図1の眼鏡枠の丁番近傍の分解斜視図である。
【図3】丁番の組み立て途中の状態を示す概略断面図で
ある。
【図4】丁番の組み立てが完了した状態を示す概略断面
図である。
【図5】丁番を分解する際に使用する治具を示す概略斜
視図である。
【図6】(A)は従来の2枚駒を有する蝶部を示す平面
図、(B)は一実施形態に係る第1の蝶部を示す平面図
である。
【図7】他の実施形態に係る丁番の構成を一部断面して
示す説明図である。
【図8】その他の実施形態に係る丁番の構成を一部断面
して示す説明図である。
【図9】別の実施形態に係る丁番の構成を一部断面して
示す説明図である。
【図10】さらに別の実施形態に係る第2の蝶部を示す
平面図である。
【図11】ロールピンを示す斜視図である。
【符号の説明】
10 眼鏡枠 12 眼鏡枠本体 14A、14B テンプル 20A、20B 智 22 丁番(連結装置) 24 第1の蝶部(第1部材) 24a、24b 駒(第1の連結部) 24c、24d 連結孔 26 第2の蝶部(第2部材) 26a 駒(弟2の連結部) 26b 連結孔 28 スリーブ(軸部材の一部、弾性スリーブ) 30 ピン(軸部材の一部)

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同軸の連結孔がそれぞれ形成された少な
    くとも2つの第1の連結部が設けられた第1部材と、前
    記連結孔に対応して連結孔が形成された第2の連結部が
    設けられた第2部材と、前記第1の連結部の間に前記第
    2の連結部を噛み合わせた状態で、前記各連結孔を介し
    て前記第1部材と第2部材とを相対的に回動可能に連結
    する軸部材とを備えた連結装置において、 前記軸部材が、前記第1の連結部の連結孔と前記第2の
    連結部の連結孔とに貫通状態で圧入可能で、当該圧入状
    態では前記各連結孔の内周面に対して放射方向の付勢力
    を付与する棒状部材により構成されていることを特徴と
    する連結装置。
  2. 【請求項2】 前記軸部材と前記複数の第1の連結部の
    連結孔との間の摩擦力と、前記軸部材と前記第2の連結
    部との間の摩擦力とは、一方が他方より大きく設定され
    ていることを特徴とする請求項1に記載の連結装置。
  3. 【請求項3】 前記軸部材が、前記第1の連結部の連結
    孔と前記第2の連結部の連結孔とに挿入あるいは圧入さ
    れる円筒状の弾性スリーブと、当該弾性スリーブの内部
    に圧入される前記弾性スリーブの内径より大きな外径を
    有するピンとから成ることを特徴とする請求項1又は2
    に記載の連結装置。
  4. 【請求項4】 智に回動可能に連結された一対のテンプ
    ルを備えた眼鏡枠において、 前記一対のテンプルの少なくとも一方が、前記請求項1
    ないし3のいずれか一項に記載の連結装置を用いて前記
    智に回動可能に連結されていることを特徴とする眼鏡
    枠。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001183607A (ja) * 1999-12-22 2001-07-06 Nishimura Kinzoku:Kk メガネフレームのツル継手構造
JP2008089156A (ja) * 2006-10-05 2008-04-17 Nipre Co Ltd 位置決め固定機構
JP2021081550A (ja) * 2019-11-18 2021-05-27 株式会社アイウェア メビウス ねじ無し蝶番
JP2021196503A (ja) * 2020-06-15 2021-12-27 有限会社 梅田 メガネフレームのツル継手構造

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