JPH0637137Y2 - 石貼り断熱pcパネル - Google Patents
石貼り断熱pcパネルInfo
- Publication number
- JPH0637137Y2 JPH0637137Y2 JP1988019256U JP1925688U JPH0637137Y2 JP H0637137 Y2 JPH0637137 Y2 JP H0637137Y2 JP 1988019256 U JP1988019256 U JP 1988019256U JP 1925688 U JP1925688 U JP 1925688U JP H0637137 Y2 JPH0637137 Y2 JP H0637137Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stone
- stone material
- exterior
- panel
- heat insulating
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
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- Building Environments (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は外装材に石材を用いた石貼り断熱PCパネルに係
るものである。
るものである。
(従来の技術) 従来の石貼りPCパネルは第2図に示すように、石材
(a)をコンクリート層(b)に埋込むとともに、石材
(a)の裏面に配設されたアンカー金物(c)を介して
石材(a)をコンクリート層(b)に定着して構成され
ている。
(a)をコンクリート層(b)に埋込むとともに、石材
(a)の裏面に配設されたアンカー金物(c)を介して
石材(a)をコンクリート層(b)に定着して構成され
ている。
図中(d)は裏面処理材である。
(考案が解決しようとする課題) 前記従来の石貼りパネルにおいては、外装石材がその裏
面に配設されたアンカー金物を介してコンクリート層に
定着されるため、通常250〜300mm厚の厚い石材を必要と
し、石材の重量が大となる。
面に配設されたアンカー金物を介してコンクリート層に
定着されるため、通常250〜300mm厚の厚い石材を必要と
し、石材の重量が大となる。
従って前記従来の石貼りPCパネルで断熱PCパネルを製作
しようとする場合、石材の重量があるためPCパネルが重
くなり、運搬取扱いに難澁する。
しようとする場合、石材の重量があるためPCパネルが重
くなり、運搬取扱いに難澁する。
また石材を断熱材を介してコンクリート層に固定する方
法に問題がある。
法に問題がある。
本考案は前記従来技術の有する問題点に鑑みて提案され
たもので、その目的とする処は、外装石材の重量が軽減
され、コンクリート板に対する取付作業が容易で、外断
熱効果の優れた石貼り断熱PCパネルを提供する点にあ
る。
たもので、その目的とする処は、外装石材の重量が軽減
され、コンクリート板に対する取付作業が容易で、外断
熱効果の優れた石貼り断熱PCパネルを提供する点にあ
る。
(課題を解決するための手段) 前記の目的を達成するために、本考案に係る石貼り断熱
PCパネルは、コンクリート板の表面に外装石材が層着さ
れた石貼りPCパネルにおいて、前記外装石材の裏面に外
装石材としての強度が保持される深さの凹溝を穿設する
とともに、同凹溝に断熱板を嵌着し、前記外装石材にお
ける相隣る凹溝間に形成された突隆条に取り付けられた
アンカーを介して、前記コンクリート板に前記断熱材と
外装石材を一体的に定着して構成されている。
PCパネルは、コンクリート板の表面に外装石材が層着さ
れた石貼りPCパネルにおいて、前記外装石材の裏面に外
装石材としての強度が保持される深さの凹溝を穿設する
とともに、同凹溝に断熱板を嵌着し、前記外装石材にお
ける相隣る凹溝間に形成された突隆条に取り付けられた
アンカーを介して、前記コンクリート板に前記断熱材と
外装石材を一体的に定着して構成されている。
(作用) 本考案によれば前記したように、コンクリート板の表面
に層着される外装石材における、同コンクリート板面に
対向する裏面に凹溝を穿設し、同凹溝に断熱材を嵌着す
ることによって断熱材が簡単に取付けられる。
に層着される外装石材における、同コンクリート板面に
対向する裏面に凹溝を穿設し、同凹溝に断熱材を嵌着す
ることによって断熱材が簡単に取付けられる。
而して前記凹溝は外装石材としての強度が保持される深
さを有するように設けられているので、同凹溝に断熱材
が嵌着された外装石材は外力によって破損する惧れがな
く、また外装石材における相隣る凹溝間、及び両端部に
形成された突隆条にアンカー金物を取付け、コンクリー
ト板部に断熱材共々、外装石材を一体的に取付けること
ができ、また前記断熱材によって外断熱効果が発揮され
る。
さを有するように設けられているので、同凹溝に断熱材
が嵌着された外装石材は外力によって破損する惧れがな
く、また外装石材における相隣る凹溝間、及び両端部に
形成された突隆条にアンカー金物を取付け、コンクリー
ト板部に断熱材共々、外装石材を一体的に取付けること
ができ、また前記断熱材によって外断熱効果が発揮され
る。
(実施例) 以下本考案を第1図に示す実施例について説明する。
(1)はコンクリート板(2)の表面に層着される外装
石材で、同石材(1)の裏面に外装石材としての強度を
保持しうる深さを有する凹溝(3)が列設され、同各凹
溝(3)に発泡ポリスチレン系、ポリウレタン系の発泡
樹脂板、グラスウール、ロツクウール等の断熱材(4)
が嵌着される。
石材で、同石材(1)の裏面に外装石材としての強度を
保持しうる深さを有する凹溝(3)が列設され、同各凹
溝(3)に発泡ポリスチレン系、ポリウレタン系の発泡
樹脂板、グラスウール、ロツクウール等の断熱材(4)
が嵌着される。
前記外装石材(1)における相隣る凹溝(3)間に形成
された突隆条(1a)及び両端に設けられた突隆条(1b)
に、夫々アンカーボルト、シヤコネクター、鎹等のアン
カー金物(図示せず)が取付けられ、同アンカー金物を
介して外装石材(1)が断熱材(4)とともに、コンク
リート板(2)に一体的に定着され、石貼り断熱PCパネ
ルが構成される。
された突隆条(1a)及び両端に設けられた突隆条(1b)
に、夫々アンカーボルト、シヤコネクター、鎹等のアン
カー金物(図示せず)が取付けられ、同アンカー金物を
介して外装石材(1)が断熱材(4)とともに、コンク
リート板(2)に一体的に定着され、石貼り断熱PCパネ
ルが構成される。
かくして構成された石貼り断熱PCパネルは、外装石材
(1)の裏面に取付けられた断熱材(4)によって断熱
効果が発揮されるものであるが、同断熱材(4)は外装
石材(1)の裏面に穿設した凹溝(3)に嵌着されてい
るので、前記石貼り断熱PCパネルの表面から、前記断熱
材(4)の表面までの間隔がせばまり、外断熱効果が向
上する。
(1)の裏面に取付けられた断熱材(4)によって断熱
効果が発揮されるものであるが、同断熱材(4)は外装
石材(1)の裏面に穿設した凹溝(3)に嵌着されてい
るので、前記石貼り断熱PCパネルの表面から、前記断熱
材(4)の表面までの間隔がせばまり、外断熱効果が向
上する。
(考案の効果) 本考案に係る石貼り断熱PCパネルは前記したように、コ
ンクリート板の表面に層着される外装石材の裏面凹溝を
穿設し、同凹溝に断熱材を嵌着したので、同断熱材の取
付が簡単であり、且つ同断熱材及び外装石材の各表面の
間隔がせばめられ、外断熱効果が向上される。
ンクリート板の表面に層着される外装石材の裏面凹溝を
穿設し、同凹溝に断熱材を嵌着したので、同断熱材の取
付が簡単であり、且つ同断熱材及び外装石材の各表面の
間隔がせばめられ、外断熱効果が向上される。
また前記外装石材裏面の凹溝は、外装石材としての強度
が保持される深さに形成されているので、同凹溝に断熱
材が嵌着された外装石材は運搬中、取付作業中等におい
て外力によって破損する惧れがなく、また外装石材の裏
面における相隣る凹溝間に形成された突隆条、及び端部
に形成された突隆条にアンカー金物を取付けて、外装石
材を断熱材とともにコンクリート板の表面に強固に定着
することができる。
が保持される深さに形成されているので、同凹溝に断熱
材が嵌着された外装石材は運搬中、取付作業中等におい
て外力によって破損する惧れがなく、また外装石材の裏
面における相隣る凹溝間に形成された突隆条、及び端部
に形成された突隆条にアンカー金物を取付けて、外装石
材を断熱材とともにコンクリート板の表面に強固に定着
することができる。
更に前記外装石材の裏面に凹溝を穿設したことによっ
て、同外装石材の重量が軽減され、コンクリート板に対
する取付作業が簡単になり、更にまたPCパネル全体の重
量が軽減され、運搬、取扱いが容易になる。
て、同外装石材の重量が軽減され、コンクリート板に対
する取付作業が簡単になり、更にまたPCパネル全体の重
量が軽減され、運搬、取扱いが容易になる。
第1図は本考案に係る石貼り断熱PCパネルの一実施例を
示す横断平面図、第2図は従来の石貼り断熱PCパネルの
横断平面図である。 (1)……外装石材、(2)……コンクリート板 (3)……凹溝、(4)……断熱材
示す横断平面図、第2図は従来の石貼り断熱PCパネルの
横断平面図である。 (1)……外装石材、(2)……コンクリート板 (3)……凹溝、(4)……断熱材
Claims (1)
- 【請求項1】コンクリート板の表面に外装石材が層着さ
れた石貼りPCパネルにおいて、前記外装石材の裏面に外
装石材としての強度が保持される深さの凹溝を穿設する
とともに、同凹溝に断熱板を嵌着し、前記外装石材にお
ける相隣る凹溝間に形成された突隆条に取り付けられた
アンカーを介して、前記コンクリート板に前記断熱材と
外装石材を一体的に定着してなることを特徴とする石貼
り断熱PCパネル。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988019256U JPH0637137Y2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 石貼り断熱pcパネル |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1988019256U JPH0637137Y2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 石貼り断熱pcパネル |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH01129306U JPH01129306U (ja) | 1989-09-04 |
JPH0637137Y2 true JPH0637137Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=31234603
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1988019256U Expired - Lifetime JPH0637137Y2 (ja) | 1988-02-18 | 1988-02-18 | 石貼り断熱pcパネル |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0637137Y2 (ja) |
Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5413695A (en) * | 1977-07-01 | 1979-02-01 | Sumitomo Electric Industries | Blood vessel prosthesis of porous ethylene tetrafluoride |
JPS5821619B2 (ja) * | 1972-10-17 | 1983-05-02 | エル ジボ−ダン エ コンパニ− ソシエテ アノニム | 脂環式ケトンの製造方法 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821619U (ja) * | 1981-08-04 | 1983-02-10 | 株式会社サンプラス | 化粧石材パネル |
-
1988
- 1988-02-18 JP JP1988019256U patent/JPH0637137Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5821619B2 (ja) * | 1972-10-17 | 1983-05-02 | エル ジボ−ダン エ コンパニ− ソシエテ アノニム | 脂環式ケトンの製造方法 |
JPS5413695A (en) * | 1977-07-01 | 1979-02-01 | Sumitomo Electric Industries | Blood vessel prosthesis of porous ethylene tetrafluoride |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH01129306U (ja) | 1989-09-04 |
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