JPH0348987Y2 - - Google Patents

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JPH0348987Y2
JPH0348987Y2 JP13719585U JP13719585U JPH0348987Y2 JP H0348987 Y2 JPH0348987 Y2 JP H0348987Y2 JP 13719585 U JP13719585 U JP 13719585U JP 13719585 U JP13719585 U JP 13719585U JP H0348987 Y2 JPH0348987 Y2 JP H0348987Y2
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JP
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asphalt
waterproof layer
insulating material
layer
heat insulating
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、建物屋上の防水層の端末立上り部に
おける熱や紫外線による防水性能の劣化、他物と
の当接による損傷等を防止するようにした屋上防
水層の端末立上り部の保護構造に関する。
〔従来の技術〕
従来、屋上防水層の端末立上り部の保護は、第
4図に示すように、アスフアルト工事を終わる
と、アスフアルト防水層2の水平部に保護モルタ
ル4及び押さえコンクリート5を施工した後、ア
スフアルト防水層2の端末立上り部2aの外側
に、レンガやコンクリートブロツク11…を積
み、モルタル12を裏込めし、表面をモルタル1
3仕上げすることによつて行われていた。
〔考案が解決しようとする問題点〕
上記の従来例においては、仕上げ完了までの作
業工程が多く、工期が長くなり、コストも高くな
るという問題点があつた。また、端末立上り部1
aの補修を行う場合、モルタルやコンクリートブ
ロツク等よりなる保護層の破壊やはつりガラの処
分が面倒であつた。
本考案は、これらの問題点を解決できる屋上防
水層の端末立上り部の保護構造を提供するもので
ある。
〔問題点を解決するための手段〕
上記問題点を解決するために、本考案は、屋上
防水層の端末立上り部に、反射面材と断熱材とア
スフアルトフエルトとを、表層が反射面材、中央
が断熱材、裏層がアスフアルトフエルトとなるよ
うに、積層一体化してなる保護パネルを熱アスフ
アルトで張り付けることを特徴としている。
〔作用〕
上記の構成によれば、反射面材により太陽光
線、特に防水性能の劣化要因となる紫外線や熱線
が反射され、さらに、断熱材により断熱されるの
で、防水層端末立上り部の性能劣化が防止され
る。
〔実施例〕
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明す
る。
第1図及び第2図は本考案の一実施例を示し、
1はパラペツト、2は屋上のアスフアルト防水
層、2aはパラペツト1に沿つて立ち上がつた前
記アスフアルト防水層2の端末立上り部である。
Aは前記端末立上り部2aを隠蔽保護して、紫外
線や熱線による防水性能の劣化、他物との当接に
よる機械的破損を防止する保護パネルであり、熱
アスフアルト3にて端末立上り部2aに張り付け
られている。4は保護モルタル、5は押さえコン
クリート、6は保護パネルAの上縁部に当て付け
て、コンクリート釘やホールインアンカー等の止
め具7…にてパラペツト1に固定したフラツトバ
ー等よりなる縁押さえである。
前記保護パネルAは、第2図に示すように、反
射面材(この実施例では、アルカリによる腐食を
防止するために表面に樹脂コーテイング8aを施
したアルミ箔8bが使用されている。)8と、発
泡ポリエチレン等の断熱材9と、アスフアルトフ
エルト10とを表面側からこの順に積層一体化し
て構成したものであり、反射面材8と断熱材9、
断熱材9とアスフアルトフエルト10とは夫々接
着剤にて接着されている。
上記の屋上防水層の端末立上り部の保護構造は
例えば次の手順にり施工される。
アスフアルト防水層2の施工後、その水平部に
保護モルタル4を施工する一方、保護パネルA
を、現場で適当な寸法に裁断して、端末立上り部
2に熱アスフアルト3で張り付ける。
この場合、熱アスフアルト3を接着剤とするの
で、パラペツト1の表面やこれに施工されたアス
フアルト防水層の端末立上り部2aに多少の凹凸
があつても、保護パネルAを容易か確実に張り付
けることができる。
また、断熱材9の裏面にアスフアルトフエルト
10が積層されているため、端末立上り部2aや
アスフアルトフエルト10に高温溶融状態にある
熱アスフアルト3を塗布したとき、アスフアルト
フエルト10が熱の緩衝層として機能し、断熱材
9が熱アスフアルト3の熱によて損傷することが
ない。
次いで、保護パネルAの上縁を縁押さえ6と止
め具7…にてパラペツト1にしつかりと固定し、
しかる後、保護パネルAの下縁部が埋設される状
態に押さえコンクリート5を施工する。
第3図は本考案の別の実施例を示し、反射面材
8を、ステンレスの薄板によつて構成した点に特
徴がある。ステンレスはセメントのアルカリによ
つて腐食する虞れがないので、表面の樹脂コーテ
イングは省略されている。その他の構成は先の実
施例と同じである。
〔考案の効果〕
本考案は、上述した構成よりなるため、次の如
き効果がある。
反射面材により太陽光線、特に防水性能の劣
化要因となる紫外線や熱線が反射され、さら
に、断熱材により断熱されるので、防水層端末
立上り部の性能劣化を防止できる。
反射面材と断熱材とアスフアルトフエルトと
が予め積層一体化された保護パネルを端末立上
り部に熱アスフアルトで張り付けることによつ
て施工されるから、従来構造に比して作業工程
が減少し、ブロツク積み、モルタル仕上げ等に
要する時間が省略され、工期の短縮、コストダ
ウンが可能である。
保護パネルを防水層の端末立上り部に熱アス
フアルトで張り付けるので、端末立上り部に多
少の凹凸があつても容易かつ確実に保護パネル
を張り付けることができる。
断熱材の裏面にアスフアルトフエルトが積層
されているため、防水層の端末立上り部やアス
フアルトフエルトに高温溶融状態にある熱アス
フアルトを塗布したとき、アスフアルトフエル
トが熱の緩衝層として機能し、断熱材が熱アス
フアルトの熱によつて損傷することがない。
保護パネルを使用しているため、ブロツクや
モルタルを破壊する場合に比して保護パネルの
引き剥がし、はつりガラの処理が容易であり、
防水層の端末立上り部の補修が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図と第2図は本考案の一実施例を示す縦断
面図と要部の断面拡大図である。第3図は本考案
の別の実施例を示す要部の断面拡大図である。第
4図は従来例の説明図である。 A……保護パネル、2a…端末立上り部、3…
…熱アスフアルト、8……反射面材、9……断熱
材、10……アスフアルトフエルト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 屋上防水層の端末立上り部に、反射面材と断熱
    材とアスフアルトフエルトとを、表層が反射面
    材、中央が断熱材、裏層がアスフアルトフエルト
    となるように、積層一体化してなる保護パネルを
    熱アスフアルトで張り付けてあることを特徴とす
    る屋上防水層の端末立上り部の保護構造。
JP13719585U 1985-09-05 1985-09-05 Expired JPH0348987Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP13719585U JPH0348987Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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JP13719585U JPH0348987Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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Publication Number Publication Date
JPS6246722U JPS6246722U (ja) 1987-03-23
JPH0348987Y2 true JPH0348987Y2 (ja) 1991-10-18

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JP13719585U Expired JPH0348987Y2 (ja) 1985-09-05 1985-09-05

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JPS6246722U (ja) 1987-03-23

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