JPH0637058B2 - タイヤ加硫機の中心機構 - Google Patents
タイヤ加硫機の中心機構Info
- Publication number
- JPH0637058B2 JPH0637058B2 JP1199204A JP19920489A JPH0637058B2 JP H0637058 B2 JPH0637058 B2 JP H0637058B2 JP 1199204 A JP1199204 A JP 1199204A JP 19920489 A JP19920489 A JP 19920489A JP H0637058 B2 JPH0637058 B2 JP H0637058B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ring
- fluid pressure
- attached
- cylinder
- pressure cylinder
- Prior art date
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Classifications
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29C—SHAPING OR JOINING OF PLASTICS; SHAPING OF MATERIAL IN A PLASTIC STATE, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR; AFTER-TREATMENT OF THE SHAPED PRODUCTS, e.g. REPAIRING
- B29C35/00—Heating, cooling or curing, e.g. crosslinking or vulcanising; Apparatus therefor
- B29C35/02—Heating or curing, e.g. crosslinking or vulcanizing during moulding, e.g. in a mould
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
-
- B—PERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
- B29—WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
- B29D—PRODUCING PARTICULAR ARTICLES FROM PLASTICS OR FROM SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE
- B29D30/00—Producing pneumatic or solid tyres or parts thereof
- B29D30/06—Pneumatic tyres or parts thereof (e.g. produced by casting, moulding, compression moulding, injection moulding, centrifugal casting)
- B29D30/0601—Vulcanising tyres; Vulcanising presses for tyres
- B29D30/0645—Devices for inserting vulcanising cores, i.e. bladders, into the tyres; Closing the press in combination herewith
- B29D2030/0646—Attaching to, or removing the vulcanizing cores or bladders from the center mechanisms
Description
【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は,4種類の流体圧シリンダを装備したタイヤ加
硫機の中心機構に関するものである。
硫機の中心機構に関するものである。
(従来の技術) センタポストを有するタイヤ加硫機の中心機構では,通
常次の2種類の操作方式が行われている。ブラダを2
つ折りで収納する方式で,例えば特開昭51−1728
2号公報に記載されている。ブラダの伸長のみを行う
方式で,例えば特開昭57−399040号公報に記載
されている。
常次の2種類の操作方式が行われている。ブラダを2
つ折りで収納する方式で,例えば特開昭51−1728
2号公報に記載されている。ブラダの伸長のみを行う
方式で,例えば特開昭57−399040号公報に記載
されている。
(発明が解決しようとする課題) 前記従来の操作方法には,次の問題があった。即ち,前
記のブラダを2つ折りで収納する方式の場合,ブラダ
を内筒に収納するときに,容積の関係で4つ折れの部分
が生じて,その部分から損傷することがある。前記の
ブラダの伸長のみを行う方式の場合,加硫済タイヤを取
り出すときに,中央部にブラダがあるため,内づかみア
ンローダが使用できず,外づかみアンローダが必要にな
って,コスト高になる上に,搬出精度が不良になる。ま
た生タイヤ挿入時のローダ垂直ストロークが長くなっ
て,サイクルタイムが長くなる。
記のブラダを2つ折りで収納する方式の場合,ブラダ
を内筒に収納するときに,容積の関係で4つ折れの部分
が生じて,その部分から損傷することがある。前記の
ブラダの伸長のみを行う方式の場合,加硫済タイヤを取
り出すときに,中央部にブラダがあるため,内づかみア
ンローダが使用できず,外づかみアンローダが必要にな
って,コスト高になる上に,搬出精度が不良になる。ま
た生タイヤ挿入時のローダ垂直ストロークが長くなっ
て,サイクルタイムが長くなる。
また上記2つの方式の他に,ブラダを伸長したまま収納
する方式もあるが,このの方式は,機構的な問題があ
って,未だ一般的に使用されていない。
する方式もあるが,このの方式は,機構的な問題があ
って,未だ一般的に使用されていない。
本発明は前記の問題点に鑑み提案するものであり,その
目的とする処は,中心機構の取替え,部品の追加等の作
業を必要とせずに,制御の変更のみで,タイヤの種類に
応じた前記3通りのブラダ操作を行うことができて,コ
スト高,搬出精度不良,サイクルタイムの長時間化等の
問題点を解消できるタイヤ加硫機の中心機構を提供しよ
うとする点にある。
目的とする処は,中心機構の取替え,部品の追加等の作
業を必要とせずに,制御の変更のみで,タイヤの種類に
応じた前記3通りのブラダ操作を行うことができて,コ
スト高,搬出精度不良,サイクルタイムの長時間化等の
問題点を解消できるタイヤ加硫機の中心機構を提供しよ
うとする点にある。
(課題を解決するための手段) 上記の目的を達成するために,本発明は,下熱板に係合
した外筒と、同外筒内に昇降可能に嵌挿するとともに上
端部に下金型の下ビードリングを取付けた内筒と、同内
筒内に昇降可能に嵌挿した下リングと、同下リング下部
に取付けた第1流体圧シリンダと、同第流体圧シリンダ
のピストンロッドの先端部に係合した上クランプリング
と、前記下リングに係合した下クランプリングと、前記
上クランプリングに上端部を取付けるとともに前記下ク
ランプリングに下端部に取付けたプラダと、前記内筒に
取付けてピストンロッドの先端部を前記下リングに取付
けた第2流体圧シリンダと、前記下熱板を支持するベー
スとその下方に配設したビームとの間に介装した第3流
体圧シリンダと、前記第1流体圧シリンダの両側に配設
して上端部を前記下リングに取付けた2本のロッドと、
前記ビームの中央部に取付けるとともに同各ロッドの下
部側を通す孔を同各ロッドの下端部に対応して設けた円
板と、同円板上に揺動可能に取付けたストツパと、同ス
トツパを前記孔の開・閉位置に揺動させる第2流体圧シ
リンダとを具えている。
した外筒と、同外筒内に昇降可能に嵌挿するとともに上
端部に下金型の下ビードリングを取付けた内筒と、同内
筒内に昇降可能に嵌挿した下リングと、同下リング下部
に取付けた第1流体圧シリンダと、同第流体圧シリンダ
のピストンロッドの先端部に係合した上クランプリング
と、前記下リングに係合した下クランプリングと、前記
上クランプリングに上端部を取付けるとともに前記下ク
ランプリングに下端部に取付けたプラダと、前記内筒に
取付けてピストンロッドの先端部を前記下リングに取付
けた第2流体圧シリンダと、前記下熱板を支持するベー
スとその下方に配設したビームとの間に介装した第3流
体圧シリンダと、前記第1流体圧シリンダの両側に配設
して上端部を前記下リングに取付けた2本のロッドと、
前記ビームの中央部に取付けるとともに同各ロッドの下
部側を通す孔を同各ロッドの下端部に対応して設けた円
板と、同円板上に揺動可能に取付けたストツパと、同ス
トツパを前記孔の開・閉位置に揺動させる第2流体圧シ
リンダとを具えている。
(作用) 本発明のタイヤ加硫機の中心機構は前記のように構成さ
れており,2本のロツドの上端部を下リングに設けた孔
に挿入し,下クランプリングの取付け,取外し時の回転
トルクに耐えるようにし,加硫時には,加圧,加圧媒体
により生じる加圧力を本ロツドを経てストツパに伝え,
タイヤ加硫完了時には,ストツパをスイングさせて,ロ
ツドを下降させることにより,ブラダを内筒内に収納す
る。
れており,2本のロツドの上端部を下リングに設けた孔
に挿入し,下クランプリングの取付け,取外し時の回転
トルクに耐えるようにし,加硫時には,加圧,加圧媒体
により生じる加圧力を本ロツドを経てストツパに伝え,
タイヤ加硫完了時には,ストツパをスイングさせて,ロ
ツドを下降させることにより,ブラダを内筒内に収納す
る。
(実施例) 次に本発明のタイヤ加硫機の中心機構を第1図乃至第7
図に示す一実施例により説明すると,(1)がベースで,
同ベース(1) の上面には,ボルト(図示せず)により下
熱板(3) が断熱板(2) を介して固定されている。また同
下熱板(3)の上面には,ボルト(5) により下金型(4) が
固定されている。また(6) が上金型で,同上金型(6)の
底部外周には,テーパ状部が形成され,同テーパ状部が
下金型(4) の上部外周に形成されたテーパ状部に嵌合し
ている。また同上金型(6) の内周上側には,ボルト(7)
により上ビードリング(8) が固定されている。また(9)
が外筒で,同外筒(9) の外周上側は,下熱板(3) に係合
し,同外筒(9) の内周面には,内筒(10)の外周面が遊合
している。また(10a) が同内筒(10)に一体の2本の筒
で,同筒(10a)の内周面にブツシユ(11)(12)の外周面が
静合している。また(13)が下リング,(14) がブラダ支
えで,上記内筒(10)の内周面が同下リング(13)及び同ブ
ラダ(14)の外周面に遊合し,その外周上部に設けたねじ
が下ビードリング(15)に設けた雌ねじに螺合している。
また同下リング(13)の内周面には,Vパツキン(16)が挿
入され,パツキン押さえ(17)がボルト(18)により固定さ
れている。また(19)が下クランプリングで,同下クラン
プリング(19)の外周面には,ブラダ(20)の下端部がブラ
ダ支え(14)及びボルト(21)により固定され,その内面に
設けた雌ねじが下リング(13)に設けたねじに螺合してい
る。またブラダ(20)の上方内周面が上クランプリング(2
2)にブラダ押さえ(23)及びボルト(24)により固定されて
いる。また下リング(13)に設けた管の孔(イ)から加硫
用媒体が圧入され,孔(ロ)から排出され,その際,ブ
ラダ(20)を介してタイヤ(25)が加熱,加圧されて,加硫
作用が行われる。また(26)が2つ割りのクランプで,ボ
ルト(27)の締付けにより各部の溝で上クランプリング(2
2)の第1流体圧シリンダ(28)(A参照)のロツド(28a)
が固定される。また上クランプリング(22)の内面には,
Oリング(29)が装着されている。また同第1流体圧シリ
ンダ(28)の本体がボルト(30)によりスペーサ(31)に固定
され,同スペーサ(31)がボルト(32)により下リング(13)
が固定されている。また2本のロツド(41)の外周面にブ
ツシユ(11)(12)の内周面が遊合し,その上端フランジが
ボルト(33)により下リング(13)に固定されている。また
2個の第2流体圧シリンダ(34)(B参照)の本体フラン
ジがボルト(35)により内筒(10)に固定され,そのロツド
の先端ねじ部が下リング(13)の下面に設けた雌ねじに螺
合している。また2個の第3流体圧シリンダ(36)(C参
照)の上部がピン(37)によりベース(1) に一体の耳金(1
a)に遊合され,そのロツドの先端クレビスがピン(38)に
よりビーム(39)に遊合している。また(43)が4本のボル
トで,同各ボルト(43)が下からビーム(39)とスペーサ(4
2)と円板(40)との孔を貫通して,内筒(10)の下端フラン
ジ(10b) に設けた雌ねじに螺合している。また(44)がス
トツパで,同ストツパ(44)はその厚みがスペーサ(42)よ
りも若干薄くなっている。また同ストツパ(44)には,ス
ペーサ(42)の外周面に遊合する孔が設けられている。ま
たその一端を耳金とし,そこに孔が設けられ,第4流体
圧シリンダ(45)(D参照)のロツドの先端クレビスの孔
とともにピンに遊合している。また第4流体圧シリンダ
(45)のトラニオン(45a) のピン部が円板(40)及びビーム
(39)に設けた孔に遊合されて,回動可能になっている。
図に示す一実施例により説明すると,(1)がベースで,
同ベース(1) の上面には,ボルト(図示せず)により下
熱板(3) が断熱板(2) を介して固定されている。また同
下熱板(3)の上面には,ボルト(5) により下金型(4) が
固定されている。また(6) が上金型で,同上金型(6)の
底部外周には,テーパ状部が形成され,同テーパ状部が
下金型(4) の上部外周に形成されたテーパ状部に嵌合し
ている。また同上金型(6) の内周上側には,ボルト(7)
により上ビードリング(8) が固定されている。また(9)
が外筒で,同外筒(9) の外周上側は,下熱板(3) に係合
し,同外筒(9) の内周面には,内筒(10)の外周面が遊合
している。また(10a) が同内筒(10)に一体の2本の筒
で,同筒(10a)の内周面にブツシユ(11)(12)の外周面が
静合している。また(13)が下リング,(14) がブラダ支
えで,上記内筒(10)の内周面が同下リング(13)及び同ブ
ラダ(14)の外周面に遊合し,その外周上部に設けたねじ
が下ビードリング(15)に設けた雌ねじに螺合している。
また同下リング(13)の内周面には,Vパツキン(16)が挿
入され,パツキン押さえ(17)がボルト(18)により固定さ
れている。また(19)が下クランプリングで,同下クラン
プリング(19)の外周面には,ブラダ(20)の下端部がブラ
ダ支え(14)及びボルト(21)により固定され,その内面に
設けた雌ねじが下リング(13)に設けたねじに螺合してい
る。またブラダ(20)の上方内周面が上クランプリング(2
2)にブラダ押さえ(23)及びボルト(24)により固定されて
いる。また下リング(13)に設けた管の孔(イ)から加硫
用媒体が圧入され,孔(ロ)から排出され,その際,ブ
ラダ(20)を介してタイヤ(25)が加熱,加圧されて,加硫
作用が行われる。また(26)が2つ割りのクランプで,ボ
ルト(27)の締付けにより各部の溝で上クランプリング(2
2)の第1流体圧シリンダ(28)(A参照)のロツド(28a)
が固定される。また上クランプリング(22)の内面には,
Oリング(29)が装着されている。また同第1流体圧シリ
ンダ(28)の本体がボルト(30)によりスペーサ(31)に固定
され,同スペーサ(31)がボルト(32)により下リング(13)
が固定されている。また2本のロツド(41)の外周面にブ
ツシユ(11)(12)の内周面が遊合し,その上端フランジが
ボルト(33)により下リング(13)に固定されている。また
2個の第2流体圧シリンダ(34)(B参照)の本体フラン
ジがボルト(35)により内筒(10)に固定され,そのロツド
の先端ねじ部が下リング(13)の下面に設けた雌ねじに螺
合している。また2個の第3流体圧シリンダ(36)(C参
照)の上部がピン(37)によりベース(1) に一体の耳金(1
a)に遊合され,そのロツドの先端クレビスがピン(38)に
よりビーム(39)に遊合している。また(43)が4本のボル
トで,同各ボルト(43)が下からビーム(39)とスペーサ(4
2)と円板(40)との孔を貫通して,内筒(10)の下端フラン
ジ(10b) に設けた雌ねじに螺合している。また(44)がス
トツパで,同ストツパ(44)はその厚みがスペーサ(42)よ
りも若干薄くなっている。また同ストツパ(44)には,ス
ペーサ(42)の外周面に遊合する孔が設けられている。ま
たその一端を耳金とし,そこに孔が設けられ,第4流体
圧シリンダ(45)(D参照)のロツドの先端クレビスの孔
とともにピンに遊合している。また第4流体圧シリンダ
(45)のトラニオン(45a) のピン部が円板(40)及びビーム
(39)に設けた孔に遊合されて,回動可能になっている。
次に前記第1図乃至第7図に示すタイヤ加硫機の中心機
構の作用を具体的に説明する。第1図乃至第7図の状態
で加硫が完了したとすると,外部機構(図示せず)によ
り上金型(6) を取り除き,次いで第1乃至第4流体圧シ
リンダ(28)(34)(36)(45)の伸長方向及び縮み方向への作
動の組合せを選定した上で操作すれば,第8図乃至第1
0図に示す3通りのブラダ操作が行われる。即ち, 第8図は,ブラダ(20)を伸長させた状態で加硫済タイヤ
(25)の取り出し,または生タイヤ(25)の装着を行う場合
を示しており,このときには,第1乃至第4流体圧シリ
ンダ(28)(34)(36)(45)の全てを伸長方向に作動させる。
構の作用を具体的に説明する。第1図乃至第7図の状態
で加硫が完了したとすると,外部機構(図示せず)によ
り上金型(6) を取り除き,次いで第1乃至第4流体圧シ
リンダ(28)(34)(36)(45)の伸長方向及び縮み方向への作
動の組合せを選定した上で操作すれば,第8図乃至第1
0図に示す3通りのブラダ操作が行われる。即ち, 第8図は,ブラダ(20)を伸長させた状態で加硫済タイヤ
(25)の取り出し,または生タイヤ(25)の装着を行う場合
を示しており,このときには,第1乃至第4流体圧シリ
ンダ(28)(34)(36)(45)の全てを伸長方向に作動させる。
第9図は,ブラダ(20)を内筒(10)内に折り畳んで収納し
た状態で第1乃至第4流体圧シリンダ(28)(34)(36)(45)
の全てを縮み方向に作動させた場合を示している。なお
この場合,図示を省略しているが,ストツパ(44)が退避
し,ロツド(41)が円板(40)の孔を貫通して,下方へ突出
する。
た状態で第1乃至第4流体圧シリンダ(28)(34)(36)(45)
の全てを縮み方向に作動させた場合を示している。なお
この場合,図示を省略しているが,ストツパ(44)が退避
し,ロツド(41)が円板(40)の孔を貫通して,下方へ突出
する。
第10図は,ブラダ(20)を伸長させ,円筒(10)内に引き
込んだ(収納した)状態で第1流体圧シリンダ(28)を伸
長方向に作動する一方,第2乃至第4流体圧シリンダ(3
4)(36)(45)を縮み方向に作動させた場合を示している。
込んだ(収納した)状態で第1流体圧シリンダ(28)を伸
長方向に作動する一方,第2乃至第4流体圧シリンダ(3
4)(36)(45)を縮み方向に作動させた場合を示している。
(発明の効果) 本発明のタイヤ加硫機の中心機構は前記のように2本の
ロツドの上端部を下リングに設けた孔に挿入し,下クラ
ンプリングの取付け,取外し時の回転トルクに耐えるよ
うにし,加硫時には,加圧,加熱媒体により生じる加圧
力を本ロツドを経てストツパに伝え,タイヤ加硫完了時
には,ストツパをスイングさせて,ロツドを下降させる
ことにより,ブラダを内筒内に収納するように構成して
おり、中心機構の取替え,部品の追加等の作業を必要と
せずに,制御の変更のみで,タイヤの種類に応じた前記
3通リのブラダ操作を行うことができて,コスト高,搬
出精度不良,サイクルタイムの長時間化等の問題点を解
消できる効果がある。
ロツドの上端部を下リングに設けた孔に挿入し,下クラ
ンプリングの取付け,取外し時の回転トルクに耐えるよ
うにし,加硫時には,加圧,加熱媒体により生じる加圧
力を本ロツドを経てストツパに伝え,タイヤ加硫完了時
には,ストツパをスイングさせて,ロツドを下降させる
ことにより,ブラダを内筒内に収納するように構成して
おり、中心機構の取替え,部品の追加等の作業を必要と
せずに,制御の変更のみで,タイヤの種類に応じた前記
3通リのブラダ操作を行うことができて,コスト高,搬
出精度不良,サイクルタイムの長時間化等の問題点を解
消できる効果がある。
第1図は本発明に係わるタイヤ加硫機の中心機構の一実
施例の第5図の矢視I−I線に沿う縦断側面図,第2図
は第5図の矢視II−II線に沿う縦断側面図,第3図は第
1図の矢視III−III線に沿う平面図,第4図は第1図の
矢視IV−IV線に沿う横断平面図,第5図は第1図の矢視
V−V線に沿う横断平面図,第6図は第1図の矢視VI−
VI線に沿う横断平面図,第7図は第1図の矢視VII−VII
線に沿う横断平面図,第8図乃至第10図はその作用説
明図である。 (1) ……ベース,(2)……断熱板,(3)……下熱板,(4)
……下金型,(5)……ボルト,(6)……上金型,(7)……
ボルト,(8)……上ビードリング,(9)……外筒,(10)…
…内筒,(11)(12)……ブツシユ,(13)……下リング,(1
4)……ブラダ支え,(15)……下ビードリング,(16)……
Vパツキング,(17)……パツキン押さえ,(18)……ボル
ト,(19)……下クランプリング,(20)……ブラダ,(21)
……ボルト,(22)……上クランプリング,(23)……ブラ
ダ押さえ,(24)……ボルト,(25)……タイヤ,(26)……
クランプ,(27)……ボルト,(28)……第1流体圧シリン
ダ=A、(29)……Oリング,(30)……スペーサ,(32)(3
3)……ボルト,(34)……第2流体圧シリンダ=B,(35)
……ボルト,(36)……第3流体圧シリンダ=C,(37)(3
8)……ピン,(39)……ビーム,(40)……円板,(41)……
ロツド,(42)……スペーサ,(43)……ボルト,(44)……
ストツパ,(45)……第4流体圧シリンダ=D。
施例の第5図の矢視I−I線に沿う縦断側面図,第2図
は第5図の矢視II−II線に沿う縦断側面図,第3図は第
1図の矢視III−III線に沿う平面図,第4図は第1図の
矢視IV−IV線に沿う横断平面図,第5図は第1図の矢視
V−V線に沿う横断平面図,第6図は第1図の矢視VI−
VI線に沿う横断平面図,第7図は第1図の矢視VII−VII
線に沿う横断平面図,第8図乃至第10図はその作用説
明図である。 (1) ……ベース,(2)……断熱板,(3)……下熱板,(4)
……下金型,(5)……ボルト,(6)……上金型,(7)……
ボルト,(8)……上ビードリング,(9)……外筒,(10)…
…内筒,(11)(12)……ブツシユ,(13)……下リング,(1
4)……ブラダ支え,(15)……下ビードリング,(16)……
Vパツキング,(17)……パツキン押さえ,(18)……ボル
ト,(19)……下クランプリング,(20)……ブラダ,(21)
……ボルト,(22)……上クランプリング,(23)……ブラ
ダ押さえ,(24)……ボルト,(25)……タイヤ,(26)……
クランプ,(27)……ボルト,(28)……第1流体圧シリン
ダ=A、(29)……Oリング,(30)……スペーサ,(32)(3
3)……ボルト,(34)……第2流体圧シリンダ=B,(35)
……ボルト,(36)……第3流体圧シリンダ=C,(37)(3
8)……ピン,(39)……ビーム,(40)……円板,(41)……
ロツド,(42)……スペーサ,(43)……ボルト,(44)……
ストツパ,(45)……第4流体圧シリンダ=D。
Claims (1)
- 【請求項1】下熱板に係合した外筒と、同外筒内に昇降
可能に嵌挿するとともに上端部に下金型の下ビードリン
グを取付けた内筒と、同内筒内に昇降可能に嵌挿した下
リングと、同下リング下部に取付けた第1流体圧シリン
ダと、同第1流体圧シリンダのピストンロッドの先端部
に係合した上クランプリングと、前記下リングに係合し
た下クランプリングと、前記上クランプリングに上端部
を取付けるとともに前記下クランプリングに下端部に取
付けたプラダと、前記内筒に取付けてピストンロッドの
先端部を前記下リングに係合した第2流体圧シリンダ
と、前記下熱板を支持するベースとその下方に配設した
ビームとの間に介装した第3流体圧シリンダと、前記第
1流体圧シリンダの両側に配設して上端部を前記下リン
グに取付けた2本のロッドと、前記ビームの中央部に取
付けるとともに同各ロッドの下部側を通す孔を同各ロッ
ドの下端部に対応して設けた円板と、同円板上に揺動可
能に取付けたストツパと、同ストツパを前記孔の開・閉
位置に揺動させる第4流体圧シリンダとを具えているこ
とを特徴としたタイヤ加硫機の中心機構。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1199204A JPH0637058B2 (ja) | 1989-08-02 | 1989-08-02 | タイヤ加硫機の中心機構 |
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