JPH11138545A - タイヤ加硫機 - Google Patents

タイヤ加硫機

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JPH11138545A
JPH11138545A JP30668597A JP30668597A JPH11138545A JP H11138545 A JPH11138545 A JP H11138545A JP 30668597 A JP30668597 A JP 30668597A JP 30668597 A JP30668597 A JP 30668597A JP H11138545 A JPH11138545 A JP H11138545A
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JP
Japan
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tire
plate
mold
pressurizing
vulcanizer
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Application number
JP30668597A
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English (en)
Inventor
Nobuhiko Irie
暢彦 入江
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Publication date
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  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 高圧で高出力の液圧シリンダ、液圧制御弁、
液圧配管等を不要とする一方、厚肉のボルスタープレー
トを不要とし、更に金型厚み調整装置を使用せずに済
み、設備コストを低減させることが可能なタイヤ加硫機
を提供することにある。 【解決手段】 本発明のタイヤ加硫機は、ベースプレー
ト100の中央部に立設されたガイド支柱3を案内とし
て昇降可能で、タイヤ金型Mの上型部分Maが組付けら
れるボルスタープレート4と、一端がボルスタープレー
ト4に固定され、他端がベースプレート100に対し着
脱自在に固定された複数本のタイロッド6と、ベースプ
レート100の左右それぞれのタイヤ金型Mの中心と同
心位置に配設され、かつ圧力媒体が供給される加圧室1
00aと、加圧室100a内に昇降自在に配設された加
圧ピストン板101とを備え、加圧ピストン板101と
ボルスタープレート4との間でタイヤ金型Mを締付けて
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に装着さ
れる空気入タイヤを加硫するタイヤ加硫機の改良に関す
る。
【0002】
【従来の技術】タイヤ加硫中においては、タイヤ内方に
導入される加熱加圧媒体(蒸気、温水または蒸気とイナ
ートガスの混合体)の作用により、タイヤ金型を開こう
とする力が発生する。タイヤ加硫機には、その力に抗し
てタイヤ金型を閉じた状態に保持するために型締装置が
装備されており、この型締装置の一形式として液圧シリ
ンダを使用したものが公知である。本出願人も、図2に
示す如く、改善されたタイヤ加硫機として特願平9−1
64065号公報に開示された技術をすでに提案してい
る。
【0003】図2は、タイヤ加硫機の部分破断正面図で
ある。また、図2におけるY−Y線から左側は、厚いタ
イヤ金型を装着し、右側は薄いタイヤ金型を装着し、い
ずれもタイヤ金型が閉じた状態を示している。図2に示
すように、タイヤ加硫機20では、据付架台2の上部に
ベース(下部固定板)1が設けられ、このベース1に
は、ガイド支柱3が垂直方向に立設して固定されてい
る。また、ガイド支柱3には、ベース1に対向してボル
スタープレート(上部可動板)4が設けられ、該ボルス
タープレート4は、ガイド支柱3に固定された昇降シリ
ンダ5のピストンロッドの先端に連結され、昇降シリン
ダ5が作動することにより、ガイド支柱3を案内として
昇降するようになっている。
【0004】ベース1とボルスタープレート4との上下
間には、複数本のタイロッド6が配設されている。タイ
ロッド6は、一端がボルスタープレート4に固定され、
タイヤ金型Mの一面につき、タイヤ金型Mの中心に対し
て、同一円周上を等角度間隔に3本が固定されている。
タイロッド6の他端は、図示しない駆動手段により移動
するコッタ7の作用により、ベース1に着脱自在に固定
されている。上熱板9は、断熱板8を介してボルスター
プレート4に公知手段で固定されている。環状のボトム
プレート12は、図示されていないガイド部材を介して
ベース1に昇降可能に組付けられている。下熱板10
は、断熱板11を介してボトムプレート12に公知手段
で固定されている。タイヤ金型Mは、タイヤ加硫用の一
対の金型でなり、上半部Maは上熱板9に、下半部Mb
は下熱板10にそれぞれボルト締めされている。
【0005】型締用液圧シリンダ13は、タイロッド6
と同数組の3個が、ベース1にボルト締めされている。
型締用液圧シリンダ13のピストンロッド13aの先端
は、フランジ14を介してボトムプレート12側に分離
可能に連結されている。タイロッド6と型締用液圧シリ
ンダ13の位置関係は、タイヤ金型Mの中心から同一径
方向に配設され、タイロッド6の内側に型締用液圧シリ
ンダ13が配置されている。型締用液圧シリンダ13の
組付けピッチ円直径は、タイヤ加硫機20に装着可能な
最大タイヤ金型の外径以下とされている。ねじ棒15
は、タイヤ金型Mの中心に対して、各締付用液圧シリン
ダ13の中間角の位置に配置され、ベース1に螺合させ
ることにより、公知の安全用ストッパーの役割を持って
いる。すなわち、ねじ棒15は、各ねじ棒15に掛け渡
されたチューン16を介して、ベース1に組付けられた
駆動手段17により各ねじ棒15が回転し、ねじ棒15
のベース1から突出している部分の長さが、上下方向に
伸縮する構成とされている。
【0006】このような従来型タイヤ加硫機20の作用
について説明する。タイヤ金型Mの交換時は、上下半部
Ma,Mbを上下熱板9,10に固定した図示しないボ
ルトを取外し、駆動手段17の回転によりねじ棒15を
下降させてから、液圧シリンダ13を作動させることに
より、ボトムプレート12を下降させる。これにより、
タイヤ金型Mはボトムプレート12と共に下降し、上熱
板9とは離間する。次に、コッタ7を移動させてタイロ
ッド6とベース1の連結を解除し、昇降シリンダ5を作
動してボルスタープレート4を上昇させてから、公知運
搬手段、例えばフォークリフト等により使用済タイヤ金
型Mを吊出し、次に使用するタイヤ金型Mの吊込み調芯
を行う。
【0007】タイヤ金型Mの吊込み調芯が終了したら、
上記と逆の手順でボルスタープレート4を下降させ、コ
ッタ7を介してタイロッド6をベース1に連結し、ボト
ムプレート12を上昇させてタイヤ金型Mを上熱板9に
当接させてから同金型Mの上半部Maを上熱板9に、下
半部Mbを下熱板10にボルト締めする。次いで、駆動
手段17を逆に回転させてねじ棒15を上昇させ、ねじ
棒15の上端がボトムプレート12に当接する直前にね
じ棒15の上昇を停止させ、タイヤ金型Mの交換作業を
終了する。なお、ねじ棒15の上昇停止用にセンサが組
込まれているが図示は省略している。タイヤ金型Mの装
着または交換が終了したら、もし必要ならばタイヤ金型
Mの予熱を行ってから、公知の手順でコッタ7を外し
て、昇降シリンダ5でボルスタープレート4を上昇させ
る。タイヤ金型Mを開いて次に加硫される未加硫タイヤ
を搬入し、タイヤ金型Mを閉じ、コッタ7を介してタイ
ロッド6とベース1を連結し、液圧シリンダ13に圧力
液体を導入し、型締め状態に入ってからタイヤ内方に加
熱加圧媒体を導入して加硫工程に入る。
【0008】正常加硫中のボトムプレート12には、タ
イヤ内方に導入された加熱加圧媒体の作用により生じる
押下げ力が、タイヤ金型Mの下半部Mb及び下熱板10
を介して作用する。液圧シリンダ13の作用により同押
下げ力以上の押上力を発生させてタイヤ金型Mの閉状態
を保持している。タイヤ加硫中、万一液圧シリンダ13
用の液圧が低下して同液圧シリンダ13のピストンロッ
ド13aが押戻されることがあっても、ボトムプレート
12がねじ棒15に当接してタイヤ金型Mの開きが最小
限に制限され、タイヤ内方の加熱加圧媒体の噴出トラブ
ルは防止されることになる。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】上記特願平9−164
065号公報により開示されたタイヤ加硫機20は、そ
れ以前のタイヤ加硫機に比べると簡略化されてはいる
が、型締めに複数本の高出力の液圧シリンダ13を使用
していることから、タイヤ金型Mへの力の均等分散のた
めに液圧シリンダ13のピストンロッド13aとタイヤ
金型Mとの間に、厚肉のボトムプレート12が必要にな
っている。また、上下2分割のいわゆるツーピース金型
や割金型装置の両方に使用するために、両型式のタイヤ
金型の厚み変化に応じて、型締めを行う加圧板の間隔を
調整するねじ棒15、チェーン16、駆動手段17等の
装置も備えている。すなわち、タイヤ加硫機20は、型
締装置や厚み調整装置等の装着によって複雑な構造とな
っている。
【0010】ところが、最近では特に欧州地区におい
て、ラジアルタイヤ生産用の金型の殆どは割金型を使用
するというのが一般的になっている。この場合、タイヤ
会社の間では金型の設計思想が違うので、会社間では割
金型装置の高さは様々であるが一つの会社内で使用され
ている割金型装置は標準化され、高さが同じ(また、そ
うあるべき)である。
【0011】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、割金型装置専用ではあるが
上記特願平9−164065号公報に開示された技術を
更に簡略化し、すなわち、高圧で高出力の液圧シリン
ダ、液圧制御弁、液圧配管等を不要とする一方、厚肉の
ボルスタープレートを不要とし、更に金型厚み調整装置
を使用せずに済み、設備コストを低減させることが可能
なタイヤ加硫機を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、2組のタイヤ
金型を組付けてタイヤを加硫するタイヤ加硫機におい
て、下部固定板に立設された支柱を案内として昇降可能
で、前記タイヤ金型の上型部分が組付けられる上部可動
板と、一端が前記下部固定板または前記上部可動板の一
方に固定され、他端が前記下部固体板または前記上部可
動板の他方に対し着脱自在に固定された複数本のタイロ
ッドと、前記下部固定板の左右それぞれのタイヤ金型中
心と同心位置に配設され、かつ圧力媒体が供給される加
圧室と、該加圧室内に昇降自在に配設された加圧ピスト
ン板とを備え、前記加圧ピストン板と前記上部可動板と
の間で前記タイヤ金型を締付けている。また、本発明に
おいては、上記加圧室及び加圧ピストン板を上記タイヤ
金型中心に対して環状に設けている。また、本発明にお
いては、上記加圧ピストン板の外径を上記タイヤ金型の
外径と最大タイヤの外径との中間径としている。さら
に、本発明においては、上記加圧ピストン板の外径をタ
イヤの外径よりも大きくしている。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて図面を参照しながら詳細に説明する。図1は
本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫機の部分破断正面
図であり、左右両側に装着されているいずれのタイヤ金
型も閉じた状態を示している。
【0014】図1に示す如く、本発明の実施の形態に係
るタイヤ加硫機30は、左右両側で肉厚(高さ)の同じ
2組のタイヤ金型(または割金型装置)Mを組付けてタ
イヤを加硫するもので、据付架台2の上部にベースプレ
ート100を有している。このベースプレート100の
中央部には、従来型と同様、ガイド支柱3が垂直方向に
立設して固定されている。また、ガイド支柱3には、ボ
ルスタープレート4がベースプレート100の上方位置
で昇降可能に組付けられている。このため、ガイド支柱
3には昇降シリンダ5が固定されていると共に、該昇降
シリンダ5のピストンロッドの先端部がボルスタープレ
ート4に連結されており、昇降シリンダ5が作動するこ
とにより、ボルスタープレート4はガイド支柱3を案内
として昇降するよう構成されている。
【0015】ベースプレート100とボルスタープレー
ト4との上下間には、従来型と同様の配置関係で複数本
のタイロッド6が配設されており、これらタイロッド6
は一端がボルスタープレート4に固定されている。タイ
ロッド6の他端は、図示しない駆動手段により移動する
コッタ7の作用により、ベースプレート100に着脱可
能に固定されている。そして、上熱板9は、断熱板8を
介してボルスタープレート4に公知手段で固定されてい
る。また、下熱板10は、断熱板11を介して後述する
加圧ピストン板の上に公知手段で固定されている。タイ
ヤ金型Mは、タイヤ加硫用の一対の金型で構成され、上
半型(上型部分)Maは上熱板9にボルト締めで取付け
られ、下半型(下型部分)Mbは下熱板10にボルト締
めで取付けられている。
【0016】一方、上記ベースプレート100は、左右
それぞれのタイヤ金型Mの上半型Ma及び下半型Mbの
中心と同心位置に配設され、かつ必要時に外部から圧力
媒体が供給される加圧室100aと、該加圧室100a
内に昇降自在に配設されるドーナツ状の加圧ピストン板
101とを備えている。これら加圧室100a及び加圧
ピストン板101は、左右のタイヤ金型Mの中心に対し
てそれぞれ環状に設けられている。したがって、左右の
タイヤ金型Mは、加圧ピストン板101とボルスタープ
レート4との間で締付けられるように構成されている。
なお、加圧室100aと加圧ピストン板101との間に
は、図示は省略されているが加圧ピストン板101の外
径側及び内径側にそれぞれ公知なシール部材が配装され
ている。
【0017】また、加圧室100a内での加圧ピストン
板101の昇降ストロークは、上半型Ma及び下半型M
b(及びこれを内装する割金型装置)のそれぞれが元来
持っている製作時の誤差や使用時の熱膨張量を考慮した
寸法変動量(多くとも2mm以下)と、コッタ7が作動
する時に必要な隙間量と、これに若干の余裕を加えた量
でよく、乗用車タイヤ用の加硫機の例でいうと約3mm
程度でよい。
【0018】さらに、タイヤ金型Mに作用する力の掛か
り具合から、加圧ピストン板101の外径は、タイヤ金
型Mの外径と最大タイヤの外径との中間径とするのが望
ましい。また、加圧ピストン板101の外径はタイヤの
外径よりも大きい径とするのが望ましく、これによる
と、加圧室100aへ供給される圧力媒体の圧力はタイ
ヤ加硫時のタイヤ内圧力よりも低くすることができ、ひ
いては加圧ピストン板101の厚さも薄くできて都合が
よい。
【0019】本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫機3
0の作用について説明する。タイヤ金型Mの交換時は、
先ず上半型Ma及び下半型Mbを上下熱板9,10に固
定した図外のボルトを取外し、次に、コッタ7を移動さ
せてタイロッド6とベースプレート100との連結を解
除し、昇降シリンダ5を作動してボルスタープレート4
を上昇させてから、公知運搬手段、例えばフォークリフ
ト等により使用済タイヤ金型Mを吊出し、次に使用する
タイヤ金型Mの吊込み調芯を行う。
【0020】タイヤ金型Mの吊込み調芯が終了したら、
上記と逆の手順でボルスタープレート4を下降させ、コ
ッタ7を介してタイロッド6をベースプレート100に
連結し、タイヤ金型Mの上半型Maを上熱板9に、下半
型Mbを下熱板10にボルト締めすれば、タイヤ金型M
の交換作業を終了する。タイヤ金型Mの装着または交換
が終了したら、もし必要ならばタイヤ金型Mの予熱を行
ってから、公知の手順でコッタ7を外して、昇降シリン
ダ5でボルスタープレート4を上昇させる。そして、タ
イヤ金型Mを開いて次に加硫される未加硫タイヤを搬入
し、その後、タイヤ金型Mを閉じ、コッタ7を介してタ
イロッド6とベースプレート100とを連結し、加圧室
100a内に圧力媒体を導入し、加圧ピストン板101
及びボルスタープレート4により型締め状態に入ってか
らタイヤ内方に加熱加圧媒体を導入して加硫工程に入
る。
【0021】正常加硫中の下熱板10には、タイヤ内方
に導入された加熱加圧媒体の作用により生じる押下げ力
がタイヤ金型Mの下半型Mbを介して作用するが、加圧
ピストン板101の作用により同押下げ力以上の押上力
を発生させてタイヤ金型Mの閉状態を保持している。
【0022】以上の説明で明らかなように、本実施形態
のタイヤ加硫機30では、ベースプレート100に加圧
室100aを設け、該加圧室100a内に配設した加圧
ピストン板101とボルスタープレート4との間でタイ
ヤ金型Mの型締めを行っているため、構成部品が少なく
て済み、設備コストが低いばかりでなく、保守点検が簡
単になる。
【0023】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変
形及び変更を加え得るものである。例えば、本実施の形
態では、タイロッド6の一端をボルスタープレート4に
固定し、他端をベースプレート100に着脱自在に固定
したが、ボルスタープレート4側を着脱可能とし、ベー
スプレート100側を固定するようにしてもよい。
【0024】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るタイヤ加硫機
は、2組のタイヤ金型を組付けてタイヤを加硫するもの
であって、下部固定板に立設された支柱を案内として昇
降可能で、前記タイヤ金型の上型部分が組付けられる上
部可動板と、一端が前記下部固定板または前記上部可動
板の一方に固定され、他端が前記下部固体板または前記
上部可動板の他方に対し着脱自在に固定された複数本の
タイロッドと、前記下部固定板の左右それぞれのタイヤ
金型中心と同心位置に配設され、かつ圧力媒体が供給さ
れる加圧室と、該加圧室内に昇降自在に配設された加圧
ピストン板とを備え、前記加圧ピストン板と前記上部可
動板との間で前記タイヤ金型を締付けたので、従来型で
は必要である高圧で高出力の液圧シリンダ、液圧制御
弁、液圧配管等を省略できると共に、ボルスタープレー
トを厚肉にする必要がなくなり、しかも金型厚み調整装
置を使用せずに済み、保守点検作業を容易に行うことが
でき、設備コストの低減化を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係るタイヤ加硫機を示す
正面図である。
【図2】従来のタイヤ加硫機を示す正面図である。
【符号の説明】
2 据付架台 3 ガイド支柱 4 ボルスタープレート 5 昇降シリンダ 6 タイロッド 7 コッタ 8 断熱板 9 上熱板 10 下熱板 11 断熱板 30 タイヤ加硫機 100 ベースプレート 100a 加圧室 101 加圧ピストン板 M タイヤ金型

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2組のタイヤ金型を組付けてタイヤを加
    硫するタイヤ加硫機において、下部固定板に立設された
    支柱を案内として昇降可能で、前記タイヤ金型の上型部
    分が組付けられる上部可動板と、一端が前記下部固定板
    または前記上部可動板の一方に固定され、他端が前記下
    部固体板または前記上部可動板の他方に対し着脱自在に
    固定された複数本のタイロッドと、前記下部固定板の左
    右それぞれのタイヤ金型中心と同心位置に配設され、か
    つ圧力媒体が供給される加圧室と、該加圧室内に昇降自
    在に配設された加圧ピストン板とを備え、前記加圧ピス
    トン板と前記上部可動板との間で前記タイヤ金型を締付
    けたことを特徴とするタイヤ加硫機。
  2. 【請求項2】 上記加圧室及び加圧ピストン板を上記タ
    イヤ金型中心に対して環状に設けたことを特徴とする請
    求項1に記載のタイヤ加硫機。
  3. 【請求項3】 上記加圧ピストン板の外径を上記タイヤ
    金型の外径と最大タイヤの外径との中間径としたことを
    特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ加硫機。
  4. 【請求項4】 上記加圧ピストン板の外径をタイヤの外
    径よりも大きくしたことを特徴とする請求項1又は2に
    記載のタイヤ加硫機。
JP30668597A 1997-11-10 1997-11-10 タイヤ加硫機 Pending JPH11138545A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001001346A (ja) * 1999-06-25 2001-01-09 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タイヤ加硫装置
JP2001026021A (ja) * 1999-07-14 2001-01-30 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 免震ゴム製造用の加硫型締め装置
CN109760242A (zh) * 2019-03-06 2019-05-17 青岛科技大学 硫化机热板与轮胎模具上环、底座装夹方法
CN114986759A (zh) * 2022-06-06 2022-09-02 常林 卧式橡胶轮胎定型硫化机

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