JP2001001346A - タイヤ加硫装置 - Google Patents

タイヤ加硫装置

Info

Publication number
JP2001001346A
JP2001001346A JP11179153A JP17915399A JP2001001346A JP 2001001346 A JP2001001346 A JP 2001001346A JP 11179153 A JP11179153 A JP 11179153A JP 17915399 A JP17915399 A JP 17915399A JP 2001001346 A JP2001001346 A JP 2001001346A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mold
bolster plate
tire
guide
tire vulcanizing
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11179153A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4175444B2 (ja
Inventor
Hideki Fukuda
英樹 福田
Keiji Sumitomo
啓二 住友
Toshibumi Murakami
俊文 村上
Keiji Hirata
恵二 平田
Akira Nakahara
章 中原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Heavy Industries Ltd filed Critical Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Priority to JP17915399A priority Critical patent/JP4175444B2/ja
Publication of JP2001001346A publication Critical patent/JP2001001346A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4175444B2 publication Critical patent/JP4175444B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Moulds For Moulding Plastics Or The Like (AREA)
  • Heating, Cooling, Or Curing Plastics Or The Like In General (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 タイヤ品質の低下や金型損耗の要因を軽減
し、コストダウンを図ることが可能なタイヤ加硫装置を
提供することにある。 【解決手段】 金型Mの上下型部Mb,Maが取付けら
れる上下ボルスタープレート13,3と、タイヤ加硫中
の金型Mに型締力を付与する加圧シリンダ5の出力を上
下ボルスタープレート13,3に伝える着脱可能な連結
手段19.20とを備えたタイヤ加硫装置において、下
ボルスタープレート3が上方に組付けられた本体フレー
ム1のベース部1aと、金型Mの一側方に立設され、下
端がベース部1aに固定されたガイド支柱部1bと、ガ
イド支柱部1bにガイド部材18,19aを介して昇降
可能に組付けられ、下方に上ボルスタープレート13が
組付けられた昇降テーブル14と、金型Mの中心に対し
て対称的に配置され、ベース部1a及び昇降テーブル1
4間に組付けられた昇降テーブル用昇降駆動手段17と
を備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動車等に装着使
用される空気入りタイヤを整形加硫するタイヤ加硫装置
に係り、特に型締力が本体フレームに直接作用しない形
式のタイヤ加硫装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タイヤ加硫中においては、タイヤ内方に
導入される加熱加圧媒体の作用により、同タイヤ加硫用
の金型を開こうとする力が生じる。タイヤ加硫装置に
は、その力に抗して同金型を閉状態に保持させる型締機
構が設備されており、この型締機構の型締力は、同金型
の上型部が取付けられる上ボルスタープレート、同金型
の下型部が取付けられる下ボルスタープレート、厚さの
異なる同金型を装着可能とする金型厚調整手段、並びに
上ボルスタープレート及び下ボルスタープレートを着脱
可能に連結する手段を介して同金型に伝えられ、同型締
力が本体フレームに直接作用しない形式となっている。
このようなタイヤ加硫装置としては、すでに特公昭57
−55593号、特公平1−24049号、特開平8−
258049号、特公平7−2332号等の公報にその
技術が開示されている。
【0003】上記従来のタイヤ加硫装置においても、加
硫工程に先立って実施される整形(シェーピング)工程
では、タイヤ内方に導入される整形用圧力媒体(圧力は
上記加硫用加熱加圧媒体の約10%弱)の作用により生
じる力に抗して同金型を閉じていく必要があり、この整
形反力から上記上型部やその他の昇降部材の自重を差し
引いた残りの力を昇降手段が出力(引き下げ力)して、
同金型が閉じられることとなる。したがって、上記特公
昭57−55593号や特開平8−258049号公報
に開示された構成のタイヤ加硫装置では、『上記引き下
げ力×金型と昇降シリンダの中心間距離』の曲げモーメ
ントが、上記上ボルスタープレートが取付けられる昇降
テーブルに作用するとともに、左右の金型で加硫される
タイヤのサイズが異なる場合、特に片肺運転時には上記
昇降テーブル用ガイド部材(スライドブッシュ、通称カ
ムフォロアと呼ばれている軸付ローラ、または通称LM
ガイドと呼ばれている鋼球入直動ベアリング)を介して
本体フレームのガイド支柱部にこの曲げモーメントが作
用することから、整形中の上下型部の平行度及び同芯度
を低下させることとなり、タイヤ品質の低下や金型損耗
の要因となっている。一方、上記特公平1−24049
号公報に開示されている構成では、金型の両側に上記昇
降シリンダが配置されているので、上記昇降テーブルに
作用する曲げモーメントが上記開示技術に比し半減され
るとともに、理論的にはこの曲げモーメントが本体フレ
ームのガイド支柱部に直接作用しないようにできる点で
上記開示技術よりも改良されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述し
た従来の技術では、現実問題として、断熱材が使用され
てはいるが、昇降テーブルと本体フレームとの間に生じ
る温度差による熱膨張差は無視できない。そのため、ガ
イド部にはスライドガイドまたはカムフォロアを使用
し、この熱膨張差に見合うクリアランスを設ける必要が
ある。それに加え、昇降シリンダのパッキン抵抗差等に
よる出力差や金型の取付誤差によって昇降テーブルを傾
斜させようとするモーメントが生じる。このモーメント
は、上記ガイド部材を介してガイド支柱間の距離を拡大
させ、同昇降テーブルの傾斜を増加させる方向に作用す
ることから、整形中の上下型部の平行度及び同芯度を低
下させることとなり、タイヤ品質の低下や金型損耗の要
因となる。したがって、これら要因を極力軽減させるに
は、本体フレームを強固なものとせざるを得ない状況に
ある。
【0005】本発明はこのような実状に鑑みてなされた
ものであって、その目的は、タイヤ品質の低下や金型損
耗の要因を軽減し、コストダウンを図ることが可能なタ
イヤ加硫装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記従来技術の有する課
題を解決するために、本発明においては、タイヤ加硫用
金型の上型部が取付けられる上ボルスタープレートと、
前記金型の下型部が取付けられる下ボルスタープレート
と、タイヤ加硫中の前記金型に型締力を付与する加圧シ
リンダの出力を前記上下ボルスタープレートに伝える着
脱可能な連結手段とを備えたタイヤ加硫装置において、
前記下ボルスタープレートが上方に組付けられた本体フ
レームのベース部と、前記金型の一側方に立設され、下
端が前記ベース部に固定されたガイド支柱部と、前記ガ
イド支柱部にガイド部材を介して昇降可能に組付けら
れ、下方に前記上ボルスタープレートが組付けられた昇
降テーブルと、前記金型の中心に対して対称的に配置さ
れ、前記ベース部及び前記昇降テーブル間に組付けられ
た昇降テーブル用昇降駆動手段とを備えている。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。ここで、図1は本発明の第
1実施形態に係るタイヤ加硫装置の一部を図示省略した
正面図、図2は同平面図である。
【0008】本実施形態のタイヤ加硫装置は、図1及び
図2に示す如く、本体フレーム1にタイヤ加硫用金型M
を組付けてタイヤTを加硫するもので、据付架台2の上
部に本体フレーム1のベース部1aを有している。ま
た、同金型Mの一側方には、下端がベース部1aに固定
された本体フレーム1のガイド支柱部1bが立設され、
ベース部1aの上面には、短ストロークの加圧シリンダ
が一体化された下ボルスタープレート3がボルト締めさ
れている。下ボルスタープレート3の上面側にはリング
状溝(凹部)3aが形成され、同リング状溝3aにはド
ーナツピストン5が挿入配置されている。また、同ドー
ナツピストン5の内外周円筒面とリング状溝3aとの間
には、Uパッキン等の公知のシール部材4が嵌入されて
おり、下ボルスタープレート3とドーナツピストン5で
囲まれた圧力室6には図示省略の管路を介して圧力流体
が導入できる構成とされている。なお、上記金型Mの下
金型Maは、断熱板7及び下熱板8を介してドーナツピ
ストン5に取付けられている。
【0009】上記本体フレーム1のベース部1aの上方
位置には、昇降テーブル14が設けられており、同昇降
テーブル14は、金型Mの中心線Z−Zと平行にガイド
支柱部1bに固定された二本のLMレール16と、同L
Mレール16に係合し、各LMレール16の上下に2個
ずつ配置されたLMガイド15とからなるガイド部材を
介して、ガイド支柱部1bに昇降可能に組付けられてい
る。また、上記本体フレーム1のベース部1aには、昇
降テーブル14用の昇降シリンダ17がボルト締めされ
ており、同昇降シリンダ17は金型中心線Z−Zに対し
て対称に配置されている。しかも、同昇降シリンダ17
のピストンロッド17aの上端は昇降テーブル14にね
じ止め固定されており、同昇降シリンダ17の作用によ
り昇降テーブル14が昇降するようになっている。
【0010】そして、上記昇降テーブル14の四隅に
は、複数本(本実施形態では4本)のタイロッド19の
上端が公知手段で固定され、同タイロッド19は金型中
心線Z−Zと平行に上下方向へ沿って配置されている。
また、タイロッド19の下端部は、下ボルスタープレー
ト3に穿設した貫通穴3bを通過可能となっており、同
部に形成した溝19bにU字キー(タイロッド連結手
段)20を駆動手段(図示省略)の作用により挿入する
と、同タイロッド19の下端部は下ボルスタープレート
3から抜出し不能にロックされ、U字キー20を外すと
同部が下ボルスタープレート3から抜出し可能になるよ
うに構成されている。昇降テーブル14の下方には、上
ボルスタープレート13が配設されており、同上ボルス
タープレート13の下面側には断熱板12及び上熱板1
1を介して前記金型Mの上型部Mbが取付けられてい
る。また、上ボルスタープレート13は、高さの異なる
金型Mを交換取付け可能とするため、ナット18及びタ
イロッド19の雄ネジ部19aからなる金型厚調整機構
を介してタイロッド19に組付けられている。したがっ
て、上記ナット18は上ボルスタープレート13に回転
可能に組込まれ、上記雄ネジ部19aは同ナット18の
内周に形成された雌ネジと螺合すべくタイロッド19の
上部外周に形成されている。そして、各ナット18の上
部には、チェーンホィール18aが一体化され、同チェ
ーンホィール18aと図示省略の駆動手段との間にチェ
ーン21が掛け渡されており、同駆動手段の作用により
各ナット18を同時に回転させて、取付けた金型Mの高
さに応じて上下ボルスタープレート13,3の間隔が調
整できるようになっている。
【0011】なお、本実施形態においては、金型Mとし
て通称2ピースモールドと呼ばれている上下に二分割さ
れた金型が取付けられた図になっているが、通称セクシ
ョナルモールドと呼ばれているトレッド型部分が周方向
に複数に分割された形式の金型も取付可能である。ま
た、本実施形態のタイヤ加硫装置では、加硫されるタイ
ヤTの内方にブラダを出入し、同ブラダを介してタイヤ
内方に加熱加圧媒体などを給排する公知の下部中心機構
9と、上記トレッド型の開閉等を行う公知の上部中心機
構10を装備しているが、いずれも公知ゆえ詳述は省略
する。さらに、金型Mの外周部には、図示省略の円筒状
保温板が装備されている。
【0012】次に、本発明の第1実施形態に係るタイヤ
加硫装置の作用について説明する。まず、U字キー20
を外してタイロッド19の下端部と下ボルスタープレー
ト3とのロックを解除する。そして、昇降シリンダ17
の作用により、昇降テーブル14、タイロッド19及び
上ボルスタープレート13を介して上型部Mbを上昇さ
せてタイヤ加硫用金型Mを開く。しかる後、図示省略の
手段により未加硫タイヤTを吊り込み、ブラダ内方に微
圧を供給して同タイヤTの内方に同ブラダを膨張挿入さ
せる。次いで、昇降シリンダ17を逆方向へ作用させる
ことにより、金型Mを中間位置まで閉じ、同タイヤTの
ビード部が上下型部Ma,Mbに着座したら、ブラダを
介してタイヤTの内方に整形用圧力媒体を導入する。す
ると、この圧力媒体の作用により生じる金型Mを開こう
とする力に抗して同金型Mを閉じていく公知の整形工程
が行われる。この間、昇降シリンダ17は、整形反力か
ら昇降テーブル14等の昇降可動部の自重を差し引いた
残りの力(引き下げ力)fを出力することとなる。
【0013】金型Mが閉じ終わったら、U字キー20を
挿入してタイロッド19の下端部を下ボルスタープレー
ト3にロックし、その後、上記ブラダを介してタイヤT
の内方に加熱加圧媒体を導入して公知の加硫工程に入
る。この加熱加圧媒体の作用により生じる同金型Mを開
こうとする力に抗して同金型Mを閉状態に保持させるた
めに、U字キー20の挿入が終了したら圧力室6内に圧
力流体を導入し、型締力Fを発生させてから加熱加圧媒
体が導入され、加硫工程が終了して加熱加圧媒体が排出
されるまでの間、型締力Fは保持される。この型締力F
は、ドーナツピストン5、断熱板7及び下熱板8を介し
て下型部Maに伝えられるとともに、その反力は下ボル
スタープレート3、U字キー20、タイロッド19、ナ
ット18、上ボルスタープレート13等を介して上型部
Mbに伝えられるので、ガイド支柱部1bには同型締力
Fが直接的には作用しない。そして、タイヤTの加硫が
終了したら加熱加圧媒体が排出され、圧力室6内の圧力
流体が排出されてからU字キー20が外され、上記と逆
の手順で金型Mを開く。その後、加硫済みのタイヤが図
示省略の手段により取り出され、次に加硫される未加硫
タイヤTの吊り込みを待機することになる。
【0014】上記整形工程中、金型Mの中心と昇降シリ
ンダ17の中心との距離をL1とすると(図2参照)、
昇降テーブル14に作用する曲げモーメントは、前記特
開平8−25804号公報に開示された実施例(以下、
公知機Aという)ではL1×fとなり、特公平1−24
049号公報に開示された実施例(以下、公知機Bとい
う)ではL1×f/2となる。これに対して、本発明の第
1実施形態では、昇降シリンダ17の中心とタイロッド
19の中心とのX−X線方向距離をL2(図2参照)、
タイロッド19の中心と金型Mの中心とのY−Y線方向
距離をL3とすると、曲げモーメントは、(L2とL3
大きい方)f/2となり、公知機Bと同等以下となる。
また、ガイド部材のLMガイド15及びLMレール16
を介してガイド支柱部1bに伝えられる曲げモーメント
は、昇降シリンダ17のパッキン抵抗差等による出力差
や金型Mの取付誤差により生じるモーメントとなり、公
知機AではL1×fであるのに比し、本第1実施形態に
おいては桁違いに小さくなる。
【0015】本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫装
置では、LMガイド15及びLMレール16が金型Mの
一側方のみに配設されているので、これらLMガイド1
5及びLMレール16にクリアランスを設ける必要はな
く、ガイド支柱部1bのたわみにより上又は下のガイド
部(LMガイド15の取付位置)が開くことによる昇降
テーブル14の傾斜増もなくなり、同ガイド支柱部1b
に伝えられる曲げモーメントによって生じる前記公知機
Bの昇降テーブルの傾斜問題が解消されているととも
に、同ガイド支柱部1bの本数も減少されている。ま
た、本発明の第1実施形態では、後述する第2実施形態
と対比すると明らかな如く、加圧シリンダが下ボルスタ
ープレート3に一体化されているので、第2実施形態の
強度部材である下ボルスタープレート又はベース梁のど
ちらか一方を省略でき、コストダウンを図ることができ
る。
【0016】図3は本発明の第2実施形態に係るタイヤ
加硫装置の一部を図示省略した正面図、図4は同平面図
である。図3及び図4において、上記第1実施形態と同
一部位には同一符号を付して説明は省略し、差異の部分
についてのみ説明する。本体フレーム101は、据付架
台2の上部に設置されるベース梁101aと、金型Mの
一側方に立設され、かつ下端がベース梁101aに固定
されたガイド支柱部101bと、金型Mの他側方に立設
され、下端がベース梁101aに固定された補助ガイド
支柱部101cとをそれぞれ有している。また、本発明
の第2実施形態においては、ガイド支柱部101bの上
端と補助ガイド支柱部101cの上端とが互いに連結梁
101dで連結されているが、他の部分101a,10
1b,101cの剛性如何によっては連結梁101dを
省略してもよい。
【0017】本体フレーム101のベース梁101aの
上方には、下ボルスタープレート102が配設されてお
り、同下ボルスタープレート102の上部には断熱板7
及び下熱板8を介して金型Mの下型部Maが取付けられ
ている。また、下ボルスタープレート102の下面に
は、複数の短ストローク加圧シリンダ103が固定され
ており、同下ボルスタープレート102は、加圧シリン
ダ103、同加圧シリンダ103のピストンロッド10
4の雄ネジ部104a及びナット105からなる金型厚
調整機構を介してベース梁101aに取付けられてい
る。このため、上記雄ネジ部104aはピストンロッド
104の外周に形成され、上記ナット105はベース梁
101aに回転可能に組込まれ、内周に上記雄ネジ10
4aと螺合する雌ネジが形成されている。また、各ナッ
ト105の上部には、チェーンホィール105aが一体
化され、同チェーンホィール105aと図示省略の駆動
手段との間にチェーン106が掛け渡されており、同駆
動手段の作用により各ナット105を同時に回転させ
て、取付けた金型Mの高さに応じて下ボルスタープレー
ト102の高さを調整できるように構成されている。
【0018】下ボルスタープレート102の上方には、
上記第1実施形態の昇降テーブルと一体化された構造の
上ボルスタープレート107が配設されており、同上ボ
ルスタープレート107の下面側には断熱板12及び上
熱板11を介して金型Mの上型部Mbが取付けられてい
る。そして、上ボルスタープレート107は、図4中に
おいてX−X線方向の荷重を支持する主ガイド部材と、
図4中においてY−Y線方向の荷重を支持する補助ガイ
ド部材とにより、本体フレーム101に昇降可能に組込
まれている。上記主ガイド部材は、金型Mの中心線Z−
Zと平行にガイド支柱部101bに固定された二本のレ
ール108と、同レール108の側面を転動し、軸が上
ボルスタープレート107に固定された4対のカムフォ
ロア109とから構成されている。また、上記補助ガイ
ド部材は、金型Mの中心線Z−Zと平行にガイド支柱部
101b及び補助ガイド支柱部101cに固定された複
数のレール110と、同レール110の側面を転動し、
軸が上ボルスタープレート107に固定された4対のカ
ムフォロア111とから構成されている。したがって、
昇降テーブルと一体化した上ボルスタープレート107
は、金型Mの中心線Z−Zに対して対称に配置されてい
る昇降シリンダ17の作用により、昇降するようになっ
ている。なお、各カムフォロア109,111とレール
108,110とのクリアランスを0にするため、少な
くともカムフォロア109,111の半数は公知の偏芯
軸形であることが望ましい。
【0019】そして、上ボルスタープレート107の四
隅には、複数本(本実施形態では4本)のタイロッド1
13の上端部113aが公知手段で固定され、同タイロ
ッド113は金型中心線Z−Zと平行に上下方向へ沿っ
て配置されている。また、タイロッド113の下端部
は、ベース梁101aに穿設した貫通穴101eを通過
可能となっており、同部に形成した溝113bにU字キ
ー20を駆動手段(図示省略)の作用により挿入する
と、タイロッド113の下端部はベース梁101aから
抜出し不能にロックされ、U字キー20を外すと同部が
ベース梁101aから抜出し可能になるように構成され
ている。
【0020】次に、本発明の第2実施形態に係るタイヤ
加硫装置の作用について説明する。すなわち、本第2実
施形態において、タイヤ加硫中の金型Mを閉状態に保持
する加圧シリンダ103の出力Fは、下ボルスタープレ
ート102等を介して下型部Maに伝えられ、その反力
Fは金型厚調整機構を構成するピストンロッド104の
雄ネジ部104aやナット105、ベース梁101a、
U字キー20、タイロッド113、上ボルスタープレー
ト107等を介して上型部Mbに伝えられるが、上記第
1実施形態とは加圧シリンダ103や金型厚調整機構の
構成は異なり、この型締力Fがベース梁101aに作用
する点で差異はあるが、ガイド支柱部101bに型締力
Fが直接的には作用しない点で同じである。また、上記
昇降シリンダ17のパッキン抵抗差等による出力差や金
型Mの取付誤差によって生じるモーメントのうち、上ボ
ルスタープレート107のY−Y線及びZ−Z線を含む
断面を傾ける成分を主ガイド部材のレール108及びカ
ムフォロア109で、同X−X線及びZ−Z線を含む断
面を傾ける成分を補助ガイド部材のレール110及びカ
ムフォロア111で分担させる点において、上記第1実
施形態と差異がある。
【0021】以上の説明より明らかな如く、本発明の第
2実施形態においても上記第1実施形態と同様の効果が
得られる。但し、補助ガイド支柱部101cを備えてい
る点で上記第1実施形態よりも部材数は増している。と
ころが、本第2実施形態は、図示省略の付属装置との関
係からスペース的制約を受けることにより、レール10
8の間隔が十分に確保できなかったという不具合を解消
するために補助ガイド支柱部101cを装備したもので
あるから、これらの間隔が十分に確保でき、上ボルスタ
ープレート107のX−X線及びZ−Z線を含む断面を
傾ける上記モーメント成分をガイド支柱部101bに伝
えられれば、補助ガイド支柱部101cは省略できる。
仮に、昇降テーブルと上ボルスタープレート107とを
別体とした場合、上記第1実施形態の説明より明らかな
如く、両者は同じ動きをするとともに、型締力Fに対し
昇降テーブルの所要引き下げ力fは10%以下であるか
ら、同型締力Fに耐える強度を有する上ボルスタープレ
ート107は引き下げ力fにも十分耐えるはずであり、
ガイド部材のカムフォロア109,111を取付けるブ
ラケットなどを昇降テーブルから上ボルスタープレート
に移した構成、すなわち本第2実施形態の上ボルスター
プレート107とすることにより、上記昇降テーブルの
主部を省略できる。
【0022】図5は本発明の第3実施形態に係るタイヤ
加硫装置の一部を図示省略した正面図、図6は同側面
図、図7は同平面図である。図5〜図7において、上記
第1実施形態と同一部位には同一符号を付して説明は省
略し、以下に差異の部分についてのみ説明する。本第3
実施形態のタイヤ加硫装置においては、図示省略のタイ
ヤ加硫用金型Mが二組取付け可能(金型Mの中心線がZ
1−Z1及びZ2−Z2)とされており、本体フレーム20
1は、据付架台2の上部に設置されるベース梁201a
と、2組の金型Mの中間に立設され、かつ下端がベース
梁201aに固定されたガイド支柱部201bとをそれ
ぞれ有している。また、本体フレーム201のベース梁
201aの上方には、各金型Mと対応して下ボルスター
プレート202がそれぞれ配設されており、同下ボルス
タープレート202の上部には断熱板7及び下熱板8を
介して各金型Mの下型部Maが取付けられている。各下
ボルスタープレート202の下面には、複数の短ストロ
ーク加圧シリンダ203が固定されており、同下ボルス
タープレート202は、加圧シリンダ203、同加圧シ
リンダ203のピストンロッド204の雄ネジ部204
a及びナット205からなる金型厚調整機構を介してベ
ース梁201aに取付けられている。このため、上記雄
ネジ部204aはピストンロッド104の外周に形成さ
れ、上記ナット205はベース梁201aに回転可能に
組込まれ、内周に上記雄ネジ204aと螺合する雌ネジ
が形成されている。また、各ナット205の下部には、
図示省略のチェーンホィールが固定され、同チェーンホ
ィールと駆動手段206との間にチェーンが掛け渡され
ており、同駆動手段206の作用により各下ボルスター
プレート202用のナット205が同時に回転され、各
下ボルスタープレート202は個別に昇降するように構
成されている。
【0023】各下ボルスタープレート202の上方に
は、上記第1実施形態の昇降テーブルと一体化された構
造の上ボルスタープレート207が配設されており、同
上ボルスタープレート207の下面側には断熱板12及
び上熱板11を介して各金型Mの上型部Mbが取付けら
れている。そして、各上ボルスタープレート207は、
それぞれ金型中心線Z−Z(Z1−Z1、Z2−Z2)と平
行にガイド支柱部201bに固定された二本のレール2
08と、同レール208の側面を転動し、軸が上ボルス
タープレート207に固定された図7中の左右方向であ
るX−X線方向の荷重を支持する複数対のカムフォロア
209と、図7中の前後方向であるY−Y線方向(Y1
−Y1、Y2−Y2)の荷重を支持する複数対のカムフォ
ロア210とからなるガイド部材により、ガイド支柱部
201bに昇降可能に組付けられている。したがって、
各上ボルスタープレート207は、金型Mの各中心線Z
−Zに対して対称に配置されている昇降シリンダ17
(各上ボルスタープレート207につき二本)の作用に
より、個別に昇降するようになっている。なお、各カムフ
ォロア209,210とレール208とのクリアランス
を0にするため、少なくともカムフォロア209,21
0の半数は公知の偏芯軸形であることが望ましい。
【0024】そして、上ボルスタープレート207の周
辺部には、複数本(本実施形態では左右各3本ずつ)のタ
イロッド213の上端部が間隔を開けて公知手段で固定
され、同タイロッド213は各金型中心線Z−Zと平行
に上下方向へ沿って配置されている。また、タイロッド
213の下端部は、ベース梁201aに穿設した貫通穴
(図示省略)を通過可能となっており、同部に形成した
溝213aにU字キー20を図示省略の駆動手段の作用
により挿入すると、同タイロッド213の下端部はベー
ス梁201aから抜出し不能にロックされ、同U字キー
20を外すと同部がベース梁201aから抜出し可能に
なるように構成されている。
【0025】なお、本実施形態のタイヤ加硫装置では、
金型Mの外周部に配置した公知の円筒状保温板211,
212、未加硫タイヤを金型M内に吊り込むためガイド
支柱部201bの前面側に取付けた公知のローダ21
4、加硫済タイヤを金型M内から吊り出すためガイド支
柱部201bの後面側に取付けた公知のアンローダ21
5を装備しているが、いずれも公知ゆえ詳述は省略す
る。また、図5及び図6は上ボルスタープレート207
が上昇限にある状態を示しており、図5の細線は上ボル
スタープレート207が下降限にある状態を示してお
り、左側の下ボルスタープレート202は背丈の高い金
型装着のために下げられた状態を、右側は背丈の低い金
型装着のために上げられた状態を示している。
【0026】次に、本発明の第3実施形態に係るタイヤ
加硫装置の作用について説明する。すなわち、本第3実
施形態において、タイヤ加硫中の金型Mを閉状態に保持
する加圧シリンダ203の出力Fは、下ボルスタープレ
ート202等を介して下型部Maに伝えられ、その反力
Fは金型厚調整機構を構成するピストンロッド204の
雄ネジ部204a及びナット205、ベース梁201
a、U字キー20、タイロッド213、上ボルスタープ
レート207等を介して上型部Mbに伝えられるが、上
記第1実施形態とはこの型締力Fがベース梁201aに
作用する点で差異はあるが、上記第2実施形態とは同じ
であり、また、ガイド支柱部201bに同型締力Fが直
接的に作用しない点では上記第1実施形態及び第2実施
形態と同じである。なお、左右の上ボルスタープレート
207を一体化すると、左右の金型Mで加硫されるタイ
ヤの仕様差による左右の型締力の設定誤差やタイロッド
213等の加工組立誤差により、一部のタイロッド21
3等に異常荷重が作用する可能性があるため、本実施形
態では一体化を避けている。また、整形時に必要な上記
引き下げ力f(昇降シリンダ2本あたりの出力)×(金
型中心線Z−Zと昇降シリンダ17の中心との距離
1)のモーメントがガイド部材のレール208及びカ
ムフォロア209,210を介してガイド支柱部201
bに伝えられるのではなく、昇降シリンダ17のパッキ
ン抵抗差等による出力差や金型Mの取付誤差によって生
じるモーメントのみがガイド部材のレール208及びカ
ムフォロア209,210を介してガイド支柱部201
bに伝えられる点で、上記第1実施形態と同じである。
【0027】以上の説明より明らかな如く、本発明の第
3実施形態においても上記第1実施形態と同様の効果が
得られる。仮に、第1実施形態の如く、昇降テーブルと
上ボルスタープレート207とを別体とし、かつ左右の
昇降テーブルを一体化とした場合、左右の金型Mで加硫
されるタイヤの仕様が同じ(整形のための昇降テーブル
における下降ストローク及び所要引き下げ力fが同じ)
であれば、上記と同じ効果が得られるが、左右の金型M
で加硫されるタイヤの仕様に差がある場合、左右の所要
引き下げ力fの差×L1のモーメントが余分にガイド部
材のレール208及びカムフォロア209,210を介
してガイド支柱部201bに伝えられることとなるの
で、左右の昇降テーブルは別体とすることが望ましい。
左右の昇降テーブルを別体とすると、左右各々の昇降テ
ーブルと上ボルスタープレート207とは同じ動きをす
ることになるとともに、所要引き下げ力fは型締力Fの
10%以下であるから、昇降テーブルと上ボルスタープ
レートが一体化できる、すなわちガイド部材のカムフォ
ロア209,210を取付けるブラケットなどを昇降テ
ーブルから上ボルスタープレートに移すことにより、上
記昇降テーブルの主部を省略した構成とすることができ
る。また、本第3実施形態と上記第2実施形態とを対比
すれば明らかな如く、第2実施形態を単に2台並べた場
合に比し、ガイド支柱部201bが左右の金型Mにおけ
る上型部Mbの昇降用ガイドとして共用されているた
め、部材数が削減されることになる。
【0028】以上、本発明の実施の形態につき述べた
が、本発明は既述の実施の形態に限定されるものではな
く、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変
形及び変更を加え得るものである。
【0029】
【発明の効果】上述の如く、本発明に係るタイヤ加硫装
置は、タイヤ加硫用金型の上型部が取付けられる上ボル
スタープレートと、前記金型の下型部が取付けられる下
ボルスタープレートと、タイヤ加硫中の前記金型に型締
力を付与する加圧シリンダの出力を前記上下ボルスター
プレートに伝える着脱可能な連結手段とを備えたもので
あって、前記下ボルスタープレートが上方に組付けられ
た本体フレームのベース部と、前記金型の一側方に立設
され、下端が前記ベース部に固定されたガイド支柱部
と、前記ガイド支柱部にガイド部材を介して昇降可能に
組付けられ、下方に前記上ボルスタープレートが組付け
られた昇降テーブルと、前記金型の中心に対して対称的
に配置され、前記ベース部及び前記昇降テーブル間に組
付けられた昇降テーブル用昇降駆動手段とを備えている
ので、昇降駆動手段を基因とする出力差や金型の取付誤
差により生じるモーメント等が小さくなり、ガイド支柱
部などの部材数を減少させ、整形中の上下型部の平行度
及び同芯度の低下を防ぐことによってタイヤ品質の低下
や金型損耗の要因を軽減できるとともに、コストダウン
を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係るタイヤ加硫装置の
一部を図示省略した正面図である。
【図2】上記第1実施形態に係るタイヤ加硫装置を示し
た平面図である。
【図3】本発明の第2実施形態に係るタイヤ加硫装置の
一部を図示省略した正面図である。
【図4】上記第2実施形態に係るタイヤ加硫装置を示し
た平面図である。
【図5】本発明の第3実施形態に係るタイヤ加硫装置の
一部を図示省略した正面図である。
【図6】上記第3実施形態に係るタイヤ加硫装置を示し
た側面図である。
【図7】上記第3実施形態に係るタイヤ加硫装置を示し
た平面図である。
【符号の説明】
1 本体フレーム 1a ベース部 1b ガイド支柱部 2 据付架台 3 下ボルスタープレート 3a リング状溝 3b 貫通穴 4 シール部材 5 ドーナツピストン 6 圧力室 7 断熱板 8 下熱板 9 下部中心機構 10 上部中心機構 11 上熱板 12 断熱板 13 上ボルスタープレート 14 昇降テーブル 15 LMガイド 16 LMレール 17 昇降シリンダ 18 ナット 18a チェーンホィール 19 タイロッド 19a 雄ネジ部 19b 溝 20 U字キー(タイロッド連結手段) 21 チェーン 101,201 本体フレーム 101a,201a ベース梁 101b,201b ガイド支柱部 101c 補助ガイド支柱部 101d 連結梁 101e 貫通穴 102,202 下ボルスタープレート 103,203 短ストローク加圧シリンダ 104,204 ピストンロッド 105,205 ナット 105a チェーンホィール 106 チェーン 107,207 上ボルスタープレート 108,208 レール 109,209 カムフォロア 110 レール 111 カムフォロア 113,213 タイロッド 113a 上端 113b 溝 210 カムフォロア 211,212 円筒状保温板 213a 溝 214 ローダ 215 アンローダ M タイヤ加硫用金型 T タイヤ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) B29L 30:00 (72)発明者 村上 俊文 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 平田 恵二 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 (72)発明者 中原 章 長崎県長崎市飽の浦町1番1号 三菱重工 業株式会社長崎造船所内 Fターム(参考) 4F202 AD19 AH20 CA21 CB01 CU16 CV02 CX04 CY24 4F203 AD19 AH20 DA11 DB01 DC01 DJ05 DJ29 DL14 DN08

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 タイヤ加硫用金型の上型部が取付けられ
    る上ボルスタープレートと、前記金型の下型部が取付け
    られる下ボルスタープレートと、タイヤ加硫中の前記金
    型に型締力を付与する加圧シリンダの出力を前記上下ボ
    ルスタープレートに伝える着脱可能な連結手段とを備え
    たタイヤ加硫装置において、前記下ボルスタープレート
    が上方に組付けられた本体フレームのベース部と、前記
    金型の一側方に立設され、下端が前記ベース部に固定さ
    れたガイド支柱部と、前記ガイド支柱部にガイド部材を
    介して昇降可能に組付けられ、下方に前記上ボルスター
    プレートが組付けられた昇降テーブルと、前記金型の中
    心に対して対称的に配置され、前記ベース部及び前記昇
    降テーブル間に組付けられた昇降テーブル用昇降駆動手
    段とを備えていることを特徴とするタイヤ加硫装置。
  2. 【請求項2】 前記加圧シリンダと、前記上ボルスター
    プレートまたは下ボルスタープレートとが一体化されて
    いることを特徴とする請求項1に記載のタイヤ加硫装
    置。
  3. 【請求項3】 前記上ボルスタープレートと前記昇降テ
    ーブルまたは前記下ボルスタープレートと前記ベース部
    の少なくとも一方は固定または一体化されていることを
    特徴とする請求項1又は2に記載のタイヤ加硫装置。
  4. 【請求項4】 前記金型の前記ガイド支柱部と反対側に
    立設され、前記昇降テーブル用昇降駆動手段の中心を含
    む断面の傾斜を防止する補助ガイド支柱部を備えている
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のタイ
    ヤ加硫装置。
  5. 【請求項5】 前記金型が2組装着可能であって、前記
    ガイド支柱部が前記両金型の中間に立設されており、前
    記ガイド支柱部が前記両金型の上型部の昇降用ガイドと
    して共用されていることを特徴とする請求項1〜4のい
    ずれかに記載のタイヤ加硫装置。
JP17915399A 1999-06-25 1999-06-25 タイヤ加硫装置 Expired - Fee Related JP4175444B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17915399A JP4175444B2 (ja) 1999-06-25 1999-06-25 タイヤ加硫装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP17915399A JP4175444B2 (ja) 1999-06-25 1999-06-25 タイヤ加硫装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2001001346A true JP2001001346A (ja) 2001-01-09
JP4175444B2 JP4175444B2 (ja) 2008-11-05

Family

ID=16060892

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP17915399A Expired - Fee Related JP4175444B2 (ja) 1999-06-25 1999-06-25 タイヤ加硫装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4175444B2 (ja)

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042557A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫プレス
JP2011167916A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫機
CN102781642A (zh) * 2011-02-25 2012-11-14 三菱重工业株式会社 轮胎硫化装置
WO2013157428A1 (ja) * 2012-04-17 2013-10-24 住友ゴム工業株式会社 タイヤ加硫機
WO2014027456A1 (ja) * 2012-08-13 2014-02-20 株式会社ブリヂストン タイヤ加硫用金型部材の交換方法
WO2014034887A1 (ja) * 2012-09-03 2014-03-06 住友ゴム工業株式会社 タイヤ加硫装置
WO2019198253A1 (ja) * 2018-04-12 2019-10-17 株式会社Rocky-Ichimaru タイヤ加硫機及びタイヤ加硫方法
CN112440438A (zh) * 2020-10-04 2021-03-05 宫传民 一种快速成型的注塑模具

Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0124049B2 (ja) * 1982-10-18 1989-05-10 Kobe Steel Ltd
JPH08258049A (ja) * 1995-03-23 1996-10-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タイヤ加硫プレス
JPH09123178A (ja) * 1995-10-26 1997-05-13 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫機の金型締付機構
JPH09169030A (ja) * 1997-01-23 1997-06-30 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫プレス
JPH11138555A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 金型開閉・加硫ステーション
JPH11138545A (ja) * 1997-11-10 1999-05-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タイヤ加硫機

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0124049B2 (ja) * 1982-10-18 1989-05-10 Kobe Steel Ltd
JPH08258049A (ja) * 1995-03-23 1996-10-08 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タイヤ加硫プレス
JPH09123178A (ja) * 1995-10-26 1997-05-13 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫機の金型締付機構
JPH09169030A (ja) * 1997-01-23 1997-06-30 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫プレス
JPH11138555A (ja) * 1997-11-07 1999-05-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd 金型開閉・加硫ステーション
JPH11138545A (ja) * 1997-11-10 1999-05-25 Mitsubishi Heavy Ind Ltd タイヤ加硫機

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010042557A (ja) * 2008-08-11 2010-02-25 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫プレス
JP2011167916A (ja) * 2010-02-18 2011-09-01 Kobe Steel Ltd タイヤ加硫機
CN102781642A (zh) * 2011-02-25 2012-11-14 三菱重工业株式会社 轮胎硫化装置
WO2013157428A1 (ja) * 2012-04-17 2013-10-24 住友ゴム工業株式会社 タイヤ加硫機
JP2013220603A (ja) * 2012-04-17 2013-10-28 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ加硫機
RU2605116C2 (ru) * 2012-08-13 2016-12-20 Бриджстоун Корпорейшн Способ замены компонента оборудования пресс-формы для вулканизации шины
JPWO2014027456A1 (ja) * 2012-08-13 2016-07-25 株式会社ブリヂストン タイヤ加硫用金型部材の交換方法
WO2014027456A1 (ja) * 2012-08-13 2014-02-20 株式会社ブリヂストン タイヤ加硫用金型部材の交換方法
WO2014034887A1 (ja) * 2012-09-03 2014-03-06 住友ゴム工業株式会社 タイヤ加硫装置
JP2014046645A (ja) * 2012-09-03 2014-03-17 Sumitomo Rubber Ind Ltd タイヤ加硫装置
US9757914B2 (en) 2012-09-03 2017-09-12 Sumitomo Rubber Industries, Ltd. Tire vulcanizing apparatus
WO2019198253A1 (ja) * 2018-04-12 2019-10-17 株式会社Rocky-Ichimaru タイヤ加硫機及びタイヤ加硫方法
JPWO2019198253A1 (ja) * 2018-04-12 2020-04-30 株式会社Rocky−Ichimaru タイヤ加硫機及びタイヤ加硫方法
US11787139B2 (en) 2018-04-12 2023-10-17 Rocky-Ichimaru Co., Ltd. Tire curing apparatus and tire curing method
CN112440438A (zh) * 2020-10-04 2021-03-05 宫传民 一种快速成型的注塑模具

Also Published As

Publication number Publication date
JP4175444B2 (ja) 2008-11-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP0684126A2 (en) Tire vulcanizing system
EP0115431B1 (en) Mold clamping mechanism for a tire curing press
US5492464A (en) Tire vulcanizing press
CN104647038B (zh) 复合塑性成形设备及其模具换位机构、该机构的定位方法
EP0037703B1 (en) Hydraulic tire press
JP2001001346A (ja) タイヤ加硫装置
KR900001908B1 (ko) 타이어 가황기
JP5069636B2 (ja) タイヤ加硫プレス
KR100232337B1 (ko) 타이어 가황기
JPH01271207A (ja) 車両用空気タイヤの加硫方法と装置
JP4138153B2 (ja) タイヤ金型のセグメント駆動装置
CN110641055A (zh) 平铺式单层多模硫化机
KR0120834B1 (ko) 타이어 가황프레스
JP2951576B2 (ja) タイヤ加硫装置
KR0149976B1 (ko) 타이어가황프레스
JP6872497B2 (ja) 加工空間の高さ位置固定機
JPH11138545A (ja) タイヤ加硫機
CN111976178A (zh) 多层多模自行车胎硫化机及其生产工艺
CN215704287U (zh) 一种轮胎制造用硫化定型装置
CN217169350U (zh) 一种新型硫化机用中心机构
JP3310841B2 (ja) タイヤ加硫プレス
CN110935859B (zh) 一种成型木模具
JPH0465763B2 (ja)
CN106955913A (zh) 预弯机顶料、传送装置及方法
JPH0124048B2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20060206

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080123

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080201

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080305

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080502

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080715

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080812

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110829

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120829

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 5

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130829

Year of fee payment: 5

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees