JPH0636654Y2 - 施肥播種機の駆動装置 - Google Patents

施肥播種機の駆動装置

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JPH0636654Y2
JPH0636654Y2 JP1988012344U JP1234488U JPH0636654Y2 JP H0636654 Y2 JPH0636654 Y2 JP H0636654Y2 JP 1988012344 U JP1988012344 U JP 1988012344U JP 1234488 U JP1234488 U JP 1234488U JP H0636654 Y2 JPH0636654 Y2 JP H0636654Y2
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JP
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shaft
sprocket
drive case
drive
input shaft
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JP1988012344U
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広昭 大石
茂義 前田
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多木農工具株式会社
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Description

【考案の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本考案は施肥播種機の繰出装置を駆動するために、接地
輪から繰出装置へ動力を伝達するための構成に関するも
のである。
(ロ)従来技術 従来から施肥播種機は公知となっており、例えば、実開
昭59−47502号公報や実開昭62−167508号公報等が公知
となっているのである。
これら従来技術は施肥繰出装置と種子繰出装置の側面で
歯車で噛合させ、一方の歯車を駆動軸に貫通して、該駆
動軸をスプロケット、チェーン等を介して駆動輪より動
力を得ていたのである。
また、スプロケット伝動機構と歯車伝動機構とを脱着交
換自在に構成する技術は、実公昭40−15126号公報の如
き技術が公知とされている。
(ハ)考案が解決しようとする問題点 本考案は、繰出装置を変更して、繰出装置の回転方向が
逆になった場合に、スプロケットとチェーンによる動力
伝達機構を、脱着可能としたカバー46の内部において歯
車伝達機構に付け替えするだけで、簡単に回転方向を逆
転に変更できるように構成したのである。また、カバー
46の内部でスプロケット又は歯車を歯数の違うスプロケ
ット又は歯車に、容易に変更可能とし、繰出速度の変更
を容易にするのである。また、同一の駆動ケースを用い
て形式の異なる施肥播種機に使用可能とし、同一部品の
利用による製造コストの低減化を図るものである。
(ニ)問題を解決するための手段 本考案はこのような点に鑑み、次の如く構成したもので
ある。
両端に入力軸32と出力軸34を軸受支持した長い駆動ケー
ス9において、入力軸32と出力軸34の間で、かつ入力軸
32に近接した側に中間軸36を軸受支持し、該中間軸36上
のスプロケット43と、出力軸34の上のスプロケット44
は、駆動ケース9の内部において軸上に固設し、両スプ
ロケット43,44の間にチェーン45を巻回し、中間軸36と
入力軸32の一端を駆動ケース9の外側の一側に突出し
て、該部分を脱着可能としたカバー46により被覆し、該
中間軸36と入力軸32の突出部に、スプロケット伝達機構
と歯車伝達機構を脱着交換可能としたものである。
(ホ)実施例 本考案の目的は以上の如くであり、添付の図面に示した
実施例の構成に基づいて、本考案の構成を説明する。
第1図は施肥播種機側面図、第2図は施肥機と目皿式の
播種機を装着した側面図、第3図はチェーンにより正転
させた場合の駆動ケース組み立て斜視図、第4図は歯車
により逆転させた場合の駆動ケース組み立て斜視図、第
5図は駆動ケース平面図、第6図は同じく側面断面図で
ある。
第1図,第2図において、取付フレーム19が、トラクタ
ーのシールバー10等に装着され、該取付フレーム19下部
と播種フレーム22との間に平行リンク20,21が枢結さ
れ、該平行リンク20,21の対角線上にスプリング27が介
装され、播種フレーム22を下方に付勢している。
該播種フレーム22は種子繰出装置が第1図に示すロール
式と第2図に示す目皿式の場合により形状が異なるが、
作溝ディスク17、覆土輪18、鎮圧ローラー7の取付構成
は略同じである。
即ち、播種フレーム22の前端より下方に支持杆14を垂設
し、該支持杆14下端に平面視V字状に構成した作溝ディ
スク17を枢支し、播種フレーム22前側部より後下方に取
付杆26を突出し、該取付杆26下端に覆土輪18を軸支し、
播種フレーム22後端よりローラーフレーム23を突設し、
該ローラーフレーム23後端に鎮圧ローラー7を軸支して
いる。13,24はスクレパー、25はラグである。
前記取付フレーム19の後面には肥料繰出装置3が固設さ
れ、該肥料繰出装置3の下端にジャバラを介してガイド
パイプ39を連通し、該ガイドパイプ39を播種フレーム22
内から開口部より側方に突出して、作溝ディスク17側方
に施肥するように構成している。
該肥料繰出装置3の後面にロール式の種子繰出装置2を
設けている場合には、第1図に示すように、駆動輪30上
に固設した歯車と種子繰出装置2の駆動軸53上に固設し
た歯車とを噛合させ、互いに逆方向に回転するように構
成し、それぞれの繰出ロールに当接させるブラシ59,60
は肥料繰出装置3の前面、種子繰出装置2の後面より挿
入するように構成している。
また、目皿式の種子繰出装置2′の場合には、第2図に
示すように、播種フレーム22′後部に傾斜させて種子繰
出装置2′を載置し、播種フレーム22′側面に駆動ケー
ス15を貼設し、該駆動ケース15後端を前記鎮圧ローラー
7の回動軸の一側に貼設されており、鎮圧ローラー7の
回動により駆動ケース15を介してベベルギア31に伝え、
該ベベルギア31より種子繰出装置2′を駆動するのであ
る。
そして、肥料繰出装置3′は第1図の肥料繰出装置3を
前後逆向きにして、ブラシ60を脱着し易いようにしてい
る。但し、後述する駆動ケース9のスプロケットを取り
替えて駆動軸30を逆転させている。
前記駆動軸30を駆動するために、ツールバー10に駆動ケ
ース取付体11を嵌装し、該駆動ケース取付体11の前部に
取付ステー52を固設して駆動ケース9を枢支し、後端に
バネ12を嵌装したロッド8を挿入支持して、該ロッド8
下端を駆動ケース9中途部に枢支して駆動ケース9を下
方に付勢している。そして駆動ケース9下端に駆動輪6
を軸支しているのである。
前記駆動ケース9の構成は第3図〜第6図に示すよう
に、チェーンケース9a,9aを合わせて駆動ケース9と
し、該駆動ケース9の下側に入力軸32をベアリング33,3
3を介して軸支し、上側に出力軸34をベアリング35,35を
介して軸支し、該出力軸34はパイプ軸からなり、前記ベ
ベルギア31を貫通した駆動軸または肥料繰出装置3を貫
通した駆動軸30を嵌挿するように構成している。
そして、該入力軸32と出力軸34との間の入力軸側にベベ
ルギア37,37を介して中間軸36が軸支され、該中間軸36
及び入力軸32を入力側と反対側へチェーンケース9aより
突出し、該入力軸32及び中間軸36の突出部にスプロケッ
ト40,41を嵌装し、該スプロケット40,41にチェーン42を
介装している。46はチェーンカバーであり、ボルト47,4
7にて固定される。また、駆動ケース9内の中間軸36と
出力軸34上にスプロケット43,44を固設し、該スプロケ
ット43,44との間にチェーン45を介装している。49はテ
ンションである。
また、第2図に示すように肥料繰出装置3′を前後逆向
きにした場合には、肥料繰出装置3′の回転方向が駆動
輪6の回転方向と逆方向になるため、このような時に
は、第4図は示すようにスプロケット40,41、チェーン4
2の代わりに歯車50,51を入力軸32、中間軸36にそれぞれ
嵌装して噛合させ、回転方向を逆にして、スプロケット
43,44、チェーン45を介して入力軸に動力を伝えること
ができるのである。
(ヘ)考案の作用 このような構成において、繰出軸の回転が同方向である
場合には、駆動輪6又は鎮圧ローラー7の回動は入力軸
32を回動し、該入力軸32よりスプロケット40、チェーン
42、スプロケット41より中間軸36を回動し、該中間軸36
上のスプロケット43、チェーン45、スプロケット44より
出力軸34を回動し、該出力軸に嵌挿された駆動軸により
繰出装置が駆動されるのである。そしてチェーンカバー
46を外せば、容易に前記スプロケット40,41が交換で
き、歯数の異なるスプロケットを嵌装して繰出ピッチを
変更できのである。
また、繰出装置の駆動軸が駆動輪と反対方向の場合に
は、チェーンカバー46を外して前記スプロケット40,41
の代わりに歯車50,51を装着し、入力軸32の回転を歯車5
0,51にて逆転させて中間軸36に伝え、該中間軸36上のス
プロケット43、チェーン45、スプロケット44より出力軸
34を回動し、駆動軸が逆方向に駆動されるのである。そ
して、前記歯車50,51の端数を変更して噛合させれば繰
出ピッチを変更できるのである。
(ト)考案の効果 以上のような構成により、本考案は次のような効果が得
られるのである。
第1に、スプロケットとチェーンによる動力伝達機構
を、脱着可能としたカバー46の内部において、歯車伝達
機構に付け替えするだけで容易に歯車の噛合による動力
の伝達に変更でき、簡単な操作で回転方向を逆転に変更
できるようになったのである。
第2に、カバー46の内部で、スプロケット又は歯車を、
歯数の違うスプロケット又は歯車に、容易に変更できる
為、繰出速度の変更が容易にできるようになったのであ
る。
第3に、スプロケットとチェーンを歯車に変更するだけ
で逆転できるため、同一の駆動ケースを用いて形式の異
なる施肥播種機に使用できるようになり、同一部品が利
用できるため製造コストの低減化が図れたのである。
【図面の簡単な説明】
第1図は施肥播種機側面図、第2図は施肥機と目皿式の
播種機を装着した側面図、第3図はチェーンにより正転
させた場合の駆動ケース組み立て斜視図、第4図は歯車
により逆転させた場合の駆動ケース組み立て斜視図、第
5図は駆動ケース平面図、第6図は同じく側面断面図で
ある。 9…駆動ケース 32…入力軸 34…出力軸 36…中間軸 40,41…スプロケット 50,51…歯車

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】両端に入力軸32と出力軸34を軸受支持した
    長い駆動ケース9において、入力軸32と出力軸34の間
    で、かつ入力軸32に近接した側に中間軸36を軸受支持
    し、該中間軸36上のスプロケット43と、出力軸34の上の
    スプロケット44は、駆動ケース9の内部において軸上に
    固設し、両スプロケット43,44の間にチェーン45を巻回
    し、中間軸36と入力軸32の一端を駆動ケース9の外側の
    一側に突出して、該部分を脱着可能としたカバー46によ
    り被覆し、該中間軸36と入力軸32の突出部に、スプロケ
    ット伝達機構と歯車伝達機構を脱着交換可能としたこと
    を特徴とする施肥播種機の駆動装置。
JP1988012344U 1988-02-01 1988-02-01 施肥播種機の駆動装置 Expired - Lifetime JPH0636654Y2 (ja)

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