JPH0636649U - 電位治療用具 - Google Patents

電位治療用具

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JPH0636649U
JPH0636649U JP7903892U JP7903892U JPH0636649U JP H0636649 U JPH0636649 U JP H0636649U JP 7903892 U JP7903892 U JP 7903892U JP 7903892 U JP7903892 U JP 7903892U JP H0636649 U JPH0636649 U JP H0636649U
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賢司 星加
茂 岡本
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Tensho Electric Industries Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 イオン療法を享受している使用者が、マイナ
スの高電位状態となっていることを容易かつ確実に知覚
することのできる電位治療用具を提供する。 【構成】 布団体2に電位治療用具1の作動を制御する
制御部3を埋設し、この制御部3に、制御部3を操作す
るコントローラ4をケーブルを介して接続する。コント
ローラ4には、コントローラ4の外周部に露出して設け
られている電極6aを備えたセンサー回路6と、表示灯
7aを備えた表示回路7とからなる電位検出手段5を配
設する。布団体2における使用者Mが横臥した際に足部
が当接する部位に、導電部材からなる電床帯8を配設
し、布団体2における畳等と当接する裏面に導電部材か
らなる接地部材9を配設する。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、人体にマイナスの直流高電圧を印加してイオン療法を行うための電 位治療用具に係り、特にイオン療法を行っている使用者が、マイナスの高電位状 態となっていることを容易かつ確実に知覚することのできる電位治療用具に関す る。
【0002】
【従来の技術】
電位治療用具は、マイナス数百ボルトの高電圧を人体に印加することで、体内 に不足がちなマイナスイオンを増やし、血液を弱アルカリ性の正常な状態にする というイオン療法を行うものであり、使用者が安定した状態でイオン療法を行う べく布団体や椅子等に組み込んでなるものが存在している。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、この従来の電位治療用具にあっては、マッサージ器の振動等と は異なり、使用者が現にマイナス数百ボルトの高電圧を印加されるイオン療法を 行っていても、電圧印加の具体的作用が視覚、触覚等によってはっきりと知覚さ れないことから、使用者は果してイオン療法効果を享受しているかどうか確認で きずイオン療法そのものに疑念を生ずる虞れがあった。
【0004】 これに対し、検電器等の電位検出手段を用いてマイナスの高電圧を検出するこ とも可能であるが、これにはイオン療法を享受している使用者とは別途に電気的 に大地アースと同電位となっている測定者が、使用者に検電器等を当接して行わ なければならず、他人の手を介することなくイオン療法を享受している使用者自 身が電位検出手段を使用して確認することのできる手段は従来皆無であった。
【0005】 更に、前述した検電器等の電位検出手段にあっては、電位治療用具が使用され る環境が高湿度状態等の場合には、電床帯のマイナス高電圧が漏洩し布団体や畳 等が漏れ電位によって高電位となることがあり、これにより電気的に大地アース と同電位となるべき測定者自身が電床帯や使用者と略同電位となって電位検出が できなくなることがあった。
【0006】 そこで、本考案にあっては、イオン療法を享受している使用者が、マイナスの 高電位状態となっていることを容易かつ確実に知覚することができるとともに、 電位治療用具に対する信頼度をより認識しつつ使用することができ、より効果的 な治療効果、疲労回復効果を発揮することのできる電位治療用具を提供すること を目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成すべく、本考案の電位治療用具は、人体に当接してマイナ スの高電圧を印加する電床体を備えた電位治療用具において、前記電床体への電 圧印加を制御する制御部に、電位治療用具の使用時に使用者が触れるための電極 と、この電極にマイナス高電位になっている使用者が触れるとマイナス高電位状 態を検出するセンサー回路と、このセンサー回路の作動によって表示あるいは音 声出力等を行うマイナス高電位状態確認手段を設けたことを特徴とするものであ る。
【0008】 また電極及びマイナス高電位状態確認手段を、制御部とケーブルで接続される コントローラに設けてもよい。
【0009】 そして、電床帯が配設される電気的に絶縁されてなる外周部分で且つ外部と接 触する部位に接地部材を設け、この接地部材を制御部の一次側電源のアースライ ンに接続してもよい。
【0010】
【作用】
人体に当接してマイナスの高電圧を印加する電床体を備えた電位治療用具にお いて、前記電床体への電圧印加を制御する制御部に、電位治療用具の使用時に使 用者が触れるための電極と、この電極にマイナス高電位になっている使用者が触 れるとマイナス高電位状態を検出するセンサー回路と、このセンサー回路の作動 によって表示あるいは音声出力等を行うマイナス高電位状態確認手段を設けたこ とで、マイナスの高電圧によるイオン療法を享受している使用者が電極に触れる だけで、マイナス高電位状態確認手段が表示あるいは音声出力等を行うことから 、使用者はマイナスの高電位状態となっていることを容易かつ確実に知覚するこ とができる。
【0011】 電極及びマイナス高電位状態確認手段を、電位治療用具の制御部とケーブルで 接続されるコントローラに設けた場合には、電極及びマイナス高電位状態確認手 段を操作し易くかつ確認し易い場所に位置させることができることから、電位治 療用具を使用しながらの電位検出が容易に行える。
【0012】 そして、電床帯が配設される電気的に絶縁されてなる外周部分で且つ外部と接 触する部位に接地部材を設け、この接地部材を制御部の一次側電源のアースライ ンに接続した場合には、電床帯の近傍に存在する漏れ電位を接地することで無く し、使用者が電床帯から離れた場合には電極は確実にゼロ電位となって漏れ電位 による誤動作が生じなくなる。
【0013】
【実施例】
図1は、本考案の電位治療用具の使用状態を示す説明図であり、図2は本考案 の電位治療用具の回路説明図である。
【0014】 図中1は本考案の電位治療用具であり、本実施例にあっては布団体2に組み込 まれている。3は、布団体2の一端に埋設され電位治療用具1の作動を制御する 制御部、4はこの制御部3にケーブルを介して接続され制御部3を駆動するスイ ッチ等が備えられたコントローラ、5はコントローラ4に配設された電位検出手 段であり、コントローラ4の外周部に露出して設けられている電極6aを備えた センサー回路6と、同じくコントローラ4外周部に設けられたLED等からなる 表示灯7aを備えた表示回路7とからなる。8は、布団体2における使用者Mが 横臥した際に足部が当接する部位に配設された導電部材からなる電床帯、9は布 団体2における畳等と当接する裏面に配設された導電部材からなる接地部材であ る。
【0015】 電床帯8は、制御部3内の電圧発生回路10で発生するマイナス数百ボルトの 電圧が印加され、そしてこのマイナス電圧を、布カバーやシーツ等を介し電床帯 8に当接する使用者Mの足部を通じて使用者Mの全身に印加してイオン療法を行 うものである。尚、電床帯8に対する電圧発生回路10の出力インピーダンスを 高く設定して、電床帯8と接地間に流れる電流を数マイクロアンペア程度と極め て微小とすることで、人体にマイナス数百ボルトの高電圧が印加されても何ら危 険性はない。
【0016】 電極6aと表示灯7aは、それぞれコントローラ4内に設けられたセンサー回 路6及び表示回路7に接続され、電極6aにマイナスの高電圧が印加された場合 にセンサー回路6がこれを検出し、表示回路7を駆動することで表示灯7aを点 灯させるものである。
【0017】 接地部材9は、制御部3内の一次側電源のアースラインEに接続されており、 そしてこの一次側電源のアースラインEは最終的には、電柱に設置された柱上ト ランスを介して大地に接地される。これにより、接地部材9が接触している布団 体2外周、及び布団体2が載置されて接地部材9が接触する畳等は大地アースと 同電位となって漏れ電位がなくなり、使用者Mが電床帯8から離れた場合には電 極6aはゼロ電位となって表示灯7aは消灯するものである。
【0018】 このような構成からなる本考案の電位治療用具1にあっては、使用者Mが布団 体2上に横臥して足部を電床帯8部分に載置し、制御部3における電圧発生回路 10を駆動するスイッチを閉成すると、電床帯8にはマイナス数百ボルトの高電 圧が印加されるとともに、この電床帯8に当接する使用者Mにもマイナス高電圧 が印加される。この状態において、マイナスの高電位となっている使用者Mの手 がコントローラ4の電極6aに触れると、電極6aがマイナス高電位となりセン サー回路6がこれを検出し、表示回路7を駆動することで表示灯7aが点灯する 。使用者Mは、この表示灯7aが点灯することにより、人体がマイナスの高電位 となってイオン療法が確実に行われていることを実感するものである。
【0019】 尚、本実施例にあっては、布団体に組み込んだ電位治療用具について説明した が、勿論これに限定されることはなく、椅子や他の物品に組み込んでも構わない ものである。
【0020】 また、本実施例において電極6aと表示灯7aを含む電位検出手段5をコント ローラ4に配設したが、これも制御部3本体に設けてもよいものである。
【0021】 更に、本実施例にあっては、使用者に高電位状態を知覚させるためのマイナス 高電位状態確認手段として表示灯を用いたが、これに限定されることもなく、例 えばブザー等であっても良いものである。また、表示灯それ自体の動作も、点灯 ・消灯のみならず、電源パイロットランプと兼用させて、通電状態では赤色とな り、電位検出によって緑色に変化するようにしてもよいものである。
【0022】
【考案の効果】
以上詳述した如く、本考案の電位治療用具によれば、人体に当接してマイナス の高電圧を印加する電床体を備えた電位治療用具において、前記電床体への電圧 印加を制御する制御部に、電位治療用具の使用時に使用者が触れるための電極と 、この電極にマイナス高電位になっている使用者が触れるとマイナス高電位状態 を検出するセンサー回路と、このセンサー回路の作動によって表示あるいは音声 出力等を行うマイナス高電位状態確認手段を設けたことで、マイナスの高電圧に よるイオン療法を享受している使用者が電極に触れるだけで、マイナス高電位状 態確認手段が表示あるいは音声出力等を行うことから、検電器等を別途に用意す る必要なく、また使用者と別に測定者を要することなく使用者自身がマイナスの 高電位状態となっていることを極めて容易かつ確実に知覚することができるもの である。そして、電圧印加の具体的作用が視覚、触覚等によって知覚できないこ とからイオン療法に疑念を生ずる虞れがあった従来の電位治療用具の問題点を全 て解決することができたことから、信頼度とあいまってより効果的なイオン療法 効果を享受することができ、ひいては各種疲労に対する好適な治療効果及び疲労 回復効果を発揮することができるものである。
【0023】 また、電極及びマイナス高電位状態確認手段を、電位治療用具の制御部とケー ブルで接続されるコントローラに設けた場合には、電極及びマイナス高電位状態 確認手段を操作し易くかつ確認し易い場所に位置させることができることから、 電位治療用具を使用しながらの電位検出が容易に行える。
【0024】 そして、電床帯が配設される電気的に絶縁されてなる外周部分で且つ外部と接 触する部位に接地部材を設け、この接地部材を制御部の一次側電源のアースライ ンに接続した場合には、電床帯の近傍に存在する漏れ電位を接地することで無く し、使用者が電床帯から離れた場合には電極は確実にゼロ電位となって漏れ電位 による誤動作が生じなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の電位治療用具の使用状態を示す説明図
である。
【図2】本考案の電位治療用具の回路説明図である。
【符号の説明】
1 電位治療用具 2 布団体 3 制御部 4 コントローラ 5 電位検出手段 6 センサー回路 6a 電極 7 表示回路 7a 表示灯 8 電床帯 9 接地部材

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 人体に当接してマイナスの高電圧を印加
    する電床体を備えた電位治療用具において、前記電床体
    への電圧印加を制御する制御部に、電位治療用具の使用
    時に使用者が触れるための電極と、この電極にマイナス
    高電位になっている使用者が触れるとマイナス高電位状
    態を検出するセンサー回路と、このセンサー回路の作動
    によって表示あるいは音声出力等を行うマイナス高電位
    状態確認手段を設けたことを特徴とする電位治療用具。
  2. 【請求項2】 電極及びマイナス高電位状態確認手段
    が、制御部とケーブルで接続されるコントローラに設け
    られたことを特徴とする請求項1記載の電位治療用具。
  3. 【請求項3】 電床帯が配設される電気的に絶縁されて
    なる外周部分で且つ外部と接触する部位に接地部材を設
    け、この接地部材を制御部の一次側電源のアースライン
    に接続したことを特徴とする請求項1記載の電位治療用
    具。
JP1992079038U 1992-10-20 1992-10-20 電位治療用具 Expired - Lifetime JP2597249Y2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN102470244A (zh) * 2009-07-24 2012-05-23 株式会社白寿生科学研究所 电位治疗装置

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CN102470244A (zh) * 2009-07-24 2012-05-23 株式会社白寿生科学研究所 电位治疗装置

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