JP2021194462A - 電位治療装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】被治療者Hが受ける治療感を被治療者Hの意思で調整可能にする電位治療装置を提供する。【解決手段】入力電圧を昇圧して高電圧を生じさせる高圧トランス19A、19Bと、前記高圧トランス19A、19Bにより発生した高電圧が印加されるとともに絶縁物に覆われた頭部電極24と、座部電極25、背部電極26と、を備え、前記頭部電極24と、前記頭部電極24とは逆位相の電圧が印加される座部電極25及び背部電極26に高電圧を印加することで被治療者Hに対して治療を行う電位治療装置であって、前記座部電極25及び背部電極26は、同位相の電圧が印加され、前記背部電極26に対して、高電圧をオンオフする切替スイッチ20を設け、前記切替スイッチ20を切替えることにより、被治療者Hの人体電位を変更する。【選択図】図1
Description
この発明は、電界を利用して治療を行う電位治療装置に関し、とくに電界強度を変えることなく、治療感(被治療者が電位治療を受けているという感覚)を調整することが可能な電位治療装置に関する。
高圧トランス(変圧器)を使用して商用電源の電圧を昇圧し、高電圧を発生させる装置として、頭痛や肩こり等の治療を行う電位治療装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。この電位治療装置は、高圧トランスによって発生させた高電圧を電極に印加し、大地から絶縁された人体の患部または全身に高電圧を加えて治療を行う装置である。
図3は、このような電位治療装置の従来例として示す、電位治療装置100の構成の例を示す斜視図である。また、図4は、図3の電位治療装置100の機能構成の例を示す機能ブロック構成図である。この電位治療装置100は、外観として被治療者Hが着座する椅子101と、電位治療装置100の操作を行うために椅子101の肘掛に配設された手元操作部102と、通電部103、104と、足置き台105と、を備え、内部の機能構成として、電源プラグ106と、メインスイッチ107と、出力スイッチ108と、AC/DC変換器109と、高圧トランス110と、マイコン111と、操作部112と、電極113、114と、ヒータ115と、を備えている。なお、図4の操作部112は、図3のような実際の電位治療器100では肘掛に配設された手元操作部102に設けられる。
通電部103、104は、被治療者Hの周囲に電界を発生させるために高電圧を加えるため、それぞれ電極113、114に絶縁物を覆って構成されている。通電部103は、椅子101に被治療者Hが着座した時に被治療者Hの頭上に位置するように、椅子101の背もたれの上部に配設されている。通電部104は、被治療者Hが着座する椅子101の座部内に配設されている。
また、上記足置き台105は内部にヒータ115が内蔵され、ウォーマとしての機能を有するほか、アース電極としても機能するようになっている。
図4に示すように、この電位治療装置100に被治療者Hが着座した状態で駆動されると、電極113と電極114とにそれぞれ高電圧が印加され、通電部103と通電部104との間で電界が発生して治療が行われる。なお、通電部103、104には逆位相の高電圧が印加されるようになっている。
高圧トランス110は電位治療装置100の椅子101の背面下部に設けられたケース体(図示は省略する。)に内蔵され、このケース体から電源コードが延出され、その先端に電源プラグ106が設けられている。また、ケース体にはメインスイッチ107が設けられ、メインスイッチ107のオンで当該電位治療装置100への給電がなされ、電位治療装置100がスタンバイ状態となる。
出力スイッチ108は、メインスイッチ107と高圧トランス110との間に配置され、マイコン111により制御される。マイコン111は、操作部112の操作により制御され、この操作部112は図3における手元操作部102に配設されている。
手元操作部102にはLEDやLCD等の表示手段とスイッチ(共に図示は省略する。)とが配置され、該スイッチを操作するとマイコン111を制御し、出力スイッチ108のオン/オフ制御及びLEDやLCD等の点灯/消灯を行なうようになっている。AC/DC変換器109は、メインスイッチ107とマイコン111との間に配置され、メインスイッチ107をオン状態にしたときに電源プラグ106からの交流(AC)を直流(DC)に変換してマイコン111に給電する。電極113、114には、高圧トランス110によって発生された高電圧が印加される。
この電位治療装置100は、電源プラグ106から給電されてメインスイッチ107をオン状態にすると操作部112の操作待ち(スタンバイ状態)となる。次に操作部112の操作により、マイコン111を制御して出力スイッチ108をオン状態にすると高圧トランス110により高電圧が発生され、電極113、114に高電圧が印加されて、通電部103と通電部104との間に電界が発生する。なお、高圧トランス110は、1つの入力に対して逆位相の2つの出力口を有するいわゆるツイントランスで構成されているため1つのブロックで示す。もちろん、電極113、114毎に各別の高圧トランスの場合もあり得る。
そして、通電部103と通電部104との間に電界が発生すると、これと同時にマイコン111の制御により上記LEDやLCD等が手元操作部102において発光する。
特許文献1は上述のような電位治療装置100と同様な電位治療器を示すもので、表示・入力制御回路14により、高圧トランスT1の出力制御及び表示手段の表示/非表示の制御を行なっている。
ところで、電位治療装置100は安全性の観点から、JIS規格において導子部からの出力治療電流の値が規定されている。
そこで、電位治療装置100の高圧トランス110の出力側に感電防止用の保護抵抗器(図示は省略する。)を設け、通電部(導子部)103、104からの出力治療電流が「JIS規定値以下」になるようにしている。
治療感は、電位治療装置100での治療中の体感のひとつであり、通常の治療においても被治療者Hが体感できるものであるが、被治療者Hが周囲の壁(接地)などに体の一部を近づけたりすると、壁と体の一部との間で生ずる軽い放電現象で、被治療者Hはより強い「ビリビリ」とした感覚を受ける。
これは電位治療装置100で治療をしていると被治療者Hの人体電位が高くなり、周囲の壁などとの間に電位差が生じるためである。
また、被治療者Hの人体電位は、高圧トランス110の電圧の高さに正比例し、その電圧が高いと上記人体電位は高く、逆にその電圧が低いと人体電位は低くなる。
この治療感は人によって感じ方が異なり、電位治療装置100の置かれた環境、例えば、湿度、温度などによっても異なって感じられる。
また、長年、電位治療を行うことにより慣れが生じ、治療感が感じにくくなる場合もある。
一方、電位治療装置100で発生する電界は不可視なものであり、被治療者Hによっては、上記「治療感」によって「治療中」であることを認識するため、わざわざ身体の一部を壁等に近づけたりすることが行なわれることがある。
そして、治療感が弱くなったと感じるようになったとき(環境、慣れなどで)、被治療者Hは電位治療装置100が故障したと誤認してしまうことがある。
そこで本発明は、被治療者Hが受ける治療感を被治療者Hの意思で調整可能にする電位治療装置を提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、入力電圧を昇圧して高電圧を生じさせる高圧トランスと、前記高圧トランスにより発生した高電圧が印加されるとともに絶縁物に覆われた電極と、を備え、前記電極に高電圧を印加することで被治療者に対して治療を行う電位治療装置であって、前記電極は、同位相の電圧が印加される複数の電極からなり、前記電極に対して、選択的又は同時に同位相の高電圧を印加するスイッチを設け、前記スイッチを切替えることにより、絶縁物を介して人体に触れる電極面積を変えて、被治療者の人体電位を調整する、ことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の電位治療装置において、前記電極は絶縁物を介して被治療者に密着するようにした、ことを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、複数の電極に対して、選択的又は同時に同位相の高電圧を印加するスイッチを設け、前記スイッチを切替えることで、人体に接する電極の面積を選択的に切替えることができ、これにより、被治療者は、人体電位を高くしたり、低くしたりすることができる。
すなわち、電界強度を変更することなく、人体と電極との接触面積を大きくすることで人体電位を高くし治療感を強くすることができ、また、人体と電極との接触面積を小さくすることで人体電位を小さくし治療感を弱くすることができる。
このように、スイッチを切替るという簡便な構成で人体電位を調整することが可能で、治療感を調整することができ、被治療者の好みに合わせて設定することができ、また、治療感が弱くなったとき設定を変更することにより電位治療装置の故障と誤認されることを防止することができる。
請求項2に記載の発明によれば、請求項1に記載の電位治療装置において、人体と電極(絶縁物を介して)と密着するようにしたので、効率よく人体電位に反映させることができ、治療感の調整を容易にすることができる。
以下、この発明を図示の各実施の形態に基づいて説明する。
(実施の形態1)
図1は、この実施の形態1に係る電位治療装置1を示し、機能構成を示す機能ブロック構成図である。この電位治療装置1は、高圧トランスによって発生させた高電圧を電極に印加し、大地から絶縁された人体の患部または全身に高電圧を加えて治療を行う装置であり、図3の電位治療装置100と同様に、外観として被治療者Hが着座する椅子11と、電位治療装置1の操作を行うために椅子11の肘掛に配設された手元操作部(図1では椅子11から離して操作部23として示す。)と、3つの通電部12、13、14と、足置き台15を備えている。
図1は、この実施の形態1に係る電位治療装置1を示し、機能構成を示す機能ブロック構成図である。この電位治療装置1は、高圧トランスによって発生させた高電圧を電極に印加し、大地から絶縁された人体の患部または全身に高電圧を加えて治療を行う装置であり、図3の電位治療装置100と同様に、外観として被治療者Hが着座する椅子11と、電位治療装置1の操作を行うために椅子11の肘掛に配設された手元操作部(図1では椅子11から離して操作部23として示す。)と、3つの通電部12、13、14と、足置き台15を備えている。
通電部12、13、14のうち、1つは被治療者Hの頭上に位置するように配設された頭部通電部12、1つは椅子11の座部に配設された座部通電部13、もう1つは椅子11の背もたれに配設された背部通電部14である。
また、電位治療装置1は、図4の電位治療装置100と同様に、内部の機能構成として、電源プラグ16と、メインスイッチ17と、出力スイッチ18と、高圧トランス19と、AC/DC変換器21と、マイコン22と、操作部23と、電極24、25と、ヒータ27と、を備え、それぞれの機能は上記電位治療装置100の各構成とほぼ同じであるが、以下に述べる点で相違する。
すなわち、この実施の形態1に係る電位治療装置1が図4で例示した従来の電位治療装置100と相違する点は、出力スイッチ(18)の他に切替スイッチ(20)がある点、頭部電極以外の電極として座部電極25と背部電極26との2つである点、及び電極を増やした分高圧トランスも増やしたある点、である。
一方の高圧トランス19Aは出力スイッチ18と頭部電極24との間に接続され、また、他方の高圧トランス19Bは出力スイッチ18と座部電極25及び背部電極26との間に接続されている。また、他方の高圧トランス19Bと背部電極26との間には切替スイッチ20が設けられている。
そして、出力スイッチ18をオン状態にすると高圧トランス19A及び高圧トランス19Bにより高電圧が発生され、頭部電極24と座部電極25とに高電圧がそれぞれ印加され、通電部12と通電部13との間に電界が発生し、椅子11に着座した被治療者Hは座部電極25に密着するように接触していることで人体電位が高められ、治療感を感じられる。このときは、まだ、切替スイッチ20がオフ状態となっている。ここで、「密着するように」とは、絶縁物としての通電部13に座部電極25が覆われ内蔵されているため、絶縁物の厚さを薄くすることでより密着度が増し、人体電位が高められる。なお、頭部電極24と座部電極25とは逆位相の高電圧が印加され、これにより、頭部電極24を座部電極25に対向する対電極とすることで、安定した電界を形成することができる。
次に、他方の高圧トランス19Bと背部電極26との間に配設された切替スイッチ20をオン状態にすると、背部電極26にも座部電極25と同位相の高電圧が印加され、被治療者Hは高電圧が印加された2つの座部電極25と背部電極26とに接触することで、被治療者Hの人体電位がさらに高められ、より強い治療感を感じられるようになっている。
これは、座部電極25にのみ高電圧を印加したときと、選択的に座部電極25と背部電極26とに高電圧を印加したときと、では、後者の方が人体との接触面積が大きい分、人体電位が高くなるためである。しかも、座部電極25にのみ高電圧を印加したときでも、同時に座部電極25と背部電極26とに高電圧を印加したときでも、印加する電界強度は変更されることがない。
しかして、この実施の形態1に係る電位治療装置1にあっては、出力スイッチ18をオン状態にした後、選択的に切替スイッチ20をオン状態にすること、すなわち、被治療者Hの意思に基づき切替スイッチ20を切替えることで、電界強度を変更することなく、簡単に人体電位を調整することができ、よって、好みの治療感を実現することができ、また、治療感が弱くなったと感じられるようになったとき、設定を変更することで、電位治療装置1の故障か否かを判断することができ、よって、故障と誤認されることを防止することができる。
なお、高圧トランス19Bは2つの同相出力口を持つ形態で記載したが、これに限らず、以下の実施の形態2で示すように別々の高圧トランスで構成することもできる。
(実施の形態2)
図2は、この実施の形態2に係る電位治療装置30を示し、機能構成を示す機能ブロック構成図である。この電位治療装置30が、上記実施の形態1に係る電位治療装置1と相違する点は、主に、同位相の高電位が印加される2つの電極が、座部に2つ配設された点、この座部の2つの電極及び頭部電極に高電圧を各別に印加するために3つの高圧トランスを設けた点、メインスイッチ17と高圧トランスとの間に配設された出力スイッチの数、位置が異なる点である。他の構成についてはほぼ同じため、同一符号を付することによりその説明を省略する。
図2は、この実施の形態2に係る電位治療装置30を示し、機能構成を示す機能ブロック構成図である。この電位治療装置30が、上記実施の形態1に係る電位治療装置1と相違する点は、主に、同位相の高電位が印加される2つの電極が、座部に2つ配設された点、この座部の2つの電極及び頭部電極に高電圧を各別に印加するために3つの高圧トランスを設けた点、メインスイッチ17と高圧トランスとの間に配設された出力スイッチの数、位置が異なる点である。他の構成についてはほぼ同じため、同一符号を付することによりその説明を省略する。
電位治療装置30は、上記実施の形態1の電位治療装置1と同様に、内部の機能構成として、電源プラグ16と、メインスイッチ17と、AC/DC変換器21と、マイコン22と、操作部23と、ヒータ27、を備え、それぞれの機能も上記電位治療装置1の各構成とほぼ同じである。
電位治療装置30の通電部12、13は、実施の形態1と同様に、その一方が被治療者Hの頭上に位置するように配設された頭部通電部12で、他方が椅子11の座部に配設された座部通電部13であり、頭部通電部12には頭部電極24が、座部通電部13には2つの座部電極31、32が前後に並ぶようにそれぞれ配設されている。
これら電極24、31、32は、各別の高圧トランス33A、33B、33Cにそれぞれ接続されている。
メインスイッチ17の後段には2つの出力スイッチ34A、34Bが配設され、一方の出力スイッチ34Aの後段には、上記高圧トランス33Aと高圧トランス33Bとが接続され、また、他方の出力スイッチ34Bの後段には、上記高圧トランス33Cが接続されている。
そして、一方の出力スイッチ34Aをオン状態にすると高圧トランス33A及び高圧トランス33Bにより高電圧が発生し、この高電圧が頭部電極24と座部の一方の電極31とにそれぞれ印加される。これにより、通電部12と通電部13との間に電界が発生し、椅子11に着座した被治療者Hは座部電極31に接触していることで人体電位が高められ、治療感を感じられる。なお、頭部電極24と座部電極31とは逆位相の高電圧が印加され、これにより、頭部電極24を座部電極31に対向する対電極とすることで、安定した電界を形成することができる。なお、高圧トランス33Aと33Bとを、上記従来の電位治療装置100における高圧トランス110と同様にいわゆるツイントランスであっても良い。
また、他方の出力スイッチ34Bをオン状態にすると高圧トランス33Cにより高電圧が発生され、座部の他方の電極32に高電圧が印加され、上記一方の出力スイッチ34Aのオン状態にした状態と合わせて、被治療者Hの人体電位がさらに高められ、より強い治療感を感じられるようになっている。なお、2つの座部電極31と座部電極32とは同位相の高電圧が印加される。
これは、選択的に座部電極31にのみ高電圧を印加したときと、同時に2つの座部電極31、32に高電圧を印加したときと、では、後者の方が人体との接触面積が大きい分、人体電位が高くなるためである。しかも、選択的に座部電極31にのみ高電圧を印加したときでも、同時に2つの座部電極31、32に高電圧を印加したときでも、印加する電界強度は変更されることがない。
なお、上記実施の形態2において、2つの座部電極31、32を前後に配設したが、本発明はこれに限らず2つの座部電極を左右に並べるように配設しても良い。
しかして、この実施の形態2に係る電位治療装置30にあっても、出力スイッチ34A、34Bを選択的に又は同時にオン状態にすること、すなわち、被治療者Hの意思に基づきスイッチ34A、34Bを切替えることで、電界強度を変更することなく、簡単に人体電位を調整することができ、よって、好みの治療感を実現することができ、また、治療感が弱くなったと感じられるようになったとき、設定を変更することで、電位治療装置30の故障か否かを判断することができ、よって、故障と誤認されることを防止することができる。
なお、上記実施の形態1、2にあっては、同位相の高電圧が印加される複数の電極として2つの場合について説明したが、本発明はこれに限らず、3つでも、4つでも構わない。
同位相の高電圧を印加する複数の電極の位置は上記実施の形態1、2のように、座部に2つであっても、座部に1つで背部に1つであっても良い。また、これらに限らず、背部に2つ設けても良い。さらに、足部(太ももやふくらはぎなど)に電極を設けるようにしても良い。要は、複数の電極を配置し、各電極に同位相の高電位を選択的又は同時に印加して、これにより人体電位を調整できるようにしたものであれば、上記実施の形態に限るものではない。
各電極への電位の印加は、各別に設けた高圧トランスでも良いし、1つの入力に2つ又は複数の出力口を設けた高圧トランスであっても良い。
人体が接触する電極25、26或いは31、32へ印加する電圧は同じであっても良いし、また、異なっていても構わない。
上記実施の形態1、2にあっては、頭部電極と座部電極又は背部電極との間で電界を形成するようにした電位治療装置について説明したが、本願発明はこれに限らず、座部電極のみに高電位を印加する電位治療装置(この電位治療装置は、座部電極と天井、壁などのアースとの間で電界が形成される)であってもよい。
1 電位治療装置
H 被治療者
18 出力スイッチ
19A 高圧トランス
19B 高圧トランス
20 スイッチ
24 頭部電極
25 座部電極(複数の電極)
26 背部電極(複数の電極)
30 電位治療装置
31 座部電極(複数の電極)
32 座部電極(複数の電極)
33A 高圧トランス
33B 高圧トランス
33C 高圧トランス
34A スイッチ
34B スイッチ
H 被治療者
18 出力スイッチ
19A 高圧トランス
19B 高圧トランス
20 スイッチ
24 頭部電極
25 座部電極(複数の電極)
26 背部電極(複数の電極)
30 電位治療装置
31 座部電極(複数の電極)
32 座部電極(複数の電極)
33A 高圧トランス
33B 高圧トランス
33C 高圧トランス
34A スイッチ
34B スイッチ
Claims (2)
- 入力電圧を昇圧して高電圧を生じさせる高圧トランスと、前記高圧トランスにより発生した高電圧が印加されるとともに絶縁物に覆われた電極と、を備え、前記電極に高電圧を印加することで被治療者に対して治療を行う電位治療装置であって、
前記電極は、同位相の電圧が印加される複数の電極からなり、
前記電極に対して、選択的又は同時に同位相の高電圧を印加するスイッチを設け、前記スイッチを切替えることにより、絶縁物を介して人体に触れる電極面積を変えて、被治療者の人体電位を調整する、
ことを特徴とする電位治療装置。 - 前記電極は絶縁物を介して被治療者に密着するようにした、
ことを特徴とする請求項1に記載の電位治療装置。
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