JPH10179767A - 電位治療器の過電流保護装置 - Google Patents

電位治療器の過電流保護装置

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JPH10179767A
JPH10179767A JP34955196A JP34955196A JPH10179767A JP H10179767 A JPH10179767 A JP H10179767A JP 34955196 A JP34955196 A JP 34955196A JP 34955196 A JP34955196 A JP 34955196A JP H10179767 A JPH10179767 A JP H10179767A
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JP
Japan
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output
voltage
overcurrent protection
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volts
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Pending
Application number
JP34955196A
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English (en)
Inventor
Kazunari Suzuki
一成 鈴木
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Marutaka Co Ltd
Original Assignee
Marutaka Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電位治療器の利便性を損うことなく、被治療
者の感電を防止して安全を確保する。 【解決手段】 電位治療器が設定電圧9000ボルトで
出力していた場合に(ステップ101)、出力電流の検
出値IOUT が最大許容値0.5mAを超えたときは、出力
電圧を6000ボルトに下げる(ステップ104→ステ
ップ201)。そして、出力電流の検出値IOUT が復帰
許容値0.2mA以下になったときは、出力電圧を元の9
000ボルトへ復帰させる(ステップ204→ステップ
101)。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、絶縁された人体
に数千ボルトの高電位を与えて該人体を治療する電位治
療器に関するものであり、特に、その過電流保護装置に
関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】此種電
位治療器には着脱自在の通電シートが延設されており、
該通電シートに数千ボルトの電圧が印加される。被治療
者は床面に絶縁シートを敷設し、その上に非導電性の椅
子を載置し、この椅子上に前記通電シートを下敷きにし
乍ら着座して治療を受ける。また、足元には絶縁マット
を敷き、更に、本体と通電シートとを繋ぐコードにはリ
フターを嵌める等して絶縁を図る。そして、出力電圧を
作り出す高圧発生部の二次コイルには大抵抗の保護抵抗
器が介装され、出力電流が可及的にゼロになるように構
成されている。しかし、前述した絶縁が完全でない場合
には、この出力電流が上昇して感電等が起きる危険があ
る。
【0003】過電流保護装置は、このような出力電流の
過度な上昇を防止するための安全装置であり、高圧発生
部に出力電流検出回路を付設して、その検出値が最大許
容値を超えた場合には電圧出力を停止する処理を行う。
しかし、斯かる従来の過電流保護装置は、出力電流が最
大許容値を僅かに超えただけで電圧出力が停止してしま
うので、治療を続けたい場合には絶縁状態をチェックし
た上で操作を初めからやり直す必要があり、電位治療器
の利便性が悪いと受け取られがちである。
【0004】そこで、電位治療器の利便性を損うことな
く、被治療者の安全を確保するために解決すべき技術的
課題が生じてくるのであり、本発明は該課題を解決する
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために提案されたものであり、高圧発生部の出力電
流を検出し、その検出値が最大許容値を超えた場合には
所定の処理を行う電位治療器の過電流保護装置に於い
て、前記出力電流の検出値が最大許容値を超えた場合に
は、出力電圧を低下させる処理を行い、且つ、低下後の
出力電流の検出値が復帰許容値以下になったときは、出
力電圧を低下前の値に復帰させる処理を行う過電流保護
装置を提供するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
乃至図3に従って詳述する。図1に示す如く、電位治療
器11の制御部12にはその中央にマイコン13が配設
されている。また、該制御部12には電圧出力の入切操
作や出力電圧の設定及びタイマの設定等を行うためのス
イッチ部14が設けられ、そのスイッチング信号が前記
マイコン13へ入力される。これにより該マイコン13
からリレー15及び電圧切換回路16へ所定の制御信号
が出力される。
【0007】そして、図2に示す如く、リレー15が閉
成し、且つ、電圧切換回路16の複数のトライアック1
7,17…のうち何れか1つのトライアック17が開通
して、高圧発生部18の一次コイル19の端子20,2
0…のうち、その開通したトライアック17に対応する
端子20とコモン端子20COM との間に、電源プラグ2
1から供給された交流電源電流が流れる。これにより、
高圧発生部18の二次コイル22には前記スイッチ部1
4にて設定した大きさ(数千ボルト)の出力電圧が発生
する。この出力電圧は通電シート23へ出力され、該通
電シート23上に着座した被治療者を高電位にする。そ
して、被治療者に所定の治療効果を与える。
【0008】前記二次コイル22の両端には夫々大抵抗
の保護抵抗器24,25が介装され、出力電流が可及的
にゼロになるように構成されている。しかし、被治療者
の絶縁状態が悪いような場合には、この出力電流が増大
して感電する危険がある。そこで、一次コイル19のコ
モン端子20COM と保護抵抗器25との間の配線に小抵
抗の電流検出用抵抗器26を介装し、該電流検出用抵抗
器26を流れる電流(出力電流)を電流検出部27にて
検出する。そして、図1に示す如く、その検出値IOUT
は前記マイコン13へ入力される。これに基づきマイコ
ン13は以下のような過電流保護処理を行う。
【0009】即ち、図3に示す如く、出力電圧を当初9
000ボルトに設定して治療を行っていたとすると(ス
テップ101)、マイコン13は予めメモリに格納して
おいた最大許容値(その9000ボルトの電圧下に於い
て許容し得る出力電流の上限値、ここでは0.5mAとす
る。)を読み込み、設定時間が満了する迄(ステップ1
02→ステップ103)、前記電流検出部27にて検出
(ステップ103)した検出値IOUT がその0.5mAを
超えることがないかを監視する(ステップ104)。
0.5mAを超えることなくタイマの設定時間が満了すれ
ば(ステップ102→ステップ999)、前記リレー1
5が開離して出力が停止される(ステップ999)。
【0010】一方、検出値IOUT が0.5mAを超え、例
えば0.6mAになった場合には(ステップ104→ステ
ップ201)過電流保護回路が作動する。即ち、マイコ
ン13は前記電圧切換回路16のトライアック17を切
換えて、出力電圧を9000ボルトから6000ボルト
へ低下させる(ステップ201)。これにより検出値I
OUT は0.4mAになり、被治療者が感電するおそれは回
避される。また、当初の設定電圧より低くなりつつも出
力は続行されるので、治療が中断されることはなく、引
き続きタイマがカウントされてその設定時間が満了した
か否かが判断される(ステップ202)。そして、出力
電流の検出も引き続き行われる(ステップ203)。
【0011】而して、この過電流保護回路作動段階に於
いては、マイコン13は復帰許容値(6000ボルトか
ら元の9000ボルトに復帰させ得る出力電流の上限
値、ここでは0.2mAとする)をメモリから読み込み、
之を前記検出値IOUT と比較する(ステップ204)。
そして、被治療者の絶縁状態が改善されて検出値IOUT
が0.2mA迄減小したときは(ステップ204→ステッ
プ101)、トライアック17が当初のものに切換えら
れ、出力電圧が9000ボルトへ復帰する(ステップ1
01)。これにより検出値IOUT は0.3mAになるが、
この値は前記最大許容値(0.5mA)以下であるので、
9000ボルトの出力下で治療が継続することになる。
斯くして、電位治療器11の操作をやり直さなくとも自
動的に当初の設定状態に復帰するので、利便性が損なわ
れることはない。
【0012】尚、図1に於いて、符号28は制御部12
へ電源を供給する電源回路であり、符号29は各種制御
情報を表示するための表示部である。出力電流が最大許
容値を超えたために出力電圧が設定値よりも下がってい
るとき(ステップ201乃至ステップ204をループし
ているとき、即ち、過電流保護回路が作動していると
き)は、前記表示部29の出力表示が点滅する。これに
より被治療者は自らの絶縁状態が悪いことを認識するこ
とができる。そして、絶縁シートや絶縁マットを正しく
敷き直す等して絶縁状態を改善すれば、前述した如く出
力電圧が当初の設定値へ復帰する。
【0013】而して、本発明は、本発明の精神を逸脱し
ない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明
が該改変されたものに及ぶことは当然である。
【0014】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る電位
治療器の過電流保護装置は、被治療者の絶縁状態が悪く
出力電流が増大した場合には出力電圧を下げる。之に比
例して出力電流も小さくなるので、被治療者が感電する
おそれが回避され安全性が確保される。また、当初の設
定電圧より低くなりつつも電圧出力は続行されるので、
治療が中断することはない。そして、被治療者の絶縁状
態が改善すれば、出力電圧は元の値に復帰するので煩雑
な操作が不要となり、此種電位治療器の利便性が向上す
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態を示し、そのブロック
図。
【図2】図1の部分回路図。
【図3】過電流保護回路のフローチャート。
【符号の説明】
11 電位治療器 12 制御部 13 マイコン 15 リレー 16 電圧切換回路 17 トライアック 18 高圧発生部 27 電流検出部

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高圧発生部の出力電流を検出し、その検
    出値が最大許容値を超えた場合には所定の処理を行う電
    位治療器の過電流保護装置に於いて、前記出力電流の検
    出値が最大許容値を超えた場合には、出力電圧を低下さ
    せる処理を行い、且つ、低下後の出力電流の検出値が復
    帰許容値以下になったときは、出力電圧を低下前の値に
    復帰させる処理を行うことを特徴とする電位治療器の過
    電流保護装置。
JP34955196A 1996-12-27 1996-12-27 電位治療器の過電流保護装置 Pending JPH10179767A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34955196A JPH10179767A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 電位治療器の過電流保護装置
TW87105584A TW512068B (en) 1996-12-27 1998-04-13 Over current protection device for potential treatment device

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP34955196A JPH10179767A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 電位治療器の過電流保護装置

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JPH10179767A true JPH10179767A (ja) 1998-07-07

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ID=18404489

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP34955196A Pending JPH10179767A (ja) 1996-12-27 1996-12-27 電位治療器の過電流保護装置

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TW (1) TW512068B (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100357436B1 (ko) * 1999-02-08 2002-10-18 모승기 보호 회로를 포함한 전기 치료 장치
KR100470423B1 (ko) * 1998-04-14 2005-04-08 가부시끼가이샤 마루타카 전위치료기의과전류보호장치

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100470423B1 (ko) * 1998-04-14 2005-04-08 가부시끼가이샤 마루타카 전위치료기의과전류보호장치
KR100357436B1 (ko) * 1999-02-08 2002-10-18 모승기 보호 회로를 포함한 전기 치료 장치

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TW512068B (en) 2002-12-01

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