JPH0428597Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH0428597Y2 JPH0428597Y2 JP1989112312U JP11231289U JPH0428597Y2 JP H0428597 Y2 JPH0428597 Y2 JP H0428597Y2 JP 1989112312 U JP1989112312 U JP 1989112312U JP 11231289 U JP11231289 U JP 11231289U JP H0428597 Y2 JPH0428597 Y2 JP H0428597Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power supply
- cloth
- energized
- conductor
- high potential
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000004744 fabric Substances 0.000 claims description 38
- 239000004020 conductor Substances 0.000 claims description 27
- 230000001225 therapeutic effect Effects 0.000 claims description 12
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 7
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 3
- 238000002560 therapeutic procedure Methods 0.000 description 6
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 3
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 2
- 230000002457 bidirectional effect Effects 0.000 description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 2
- 239000012212 insulator Substances 0.000 description 2
- 238000000034 method Methods 0.000 description 2
- OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N Carbon Chemical compound [C] OKTJSMMVPCPJKN-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 229920000742 Cotton Polymers 0.000 description 1
- 206010016326 Feeling cold Diseases 0.000 description 1
- 230000017531 blood circulation Effects 0.000 description 1
- 229910052799 carbon Inorganic materials 0.000 description 1
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 239000002245 particle Substances 0.000 description 1
- 238000007669 thermal treatment Methods 0.000 description 1
- 125000000391 vinyl group Chemical group [H]C([*])=C([H])[H] 0.000 description 1
- 229920002554 vinyl polymer Polymers 0.000 description 1
- 238000010792 warming Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Electrotherapy Devices (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本考案は、治療用高電位導子を具備した通電布
に患者を座らせ高電位を伝通して治療すると共
に、保温用ヒーターをもつて通電布を保温する保
温電位治療器に関する。
に患者を座らせ高電位を伝通して治療すると共
に、保温用ヒーターをもつて通電布を保温する保
温電位治療器に関する。
従来、電位治療器の通電布は木綿布に炭素粒子
を含浸固着した高電位導子をビニール等の絶縁体
で被覆してカバーをかけた座布団状に形成してい
る。この通電布には、3kv以上の高電位が発生さ
れ、通電布に座つた患者の血液循環、体質改善等
の治療に効果をもたらすものである。
を含浸固着した高電位導子をビニール等の絶縁体
で被覆してカバーをかけた座布団状に形成してい
る。この通電布には、3kv以上の高電位が発生さ
れ、通電布に座つた患者の血液循環、体質改善等
の治療に効果をもたらすものである。
また、通電布は外表面が冷たい絶縁体で覆われ
ているため、冬期間には冷たくて不快感があつ
た。そこで、実願昭57−122003号により提案され
た保温電気治療器のように、通電布の治療用高電
位導子に高電圧を印加されている状態で同時に保
温ヒータを作動させないようにして、保温用ヒー
タで保温する方法がとられていた。
ているため、冬期間には冷たくて不快感があつ
た。そこで、実願昭57−122003号により提案され
た保温電気治療器のように、通電布の治療用高電
位導子に高電圧を印加されている状態で同時に保
温ヒータを作動させないようにして、保温用ヒー
タで保温する方法がとられていた。
しかしながら、従来は、通電布の治療用高電位
導子には最高9kvもの高電位を印加することもあ
る。そのため、例えば、実願昭57−122003号によ
り提案された構成の保温電位治療器を長期間、例
えば1時間以上に亘つて連続的に使用するとコー
ド類が異常に発熱し、床や畳等を焦がしてしまう
という問題があつた。また、治療とはいつても、
人体に9kvもの高電位を長期間に亘つて付与する
と、かえつて健康を害するという問題があつた。
導子には最高9kvもの高電位を印加することもあ
る。そのため、例えば、実願昭57−122003号によ
り提案された構成の保温電位治療器を長期間、例
えば1時間以上に亘つて連続的に使用するとコー
ド類が異常に発熱し、床や畳等を焦がしてしまう
という問題があつた。また、治療とはいつても、
人体に9kvもの高電位を長期間に亘つて付与する
と、かえつて健康を害するという問題があつた。
本考案は、上記問題点に鑑みなされたものであ
り、高電位が長時間に亘り過度に発生されて事故
を発生することがなく、また、誤つて過度に高電
位を患者に付与し健康を害することがなく、更に
高電位の漏洩事故がない保温電位治療器を提供す
ることを目的とする。
り、高電位が長時間に亘り過度に発生されて事故
を発生することがなく、また、誤つて過度に高電
位を患者に付与し健康を害することがなく、更に
高電位の漏洩事故がない保温電位治療器を提供す
ることを目的とする。
本考案における上記目的を達成させるための手
段は、最大9kvの高電位を印加する治療用高電位
導子を具備した通電布と、前記治療用高電位導子
に高電位の印加するための導子用電源回路と、こ
の導子用電源回路に印加する供給電圧を抵抗の切
換えにより可変にするための可変回路と、この可
変回路を所望時間後に作動させて前記供給電圧を
降下方向に可変させるためのタイマーと、前記通
電布を加熱するための保温用ヒータと、この保温
用ヒータに電源電圧を供給するヒータ用電源回路
と、前記通電布が保温用ヒータの加熱により設定
温度に達したかどうかを検出する温度検出用素子
と、前記通電布が前記設定温度に達したことを検
出した場合、供給する電源電圧を前記ヒータ用電
源回路から導子用電源回路へ切り換える切換手段
とから成る保温電位治療器に係るものである。
段は、最大9kvの高電位を印加する治療用高電位
導子を具備した通電布と、前記治療用高電位導子
に高電位の印加するための導子用電源回路と、こ
の導子用電源回路に印加する供給電圧を抵抗の切
換えにより可変にするための可変回路と、この可
変回路を所望時間後に作動させて前記供給電圧を
降下方向に可変させるためのタイマーと、前記通
電布を加熱するための保温用ヒータと、この保温
用ヒータに電源電圧を供給するヒータ用電源回路
と、前記通電布が保温用ヒータの加熱により設定
温度に達したかどうかを検出する温度検出用素子
と、前記通電布が前記設定温度に達したことを検
出した場合、供給する電源電圧を前記ヒータ用電
源回路から導子用電源回路へ切り換える切換手段
とから成る保温電位治療器に係るものである。
上記構成において、通電布はヒータ電源回路に
より電源供給される保温用ヒータによつて加熱さ
れ、治療用高電位導子は導電子用電源回路によつ
て通電布が所定温度に達したときに、電源供給さ
れて高電位が印加される。また、可変回路はタイ
マーによつて所望時間後に、導電子用電源回路に
供給される供給電圧を降下方向に可変して高電位
を所定電圧まで降下させることを図つている。
より電源供給される保温用ヒータによつて加熱さ
れ、治療用高電位導子は導電子用電源回路によつ
て通電布が所定温度に達したときに、電源供給さ
れて高電位が印加される。また、可変回路はタイ
マーによつて所望時間後に、導電子用電源回路に
供給される供給電圧を降下方向に可変して高電位
を所定電圧まで降下させることを図つている。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて説明
する。
する。
図面は本考案の実施例に係る保温電位治療器の
回路図である。
回路図である。
1は治療用高電位導子(図示せず)を具備した
通電布、2は通電布1に接近して配された保温用
ヒータである。通電布1の高電位導子には、導電
子用電源回路3を介して交流電源4から電源電圧
の供給がなされるようになつている。一方、保温
用ヒータ2には、ヒータ用電源回路5を介して交
流電源4から電源電圧の供給がなされるようにな
つている。
通電布、2は通電布1に接近して配された保温用
ヒータである。通電布1の高電位導子には、導電
子用電源回路3を介して交流電源4から電源電圧
の供給がなされるようになつている。一方、保温
用ヒータ2には、ヒータ用電源回路5を介して交
流電源4から電源電圧の供給がなされるようにな
つている。
導電子用電源回路3は、その出力側に高圧電位
用変圧器6を有している。この高圧電位用変圧器
6は二次側6sに通電布1が接続され、一次側6
pに可変回路7を介して交流電源4が接続されて
いる。可変回路7は、直列に常開接点81,82,
83,84が接続された抵抗91,92,93,94を
並列に接続して構成されている。常開接点81,
82,83,84は、それぞれリレー101,102,
103,104によつて作動されるようになつてい
る。抵抗91は、常開接点101が閉成したときに
電源電圧を降下して高圧電位用変圧器6の二次側
6sに9kvの高電圧が発生する抵抗値に設定され
ている。抵抗92は、常開接点102が閉成したと
きに電源電圧を降下して高圧電位用変圧器6の二
次側6sに7kvの高電圧が発生する抵抗値に予め
選定されている。抵抗93は、常開接点103が閉
成したときに電源電圧を降下して高圧電位用変圧
器6の二次側6sに5kvの高電圧が発生する抵抗
値に設定されている。抵抗94は、常開接点104
が閉成したときに電源電圧を降下して高圧電位用
変圧器6の二次側6sに3kvの高電圧が発生する
抵抗値に設定されている。それぞれリレー101,
102,103,104の一端は直流電源11の
(−)端子に接続されている。リレー101の他端
には常開接点121が接続され、リレー102の他
端には常開接点122が接続され、リレー103の
他端には常開接点123が接続され、リレー104
の他端には常開接点124が接続されている。1
3は2インリレーであり、13aはこの2インリ
レー13のリレー部14によつて作動される可動
接点であり、その固定接点13bには常開接点1
21,122,123,124が接続され、また、固
定接点13cにはリレー104の一端に接続され
ている。一方、13dもリレー部14によつて作
動される常閉接点であり、この常閉接点13dは
直流電源11の(−)端子に接続され、また、固
定接点13eは後述するタイマー21に接続され
ている。リレー部14において、その一端は後述
するタイマー21に接続され、他端はサイリスタ
SC1のカソードが接続されている。サイリスタ
SC1のアノードは常開接点13aに接続されてい
る。サイリスタSC1のゲート端子には、後述する
タイマー21からトリガー電圧が供給されるよう
になつている。
用変圧器6を有している。この高圧電位用変圧器
6は二次側6sに通電布1が接続され、一次側6
pに可変回路7を介して交流電源4が接続されて
いる。可変回路7は、直列に常開接点81,82,
83,84が接続された抵抗91,92,93,94を
並列に接続して構成されている。常開接点81,
82,83,84は、それぞれリレー101,102,
103,104によつて作動されるようになつてい
る。抵抗91は、常開接点101が閉成したときに
電源電圧を降下して高圧電位用変圧器6の二次側
6sに9kvの高電圧が発生する抵抗値に設定され
ている。抵抗92は、常開接点102が閉成したと
きに電源電圧を降下して高圧電位用変圧器6の二
次側6sに7kvの高電圧が発生する抵抗値に予め
選定されている。抵抗93は、常開接点103が閉
成したときに電源電圧を降下して高圧電位用変圧
器6の二次側6sに5kvの高電圧が発生する抵抗
値に設定されている。抵抗94は、常開接点104
が閉成したときに電源電圧を降下して高圧電位用
変圧器6の二次側6sに3kvの高電圧が発生する
抵抗値に設定されている。それぞれリレー101,
102,103,104の一端は直流電源11の
(−)端子に接続されている。リレー101の他端
には常開接点121が接続され、リレー102の他
端には常開接点122が接続され、リレー103の
他端には常開接点123が接続され、リレー104
の他端には常開接点124が接続されている。1
3は2インリレーであり、13aはこの2インリ
レー13のリレー部14によつて作動される可動
接点であり、その固定接点13bには常開接点1
21,122,123,124が接続され、また、固
定接点13cにはリレー104の一端に接続され
ている。一方、13dもリレー部14によつて作
動される常閉接点であり、この常閉接点13dは
直流電源11の(−)端子に接続され、また、固
定接点13eは後述するタイマー21に接続され
ている。リレー部14において、その一端は後述
するタイマー21に接続され、他端はサイリスタ
SC1のカソードが接続されている。サイリスタ
SC1のアノードは常開接点13aに接続されてい
る。サイリスタSC1のゲート端子には、後述する
タイマー21からトリガー電圧が供給されるよう
になつている。
また、常開接点121,122,123は手動ま
たは自動によつて選択的に閉成され、同じく後述
するタイマー21によつて開成されるようになつ
ている。更に、常開接点124は同じく後述する
タイマー21によつて閉成されるようになつてい
る。
たは自動によつて選択的に閉成され、同じく後述
するタイマー21によつて開成されるようになつ
ている。更に、常開接点124は同じく後述する
タイマー21によつて閉成されるようになつてい
る。
ヒータ用電源回路5は、その出力側に変圧器1
5を有している。このヒータ用変圧器15は二次
側15sに保温用ヒータ2が接続され、一次側1
5pに双方向性サイリスタSC2を介して交流電源
4が接続されている。サイリスタSC2のゲート端
子にはトリガー用ダイオードSC3が接続されてい
る。このダイオードSC3には直列に常開スイツチ
Sと設定用のにおいて並列に接続された抵抗16
1,162,163及び常開スイツチS1,S2,S3と
が接続されている。そして、常開スイツチS1,
S2,S3を選択的に閉成し、常開スイツチSを閉成
することによりダイオードSC3に得られるトリガ
ー電流を制御し、サイリスタSC2を介して流れる
電流値を制御するようになつている。
5を有している。このヒータ用変圧器15は二次
側15sに保温用ヒータ2が接続され、一次側1
5pに双方向性サイリスタSC2を介して交流電源
4が接続されている。サイリスタSC2のゲート端
子にはトリガー用ダイオードSC3が接続されてい
る。このダイオードSC3には直列に常開スイツチ
Sと設定用のにおいて並列に接続された抵抗16
1,162,163及び常開スイツチS1,S2,S3と
が接続されている。そして、常開スイツチS1,
S2,S3を選択的に閉成し、常開スイツチSを閉成
することによりダイオードSC3に得られるトリガ
ー電流を制御し、サイリスタSC2を介して流れる
電流値を制御するようになつている。
17は変圧器15と並列に接続された変圧器で
あり、その二次側17sには整流回路18が接続
されている。整流回路18の出力側には、リレー
19が接続されている。20はリレー19によつ
て作動される常開接点であり、直流電源11の
(+)端子とサイリスタSC1のアノード及び常開
接点13の可動設定13bに接続されている。リ
レー19と並列に通電布1の温度上昇を検知し、
所定温度に達すると導通する温度検出用ダイオー
ドDが接続されている。
あり、その二次側17sには整流回路18が接続
されている。整流回路18の出力側には、リレー
19が接続されている。20はリレー19によつ
て作動される常開接点であり、直流電源11の
(+)端子とサイリスタSC1のアノード及び常開
接点13の可動設定13bに接続されている。リ
レー19と並列に通電布1の温度上昇を検知し、
所定温度に達すると導通する温度検出用ダイオー
ドDが接続されている。
21はタイマーであり交流電源によつて作動さ
れる。タイマー21は、タイマー時間が任意に設
定できるものであり通電布1が所定温度に達した
ときに閉成する常開接点20が閉成することによ
つて得られる直流電圧をトリガーとしてタイマー
スタートするものである。そして、このスタート
と同時にサイリスタSC1のゲートにトリガー電圧
を供給するようになつている。常開接点121,
122,123中閉成されたものは、タイマー21
によつてタイマー設定時間後に開成されるように
なつている。これと同時に常開スイツチ124が
タイマー21によつて閉成されるようになつてい
る。
れる。タイマー21は、タイマー時間が任意に設
定できるものであり通電布1が所定温度に達した
ときに閉成する常開接点20が閉成することによ
つて得られる直流電圧をトリガーとしてタイマー
スタートするものである。そして、このスタート
と同時にサイリスタSC1のゲートにトリガー電圧
を供給するようになつている。常開接点121,
122,123中閉成されたものは、タイマー21
によつてタイマー設定時間後に開成されるように
なつている。これと同時に常開スイツチ124が
タイマー21によつて閉成されるようになつてい
る。
次に、以上の構成における本考案の実施例の動
作について説明する。なお、タイマー21におい
て、設定時間が例えば30分に設定されているもの
とする。
作について説明する。なお、タイマー21におい
て、設定時間が例えば30分に設定されているもの
とする。
電源を入力すると、常開スイツチS1,S2,S3を
選択して閉成し、常開スイツチSを閉成する。こ
れらのスイツチ操作によつてダイオードSC3には
所定のトリガー電流が得られ、サイリスタSC2に
より変圧器15に供給される電力値が選択設定さ
れる。保温用ヒータ2は変圧器15から電源電圧
の供給がなされ、通電布1を加熱する。
選択して閉成し、常開スイツチSを閉成する。こ
れらのスイツチ操作によつてダイオードSC3には
所定のトリガー電流が得られ、サイリスタSC2に
より変圧器15に供給される電力値が選択設定さ
れる。保温用ヒータ2は変圧器15から電源電圧
の供給がなされ、通電布1を加熱する。
通電布1が加熱されて所定温度に達すると、ダ
イオードDはこれを検知し、リレー19の両端を
短絡する。そのため、常開接点20が閉成され
る。この常開接点20の閉成によつてサイリスタ
SC1のアノードには、直流電源11の(+)端子
からの直流電圧が印加される。これと同時にタイ
マー21は、直流電圧の供給に基づきサイリスタ
SC1のゲートにトリガー電圧を供給し、サイリス
タSC1を導通状態とする。
イオードDはこれを検知し、リレー19の両端を
短絡する。そのため、常開接点20が閉成され
る。この常開接点20の閉成によつてサイリスタ
SC1のアノードには、直流電源11の(+)端子
からの直流電圧が印加される。これと同時にタイ
マー21は、直流電圧の供給に基づきサイリスタ
SC1のゲートにトリガー電圧を供給し、サイリス
タSC1を導通状態とする。
常開接点20が閉成すると、可動接点13aが
固定接点13b側に閉成し、常開接点121が閉
成して9kvの高電位を得ることができる。
固定接点13b側に閉成し、常開接点121が閉
成して9kvの高電位を得ることができる。
すなわち、リレー部14は直流電源11からの
電流供給を受けて可動接点13aが固定接点13
b側に閉成する。この可動接点13aの閉成と予
め閉成された常開接点121の閉成とにより、リ
レー101は直流電源11からの電流供給を受け
て常開接点81の閉成により、高圧電位用変圧器
6の一次側6pには、二次側6sの通電布1の治
療用高電位導子に9kvの高電位を印加する電圧が
交流電源4から供給される。
電流供給を受けて可動接点13aが固定接点13
b側に閉成する。この可動接点13aの閉成と予
め閉成された常開接点121の閉成とにより、リ
レー101は直流電源11からの電流供給を受け
て常開接点81の閉成により、高圧電位用変圧器
6の一次側6pには、二次側6sの通電布1の治
療用高電位導子に9kvの高電位を印加する電圧が
交流電源4から供給される。
よつて、通電布1は、まず所定温度まで加熱さ
れた後に、自動的に高電位が発生される。そのた
め、通電布1に座つた患者は、冷い感じをもつこ
となく高電位が付与される。
れた後に、自動的に高電位が発生される。そのた
め、通電布1に座つた患者は、冷い感じをもつこ
となく高電位が付与される。
一方、タイマー21は直流電源11からの直流
電圧供給開始時点をスタートとして30分の時間計
測がなされる。そして、30分経過後は、リレー部
14により可動接点13aが固定接点13cに切
り替わり、一方、常閉接点13dもオフとなるか
ら、閉成された常開接点121を開成すると共に、
順次、常開接点122,123,124を閉成する。
そのため、リレー101への電流供給が停止され、
リレー104への電流供給がなされる。そして、
常開接点81が開成し、常開接点84が閉成する。
そのため、高圧電位用変成器6と交流電源4との
間に高抵抗値の抵抗94が介挿され、電圧降下さ
れる。従つて、通電布1には3kvの高電位が発生
し、3kv以上の高電位は発生しないようになつて
いる。
電圧供給開始時点をスタートとして30分の時間計
測がなされる。そして、30分経過後は、リレー部
14により可動接点13aが固定接点13cに切
り替わり、一方、常閉接点13dもオフとなるか
ら、閉成された常開接点121を開成すると共に、
順次、常開接点122,123,124を閉成する。
そのため、リレー101への電流供給が停止され、
リレー104への電流供給がなされる。そして、
常開接点81が開成し、常開接点84が閉成する。
そのため、高圧電位用変成器6と交流電源4との
間に高抵抗値の抵抗94が介挿され、電圧降下さ
れる。従つて、通電布1には3kvの高電位が発生
し、3kv以上の高電位は発生しないようになつて
いる。
このようにして、保温電位治療器の使用に当
り、まず保温用ヒータ2はヒータ用電源回路5に
よる電源電圧の供給によつて通電布1を所定温度
まで加熱する。その後は、通電布1は治療用高電
位導子に導子用電源回路3による電源電圧の自動
的な供給によつて所定の高電位が印加され、所定
の高電位が印加され、予め設定した任意の時間
(例えば、30分)後にはタイマー21による可変
回路7の作動によつて自動的に降下された高電位
が印加される。
り、まず保温用ヒータ2はヒータ用電源回路5に
よる電源電圧の供給によつて通電布1を所定温度
まで加熱する。その後は、通電布1は治療用高電
位導子に導子用電源回路3による電源電圧の自動
的な供給によつて所定の高電位が印加され、所定
の高電位が印加され、予め設定した任意の時間
(例えば、30分)後にはタイマー21による可変
回路7の作動によつて自動的に降下された高電位
が印加される。
治療に当り9kv以下の7kv又は5kvの高電位の
用いるときには、常開スイツチ122,123を選
択的に開成することもできる。この高電圧を用い
た場合も、タイマー21で予め設定した時間経過
後には、自動的に3kvの電圧に降下される。ま
た、保温用ヒータ2による加熱状態は、常開スイ
ツチS1,S2,S3を選択的に閉成することによつて
選択できる。
用いるときには、常開スイツチ122,123を選
択的に開成することもできる。この高電圧を用い
た場合も、タイマー21で予め設定した時間経過
後には、自動的に3kvの電圧に降下される。ま
た、保温用ヒータ2による加熱状態は、常開スイ
ツチS1,S2,S3を選択的に閉成することによつて
選択できる。
なお、上記本考案の一実施例においては、
9kv、7kv、5kv、3kvの4段階を用いたが、降下
の段階は任意の段階に設定してもよい。また、可
変回路7は抵抗91,92,93,94による電圧降
下を利用したが、高圧電位用変成器6に中間タイ
プを設け、これを切換えて二次側に発生する高圧
を降下するようにしてもよい。
9kv、7kv、5kv、3kvの4段階を用いたが、降下
の段階は任意の段階に設定してもよい。また、可
変回路7は抵抗91,92,93,94による電圧降
下を利用したが、高圧電位用変成器6に中間タイ
プを設け、これを切換えて二次側に発生する高圧
を降下するようにしてもよい。
以上のように、本考案による保温電圧治療器に
よれば治療用高電位導子は導子用電源回路による
電源供給が保温用ヒータによる通電布の所定温度
までの加熱後になされ、治療用高電位導子に伝通
する高電位は、タイマーで設定した所望時間後に
可変回路によつて降下される。そのため、高電位
が長時間に亘つて印加されてコード類に異常発熱
をもたらすことがなく、火災発生、装置の損焼等
の事故発生を防止できる。また、高電位が誤つて
患者に過度に付与されることがなく適正な治療を
行うことができる。更に、高電位の発生と保温と
が同時になされることがなく高電位の漏洩事故を
防止できる。更にまた、これら動作は自動的に一
連の動作としてなされ、保温治療器の操作性が良
い等の種々の効果を有する。
よれば治療用高電位導子は導子用電源回路による
電源供給が保温用ヒータによる通電布の所定温度
までの加熱後になされ、治療用高電位導子に伝通
する高電位は、タイマーで設定した所望時間後に
可変回路によつて降下される。そのため、高電位
が長時間に亘つて印加されてコード類に異常発熱
をもたらすことがなく、火災発生、装置の損焼等
の事故発生を防止できる。また、高電位が誤つて
患者に過度に付与されることがなく適正な治療を
行うことができる。更に、高電位の発生と保温と
が同時になされることがなく高電位の漏洩事故を
防止できる。更にまた、これら動作は自動的に一
連の動作としてなされ、保温治療器の操作性が良
い等の種々の効果を有する。
第1図は本考案に係る保温治療器の一実施例に
おける回路図である。 1……通電布、2……保温用ヒータ、3……導
子用電源回路、4……交流電源、5……ヒータ用
電源回路、6……高圧電位用変圧器、7……可変
回路、11……直流電源、21……タイマー。
SC1……サイリスタ、SC2……双方向性サイリス
タ、SC3……トリガー用サイリスタ、D……温度
検出用ダイオード。
おける回路図である。 1……通電布、2……保温用ヒータ、3……導
子用電源回路、4……交流電源、5……ヒータ用
電源回路、6……高圧電位用変圧器、7……可変
回路、11……直流電源、21……タイマー。
SC1……サイリスタ、SC2……双方向性サイリス
タ、SC3……トリガー用サイリスタ、D……温度
検出用ダイオード。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 最大9kvの高電位を印加する治療用高電位導子
を具備した通電布と、 前記治療用高電位導子に高電位の印加するため
の導子用電源回路と、 この導子用電源回路に印加する供給電圧を抵抗
の切換えにより可変にするための可変回路と、 この可変回路を所望時間後に作動させて前記供
給電圧を降下方向に可変させるためのタイマー
と、 前記通電布を加熱するための保温用ヒータと、 この保温用ヒータに電源電圧を供給するヒータ
用電源回路と、 前記通電布が保温用ヒータの加熱により設定温
度に達したかどうかを検出する温度検出用素子
と、 前記通電布が前記設定温度に達したことを検出
した場合、供給する電源電圧を前記ヒータ用電源
回路から導子用電源回路へ切り換える切換手段と
から成ることを特徴とする保温電位治療器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989112312U JPH0428597Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1989112312U JPH0428597Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0353257U JPH0353257U (ja) | 1991-05-23 |
JPH0428597Y2 true JPH0428597Y2 (ja) | 1992-07-10 |
Family
ID=31660761
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1989112312U Expired JPH0428597Y2 (ja) | 1989-09-26 | 1989-09-26 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0428597Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR100426630B1 (ko) * | 2001-03-30 | 2004-04-08 | 주식회사 씨에이치씨 | 전위 치료기 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59146663A (ja) * | 1984-02-03 | 1984-08-22 | 松下電器産業株式会社 | 家庭用電位治療器 |
JPS61185277A (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-18 | 株式会社 白寿生科学研究所 | 出力電圧をプログラムコントロ−ルする電位治療装置 |
JPS6274373A (ja) * | 1985-09-28 | 1987-04-06 | 日本電熱株式会社 | 温熱兼用電位治療器 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0234904Y2 (ja) * | 1985-03-08 | 1990-09-20 |
-
1989
- 1989-09-26 JP JP1989112312U patent/JPH0428597Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS59146663A (ja) * | 1984-02-03 | 1984-08-22 | 松下電器産業株式会社 | 家庭用電位治療器 |
JPS61185277A (ja) * | 1985-02-09 | 1986-08-18 | 株式会社 白寿生科学研究所 | 出力電圧をプログラムコントロ−ルする電位治療装置 |
JPS6274373A (ja) * | 1985-09-28 | 1987-04-06 | 日本電熱株式会社 | 温熱兼用電位治療器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0353257U (ja) | 1991-05-23 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0428597Y2 (ja) | ||
JPH08332234A (ja) | 低周波治療器 | |
JP3385506B2 (ja) | 直流交流電位治療器 | |
JP4217814B2 (ja) | 電位治療器 | |
KR100470423B1 (ko) | 전위치료기의과전류보호장치 | |
JPH05293179A (ja) | 治療用電極 | |
JP2004173750A (ja) | 電気温熱式治療器 | |
JPH06285134A (ja) | 電気式疑似施灸器 | |
JPH0234904Y2 (ja) | ||
JP2003038659A (ja) | 温熱併用電位治療寝具 | |
JPS62142570A (ja) | 保温電位治療器 | |
JPH10179767A (ja) | 電位治療器の過電流保護装置 | |
JPS6090515A (ja) | 採暖器具 | |
KR19980037796A (ko) | 전열식 보건의자 | |
JPH0989280A (ja) | 電気カーペット | |
JPS59225072A (ja) | 保温電位治療器 | |
JPS64488Y2 (ja) | ||
KR101099168B1 (ko) | 요 형태의 가정용 전기치료기 | |
JPH071911U (ja) | 温熱電位治療器 | |
JPH10165517A (ja) | 温熱付電位治療器 | |
BE1003775A4 (nl) | Transcutane zenuwstimulatieapparaat. | |
RU2093212C1 (ru) | Устройство для магнитотерапии | |
JP2949142B2 (ja) | 電界治療器用温熱付き足部電極 | |
JP3143191B2 (ja) | 治療用電極 | |
JPH08238267A (ja) | 電気カーペット |