JP2517276Y2 - 電位治療器 - Google Patents
電位治療器Info
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- JP2517276Y2 JP2517276Y2 JP1991097174U JP9717491U JP2517276Y2 JP 2517276 Y2 JP2517276 Y2 JP 2517276Y2 JP 1991097174 U JP1991097174 U JP 1991097174U JP 9717491 U JP9717491 U JP 9717491U JP 2517276 Y2 JP2517276 Y2 JP 2517276Y2
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- A61—MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
- A61N—ELECTROTHERAPY; MAGNETOTHERAPY; RADIATION THERAPY; ULTRASOUND THERAPY
- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
- A61N1/18—Applying electric currents by contact electrodes
- A61N1/20—Applying electric currents by contact electrodes continuous direct currents
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- A61N1/00—Electrotherapy; Circuits therefor
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-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/006—Calibration or setting of parameters
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- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
- H02H3/08—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current
- H02H3/093—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection responsive to excess current with timing means
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- H02H—EMERGENCY PROTECTIVE CIRCUIT ARRANGEMENTS
- H02H3/00—Emergency protective circuit arrangements for automatic disconnection directly responsive to an undesired change from normal electric working condition with or without subsequent reconnection ; integrated protection
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- H02H3/04—Details with warning or supervision in addition to disconnection, e.g. for indicating that protective apparatus has functioned
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、高電圧を利用して治療
を行う電位治療器において、出力回路の過負荷を検出し
てこれを報知したり、出力を停止したり、その他安全に
関する手段を作動させたりする電位治療器に関するもの
である。
を行う電位治療器において、出力回路の過負荷を検出し
てこれを報知したり、出力を停止したり、その他安全に
関する手段を作動させたりする電位治療器に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】図4は従来から使用されている電位治療
器の通常の使用態様を示した斜視図で、1は電位治療器
本体、2は前記電位治療器本体1の高電圧出力端子、3
は高耐電圧コード、4aは前記電位治療器本体1からの
高電圧が印加される電極、4bは絶縁物であり、両者で
通電導子4が構成される。5は椅子、5aは前記椅子5
を床から絶縁するための絶縁物、6は人体である。
器の通常の使用態様を示した斜視図で、1は電位治療器
本体、2は前記電位治療器本体1の高電圧出力端子、3
は高耐電圧コード、4aは前記電位治療器本体1からの
高電圧が印加される電極、4bは絶縁物であり、両者で
通電導子4が構成される。5は椅子、5aは前記椅子5
を床から絶縁するための絶縁物、6は人体である。
【0003】通常の使用方法は、図4に示すように表面
周縁が絶縁物4bで覆われている通電導子4上に、床
(大地)から絶縁物5aによって絶縁された椅子5に座
っている人体6の一部、例えば足を接触させ、人体6に
高電位を印加して治療するものである。
周縁が絶縁物4bで覆われている通電導子4上に、床
(大地)から絶縁物5aによって絶縁された椅子5に座
っている人体6の一部、例えば足を接触させ、人体6に
高電位を印加して治療するものである。
【0004】図5は、図4に示す一般的な電位治療器と
安全装置の基本回路を示した図で、図4と同一符号は同
一部分を示しており、7は商用電源、8は出力停止用リ
レー接点、9は過電流検出回路で、過電流を検出したと
き出力停止用リレー接点8を開とする。出力停止用リレ
ー接点8および過電流検出回路9とで安全回路が構成さ
れている。10は昇圧トランス、11は電流制限用抵抗
器である。
安全装置の基本回路を示した図で、図4と同一符号は同
一部分を示しており、7は商用電源、8は出力停止用リ
レー接点、9は過電流検出回路で、過電流を検出したと
き出力停止用リレー接点8を開とする。出力停止用リレ
ー接点8および過電流検出回路9とで安全回路が構成さ
れている。10は昇圧トランス、11は電流制限用抵抗
器である。
【0005】このように、上記従来の電位治療器の安全
装置は、あらかじめ設定固定された電流値以上の電流が
昇圧トランス10の2次回路に流れたときに、これを過
電流検出回路9で検知し、出力停止用リレー接点8を開
とし、出力の停止をするものであった。
装置は、あらかじめ設定固定された電流値以上の電流が
昇圧トランス10の2次回路に流れたときに、これを過
電流検出回路9で検知し、出力停止用リレー接点8を開
とし、出力の停止をするものであった。
【0006】
【考案が解決しようとする課題】ところで、上記のよう
な従来の電位治療器の安全装置では、あらかじめ設定固
定された電流値と昇圧トランス10の2次電流を比較
し、検知を行うものであるため、電源電圧の変動があっ
てもその設定値は変化しないので、あらかじめ変動を見
込んだ設定値にしなければならないという問題点があっ
た。
な従来の電位治療器の安全装置では、あらかじめ設定固
定された電流値と昇圧トランス10の2次電流を比較
し、検知を行うものであるため、電源電圧の変動があっ
てもその設定値は変化しないので、あらかじめ変動を見
込んだ設定値にしなければならないという問題点があっ
た。
【0007】理想的な安全回路とは、人体6に高電圧を
印加して治療する関係上、人体6に危険な過電流を流さ
ないことは当然であるが、電流値がそれ以下であっても
負荷の値が危険であると予測される負荷(以下、設定負
荷という)以上である場合は危険な状態、すなわち人体
に危険な電流が流れる状態になる可能性があることを予
測して作動する必要があり、この動作点は設定負荷の値
にのみよるものであり、電源電圧変動の影響は極力避け
なければならない。
印加して治療する関係上、人体6に危険な過電流を流さ
ないことは当然であるが、電流値がそれ以下であっても
負荷の値が危険であると予測される負荷(以下、設定負
荷という)以上である場合は危険な状態、すなわち人体
に危険な電流が流れる状態になる可能性があることを予
測して作動する必要があり、この動作点は設定負荷の値
にのみよるものであり、電源電圧変動の影響は極力避け
なければならない。
【0008】図6は負荷の状態を示す等価回路図で、V
i は前記商用電源7の入力電圧、Vは昇圧トランス10
の2次電圧、V0 は出力電圧、I0 は出力電流、Rは前
記電流制限用抵抗器11の電流制限用抵抗値、Cは負荷
静電容量、RL は負荷抵抗値である。ここで、商用電源
7がVi =100V、50Hz、無負荷時の出力電圧が
V0 =10000V、電流制限用抵抗値Rが10MΩの
固定とし、過電流検出回路9(図5)の設定値(動作電
流)が500μAという条件の下で入力電圧Vi が±1
0%変動した場合、過電流検出回路9が作動するための
負荷の値がどのように変わるかを第 (1)式,第 (2)式か
ら計算した結果を表1に示す。表中、RL は負荷が全て
抵抗である場合の抵抗値、Cは負荷が全て静電容量であ
る場合の容量値である。
i は前記商用電源7の入力電圧、Vは昇圧トランス10
の2次電圧、V0 は出力電圧、I0 は出力電流、Rは前
記電流制限用抵抗器11の電流制限用抵抗値、Cは負荷
静電容量、RL は負荷抵抗値である。ここで、商用電源
7がVi =100V、50Hz、無負荷時の出力電圧が
V0 =10000V、電流制限用抵抗値Rが10MΩの
固定とし、過電流検出回路9(図5)の設定値(動作電
流)が500μAという条件の下で入力電圧Vi が±1
0%変動した場合、過電流検出回路9が作動するための
負荷の値がどのように変わるかを第 (1)式,第 (2)式か
ら計算した結果を表1に示す。表中、RL は負荷が全て
抵抗である場合の抵抗値、Cは負荷が全て静電容量であ
る場合の容量値である。
【0009】
【数1】負荷が抵抗のみの場合
【0010】
【数2】負荷が静電容量のみの場合 ただし、ω=2πfである。
【0011】
【表1】 表1の計算値からわかるように、従来の電位治療器の安
全装置では、入力電圧Vi の変動により、動作点の負荷
の値が変動してしまい、負荷抵抗値RL が10MΩ(I
0 =500μA)で動作するように設定しておいても、
電源電圧が90Vに低下した場合は、安全回路は動作せ
ず、負荷の設定値を希望の値より小さく(負荷抵抗値R
L の値を大きく、すなわち動作電流は小さく)設定しな
ければならなかった(表1において、入力電圧Vi が1
00Vで、負荷抵抗値RL が10MΩで安全装置が作動
するように設定した場合は、入力電圧Vi が90Vに低
下した時に、負荷抵抗値RL が8MΩまで低下しなけれ
ば安全装置が作動しなくなる。)。
全装置では、入力電圧Vi の変動により、動作点の負荷
の値が変動してしまい、負荷抵抗値RL が10MΩ(I
0 =500μA)で動作するように設定しておいても、
電源電圧が90Vに低下した場合は、安全回路は動作せ
ず、負荷の設定値を希望の値より小さく(負荷抵抗値R
L の値を大きく、すなわち動作電流は小さく)設定しな
ければならなかった(表1において、入力電圧Vi が1
00Vで、負荷抵抗値RL が10MΩで安全装置が作動
するように設定した場合は、入力電圧Vi が90Vに低
下した時に、負荷抵抗値RL が8MΩまで低下しなけれ
ば安全装置が作動しなくなる。)。
【0012】また、安全回路の感度を上げると、通電導
子4への乗り降り等の時に発生する単発的な負荷の増大
の際にも、出力が停止される可能性があり、ユーザには
故障と誤解されるので、ある程度感度は下げざるを得な
かった。
子4への乗り降り等の時に発生する単発的な負荷の増大
の際にも、出力が停止される可能性があり、ユーザには
故障と誤解されるので、ある程度感度は下げざるを得な
かった。
【0013】本考案は、上記の問題点を解決するために
なされたもので、電源電圧が変動しても常に設定した負
荷抵抗値で動作することができる電位治療器の安全装置
を得ることを目的とする。
なされたもので、電源電圧が変動しても常に設定した負
荷抵抗値で動作することができる電位治療器の安全装置
を得ることを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】本考案にかかる電位治療
器の安全装置は、電位治療器本体に入力する電源の入力
電圧に比例したリファレンス値と、電位治療器本体の出
力回路の電流に比例した検出値を発生する検出値発生部
と、リファレンス値と検出値とを入力するコンパレータ
を備えた過電流検出回路を設け、コンパレータに入力さ
れた検出値がリファレンス値以上になったときに、コン
パレータから制御出力を発生させ、また、この出力信号
によって、警報手段,出力停止手段などの安全手段を作
動させるようにし、さらに、検出値が一定時間以上連続
してリファレンス値を越えた場合にのみ前記安全手段を
作動させることにより目的を達成している。。
器の安全装置は、電位治療器本体に入力する電源の入力
電圧に比例したリファレンス値と、電位治療器本体の出
力回路の電流に比例した検出値を発生する検出値発生部
と、リファレンス値と検出値とを入力するコンパレータ
を備えた過電流検出回路を設け、コンパレータに入力さ
れた検出値がリファレンス値以上になったときに、コン
パレータから制御出力を発生させ、また、この出力信号
によって、警報手段,出力停止手段などの安全手段を作
動させるようにし、さらに、検出値が一定時間以上連続
してリファレンス値を越えた場合にのみ前記安全手段を
作動させることにより目的を達成している。。
【0015】
【作用】本考案の電位治療器の安全装置は、電源電圧の
変動に伴って検出値が変動するとコンパレータのリファ
レンス値も電源電圧に比例して変化するので、電源電圧
が変動しても設定負荷で動作する。また、一定時間以上
異常な状態が続いた時のみ作動するようにすれば、通電
導子への乗り降りなどの時に生ずる単発的な負荷の増大
では作動しないので、このような場合に故障と誤認され
ることがない。
変動に伴って検出値が変動するとコンパレータのリファ
レンス値も電源電圧に比例して変化するので、電源電圧
が変動しても設定負荷で動作する。また、一定時間以上
異常な状態が続いた時のみ作動するようにすれば、通電
導子への乗り降りなどの時に生ずる単発的な負荷の増大
では作動しないので、このような場合に故障と誤認され
ることがない。
【0016】
【実施例】図1はこの考案の一実施例を示す回路図で、
図5と同一符号は同一部分を示しており、X1 は電源保
持用リレー接点、X2 は出力停止用リレー接点、Ry1
は電源保持用リレー操作コイルである。20は安全装置
で、過電流検出回路21,タイマ回路22および操作回
路23とからなる。過電流検出回路21は、電源電圧に
比例したリファレンス値VR を発生させるためのダイオ
ードD1 ,平滑コンデンサC1 ,分圧抵抗器R1 ,R2
からなるリファレンス値発生部21aと、出力電流を半
波の検出値VD に変換するためのダイオードD2 ,変換
抵抗器R3 からなる検出値発生部21bを有し、検出値
VD とリファレンス値VR を比較し検出値VD がリファ
レンス値VR 以上になった時に出力に正電圧が発生する
コンパレータCOMPにより構成されている。タイマ回
路22は、NORゲートG1 ,G2 とインバータINV
1 ,INV2 ,INV3 等からなる2個の単安定マルチ
バイブレータで構成されている。操作回路23は、NA
NDゲートG3 ,発光ダイオードLED,出力停止用リ
レー接点X2 の出力停止用リレー操作コイルRy2 から
構成されている。12は電源スイッチである。また、C
2 ,C3 はコンデンサ、R4 ,R5 ,R6 は抵抗器であ
る。なお、安全装置20の電源回路の図示は省略してあ
る。
図5と同一符号は同一部分を示しており、X1 は電源保
持用リレー接点、X2 は出力停止用リレー接点、Ry1
は電源保持用リレー操作コイルである。20は安全装置
で、過電流検出回路21,タイマ回路22および操作回
路23とからなる。過電流検出回路21は、電源電圧に
比例したリファレンス値VR を発生させるためのダイオ
ードD1 ,平滑コンデンサC1 ,分圧抵抗器R1 ,R2
からなるリファレンス値発生部21aと、出力電流を半
波の検出値VD に変換するためのダイオードD2 ,変換
抵抗器R3 からなる検出値発生部21bを有し、検出値
VD とリファレンス値VR を比較し検出値VD がリファ
レンス値VR 以上になった時に出力に正電圧が発生する
コンパレータCOMPにより構成されている。タイマ回
路22は、NORゲートG1 ,G2 とインバータINV
1 ,INV2 ,INV3 等からなる2個の単安定マルチ
バイブレータで構成されている。操作回路23は、NA
NDゲートG3 ,発光ダイオードLED,出力停止用リ
レー接点X2 の出力停止用リレー操作コイルRy2 から
構成されている。12は電源スイッチである。また、C
2 ,C3 はコンデンサ、R4 ,R5 ,R6 は抵抗器であ
る。なお、安全装置20の電源回路の図示は省略してあ
る。
【0017】図2は、図1に示す回路図における主要な
波形図で、符号VR ,VD ,a〜dは図1中のa〜dに
対応している。以下、図2を参照して図1の実施例の動
作の説明を行う。まず、電源スイッチ12を押すと、電
源保持用リレー操作コイルRy1 に電流が流れ電源保持
用リレー接点X1 が閉じ、電源スイッチ12を離しても
この状態は保持される。これにより電位治療器本体1の
出力に高電圧が発生し、通電導子4に乗った人体6の治
療を開始する。
波形図で、符号VR ,VD ,a〜dは図1中のa〜dに
対応している。以下、図2を参照して図1の実施例の動
作の説明を行う。まず、電源スイッチ12を押すと、電
源保持用リレー操作コイルRy1 に電流が流れ電源保持
用リレー接点X1 が閉じ、電源スイッチ12を離しても
この状態は保持される。これにより電位治療器本体1の
出力に高電圧が発生し、通電導子4に乗った人体6の治
療を開始する。
【0018】このとき、何等かの原因で負荷の状態が設
定値より大きくなった場合(コンパレータCOMPの検
出値VD がリファレンス値VR より大きくなった場合
で、以下、異常状態という)には、コンパレータCOM
Pの出力が波形aで示すように、正の出力電圧となり、
操作回路23の発光ダイオードLEDを点灯するととも
に、タイマ回路22のNORゲートG1 とNANDゲー
トG3 へ入力される。NORゲートG1 に入力された波
形のポジティブエッジで抵抗器R4 とコンデンサC2 の
時定数で決まる時間のT1 のパルスがインバータINV
1 の出力に現れる。インバータINV1 の出力を反転し
た波形bで示すポジティブエッジで抵抗器R5 とコンデ
ンサC3 の時定数で決まる時間T2 のパルスが波形Cで
示すインバータINV3 の出力に現われ、NANDゲー
トG3 に入力される。ここで、時間T2 のパルスが現れ
ている間に、つまり異常状態が継続していると、NAN
DゲートG3 の出力が0となるので、波形dで示すよう
に出力停止用リレー操作コイルRy2 に電流が流れ、出
力停止用リレー接点X2 は開き、電源保持用リレー操作
コイルRy1 の電流は遮断され、電源保持用リレー接点
X1 が開き、電位治療器の出力が停止される。
定値より大きくなった場合(コンパレータCOMPの検
出値VD がリファレンス値VR より大きくなった場合
で、以下、異常状態という)には、コンパレータCOM
Pの出力が波形aで示すように、正の出力電圧となり、
操作回路23の発光ダイオードLEDを点灯するととも
に、タイマ回路22のNORゲートG1 とNANDゲー
トG3 へ入力される。NORゲートG1 に入力された波
形のポジティブエッジで抵抗器R4 とコンデンサC2 の
時定数で決まる時間のT1 のパルスがインバータINV
1 の出力に現れる。インバータINV1 の出力を反転し
た波形bで示すポジティブエッジで抵抗器R5 とコンデ
ンサC3 の時定数で決まる時間T2 のパルスが波形Cで
示すインバータINV3 の出力に現われ、NANDゲー
トG3 に入力される。ここで、時間T2 のパルスが現れ
ている間に、つまり異常状態が継続していると、NAN
DゲートG3 の出力が0となるので、波形dで示すよう
に出力停止用リレー操作コイルRy2 に電流が流れ、出
力停止用リレー接点X2 は開き、電源保持用リレー操作
コイルRy1 の電流は遮断され、電源保持用リレー接点
X1 が開き、電位治療器の出力が停止される。
【0019】このように、第 (1)式,第 (2)式におい
て、出力電流I0 が電源電圧と等比で変化する場合の計
算結果を表2に示す。
て、出力電流I0 が電源電圧と等比で変化する場合の計
算結果を表2に示す。
【0020】
【表2】 なお、上記の実施例はリファレンス値VR ,検出値VD
に電圧値を用いたが、これは他の物理量であってもよ
い。
に電圧値を用いたが、これは他の物理量であってもよ
い。
【0021】図3は積分回路21cを用いたタイマ機能
をコンパレータCOMPの入力段に用いた一実施例で、
R7 は積分用抵抗器、C4 は積分用コンデンサであり、
図4と同一符号は同一部分を示している。
をコンパレータCOMPの入力段に用いた一実施例で、
R7 は積分用抵抗器、C4 は積分用コンデンサであり、
図4と同一符号は同一部分を示している。
【0022】出力回路に流れる電流が何等かの原因で増
加し、検出値VD がリファレンス値VR を越えたとして
も積分回路21cの出力側はすぐにはその電圧になら
ず、積分用抵抗器R7 と積分用コンデンサC4 とで決ま
る時定数の時間が経過した時はじめて検出値VD と同じ
電圧になり、コンパレータCOMPから出力が出され、
操作回路23の発光ダイオードLEDを点灯させるとと
もに、出力停止用リレー操作コイルRy2に電流が流れ、
出力停止用リレー接点X2 は開き、電源保持用リレー操
作コイルRy1の電流は遮断され、電源保持用リレー接点
X1 が開いて電位治療器の出力が停止される。この時、
もしコンパレータCOMPからまだ出力が出ないうちに
検出値VD がリファレンス値VR 以下に下がってしまえ
ば出力が出ることはなく、したがって操作回路23は作
動せず、発光ダイオードLEDが点灯したり出力が停止
することはい。
加し、検出値VD がリファレンス値VR を越えたとして
も積分回路21cの出力側はすぐにはその電圧になら
ず、積分用抵抗器R7 と積分用コンデンサC4 とで決ま
る時定数の時間が経過した時はじめて検出値VD と同じ
電圧になり、コンパレータCOMPから出力が出され、
操作回路23の発光ダイオードLEDを点灯させるとと
もに、出力停止用リレー操作コイルRy2に電流が流れ、
出力停止用リレー接点X2 は開き、電源保持用リレー操
作コイルRy1の電流は遮断され、電源保持用リレー接点
X1 が開いて電位治療器の出力が停止される。この時、
もしコンパレータCOMPからまだ出力が出ないうちに
検出値VD がリファレンス値VR 以下に下がってしまえ
ば出力が出ることはなく、したがって操作回路23は作
動せず、発光ダイオードLEDが点灯したり出力が停止
することはい。
【0023】なお、図1の実施例では、タイマ回路22
を介して操作回路23を動作させているが、タイマ回路
22を介さずに直接過電流検出回路21の出力で操作回
路23を動作させてもよい。
を介して操作回路23を動作させているが、タイマ回路
22を介さずに直接過電流検出回路21の出力で操作回
路23を動作させてもよい。
【0024】
【考案の効果】以上説明したように、本考案は、電位治
療器本体に入力する電源の入力電圧に比例したリファレ
ンス値を発生するリファレンス値発生部と、電位治療器
本体の出力回路の電流に比例した検出値を発生する検出
値発生部と、リファレンス値と検出値とを入力するコン
パレータを備えた過電流検出回路を設け、コンパレータ
に入力された検出値がリファレンス値以上になったとき
に、コンパレータから出力を発生するので、電源の電圧
が変動しても負荷が正常であれば装置が作動することは
ない。また、検出値が一定時間以上連続してリファレン
ス値を越えなければ、すなわち一定時間以上異常状態が
持続しなければ装置は作動しないので、誤動作が少なく
なり、異常検出の感度を上げても信頼性を失うことがな
い等の利点を有する。
療器本体に入力する電源の入力電圧に比例したリファレ
ンス値を発生するリファレンス値発生部と、電位治療器
本体の出力回路の電流に比例した検出値を発生する検出
値発生部と、リファレンス値と検出値とを入力するコン
パレータを備えた過電流検出回路を設け、コンパレータ
に入力された検出値がリファレンス値以上になったとき
に、コンパレータから出力を発生するので、電源の電圧
が変動しても負荷が正常であれば装置が作動することは
ない。また、検出値が一定時間以上連続してリファレン
ス値を越えなければ、すなわち一定時間以上異常状態が
持続しなければ装置は作動しないので、誤動作が少なく
なり、異常検出の感度を上げても信頼性を失うことがな
い等の利点を有する。
【図1】本考案の一実施例を示す回路図である。
【図2】図1の動作を示す波形図である。
【図3】本考案の他の実施例を示す回路図である。
【図4】従来から使用されている電位治療器の通常の使
用態様を示した斜視図である。
用態様を示した斜視図である。
【図5】図1の電位治療器と安全装置の基本回路を示し
た図である。
た図である。
【図6】図5の負荷の状態を示す等価回路図である。
1 電位治療器本体 4 通電導子 7 商用電源 12 電源スイッチ 20 安全装置 21 過電流検出回路 21a リファレンス値発生部 21b 検出値発生部 22 タイマ回路 23 操作回路 COMP コンパレータ Ry2 出力停止用リレー操作コイル
Claims (3)
- 【請求項1】 電位治療器本体に入力する電源の入力電
圧に比例したリファレンス値を発生するリファレンス値
発生部と、前記電位治療器本体の出力回路の電流に比例
した検出値を発生する検出値発生部と、前記リファレン
ス値と検出値とを入力するコンパレータを備え、さらに
前記コンパレータに入力された検出値が前記リファレン
ス値以上になったときに、前記コンパレータから制御出
力を発生する過電流検出回路を設けたことを特徴とする
電位治療器。 - 【請求項2】 コンパレータから発生する制御出力によ
り作動するところの、警報発生手段や出力を停止する手
段など安全に関する種々の手段の内少なくとも1つ以上
を備えたことを特徴とする請求項1に記載の電位治療
器。 - 【請求項3】 検出値が一定時間以上連続してリファレ
ンス値を越えた場合にのみ制御出力を出すタイマを備え
たことを特徴とする請求項2に記載の電位治療器。
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