JPH0636239A - 磁気抵抗ヘッド - Google Patents

磁気抵抗ヘッド

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JPH0636239A
JPH0636239A JP4347534A JP34753492A JPH0636239A JP H0636239 A JPH0636239 A JP H0636239A JP 4347534 A JP4347534 A JP 4347534A JP 34753492 A JP34753492 A JP 34753492A JP H0636239 A JPH0636239 A JP H0636239A
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JP
Japan
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magnetoresistive element
head
magnetoresistive
barber pole
angle
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JP4347534A
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JP2875445B2 (ja
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Hyo-Sang Kim
孝相 金
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Samsung Electronics Co Ltd
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Samsung Electronics Co Ltd
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    • GPHYSICS
    • G11INFORMATION STORAGE
    • G11BINFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
    • G11B5/00Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
    • G11B5/127Structure or manufacture of heads, e.g. inductive
    • G11B5/33Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only
    • G11B5/39Structure or manufacture of flux-sensitive heads, i.e. for reproduction only; Combination of such heads with means for recording or erasing only using magneto-resistive devices or effects

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  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Magnetic Heads (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 出力が増大され、線形性(Linearity )が向
上された磁気抵抗ヘッドを提供する。 【構成】 磁気抵抗素子3とバイアスのためのバーバー
ポール2とにより形成されている磁気抵抗ヘッドにおい
て、磁気抵抗素子3に、電流による磁界を印加するバイ
アス導電体4が形成され、バーバーポール2と磁気抵抗
素子3の縦方向との角度Φが46°〜65°とされてい
ることを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、情報記録再生用磁気抵
抗ヘッド(Magnetroesistive Head )に関するもので、
より詳しくは、磁気抵抗素子とバイアスのためのバーバ
ーポールとにより構成された磁気抵抗ヘッドにおいて、
磁気抵抗素子に電流による磁界を印加するバイアス導電
体を形成し、バーバーポールと磁気抵抗素子の縦方向と
が成す角度を46°〜65°として製造した磁気抵抗に
関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、磁気抵抗ヘッドは磁気テープま
たはディスク上の情報を読取る部品として用いられてい
る。そして、そのヘッドおよび媒体技術の進歩は高密度
記録を達成させて、コンピュータの補助記憶装置の小型
化および大容量化を遂げさせている。
【0003】このような情報を読取るための再生専用の
磁気抵抗用の薄膜ヘッドは、誘導形ヘッド(Inductive
Head)に比べて再生出力が高く、ヘッドと媒体との相対
速度に左右されることなく高い再生出力を得ることがで
きる。従って、ヘッドの記録機能と再生機能とを分離し
て最適の設計をすることにより、媒体に対して高密度の
記録を達成することができる。
【0004】一般に、磁気抵抗素子をバイアスする目的
は磁気抵抗素子の出力を線形化するものであるから、磁
気抵抗素子の全部分で電流方向と磁化方向とを45°と
して維持することが理想的なバイアス方式である。
【0005】磁気抵抗素子のバイアス方法としては、バ
ーバーポールバイアス方式のように高い電気伝導度の導
電体のパターンを形成して電流の方向を転換する方法
(図3に図示)と、電流による磁界を印加する導電体を
形成するシャント(shunt )バイアス方法等がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記シ
ャントバイアス方法においては、電流により発生する熱
が磁気抵抗素子に影響を及ぼして、磁気抵抗素子の特性
を低下させ、熱騒音(Thermal noise )を発生させる等
の問題点があった。
【0007】また、前記バーバーポールバイアス方式で
は、図4に示すように、磁気抵抗素子3の角の部分Aの
電流方向が中心部分の電流方向と異なるので、バーバー
ポール2と磁気抵抗素子3の縦方向との角度Φを45°
とした場合には、全体的な有効バイアスの角度が45°
以下となって非線形の出力を発生させる問題点があっ
た。
【0008】前記問題点を解決するために、前記角度Φ
を45°以下のバーバーポール2を形成する方法がある
が、その方法は有効バイアス角度だけを45°で維持さ
せるもので、全体的なバイアス角度の不均一程度が増加
して磁気ヘッドの感度(Sensitivity )を減少させる問
題点がある。また、磁気抵抗素子3のうちバーバーポー
ル2と接触する部分は、磁界感知の役目を果たさない部
分であるが電流方向を変化するための必須の部分であ
り、前記角度Φを減少させる場合は電流方向転換の十分
な効果を得るために、バーバーポール2の幅を増加させ
るか、またはバーバーポール2の間の間隔を減少させな
ければならないので、これらの方法はバーバーポール2
が占める面積が増大されて全体的な出力を低下させる問
題点を招くものであった。
【0009】本発明は、前記従来の問題を解決するため
になされたのものであり、出力が増大され、線形性(Li
nearity )が向上された磁気抵抗ヘッドを提供すること
を目的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明の磁気抵抗ヘッドは、磁気抵抗素子とバイア
スのためのバーバーポールとにより形成されている磁気
抵抗ヘッドにおいて、磁気抵抗素子に、電流による磁界
を印加するバイアス導電体が形成され、バーバーポール
と磁気抵抗素子の縦方向との角度Φが46°〜65°と
されていることを特徴とする。
【0011】
【作用】本発明の磁気抵抗ヘッドは、角度Φを46°〜
65°としたために、従来のヘッドより電流方向が全体
的に均一に増加し、従来のヘッドより出力の線形性が向
上される。即ち、電流の流れと磁気抵抗素子の磁化との
角度が45°で維持される部分が増大され、バイアス導
電体による磁界の存在によりバーバーポールと磁気抵抗
素子の縦方向との角度Φが増大され、磁気抵抗素子内の
バーバーポールが占める面積が減少され、既存のバーバ
ーポール方式の磁気抵抗ヘッドより出力電圧と線形性が
向上される。
【0012】
【実施例】以下、本発明を図1および図2に基づいて説
明する。
【0013】図2に示すように、電流の方向が均一でな
い部分の面積(ハッチングの部分)は、バーバーポール
2の間を間隔aとし、バーバーポール2と磁気抵抗素子
3の縦方向との角度をΦとすると、a2 sin2Φ/4
に比例するので、バーバーポール2と磁気抵抗素子3の
縦方向との角度Φが45°を過ぎると、不均一な面積が
減少されることを理解することができる。
【0014】ところで、バーバーポール2と磁気抵抗素
子3の縦方向との角度を46°以下とすると前述した問
題点が発生し、65°を過ぎると磁気抵抗素子3に磁界
を印加するために必要な電流が高くなり、これによる熱
発生による熱騒音の問題点が発生するので、従来のシャ
ント方式より効果が落ちる。
【0015】従って、角度Φを46°〜65°とした本
発明の磁気抵抗ヘッドは、従来のヘッドより電流方向が
全体的に均一に増加し、従来のヘッドより出力の線形性
が向上される。また、前記バイアス導電体4に電流を供
給すると、磁気抵抗素子3の磁化は、図2に示すよう
に、縦方向に対して回転し、回転角度θは、sinθ=
Hb/Hkの関係にある。
【0016】下記の実施例は本発明の磁気抵抗ヘッドを
より具体的に説明するためのものである。
【0017】実施例 本発明によるヘッドを製造するために、先ず、CaTiO か
らなる基板1をラッピング(Lapping )処理およびSO
G処理して基板表面の粗度を減少させた後、前記基板1
上にアルミニウムを1μmの厚さで蒸着し、その後エッ
チングしてバイアス導電体4を形成した。その後、絶縁
のために SiO2 を0.5μmの厚さでスパッタリングし
た。
【0018】磁気抵抗素子3を製造するために、パーマ
ロイ(Permalloy )を400オングストロームの厚さで
スパッタリングした後、パターンを形成した。その後、
500オングストロームのCrと1μmのAuとからな
る金属膜をそれぞれスパッタリングおよび蒸着工程によ
り形成し、乾式エッチング(Dry etching )によりバー
バーポール2のパターンを形成した。この時、前記バー
バーポール2の角度Φは55°とした。
【0019】その後、アルミナ(Al2 O 3 )を10μm
の厚さで形成した後、保護基板をガラスボンディング
(Glass bonding )して磁気抵抗ヘッドを製造した。
【0020】本発明により磁気抵抗ヘッドを製造した結
果、電流の流れと磁気抵抗素子3の磁化との角度が45
°で維持される部分が増大され、バイアス導電体4によ
る磁界の存在によりバーバーポール2と磁気抵抗素子3
の縦方向との角度Φが増大され、磁気抵抗素子3内のバ
ーバーポール2が占める面積が減少され、既存のバーバ
ーポール方式の磁気抵抗ヘッドより出力電圧と線形性が
向上された磁気抵抗ヘッドが得られた。
【0021】なお、本発明は前記実施例に限定されるも
のではなく、必要に応じて変更することができる。
【0022】
【発明の効果】前述したように、本発明の磁気抵抗ヘッ
ドは構成され作用するものであるから、従来のバーバー
ポールバイアス方式を用いた磁気ヘッドより高効率を有
し、出力が増大され、線形性(Linearity )が向上さ
れ、これらにより、高密度の記録装置の再生ヘッドに適
用することができる等の効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の磁気抵抗ヘッドの斜視図
【図2】本発明による磁気抵抗素子内の電流の流を示す
断面図
【図3】従来の磁気抵抗ヘッドの斜視図
【図4】従来技術による磁気抵抗素子内の電流の流を示
す断面図
【符号の説明】
2 バーバーポール 3 磁気抵抗素子 4 バイアス導電体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 磁気抵抗素子(3)とバイアスのための
    バーバーポール(2)とにより形成されている磁気抵抗
    ヘッドにおいて、磁気抵抗素子(3)に、電流による磁
    界を印加するバイアス導電体(4)が形成され、バーバ
    ーポール(2)と磁気抵抗素子(3)の縦方向との角度
    Φが46°〜65°とされていることを特徴とする磁気
    抵抗ヘッド。
JP4347534A 1992-06-30 1992-12-28 磁気抵抗ヘッド Expired - Lifetime JP2875445B2 (ja)

Applications Claiming Priority (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR1992-11608 1992-06-30
KR1019920011608A KR950000560B1 (ko) 1992-06-30 1992-06-30 자기저항(mr) 헤드

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0636239A true JPH0636239A (ja) 1994-02-10
JP2875445B2 JP2875445B2 (ja) 1999-03-31

Family

ID=19335629

Family Applications (1)

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KR (1) KR950000560B1 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6282067B1 (en) * 1998-09-18 2001-08-28 Nippon Hoso Kyokai Magnetic reproducing head having a magnetoresistive effect
WO2014080634A1 (ja) * 2012-11-22 2014-05-30 公立大学法人大阪市立大学 磁気抵抗効果素子

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Also Published As

Publication number Publication date
KR950000560B1 (ko) 1995-01-24
KR940001053A (ko) 1994-01-10
JP2875445B2 (ja) 1999-03-31

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