JPH0635874B2 - 絞り出し式流体ポンプの安全装置 - Google Patents

絞り出し式流体ポンプの安全装置

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JPH0635874B2
JPH0635874B2 JP2050171A JP5017190A JPH0635874B2 JP H0635874 B2 JPH0635874 B2 JP H0635874B2 JP 2050171 A JP2050171 A JP 2050171A JP 5017190 A JP5017190 A JP 5017190A JP H0635874 B2 JPH0635874 B2 JP H0635874B2
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vacuum pump
relay
switch
pressure
casing
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正敏 吉田
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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Kyokuto Kaihatsu Kogyo Co Ltd
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  • Control Of Positive-Displacement Pumps (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (a)産業上の利用分野 本発明は、ケーシング内を真空ポンプにて低圧にする絞
り出し式流体ポンプの分野で利用されるものである。
(b)従来の技術 従来の絞り出し式流体ポンプは実公昭44-16141号に開示
されている如く、密閉状のケーシング内にポンピングチ
ューブを沿設し、このポンピングチューブ上をローラが
押圧転動することにより、流体を圧送するようになって
いる。更に真空ポンプにてケーシング内を低圧にするこ
とにより、ポンピングチューブの復元力を高め、圧送効
率を増加させるようになっている。
ところで、前記開示されている真空ポンプは流体ポンプ
と連動しているため、ケーシング内が低圧になっても作
動されることになり、無駄な労力を必要とする欠点があ
るので、真空ポンプを個別に設け、この真空ポンプを手
動にて操作するものが使用されている。
(c)発明が解決しようとする課題 ところが、前記真空ポンプの操作であれば圧力計を見な
がら操作しなければならないため、操作が煩雑であると
ともにポンピングチューブが破損していたり、ケーシン
グに漏れが生じていても作業者には検知する手段が無
く、真空ポンプを操作し続けるという問題がある。
そこで、本発明はケーシング内が所定の低圧に達すると
真空ポンプを自動的に停止させ、またケーシングの漏れ
等の不具合が発生している場合には作業者に警報等をす
るようにして、作業の効率化を高めるようにした絞り出
し式流体ポンプの安全装置を提供するものである。
(d)課題を解決するための手段 本発明は、密閉状のケーシングにポンピングチューブを
沿設し、このポンピングチューブ上をローラにて押圧転
動させるとともに、ケーシング内を真空ポンプにて低圧
にさせることにより、流体を圧送する絞り出し式流体ポ
ンプにおいて、前記真空ポンプが作動後、一定時間は作
動状態をタイマーリレーとタイマーリレースイッチとに
より保持させるタイマ制御手段と、真空ポンプの作動に
より前記ケーシング内が所定の低圧に達すると、圧力ス
イッチが作動して真空ポンプを停止させる圧力制御手段
と、前記タイマ制御手段の一定時間内に圧力制御手段が
作動しないと、ブザーにより警報を発する警報手段か若
しくは真空ポンプを停止させる真空ポンプ停止手段か若
しくは流体ポンプを停止させる流体ポンプ停止手段とか
らなる絞り出し式流体ポンプの安全装置に関するもので
ある。
(e)作用 真空ポンプを作動させるとともに、タイマ制御手段を作
動させる。
タイマ制御手段による一定時間に達するまでにケーシン
グ内が所定の低圧に達すると、前記低圧を圧力制御手段
が検知することにより真空ポンプを停止させる。
一方、ポンピングチューブの破損、ケーシングの漏れ等
により一定時間内に低圧に達しない場合にはタイマ制御
手段から警報手段若しくは真空ポンプ停止手段若しくは
流体ポンプ停止手段を作動させて、作業者に不具合のあ
る旨を知らせる。
(f)実施例 以下、本発明の実施例を図面にて説明すると、(1)は車
体(2)に搭載されたコンクリート等を圧送する流体ポン
プで、該流体ポンプ(1)はケーシング(3)内にポンピング
チューブ(4)を沿設し、前記チューブ(4)上をローラ(図
示せず)が押圧転動するようになっている。
前記チューブ(4)の吸込側は、車体(2)上のホッパ(5)の
吐出管(6)に接続され、チューブ(4)の吐出側は配管(7)
に接続され、ホッパ(5)内のコンクリートを流体ポンプ
(1)及び配管(7)を通して打設場所まで圧送するようにな
っている。
(8)はケーシング(3)内を低圧(約600乃至680mmHg)にす
るための真空ポンプで、該真空ポンプ(8)は流体ポンプ
(1)に近接して設けられ、真空ポンプ(8)からの配管(9)
がケーシング(3)に接続されている。
前記配管(9)の途中にはケーシング(3)内の圧力を検知す
る圧力スイッチ(10)が設けられ、前記圧力スイッチ(10)
は上限低圧(約680mmHg)を検知する上限圧力スイッチ
PS1と下限低圧(約600mmHg)を検知する下限圧力ス
イッチPS2とから成っている。
(11)はケーシング(3)の一部に固定した操作パネルであ
る。
次に電気回路を第2図にて説明すると、メイン回路(12)
と制御回路(13)を分岐させ、メイン回路(12)にはメイン
スイッチ(14)と常開形第1リレースイッチr1と真空ポ
ンプ(8)とを直列に設けてある。
前記制御回路(13)にはエンジンキーに連動したスイッチ
(15)と、切換スイッチ(16)とを設け、前記切換スイッチ
(16)は自動回路(17)、手動回路(18)及び停止位置に切換
可能になっている。
前記手動回路(18)は、並列に位置する第1リレーR1と
真空ポンプ(8)作動中を表示するランプ(19)とに接続さ
れている。
前記自動回路(17)からは第1回路(20)、第2回路(21)、
流体ポンプ作動用回路(22)、警報回路(23)、第1検知回
路(24)及び第2検知回路(25)が分岐されている。
前記第1回路(20)は、常閉形タイマリレースイッチt
と、常開形第2リレースイッチr2を直列に設け、第1
リレーR1とランプ(19)に接続されている。
前記第2回路(21)は常閉形第4リレースイッチr4と、
常閉形第5リレースイッチr5と第2リレーR2とを直
列に設け、前記第5リレースイッチr5と並列に常開形
第2リレースイッチr2を設け、前記第2リレーR2と
並列にタイマーリレーTを設け、前記タイマーリレーT
は通電後一定時間(約6分)経過すると、タイマリレー
スイッチtが作動するようになっている。尚一定時間の
設定は、真空ポンプ(8)の作動にてケーシング(3)内が低
圧になるまでの時間(約5分)より長くなるようにして
あり、第2回路(21)のタイマーリレーTと第1回路(20)
のタイマリレースイッチtとでタイマ制御手段T、tを
構成し、第2回路(21)のタイマーリレーTと第1回路(2
0)のタイマリレースイッチtとリレーR1とメイン回路
(12)のリレースイッチr1とで真空ポンプ停止手段を構
成している。
前記流体ポンプ作動用回路(22)は常閉形第3リレースイ
ッチr3と流体ポンプ(1)の駆動装置(26)とを直列にに
設け、前記第3リレースイッチr3と並列に手動スイッ
チ(27)を設けてある。
前記警報回路(23)には常開形タイマリレースイッチtと
ブザーBSとを直列設け、前記ブザーBSと並列に第3
リレーR3とランプ(28)とを設けてあり、第2回路(21)
のタイマーリレーTと警報回路(23)のタイマリレースイ
ッチtとブザーBSとにより、警報手段T、t、BSを
構成し、第2回路(21)のタイマーリレーTと警報回路(2
3)のタイマリレースイッチtとリレーR3と流体ポンプ
作動用回路(22)のリレースイッチr3とにより流体ポン
プ停止手段T、t、R3、r3を構成している。
前記第1検知回路(24)は第4リレーR4と上限圧力スイ
ッチPS1とを直列に設け、第2検知回路(25)には第5
リレーR5と下限圧力スイッチPS2とを直列に設けて
あり、第1検知回路(24)の圧力スイッチPS1とリレー
R4と第2回路(21)のリレースイッチr4とリレーR2
と第1回路(20)のリレースイッチr2とリレーR1とメ
イン回路(12)のリレースイッチr1とにより圧力制御手
段を構成している。
本発明は前記の如き構成で、次に作用について説明する
と、エンジンキーを始動させてスイッチ(15)を「接」す
るとともに、メイン回路(12)のメインスイッチ(14)を
「接」にする。それとともに切換スイッチ(16)を自動回
路(17)側に切換える。
これにより、第2回路(21)の第2リレーR2に通電さ
れ、第1回路(20)の第2リレースイッチr2が「接」と
なって第1リレーR1が通電され、メイン回路(12)の第
1リレースイッチr1が接となり真空ポンプ(8)が始動
してケーシング(3)内を減圧にする。その際、操作パネ
ル(11)のランプ(19)が点灯して、真空ポンプ(8)が作動
中であることを示すとともに、タイマリレーTにも通電
され、タイマ制御手段T、tにより真空ポンプ(8)の作
動状態が保持される。
真空ポンプ(8)の始動により、タイマリレーTによる一
定時間より先にケーシング(3)内が下限低圧に達すると
下限圧力スイッチPS2が「接」になり、第5リレーR
5に通電する。その際、第2回路(21)の第5リレースイ
ッチr5が「開」になるが、第2リレースイッチr2に
て自己保持されているので、第2リレーR2への通電は
保持される。
減圧を更に続けるとタイマリレーTによる一定時間(約
6分)より先にケーシング(3)内が上限低圧に達して、
上限圧力スイッチPS1が「接」になり、第4リレーR
4に通電する。それにより第4リレースイッチr4が
「断」となって第2リレーR2への通電が解除され、第
2リレースイッチr2が「断」となって第1リレーR1
への通電も解除され、第1リレースイッチr1が「断」
となって圧力制御手段PS1、R4、r4、R2、r
2、R1、r1により真空ポンプ(8)が停止する。尚、
その後ケーシング(3)の内圧が変動しても下限低圧まで
は真空ポンプ(8)の停止が保持される。
次に、ポンピングチューブが破損していたり、ケーシン
グに漏れが生じている場合について説明すると、前記と
同様にスイッチ(15)、メインスイッチ(14)を共に「接」
にするとともに切換スイッチ(16)を自動回路(17)に切換
える。これにより真空ポンプ(8)は始動する。
ところで、真空ポンプ(8)を作動させてもケーシング(3)
内が減圧されないか、若しくは減圧速度が遅いため、圧
力スイッチ(10)にて検知されるまでにタイマリレーTの
一定時間が経過するとタイマリレースイッチtが「断」
となり第1リレーR1への通電が解除されて、第1リレ
ースイッチr1が「断」となり、真空ポンプ停止手段
T、t、R1、r1により真空ポンプ(8)が停止する。
それとともに警報回路(23)のタイマリレースイッチtが
「接」になり、警報手段T、t、BSによりブザーBS
が鳴るとともにランプ(28)が点灯して作業者に注意をう
ながす。更に警報回路の第3リレーR3の通電により第
3リレースイッチr3が「断」となって流体ポンプ停止
手段T、t、R3、r3により流体ポンプ(1)の駆動装
置(26)への通電が解除され、流体ポンプ(1)も停止す
る。但し、スイッチ(27)を操作すれば、流体ポンプ(1)
を駆動させることは可能である。
真空ポンプ(8)を手動で操作する場合には切換スイッチ
(16)を手動側に切換えればよく、圧力スイッチ(10)とは
無関係に真空ポンプ(8)を作動させることができる。
(g)発明の効果 以上の如く、本発明は圧力制御手段にて所定の低圧に達
すると、真空ポンプを自動的に停止させ、またタイマ制
御手段の一定時間内に圧力制御手段が所定の低圧を検知
しなければ、警報手段にて警報を発するか若しくは真空
ポンプ停止手段にて真空ポンプを停止させるか若しくは
流体ポンプ停止手段にて流体ポンプを停止させるかし
て、作業者に流体ポンプのケーシングの漏れ等の不具合
を知らせるようにしたので、ケーシング内を低圧に操作
するための作業が非常に容易になるとともに流体ポンプ
の不具合も検知することができる。また流体ポンプを不
具合の状態で使用することがなくなるので、流体圧送作
業を安全に行なうことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は全体図、第2図は電気回路図である。 (1)は流体ポンプ、(3)はケーシング、(4)はポンピング
チューブ、(8)は真空ポンプ、(10)は圧力スイッチ、T
はタイマーリレー、tはタイマリレースイッチ、BSは
ブザー。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉状のケーシング(3)にポンピングチュ
    ーブ(4)を沿設し、このポンピングチューブ(4)上をロー
    ラにて押圧転動させるとともに、ケーシング(3)内を真
    空ポンプ(8)にて低圧にさせることにより、流体を圧送
    する絞り出し式流体ポンプ(1)において、前記真空ポン
    プ(8)が作動後、一定時間は作動状態をタイマーリレー
    Tとタイマーリレースイッチtとにより保持させるタイ
    マ制御手段T、tと、真空ポンプ(8)の作動により前記
    ケーシング(3)内が所定の低圧に達すると圧力スイッチ
    PS1が作動して真空ポンプ(8)を停止させる圧力制御
    手段PS1、R4、r4、R2、r2、R1、r1と、
    前記タイマ制御手段T、tの一定時間内に圧力制御手段
    PS1、R4、r4、R2、r2、R1、r1が作動し
    ないと、ブザーBSにより警報を発する警報手段T、
    t、BSか若しくは真空ポンプ(8)を停止させる真空ポ
    ンプ停止手段T、t、R1、r1か若しくは流体ポンプ
    (1)を停止させる流体ポンプ停止手段T、t、R3、r
    3とからなる絞り出し式流体ポンプ(1)の安全装置。
JP2050171A 1990-03-01 1990-03-01 絞り出し式流体ポンプの安全装置 Expired - Lifetime JPH0635874B2 (ja)

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