JPH03105086A - ビルの給水装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ビルの給水装置に係り，特に簡単な構成で信
頼性の高いビルの給水装置に関する．〔従来の技術〕 従来のビルの給水装置の概略図を第３図に示す。

図において，ｌは上水道２から給水を受ける受水槽で，
３は前記受水槽ｌの内部に挿入された逆止弁，４は前記
逆止弁３に接続された吸水管である。

５は前記受水槽ｌの水を前記逆止弁３と前記吸水管４を
介して吸引するポンプであり、６は前記ポンプ５に接続
される吐出管である。７は前記吐出管から給水される高
霞水槽であり、８は前記高麗水槽７の内部の水位を検出
する水位検出器である．なお，この種の装置として関連
するものには例えば実開昭６１−５３５７４号公報が挙
げられる。

〔発明が解決しようとする課題〕

上記従来技術において、ポンプ５が運転されて高置水槽
水位検出器８が水位が所定の位置になったことを検出す
るとポンプ５は運転を停止し、逆止弁３の閉止により吸
水管４の内部は水が充満した状態で静止する．しかし、
逆止弁３はその機能が完全な状態であっても、経年によ
り水のなかに混入している鉄錆等により閉止不完全とな
る可能性があり、ボンプ５が停止した状態で逆止弁３が
閉止不完全となると吸水管４の内部の水位が水漏れによ
って下がってしまう．吸水管４の内部の水位が一旦下が
ってしまうと，高誼水槽水位検出器８からの信号により
ボンプ５が起動しても、ポンブ５は空転してしまい高誼
水槽７へ給水することができなくなってしまう問題があ
った．本発明の目的は，前記逆止弁が閉止不完全となっ
た場合でも断水状態の発生を予防するビルの給水装置を
提供することにある． 〔Ｉ！題を解決するための手段〕 上記目的を達或するために、上水道からの給水を受ける
受水槽と，この受水槽内に挿入された逆止弁と吸水管を
介して前記受水槽内の水を吸引するポンプと，このポン
プから吐出管を介して給水される高置水槽を備えたビル
の給水装置において，前記吸水管内に水位センサを設け
るとともに、前記吐出管内に前記水位センサによって切
替制御される３方弁を設けたものである． 〔作用〕 吸水管に設けられた水位センサが逆止弁の閉止不完全に
より吸水管内部の水位が低下したことを検出すると，ポ
ンプに起動指令を発すると同時に３方弁に切替指令を発
して吸水運転を行なう．これにより吸水管内水位は上昇
し、断水状態の発生を予防することができる． 〔実施例〕 以下、本発明の一実施例を第１図および第２図により説
明する． 第ｌ図はビルの給水装置の概略図、第２図はその回路図
を示す．図において、９は吸水管４に設けた水位センサ
であり，１０は吐出管６に設けた３方弁，１１は３方弁
１０に接続する排水管を示す．他の符号は第３図と同様
の部分を示す．ｈは高置水槽７の水位が低下したことを
検出したときに投入される常間接点であり、１は水位セ
ンサ９が吸水管４の水位低下を検出したときに投入され
る常間接点である．Ｈは高置水槽水位検出器８が水位の
低下を検出したときに励磁されるリレーであり，Ｌは水
位センサ９が吸水管４の水位低下を検出したときに励磁
されるリレーである＠　Ｌ　ａ　＞　）Ｌａ，，Ｌａ，
，Ｌａ４はリレーＬの常間接点、ＨａはリレーＨの常間
接点．ＨｂはリレーＨの常閉接点である．ＬＴはタイマ
を示し．ＬＴｂはタイマＬＴの常閉接点である．Ｐはボ
ンプ５の起動用リレーであり、■は３方弁１０の切替用
リレーである． 次に作用について説明する． いま水位センサ９が吸水管４の内部の水位が低下したこ
とを検出すると，接点ｌが閉じ．　ｐ−ｉ−Ｌ−ｎの回
路が閉成される．これによりリレーＬが励磁され、接点
Ｌ　ａｎｙ　Ｌ　ａｎｙ　Ｌ　ａｚｇ　Ｌ　ａ４は閉じ
、ｐ　−　Ｌ　ａ　３　−　Ｐ　−　ｎの回路が閉成さ
れてリレーＰが励磁され、ポンプ５が起動されて吸水管
４内部の水位は上昇する．またＰ　　Ｌａ＊−Ｈ　ｂ　
−　Ｖ　−　ｎの回路も閉威され、リレーＶが励磁され
て３方弁１０が切り替わり、ボンプ５によって吸い上げ
られた水は排水管ｌ１を介して図示しない排水設備へ送
られる．ｐ−Ｌａ１−ＬＴｂ一Ｌ−ｎの回路の開成によ
りリレーＬの自己保持回路が構成されてボンプ５の運転
および３方弁１０の切替状態は保持されるｍ　ｐ−Ｌａ
，−ＬＴ−ｎの回路が閉成されることによりタイマＬＴ
はカウントを開始し，所定の時間経過後接点ＬＴｂが開
く。これによりリレーＬの自己保持回路は構成できなく
なりリレーＬは消磁される。リレーＬの消磁により接点
Ｌ　ａｘ，Ｌ　ａａｔ　Ｌ　ａｓｐ　Ｌ　ａ４は開きポ
ンプ５は停止し、３方弁１０は復帰しポンプ５は吐出管
６に接続される． 次に吸水管４の水位センサ９が低水位を検出し，かつ高
誼水槽７の水位が低下した場合の作用を説明する．接点
ｈ，接点ｌの双方が閉じることにより、リレーＨおよび
リレーＬが励磁される．リレーＰ，タイマＬＴの励磁回
路およびリレーＬの自己保持回路は前記と同様に閉成さ
れ、ポンプ５は起動する．しかし、リレーＨの励磁によ
り接点Ｈｂは開きリレー■の励磁回路は閉威されず、３
方弁ｌＯは切り替わらずにポンプからの水は吐出管６を
介して高誼水槽７に給水される。タイマＬＴの所定の時
間が経過した後リレーＬは消磁されるが、ｐ−Ｈａ−Ｐ
ｎの回路が閉成されている間はポンプ５は運転継続し、
高置水槽７へ給水し続ける．高誼水槽７の水位が所定の
位置となって接点ｈが開くとリレーＨは消磁され，接点
Ｈａが開きリレーＰが消磁されることにより，ボンブ５
は停止する。

〔発明の効果〕

本発明によれば，吸水管に設けられた水位センサが逆止
弁の閉止不完全により吸水管内部の水位が低下したこと
を検出すると，ポンプに起動指令を発すると同時に３方
弁に切替指令を発して給水運転を行なう。これにより吸
水管内水位は上昇し．断水状態の発生を防止することが
できる．

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例になるビルの給水装置の概略
図、第２図は第ｌ図の回路図、第３図は従来のビル給水
装置の概略図である。 １・・・受水槽．２・・・上水道、３・・・逆止弁，４
・・・吸水管，５・・・ポンプ、６・・・吐出管，７・
・・高置水槽、９・・・水位センサ、１０・・・３方弁
。 第 ２ 図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）上水道からの給水を受ける受水槽と、この受水槽
   内に挿入された逆止弁と給水管を介して前記受水槽内の
   水を吸引するポンプと、このポンプから吐出管を介して
   給水される高置水槽を備えたビルの給水装置において、
   前記吸水管内に水位センサを設けるとともに、前記吐出
   管内に前記水位センサによつて切替制御される３方弁を
   設けたことを特徴とするビルの給水装置。