JPH0635740Y2 - 幌式サンルーフ装置の幌の内張取付構造 - Google Patents

幌式サンルーフ装置の幌の内張取付構造

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JPH0635740Y2
JPH0635740Y2 JP17094088U JP17094088U JPH0635740Y2 JP H0635740 Y2 JPH0635740 Y2 JP H0635740Y2 JP 17094088 U JP17094088 U JP 17094088U JP 17094088 U JP17094088 U JP 17094088U JP H0635740 Y2 JPH0635740 Y2 JP H0635740Y2
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JP
Japan
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hood
lining
supported
floating
mounting structure
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JP17094088U
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JPH0290131U (ja
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博光 西川
祐一 加藤
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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Ohi Seisakusho Co Ltd
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  • Vehicle Interior And Exterior Ornaments, Soundproofing, And Insulation (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) この考案は外張と内張とから成る幌を備えた幌式サンル
ーフ装置において、幌の内張取付構造に関するものであ
る。
(従来の技術) 従来、キャンバストップと呼ばれる折畳み可能な幌はレ
ザーアウタとなる外張と、レザーインナとなる内張とか
ら成り、内張はヘッドライニングとして機能し、全閉時
においてルーフ開口の一側に外張と一緒に折畳まれるよ
うになっている。
内張は、一般に維持管理が容易で、かつ、価格の面でも
満足できるポリ塩化ビニール等の合成樹脂材で成形され
ている。
(考案が解決しようとする課題) 前記した如く幌の内張は、合成樹脂材で成形されるため
外気温の影響で性状が変化する。即ち、外気温の高い夏
期にあっては柔軟性に富み、自由に屈曲変形が可能にな
る反面、外気温の低い冬期にあっては全体が硬くなるた
め折畳みにくくなることと併せて折畳み時に、正しく折
畳めず折畳み皺が発生する等の問題が起る。特に、内張
はヘッドライニングとして機能する所から、折畳み皺が
発生すると外観品質が損われるようになる。
そこで、この考案は幌骨に対する取付け機能と併せて正
しい折畳み状態が得られる幌式サンルーフ装置の幌の内
張取付構造を提供することを目的としている。
[考案の構成] (課題を解決するための手段) 前記目的を達成するために、この考案にあっては、ガイ
ドレール部材を有する車体のルーフ開口に、ヘッドライ
ンニングとなる内張を有する折畳み可能な幌を設け、内
張の前方領域をガイドレール部材に沿って前後にスライ
ド可能な前方支持体によって支持し、中間領域をガイド
レール部材に沿ってスライド可能な複数の固定用幌骨
と、固定用幌骨に支持され上下動可能な複数の浮動用幌
骨とによって支持し、後方領域を最後部の浮動用幌骨に
よって支持し、前記固定用幌骨と、浮動用幌骨に沿って
内張を綴じ合せ、内張の上面側に前記各幌骨に支持され
た支持部を形成すると共に下面側に車幅方向に連続する
折畳み窪部を形成してある。
(作用) かかる幌の内張取付構造によれば、内張の上面側に設け
られた支持部によって幌骨に対して容易に取付けられる
ようになる。
一方、幌の開口時に、内張は車巾方向に連続する折畳み
窪部を支点として正しく折れ曲り、折畳まれるため、折
れ皺等の発生が小さく抑えられるようになる。
(実施例) 以下、第1図乃至第4図の図面を参照しながらこの考案
の一実施例を詳細に説明する。
図中1はルーフ開口3を形成するキャンバストップフレ
ーム5に設けられた幌を示している。
幌1は木綿にポリ塩化ビニールを含侵させた外張7(ア
ウタレザー)と、ポリ塩化ビニール等の内張9(インナ
レザー)とから成り、キャンバストップフレーム5を構
成する左右のガイドレール11,11に沿って前後(第2図
上下方向)のスライドが可能となっている。
外張7の前方領域は前方支持体13によって支持されてい
る。中間領域は、前記ガイドレール11にガイドされるス
ライダー15を備えた固定用幌骨17と、キャンバストップ
フレーム5に対して浮上可能なスライダー19を備えた浮
動用幌骨21で支持され、固定用幌骨17と浮動用幌骨21と
は交互に配置されている。なお、浮動用幌骨21は、幌1
の全閉時に、スライダー19に設けられたフック片19aが
ガイドレール11側に設けられた係止部20と係合し合うこ
とで上下方向の動きが拘束されるようになっている。ま
た、後方領域は後方支持体23に支持されている。
一方、内張9は前後方向に長い一枚物で形成されていて
前記固定用幌骨17と浮動用幌骨21と対応する部位を熱溶
着により綴じ合せ、この綴じ合せ部Pにより上面側にル
ープ状の支持部25が形成されている。また、下面側に車
巾方向に連続する折畳み窪部27がそれぞれ形成されてい
る。ループ状の支持部25には各幌骨17,21が貫通し、各
幌骨17,21によって支持されている。また、内張9の前
端は前方支持体13の係止部13aに支持され、後端は最後
部に位置する浮動用幌骨21のブラケット21aに係止され
ている。
したがって、幌1の開口時には第4図に示す如く浮動用
幌骨21がキャンバストップフレーム5から浮上すること
によって外張7及び内張9を持ち上げ、幌1は幾層かに
折畳まれた状態となる。
このような幌1は第2図に示すように、キャンバストッ
プフレーム5の後側に設けられた正転、逆転可能な駆動
モータMによって開閉すると共に後方支持体23に設けら
れたロック機構30のハンドル31を操作することで手動で
も後方からの開閉ができるように構成されている。な
お、内張9の後方領域及び前記したロック機構30等の機
能部品はシェード29によって車室内から直接見えないよ
うに目隠しされている。
また、駆動モータMは、ガイドレール11のガイド孔11a
内に配索されたギヤードケーブル33を索引制御すること
でギヤードケーブル33に連結された前方支持機構35を有
する前方支持体13は前後動が可能となり、前方からの開
閉状態が得られるようになっている。
なお、外張7と内張9の両側方は、第3図に示す如く裏
面側に折り返されて溶着され、袋部37,39がそれぞれ形
成されている。外張7の袋部37には各幌骨17,21の両端
に設けられたスライダー15,19の挿入ピース41が嵌挿さ
れており、また、内張7の袋部39にはスライダー15,19
の下部に設けられた挿入突起43が嵌挿それている。
このように構成された内張取付構造によれば、内張9の
上面側に設けられたループ状の各支持部25に各幌骨17,2
1を貫通させることで取付が迅速に完了する。
一方、幌1の開口時、内張9は車巾方向に連続する折畳
み窪部27を支点として正しく折れ曲り、折畳まれるため
折れ皺等の発生が小さく抑えられるようになる。
[考案の効果] 以上、説明したようにこの考案の内張取付構造によれ
ば、内張の上面に形成された支持部によって幌骨に対す
る取付けが容易にできるようになる。また、折畳み窪部
により折畳みぐせが確保できるので、硬くなって折畳み
にくい冬期にあっても正しい折畳み状態が得られるよう
になり、見栄えの向上が図れる。しかも、支持部と折畳
み窪部が同時にできるため加工性の面でも大変好ましい
ものとなる。
【図面の簡単な説明】 第1図はこの考案の内張取付構造を示した切断側面図、
第2図は車体のルーフ部を示した平面図、第3図は第2
図のIII−III線断面図、第4図はこの考案を実施した自
動車の斜視図である。 3……ルーフ開口 9……内張 11……ガイドレール部材 13……前方支持体 17……固定用幌骨 21……浮動用幌骨 25……支持部 27……折畳み窪部

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ガイドレール部材を有する車体のルーフ開
    口に、ヘッドライニングとなる内張を有する折畳み可能
    な幌を設け、内張の前方領域をガイドレール部材に沿っ
    て前後にスライド可能な前方支持体によって支持し、中
    間領域をガイドレール部材に沿ってスライド可能な複数
    の固定用幌骨と、固定用幌骨に支持され上下動可能な複
    数の浮動用幌骨とによって支持し、後方領域を最後部の
    浮動用幌骨によって支持し、前記固定用幌骨と、浮動用
    幌骨に沿って内張を綴じ合せ、内張の上面側に前記各幌
    骨に支持された支持部を形成すると共に下面側に車幅方
    向に連続する折畳み窪部を形成したことを特徴とする幌
    式サンルーフ装置の幌の内張取付構造。
JP17094088U 1988-12-28 1988-12-28 幌式サンルーフ装置の幌の内張取付構造 Expired - Lifetime JPH0635740Y2 (ja)

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JP17094088U JPH0635740Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 幌式サンルーフ装置の幌の内張取付構造

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Publication Number Publication Date
JPH0290131U JPH0290131U (ja) 1990-07-17
JPH0635740Y2 true JPH0635740Y2 (ja) 1994-09-21

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JP17094088U Expired - Lifetime JPH0635740Y2 (ja) 1988-12-28 1988-12-28 幌式サンルーフ装置の幌の内張取付構造

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