JPH0248226A - 車両のキャンバストップ構造 - Google Patents
車両のキャンバストップ構造Info
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- JPH0248226A JPH0248226A JP19939788A JP19939788A JPH0248226A JP H0248226 A JPH0248226 A JP H0248226A JP 19939788 A JP19939788 A JP 19939788A JP 19939788 A JP19939788 A JP 19939788A JP H0248226 A JPH0248226 A JP H0248226A
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- Japan
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- sliding
- canvas
- canopy
- hood
- awning
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- 210000000988 bone and bone Anatomy 0.000 claims description 57
- 230000003247 decreasing effect Effects 0.000 abstract 2
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 229920006311 Urethane elastomer Polymers 0.000 description 1
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- 239000013013 elastic material Substances 0.000 description 1
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- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 1
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Landscapes
- Tents Or Canopies (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本発明は、車体のルーフ開口がキャンバスで開閉自在に
覆われる車両のキャンバストップ構造に関するものであ
る。
覆われる車両のキャンバストップ構造に関するものであ
る。
(従来の技術)
近年、乗用車等の車両においては、車体ルーフが開閉可
能な各種のオープントップ構造が提案されており、その
中の一つに実開昭61−78020号公報のキャンバス
トップ構造がある。
能な各種のオープントップ構造が提案されており、その
中の一つに実開昭61−78020号公報のキャンバス
トップ構造がある。
このキャンバストップ構造は、車体ルーフに設けられた
ルーフ開口がキャンバス(幌)で開閉可能に覆われ、こ
のキャンバスを支持する幌骨が車幅方向に延設されて複
数設けられてなる。これら幌骨は隣接する前後一対のも
のがリンクロッドでつながれて複数組に組合されて構成
されていて、各組の前側の幌骨が摺動側幌骨としてルー
フ開口の側部に沿って配設されたガイドレールに摺動自
在に取付けられる一方、後側の幌骨が上下動側幌骨とし
て上記リンクロッドによってその前側の幌骨に対して上
下に移動できるようになっている。
ルーフ開口がキャンバス(幌)で開閉可能に覆われ、こ
のキャンバスを支持する幌骨が車幅方向に延設されて複
数設けられてなる。これら幌骨は隣接する前後一対のも
のがリンクロッドでつながれて複数組に組合されて構成
されていて、各組の前側の幌骨が摺動側幌骨としてルー
フ開口の側部に沿って配設されたガイドレールに摺動自
在に取付けられる一方、後側の幌骨が上下動側幌骨とし
て上記リンクロッドによってその前側の幌骨に対して上
下に移動できるようになっている。
そして、キャンバスの開時には各組の後側の幌骨が前側
幌骨よりも上方に移動してキャンバスが複数段に折畳ま
れた状態で後方にまとめられ、ル−フ開口が大きく開放
される一方、キャンバス閉時には各組の後側幌骨が前側
幌骨と上下方向にほぼ同一位置に位置し、これらの幌骨
により支持されたキャンバスでルーフ開口を閉じるよう
になっている。
幌骨よりも上方に移動してキャンバスが複数段に折畳ま
れた状態で後方にまとめられ、ル−フ開口が大きく開放
される一方、キャンバス閉時には各組の後側幌骨が前側
幌骨と上下方向にほぼ同一位置に位置し、これらの幌骨
により支持されたキャンバスでルーフ開口を閉じるよう
になっている。
(発明が解決しようとする課題)
ところで、キャンバス開時における各組の後側幌骨の上
方への移動力は、通常、スプリングの付勢力で得るよう
にしているが、このスプリングの付勢力が弱いと、風圧
の影響などによってキャンバスの開時にそのキャンバス
を正規の位置に整列させた状態で折畳めなくなる。すな
わち、風圧により後側幌骨を上方に充分に移動させ得な
かったりした場合には、その各後側幌骨の上方への移動
量がばらばらになるばかりか、各前側幌骨の後方への移
動も充分にされなくなってばらばらになり、ルーフ開口
を充分に開放させ得なくなると共に折畳んだ状態が乱れ
て見苦しい状態になる。また、これを解決するためには
、スプリングの付勢力を強めれば良いが、そうすると今
度はキャンバスの閉時に、スプリングによって強く付勢
された後側幌骨がキャンバスを上方に押上げてキャンバ
スを波釘たせた状態にさせ、外観の低下を招いてしまう
。
方への移動力は、通常、スプリングの付勢力で得るよう
にしているが、このスプリングの付勢力が弱いと、風圧
の影響などによってキャンバスの開時にそのキャンバス
を正規の位置に整列させた状態で折畳めなくなる。すな
わち、風圧により後側幌骨を上方に充分に移動させ得な
かったりした場合には、その各後側幌骨の上方への移動
量がばらばらになるばかりか、各前側幌骨の後方への移
動も充分にされなくなってばらばらになり、ルーフ開口
を充分に開放させ得なくなると共に折畳んだ状態が乱れ
て見苦しい状態になる。また、これを解決するためには
、スプリングの付勢力を強めれば良いが、そうすると今
度はキャンバスの閉時に、スプリングによって強く付勢
された後側幌骨がキャンバスを上方に押上げてキャンバ
スを波釘たせた状態にさせ、外観の低下を招いてしまう
。
本発明は、この様な事情に鑑みてなされたものであり、
その目的は、キャンバス開時の後側の幌骨の上方への移
動を確実に行なわせることができ、もってキャンバスを
正規の位置に整然と折畳むことができる車両のキャンバ
ストップ構造を提供することにある。
その目的は、キャンバス開時の後側の幌骨の上方への移
動を確実に行なわせることができ、もってキャンバスを
正規の位置に整然と折畳むことができる車両のキャンバ
ストップ構造を提供することにある。
(課題を解決するための手段)
本発明は上記の目的を達成するために、車体ルーフ開口
の両側に車体前後方向に沿って配設されたガイドレール
と、該両ガイドレール間に摺動自在に掛渡された複数の
摺動幌骨と、該摺動幌骨間に設けられ、隣接する前後の
摺動幌骨にそれぞれリンクロッドを介して連結され、摺
動幌骨間のスパンの縮小により上方にリフトされる上下
動幌骨と、前記摺動幌骨と上下動幌骨とに支持されて前
記車体ルーフ開口を覆うキャンバスとを備えて、車両の
キャンバストップ構造を構成する。
の両側に車体前後方向に沿って配設されたガイドレール
と、該両ガイドレール間に摺動自在に掛渡された複数の
摺動幌骨と、該摺動幌骨間に設けられ、隣接する前後の
摺動幌骨にそれぞれリンクロッドを介して連結され、摺
動幌骨間のスパンの縮小により上方にリフトされる上下
動幌骨と、前記摺動幌骨と上下動幌骨とに支持されて前
記車体ルーフ開口を覆うキャンバスとを備えて、車両の
キャンバストップ構造を構成する。
(作 用)
上記構成の本発明によれば、上下動幌骨が隣接する前後
の摺動幌骨にそれぞれリンクロッドを介して連結されて
いるので、それら摺動幌骨が後方に移動されてそれらの
間のスパンが詰ると、上下動幌骨にはこれを上方に移動
させる力が働く。そして、その上方への移動量はリンク
ロッドによって上記スパンに応じて特定されるので、キ
ャンバスを規定の状態に確実に折畳めるようになる。
の摺動幌骨にそれぞれリンクロッドを介して連結されて
いるので、それら摺動幌骨が後方に移動されてそれらの
間のスパンが詰ると、上下動幌骨にはこれを上方に移動
させる力が働く。そして、その上方への移動量はリンク
ロッドによって上記スパンに応じて特定されるので、キ
ャンバスを規定の状態に確実に折畳めるようになる。
(実施例)
以下に、本発明の好適な実施例を添附図面に基づき詳述
する。
する。
第1図は本発明に係る車両のキャンバストップ構造の要
部を示す斜視図、第2図はその部分拡大側面図、第3図
は第2図中の■−■線矢視断面図、第4図は第1図中の
IV−IV矢視断面図で、これらはいずれも車両幅方向
の一側方の部分を示していて、図示していない他側方は
対称な構成になっている。
部を示す斜視図、第2図はその部分拡大側面図、第3図
は第2図中の■−■線矢視断面図、第4図は第1図中の
IV−IV矢視断面図で、これらはいずれも車両幅方向
の一側方の部分を示していて、図示していない他側方は
対称な構成になっている。
第1図〜第4図に示すように、車体2のルーフ4には開
口6が形成され、このルーフ開口6にはその周縁部に沿
って枠状のキャンバストップフレーム5が配設されると
ともに、該キャンバストップフレームの両側部には車両
の前後方向に沿ってその両側部にそれぞれガイドレール
8が配設されている。このガイドレール8は硬質な合成
樹脂等で成形され、かつ摺動案内溝10が形成されて断
面はほぼコ字状をなしている。そして、このガイドレー
ル8はルーフ開口6の側端縁に近接されて、その車体ル
ーフ4上に摺動案内溝10を車幅方向の外側に向けられ
て接合されている。
口6が形成され、このルーフ開口6にはその周縁部に沿
って枠状のキャンバストップフレーム5が配設されると
ともに、該キャンバストップフレームの両側部には車両
の前後方向に沿ってその両側部にそれぞれガイドレール
8が配設されている。このガイドレール8は硬質な合成
樹脂等で成形され、かつ摺動案内溝10が形成されて断
面はほぼコ字状をなしている。そして、このガイドレー
ル8はルーフ開口6の側端縁に近接されて、その車体ル
ーフ4上に摺動案内溝10を車幅方向の外側に向けられ
て接合されている。
そして、これらの両ガイドレール8間には、それらに摺
動自在に係合されて、複数の摺動幌骨12が掛渡されて
いて、本実施例では3本の摺動幌骨12が設けられてい
る。
動自在に係合されて、複数の摺動幌骨12が掛渡されて
いて、本実施例では3本の摺動幌骨12が設けられてい
る。
上記摺動幌骨12は、上記両側の各ガイドレール8の摺
動案内溝10内にそれぞれスライダー14が係合されて
いる2つの摺動ブラケット16と、これらの摺動ブラケ
ット16間にそれらの上部に掛渡されて設けられた幌骨
部材18とからなっている。
動案内溝10内にそれぞれスライダー14が係合されて
いる2つの摺動ブラケット16と、これらの摺動ブラケ
ット16間にそれらの上部に掛渡されて設けられた幌骨
部材18とからなっている。
ここで、最前列の摺動幌骨12aの幌骨部材18aは他
のものより幅広でパネル状になっていて、図示してはい
ないが後述するキャンバスの前端縁が固定されるように
なっている。
のものより幅広でパネル状になっていて、図示してはい
ないが後述するキャンバスの前端縁が固定されるように
なっている。
一方、他の摺動幌骨12bの幌骨部材18bは筒状部材
で形成されていて、両端部の下側が切除され、かつ事項
に潰されて上記摺動ブラケット16にリベット20等で
固定されるようになっている。摺動ブラケット16は下
側が開放された断面はぼコ字状になっていて、その上壁
部16aに上記幌骨部材18bが固定されるとともに車
幅方向外側の一端側壁16bの下端に上記スライダー1
4が取付けられている。また、車幅方向内側の側壁16
cの下端は外方に向けて折返され、ルーフ開口6のエッ
ヂ部に沿って嵌込まれた保護レール22に接するように
なっている。
で形成されていて、両端部の下側が切除され、かつ事項
に潰されて上記摺動ブラケット16にリベット20等で
固定されるようになっている。摺動ブラケット16は下
側が開放された断面はぼコ字状になっていて、その上壁
部16aに上記幌骨部材18bが固定されるとともに車
幅方向外側の一端側壁16bの下端に上記スライダー1
4が取付けられている。また、車幅方向内側の側壁16
cの下端は外方に向けて折返され、ルーフ開口6のエッ
ヂ部に沿って嵌込まれた保護レール22に接するように
なっている。
また、上記各摺動幌骨12b間には上下動幌骨24が設
けられている。この上下動幌骨24はその前後に隣接す
る摺動幌骨12b、12bにそれぞれ第1リンクロツド
26と第2リンクロツド28とを介して連結されていて
、第1リンクロツド26は前方の摺動幌骨12bに、第
2リンクロツド28は後方の摺動幌骨12に連結されて
いる。
けられている。この上下動幌骨24はその前後に隣接す
る摺動幌骨12b、12bにそれぞれ第1リンクロツド
26と第2リンクロツド28とを介して連結されていて
、第1リンクロツド26は前方の摺動幌骨12bに、第
2リンクロツド28は後方の摺動幌骨12に連結されて
いる。
上記上下動幌骨24は上記摺動幌骨12に対して平行に
配設され、幌骨部材18bには共通な部品が使われてい
る。幌骨部材18bの両端下面には連結用ブラケット3
0が取付けられている。この連結用ブラケット30は上
記摺動ブラケット16とほぼ同様に断面はぼコ字状に形
成されているが、ガイドレール8に係合されるスライダ
ーは有しておらず車体ルーフ4側に対してフリーになっ
ている。
配設され、幌骨部材18bには共通な部品が使われてい
る。幌骨部材18bの両端下面には連結用ブラケット3
0が取付けられている。この連結用ブラケット30は上
記摺動ブラケット16とほぼ同様に断面はぼコ字状に形
成されているが、ガイドレール8に係合されるスライダ
ーは有しておらず車体ルーフ4側に対してフリーになっ
ている。
上記第1リンクロツド26は、その一端26aが上記連
結用ブラケット30の内側の側壁部30aに回動自在に
取付けられるとともに、その他端26bが隣接する前方
の摺動ブラケット16の内側方の側壁16cに回動自在
に取付けられている。
結用ブラケット30の内側の側壁部30aに回動自在に
取付けられるとともに、その他端26bが隣接する前方
の摺動ブラケット16の内側方の側壁16cに回動自在
に取付けられている。
ここで、第1リンクロツド26は摺動ブラケット16に
対しては下部に連結され、かつ連結用ブラケット30に
対しては上部に連結されて若干傾斜されている。また、
この第1リンクロツド26にはこれの一端26a側と摺
動ブラケット16とを結んで、この第1リンクロツド2
6の一端26a側を上方に向けて回動させるように付勢
するコイルスプリング32が設けられている。
対しては下部に連結され、かつ連結用ブラケット30に
対しては上部に連結されて若干傾斜されている。また、
この第1リンクロツド26にはこれの一端26a側と摺
動ブラケット16とを結んで、この第1リンクロツド2
6の一端26a側を上方に向けて回動させるように付勢
するコイルスプリング32が設けられている。
また、第2リンクロツド28はその一端28aが連結用
ブラケット30の外側方の側壁部30bに回動自在に連
結され、他端28bが後方の摺動ブラケット16の外側
方の側壁部16bに回動自在に連結されている。ここで
、後方の摺動ブラケット16には、その外側方の側壁部
16b下部から前方に向けて延出されるとともに外側に
曲折されて一体的に形成されたステー34が設けられて
いて、このステー34に第2リンクロツド28の他端2
8bが連結されている。また、第2リンクロッド28自
体も上記ステー34に合せて曲折形成されている。
ブラケット30の外側方の側壁部30bに回動自在に連
結され、他端28bが後方の摺動ブラケット16の外側
方の側壁部16bに回動自在に連結されている。ここで
、後方の摺動ブラケット16には、その外側方の側壁部
16b下部から前方に向けて延出されるとともに外側に
曲折されて一体的に形成されたステー34が設けられて
いて、このステー34に第2リンクロツド28の他端2
8bが連結されている。また、第2リンクロッド28自
体も上記ステー34に合せて曲折形成されている。
なお、この実施例では第1図に示すように最後部の上下
動幌骨24にはその後側に該当する摺動幌骨12がない
ので、ガイドレール8に摺動自在なスライダー14′を
独立させて設け、このスライダー14′に最後部の上下
動幌骨24の第2リンクロツド28′を連結させるよう
にしている。
動幌骨24にはその後側に該当する摺動幌骨12がない
ので、ガイドレール8に摺動自在なスライダー14′を
独立させて設け、このスライダー14′に最後部の上下
動幌骨24の第2リンクロツド28′を連結させるよう
にしている。
つまり、この単独で設けたスライダー14′は上下動幌
骨24からみれば機能的に摺動幌骨12と等価なものに
なっている。
骨24からみれば機能的に摺動幌骨12と等価なものに
なっている。
また、最前部の摺動帳付12 aに取付けられた摺動ブ
ラケット16はL字状に小型に形成されている。このた
め、その後方の上下動幌骨24の第1リンクロツド26
及びコイルスプリング32を連結するためのブラケット
36が別途取付けられている。
ラケット16はL字状に小型に形成されている。このた
め、その後方の上下動幌骨24の第1リンクロツド26
及びコイルスプリング32を連結するためのブラケット
36が別途取付けられている。
また、ルーフ開口6の上方には上記の摺動幌骨12と上
下動幌骨24とに支持されて、そのルーフ開口6を覆う
キャンバス38が設けられている。
下動幌骨24とに支持されて、そのルーフ開口6を覆う
キャンバス38が設けられている。
このキャンバス38は表皮材40とその裏面に張付けら
れた可撓性を有するライナー材42とからなり、上下動
幌骨24が当接される部分にはさらに補強用に若干硬質
なプラスチック等の合成樹脂製のプレート材44が装着
されている。そして、このキャンバス38は前述したよ
うに、その前端縁は最前部の摺動幌骨12aに固定され
る一方、後端縁は第5図に示すように固定金具43によ
って車体ルーフ4に固定されている。
れた可撓性を有するライナー材42とからなり、上下動
幌骨24が当接される部分にはさらに補強用に若干硬質
なプラスチック等の合成樹脂製のプレート材44が装着
されている。そして、このキャンバス38は前述したよ
うに、その前端縁は最前部の摺動幌骨12aに固定され
る一方、後端縁は第5図に示すように固定金具43によ
って車体ルーフ4に固定されている。
キャンバス38の車室内側には内張48が張られ、この
内張48で各幌骨部材18bが隠されるようになってい
る。この内張48には各幌骨部材18bに対応する位置
が車幅方向に袋状に形成されるとともに、この袋状の部
分にウレタンゴム等で形成された弾性材50が挿入され
、各幌骨部材18bはこの袋状の部分に挿通されて装着
されるようになっている。
内張48で各幌骨部材18bが隠されるようになってい
る。この内張48には各幌骨部材18bに対応する位置
が車幅方向に袋状に形成されるとともに、この袋状の部
分にウレタンゴム等で形成された弾性材50が挿入され
、各幌骨部材18bはこの袋状の部分に挿通されて装着
されるようになっている。
また、前述したガイドレール8には駆動ケーブル52が
挿通されている。この駆動ケーブル52は図示していな
いが、一端が最前部の摺動幌骨12aの摺動ブラケット
16に連結され、他端はルーフ開口4の後縁に配設され
た駆動モータに連結されていて、この駆動モータの作動
により、駆動ケーブル52を介して最前部の摺動幌骨1
2aをガイドレール8に沿わせて後方に移動させるよう
になっている。なお、前方への移動は手動によりなされ
る。
挿通されている。この駆動ケーブル52は図示していな
いが、一端が最前部の摺動幌骨12aの摺動ブラケット
16に連結され、他端はルーフ開口4の後縁に配設され
た駆動モータに連結されていて、この駆動モータの作動
により、駆動ケーブル52を介して最前部の摺動幌骨1
2aをガイドレール8に沿わせて後方に移動させるよう
になっている。なお、前方への移動は手動によりなされ
る。
従って、以上のようにしてなるキャンバストップでは、
最前部の摺動幌骨12aがガイドレール6に沿って後方
に移動されると、すべての摺動幌骨12と上下動幌骨2
4とが、相互に第1リンクロツド26と第2リンクロツ
ド28とによって連結されているので、各摺動幌骨12
が後方に移動されるとともに上下動幌骨24が上方への
移動を伴いながら後方に移動され、これにより、これら
摺動幌骨12と上下動幌骨24とに支持されたキャンバ
ス38が蛇腹状に折畳まれていき、ルーフ開口4が次第
に開放されていく。
最前部の摺動幌骨12aがガイドレール6に沿って後方
に移動されると、すべての摺動幌骨12と上下動幌骨2
4とが、相互に第1リンクロツド26と第2リンクロツ
ド28とによって連結されているので、各摺動幌骨12
が後方に移動されるとともに上下動幌骨24が上方への
移動を伴いながら後方に移動され、これにより、これら
摺動幌骨12と上下動幌骨24とに支持されたキャンバ
ス38が蛇腹状に折畳まれていき、ルーフ開口4が次第
に開放されていく。
このとき、各摺動幌骨12間に配設された上下動幌骨2
4はコイルスプリング32で上方に回動されるように付
勢されているので、これに助けられて容易に上方に移動
されていく。その際、上下動幌骨24の主たる上方への
移動力は2つのリンクロッド26.28から得ることが
できるので、コイルスプリング32の付勢力は特に強く
する必要はない。
4はコイルスプリング32で上方に回動されるように付
勢されているので、これに助けられて容易に上方に移動
されていく。その際、上下動幌骨24の主たる上方への
移動力は2つのリンクロッド26.28から得ることが
できるので、コイルスプリング32の付勢力は特に強く
する必要はない。
すなわち、上下動幌骨24は隣接する前後の摺動幌骨°
12にそれぞれ第1リンクロツド26及び第2リンクロ
ツド28を介して連結されているので、それら隣接する
前後の摺動幌骨12.12間のスパンに応じてそれらに
に対する位置が一義的に決定されるようになっており、
これゆえ前後の摺動幌骨12,12の後方への移動によ
りそれらの間のスパンが縮まると、そのスパンに応じて
上方への移動力が2つのリンクロッド26,28を介し
て上下動幌骨24に伝わり、各上下動幌骨24が所定の
位置まで上方にリフトされることになる。
12にそれぞれ第1リンクロツド26及び第2リンクロ
ツド28を介して連結されているので、それら隣接する
前後の摺動幌骨12.12間のスパンに応じてそれらに
に対する位置が一義的に決定されるようになっており、
これゆえ前後の摺動幌骨12,12の後方への移動によ
りそれらの間のスパンが縮まると、そのスパンに応じて
上方への移動力が2つのリンクロッド26,28を介し
て上下動幌骨24に伝わり、各上下動幌骨24が所定の
位置まで上方にリフトされることになる。
また、この実施例ではコイルスプリング32で各上下動
幌骨24の上方への移動を助けているので、最前部の摺
動幌骨12を後方に摺動移動させていくと上下動幌骨2
4は相互間で若干の差が生じるもののほぼ同じように上
方にリフトされていく。つまり、各摺動幌骨12間のス
パンはほぼ均一に縮まっていくことになる。
幌骨24の上方への移動を助けているので、最前部の摺
動幌骨12を後方に摺動移動させていくと上下動幌骨2
4は相互間で若干の差が生じるもののほぼ同じように上
方にリフトされていく。つまり、各摺動幌骨12間のス
パンはほぼ均一に縮まっていくことになる。
そして、最前部の摺動幌骨12aを最後部位置まで移動
させたときは、第5図に示すように前後に隣接する各摺
動幌骨12の摺動ブラケット16が順次4よぼ密着する
ように当接された状態になり、このときに各上下動幌骨
24が最も上方にリフトされて、キャンバス38は確実
に規定の位置に整然と折畳まれてルーフ開口6が大きく
開放されることになる。
させたときは、第5図に示すように前後に隣接する各摺
動幌骨12の摺動ブラケット16が順次4よぼ密着する
ように当接された状態になり、このときに各上下動幌骨
24が最も上方にリフトされて、キャンバス38は確実
に規定の位置に整然と折畳まれてルーフ開口6が大きく
開放されることになる。
なお、各第2リンクロツド28の他端28b側に形成す
る摺動ブラケット16との連結孔を、そのリンクロッド
の長手方向に沿って長孔状に形成すればここに遊びがで
きるので、その遊び分だけキャンバス38を折畳んだと
きの上下動幌骨24の摺動幌骨12からの離間距離を小
さくすることができ、折畳み時に必要な占有スペースを
可及的に縮小できるようになる。
る摺動ブラケット16との連結孔を、そのリンクロッド
の長手方向に沿って長孔状に形成すればここに遊びがで
きるので、その遊び分だけキャンバス38を折畳んだと
きの上下動幌骨24の摺動幌骨12からの離間距離を小
さくすることができ、折畳み時に必要な占有スペースを
可及的に縮小できるようになる。
また、第2リンクロツド28は最後部のものと同じよう
に全て専用のスライダー14′に連結するようにしても
よいし、またその際には更にそのスライダー14′はガ
イドレール8と平行にルーフ4側に別途に設けたガイド
レールに摺動自在に係合させるようにしてもよい。
に全て専用のスライダー14′に連結するようにしても
よいし、またその際には更にそのスライダー14′はガ
イドレール8と平行にルーフ4側に別途に設けたガイド
レールに摺動自在に係合させるようにしてもよい。
またさらに、第6図に示すように、つる巻きバネ56を
用いて、これのつる巻き部56aを上下動幌骨24に係
止させるとともに、つる巻きバネ56の両端部56b、
56bをそれぞれ隣接する前後の摺動幌骨12に係止さ
せるようにしても良い。そして、この様にすればつる巻
きバネ56で、第1図に示す実施例の第1リンクロツド
26と第2リンクロツド28及びコイルスプリング32
のそれぞれの3つの機能を具備させることができる。
用いて、これのつる巻き部56aを上下動幌骨24に係
止させるとともに、つる巻きバネ56の両端部56b、
56bをそれぞれ隣接する前後の摺動幌骨12に係止さ
せるようにしても良い。そして、この様にすればつる巻
きバネ56で、第1図に示す実施例の第1リンクロツド
26と第2リンクロツド28及びコイルスプリング32
のそれぞれの3つの機能を具備させることができる。
(効 果)
以上要するに本発明によれば、上下動幌骨を隣接する前
後の摺動幌骨にそれぞれリンクロッドを介して連結させ
ているので、それら摺動幌骨を後方に移動させてそれら
の間のスパンを詰ることにより、上下動幌骨にこれを上
方に移動させる力を付与することができるようになる。
後の摺動幌骨にそれぞれリンクロッドを介して連結させ
ているので、それら摺動幌骨を後方に移動させてそれら
の間のスパンを詰ることにより、上下動幌骨にこれを上
方に移動させる力を付与することができるようになる。
このため上下動幌骨を上方に回動させるための強いスプ
リングの付勢力を必要とせずにキャンバスを蛇腹状に折
畳むことができるようになる。そして、その上方への移
動量はリンクロッドによって上記スパンに応じて特定さ
れるので、キャンバスを規定の状態に確実に整然と折畳
めるようになる。
リングの付勢力を必要とせずにキャンバスを蛇腹状に折
畳むことができるようになる。そして、その上方への移
動量はリンクロッドによって上記スパンに応じて特定さ
れるので、キャンバスを規定の状態に確実に整然と折畳
めるようになる。
第1図は本発明に係る車両のキャンバストップ構造の要
部を示す斜視図、第2図はその部分拡大側面図、第3図
は第2図中の■−■線矢視断面図、第4図は第1図中の
TV−IV矢視断面図、第5図はキャンバスを折畳んだ
状態を雌側面図、第6図はリンクロッドの変形例を示す
概略斜視図である。 2・・・・・・車体 4・・・・・・ルーフ 6・・・・・・(ルーフ)開口 8・・・・・・ガイドレール 12・・・・・・摺動幌骨 24・・・・・・上下動幌骨 26・・・・・・(第1)リンクロッド28・・・・・
・(第2)リンクロッド38・・・・・・キャンバス 特 許 出 願 人 代 理 人 同 マ ツ ダ 株式会社
部を示す斜視図、第2図はその部分拡大側面図、第3図
は第2図中の■−■線矢視断面図、第4図は第1図中の
TV−IV矢視断面図、第5図はキャンバスを折畳んだ
状態を雌側面図、第6図はリンクロッドの変形例を示す
概略斜視図である。 2・・・・・・車体 4・・・・・・ルーフ 6・・・・・・(ルーフ)開口 8・・・・・・ガイドレール 12・・・・・・摺動幌骨 24・・・・・・上下動幌骨 26・・・・・・(第1)リンクロッド28・・・・・
・(第2)リンクロッド38・・・・・・キャンバス 特 許 出 願 人 代 理 人 同 マ ツ ダ 株式会社
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 車体ルーフに形成した開口の両側に車体前後方向に沿っ
て配設されたガイドレールと、 該両側のガイドレール間に摺動自在に掛渡された複数の
摺動幌骨と、 該摺動幌骨間に設けられ、隣接する前後の摺動幌骨にそ
れぞれリンクロッドを介して連結され、摺動幌骨間のス
パンの縮小により上方にリフトされる上下動幌骨と、 前記摺動幌骨と上下動幌骨とに支持されて前記車体ルー
フ開口を覆うキャンバスと、 を備えたことを特徴とする車両のキャンバストップ構造
。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19939788A JPH0248226A (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 車両のキャンバストップ構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP19939788A JPH0248226A (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 車両のキャンバストップ構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0248226A true JPH0248226A (ja) | 1990-02-19 |
Family
ID=16407107
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP19939788A Pending JPH0248226A (ja) | 1988-08-10 | 1988-08-10 | 車両のキャンバストップ構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0248226A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0439923U (ja) * | 1990-08-02 | 1992-04-06 | ||
JP2011505295A (ja) * | 2007-12-04 | 2011-02-24 | イナルファ・ルーフ・システムズ・グループ・ベーフェー | ガイドレールの製造方法及びガイドレール |
-
1988
- 1988-08-10 JP JP19939788A patent/JPH0248226A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0439923U (ja) * | 1990-08-02 | 1992-04-06 | ||
JP2011505295A (ja) * | 2007-12-04 | 2011-02-24 | イナルファ・ルーフ・システムズ・グループ・ベーフェー | ガイドレールの製造方法及びガイドレール |
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