JPH0635725Y2 - 自動車のスライドドアレール - Google Patents

自動車のスライドドアレール

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JPH0635725Y2
JPH0635725Y2 JP16193087U JP16193087U JPH0635725Y2 JP H0635725 Y2 JPH0635725 Y2 JP H0635725Y2 JP 16193087 U JP16193087 U JP 16193087U JP 16193087 U JP16193087 U JP 16193087U JP H0635725 Y2 JPH0635725 Y2 JP H0635725Y2
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JP
Japan
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rail
roller
sliding door
door
automobile
Prior art date
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Application number
JP16193087U
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English (en)
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JPH0168223U (ja
Inventor
敏朗 五十嵐
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Toyota Auto Body Co Ltd
Original Assignee
Toyota Auto Body Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は自動車のスライドドアレールの改良に関す
る。
[従来技術] 従来、自動車のスライドドアはローラを介して、車体側
面に設けたレールに係合支持されているが、レールの案
内面を転動するローラの回転振動および係合接触するレ
ール表面への打音がレール取付部で増巾され、直接車体
側へ伝達されて開閉時の異音として発生するという欠点
があった。この異音の発生源は、ドア重量を支持する上
下荷重支持ローラによるところが大きく、レールまたは
ローラの接触面に緩衝材を取付けることにより異音の発
生を防止することができる。しかし、支持する重量が大
きいために緩衝材の永久歪の発生あるいは耐摩耗性など
に問題があった。
[考案が解決しようとする問題点] この考案は前記問題点に鑑み、上下荷重支持ローラの転
動によって発生する異音、振動を吸収緩和することので
きる自動車のスライドドアレールを提供することを課題
とする。
[問題点を解決するための手段] この考案の自動車のスライドドアレールは、車体側面に
設けたレールとドアに設けたローラの係合により転動す
るスライドドアを有する自動車において、前記レールを
断面略コ字形に形成するとともに、その下端水平部の先
端を上方へ折返し、この折返し部と前記水平部間にゴム
もしくは樹脂製の緩衝材を介装して折返し部の背面を上
下荷重支持ローラの転動面としたものである。
[実施例] 自動車のスライドドアは、一般に車体側面の開口部の上
縁および下縁に沿った上、下のガイドレールならびに開
口部後方中央部に車体側面の外板に沿って設けたセンタ
レールに案内されて前後方向に移動し、開閉される。
第1図に示す実施例において、車体1の側面外板に形成
された凹部2に沿って断面略コ字形のセンタレール3が
固定してある。一方、図示省略のスライドドアにはその
内側に前記センタレール3との対応位置にブラケット4
が揺動可能に軸支されており、このブラケット4のアー
ム41にはドアの上下荷重を支持する垂直ローラ5aおよび
水平荷重を支持する水平ローラ5bが軸支してあり、これ
らローラ5a、5bはセンタレール3内に係合され、センタ
レール3内を転動するようになっている。前記センタレ
ール3は、その下端水平部6の先端を上方へ折返し、こ
の折返し部7と前記水平部6間にゴムもしくは樹脂製の
緩衝材8を介装して折返し部7の背面を垂直ローラ5aの
転動面となしている。
第2図は他の実施例を示し、前記センタレール3の下端
水平部6の先端を上方へ折返すにあたり下側へ膨出する
中空部9を形成するようにしたものである。他の構造は
第1図の実施例と同一である。
以上説明した、この考案の自動車のスライドドアレール
の構造は、センタレールに限るものではなく、上、下の
ガイドレールに適用することもできるものである。
しかして、前記実施例の構成によれば、ドアの上下荷重
を支持する垂直ローラ5aの転動時の回転振動および係合
接触による打音は、前記折返し部7、および折返し部7
と下端水平部6間に介装された緩衝材8の吸収緩和作用
によって低減され、車体側への振動伝達も大巾に緩和さ
れるとともに、垂直ローラ5aは折返し部7の背面に直接
係合し、緩衝材8が磨耗することがない。
また、第2図に示すように、折返し部7を形成するにあ
たり折返し部7下側へ膨出する中空部9を形成すれば、
たわみ変形し易くなり、吸収緩和作用がさらに向上す
る。
[考案の効果] この考案の自動車のスライドドアレールは、前記構成と
したことにより、上下荷重支持ローラの転動時に発生す
る異音、振動を効果的に吸収緩和することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の実施例を示すセンタレールの断面
図、第2図は他の実施例を示すセンタレールの断面図で
ある。 3……センタレール、5a……垂直ローラ、6……下端水
平部、7……折返し部、8……緩衝材。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】車体側面に設けたレールとドアに設けたロ
    ーラの係合により転動するスライドドアを有する自動車
    において、前記レールを断面略コ字形に形成するととも
    に、その下端水平部の先端を上方へ折返し、この折返し
    部と前記水平部間にゴムもしくは樹脂製の緩衝材を介装
    して折返し部の背面を上下荷重支持ローラの転動面とな
    したことを特徴とする自動車のスライドドアレール。
JP16193087U 1987-10-22 1987-10-22 自動車のスライドドアレール Expired - Lifetime JPH0635725Y2 (ja)

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Publication Number Publication Date
JPH0168223U JPH0168223U (ja) 1989-05-02
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