JPH0635636Y2 - 異常状態監視装置 - Google Patents

異常状態監視装置

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JPH0635636Y2
JPH0635636Y2 JP1986094602U JP9460286U JPH0635636Y2 JP H0635636 Y2 JPH0635636 Y2 JP H0635636Y2 JP 1986094602 U JP1986094602 U JP 1986094602U JP 9460286 U JP9460286 U JP 9460286U JP H0635636 Y2 JPH0635636 Y2 JP H0635636Y2
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JP
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voltage
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power failure
signal
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JP1986094602U
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JPS631212U (ja
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中 矢内
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株式会社日立ビルシステムサ−ビス
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、複数個所の状態を常時監視し、これらの個所
に異常状態が発生したとき、これを報知する異常状態監
視装置に関する。
〔従来の技術〕
一般に、異常状態監視装置においては、1つ又は複数個
所の状態を常に監視し、異常があればこれをセンサで検
出してその検出信号を制御回路に出力し、制御回路はこ
れを通信装置により監視センタに送信し、異常状態の発
生を報知するようになつている。
かかる構成の異常状態監視装置は停電状態となると自動
的にバツテリ等の非常電源によつて電流が供給され監視
状態を継続するが、停電が長びくと、バツテリが消費さ
れ電圧が低下し、センサが作動し警報を発する誤発報の
おそれがあつた。この問題を解決する一手段として従来
提案されている装置を以下図面を用いて説明する。
第3図は従来の異常状態監視装置のブロック図である。
図において、1は商用電源、2は定電圧電源装置、3は
充電回路、4は充電回路3から充電電流が供給される非
常電源用バツテリ、5は停電検知回路、6は停電検知回
路5からの信号で電圧供給を定電圧電源装置2からバツ
テリ4へ切換える切換回路、7は1又は複数個所の異常
状態を監視中に、異常が発生するとこれを検知して異常
信号を出力する異常検出器ユニット、8はバツテリ4の
電圧を検知し、基準電圧以下になると信号を出力する電
圧検知回路、9は異常検出器ユニツト7の複数個の異常
信号に対応し予め定められた信号を出力する制御回路、
10は制御回路9からのデータをそれに対応する送信信号
に変換する通信装置、11は通信回線、12は複数の異常状
態監視装置を通信回線11を介して監視する監視センタで
ある。
次に、この異常状態監視装置の動作について説明する。
商用電源1が正常の時は検知ユニット7への電源は定電
圧電源装置2から供給され、また、充電回路3はバツテ
リ4に充電電流を供給している。異常状態を監視中に異
常が発生すると、異常検出器ユニツト7は異常を検知
し、異常信号を出力しその異常信号は制御回路9に入力
され、監視個所のどこに異常が発生したかを通信装置10
で通信回路11を介し監視センタ12に知らしめる。
今、商用電源1に停電が発生すると、充電回路3はバツ
テリ4への充電電流の供給を止め、停電検知回路5はこ
れを検出して信号を出力し、切換回路6によつて異常検
出器ユニット7への電源供給をバツテリ4に切換えて監
視状態を継続させるが、停電が長引き、バツテリ4の電
圧が基準電圧以下になると、電圧検知回路8がこれを検
出して信号を出力し、この信号により制御回路9が作動
し異常検出器ユニット7からの異常信号が入力されても
通信装置10への出力発生を中断させる。従つて、たとえ
バツテリ4が電圧不足のため異常検出器ユニット7が異
常信号を誤出力しても、制御回路9が作動して監視セン
タ12にこれを送信することはないので誤発報を発するこ
とはない。
〔考案が解決しようとする課題〕
上記従来技術は、バツテリ4の電圧が基準電圧以下に降
下したことを電圧検知回路8が検知すると、制御回路9
の検知動作が停止するため、異常状態を感知できなくな
る無監視状態が存在することになり異常状態の監視が不
可能となる欠点がある。しかも、バツテリ4は電圧が低
下しても異常検出器ユニット7に電圧の印加を続けるた
め、過放電状態となり、充電に時間がかかつたり、バツ
テリの性能劣化につながる欠点がある。
本考案の目的は、上記従来技術の欠点を除き、異常状態
監視の中断を短期間に止めることができ、かつ、バツテ
リの性能劣化を防ぐことができる異常状態監視装置を提
供するにある。
[課題を解決するための手段] 上記の目的を達成するため、本考案は、複数個所の異常
を個別に検出する異常検出器と、これら異常検出器の検
出信号を入力し異常が検出されたときこれを中央監視装
置へ送信する制御部と、前記各異常検出器を駆動する電
源と、この電源の停電を検出する停電検出器と、停電が
検出されたとき切換回路により接続される予備電源とを
有する異常状態監視装置において、前記制御部に備えら
れ前記停電検出器により停電検出を前記中央監視装置へ
発報する第1の発報手段と、前記予備電源の電圧が所定
電圧以下のとき前記制御部に電圧低下信号を出力する電
圧検出器と、前記制御部に備えられ前記電圧低下信号の
入力により前記各異常検出器による検出信号の入力を停
止する検出動作停止手段と、前記制御部に備えられ前記
電圧前記電圧低下信号の入力により前記予備電源の電圧
低下を前記中央監視装置へ発報する第2の発報手段と、
前記制御部に備えられ前記電圧低下信号の入力により前
記切換回路に前記予備電源の遮断を指令する予備電源遮
断手段とを設けたことを特徴とする。
[作用] 異常状態監視装置の作動中に電源が停電すると、制御部
は停電を中央監視装置へ発報するとともに、切り換え回
路により当該電源から予備電源への切り換え接続を行な
う。この予備電源の電圧が使用中に所定電圧以下になる
と、制御部に電圧低下信号が出力される。制御部は当該
電圧低下信号により、各異常検出器による検出信号の入
力を停止し、予備電源の電圧低下を中央監視装置へ発報
し、さらに、切換回路に予備電源の遮断を指令する。
〔実施例〕
以下、本考案を図示の実施例に基づいて説明する。
第1図は本考案の実施例に係る異常状態監視装置のブロ
ック図である。図で、第3図と同一部分には同一符号を
用いて説明を省略する。
13は第3図に示す制御回路9に相当するがこれと構成を
異にする制御回路であり、停電検知回路5、異常検出器
ユニット7、電圧検知回路8からの入力信号に対応し予
め定められた信号を出力する。14は第3図に示す切換回
路6に相当するがこれと構成を異にする切換回路であ
り、停電発生時やバツテリ4の電圧降下が発生した場
合、制御回路13の出力信号により異常検出器ユニット7
の電源供給を定電圧電源装置2からバツテリ4に切換え
たり、バツテリ4の電源供給を停止させる構成を有す
る。
次に本実施例の動作を第2図に示すフローチヤートを参
照しながら説明する。制御回路13は停電検知回路5の信
号により商用電源1の停電を常時監視し(手順F1)、停
電が発生すると、切換回路14に信号を送り電源供給を定
電圧電源装置2からバツテリ4に切換え(手順F2)、ま
た、通信装置10に信号を送り、通信装置10は通信回線11
を介し監視センタ12へ停電発生の旨を発報する(手順
F3)。
電源供給がバツテリ4に切換わると、制御回路13は、電
圧検知回路8の信号によりバツテリ4の電圧が基準電圧
以下に降下したか否かを監視している(手順F4)。バツ
テリ4の電圧が基準電圧以下に降下すると、異常検出器
ユニット7からの異常信号の入力を停止させ(手順
F5)、また、通信装置10への信号を送り、通信装置10は
バツテリ4の電圧が降下し監視動作を停止した旨を通信
回線11を介し監視センタ12へ発報する(手順F6)。この
発報により監視センタ12では係員を派遣する等の処理を
とり、無監視状態を防止する。一方監視センサ12がそれ
を確認すると、制御回路13は切替回路14に信号を送りバ
ツテリ4の電源供給を停止させ(手順F7)、バツテリ4
の過放電を防止する。
このように、本実施例によれば、商用電源1に停電が発
生した時点と、バツテリ4の電圧が基準電圧まで降下し
た時点で監視センタ12に通信回線11を介してその旨発報
することにより、停電時のバツテリの電圧降下による無
監視状態発生を把握でき、これに対処することができ
る。また、バツテリ電圧が降下するとバツテリの電源供
給を停止しバツテリの過放電を防止することにより、バ
ツテリの著しい性能劣化を防止でき、ひいては装置の信
頼性を向上させることができる。
〔考案の効果〕
以上述べたように、本考案では、停電時および予備電源
の電圧低下時にこれを中央監視装置へ発報するようにし
たので、異常状態監視の中断を短期間に止めることがで
きる。又、予備電源の電圧が所定電圧以下に低下したと
き、予備電源を遮断するようにしたので、予備電源の過
放電を阻止しその性能劣化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例に係る異常状態監視装置のブロ
ック図、第2図は第1図に示す装置の動作を説明するフ
ローチヤート、第3図は従来の異常状態監視装置のブロ
ツク図である。 1……商用電源、2……定電圧電源装置、3……充電回
路、4……バツテリ、5……停電検知回路、7……異常
検出器ユニット、8……電圧検知回路、10……通信装
置、11……通信回線、12……監視センタ、13……制御回
路、14……切換回路。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数個所の異常を個別に検出する異常検出
    器と、これら異常検出器の検出信号を入力し異常が検出
    されたときこれを中央監視装置へ送信する制御部と、前
    記各異常検出器を駆動する電源と、この電源の停電を検
    出する停電検出器と、停電が検出されたとき切換回路に
    より接続される予備電源とを有する異常状態監視装置に
    おいて、前記制御部に備えられ前記停電検出器による停
    電検出を前記中央監視装置へ発報する第1の発報手段
    と、前記予備電源の電圧が所定電圧以下のとき前記制御
    部に電圧低下信号を出力する電圧検出器と、前記制御部
    に備えられ前記電圧低下信号の入力により前記各異常検
    出器による検出信号の入力を停止する検出動作停止手段
    と、前記制御部に備えられ前記電圧前記電圧低下信号の
    入力により前記予備電源の電圧低下を前記中央監視装置
    へ発報する第2の発報手段と、前記制御部に備えられ前
    記電圧低下信号の入力により前記切換回路に前記予備電
    源の遮断を指令する予備電源遮断手段とを設けたことを
    特徴とする異常状態監視装置。
JP1986094602U 1986-06-23 1986-06-23 異常状態監視装置 Expired - Lifetime JPH0635636Y2 (ja)

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JPS631212U JPS631212U (ja) 1988-01-07
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPS5683953U (ja) * 1979-11-28 1981-07-06
JPS58193873A (ja) * 1982-05-07 1983-11-11 三菱電機株式会社 エレベ−タの異常通報装置

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JPS631212U (ja) 1988-01-07

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