JPH0635607Y2 - 分電盤 - Google Patents

分電盤

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JPH0635607Y2
JPH0635607Y2 JP1987155259U JP15525987U JPH0635607Y2 JP H0635607 Y2 JPH0635607 Y2 JP H0635607Y2 JP 1987155259 U JP1987155259 U JP 1987155259U JP 15525987 U JP15525987 U JP 15525987U JP H0635607 Y2 JPH0635607 Y2 JP H0635607Y2
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JP
Japan
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cover
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locked
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Application number
JP1987155259U
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JPH0161807U (ja
Inventor
博光 高本
雅勇 久保
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】 [技術分野] 本考案は、住宅に配設される分電盤に関するものであ
る。
[背景技術] 従来、住宅に配設されるこの種の分電盤は、ボデイおよ
びカバーよりなる分電函にメインブレーカおよび複数の
分岐ブレーカを収納し、カバーをボデイに開閉自在に嵌
着していた。しかしながら、このような従来例におい
て、カバーとボデイの嵌合を外してもカバーとボデイと
が重なった状態になっているためカバーを取り外し難い
という問題があった。
[考案の目的] 本考案は上記の点に鑑みて為されたものであり、その目
的とするところは、分電函のカバー開閉操作が容易に行
え、しかもカバー押し上げ片のばね付勢力を有効に利用
できるとともに、カバー押し上げ片が内部配線に引っ掛
かることがない分電盤を提供することにある。
[考案の開示] (構成) 本考案は、メインブレーカおよび複数の分岐ブレーカを
収納したボデイと、このボデイに開閉自在に嵌着される
カバーとを備えた分電盤において、前記ボデイの一辺側
にカバーを係止する係止部を設けると共に他辺側に基端
が固定され先端を内方に凸湾曲するU字状に形成したカ
バー押し上げ片を設け、前記カバーの一辺側に係止部に
係止される被係止部を設けると共に、カバーの他辺側に
カバーの閉成時にカバー押し上げ片の先端を略水平まで
押圧する水平面と開放時にカバー押し上げ片の先端で係
止される水平面に隣接した立ち上がり面からなる被押圧
部を設けることにより、分電函のカバー開閉操作が容易
に行え、しかもカバー押し上げ片のばね付勢力を有効に
利用できるとともに、カバー押し上げ片が内部配線に引
っ掛かることがない分電盤を提供するものである。
(実施例) 第1図乃至第4図は本考案一実施例を示すもので、単相
3線電源用のメインブレーカ1と、複数の分岐ブレーカ
2を分電函3に収納し、分岐ブレーカ2を列設して分岐
ブレーカ2の給電側端子2aに給電バー4を介してメイン
ブレーカ1から給電するとともに、メインブレーカ1の
負荷側端子1aと給電バー4とを帯状導体よりなる複数の
渡りバー5を用いて接続している。複数の渡りバー5は
幅方向が分電函3底面と垂直になるようにして互いに平
行に配設され、複数の渡りバー5間に介装される分離片
を具備した保護カバー6が被嵌されている。また、実施
例にあっては、給電バー4の上方および分岐ブレーカ2
の給電側端子2a部分にも保護カバー19が覆着されてい
る。分電函3は、ボデイ3aとカバー3bとで形成され、カ
バー3bの一辺がボデイ3aの後端に回動自在に嵌着されて
いる。実施例では、カバー3bの後辺の開口部内面に突設
された被係止部9aをボデイ3aの後辺の開口部外面に設け
た係止部9bに係合してカバー3bをボデイ3aに回動自在に
嵌着しているが、他の回動機構を用いても良いことは言
うまでもない。また、カバー3bは他辺の要所(実施例で
は両側辺の前部)内面にロック用の被係合部が設けられ
ており、一方、上記被係合部に係合する係合爪11が先端
に設けられ中央部から外側方に操作突起12が突設された
係合ロック片13がボデイ3aの開口縁内面に沿って内方に
撓み自在に配設され、係合ロック片13の操作突起12を分
電函3外面に突出させる切欠14がボデイ3aおよびカバー
3bの接合面に設けられている。なお、実施例では、係合
ロック片13をボデイ3aに一体成形しているが、係合ロッ
ク片13を別部品とし、ボデイ3aに嵌着するようにしても
良い。また、カバー3bをボデイ3aにロックするロック手
段は実施例に限定されるものではない。
一方、ボデイ3aの前辺の開口縁からは、内方に湾曲した
U字状の弾性片よりなるカバー押し上げ片15が2個突設
されており、ボデイ3aにカバー3bが嵌着された状態でカ
バー押し上げ片15によりカバー3bを開放方向に付勢して
いる。ここに、実施例のカバー押し上げ片15はU字状部
15aの下端に係合部15bが延出されており、この係合部15
bがボデイ3aの係合孔16に挿入されている。また、この
カバー押し上げ片15に対応する位置においてカバー3aの
前辺に水平面20aと立ち上がり面20bからなる被押圧部20
が形成してある。
また、基板7および保持フレーム8を介してボデイ3aに
取着されている分岐ブレーカ2の負荷側端子2bに接続さ
れる負荷給電用の電線は、ボデイ3aに形成された電線引
き出し孔17を介して分電函3外へ導出される。
いま、実施例にあっては、後辺がボテイ3aに回動自在に
嵌着されたカバー3bの側辺の要所が係合ロック片13より
なるロック手段によってロックされており、このとき、
係合ロック片13の操作突起12の先端は切欠14を介して分
電函3外面に突出している。ここに、ロックを解除して
カバー3bを開く場合には、分電函3外面に先端が突出し
ている操作突起12を押せば良く、この操作突起12が押さ
れることによって係合ロック片12が内方に撓んで係合爪
11が被係合部から離脱し、カバー3bのロックが解除され
た状態になる。この状態において、カバー押し上げ片15
の弾性力復元力によってカバー3bが押しあげられるの
で、カバー3bとボデイ3aとの間に適当な隙間ができ、カ
バー3bを容易に回動させることができるようになる。し
かも、ロック手段の操作突起12から手を離しても再ロッ
クされることがないので、操作ミスによってカバー3bが
開かないという不都合が生じない。さらにまた、カバー
押し上げ片15を内方に湾曲したU字状としているので、
カバー押し上げ片15の弾性復元力を有効に利用できると
ともに、カバー押し上げ片15が内部配線に引っ掛かるこ
とがない。
[考案の効果] 本考案は上述のように、ボデイの一辺側にカバーを係止
する係止部を設けると共に他辺側に基端が固定され先端
を内方に凸湾曲するU字状に形成したカバー押し上げ片
を設け、前記カバーの一辺側に係止部に係止される被係
止部を設けると共に、カバーの他辺側にカバーの閉成時
にカバー押し上げ片の先端を略水平まで押圧する水平面
と開放時にカバー押し上げ片の先端で係止される水平面
に隣接した立ち上がり面からなる被押圧部を設けるよう
にしたので、カバーをボデイに閉成した状態ではカバー
押し上げ片は被押圧部の水平面を押圧しており、ボデイ
とカバーの一辺側における係止部と被係止部の係止を外
す方向にカバーをずらす力は弱く、係止部と被係止部の
係止を確実に保持することができ、またカバーをボデイ
から開放するときにはカバー押し上げ片の先端が被押圧
部の水平面を滑るように作用して、カバーの全体を一辺
側方向にずらす力が働いて係止部と被係止部の係止が外
れ易くなり、分電盤のカバー開閉操作を容易におこなう
ことができるものであり、分電函のカバー開閉操作が容
易に行え、しかもカバー押し上げ片のばね付勢力を有効
に利用できるとともに、カバー押し上げ片が内部配線に
引っ掛かることがないという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案一実施例の外観斜視図、第2図は同上の
分電函のカバーを外した状態を示す斜視図、第3図は同
上の要部断面図、第4図(a)(b)は同上の動作を示
す要部拡大断面図である。 1はメインブレーカ、2は分岐ブレーカ、3は分電函、
9aは被係止部、9bは係止部、15はカバー押し上げ片、20
は被押圧部、20aは水平面、20bは立ち上がり面である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】メインブレーカおよび複数の分岐ブレーカ
    を収納したボデイと、このボデイに開閉自在に嵌着され
    るカバーとを備えた分電盤において、前記ボデイの一辺
    側にカバーを係止する係止部を設けると共に他辺側に基
    端が固定され先端を内方に凸湾曲するU字状に形成した
    カバー押し上げ片を設け、前記カバーの一辺側に係止部
    に係止される被係止部を設けると共に、カバーの他辺側
    にカバーの閉成時にカバー押し上げ片の先端を略水平ま
    で押圧する水平面と開放時にカバー押し上げ片の先端で
    係止される水平面に隣接した立ち上がり面からなる被押
    圧部を設けたことを特徴とする分電盤。
JP1987155259U 1987-10-09 1987-10-09 分電盤 Expired - Lifetime JPH0635607Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1987155259U JPH0635607Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09 分電盤

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JP1987155259U JPH0635607Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09 分電盤

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH0161807U JPH0161807U (ja) 1989-04-20
JPH0635607Y2 true JPH0635607Y2 (ja) 1994-09-14

Family

ID=31432731

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JP1987155259U Expired - Lifetime JPH0635607Y2 (ja) 1987-10-09 1987-10-09 分電盤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6598047B2 (ja) * 2014-04-08 2019-10-30 パナソニックIpマネジメント株式会社 分電盤のハウジング及び分電盤

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0446044Y2 (ja) * 1986-01-29 1992-10-29

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