JPS6345770Y2 - - Google Patents

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JPS6345770Y2
JPS6345770Y2 JP10708184U JP10708184U JPS6345770Y2 JP S6345770 Y2 JPS6345770 Y2 JP S6345770Y2 JP 10708184 U JP10708184 U JP 10708184U JP 10708184 U JP10708184 U JP 10708184U JP S6345770 Y2 JPS6345770 Y2 JP S6345770Y2
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JP
Japan
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plate
lock
shutter
disconnector
elongated hole
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JP10708184U
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JPS6122114U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の技術分野〕 この考案は引出形しや断器の安全シヤツター装
置に関し、特にロツク板のロツク解除に関する。
〔従来技術〕
従来、この種の引出形しや断器の安全シヤツタ
ー装置として実願昭58−167711号が提案されてい
る。以下第3図〜第9図に転記して説明する。第
3図は装置全体の概略斜視図(ただし絶縁板と相
間バリヤとは一部のみ示してある)、第4図〜第
6図はシヤツター装置の三つの異なる動作位置を
示す横断平面図、第7図はシヤツター部分の要部
拡大図、第8図〜第9図はロツク板の二つの異な
る動作位置を示す斜視図である。図において1は
しや断器2の固定引出枠で、左右二枚の側板1a
とこれら両側板1aを接続する上下二つのアング
ル部材1bとで構成される。3は引出枠1のアン
グル部材1bに固定部材4により取付けた主回路
導体(図面では3相、4個/極)、5は主回路導
体3の各相間に配置した相間バリヤで、例えば前
記固定部材4により取付けられる。6は引出枠1
の両側板1aの内側にそれぞれピン7によりしや
断器2の挿脱方向に摺動可能に取付けた左右二枚
の駆動板、8は駆動板6をしや断器2の引出し方
向に付勢する引きばね、9は両駆動板6に接続さ
れる上下二枚のスライド板で斜め長孔9aとL状
長孔9bとを有する。この斜め長孔9aには駆動
板6のピン6aが係合し、またL状長孔9bには
アングル部材1bのピン1cが係合する。10は
しや断器2の各相毎に主回路導体3を覆い穏す二
枚の絶縁板からなるシヤツターで、一方の絶縁板
10Aは突起10cがスライド板9の横長孔9c
に係合して相間方向に移動しない状態でスライド
板9に支持されると共に他方の絶縁板10Bはス
ライド板9に固定されて相間方向に移動する。絶
縁板10Aには主回路導体3のそれぞれと対応す
る主回路導体3としや断器側導体2aとの接続用
孔10aが穿けられ、絶縁板10Bには孔10a
に係合する孔10bが穿けられる。また各絶縁板
10Aの両側縁は相間バリヤ5に隣接して設けら
れているが、絶縁板10Bは相間バリヤ5との間
に絶縁板10Bの相間方向の移動を許容する間隙
を設けてある。11はしや断器2の挿入方向に延
びた長孔12を有しかつ駆動板6にピン13によ
り揺動可能に取付けたロツク板、14は引出枠1
の側板1aに固着されてロツク板11の長孔12
に係合するロツクピン、12aはロツク板11の
長孔12に設けられて駆動板6がシヤツター10
の開放位置にきたときにロツクピン14と係合す
る切欠き段部、15はロツクピン14が長孔12
の切欠き段部12aに係合しないようにロツク板
11を付勢するばねで、前記引きばね8よりもは
るかに弱いもので駆動板6に取付けられる。なお
16は駆動板6に設けたロツクピン14の通路で
ある。
次に作用を説明する。第4図はしや断器2が引
抜かれ、駆動板6が引きばね8により引戻されて
絶縁板10Bにより絶縁板10Aの孔10aが閉
鎖する状態である。今、第4図においてしや断器
2が挿入されると、駆動板6はしや断器2に押さ
れて引きばね8に抗して進入し、ピン6aがスラ
イド板9を第4図中矢印17の方向にスライドさ
せる。このときスライド板9はL状長孔9bに係
合するピン1cにより進入をはばまれる。このス
ライド板9のスライドと共に絶縁板10Bも同方
向にスライドし、第5図に示すように絶縁板10
Bの孔10bが絶縁板10Aの孔10aに係合し
て孔10aが開放される。このとき絶縁板10A
の孔10aのうちスライド方向にみて後方に位置
する側の孔10aはスライドした絶縁板10Bか
ら外れて開放される。この状態ではロツク板11
も駆動板6と共に進入するのでロツクピン14が
長孔12の切欠き段部12aの位置にくるが、ば
ね15の引張力によつてロツク板11が押し上げ
られてロツクピン14は切欠き段部12aに係合
しない(即ちロツク状態とならない)。さらにし
や断器2が挿入されると、ピン6aがスライド板
9を第5図中矢印18の方向に押すので孔10a
が開いたままシヤツター10が同方向に進入し、
第6図に示すように孔10aから突出する主回路
導体3にしや断器側導体2aが接続される。この
状態ではロツク板11も駆動板6と共に進入する
のでロツクピン14は長孔12に沿つてそのまま
長孔12の終点に達する。なお、しや断器2が第
6図の挿入状態から引抜かれた場合には、引きば
ね8の引張力により駆動板6、スライド板9およ
び絶縁板10A,10Bがそれぞれ引戻され、第
4図のしや断器2の挿入前の状態に復帰する。こ
の時ロツク板11も駆動板6と共に引戻されて第
8図のしや断器2の挿入前の状態に復帰する。
保守点検時のシヤツター10の開放ロツクにつ
いて説明する。しや断器2が引出された第4図お
よび第8図の状態において、ロツク板11の上部
11aを矢印19の方向に押し、駆動板6を進入
させながらロツクピン14がばね5に抗して長孔
12の切欠き段部12aに嵌り込んだ位置でロツ
ク板11を離すと、ロツク板11は第9図に示す
ように長孔12の切欠き段部12aにロツクピン
14が係合したロツク状態となる。このロツク状
態ではばね15がロツク板11を押し上げてロツ
クピン14を切欠き段部12aから外そうとする
力よりも、引きばね8が駆動板6共々ロツク板1
1を引戻してロツク板11の切欠き段部12aを
ロツクピン14に押しつける力の方がはるかに大
きいので強固にロツク状態が保持される。勿論第
9図のロツク状態においてはシヤツター10は第
5図の開放した状態となる。そしてロツク板11
の上部11aを第9図中矢印20の方向に引く
と、ロツクピン14から切欠き段部12aが外れ
るので引きばね8の引張力により駆動板6共々ロ
ツク板11が引戻されてロツクが解除される。
従来のこの種の安全シヤツター装置は以上のよ
うにロツク板11を手前に引いて解除するように
していたのでロツク板11の解除と同時にロツク
板11を引く力に加えて引きばね8の引張力が働
きロツク板11共々駆動板6が一気に引戻され、
危険であつた。
〔考案の概要〕
この考案は上記した従来のものの欠点を除くた
めになされたもので、ロツク板に押部を設けてこ
の押部を押してロツク板を解除するようにするこ
とにより高い安全性が確保できる引出形しや断器
の安全シヤツター装置を提供することを目的とし
ている。
〔考案の実施例〕
以下、この考案の一実施例を第1図、第2図に
ついて説明する。図において11Aはロツク板1
1の後端側に上下方向に長い板状に形成した押
部、15Aはロツク板11を反時計方向に付勢す
るばねで、第3図〜第9図のばね15と同じ作用
をする。その他の構成は第3図〜第9図に示した
従来のものと同じであるので説明を省略する。
ロツク板11の押部11Aの上方11aを矢印
19の方向に押し、駆動板6を進入させながらロ
ツクピン14がばね15Aに抗して長孔12の切
欠き段部12aに嵌り込んだ位置で押部11Aを
離すと、ロツク板11は第2図に示すように長孔
12の切欠き段部12aにロツクピン14が係合
した状態でロツクされる。そしてロツク板11の
押部11Aの下部11bを矢印21の方向に押す
と、ロツクピン14から切欠き段部12aが外れ
るので引きばね8の引張力により駆動板6共々ロ
ツク板11が引戻されてロツクが解除される。
〔考案の効果〕 以上のように、この考案によればロツク板に押
部を設けることによりこの押部を押してロツク板
の解除ができるので従来のようにロツク板を引い
てロツク解除と同時に駆動板が一気に引戻される
ことがなく、高い安全性が得られる効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例を示す主要部の斜
視図、第2図はロツク状態を示す第1図と同じ斜
視図、第3図は従来の装置全体の概略斜視図(た
だしシヤツターと相間バリヤとは一部のみ示して
ある)、第4図〜第6図はシヤツター装置の三つ
の異なる動作位置を示す横断平面図、第7図はシ
ヤツター部分の要部拡大図、第8図〜第9図はロ
ツク板の二つの異なる動作位置を示す斜視図であ
る。なお図中同一符号は同一または相当部を示
す。 図中1は引出枠、2はしや断器、3は主回路導
体、6は駆動板、8は引きばね、10はシヤツタ
ー、11はロツク板、11Aは押部、12は長
孔、12aは切欠き段部、14はロツクピン、1
5Aはばねである。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. しや断器の引出枠内の主回路導体を覆い隠しか
    つしや断器の挿脱に応答して開閉するシヤツター
    を有する引出形しや断器の安全シヤツター装置で
    あつて、前記引出枠にしや断器の挿脱方向に摺動
    可能に取付けられて前記シヤツターをしや断器の
    挿脱に応答して開閉させる駆動板、この駆動板を
    しや断器の引出し方向に付勢する引きばね、しや
    断器の挿入方向に延びた長孔を有しかつ前記駆動
    板に揺動可能に取付けられるロツク板、前記引出
    枠に固着されて前記ロツク板の長孔に係合するロ
    ツクピン、前記ロツク板の長孔に設けられて前記
    駆動板が前記シヤツターの開放位置にきたときに
    前記ロツクピンと係合する切欠き段部、この切欠
    き段部に前記ロツクピンが係合しないように前記
    ロツク板を付勢するばねを有するものにおいて、
    前記ロツク板にこれをロツク位置と解除位置とに
    回動させるための押部を設けたことを特徴とする
    引出形しや断器の安全シヤツター装置。
JP10708184U 1984-07-13 1984-07-13 引出形しや断器の安全シヤツタ−装置 Granted JPS6122114U (ja)

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JPS6122114U JPS6122114U (ja) 1986-02-08
JPS6345770Y2 true JPS6345770Y2 (ja) 1988-11-29

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