JP4358396B2 - 電気機器収納用箱 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は内部に配線用遮断器や制御機器を収納する電気機器収納用箱に関するもので、詳しくは電気機器収納用箱の扉にハンドルや取手を備えておらず、扉の端部をもって開閉を行う電気機器収納用箱に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、電気機器収納用箱の内部に配線用遮断器を収納する分電盤は通常、扉を閉じた状態であり、内部に収納した配線用遮断器のハンドルを操作するときなどの操作時のみ扉を開けるものである。この扉は一方側にヒンジ部を設け、もう一方側にロック部を設けているものであって、扉にはハンドルや取手は備えていないものがある。この種の分電盤の扉の開閉は、開状態から扉を閉めてロック部によってロックし閉状態となり、ロック部のロックを解除し箱本体と扉との間に指を入れて扉の端部をつかんで扉を開けていた。しかしながら、箱本体を扉との間に隙間を設けると美観が悪くなるので、ヒンジ部分に扉が閉状態において開方向に付勢するバネ部材を設けて、ロック部のロックを解除すると扉がある一定間隔だけ開くようにして指が入り易くしていたが、部品点数が増加し組立作業も煩雑であった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記の問題点を解決するためになされたものであり、ヒンジ部分にバネ部材を設けることなく、扉が閉状態からロック部材のロックを解除すると扉がある一定間隔だけ開くようにして指が入り易くした電気機器収納用箱を提供するためになされたものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記の問題を解決した本発明の電気機器収納用箱は、箱前面板3とロック部14を備える箱本体2と扉4とからなり、前面板3は、上部に扉4を回動するヒンジ7と下部に扉4をロックするロック部材14とを備え、扉4は、上辺にヒンジ7により上方に向かって開くものであり、該扉4の下辺には前記箱本体2に設けたロック部材14に対応する扉側のロック部材14を備え、扉4を閉める際に箱前面板3と扉4がロックされる前に箱前面板3と扉4が当接する当接部11を前記扉4のヒンジ取付辺側に設け、さらに扉4を押圧すると扉4の上辺はそのままでありながら、扉4の構成材料自体の弾性変形による撓みによって扉4の下辺のロック部材と箱前面板3のロック部材とによりロックすることができ、ロックを解除すると弾性変形が戻り扉4が僅かに開いた状態となることを特徴とするものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
以下に分電盤を例にした本発明の実施形態を図面を参照して説明する。
合成樹脂製の電気機器収納用箱を用いた分電盤1は、箱本体2、箱前面板3、扉4とからなり、箱本体2の内部に主幹用の配線用遮断器と分岐用の多数の配線用遮断器等の機器が収納され、この配線用遮断器のハンドル対応部のみ切り欠いた窓孔5を備える箱前面板3でカバーされている。この箱前面板3を覆う扉4は少なくとも窓孔5群を遮蔽するものであり、通常時は扉は閉状態とし不用意に配線用遮断器のハンドルに触れないようにしているとともに、普段は使用しない機器類を目隠しする役目もある。この実施形態の分電盤1は家庭用のもので、主幹用の配線用遮断器の横方向に上下2列に多数の分岐用の配線用遮断器を備えたもので、横方向に広がる窓孔5群を遮蔽する扉4は上辺両側の2箇所のヒンジ機構により上方に向かって開く方式となっている。この扉4の開閉は箱前面板3の内部に開閉角度保持機構付の軸部6を備えたヒンジ7によるものであり、軸部6から後方下降に続いて前方斜め下方に伸びる延長部8の先端に、垂直上方に伸びる取付板部8を設けておき、取付板部8を扉4の裏面上端の嵌入部9に上向きに嵌め込んでいる。ヒンジ7の取付板部8を扉4の嵌入部9に嵌め込んだ後に、扉の外れ防止のために固着部材10がワンタッチで嵌め込んでいる。この固着部材10の箱前面板3側には当接部11が設けられ、扉3を開状態から閉めていくと、扉3側と箱前面板3側が最初にぶつかる部分である。また、扉4の下端にはロックのための係合突起12を設けるとともに、箱前面板3にも前記係合突起12に対応する部分にキャッチ部13を設け、係合突起12とキャッチ部13とによりロック部材14を構成している。ロック部材14は係合突起12をキャッチ部13に押し込むとロックされ、押圧をやめ、さらに押圧することによりロックが解除される構造であるが、この構造に限定されるものではなく、いかようなロック部材でもよい。
【0006】
そして、扉4を開状態としたときには開閉角度保持機構付の軸部6を備えたヒンジ7により扉4は略水平を保持している。この状態から扉4を閉めることにより略鉛直から僅かに開いた位置で扉4のヒンジ取付辺側に設けた固着部材10の当接部11が箱前面板3に当接するが、さらに扉4を押していくと扉4の構成材質自体の弾性変形より、扉4の上辺はそのままでありながら撓みによって下辺の係合突起12と箱前面板3のキャッチ部13とによりロックされ閉状態となる。また、扉を開けるには扉4表面のロック部近辺を押圧することにより、ロックが解除されることとなるが、前記した扉4自体の弾性変形が元に戻ることとなり、扉4は略鉛直から僅かに開いた位置となる。この位置となることによって扉4と箱前面板3との間には隙間ができ、そこに指を入れることによって扉4をつかみ略水平の開状態まで持ち上げることができる。
【0007】
また、この実施形態のように別部材による当接部であれば小型部品となり当接部の寸法変更が容易になるが、扉、箱本体、箱前面板を延設して当接部を構成してもよく、この実施形態の他にも箱前面板3に当接部11を設け、箱前面板3の構成材質自体の弾性変形により、ロックを解除した際に、扉4が略鉛直から僅かに開いた位置まで戻るようにしてもよいし、扉4と箱前面板3の両方の構成材質自体の弾性変形を利用してもよい。さらに、箱前面板3自体の弾性変形を効率よく利用するために、箱前面板3上に3方を切り離した弾性板部を設けるようにしてもよい。
【0008】
このように構成された電気機器収納用箱は、扉4を閉めたときにロック部材がロックする前に当接部11によって扉4と箱前面板3が当接することとなり、さらに押圧することによって扉4と箱前面板3の少なくとも一方の構成材質自体の弾性変形により、ロックすることができ、ロックを解除した際に扉4と箱前面板3の少なくとも一方の構成材質自体の弾性変形が元に戻り、扉4が略鉛直から僅かに開いた位置まで戻るようにしたものである。
なお、本発明は箱本体、箱前面板、扉とからなる分電盤について説明したが、箱前面板がなく、箱本体、扉とから構成されても扉の構成材質自体の弾性変形を利用したものでは箱前面板が無い電気機器収納用箱でもでよい。
【0009】
【発明の効果】
以上に説明したように、本発明の電気機器収納用箱はヒンジ部分にバネ部材を設けることなく、扉が閉状態からロック部材のロックを解除すると扉がある一定間隔だけ開くようにして指が入り易くした電気機器収納用箱を提供するためになされたものである。
従って、従来の電気機器収納箱の問題点を解決したものとして業界にもたらす益大なものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の電気機器収納用箱の扉をロックした状態を示す側面図である。
【図2】本発明の電気機器収納用箱の扉のロックを解除した状態を示す側面図である。
【図3】本発明の電気機器収納用箱の扉のロックを解除した状態のヒンジ機構の拡大側面図である。
【図4】本発明の電気機器収納用箱の扉のヒンジの固着部材の側面図である。
【図5】本発明の電気機器収納用箱の扉のヒンジの固着部材の斜視図である。
【図6】本発明の電気機器収納用箱の扉のヒンジの斜視図である。
【符号の説明】
1 分電盤
2 箱本体
3 箱前板部
4 扉
7 ヒンジ
11 当接部
14 ロック部材

Claims (1)

  1. 箱前面板3とロック部14を備える箱本体2と扉4とからなり、前面板3は、上部に扉4を回動するヒンジ7と下部に扉4をロックするロック部材14とを備え、扉4は、上辺にヒンジ7により上方に向かって開くものであり、該扉4の下辺には前記箱本体2に設けたロック部材14に対応する扉側のロック部材14を備え、扉4を閉める際に箱前面板3と扉4がロックされる前に箱前面板3と扉4が当接する当接部11を前記扉4のヒンジ取付辺側に設け、さらに扉4を押圧すると扉4の上辺はそのままでありながら、扉4の構成材料自体の弾性変形による撓みによって扉4の下辺のロック部材と箱前面板3のロック部材とによりロックすることができ、ロックを解除すると弾性変形が戻り扉4が僅かに開いた状態となることを特徴とする電気機器収納用箱。
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