JPH0439599Y2 - - Google Patents

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JPH0439599Y2
JPH0439599Y2 JP1985132440U JP13244085U JPH0439599Y2 JP H0439599 Y2 JPH0439599 Y2 JP H0439599Y2 JP 1985132440 U JP1985132440 U JP 1985132440U JP 13244085 U JP13244085 U JP 13244085U JP H0439599 Y2 JPH0439599 Y2 JP H0439599Y2
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JP
Japan
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connecting piece
latch
padlock
operating lever
rear end
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JP1985132440U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、筐体用蓋止金具に関し、更に詳し
くは、受け金と、その受け金に掛合させるための
掛け金を操作レバーを介して旋回自在に支持する
取り付け座とからなり、南京錠を介して筐本体に
その蓋を施錠する止め金具に関する。
(従来の技術) 従来、この種の止め金具は一般に広く使用され
ており、その特徴的構成を第6図及び第7図に示
す。
すなわち、第6図に示すように、取り付け座か
ら起立する連結片の上端部は、操作レバーの中央
孔を経てその上方へ突出させ、その連結片の透孔
に南京錠の掛け金を挿通するようにしてある。
なお、操作レバーと連結する掛け金を掛合する
ための受け金は、その掛け金を受け金に掛合した
ときでも、その受け金を固定したネジの頭部が完
全に露出する状態になつているため、部外者がド
ライバーなどで故意に受け金を外して解錠するお
それがある。
(考案が解決しようとする問題点) しかし、前記公知の止め金具は、操作レバーの
上方に連結片の上端部が突出して嵩張るうえ、そ
の上端部に南京錠を取り付けるため更に嵩張つて
支障を来すことがある。
更に、南京錠は、その掛け金が上方に突出した
連結片の上端部に挿通されていてその挿通部を支
点として止め金具上において、第6図上、上下・
左右に自由に旋回可能、特に上下面が反転するよ
うに旋回可能であるから、筐体を移動するときな
どにおいてそのように妄りに動いて止め金具と衝
突するといつた難点がある。
この考案は、前述した問題点を簡単な手段で解
決することを目的とする。
(問題点を解決するための手段) 前記問題点を解決するためのこの考案は、第1
図〜第5図に示すように、次の点を特徴とする。
連結片6は、取り付け座1の両側に設けるとと
もに、掛合軸15を掛合部22に掛合させた施錠
時に、連結片6の上端が操作レバー2の下面に位
置する長さに形成してある点。
支軸17よりも後方に位置し連結片6の透孔7
と合致して南京錠40の掛け金41を挿通するた
めの透孔13を有する連結片11を操作レバー2
の後端両側に下方へ突出して設けてある点。
前記施錠時に、指当て部12と取り付け座4を
取り付けた筐本体30及び蓋31の一方の上面と
の間に形成される間隙は、掛け金41を含む南京
錠40の少なくとも前端部を介在させることがで
きる寸法に形成してある点。
(作用) 前記施錠時に、透孔7を有する連結片6は、そ
の上端が操作レバー2の下面に位置する、すなわ
ち、その上面から突出せず、透孔13を有する連
結片11と協同して南京錠40の掛け金41を挿
通する機能を果たす。
指当て片12は、操作レバー2を操作するとき
の指による摘持部としてばかりでなく、南京錠4
0が筐体の上面において上方へ大きく旋回・反転
することに対する阻止部としても機能する。
(実施例) 第1図〜第5図に示す実施例に基づいて、この
考案を更に詳細に説明すると、以下のとおりであ
る。ただし、以下の説明では、第1図〜第3図、
第5図においてそれらの図の左方を前方とする。
この考案に係る止め金具は、取り付け座1と、
操作レバー2と、掛け金3と、受け金4とからな
る。
取り付け座1は、前後端部の両側に上方へ起立
した一対の連結片5,6を有している。後端部の
連結片6は透孔7を有している。こうした取り付
け座1は、両連結片5,6の間の部位から筐本体
30の上面に固定手段としてのネジ9をねじ込ん
で取り付けてある。
操作レバー2は、前端両側に連結片10と、後
端部近傍の両側に連結片11と、後端に指当て部
12とを有し、連結片10,11は下方へ突出
し、指当て部12は後方へ突出している。連結片
11は前記透孔7と合致する透孔13を有してい
る。こうした操作レバー2は、連結片10を支軸
14で前記連結片5に回動自在に連結してある指
当て片12と筐本体30の上面との間には、南京
錠40の少なくとも前端部を介在させることが可
能な寸法に形成してある。
掛け金3は、掛合軸15の両側端に前端を連結
した一対の第1レバー16と、支軸17の両側端
に後端を連結した一対の第2レバー18と、第1
レバー16と第2レバー18との重ね合わせ部に
これらを包むように装着したコイルバネ19とを
有している。こうした掛け金3は、支軸17を前
記透孔13よりも前側の連結片11の部位に挿通
することが旋回自在に連結してある。第1レバー
16の後端と、第2レバー18の前端には鍔2
1,20を設けてあつて、これら鍔20,21の
間にコイルバネ19が位置している。
受け金4は、前方(外方)へ屈曲した掛合片2
2を有しており、両側端を蓋31に固定手段とし
てのネジ23でねじ込んで取り付けてある。
南京錠40は、第2図に示すように、指当て部
12と筐本体30の上面との間に少なくとも南京
錠40の前端部が介在可能であつて、掛け金41
を有している。
前記構成を有するこの考案に係る金具において
は、第5図に示すように、指当て部12を指先で
摘持して、支軸14を支点に操作レバー2を上方
へ旋回させて掛合軸15を掛合部22に掛合させ
た後、透孔7,13が互いに合致するまで、コイ
ルバネ19の作用に抗しながら、操作レバー2を
下方へ押圧する。次いで、互いに合致した透孔
7,13に南京錠40の掛け金41を挿通して南
京錠40を鍵(図示せず)で操作して施錠する
(第1図参照)。第1図においては、掛け金41を
片側の透孔7,13に挿通してあるが、反対側の
透孔7,13に、または掛け金41の湾曲形状ま
たは大きさによつては、両側の透孔7,13に挿
通してもよい。
第1図、第4図に示すように、施錠したとき、
受け金4を取り付けたネジ23の頭部の上面に近
接してこれを掛け金3の前端部が横切つている。
そのため、部外者がドライバーなどでネジ23を
操作し受け金4を外して解錠するのを防止するこ
とができる。
なお、いうまでもなく、取り付け座1を蓋31
に、受け金4を筐本体30に取り付けることも可
能である。
(考案の効果) 以上の構成および作用を有するこの考案に係る
止め金具によれば、次の効果を奏する。
止め金具の両側の一方または両側に位置する連
結片7,11の透孔6,13に南京錠40の掛け
金41を挿通して施錠することができるから、筐
体上面での横・縦への南京錠40の配置向きを必
要に応じて選択することができる。
前記施錠状態において、操作レバー2の上面か
ら連結片6の上端部が上方へ突出しないととも
に、掛け金41を含む南京錠40の少なくとも前
端部が指当て部12と筐体の上面との間に介在
し、南京錠40もまた上方へ突出しない。したが
つて、そのように上方へ突出することによる支
障、例えば、他の物体に衝突してこれを傷付ける
といつたことがない。
また、前記施錠状態において、筐体を移動する
ときなどにおいて、使用する南京錠40の掛け金
41の大きさや湾曲形状にもよるが、指当て部1
2またはことれこれに連なる操作レバー2の側縁
とが南京錠40の上方への大きな動きを阻止ない
し抑制する。したがつて、南京錠40が妄りに反
転するなどして、止め金具との大きな衝突ないと
摺接音を生じさせることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第5図は、この考案の実施例に係る止
め金具を示すもので、第1図は南京錠を介して施
錠状態の平面図、第2図は同上の側面図、第3図
は第1図A〜A線における断面図、第4図は第1
図B−B線における断面図、第5図は施錠または
解錠操作時の止金具の状態を示す側面図。第6
図、第7図は、それぞれ従来例を示す側面図、一
部の平面図。 1……取り付け座、2……操作レバー、3……
掛け金、4……受け金。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 前端部の両側に上方へ起立した連結片5と、後
    端部に上方へ起立し、南京錠40の掛け金41を
    挿通するための透孔7を設けた連結片6とを有
    し、筐本体30及び蓋31の一方の上面に固定手
    段9で取り付けるための取り付け座1と;前端部
    に下方へ突出した連結片10と、後端に後方へ突
    出した指当て部12とを有し、該連結片10を支
    軸14で前記連結片5に回動自在に連してある操
    作レバー2と;前端に掛合軸15を有し、長さ方
    向のほぼ中央部位に後端を支軸17で回動自在に
    連結してある掛け金3と;前記係合軸15を係合
    するための外方へ屈曲した掛合片22を有し、筐
    本体30及び蓋31の他方の上面に固定手段23
    で取り付けるための受け金4と;からなる筐体用
    蓋止金具において; 前記連結片6は、前記取り付け座1の両側に設
    けるとともに、前記掛合軸15を前記掛合部22
    に掛合させた施錠時に、該連結片6の上端が前記
    操作レバー2の下面に位置する長さに形成し; 前記支軸17よりも後方に位置し、前記連結片
    6の透孔7と合致して前記南京錠40の掛け金4
    1を挿通するための透孔13を有する連結片11
    を前記操作レバー2の後端両側に下方へ突出して
    設け; 前記施錠時に、前記指当て部12と前記取り付
    け座4を取り付けた前記筐本体30及び蓋31の
    一方の上面との間に形成される間隙は、前記掛け
    金41を含む前記南京錠40の少なくとも前端部
    を介在させることができる寸法に形成しある; ことを特徴とする前記金具。
JP1985132440U 1985-08-31 1985-08-31 Expired JPH0439599Y2 (ja)

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JP1985132440U JPH0439599Y2 (ja) 1985-08-31 1985-08-31

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JPS6242091U JPS6242091U (ja) 1987-03-13
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2518971Y2 (ja) * 1992-09-11 1996-12-04 株式会社栃木屋 開閉構造体用掛止装置

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US3630559A (en) * 1970-04-10 1971-12-28 Southco Overcenter draw latch

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US3630559A (en) * 1970-04-10 1971-12-28 Southco Overcenter draw latch

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