JPH0635286B2 - 真空凍結乾燥庫 - Google Patents

真空凍結乾燥庫

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JPH0635286B2
JPH0635286B2 JP57067153A JP6715382A JPH0635286B2 JP H0635286 B2 JPH0635286 B2 JP H0635286B2 JP 57067153 A JP57067153 A JP 57067153A JP 6715382 A JP6715382 A JP 6715382A JP H0635286 B2 JPH0635286 B2 JP H0635286B2
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JP
Japan
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shelves
vacuum freeze
shelf
loading
drying
Prior art date
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JP57067153A
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English (en)
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JPS58203382A (ja
Inventor
正雄 早川
典康 増田
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Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
Original Assignee
Yamanouchi Pharmaceutical Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、バイアルを自動的に入出庫することのでき
る真空凍結乾燥庫に関する。従来アンプル又はバイアル
等の容器内の薬液を凍結乾燥させる際、薬液充填後の容
器を一旦トレーに収容し、このトレーを真空凍結乾燥庫
内の棚に設置し、乾燥を行なっている。この作業方法は
容器をトレーへ入れたり又取り出したりする作業を伴な
う上、多数のトレーを必要とする。しかも、このトレー
の洗浄、滅菌作業が必要であるなど、人手、スペース、
トレー費用及びトレーと棚とのこすれによる庫内汚染等
種々の問題点がある。
この発明はこれらの欠点を解消するため、薬液充填後の
容器をトレーを用いず、直接真空凍結乾燥庫の棚上に入
出庫する装置を得たものである。
図について説明すれば、第1図はこの発明の押込装置の
平面図、第2図は第1図のA−A線に沿う断面図、第1
5図は押込装置の全容図を示し、1は充填機で薬液を充
填されたバイアルなどの被処理容器であって、コンベア
2によって1列に真空凍結乾燥庫3の前面壁(または
扉)Aに設けた開閉かつ耐圧密閉可能な入出庫口Bの前
まで移送される。コンベア2から渡り板6を経て容器を
押し込む場合、容器1内の薬液がゆれると、容器内壁に
薬液が付着し製品仕上がりのとき見苦しくなり、又時に
は容器1が転倒したりすれば薬液が飛散しその周囲の容
器の除去や後始末に多大の労力を要する。そこでこの発
明の押込装置の実施例ではコンベア2から直角方向に容
器を移送する際押し込み枠7を使用し、枠7で容器の前
後を囲み、シリンダ4によって、流体圧力で枠7に固定
されているピストン杆9を押し出しバイアルを棚の上に
順次押し出すものである。第1図に示す如く枠7はまず
コンベア2上に位置し、コンベア上を移送されて来た容
器は順次枠内に入り、棚5の巾一杯に所要本数が枠内に
入れば、ストッパー8が前進して次の容器を遮ぎり、シ
リンダ4によりピストン杆9、即ち枠7が庫内に前進
し、一列の容器を庫内の棚上の一番前まで入れ、所定位
置に達したら、第2図に示す如く所定位置にある枠7′
はシリンダ4とともに上方に持ち上げられ、7″の位置
にゆき、引き戻されてコンベア上の7の位置にゆき、
そこでコンベア上に降りて来る。そこでストッパー8が
引き抜かれ次の列の押圧作動が再開される。
第3図、第4図は枠7の構成を二列を示し、第3図
(A)は第1の例の平面図、(B)は三角法で示した側
面図であって、第1図、第2図に示す枠と同じ構成であ
って枠のみからなり、巾Wが20cm程度までの場合有
利である。第4図は第2の例では(A)の平面図、
(B)は同じく側面図で上板72を有し、巾Wが数十c
mから1mを超える場合に有利である。
棚5は多段になっていて、一段の棚に容器をならべ終る
と、その棚は上方に吊し上げ、一つ下の棚に同様になら
べてゆく。その際第5図に示す如く上段の棚5′と容器
をならべている棚5の間の間隔がせまいと押し込み枠7
の容器前方の保持部7aを短かくする。そうすれば第5
図に示す如く枠7を上方の7′の位置に持ち上げて後方
に戻すとき、保持部7aが短かいので持ち上げる量が少
なくてすむ。又は第6図(A)に示す如く枠7の構造を
前方に円弧を有する形状に形成し、シリンダー4aから
ピストン杆9′をつき出すことにより枠7を上方に回転
させることができ第6図(B)に示す如く容器から外す
ことができる。
尚入庫時升目状に容器を押し込むと棚面を有効活用でき
ない上、先に入庫した部分から整列状態が崩れ所定本数
だけ入庫できないことがある。
そこでこの発明の実施態様では第7図に示す如く枠7に
ストッパーピン12をソレノイド11によって出入さ
せ、枠の一番奥深く入る容器の位置を一列毎に容器の直
径の半分ずつずらすようにしてある。第8図(A)は別
の実施態様を示し、枠7にはピストン杆9の先端に形成
した受け金具15が固定され、それを軸14が貫通し、
枠7の左右に固定された軸止め金具13,13aに図示
の如く係止されている。受け金具にはシリンダー18を
取りつけ、軸止め金具13aとの間にピンが出入するよ
うになつており、軸止め金具13と受け金具15の間に
はばね16が介挿されている。第8図(B)は(A)の
状態に比して半ピッチ左にずらしたところを示し、シリ
ンダ18からピン17をのばし、軸受け金具13aを左
に押すと、この軸受け金具は枠7に固定されているの
で、枠全体がばね16を圧縮しながら半ピッチ左にずれ
るものである。ピン17を引っ込めるとばね16が伸長
して(A)の状態に復帰する。
凍結乾燥作業終了後は第9図に示す如く、庫3内におい
て、棚5を受入位置5′より一段下に順次吊下げ押出装
置21によって容器を押し出し、容器1は出庫用渡り板
6aを介して取り出し用コンベアにのり搬出される。
第10図に庫外において、押出装置21を駆動する装置
の一例を示すもので、押出装置21から乾燥庫3の外側
へスライド軸27が真空シール装置29を介してのびて
いて、軸受28に支持されている。軸27には保持具2
6が固定され、保持具26は、モーター23、トルクリ
ミッター24、スプロケット30を介して駆動されるチ
エン25に固定されている。したがってモーター23で
チエン左右に駆動すれば、保持具26、スライド軸27
を介して押出装置21も庫内で左右に移動することがで
きる。
第11図以降は多段の棚の吊上げ手段の1例の説明図で
あって、第11図は側面図、第12図は正面図であっ
て、棚5,5′,5″,5,……にその側方に夫々ス
トッパー51,52,53,54,……を固定し、それ
に吊り金具41,42,43,……が嵌合されていて、
夫々の下端に係止部61,62,63,……が形成され
ている。吊金具41の頭部から、下端の係止部までの長
さは、吊上げたときの棚の間隔に対応して定める。
第13図、第14図は、一番上方の棚5を吊上げたとき
の状態を示している。多段の棚5,5′,5″……は最
初は第11,12図に示す如く、乾燥庫3の下方に位置
している。今一番上方の棚5に容器をならびおえると、
適当な手段(周知手段であるので特に図示はしない)で
第1段の棚5を上方に引き上げると、ストッパー51に
吊り金具41の頭部が係止しているので、吊り金具41
は棚5ととに上昇し、下端の係止部61が1段下の棚
5′のストッパー52に衝接するところで停止し、つい
で1段下の棚5′上に容器をならべる。棚5′にならべ
おわると、再び棚5を上昇させると、今度は吊り金具4
1の下端の係止部が棚5′のストッパー52に衝接して
いるので、棚5と同時に棚5′も上昇を始め、ストッパ
ー52に頭部が係止している吊り金具42もストッパー
52とともに上昇する。
吊り金具42の下端係止部62が棚5″のストッパー5
3に衝接したところで棚5の上昇をとめれば、棚5なら
びに棚5′は吊上げられ、棚5″の上に容器がのせられ
る状態になる。かくして次々と棚を吊り上げてゆけばよ
い。
凍結乾燥作業後、容器を取り出すときは、第9図に関し
て述べた如く、一番下の棚の取り出し位置に下げ、次々
と棚を逆に下降させればよい。そして容器を取り出した
棚は下へ積まれてゆき、第12図に示す状態に戻る。
第15図はこの発明の理解を容易にするための概括図で
バイアルの充填及び半打栓機31からバイアル1,……
はコンベア2で真空凍結乾燥庫3の前方に送られ、シリ
ンダ4によって庫内に向け移動する押し込み枠7でバイ
アル1,……は棚5の上に押し込まれる。5′は配列が
終り一段上に上昇している棚を示している。
第16図は取り出し装置を示し、第15図の押し込み装
置の下方に設置されているが、図の繁雑をさけるため特
に取り出し装置のみを示している。棚5上のバイアルは
押出装置21で前方に押され、図示の例では回転分配器
32によってバイアル1,……はコンベア22上にのせ
られ、取り出される。
この発明は以上のような構成であって、搬送用介在物を
必要とせず、押し出し枠と駆動用のシリンダーを有する
のみの最小限の簡素な構造で倒瓶の心配なくバイアルを
順次乾燥庫の奥へ送ることができ、さらに棚の吊り上
げ、吊り下げも制約のない乾燥庫上部に昇降部を設置す
ることで行なえるという多くの効果を有している。
さらに、乾燥庫内には、真空シール装置を介して押出装
置を設けてあるので、庫内の乾燥工程には真空状態が保
持され乾燥効率の低下を招く心配がなく、しかも乾燥終
了後には庫内側から容器を押し出すことができるもので
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の押込装置の平面図、第2図は第1図
のA−A線に沿う断面図、第3図(A),(B)ならび
に第4図(A),(B)は押し込み枠の二実施例の夫々
平面図及び側面図を示す図、第5図は枠の動作を示す
図、第6図(A),(B)は別な構成の枠の動作を示す
図、第7図はストッパーピンの作動を示す平面図、第8
図(A),(B)は別の実施態様の作動順序で示す図、
第9図は押出装置の平面図、第10図は押出装置の駆動
手段の一例を示す図、第11図は棚の吊上手段の一例の
側面図、第12図は同じく正面図、第13図は吊上手段
の作動状態を示す側面図、第14図は同じく正面図、第
15図は押込装置の説明図、第16図の押出装置の説明
図を夫々示す。 符号の説明 1……バイアル、2……入庫用コンベア、 3……真空凍結乾燥庫、4……シリンダ、5……棚、 6……渡り板、7……押し込み枠、7a……保持部、 8……ストッパー、9……ピストン杆、 11……ソレノイド、12……ストッパーピン、 13……軸止め金具、14……軸、 15……受け金具、16……ばね、17……ピン、 18……シリンダ、21……押出装置、 22……出庫用コンベア、23……モーター、 24……トルクリミッター、25……チエン、 26……保持具、27……スライド軸、 28……軸受、29……真空シール装置、 30……スプロケット、31……充填、半打栓機、 41〜43……吊り金具、 51〜54……ストッパー、 61〜63……下部係合子。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】庫内に多段の棚段を有する耐圧密閉構造の
    真空凍結乾燥庫において、 真空凍結乾燥庫3の前面壁Aに設けられ、開閉と耐圧密
    閉とが可能な入出庫口Bと、 上記の入出庫口Bに対して、順次水平に位置合わせ可能
    とするために、棚間に吊り金具41,42……を有して
    吊り上げ、吊り下げを可能にした多段の棚5と、 前記入出庫口Bの前方へ一列平行に内容物入りのバイア
    ル1を搬送するコンベア2と、 上記コンベア2上にて一定本数集積したバイアル列を前
    後に囲み、シリンダー4により水平方向に往復動させら
    れるとともに、上下方向にも移動可能に設けられた押し
    込み枠7と、 上記の押し込み枠7に収容されたバイアル列を一列ずつ
    左右交互に半ピッチずらして棚上において密に配列させ
    るため、押し込み枠の一番奥に、出入しうるように取り
    付けられたストッパーピン12と、 真空凍結乾燥後に、棚段5を入出庫口Bに対向するレベ
    ルに順次吊り下げて、棚段5上のバイアル群を一斉に庫
    外水平方向に押し出すための、真空シール装置29を介
    して真空凍結乾燥庫3の壁を貫通往復する押出装置21
    とからなることを特徴とする真空凍結乾燥庫。
JP57067153A 1982-04-23 1982-04-23 真空凍結乾燥庫 Expired - Lifetime JPH0635286B2 (ja)

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JPS58203382A JPS58203382A (ja) 1983-11-26
JPH0635286B2 true JPH0635286B2 (ja) 1994-05-11

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