JPH0720539Y2 - 凍結真空乾燥装置の乾燥庫における棚段洗浄装置 - Google Patents

凍結真空乾燥装置の乾燥庫における棚段洗浄装置

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JPH0720539Y2
JPH0720539Y2 JP1988161039U JP16103988U JPH0720539Y2 JP H0720539 Y2 JPH0720539 Y2 JP H0720539Y2 JP 1988161039 U JP1988161039 U JP 1988161039U JP 16103988 U JP16103988 U JP 16103988U JP H0720539 Y2 JPH0720539 Y2 JP H0720539Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、通常の真空度に保持し得る乾燥庫内に、乾燥
対象材料を載置するための温度調節可能とした多数の水
平な棚段を、昇降装置により各棚段の間隔が自在に拡縮
する状態に装備せしめた凍結真空乾燥装置の乾燥庫にお
いて、それの内部に装備せしめた多段の棚段を洗浄する
棚段洗浄装置に関する。
〔従来の技術〕
上述の形態の凍結真空乾燥装置の乾燥庫は、特に薬剤の
乾燥を対象に開発されたもので、薬液を瓶に填め、その
瓶を開口が栓により半分開放した状態として棚段上に並
列載置し、瓶内の薬液を予備凍結した状態で、棚段から
昇華熱を供給しながら、乾燥庫に連続するトラップ内蔵
の真空室を、真空排気系の作動で真空度に保持すること
で、薬液の凍結乾燥を行ない、その乾燥行程を終了した
ところで、昇降装置の作動により、各棚段の間隔を狭め
て、瓶の開口に半分挿し込んでおいた栓を密栓位置に押
込み、乾燥した製品を瓶に密封した状態にして乾燥庫か
ら取出すように用いられている。
〔考案が解決しようとする課題〕
上述の手段は、真空に保持される閉ざされた乾燥庫内に
おいて凍結乾燥が行なわれ、かつ、乾燥が終了したとき
に、その閉ざされた乾燥庫内において、瓶の封栓が行な
われることから、乾燥し終えた瓶内の薬剤に異物が入り
込むことが無いわけであるが、実際には、瓶の封栓を、
瓶内が常圧となる状態に戻してから行なうため、封栓を
行なう行程の前に、乾燥庫内にクリーンエアーまたはチ
ッ素ガスを導入して常圧に戻し、その後に昇降装置の作
動で封栓を行なうようにしているので、この乾燥行程終
了後の復圧の際に、瓶を乾燥庫内に装入するときに持込
まれた異物や乾燥行程時に昇華水蒸気に同伴して飛散し
て棚段に付着した物質が、復圧のために導入する気体の
流れに乗って瓶内に入り込む可能性がある。
このことから、無菌注射剤の如く、無菌性の確保が要求
される場合には、この可能性の排除のため乾燥庫内の洗
浄、特に、瓶が直接載置される棚段の洗浄が必要になっ
てくる。
しかし、乾燥庫内に多段に棚段する棚段を洗浄していけ
るように、乾燥庫内に各棚段に対応させて洗浄手段を設
けることは、機構を複雑にして製作を面倒にするだけで
なく、コストが嵩む問題がでてくる。
本考案は、従来手段に生じているこの問題を解決するた
めになされたものであって、乾燥庫内に多段に棚設せる
棚段が、乾燥庫内に設けた洗浄ノズルを支架せる支持機
枠に対して、一段づつ順次切換わって対応していくよう
にするとともに、その洗浄ノズルを支架せる支持機枠
が、各棚段に載架せる容器・瓶を、乾燥庫に装架せる装
入口に押し出していく押出機能を兼ねるようにすること
で、機構を合理化してコストの低減を図るようにする新
たな手段を提供することを目的とする。
[課題を解決するための手段] そして、本考案においては、この目的を達成するための
手段として、密閉し得る乾燥庫の庫内に乾燥対象物を載
置する多段の水平な棚段を、昇降装置の下降作動により
該乾燥庫内の底部に積層重合した状態となるよう吊設
し、乾燥庫内の後端側にはそれら棚段が積層重合した状
態における最上位の棚段の上面に対向する部位に、移動
装置の駆動によりその棚段の上面に沿い前後に移動する
支持機枠を設けてそれに洗浄ノズルを装設し、かつ、乾
燥庫の前面側で、洗浄ノズルの支持機枠と対向する部位
には装入口を開設し、洗浄ノズルの支持機枠にはそれの
前方移動により棚段上面に載置する容器(瓶)を前記装
入口に向け押し出していく押出部材を設けてなる凍結真
空乾燥装置の乾燥庫における棚段洗浄装置を提起するも
のである。
[作用] このように構成せる本考案による凍結真空乾燥装置の乾
燥庫における棚段洗浄装置は、乾燥庫A内に多段に棚設
せる棚段5…を、昇降装置6の作動で、一段づつ、支持
機枠70に対向する部位に動かしていくことで、その支持
機枠70に装置せる洗浄ノズル7…により洗浄していける
ことになる。
そして、この洗浄ノズル7…を支持せる支持機枠70が、
棚段5の上面を洗浄するための前後の移動の動作をもっ
て、該支持機枠70に設けた押出部材9により、棚段5の
上面に載置せる容器(瓶)Vを、装入口3に向けて押し
出していくようになることから、機構を合理化して低コ
ストで作られるようになる。
[実施例] 次に実施例を図面に従い詳述する。
第1図は、本考案による凍結真空乾燥機の乾燥庫Aの縦
断した側面図で、同図において、aはその乾燥庫A内に
形成した真空室、1は乾燥庫Aの本体、2は乾燥庫Aの
本体1の前面側(図において左面側)の開放口に開閉自
在に設けた開閉扉、3はその開閉扉2の下端側に寄せた
部位に開設せる乾燥対象材料の装入用の装入口、4はそ
の装入口3を開閉自在に閉塞する扉、5…は乾燥庫A内
に多段に棚設せる棚段、6は該棚段5…を昇降させる昇
降装置、7は洗浄ノズル、8は洗浄ノズル7を水平な方
向に沿い移動させる移動装置、9は押出部材を示す 乾燥庫Aは本体1とそれの前面側に開閉自在に設けた開
閉扉2とにより箱状に組立ててある。そして、それによ
り、内部に所定の真空度に保持し得る密閉した真空室a
を形成している。
該真空室aは、被乾燥材料から昇華した水蒸気を凝結捕
集するトラップを収容した真空室(図示省略)に連通し
ていて、その真空室に連通する真空排気系の作動により
所定の真空度に保持される。
真空室aを形成している乾燥庫A内に多段に棚設した棚
段5…は、乾燥対象物を予備凍結させたり乾燥行程中に
昇華熱を供給するため、内部に冷媒および熱媒を循環さ
せる管路が装設してあり、それらの管路は、第2図の如
く、乾燥庫A内の奥側に配位して立設せるポスト50…内
に装設した管路に、フレキシブルなパイプ51…を介して
それぞれ連通させてあり、この管路を介して循環さす冷
媒・熱媒の温度を制御することで、それら棚段5…の上
面の温度が所望に制御されるようになっている。
しかして、これら棚段5…は、それらの最上位の棚段5
−1にあっては、乾燥庫Aの本体1の天井壁10に組付け
た昇降装置6の昇降杆60の下端に装架してある昇降盤61
の底面に、棚板62を吊設しておき、この棚板62の周縁部
に棚段5…の棚間隔Dに対応する長さの吊杆53…を吊設
して、その吊杆53…に該最上位の棚段5−1の周縁部5a
を上下に摺動自在に嵌挿するとともに吊杆53…の各下端
部に設けたストッパー54により支持せしめることで、前
記棚板62に対し吊杆53…の上下長さに対応する距離だけ
自在に昇降し、かつ、ストッパー54に衝合して下降が規
制された状態において、該棚段5−1の上面と棚板62の
下面との間に所定の棚間隔Dが形成されるようにしてあ
る。
また、第2図の棚段5−2にあっては、前記吊杆53…と
同様に形成して最上位の棚段5−1の周縁部5aに吊設せ
る吊杆53…に、周縁部5aを上下の摺動自在に嵌挿し、そ
の吊杆53…の下端に設けたストッパー54に衝合すること
で、最上位の棚段5−1に吊下げ支持させ、これにより
その最上位の棚段5−1に対し吊杆53…の上下長さに対
応する距離だけ自在に昇降し、かつ、その最上位の棚段
5−1との間に所定の棚間隔Dを保持して吊下げ支持さ
れる状態となるようにしてある。また、第3位、第4位
…の各棚段5−3、5−4、5−nは、同様に形成せる
吊杆53…で、それぞれそれらのすぐ上位の棚段5に、所
定の棚間隔Dを保持する状態に吊下げ支持され、かつ、
その棚間隔Dを埋めて上位の棚段5の下面に重合する状
態になるよう上位の棚段5に対し上下に可動に支持され
ている。
そして、このように各棚段5…を支持している前述の吊
杆53…は、各棚段5…の周縁部5aに、平面視において互
いに干渉しない位置に配設してあって、これにより、昇
降杆60を下降させると、最上位の棚段5−nを支持して
いる吊杆53…から順にその上位に位置する棚段5…に対
して遊ぶ状態となって、全棚段5…が第3図に示してい
る如く、乾燥庫A内の底部に、折畳んだように密着して
積層重合する状態になり、また、その状態から昇降杆60
を上昇させていくと、最上位の棚段5−1に嵌挿する吊
杆53…から順に下端のストッパー54…が各棚段5…に衝
合して、各棚段5…の間に所定の棚間隔Dを保持せしめ
ながら第1図の状態に吊下げていくようにしてある。
前記昇降杆60を昇降作動さす昇降装置6は、図示の例で
はシリンダ内に嵌合するピストンが油圧により摺動する
油圧シリンダ装置であり、昇降杆60はそのピストンに上
端側が連結していて、油圧の制御で所望量昇降するよう
にしてある。この昇降装置6は昇降杆60を昇降作動させ
得るものであれば良く、ねじジャッキ式等適宜に構成し
てよい。
また、開閉扉2に設ける乾燥対象材料を装入させるため
に装入口3は、前述した如く、昇降杆60を下降させて、
全棚段5…を乾燥庫Aの底部に積層重合する状態とした
ときに、それら棚段5…の最上位の棚段5−1の上面に
対応する位置に、前述の棚間隔Dよりも幾分余裕のある
開口巾に開放させてある。
そして、前記昇降装置6は、上述の状態から昇降杆60を
上昇させて棚段5…を引上げていくときに、第2位、第
3位…の棚段…を順次前記最上位の棚段5−1が位置し
ていた高さ位置に切換わって位置させていけるよう、自
在に制御し得るようにしてある。
前記洗浄ノズル7は、乾燥庫Aの本体1の後壁11に、移
動装置8により乾燥庫A内を前後方向に自在に移動する
よう支架せる支持機枠70に、第5図に示している如く左
右に多連に並列させて設けてある。
前記支持機枠70は内部に管路が設けてあり、各洗浄ノズ
ル7…は、その管路を介して乾燥庫Aの外部に設けられ
る洗浄水タンク(図示省略)と連通するポンプ装置(図
示省略)に接続連通していて、そのポンプ装置の作動で
洗浄水を噴出する。
前記管路は、切換弁を介し圧風を吐出するポンプ装置に
連通してあり、その切換弁の作動で圧風を吐出するよう
になる。この圧風を吐出するノズルは洗浄ノズル7と別
に設ける場合がある。
前記、洗浄ノズル7…は、それを支持する支持機枠70
が、棚段5…を乾燥庫Aの底部に積層重合した状態に下
降させたときの最上位の棚段5−1の上面に対応する高
さ位置に装設してあり、これにより、洗浄ノズル7から
洗浄水を噴出させている状態および圧風を噴出する状態
に切換えておいて、支持機枠70を前後に動かすことで、
前記下降した状態位置にある最上位の棚段5−1の上面
およびその位置に順次切換わって位置する第2位以下の
棚段5…の上面に対し、第7図の如くその上面に沿い前
後に移動しながら洗浄水を吹き付けて洗浄し、また、そ
の洗浄水を圧風で吹き飛ばして除去する作用を行なうよ
うにしてある。
洗浄ノズル7…よりの圧風の噴出による棚段5…の上面
からの洗浄水の除去は、管路に吸引ポンプを連通させ
て、吸引ノズルにより吸引除去するようにする場合があ
る。
前記洗浄ノズル7…を移動さす移動装置8は、液圧また
はねじジャッキで作動杆80が出入作動する通常のもので
ある。
押出部材9は、前記洗浄ノズル7…を支持する支持機枠
70の前端部に、第5図に示している如く、棚段5の上面
を左右に横切る長さで、棚段5の上面に載置される乾燥
対象物を充填した瓶V…の高さに略対応する巾の板状に
形成してあって、ステー90により支持機枠70に取付け支
持してあり、乾燥行程が終了したときに、支持機枠70を
前方に押出すことで、棚段5の上面に載置されている瓶
V…を装入口3に向けて押し出していくよう作用する。
この押出部材9は、それの下面に、吸引ノズルまたは圧
風を噴出するノズルを設け、それを、該押出部材9およ
びステー90の内部に設ける管路により前述の支持機枠70
内に管路に連通させることで、吸引ノズルまたは噴気ノ
ズルの支持部材に用いる場合がある。
なお、図示する実施例において、7′…は本体1の天井
壁10に垂設した洗浄水ノズルおよび本体1の左右の側壁
12・12の内面側に装設した洗浄ノズルである。
このように構成せる実施例装置は次のように作用する。
乾燥対象物を乾燥庫A内の棚段5…に載置して乾燥作業
を行なう前に、乾燥庫A内の棚段5…の洗浄を行なうと
きは、乾燥庫Aは密閉状態のまま、まず、昇降杆60を上
昇させて、第1図に示している如く、全棚段5…が所定
の棚間隔Dを保持して吊下がる状態とする。
これにより、最下位の棚段5−nの上面が前後移動自在
に乾燥庫A内に装設してある洗浄ノズル7の移動軌跡の
すぐ下方に位置することになるから、この状態で洗浄ノ
ズル7…から洗浄水を噴出させながら移動装置8の駆動
で支持機枠70を前後に動かせば、最下位の棚段5−nの
洗浄が行なわれ、また、洗浄水に代えて圧風を洗浄ノズ
ル7…から噴出させながら支持機枠70を前後に動かすこ
とで、洗浄水を吹き飛ばして棚上面から除去していき、
これにより最下位の棚段5−nの洗浄行程が完了する。
次にこの状態から昇降杆60を棚間隔Dに対応する距離だ
け下降させれば、下から2段目の棚段が前記最下位の棚
段に切換わって位置するから、前述と同様に支持機枠70
を前後に動かしながら洗浄ノズル7から洗浄水を噴出さ
せ、また、圧風を噴出させることでこの棚段の洗浄が完
了する。そして、順次昇降杆60を下降させながら同様の
操作を行なうことで、全棚段5…が第3図の如く折畳ま
れた状態となって洗浄作業を終了するようになる。
洗浄作業の行程は、全棚段5…を第3図の如く折畳まれ
た状態としておいて、最上位の棚段5−1から洗浄を開
始し、洗浄作業を終了したときに全棚段が第1図に示し
ている如く、所定の棚間隔Dを保持して吊下がる状態と
なるようにする場合がある。このようにすることで、洗
浄し終えた全棚段5…を熱風の供給などにより、棚段5
…を乾燥させる行程が引続いて行なえるようになる。
なお、乾燥庫A内に噴出した洗浄水は、乾燥庫Aの傾斜
する床面に沿い適宜位置に設けられるドレンパイプに集
められ、そこから乾燥庫Aの外に排出されるようにな
る。
洗浄作業を終えれば(棚段5…の乾燥作業を引続いて行
なったときは、その乾燥行程を終了したとき)、全棚段
5を第3図の如く、折畳まれた状態として、装入口3を
開放し、そこから、最上位の棚段5−1の上面に被乾燥
材料を充填した瓶V…を装入し、次いで昇降杆60を棚間
隔Dに対応する距離だけ上昇させれば、第2位の棚段5
−2が装入口3に対応する位置に上昇してくるから、こ
れに対して同様に被乾燥材料を装入する。そして、これ
を繰返して全棚段5…に被乾燥材料を載置していく。
この状態で装入口3を閉じて被乾燥材料を乾燥させる所
定の乾燥行程を行ないその乾燥を終えたときは、乾燥庫
A内を常圧に戻して、昇降杆60を下降させ棚間隔D…を
詰めていくことで、容器(瓶)V…の蓋を棚段5…の各
下面で押し込んで封栓を行ない、それが終了したとき
に、装入口3を開放して、洗浄ノズル7…を非作動状態
としたまま、それの支持機枠70を前方に動かせば、最下
位の棚段5−nの上面の被乾燥材料を填めた容器V…
が、押出部材9によって棚段の上面に沿い装入口3に向
け押出されていくから、昇降杆60を棚間隔Dに対応する
距離づつ下降させて、各棚段5…を順次装入口3に臨む
よう位置させながら支持機枠70を前後に動かすことで、
全棚段5…の上面から乾し上げた被乾燥材料が填められ
て封栓された状態の容器V…が装入口3に押出されてい
くようになる。
[考案の効果] 以上説明したように、本考案による凍結真空乾燥装置の
乾燥庫における棚段洗浄装置は、乾燥庫A内に多段に棚
設してある棚段5…を、一段づつ、洗浄ノズル7…を設
けた支持機枠70と対向する高さ位置に動かして、洗浄ノ
ズル7…に洗浄水を供給しながら支持機枠70を前後に移
動させることで、一段づつ洗浄していけるようになる。
そして、この、洗浄ノズル7…を支持する支持機枠70
が、それに設けた押出部材9によって、棚段洗浄のため
の該支持機枠70の移動作動の利用で、棚段5…上に載置
した容器(瓶)Vを装入口3に向けて押し出していく押
出装置となるから、機構を合理化して、低コストで製作
し得るようになる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案による棚段洗浄装置を実施せる凍結真空
乾燥装置の乾燥庫の縦断側面図、第2図は同上の横断平
面図、第3図は同上の棚段を下方に積層重合させた状態
の縦断側面図、第4図は同上の縦断正面図、第5図は同
上の要部の斜視図、第6図は同上要部の一部破断した側
面図、第7図は同上の作用の説明図である。 図面符号の説明 A……乾燥庫、D……棚間隔、V……容器(瓶) a……真空室、1……本体、10……天井壁 11……後壁、12……側壁、2……開閉扉 3……装入口、4……扉、5……棚段 5a……周縁部、50……ポスト、51……パイプ 53……吊杆、54……ストッパー、6……昇降装置 60……昇降杆、61……昇降盤、62……棚板 7・7′……洗浄ノズル、70……支持機枠、8……移動
装置 80……作動杆、9……押出部材、90……ステー

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】密閉し得る乾燥庫Aの庫内に乾燥対象物を
    載置する多段の水平な棚段5…を、昇降装置6の下降作
    動により該乾燥庫A内の底部に積層重合した状態となる
    よう吊設し、乾燥庫A内の後端側にはそれら棚段5…が
    積層重合した状態における最上位の棚段5−1の上面に
    対向する部位に、移動装置8の駆動によりその棚段5−
    1の上面に沿い前後に移動する支持機枠70を設けてそれ
    に洗浄ノズル7…を装設し、かつ、乾燥庫Aの前面側
    で、洗浄ノズル7の支持機枠70と対向する部位には装入
    口3を開設し、洗浄ノズル7の支持機枠70にはそれの前
    方移動により棚段5上面に載置する容器(瓶)Vを前記
    装入口3に向け押し出していく押出部材9を設けてなる
    凍結真空乾燥装置の乾燥庫における棚段洗浄装置。
JP1988161039U 1988-12-12 1988-12-12 凍結真空乾燥装置の乾燥庫における棚段洗浄装置 Expired - Lifetime JPH0720539Y2 (ja)

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