JPH06349896A - 基板固定装置 - Google Patents
基板固定装置Info
- Publication number
- JPH06349896A JPH06349896A JP15609793A JP15609793A JPH06349896A JP H06349896 A JPH06349896 A JP H06349896A JP 15609793 A JP15609793 A JP 15609793A JP 15609793 A JP15609793 A JP 15609793A JP H06349896 A JPH06349896 A JP H06349896A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- stage
- substrate
- suction
- glass
- metal
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Landscapes
- Wire Bonding (AREA)
- Die Bonding (AREA)
- Container, Conveyance, Adherence, Positioning, Of Wafer (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【構成】基板下方が開口部とされた金属ステージと、
その上に載置される透明なガラスステージとを有する基
板固定装置である。 金属ステージの内部には真空吸引路が形成され、該真
空吸引路より金属ステージのガラスステージとの当接面
に向かって吸引穴を設けている。 【効果】基板3をガラスステージ6に固定するため、
熱の損失が少なくなった。 基板載置部分下方が開口部7とされているため下方か
らの観察が可能となった。又、必要に応じて紫外線等の
照射も可能である。 真空吸引装置でガラスステージ6を吸着固定すること
が可能であるため、従来と同様のバキューム方式を採用
することができる上、金属ステージ1を余熱しても、熱
膨張によるソリが生じないものとなった。
その上に載置される透明なガラスステージとを有する基
板固定装置である。 金属ステージの内部には真空吸引路が形成され、該真
空吸引路より金属ステージのガラスステージとの当接面
に向かって吸引穴を設けている。 【効果】基板3をガラスステージ6に固定するため、
熱の損失が少なくなった。 基板載置部分下方が開口部7とされているため下方か
らの観察が可能となった。又、必要に応じて紫外線等の
照射も可能である。 真空吸引装置でガラスステージ6を吸着固定すること
が可能であるため、従来と同様のバキューム方式を採用
することができる上、金属ステージ1を余熱しても、熱
膨張によるソリが生じないものとなった。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、フリップチップボンデ
ィング装置等にて、半導体チップを基板にボンディング
する際に、基板をボンディングステージに固定するため
の装置の改良に関するものである。
ィング装置等にて、半導体チップを基板にボンディング
する際に、基板をボンディングステージに固定するため
の装置の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フリップチップボンディング装置
においてボンディングを行うには、図3に示すように、
ステンレスや鉄等にて構成される金属ステージ1に基板
吸着穴2を形成し、別設の真空吸引装置により、バキュ
ームし、金属ステージ1上に載置された基板3を吸引固
定し、該基板3上に半導体チップ5をボンディングツー
ル4にて移送し、ボンディングするものであった。
においてボンディングを行うには、図3に示すように、
ステンレスや鉄等にて構成される金属ステージ1に基板
吸着穴2を形成し、別設の真空吸引装置により、バキュ
ームし、金属ステージ1上に載置された基板3を吸引固
定し、該基板3上に半導体チップ5をボンディングツー
ル4にて移送し、ボンディングするものであった。
【0003】
【発明が解決しようとする問題点】しかし、基板固定装
置として従来のごとき金属ステージ1を利用する場合、
ボンディングツール4で、半導体チップ5を基板3に加
熱圧着する時、熱が金属ステージ1を通して逃げ、熱効
率が悪い上、基板3の材質が液晶のように透明な場合、
基板材質からすれば下方から観察可能であるにもかかわ
らず、金属ステージ1の存在で観察不能である等、不便
な点が多かった。
置として従来のごとき金属ステージ1を利用する場合、
ボンディングツール4で、半導体チップ5を基板3に加
熱圧着する時、熱が金属ステージ1を通して逃げ、熱効
率が悪い上、基板3の材質が液晶のように透明な場合、
基板材質からすれば下方から観察可能であるにもかかわ
らず、金属ステージ1の存在で観察不能である等、不便
な点が多かった。
【0004】本発明は、如上の様な難点を解消し、ボン
ディングのための熱がステージにより損失することが少
なく、且つ、下方からの観察が可能なボンディング装置
における基板固定装置を提供せんとするものである。
ディングのための熱がステージにより損失することが少
なく、且つ、下方からの観察が可能なボンディング装置
における基板固定装置を提供せんとするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために、基板載置部分下方が開口部とされた金属ス
テージと該金属ステージ上に載置される透明なガラスス
テージとを有する基板固定装置であって、金属ステージ
には、内部に別設の真空吸引装置と連結される真空吸引
路を形成し、該真空吸引路より金属ステージのガラスス
テージとの当接面に向かって形成された吸引穴を所望個
数設けたことを特徴とする基板固定装置を提供するもの
である。
するために、基板載置部分下方が開口部とされた金属ス
テージと該金属ステージ上に載置される透明なガラスス
テージとを有する基板固定装置であって、金属ステージ
には、内部に別設の真空吸引装置と連結される真空吸引
路を形成し、該真空吸引路より金属ステージのガラスス
テージとの当接面に向かって形成された吸引穴を所望個
数設けたことを特徴とする基板固定装置を提供するもの
である。
【0006】
【実施例】以下図1及び図2に示す実施例について説明
する。図1は、発明に係る基板固定装置の概要を示す部
分断面図であり、図2は、その全体を示す断面説明図で
ある。図中1が金属ステージで、金属ステージ1上に
は、ガラスステージ6が載置固定されており、該ガラス
ステージ6上に載置固定されているのが基板3である。
尚、図2では基板3上に半導体チップ5がボンディング
されている。
する。図1は、発明に係る基板固定装置の概要を示す部
分断面図であり、図2は、その全体を示す断面説明図で
ある。図中1が金属ステージで、金属ステージ1上に
は、ガラスステージ6が載置固定されており、該ガラス
ステージ6上に載置固定されているのが基板3である。
尚、図2では基板3上に半導体チップ5がボンディング
されている。
【0007】金属ステージ1は、ステンレスや鉄等の金
属で作製されたもので、基板3載置部分下方の必要部分
が開口部7とされている。金属ステージ1の開口部7の
付近にはガラスステージ6の位置決め段部8が形成され
ており、ガラスステージ6の受け部を構成している。
尚、金属ステージ1には余熱のためのヒータ(図示され
ていない)が設けられている。
属で作製されたもので、基板3載置部分下方の必要部分
が開口部7とされている。金属ステージ1の開口部7の
付近にはガラスステージ6の位置決め段部8が形成され
ており、ガラスステージ6の受け部を構成している。
尚、金属ステージ1には余熱のためのヒータ(図示され
ていない)が設けられている。
【0008】位置決め段部8の下方の金属ステージ1内
部には真空吸引路9が形成され、該真空吸引路9より、
位置決め段部8の表面に向かい吸引穴10、11が所望
個数形成されている。図1及び図2では4個の吸引穴1
0、11が示されているが、内側の吸引穴10が基板吸
着穴であり、外側の吸引穴11がガラスステージ吸着穴
である。尚、真空吸引路9は別設の真空吸引装置(図示
されていない)と連結されている。図2中18が真空吸
引装置と真空吸引路9との連結口である。
部には真空吸引路9が形成され、該真空吸引路9より、
位置決め段部8の表面に向かい吸引穴10、11が所望
個数形成されている。図1及び図2では4個の吸引穴1
0、11が示されているが、内側の吸引穴10が基板吸
着穴であり、外側の吸引穴11がガラスステージ吸着穴
である。尚、真空吸引路9は別設の真空吸引装置(図示
されていない)と連結されている。図2中18が真空吸
引装置と真空吸引路9との連結口である。
【0009】金属ステージ1の位置決め段部8には、透
明なガラスで構成されるガラスステージ6が設置されて
いる。ガラスステージ6には、上面に載置される基板3
の下方に相当する位置で、吸引穴10(基板吸着穴)と
一致する位置にスルーホール12が穿設されている。
明なガラスで構成されるガラスステージ6が設置されて
いる。ガラスステージ6には、上面に載置される基板3
の下方に相当する位置で、吸引穴10(基板吸着穴)と
一致する位置にスルーホール12が穿設されている。
【0010】図2中13は、基台であり、14は、基台
13のリニアガイド15上を走行する移動テーブルであ
り、移動テーブル14上に断熱材16を介して金属テー
ブル1が配置されている。図中19が移動テーブル14
の駆動力となるモータである。
13のリニアガイド15上を走行する移動テーブルであ
り、移動テーブル14上に断熱材16を介して金属テー
ブル1が配置されている。図中19が移動テーブル14
の駆動力となるモータである。
【0011】17は、半導体チップ5と基板3の接合部
付近を観察するための高倍率の認識カメラで、金属ステ
ージ1の開口部7の下方に設置されている。
付近を観察するための高倍率の認識カメラで、金属ステ
ージ1の開口部7の下方に設置されている。
【0012】
【作用】次に実施例による基板固定方法に付き説明す
る。先ず、実施例において金属ステージ1の位置決め段
部8の溝部分にガラスステージ6を載置する。位置決め
段部8の作用により、金属プレート1の吸引穴10、1
1の内、基板吸着穴となる吸引穴10とガラスステージ
6のスルーホール12の位置が位置合せされる。この状
態でガラスステージ6上に基板3を載置して、真空吸引
装置を駆動させると、真空吸引路9を通じて、ガラスス
テージ吸着穴となる吸引穴11に負圧をかけ、ガラスス
テージ6下面を吸引し、ガラスステージ6を金属ステー
ジ1に吸着固定する。
る。先ず、実施例において金属ステージ1の位置決め段
部8の溝部分にガラスステージ6を載置する。位置決め
段部8の作用により、金属プレート1の吸引穴10、1
1の内、基板吸着穴となる吸引穴10とガラスステージ
6のスルーホール12の位置が位置合せされる。この状
態でガラスステージ6上に基板3を載置して、真空吸引
装置を駆動させると、真空吸引路9を通じて、ガラスス
テージ吸着穴となる吸引穴11に負圧をかけ、ガラスス
テージ6下面を吸引し、ガラスステージ6を金属ステー
ジ1に吸着固定する。
【0013】この時、真空吸引装置の吸引力は、基板吸
着穴である吸引穴10にも負圧を生じさせガラスステー
ジ6のスルーホール12を通して、スルーホール12上
の基板3をガラスステージ6に吸着固定する。
着穴である吸引穴10にも負圧を生じさせガラスステー
ジ6のスルーホール12を通して、スルーホール12上
の基板3をガラスステージ6に吸着固定する。
【0014】
【発明の効果】本発明は、如上のように構成され、作用
するため次の様な効果を発揮する。 基板3を固定する対象が、金属ステージ1ではなく、
ガラスステージ6であるため、素材としてのガラスの熱
伝導率の低さによりボンディングの際の熱の損失を少な
くすることが可能となった。
するため次の様な効果を発揮する。 基板3を固定する対象が、金属ステージ1ではなく、
ガラスステージ6であるため、素材としてのガラスの熱
伝導率の低さによりボンディングの際の熱の損失を少な
くすることが可能となった。
【0015】金属ステージ1の基板載置部分下方が開
口部7とされ、該開口部7には透明なガラスステージ6
が装着されているので、図2に示す実施例のようにガラ
スステージ6下方に認識カメラ17を配置することによ
り、基板3の観察が可能となった。又、ガラスステージ
6が存在し、ガラスステージ6上に基板3を載置するも
のであるので、金属ステージ1の開口部7上に基板3を
直接載置する場合と比較して、耐荷重性に優れたものと
なる。
口部7とされ、該開口部7には透明なガラスステージ6
が装着されているので、図2に示す実施例のようにガラ
スステージ6下方に認識カメラ17を配置することによ
り、基板3の観察が可能となった。又、ガラスステージ
6が存在し、ガラスステージ6上に基板3を載置するも
のであるので、金属ステージ1の開口部7上に基板3を
直接載置する場合と比較して、耐荷重性に優れたものと
なる。
【0016】真空吸引装置でガラスステージ6を吸着
固定することが可能であるため、従来と同様のバキュー
ム方式を採用することができる上、金属ステージ1を余
熱しても、基板3の固定されるガラスステージ6の熱膨
張によるソリが生じないものとなった。
固定することが可能であるため、従来と同様のバキュー
ム方式を採用することができる上、金属ステージ1を余
熱しても、基板3の固定されるガラスステージ6の熱膨
張によるソリが生じないものとなった。
【図1】 発明に係る基板固定装置の一実施例の概要を
示す部分断面図
示す部分断面図
【図2】 同全体をを示す断面説明図
【図3】 従来の基板固定装置を示す断面概要図
1.....金属ステージ 2.....基板吸着穴 3.....基板 4.....ボンディングツール 5.....半導体チップ 6.....ガラスステージ 7.....開口部 8.....位置決め段部 9.....真空吸引路 10、11..吸引穴 12.....スルーホール 13.....基台 14.....移動テーブル 15.....リニアガイド 16.....断熱材 17.....認識カメラ 18.....連結口 19.....モータ
Claims (1)
- 【請求項1】基板載置部分下方が開口部とされた金属ス
テージと該金属ステージ上に載置される透明なガラスス
テージとを有する基板固定装置であって、金属ステージ
には、内部に別設の真空吸引装置と連結される真空吸引
路を形成し、該真空吸引路より金属ステージのガラスス
テージとの当接面に向かって形成された吸引穴を所望個
数設けたことを特徴とする基板固定装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15609793A JP2782493B2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 基板固定装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP15609793A JP2782493B2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 基板固定装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06349896A true JPH06349896A (ja) | 1994-12-22 |
JP2782493B2 JP2782493B2 (ja) | 1998-07-30 |
Family
ID=15620250
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP15609793A Expired - Fee Related JP2782493B2 (ja) | 1993-06-02 | 1993-06-02 | 基板固定装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2782493B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011253841A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Sumco Corp | ウェーハ保持具 |
CN110620067A (zh) * | 2019-09-24 | 2019-12-27 | 中国科学院微电子研究所 | 调整吸盘吸力分布改善硅片翘曲的方法 |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03195033A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-08-26 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
-
1993
- 1993-06-02 JP JP15609793A patent/JP2782493B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH03195033A (ja) * | 1989-12-25 | 1991-08-26 | Fuji Electric Co Ltd | 半導体装置の製造方法 |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011253841A (ja) * | 2010-05-31 | 2011-12-15 | Sumco Corp | ウェーハ保持具 |
CN110620067A (zh) * | 2019-09-24 | 2019-12-27 | 中国科学院微电子研究所 | 调整吸盘吸力分布改善硅片翘曲的方法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2782493B2 (ja) | 1998-07-30 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0384919A (ja) | 半導体基板の接着方法及び接着装置 | |
US6232023B1 (en) | Contact exposure process and device | |
KR100417571B1 (ko) | 판상재의 척 및 흡인반 | |
KR20200100847A (ko) | 기판 처리 장치 및 기판 처리 방법 | |
GB2357898A (en) | Plasma process apparatus and method for process for a substrate | |
JP5299837B2 (ja) | 支持装置、加熱加圧装置及び加熱加圧方法 | |
JPH06349896A (ja) | 基板固定装置 | |
KR101844643B1 (ko) | 기판 처짐을 개선한 기판과 마스크 합착 장치 | |
JPH0794675A (ja) | 半導体製造装置 | |
JP2000357766A (ja) | モジュール内への液体冷媒の封止方法 | |
JPH07176603A (ja) | 基板保持装置 | |
JP3303705B2 (ja) | バンプ付電子部品の熱圧着装置 | |
JPH0464216A (ja) | 基板チャック装置 | |
JP2004055707A (ja) | ワーク吸着ユニット | |
JPH0794535A (ja) | 半導体ペレット位置決め装置 | |
JPH0766268A (ja) | 半導体チップの吸着装置 | |
JPH0745692A (ja) | 基板の吸着保持装置 | |
JP2003023060A (ja) | 吊り下げ型基板保持装置および液晶パネル製造装置 | |
JP7078407B2 (ja) | 粘着式基板保持装置 | |
JPS6187884A (ja) | 有磁場マイクロ波プラズマ処理装置 | |
JP2731458B2 (ja) | ウェーハ貼り合わせ装置 | |
JP3244022B2 (ja) | ステージ装置 | |
JP2006148004A (ja) | 薬液塗布方法及び薬液塗布装置 | |
JPH11274442A (ja) | 基板はり合わせ方法 | |
JPH05218183A (ja) | 半導体ウエハ用真空チャックステージ |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090522 Year of fee payment: 11 |
|
FPAY | Renewal fee payment (prs date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100522 Year of fee payment: 12 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |