JPH06348934A - 自動販売機の省エネ制御装置 - Google Patents
自動販売機の省エネ制御装置Info
- Publication number
- JPH06348934A JPH06348934A JP16424793A JP16424793A JPH06348934A JP H06348934 A JPH06348934 A JP H06348934A JP 16424793 A JP16424793 A JP 16424793A JP 16424793 A JP16424793 A JP 16424793A JP H06348934 A JPH06348934 A JP H06348934A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- power consumption
- power
- permissible
- vending machine
- fluorescent lamp
- Prior art date
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- Pending
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- Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】自動販売機の消費電力を確実に一定限度内に納
める。 【構成】自動販売機に消費電力を測定する電力測定部６
を設け、その出力が予め設定された許容電力を超えたら
ヒータ５、冷却器８、蛍光灯１０などの負荷を所定の順
序で部分的にカットして消費電力を抑制する。これによ
り、消費電力は必ず許容電力以内に維持される。
める。 【構成】自動販売機に消費電力を測定する電力測定部６
を設け、その出力が予め設定された許容電力を超えたら
ヒータ５、冷却器８、蛍光灯１０などの負荷を所定の順
序で部分的にカットして消費電力を抑制する。これによ
り、消費電力は必ず許容電力以内に維持される。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、自動販売機の消費電
力を一定値以下に抑制して省エネを図る制御装置に関す
る。
力を一定値以下に抑制して省エネを図る制御装置に関す
る。
【０００２】
【従来の技術】自動販売機には商品を加熱するヒータや
冷却する冷凍機（以下、冷熱手段と呼ぶ）、前面を電照
する蛍光灯などの種々の電力負荷が内蔵され、その運転
には大きな電力費を要している。
冷却する冷凍機（以下、冷熱手段と呼ぶ）、前面を電照
する蛍光灯などの種々の電力負荷が内蔵され、その運転
には大きな電力費を要している。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】自動販売機における電
力消費の抑制に関しては従来から、契約電力の超過防止
策、夏期のピーク需要対策、夜間の省エネ運転などの種
々の対応がなされているが、消費電力に明確な上限を設
けて電気料金の節約を図った自動販売機はまだない。そ
こで、この発明は、消費電力が一定限度内に維持される
ようにして電気料金の正確な管理を可能にした自動販売
機の省エネ制御装置を提供することを目的とするもので
ある。
力消費の抑制に関しては従来から、契約電力の超過防止
策、夏期のピーク需要対策、夜間の省エネ運転などの種
々の対応がなされているが、消費電力に明確な上限を設
けて電気料金の節約を図った自動販売機はまだない。そ
こで、この発明は、消費電力が一定限度内に維持される
ようにして電気料金の正確な管理を可能にした自動販売
機の省エネ制御装置を提供することを目的とするもので
ある。
【０００４】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、この発明は、自動販売機全体の消費電力を測定する
手段と、許容される最大の消費電力を設定する手段と、
前記測定手段により測定された消費電力と前記設定手段
に設定された許容電力との大小を判定する手段と、この
判定手段からの信号に基づいて前記測定電力が前記許容
電力を超えないように自動販売機内の負荷を所定の順序
で部分的にカットする電力制御手段とを設けるものとす
る。負荷の部分的なカットとしては、冷熱手段の設定温
度のシフトや一部の運転停止、蛍光灯の一部の消灯など
を行う。
に、この発明は、自動販売機全体の消費電力を測定する
手段と、許容される最大の消費電力を設定する手段と、
前記測定手段により測定された消費電力と前記設定手段
に設定された許容電力との大小を判定する手段と、この
判定手段からの信号に基づいて前記測定電力が前記許容
電力を超えないように自動販売機内の負荷を所定の順序
で部分的にカットする電力制御手段とを設けるものとす
る。負荷の部分的なカットとしては、冷熱手段の設定温
度のシフトや一部の運転停止、蛍光灯の一部の消灯など
を行う。
【０００５】
【作用】この発明においては、消費電力の測定手段を自
動販売機内に設置し、自動販売機運転中の消費電力が予
め設定した許容消費電力を超えないかを常時チェックす
る。そして、超えたら、測定消費電力が許容消費電力内
に収まるまで負荷を部分的に順次カットする。これによ
り、消費電力は運転条件に関係なく一定限度内に維持さ
れる。
動販売機内に設置し、自動販売機運転中の消費電力が予
め設定した許容消費電力を超えないかを常時チェックす
る。そして、超えたら、測定消費電力が許容消費電力内
に収まるまで負荷を部分的に順次カットする。これによ
り、消費電力は運転条件に関係なく一定限度内に維持さ
れる。
【０００６】
【実施例】図１はこの発明の実施例の構成を示すブロッ
ク図、図２はその制御動作を示すフローチャートであ
る。まず、図１において、自動販売機の本体１内は３つ
の商品収納室２〜４に区画され、各室の図示しないベン
ドラックには例えば缶飲料が貯蔵されている。室２〜４
にはヒータ５及び庫内温センサ６がそれぞれ設置され、
室２及び４には冷凍機７の冷却器（蒸発器）８がそれぞ
れ設置されている。室３は室４の冷却器８で共通に冷却
される。一方、押ボタンやコイン投入口などが配置され
た前面扉９の電照部には複数本の蛍光灯１０が配置され
ている。
ク図、図２はその制御動作を示すフローチャートであ
る。まず、図１において、自動販売機の本体１内は３つ
の商品収納室２〜４に区画され、各室の図示しないベン
ドラックには例えば缶飲料が貯蔵されている。室２〜４
にはヒータ５及び庫内温センサ６がそれぞれ設置され、
室２及び４には冷凍機７の冷却器（蒸発器）８がそれぞ
れ設置されている。室３は室４の冷却器８で共通に冷却
される。一方、押ボタンやコイン投入口などが配置され
た前面扉９の電照部には複数本の蛍光灯１０が配置され
ている。
【０００７】ヒータ５及び冷却器８は庫内温センサ６の
検知温度に基づいて冷熱制御部１１により運転制御さ
れ、蛍光灯１０は蛍光灯制御部１２により点灯制御され
るが、これらの制御部１１，１２は主制御部１３により
制御される。主制御部１３には商品を加熱するホット運
転と冷却するコールド運転とを切り替え設定するＨ／Ｃ
切換部１４や主制御部１３内のメモリに種々の制御デー
タを設定するキーボードからなる設定部１５が接続され
ている。そして、上記各部に電力を供給する電源ライン
には自動販売機全体の消費電力を測定する電力測定部１
６が挿入され、その出力データは常時主制御部１３に入
力されている。
検知温度に基づいて冷熱制御部１１により運転制御さ
れ、蛍光灯１０は蛍光灯制御部１２により点灯制御され
るが、これらの制御部１１，１２は主制御部１３により
制御される。主制御部１３には商品を加熱するホット運
転と冷却するコールド運転とを切り替え設定するＨ／Ｃ
切換部１４や主制御部１３内のメモリに種々の制御デー
タを設定するキーボードからなる設定部１５が接続され
ている。そして、上記各部に電力を供給する電源ライン
には自動販売機全体の消費電力を測定する電力測定部１
６が挿入され、その出力データは常時主制御部１３に入
力されている。
【０００８】次に、図２により、この発明に係る制御動
作について説明する。電源が投入されたら主制御部１３
はＨ／Ｃ切換部１４の状態を読み込み、ホット運転かコ
ールド運転かを判断する。今の場合はホット運転とする
（ステップＳ１）。次いで、設定部１５から予め設定さ
れた運転モードが省エネモードかを判定し（ステップＳ
２）、省エネモードでなければ通常制御を実施する（ス
テップＳ３）。これに対して、省エネモードになってい
れば、電力測定部１６の出力データを読み込み（ステッ
プＳ４）、その値が設定部１５からメモリに予め設定さ
れた許容電力よりも大きいかを判定する（ステップＳ
５）。そして、大きくなければ、ヒータ５及び蛍光灯１
０の制御をそのまま継続する（ステップＳ６）。
作について説明する。電源が投入されたら主制御部１３
はＨ／Ｃ切換部１４の状態を読み込み、ホット運転かコ
ールド運転かを判断する。今の場合はホット運転とする
（ステップＳ１）。次いで、設定部１５から予め設定さ
れた運転モードが省エネモードかを判定し（ステップＳ
２）、省エネモードでなければ通常制御を実施する（ス
テップＳ３）。これに対して、省エネモードになってい
れば、電力測定部１６の出力データを読み込み（ステッ
プＳ４）、その値が設定部１５からメモリに予め設定さ
れた許容電力よりも大きいかを判定する（ステップＳ
５）。そして、大きくなければ、ヒータ５及び蛍光灯１
０の制御をそのまま継続する（ステップＳ６）。
【０００９】一方、ステップＳ５で測定した電力値が許
容電力よりも大きければ、それまでに温度シフト制御を
行ったかをチェックし（ステップＳ７）、行っていなけ
れば温度シフト制御を行った後（ステップＳ８）、ステ
ップＳ２に戻り再び上述の処理を繰り返す。ここで、温
度シフト制御とは、ヒータ５をオンオフする庫内温度を
通常制御よりも低めにする制御で、これによりオン時間
が短縮されて省エネが図られる。ステップＳ７ですでに
温度シフト制御をしていたら、それまでにヒータ５を１
つ停止させているかをチェックし（ステップＳ９）、停
止させていなければヒータ５を１つ停止させてステップ
Ｓ１に戻る（ステップＳ１０）。
容電力よりも大きければ、それまでに温度シフト制御を
行ったかをチェックし（ステップＳ７）、行っていなけ
れば温度シフト制御を行った後（ステップＳ８）、ステ
ップＳ２に戻り再び上述の処理を繰り返す。ここで、温
度シフト制御とは、ヒータ５をオンオフする庫内温度を
通常制御よりも低めにする制御で、これによりオン時間
が短縮されて省エネが図られる。ステップＳ７ですでに
温度シフト制御をしていたら、それまでにヒータ５を１
つ停止させているかをチェックし（ステップＳ９）、停
止させていなければヒータ５を１つ停止させてステップ
Ｓ１に戻る（ステップＳ１０）。
【００１０】ステップＳ９でヒータ５をすでに１つ停止
させていたら、それまでにヒータ５を２つ停止させてい
るかをチェックし（ステップＳ１１）、停止させていな
ければヒータ５を２つ停止させてステップＳ１に戻る
（ステップＳ１２）。また、ステップＳ１１ですでに２
つ停止させていたら、蛍光灯１０を一部、例えば１本置
きに消灯してステップＳ１に戻る（ステップＳ１３）。
なお、ステップＳ１３までの処理を行えば、どの様な条
件下でも消費電力は許容電力を超えることがないように
設定されている。フローチャートではホット運転の場合
の処理を示したが、コールド運転の場合も同様であり、
その場合は冷却器８をオンオフする庫内温度は高めにシ
フトし、其でも足りないときは冷却器８を１つ、更に２
つと停止させる。
させていたら、それまでにヒータ５を２つ停止させてい
るかをチェックし（ステップＳ１１）、停止させていな
ければヒータ５を２つ停止させてステップＳ１に戻る
（ステップＳ１２）。また、ステップＳ１１ですでに２
つ停止させていたら、蛍光灯１０を一部、例えば１本置
きに消灯してステップＳ１に戻る（ステップＳ１３）。
なお、ステップＳ１３までの処理を行えば、どの様な条
件下でも消費電力は許容電力を超えることがないように
設定されている。フローチャートではホット運転の場合
の処理を示したが、コールド運転の場合も同様であり、
その場合は冷却器８をオンオフする庫内温度は高めにシ
フトし、其でも足りないときは冷却器８を１つ、更に２
つと停止させる。
【００１１】
【発明の効果】この発明によれば、自動販売機の実際の
消費電力を測定し、それが予め設定した許容電力を超え
たら負荷を所定の順序で部分的にカットして消費電力が
許容範囲内に収まるように制御することにより、消費電
力を常に一定限度内に維持し、電気料金を正確に管理す
ることができる。
消費電力を測定し、それが予め設定した許容電力を超え
たら負荷を所定の順序で部分的にカットして消費電力が
許容範囲内に収まるように制御することにより、消費電
力を常に一定限度内に維持し、電気料金を正確に管理す
ることができる。
【図１】この発明の実施例の構成を示すブロック図であ
る。
る。
【図２】図１の制御動作を示すフローチャートである。
１ 自動販売機本体 ２〜４ 商品収納室 ５ ヒータ ６ 庫内温センサ ７ 冷凍機 ８ 冷却器 ９ 前面扉 １０ 蛍光灯 １６ 電力測定部
Claims (1)
- 【請求項１】自動販売機全体の消費電力を測定する手段
と、許容される最大の消費電力を設定する手段と、前記
測定手段により測定された消費電力と前記設定手段に設
定された許容電力との大小を判定する手段と、この判定
手段からの信号に基づいて前記測定電力が前記許容電力
を超えないように自動販売機内の負荷を所定の順序で部
分的にカットする電力制御手段とを設けたことを特徴と
する自動販売機の省エネ制御装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16424793A JPH06348934A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 自動販売機の省エネ制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP16424793A JPH06348934A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 自動販売機の省エネ制御装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06348934A true JPH06348934A (ja) | 1994-12-22 |
Family
ID=15789476
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP16424793A Pending JPH06348934A (ja) | 1993-06-08 | 1993-06-08 | 自動販売機の省エネ制御装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06348934A (ja) |
-
1993
- 1993-06-08 JP JP16424793A patent/JPH06348934A/ja active Pending
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