JP3371622B2 - ヒートポンプ式給湯設備 - Google Patents

ヒートポンプ式給湯設備

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JP3371622B2
JP3371622B2 JP15040195A JP15040195A JP3371622B2 JP 3371622 B2 JP3371622 B2 JP 3371622B2 JP 15040195 A JP15040195 A JP 15040195A JP 15040195 A JP15040195 A JP 15040195A JP 3371622 B2 JP3371622 B2 JP 3371622B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、貯湯槽を有するヒー
トポンプ式給湯設備に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種のヒートポンプ式給湯設備
の一例としては、特公平2−2059号公報に記載され
たものがある。これは図9に示すようなものであって、
1は給湯用ヒートポンプ、2は貯湯槽、3は給湯用一次
側循環ポンプ、4は給湯用一次側循環水路、5は蛇口、
6は給湯用二次側循環ポンプ、7は給湯用二次側循環水
路、8は給水弁、9は給水配管、10は水位センサ、1
1は第1の温度センサ、12は制御装置である。給湯用
一次側循環水路4は、給湯用ヒートポンプ1、貯湯槽
2、及びこれらを給湯用一次側循環ポンプ3を介して接
続する配管により形成されている。また、給湯用二次側
循環水路7は、両端が貯湯槽2に接続される配管により
形成されており、その途中には蛇口5と給湯用二次側循
環ポンプ6とが設けられている。さらに、給水配管9
は、上水道等の水源(図示せず)と給湯用一次側循環水
路4とを給水弁8を介して接続しており、水源からの水
を給水弁8及び給湯用一次側循環水路4を通じて貯湯槽
2に流入させることができるように構成されている。
【0003】次に動作について説明する。このヒートポ
ンプ式給湯設備では給湯利用の少ない夜間に貯湯槽2に
湯を貯え、主として昼間に蛇口5より給湯利用する。こ
のため通常は、電力消費の夜間シフトを目的とした電力
会社の料金精度(例えば業務用蓄熱調整契約制度)を利
用し、夜間(例えば22時〜翌8時)の安価な電力によ
り給湯用ヒートポンプ1及び給湯用一次側循環ポンプ3
を運転して貯湯槽2内の水を昇温する。
【0004】すなわち、夜間、第1の温度センサ11が
検出する貯湯槽2内の水温が所定値以下の時には、制御
装置12が給湯用ヒートポンプ1及び給湯用一次側循環
ポンプ3を運転させる。給湯用ヒートポンプ1は外気か
ら吸収した熱により給湯用一次側循環水路4を循環する
水を加熱する。また、第1の温度センサ11が検出する
貯湯槽2内の水温が上記所定値より高い別の所定値以上
で且つ水位センサ10が検出する貯湯槽2内の水位が所
定水位以下の時には、制御装置12が給水弁8を開いて
給水配管9より給水する。このようにして貯湯槽2内の
水温を所定温度以上に保ちながら所定水位まで湯を貯え
る。
【0005】一方、給湯用二次側循環ポンプ6は常に運
転されており、給湯用二次側循環水路7内を湯が循環し
ているので、蛇口5をひねると直ぐに湯が出る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のヒートポン
プ式給湯設備は、貯湯槽を備えた方式であるため、朝ま
でに所定量の湯を所定温度以上にまで確実に沸き上げる
必要がある。しかしながら、貯湯負荷は外気温及び水源
からの水の温度に大きく左右されるため、外気温又は水
の温度が設備設計時の基準温度を下回った日には、夜間
電力料金時間帯が終了した時点で、貯湯量もしくは湯温
上昇が不足することも考えられる。また、給湯用ヒート
ポンプ又は給湯用一次側循環ポンプの経年変化や異常発
生等によっても、同様に貯湯量もしくは湯温上昇の不足
が生じることが予想される。なお、これを回避するため
に給湯用ヒートポンプの容量を通常よりも大きくするこ
とが考えらえるが、例外的に寒い気象条件もしくは日常
的には発生しない異常等に対して、このような方法で対
応するのでは、設備費が増大して経済的効率が悪い。
【0007】この発明は以上のような問題点を解消する
ためになされたものであって、設備費を大きく増やすこ
となく、貯湯量不足又は湯温上昇不足を回避できるヒー
トポンプ式給湯設備を提供することを目的とするもので
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、この発明に係るヒートポンプ式給湯設備は、外気か
ら吸収した熱により水を加熱する給湯用ヒートポンプ
と、給湯用ヒートポンプと貯湯槽との間に形成され給湯
用一次側循環ポンプを有する給湯用一次側循環水路と、
上水道等の水源からの水を給水弁を介して貯湯槽に流入
させる給水配管と、貯湯槽内の水位を検出する水位セン
サと、貯湯槽内の水温を検出する第1の温度センサと、
外気温を検出する第2の温度センサと水源からの水の温
度を検出する第3の温度センサとのいずれか一方又は両
方と、夜間電力時間帯及び夜間電力時間帯開始前の第1
の所定時間帯が設定される24時間タイマとを備え、第
1の所定時間帯における第2の温度センサ又は第3の温
度センサの検出値が各々の所定値以下である場合には、
貯湯槽内の目標水温を給湯モードにおける第1の所定水
温よりも高い第2の所定水温に設定するとともに、貯湯
槽内の目標水位を給湯モードにおける第1の所定水位よ
りも高い第2の所定水位に設定し、設定された目標水温
及び目標水位に近付けるように貯湯槽内の水温と水位と
を制御する貯湯モードの運転を行なう第1の制御手段を
設けた構成とした。
【0009】また、外気から吸収した熱により水を加熱
する給湯用ヒートポンプと、給湯用ヒートポンプと貯湯
槽との間に形成され給湯用一次側循環ポンプを有する給
湯用一次側循環水路と、上水道等の水源からの水を給水
弁を介して貯湯槽に流入させる給水配管と、貯湯槽内の
水位を検出する水位センサと、貯湯槽内の水温を検出す
る第1の温度センサと、夜間電力時間帯及び夜間電力時
間帯終了前の第2の所定時間帯が設定される24時間タ
イマと、外気から吸収した熱により水を加熱する空調用
ヒートポンプと、空調用ヒートポンプと負荷側空調機器
との間に形成され空調用循環ポンプを有する空調用循環
水路と、給湯用一次側循環水路と空調用循環水路との間
で熱交換を行なう補助熱交換器と、空調用ヒートポンプ
と補助熱交換器との間の空調用循環水路に配設された第
1の電動弁とを備え、第2の所定時間帯における水位セ
ンサ又は第1の温度センサの検出値が各々の所定値以下
である場合には、空調用ヒートポンプを運転させ、第1
の電動弁を開くように制御する第2の制御手段を設けた
構成とした。
【0010】また、外気から吸収した熱により水を加熱
する給湯用ヒートポンプと、給湯用ヒートポンプと貯湯
槽との間に形成され給湯用一次側循環ポンプを有する給
湯用一次側循環水路と、上水道等の水源からの水を給水
弁を介して貯湯槽に流入させる給水配管と、貯湯槽内の
水位を検出する水位センサと、貯湯槽内の水温を検出す
る第1の温度センサと、夜間電力時間帯が設定される2
4時間タイマと、外気から吸収した熱により水を加熱す
る空調用ヒートポンプと、空調用ヒートポンプと負荷側
空調機器との間に形成され空調用循環ポンプを有する空
調用循環水路と、給湯用一次側循環水路と空調用循環水
路との間で熱交換を行なう補助熱交換器と、空調用ヒー
トポンプと補助熱交換器との間の空調用循環水路に配設
された第1の電動弁と、給湯用ヒートポンプと補助熱交
換器との間の給湯用一次側循環水路に配設された補助熱
交換器用ポンプとを備え、夜間電力料金時間帯において
給湯用ヒートポンプ又は給湯用一次側循環ポンプから異
常信号が出力された時に、水位センサ又は第1の温度セ
ンサの検出値が各々の所定値以下である場合には、空調
用ヒートポンプ及び補助熱交換器用ポンプを運転させ、
第1の電動弁を開くように制御する第3の制御手段を設
けた構成とした。
【0011】さらに、上記構成において、空調用ヒート
ポンプを複数配備して空調用循環水路で並列接続すると
ともに、空調用ヒートポンプ相互間の空調用循環水路に
第2の電動弁を配設し、かつ、第1の電動弁が開かれた
場合に第2の電動弁を閉じ、第2の電動弁よりも補助熱
交換器側の空調用ヒートポンプを運転させるように制御
する第4の制御手段を設けた構成とした。
【0012】
【作用】この発明に係るヒートポンプ式給湯設備によれ
ば、夜間電力時間帯開始前の第1の所定時間帯に、第2
の温度センサにより検出される外気温又は第3の温度セ
ンサにより検出される水源からの水の温度が各々の所定
値以下である場合には、第1の制御手段が貯湯モードの
運転を行なうので、夜間電力時間帯開始と同時に貯湯モ
ードの運転を開始する場合よりも、貯湯モードの運転が
早く開始されることになり、貯輸槽内の水温及び水位の
上昇も早くなる。
【0013】また、夜間時間帯終了前の第2の所定時間
帯に、水位センサにより検出される貯湯槽内の水位又は
第1の温度センサにより検出される貯湯槽内の水温が各
々の所定値以下である場合には、第2の制御手段が空調
用ヒートポンプを運転させ、第1の電磁弁を開くので、
空調用循環水路内の水が空調用ヒートポンプにより加熱
され、この加熱された水と補助熱交換器で熱交換するこ
とにより、給湯用一次側循環水路内の水が加熱される。
したがって、給湯用ヒートポンプのみで給湯用一次側循
環水路内の水を加熱する場合よりも、貯湯槽内の水温及
び水位が速やかに上昇する。
【0014】また、夜間電力時間帯に、給湯用ヒートポ
ンプ又は給湯用一次側循環ポンプから異常信号が出力さ
れた時に、水位センサにより検出される貯湯槽内の水位
又は第1の温度センサにより検出される貯湯槽内の水温
が各々の所定値以下である場合には、第3の制御手段が
空調用ヒートポンプ及び補助熱交換器用ポンプを運転さ
せ、第1の電磁弁を開くので、空調用循環水路内の水が
空調用ヒートポンプにより加熱され、この加熱された水
と補助熱交換器で熱交換することにより、給湯用一次側
循環水路内の水が加熱される。
【0015】また、第1の電動弁が開かれた場合、すな
わち補助熱交換器で熱交換が行なわれる場合、第4の制
御手段が第2の電動弁を閉じ、第2の電動弁よりも補助
熱交換器側の空調用ヒートポンプを運転させるので、こ
の空調用ヒートポンプ及び補助熱交換器は、第2の電動
弁よりも負荷側空調機器側の空調用ヒートポンプ、空調
用循環水路、及び負荷側空調機器と切り離される。
【0016】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面に基づいて説
明する。 実施例1.図1はこの発明の実施例1に係るヒートポン
プ式給湯設備の概略構成図である。このヒートポンプ式
給湯設備は、水方式の空調設備を備えている。なお、図
中符号2及び4〜11で示す部分は従来例の図9におけ
る同一符号で示す部分と同一又は相当する構成要素につ
き、重複する説明を省略する。
【0017】31,41は給湯用ヒートポンプであり、
これらは各々給湯用一次側循環ポンプ32,42及び逆
止弁32a,42aを介して貯湯槽2に並列に配管接続
され、これにより給湯用一次側循環水路4が形成されて
いる。33,43は空調用ヒートポンプであり、これら
は各々空調用循環ポンプ34,44及び逆止弁34a,
44aを介して負荷側空調機器(図示せず)に並列に配
管接続され、これにより空調用循環水路13が形成され
ている。
【0018】14は補助熱交換器、15は補助熱交換器
用ポンプ、15aは逆止弁、16は第1の電動弁であ
り、補助熱交換器14は補助熱交換器用ポンプ15及び
逆止弁15aを介して給湯用一次側循環水路4に配管接
続されるとともに、第1の電動弁16を介して空調用循
環水路13に配管接続されており、給湯用一次側循環水
路4内の水と空調用循環水路13内の水との間で熱交換
が行なえる構成となっている。17は24時間タイマ、
18は外気温を検出する第2の温度センサ、19は給水
配管9に設けられて水源から供給される水の温度を検出
する第3の温度センサ、20は空調用循環水路13と補
助熱交換器14との間の配管に設けられた第4の温度セ
ンサである。
【0019】なお、貯湯槽2に設けられた水位センサ1
0は低水位10L(第1の所定水位)及び高水位10H
(第2の所定水位)の二基準を有し、貯湯槽2に設けら
れた第1の温度センサ11は温度の低い順に湯温低下温
度11L(第1の所定水温),給水可能温度11M,及
び沸き上がり温度11H(第2の所定水温)の三基準を
有している。また、24時間タイマ17には、夜間電力
時間帯(例えば22時〜翌8時)と、夜間電力時間帯開
始前の第1の所定時間帯(例えば20時〜22時)と、
夜間電力時間帯終了前の第2の所定時間帯(例えば翌6
時〜8時)とが予め設定されている。
【0020】制御装置12は図2に示すように、24時
間タイマ17,第1〜第4の温度センサ11,18,1
9,20,及び水位センサ10からの信号と、給湯用ヒ
ートポンプ31,41及び給湯用一次側循環ポンプ3
2,42からの異常出力と、空調設備の使用状態(冷
房,暖房,又は不使用)に係る信号とに基づいて、給水
弁8と、給湯用ヒートポンプ31,41と、給湯用一次
側循環ポンプ32,42と、補助熱交換器用ポンプ15
と、第1の電動弁16と、空調用ヒートポンプ33,4
3と、空調用循環ポンプ34,44とを制御できるよう
に、各構成要素と接続されている。
【0021】このヒートポンプ式給湯設備の基本動作は
以下の通りである。すなわち、補助熱交換器14よりも
貯湯槽2側の設備においては従来例と同様、夜間、給湯
用ヒートポンプ31,41及び給湯用一次側循環ポンプ
32,42を運転するとともに給水配管9から給水し、
貯湯槽2に所定温度の湯を所定水位まで貯える。給湯用
二次側循環水路7では給湯用二次側循環ポンプ6が常時
運転されており、蛇口5をひねると直ぐに湯が出る。ま
た、補助熱交換器14よりも負荷側空調機器側の設備に
おいては空調負荷に応じて空調用ヒートポンプ33,4
3及び空調用循環ポンプ34,44を運転して、外気か
ら吸収した熱により空調用循環水路13内の水を冷却又
は加熱し、この水を負荷側空調機器に送って冷房又は暖
房を行なう。
【0022】次いで、図3のフローチャートに示される
制御について説明する。ここでは、制御装置12は24
時間タイマ17と、水位センサ10と、第1〜第3の温
度センサ11,18,19とからの信号に基づいて、給
湯用ヒートポンプ31,41と、給湯用一次側循環ポン
プ32,42と、給水弁8とを制御する。
【0023】先ず、ステップS1〜S5では、貯湯槽2
内の目標水温及び目標水位を設定する。すなわち、ステ
ップS1で24時間タイマ17からの信号により基づ
き、いま現在の時刻がア.夜間電力時間帯、イ.第1の
所定時間帯、ウ.それ以外の時間帯の、いずれにあるの
かを判定し、ア.の場合にはステップS2へ、イ.の場
合にはステップS3へ、ウ.の場合にはステップS5
へ、それぞれ進む。
【0024】ステップS3では、第2の温度センサ18
の検出する外気温が予め設定されている所定値(例えば
設備設計基準値)よりも低い場合にはステップS2へ進
み、そうでない場合にはステップS4へ進む。ステップ
S4では、第3の温度センサ19の検出する水源からの
水の温度が予め設定されている所定値(例えば設備設計
基準値)よりも低い場合にはステップS2へ進む、そう
でない場合にはステップS5へ進む。
【0025】ステップS2では、貯湯槽2内の目標水温
を沸き上がり温度11Hに、貯湯槽2内の目標水位を高
水位10Hに、それぞれ設定して、ステップS6へ進
む。また、ステップS5では、貯湯槽2内の目標水温を
湯温低下温度11Lに、貯湯槽2内の目標水位を低水位
10Lに、それぞれ設定して、ステップS6へ進む。
【0026】次いで、ステップS6〜S12では、貯湯
槽2内を、ステップS1〜S5で設定された目標水温及
び目標水位に近付けるように給湯用ヒートポンプ31,
41及び給湯用一次側循環ポンプ32,42を運転制御
する。
【0027】すなわち、ステップS6では、第1の温度
センサ11の検出する貯湯槽2内の水温が目標水温未満
の場合にはステップS7へ進み、そうでない場合にはス
テップS8へ進む。ステップS7では、給湯用ヒートポ
ンプ31,41及び給湯用一次側循環ポンプ32,42
を運転させ、ステップS9へ進む。また、ステップS8
では、給湯用ヒートポンプ31,41及び給湯用一次側
循環ポンプ32,42の運転を停止させ、ステップS9
へ進む。
【0028】ステップS9では、水位センサ10の検出
する貯湯槽2内の水位が目標水位以上であればステップ
S10へ進み、そうでない場合にはステップS11へ進
む。ステップS11では、第1の温度センサ11の検出
する貯湯槽2内の水温が給水可能温度10M未満の場合
にはステップS10へ進み、給水可能温度10M以上の
場合にはステップS12へ進む。ステップS10では、
給水弁8を閉じてステップS1へ戻る。また、ステップ
S12では、給水弁8を開いてステップS1へ戻る。
【0029】この実施例では、図3のフローチャートの
制御機能を実現する制御装置12の手段が、この発明に
いう第1の制御手段の一例である。また、貯湯槽2内の
目標水温を湯温低下温度11Lに、目標水位を低水位1
0Lに、それぞれ設定して運転する制御モードがこの発
明にいう給湯モードであり、貯湯槽2内の目標水温を沸
き上がり温度11Hに、目標水位を高水位10Hに、そ
れぞれ設定して運転する制御モードがこの発明にいう貯
湯モードである。なお、この実施例では、外気温を検出
する第2の温度センサ18と、水源からの水の温度を検
出する第3の温度センサ19との両方を備えた構成とし
たが、いずれか一方のみを備えた構成としてもよい。
【0030】実施例2.図4はこの発明の実施例2に係
るヒートポンプ式給湯設備の制御フローチャートであ
る。なお、ヒートポンプ式給湯設備の概略構成、制御装
置の入出力関係,及びヒートポンプ式給湯設備の基本動
作は実施例1と同様であるので、図示及び説明を省略す
る。
【0031】次いで、図4のフローチャートに示される
制御について説明する。ここでは、制御装置12は24
時間タイマ17,水位センサ10,第1の温度センサ1
1,及び第4の温度センサ20からの信号と、空調設備
の使用状態(冷房,暖房,又は不使用)に係る信号とに
基づいて、第1の電動弁16と、空調用循環ポンプ3
4,44と、空調用ヒートポンプ33,43と、補助熱
交換器用ポンプ15とを制御する。
【0032】先ず、ステップS21で24時間タイマ1
7からの信号に基づき、いま現在の時刻が上記第2の所
定時間帯にあるのか否かを判定し、第2の所定時間帯に
ある場合にはステップ22へ進み、そうでない場合には
ステップS21へ戻る。
【0033】ステップS22では、水位センサ10の検
出する貯湯槽2内の水位が高水位10H以上の場合にス
テップS23へ進み、そうでない場合にはステップS2
4へ進む。ステップS23では、第1の温度センサ11
の検出する貯湯槽2内の水温が給水可能温度11M以上
の場合にステップS28へ進み、そうでない場合にはス
テップS24へ進む。ステップS24では空調設備の使
用状態(冷房,暖房,又は不使用)をチェックし、冷房
以外の場合にはステップS25へ進み、冷房の場合には
ステップS21へ戻る。
【0034】ステップS25では、第1の電動弁16を
開いて空調用循環ポンプ34,44を運転させるととも
に、空調用ヒートポンプ33,43を加熱運転させてス
テップS26へ進む。ステップS26では、第4の温度
センサ20により検出される、空調用循環水路13から
補助熱交換器14へ供給される水の温度が所定温度(例
えば給水可能温度11M+3℃)以上の場合にステップ
S27へ進む、そうでない場合にはステップS21へ戻
る。
【0035】ステップS27では、補助熱交換器用ポン
プ15を運転して補助熱交換器14に給湯一次側循環水
路4内の水を循環させ、空調用循環水路13内の水との
熱交換を開始させて、ステップS22へ戻る。また、ス
テップS28では、空調用循環ポンプ34,44と、空
調用ヒートポンプ33,43と、補助熱交換器用ポンプ
15との運転を停止させるとともに、第1の電動弁16
を閉じて、ステップS21へ戻る。
【0036】この実施例では、図4のフローチャートの
制御機能を実現する制御装置12の手段が、この発明に
いう第2の制御手段の一例である。なお、この実施例で
は、第4の温度センサ20を設けて、空調用循環水路1
3から補助熱交換器14へ供給される水の温度が所定温
度(例えば給水可能温度11M+3℃)以上の場合にの
み補助熱交換器14による熱交換が行なわれるようにし
たので、空調用循環水路13内の水温が給湯一次側循環
水路4内の水温より低いことに起因して、給湯一次側循
環水路4内の水温が一時的に低下することが防止され、
より効率的な運転が可能である。ただし、この発明にお
いては、第4の温度センサ20は必ずしも設けなくてよ
い。
【0037】また、この実施例では補助熱交換器用ポン
プ15を設けたが、補助熱交換器用ポンプ15を設けず
に、給湯用一次側循環ポンプ32,42を運転すれば、
給湯一次側循環水路4内の水が補助熱交換器14にまで
循環させられるように構成してもよい。
【0038】実施例3.図5はこの発明の実施例3に係
るヒートポンプ式給湯設備の制御フローチャートであ
る。なお、ヒートポンプ式給湯設備の概略構成、制御装
置の入出力関係,及びヒートポンプ式給湯設備の基本動
作は実施例1と同様であるので、図示及び説明を省略す
る。
【0039】次いで、図5のフローチャートに示される
制御について説明する。ここでは、制御装置12は24
時間タイマ17,水位センサ10,第1の温度センサ1
1,及び第4の温度センサ20からの信号と、給湯用ヒ
ートポンプ31,41及び給湯用一次側循環ポンプ3
2,42からの異常出力と、空調設備の使用状態(冷
房,暖房,又は不使用)に係る信号とに基づいて、第1
の電動弁16と、空調用循環ポンプ34,44と、空調
用ヒートポンプ33,43と、補助熱交換器用ポンプ1
5とを制御する。
【0040】先ず、ステップS31で24時間タイマ1
7からの信号に基づき、いま現在の時刻が夜間電力時間
帯(例えば22時〜翌8時)にあるのか否かを判定し、
夜間電力時間帯にある場合はステップS32へ進み、そ
うでない場合にはステップS31へ戻る。ステップS3
2では、給湯用ヒートポンプ31,41及び給湯用一次
側循環ポンプ32,42のいずれかより異常発生を示す
信号が出力されている場合にステップS33へ進み、そ
うでない場合にはステップS31へ戻る。
【0041】ステップS33では、第1の温度センサ1
1の検出する貯湯槽2内の水温が給水可能温度11M以
上の場合にステップS38へ進み、そうでない場合には
ステップS34へ進む。ステップS34では、空調設備
の使用状態(冷房,暖房,又は不使用)をチェックし、
冷房以外の場合にはステップS35へ進み、冷房の場合
にはステップS31へ戻る。
【0042】ステップS35では、第1の電動弁16を
開き、空調用循環ポンプ34,44を運転させるととも
に、空調用ヒートポンプ33,43を加熱運転させて、
ステップS36へ進む。ステップS36では、第4の温
度センサ20により検出される、空調用循環水路13か
ら補助熱交換器14へ供給される水の温度が所定温度
(例えば給水可能温度11M+3℃)以上の場合にステ
ップS37へ進む、そうでない場合にはステップS31
へ戻る。
【0043】ステップS37では、補助熱交換器用ポン
プ15を運転して補助熱交換器14に給湯一次側循環水
路4内の水を循環させ、空調用循環水路13内の水との
熱交換を開始させて、ステップS33へ戻る。また、ス
テップS38では、空調用循環ポンプ34,44と、空
調用ヒートポンプ33,43と、補助熱交換器用ポンプ
15との運転を停止させるとともに、第1の電動弁16
を閉じて、ステップS31へ戻る。
【0044】この実施例では、図5のフローチャートの
制御機能を実現する制御装置12の手段が、この発明に
いう第3の制御手段の一例である。なお、この実施例で
は、給湯用ヒートポンプ31,41及び給湯用一次側循
環ポンプ32,42のいずれかより異常出力があった時
に、第1の温度センサ11の検出する貯湯槽2内の水温
が所定値以下である場合に補助熱交換器14による熱交
換が行なわれるようにしたが、補助熱交換器14による
熱交換が、水位センサ10の検出する貯湯槽2内の水位
が所定値以下である場合に行なわれるようにしてもよ
い。
【0045】実施例4.図6はこの発明の実施例4に係
るヒートポンプ式給湯設備の概略構成図である。図中符
号21は、合計2台配備されたうちの一方の空調用ヒー
トポンプ33と、他方の空調用ヒートポンプ43との間
の空調用循環水路13に設けられた第2の電動弁であ
り、この第2の電動弁21を閉じることにより、補助熱
交換器14及び空調用ヒートポンプ33と、空調用ヒー
トポンプ43及び負荷側空調機器(図示せず)とが、回
路的に切り離されるように構成されている。なお、第2
の電動弁21を除いたヒートポンプ式給湯設備の構成は
実施例1と同様であるので、図1と同一又は相当する構
成要素には同一符号を付して説明を省略する。また、ヒ
ートポンプ式給湯設備の基本動作も実施例1と同様であ
るので説明を省略する。
【0046】この実施例では制御装置12は図7に示す
ように、24時間タイマ17,第1の温度センサ11,
第4の温度センサ20,及び水位センサ10からの信号
と、給湯用ヒートポンプ31,41及び給湯用一次側循
環ポンプ32,42の異常出力とに基づいて、補助熱交
換器用ポンプ15,第1の電動弁16,第2の電動弁2
1,及び空調用ヒートポンプ33,34を制御する。
【0047】次いで、具体的な制御のプロセスを、図8
のフローチャートに基づいて説明する。先ず、ステップ
S41で24時間タイマ17からの信号に基づき、いま
現在の時刻が夜間電力時間帯(例えば22時〜翌8時)
にあるのか否かを判定し、夜間電力時間帯にある場合は
ステップS42へ進み、そうでない場合にはステップS
41へ戻る。ステップS42では、給湯用ヒートポンプ
31,41及び給湯用一次側循環ポンプ32,42のい
ずれかより異常信号が出力されている場合にステップS
45へ進み、そうでない場合にはステップS43へ進
む。
【0048】ステップS43では24時間タイマ17か
らの信号に基づき、いま現在の時刻が夜間電力時間帯終
了前の第2の所定時間帯(例えば翌6時〜8時)にある
のか否かを判定し、第2の所定時間帯にある場合にはス
テップS44へ進み、そうでない場合にはステップS4
1へ戻る。ステップS44では、水位センサ10の検出
する貯湯槽2内の水位が高水位10H以上の場合にステ
ップS45へ進み、そうでない場合にはステップS46
へ進む。
【0049】ステップS45では、第1の温度センサ1
1の検出する貯湯槽2内の水温が給水可能温度11M以
上の場合にステップS49へ進み、そうでない場合には
ステップS46へ進む。
【0050】ステップS46では、第1の電動弁16を
開き、第2の電動弁21を閉じ、空調用循環ポンプ34
を運転させるとともに、一方の空調用ヒートポンプ33
を加熱運転させて、ステップS47へ進む。ステップS
47では、第4の温度センサ20により検出される。空
調用循環水路13から補助熱交換器14へ供給される水
の温度が所定温度(例えば給水可能温度11M+3℃)
以上の場合にステップS48へ進み、そうでない場合に
はステップS41へ戻る。
【0051】ステップS48では、補助熱交換器用ポン
プ15を運転して補助熱交換器14に給湯一次側循環水
路4内の水を循環させ、空調用循環水路13内の水との
熱交換を開始させて、ステップS44へ戻る。また、ス
テップS49では、空調用循環ポンプ34,空調用ヒー
トポンプ33,及び補助熱交換器用ポンプ15の運転を
停止させ、第2の電動弁21を開くとともに、第1の電
動弁16を閉じて、ステップS41へ戻る。
【0052】以上のように制御されるので、補助熱交換
器14で熱交換を行なう際、第2の電動弁21よりも負
荷側空調機器側の空調用ヒートポンプ43,空調用循環
水路13,及び負荷側空調機器の内部にある水までを加
熱する必要がなくなり、運転効率が向上する。また、補
助熱交換器14で熱交換を行ないながら、第2の電動弁
21よりも負荷側空調機器側の空調用ヒートポンプ4
3、空調用循環水路13,及び負荷側空調機器を用いた
空調運転(暖房又は冷房)を行なうことも可能である。
なお、この実施例では、図8のフローチャートの制御機
能を実現する制御装置12の手段が、この発明にいう第
4の制御手段の一例である。
【0053】更に、この発明の実施例が以上に限定され
ないことはいうまでもなく、例えば、第1の電動弁,第
2の電動弁を空調用ヒートポンプの水出口側配管から水
入口側配管に移動させてもよい。また、第1の電動弁と
第2の電動弁との両方の機能を1つの三方切換弁で実現
するような構成としてもよい。
【0054】
【発明の効果】以上説明したように、この発明に係るヒ
ートポンプ式給湯設備によれば、夜間電力時間帯開始前
の第1の所定時間帯に、第2の温度センサにより検出さ
れる外気温又は第3の温度センサにより検出される水源
からの水の温度が各々の所定値以下である場合には、第
1の制御手段が貯湯モードの運転を行なう。したがっ
て、給湯用ヒートポンプに係る設備費を増大させること
なしに、外気温又は水源からの水の温度が低いことに起
因する夜間電力時間帯終了時点での貯湯量不足又は湯温
上昇不足が防止できる。
【0055】また、夜間時間帯終了前の第2の所定時間
帯に、水位センサにより検出される貯湯槽内の水位又は
第1の温度センサにより検出される貯湯槽内の水温が各
々の所定値以下である場合には、第2の制御手段が空調
用ヒートポンプを運転させ、第1の電磁弁を開くので、
空調用循環水路内の水が空調用ヒートポンプにより加熱
され、この加熱された水と補助熱交換器で熱交換するこ
とにより、給湯用一次側循環水路内の水が加熱される。
したがって、給湯用ヒートポンプに係る設備費を増大さ
せることなしに、外気温又は水源からの水の温度が低い
ことや、給湯用ヒートポンプの経年変化により加熱能力
が減少したことなどに起因する夜間電力時間帯終了時点
での貯湯量不足又は湯温上昇不足が防止できる。
【0056】また、夜間電力時間帯に、給湯用ヒートポ
ンプ又は給湯用一次側循環ポンプから異常信号が出力さ
れた時に、水位センサにより検出される貯湯槽内の水位
又は第1の温度センサにより検出される貯湯槽内の水温
が各々の所定値以下である場合には、第3の制御手段が
空調用ヒートポンプ及び補助熱交換器用ポンプを運転さ
せ、第1の電磁弁を開くので、空調用循環水路内の水が
空調用ヒートポンプにより加熱され、この加熱された水
と補助熱交換器で熱交換することにより、給湯用一次側
循環水路内の水が加熱される。したがって、給湯用ヒー
トポンプに係る設備費を増大させることなしに、給湯用
ヒートポンプ又は給湯用一次側循環ポンプに何らかの異
常が発生したことに起因する貯湯量不足又は湯温上昇不
足が防止できる。
【0057】また、第1の電動弁が開かれた場合、すな
わち補助熱交換器で熱交換が行なわれる場合、第4の制
御手段が第2の電動弁を閉じ、第2の電動弁よりも補助
熱交換器側の空調用ヒートポンプを運転させるので、こ
の空調用ヒートポンプ及び補助熱交換器は、第2の電動
弁よりも負荷側空調機器側の空調用ヒートポンプ、空調
用循環水路、及び負荷側空調機器と切り離されることに
なって、余分な水を加熱することのない、効率的な運転
が可能となる。また、第2の電動弁よりも負荷側空調機
器側の空調用ヒートポンプ、空調用循環水路、及び負荷
側空調機器を用いた空調運転と、第2の電動弁よりも補
助熱交換器側の空調用ヒートポンプ,空調用循環水路,
及び補助熱交換器を用いた給湯用一次側循環水路内の水
の加熱運転とを、同時に行なうこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の実施例1に係るヒートポンプ式給
湯設備の概略構成図である。
【図2】 この発明の実施例1に係るヒートポンプ式給
湯設備の制御装置の入出力関係図である。
【図3】 この発明の実施例1に係るヒートポンプ式給
湯設備の制御フローチャートである。
【図4】 この発明の実施例2に係るヒートポンプ式給
湯設備の制御フローチャートである。
【図5】 この発明の実施例3に係るヒートポンプ式給
湯設備の制御フローチャートである。
【図6】 この発明の実施例4に係るヒートポンプ式給
湯設備の概略構成図である。
【図7】 この発明の実施例4に係るヒートポンプ式給
湯設備の制御装置の入出力関係図である。
【図8】 この発明の実施例4に係るヒートポンプ式給
湯設備の制御フローチャートである。
【図9】 従来のヒートポンプ式給湯設備の概略構成図
である。
【符号の説明】
2 貯湯槽、4 給湯用一次側循環水路、8 給水弁、
9 給水配管、10水位センサ、11 第1の温度セン
サ、12 制御装置、13 空調用循環水路、14 補
助熱交換器、15 補助熱交換器用ポンプ、16 第1
の電動弁、17 24時間タイマ、18 第2の温度セ
ンサ、19 第3の温度センサ、20第4の温度セン
サ、21 第2の電動弁、31,41 給湯用ヒートポ
ンプ、32,42 給湯用一次側循環ポンプ、33,4
3 空調用ヒートポンプ、34,44 空調用循環ポン
プ。

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 外気から吸収した熱により水を加熱する
    給湯用ヒートポンプと、上記給湯用ヒートポンプと貯湯
    槽との間に形成され給湯用一次側循環ポンプを有する給
    湯用一次側循環水路と、上水道等の水源からの水を給水
    弁を介して上記貯湯槽に流入させる給水配管と、上記貯
    湯槽内の水位を検出する水位センサと、上記貯湯槽内の
    水温を検出する第1の温度センサと、外気温を検出する
    第2の温度センサと上記水源からの水の温度を検出する
    第3の温度センサとのいずれか一方又は両方と、夜間電
    力時間帯及び上記夜間電力時間帯開始前の第1の所定時
    間帯が設定される24時間タイマとを備え、 上記第1の所定時間帯における上記第2の温度センサ又
    は上記第3の温度センサの検出値が各々の所定値以下で
    ある場合には、上記貯湯槽内の目標水温を給湯モードに
    おける第1の所定水温よりも高い第2の所定水温に設定
    するとともに、上記貯湯槽内の目標水位を上記給湯モー
    ドにおける第1の所定水位よりも高い第2の所定水位に
    設定し、上記設定された目標水温及び目標水位に近付け
    るように上記貯湯槽内の水温と水位とを制御する貯湯モ
    ードの運転を行なう第1の制御手段を設けたことを特徴
    とするヒートポンプ式給湯設備。
  2. 【請求項2】 外気から吸収した熱により水を加熱する
    給湯用ヒートポンプと、上記給湯用ヒートポンプと貯湯
    槽との間に形成され給湯用一次側循環ポンプを有する給
    湯用一次側循環水路と、上水道等の水源からの水を給水
    弁を介して上記貯湯槽に流入させる給水配管と、上記貯
    湯槽内の水位を検出する水位センサと、上記貯湯槽内の
    水温を検出する第1の温度センサと、夜間電力時間帯及
    び上記夜間電力時間帯終了前の第2の所定時間帯が設定
    される24時間タイマと、外気から吸収した熱により水
    を加熱する空調用ヒートポンプと、上記空調用ヒートポ
    ンプと負荷側空調機器との間に形成され空調用循環ポン
    プを有する空調用循環水路と、上記給湯用一次側循環水
    路と上記空調用循環水路との間で熱交換を行なう補助熱
    交換器と、上記空調用ヒートポンプと上記補助熱交換器
    との間の上記空調用循環水路に配設された第1の電動弁
    とを備え、 上記第2の所定時間帯における上記水位センサ又は上記
    第1の温度センサの検出値が各々の所定値以下である場
    合には、上記空調用ヒートポンプを運転させ、上記第1
    の電動弁を開くように制御する第2の制御手段を設けた
    ことを特徴とするヒートポンプ式給湯設備。
  3. 【請求項3】 外気から吸収した熱により水を加熱する
    給湯用ヒートポンプと、上記給湯用ヒートポンプと貯湯
    槽との間に形成され給湯用一次側循環ポンプを有する給
    湯用一次側循環水路と、上水道等の水源からの水を給水
    弁を介して上記貯湯槽に流入させる給水配管と、上記貯
    湯槽内の水位を検出する水位センサと、上記貯湯槽内の
    水温を検出する第1の温度センサと、夜間電力時間帯が
    設定される24時間タイマと、外気から吸収した熱によ
    り水を加熱する空調用ヒートポンプと、上記空調用ヒー
    トポンプと負荷側空調機器との間に形成され空調用循環
    ポンプを有する空調用循環水路と、上記給湯用一次側循
    環水路と上記空調用循環水路との間で熱交換を行なう補
    助熱交換器と、上記空調用ヒートポンプと上記補助熱交
    換器との間の上記空調用循環水路に配設された第1の電
    動弁と、上記給湯用ヒートポンプと上記補助熱交換器と
    の間の上記給湯用一次側循環水路に配設された補助熱交
    換器用ポンプとを備え、 上記夜間電力料金時間帯において上記給湯用ヒートポン
    プ又は上記給湯用一次側循環ポンプから異常信号が出力
    された時に、上記水位センサ又は上記第1の温度センサ
    の検出値が各々の所定値以下である場合には、上記空調
    用ヒートポンプ及び上記補助熱交換器用ポンプを運転さ
    せ、上記第1の電動弁を開くように制御する第3の制御
    手段を設けたことを特徴とするヒートポンプ式給湯設
    備。
  4. 【請求項4】 空調用ヒートポンプを複数配備して空調
    用循環水路で並列接続するとともに、上記空調用ヒート
    ポンプ相互間の上記空調用循環水路に第2の電動弁を配
    設し、かつ、第1の電動弁が開かれた場合に上記第2の
    電動弁を閉じ、上記第2の電動弁よりも補助熱交換器側
    の空調用ヒートポンプを運転させるように制御する第4
    の制御手段を設けてなる請求項第2項又は第3項に記載
    のヒートポンプ式給湯設備。
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