JPH06348289A - 音響装置 - Google Patents

音響装置

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JPH06348289A
JPH06348289A JP5166092A JP16609293A JPH06348289A JP H06348289 A JPH06348289 A JP H06348289A JP 5166092 A JP5166092 A JP 5166092A JP 16609293 A JP16609293 A JP 16609293A JP H06348289 A JPH06348289 A JP H06348289A
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JP
Japan
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effect
data
input
signal
designation data
Prior art date
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Abandoned
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JP5166092A
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Satoshi Ota
聡 太田
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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  • Details Of Audible-Bandwidth Transducers (AREA)
  • Reverberation, Karaoke And Other Acoustics (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 曲や音声等の音響信号に効果を自動的に付加
するとともに、使用者の好みに応じて効果を変更可能な
音響装置を提供することを目的としている。 【構成】 記憶部31は、曲データ(L SIGNA
L、R SIGNAL)、効果指定データ(EFFEC
T No. )及び曲ナンバー(TUNE No. )を出力バ
ッファ32に出力し、信号処理部30はサンプリングク
ロックCKsに同期してA/Dコンバータ(ADC)3
5からの音声信号と出力バッファ32からの効果指定デ
ータ(EFFECT No. )を取り込む。この効果指定
データ(EFFECT No. )で指定される効果を音声
信号に付加するとともに、セレクトキー14から効果指
定データ(EFFECT No. )が指定されると、これ
により指定された効果を音声信号に付加して加算器3
6、37に出力する。加算器36、37で曲データと混
合した後、アンプ40、41及びスピーカ3a、3bを
介して拡声出力する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、音響装置に関し、詳細
には、予め記憶されている曲データに基づいて順次発生
する演奏音に合わせて、マイク等から入力される音声等
の音響信号を出力する、いわゆるカラオケ装置等の音響
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、カラオケ装置には、入力され
る音声に対して種々のエフェクトが付与できるようにな
っているものがある。
【0003】このようなカラオケ装置のエフェクト機能
は、エフェクトを付与しようとするときに、カラオケ装
置に設けられた操作ボタン等を操作することにより機能
し、また、調整ボタンを操作することにより、エフェク
トの種類やエフェクトの程度を、使用者の好みに合せて
調整できるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のカラオケ装置にあっては、カラオケ装置に設
けられた操作ボタンや調整ボタンを操作することによ
り、エフェクトの付与や調整を行なうようになっていた
ため、曲の途中でエフェクトを付与する操作を行った
り、曲に合った調整を行うことが難しく、エフェクト機
能を使用しなかったり、エフェクト機能を使用しても、
エフェクトの調整を行うのが煩わしい。そのため、音楽
的により適切な効果を付与できる効果があるにもかかわ
らず、充分使用されないという問題があった。
【0005】また、一部特殊な効果を使用しなければな
らない曲にあっては、操作が面倒であることから、この
特殊な効果を充分使用することができないため、歌うこ
とすらできず、また、歌ったとしても、違和感のある歌
になってしまうという問題があった。
【0006】そこで、本発明は、少なくとも外部から入
力される音声等の音響信号に対して、自動的に曲に合っ
た効果を付与するとともに、使用者の好みにより付与す
る効果を曲の途中においても適宜切り換えることのでき
る音響装置を提供することを目的としている。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、一連の
音符データから成る曲データ及び曲の所望の位置で付与
する効果を指定する効果指定データを記憶する記憶手段
と、前記記憶手段の記憶内容を順次読み出す読出手段
と、前記読出手段により読み出された記憶内容のうちの
曲データに基づいて楽音信号を発生する楽音信号発生手
段と、外部からの音響信号を入力する入力手段と、前記
読出手段により前記記憶手段から読み出された効果指定
データに基づいて前記入力手段で入力された音響信号及
び前記楽音信号発生手段からの楽音信号のうち少なくと
も一方に効果を付与して出力する効果付与手段と、外部
より効果指定データを入力する効果指定データ入力手段
と、前記読出手段により読み出された効果指定データに
代えて前記効果指定データ入力手段からの効果指定デー
タを前記効果付与手段に供給する切換手段と、を備える
ことにより、上記目的を達成している。
【0008】この場合、例えば、請求項2に記載するよ
うに、前記記憶手段が、2種類の効果指定データを記憶
し、前記効果付与手段が、該記憶手段の記憶する2種類
の効果指定データに基づいて前記音響信号及び楽音信号
に別々に効果を付与してもよい。
【0009】また、例えば、請求項3に記載するよう
に、前記記憶手段が、複数曲分の曲データを記憶してい
てもよい。
【0010】さらに、例えば、請求項4に記載するよう
に、前記効果指定データ入力手段が、前記効果指定デー
タとともに、前記切換手段が効果指定データを切り換え
るタイミングを入力してもよい。
【0011】また、例えば、請求項5に記載するよう
に、前記効果付与手段が、前記効果指定データ及び前記
読み出された曲データの種類のいずれか一方に基づいて
付与すべき効果を決定してもよい。
【0012】
【作用】本発明の音響装置によれば、読出手段が、一連
の音符データから成る曲データ及び曲の所望の位置で付
与する効果を指定する効果指定データを記憶する記憶手
段から、順次、その記憶内容を読み出し、この読み出さ
れた記憶内容のうちの曲データに基づいて、楽音信号発
生手段により楽音信号を発生する。
【0013】そして、効果付加手段が、入力手段から入
力された入力音響信号及び前記楽音信号発生手段の発生
する楽音信号のうち少なくとも一方に、前記記憶手段か
ら読み出された効果指定データに基づいて効果を付与し
て出力する。
【0014】ここで、外部の効果指定データ入力手段か
ら効果指定データが入力されると、切換手段により、前
記読出手段により読み出された効果指定データに代え
て、該入力された効果指定データを前記効果付与手段に
供給し、効果を付加させる。
【0015】したがって、自動的に、かつリアルタイム
に曲に合った音響効果を付与することができるととも
に、使用者が外部から効果指定データを入力することに
より、該入力した効果指定データに基づいて効果を付与
することができる。
【0016】例えば、カラオケ装置に適用して外部音響
信号として音声信号を入力すると、簡単な操作で、曲に
合った状態で自動的に曲や音声に効果を付加することが
できるとともに、適宜入力操作することにより、使用者
の好みに応じた効果に切り換えて付与することができ
る。その結果、特殊効果を使用しなければならない曲に
おいても、簡単な操作で適切な効果を付与することがで
きる。
【0017】また、効果指定データ入力手段により、効
果指定データとともに、切換手段が効果指定データを切
り換えるタイミングを入力すると、意図するタイミング
で効果を切り換えることができ、より一層使用者の好み
に応じた効果をより簡単な操作で付与することができ
る。
【0018】
【実施例】以下、実施例に基づいて具体的に説明する。
【0019】図1から図12は、本発明の音響装置の第
1実施例を示す図であり、ハンディカラオケ装置に適用
したものである。
【0020】図1において、ハンディカラオケ装置1
は、全体が略三角形の水平断面を有する立体に形成され
ており、装置本体2は、カラフルな色彩の施された樹脂
を素材として形成されている。装置本体2の前面には、
楕円形状の左右一対のスピーカ3a、3bが設けられて
おり、スピーカ3a、3bから2方向に音声を含む演奏
出力が放音される。
【0021】装置本体2の上部には、パネル基板4が取
り付けられており、パネル基板4の上部には、円筒状部
5が形成されている。この円筒状部5の先端には、マイ
ク6が設けられており、マイク6は、無指向性のものが
使用されて、例えば、2人でデュエットする際の音声を
適切に入力できるようになっている。また、マイク6に
は、柔らかい素材(例えば、スポンジ等)で被覆されて
いる。
【0022】装置本体2の後部側には、図2に示すよう
に、2つの取手部7(他方の取手部は図示略)が形成さ
れており、これらの取手部7を使用者が握ることによ
り、ハンディカラオケ装置1を持つことができる。な
お、取手部7を2つ設けているのは、2人でデュエット
する際に、各人が両方向から取手部7を握ることができ
るようにするためである。
【0023】上記パネル基板4は、その水平断面がほぼ
三角形の立体形状に形成されており、パネル基板4に
は、図3に示す操作パネル10が配置されている。
【0024】操作パネル10は、図3に示すように、電
源/モード(POWER/MODE)スイッチ11、ボ
リュウム(VOLUME)12、電源/モード表示ラン
プ13、セレクトキー14及び表示部15等が設けられ
ている。
【0025】電源/モードスイッチ11は、スライドタ
イプのものが使用されており、図3中左端の「OFF」
のポジションで、ハンディカラオケ装置1の電源のオフ
を、中央の「EFFECT」の効果入力ポジションで
は、電源をオンするとともに、セレクトキー14を押下
することによりエフェクト番号(後述する効果指定デー
タ(EFFECT No. )に対応している。)を、右端
の「TUNE」のポジションでは、演奏曲の曲ナンバー
を、入力することができる。
【0026】ボリュウム12は、同様にスライドタイプ
のものが使用されており、スピーカ3a、3bの出力レ
ベルを調整する。
【0027】電源/モード表示ランプ13は、電源/モ
ードスイッチ11のスライドポジションにより、電源の
オン状態、モード選択状態等に応じて点灯する。
【0028】セレクトキー14は、「0」から「9」ま
での10個のキーを有しており、これらのキーを、例え
ば、2回押すことにより付加するエフェクト番号を選択
する。なお、セレクトキー14の各キーとしては、操作
が容易に行えるように、各キーを押すとキー自体が点灯
するようなものを使用してもよく、また、各キーの近く
に、例えば、「0」〜「9」までの数字を表示してもよ
い。
【0029】表示部15は、例えば、発光ダイオード等
で構成され、セレクトキー14で入力されたセレクト番
号及びセレクトキー14で選択された曲ナンバーや演奏
時の曲ナンバーを表示出力する。
【0030】再び、図2において、装置本体2の一方側
の側面には、端子パネル20が設けられており、端子パ
ネル20は、図4に拡大して示すように、マイク入力ジ
ャック21、フォーン出力ジャック22及び電源ジャッ
ク23を有している。
【0031】マイク入力ジャック21は、外部マイクを
接続するためのもので、例えば、ハンディカラオケ装置
1から離れた場所でデュエットするような場合に、外部
マイクのプラグをこのマイク入力ジャック21に挿入し
て、マイク6とは、別の音声を入力することができる。
【0032】フォーン出力ジャック22は、ヘッドフォ
ーンを接続するもので、このフォーン出力ジャック22
にヘッドフォーンのプラグが挿入されると、スピーカ3
a、3bからの放音出力を停止して、ヘッドフォーンに
出力する。
【0033】電源ジャック23は、外部電源アダプタの
プラグが挿入され、例えば、DC9[V]の外部電源が
ハンディカラオケ装置1に供給される。
【0034】なお、ハンディカラオケ装置1は、図示し
ないが、内部電源(例えば、乾電池)を内蔵しており、
通常は、この内部電源により必要な電源が供給される。
【0035】ハンディカラオケ装置1は、図5に示すよ
うに回路構成されている。
【0036】すなわち、図5に示すように、ハンディカ
ラオケ装置1は、その装置本体2内に、信号処理部3
0、記憶部31、出力バッファ32、デコーダ33、バ
ッファ34、A/Dコンバータ(ADC)35、左右出
力用の一対の加算器36、37、左D/Aコンバータ
(DACL)38、右D/Aコンバータ(DACR)3
9、左右一対のアンプ(AMP)40、41等を内蔵し
ている。
【0037】記憶部31は、RAM(Random Access Me
mory)等の半導体メモリが使用されており、演奏曲の一
連の音符データから成る曲データを複数曲分記憶すると
ともに、各曲の所定時間間隔、例えば、当該曲の1小節
毎に効果を指定する効果指定データ及び曲ナンバーを記
憶している。
【0038】すなわち、記憶部31は、付加する効果を
指定する効果指定データや曲データ等を含む一連のデー
タ(DATA)を記憶しており、このデータ(DAT
A)は、図5に出力バッファ32に格納された状態で示
すように、曲データである左シグナルデータ(L SI
GNAL)と右シグナルデータ(R SIGNAL)、
効果指定データであるEFFECT No. 、そして曲ナ
ンバーであるTUNENo. から成る。そして、このデー
タ(DATA)は、16進数で示すと、例えば、図6の
ように示され、曲データとしての「F14A」、「2B
11」、効果指定データ(EFFECT No. )として
の「10」、そして、曲ナンバーとしての「22」等で
構成されている。なお、効果指定データ(EFFECT
No. )は、付加する効果を切り換える位置でのみ、そ
の指定する効果のデータ、例えば、「10」等が格納さ
れており、効果を切り換えない位置では、「00」が格
納されている。
【0039】また、記憶部31は、上記一連のデータ
(DATA)を出力バッファ32に出力するだけでな
く、サンプリングクロックCKsを信号処理部30及び
出力バッファ32に出力し、上記データ(DATA)を
このサンプリングクロックCKsに同期して出力バッフ
ァ32に出力する。
【0040】この出力バッファ32に出力されたデータ
(DATA)は、その左シグナルデータ(L SIGN
AL)が加算器36に、右シグナルデータ(R SIG
NAL)が加算器36に、サンプリングクロックCKs
に同期して出力され、その効果指定データ(EFFEC
T No. )が信号処理部30のポート(PORT0−
7)に、また、その曲ナンバーがデコーダ33に、サン
プリングクロックCKsに同期して出力される。
【0041】なお、付加される効果としては、例えば、
図7に示すようなものがあり、エフェクトナンバー(E
FFECT No. )の「00」から順次、ノーチェンジ
(NO CHANGE)、スモールホールリバーブ(S
MALL HALL REVERB)等の効果が割り当
てられている。なお、このノーチェンジ(NO CHA
NGE)は、付加する効果の切り換えを行わないことを
意味する効果指定データである。
【0042】上記デコーダ33には、上述のように、出
力バッファ32から曲ナンバー(TUNE No. )のデ
ータが入力され、デコーダ33は、この曲ナンバー(T
UNE No. )のデータをデコードして、表示部15に
曲ナンバーを数値等で表示出力させる。
【0043】上記バッファ34には、上記セレクトキー
14のキー入力信号が入力され、バッファ34は、この
キー入力信号を信号処理部30のポート(PORT8−
15)に出力する。
【0044】マイク6は、使用者が発生した音声をアナ
ログの電気信号に変換し、A/Dコンバータ(ADC)
35に出力する。
【0045】A/Dコンバータ(ADC)35は、マイ
ク6から入力されるアナログの音声信号をディジタル変
換し、信号処理部30にディジタルの音声信号として出
力する。
【0046】信号処理部30は、CPU(Central Proc
essing Unit)、ROM(Read OnlyMemory)、RAM(Ra
ndom Access Memory)及びDSP(Digital Signal Proc
essor)等を備えている。
【0047】信号処理部30に内蔵されているROMと
しては、ハンディカラオケ装置1としての処理プログラ
ムを記憶するプログラムROM(PROM)と効果付加
処理用のデータを格納するデータROM(DROM)の
2種類を備えている。
【0048】このプログラムROMは、ハンディカラオ
ケ装置1としての基本プログラムを記憶するだけでな
く、図8に示すように、付加する各効果毎のプログラム
を記憶しており、この効果付加処理プログラムをDSP
に供給する。
【0049】上記データROMは、図9に示すように、
1つの効果を、「10h」、すなわち16アドレスを1
ブロックとして、その効果に必要なデータを記憶してお
り、各効果毎に、図10に示すように、アドレス0から
アドレスFにそれぞれプログラムROM(PROM)の
フロー開始アドレス、フロー終了アドレス及びパラメー
タを格納している。
【0050】DSPは、CPUからプログラムやデータ
を受け取り、供給されたプログラムに従ってA/Dコン
バータ(ADC)35から入力される音声信号に効果を
付加して出力する。
【0051】CPUは、RAMをワークメモリとして使
用し、ROM内のプログラムに従ってハンディカラオケ
装置1の各部を制御して、ハンディカラオケ装置1とし
ての処理を行うとともに、DSPに効果付加処理用のプ
ログラムとデータを供給して、効果付加処理を行わせ
る。そして、CPUは、DSPで効果の付加された信号
を加算器36及び加算器36に出力する。CPUは、上
記処理、特に、A/Dコンバータ(ADC)35からの
音声信号の取り込みや加算器36及び加算器36への効
果を付加した音声信号の出力を、記憶部31から入力さ
れるサンプリングクロックCKsに基づいて行う。
【0052】また、信号処理部30は、図11に示すよ
うに、出力バッファ32から効果指定データ(EFFE
CT No. )が入力されるレジスタ42、バッファ34
を介してセレクトキー14のキー入力が入力されるレジ
スタ43、レジスタ42の各ポート(PORT0−7)
出力に接続されたインバータIN0〜IN7、レジスタ
43の各ポート(PORT8−15)出力に接続された
インバータIN8〜IN15、レジスタ43の各ポート
(PORT8−15)出力が入力されるNOR回路44
及びNOR回路44の出力が入力されるインバータIN
16が設けられており、各インバータIN0〜IN7の
出力とインバータIN8〜IN15の出力は、図11に
示すように、それぞれ合成されて、論理出力PORTO
Nとして信号処理部30のCPUに入力される。
【0053】ポート(PORT0−7)及びポート(P
ORT8−15)の出力は、NOR回路44及びインバ
ータIN0〜IN7、インバータIN8〜IN15及び
インバータIN16により以下のように制御される。
【0054】すなわち、NOR回路44の出力が「0」
のとき、すなわち、セレクトキー14から入力があり、
ポート(PORT8−15)の出力のいずれかが「1」
のときには、NOR回路44の出力する「0」の信号に
よりインバータIN0〜IN7の出力が遮断され、イン
バータIN8〜IN15の出力、すなわちポート(PO
RT8−15)の出力が論理出力PORTONとしてC
PUに出力される。また、NOR回路44の出力が
「1」のとき、すなわち、セレクトキー14からの入力
がなく、ポート(PORT8−15)のいずれの出力も
「0」のときには、NOR回路44の出力がインバータ
IN16で反転されて、インバータIN8〜15の出力
が遮断され、インバータIN0〜IN7の出力、すなわ
ちポート(PORT0−7)の出力が論理出力PORT
ONとしてCPUに出力される。
【0055】そして、信号処理部30は、記憶部31の
データ(DATA)に記憶されている効果指定データ
(EFFECT No. )に基づいてA/Dコンバータ
(ADC)35から入力される音声信号に効果を付加す
るとともに、ポート(PORT8−15)に入力される
効果指定データ(EFFECT No. )に従って付加す
る効果の切換を行う。
【0056】加算器36には、上記信号処理部30から
効果の付加された信号が入力されるとともに、出力バッ
ファ32から左シグナルデータ(L SIGNAL)が
入力され、加算器36は、音声信号と左シグナルデータ
(L SIGNAL)を加算して、左D/Aコンバータ
(DACL)38に出力する。
【0057】左D/Aコンバータ(DACL)38は、
加算器36から入力されるアナログ信号をディジタル信
号に変換して、アンプ40に出力する。
【0058】アンプ40は、入力信号を所定レベルに増
幅し、スピーカ3aを介して外部に拡声出力させる。
【0059】加算器37には、上記信号処理部30から
効果の付加された音声信号が入力されるとともに、出力
バッファ32から右シグナルデータ(R SIGNA
L)が入力され、加算器37は、音声信号と右シグナル
データ(R SIGNAL)を加算して、右D/Aコン
バータ(DACR)39に出力する。
【0060】右D/Aコンバータ(DACR)39は、
加算器37から入力されるアナログ信号をディジタル信
号に変換して、アンプ41に出力する。
【0061】アンプ41は、入力信号を所定レベルに増
幅し、スピーカ3bを介して外部に拡声出力させる。
【0062】次に、本実施例の作用を説明する。
【0063】ハンディカラオケ装置1を使用するには、
電源/モードスイッチ11を「OFF」ポジション以外
の位置にセットすることにより電源を投入し、必要なと
きには、電源/モードスイッチ11を「TUNE」ポジ
ションにセットして、セレクトキー14を投入すること
により、曲ナンバーを選択する。また、ボリュウム12
を調整することにより、スピーカ3a、3bから出力さ
れる音の音量を調整する。
【0064】このハンディカラオケ装置1は、記憶部3
1に記憶されている曲データ(シグナルデータ)と、マ
イク6を介してA/Dコンバータ(ADC)35から入
力される音声信号と、をサンプリングクロックCKs毎
に取り込み、信号処理部30で、音声信号に、記憶部3
1の効果指定データ(EFFECT No. )で指定され
る効果を順次付加した後、曲データと合成して、スピー
カ3a、3bから出力する。また、記憶部31に記憶さ
れている曲ナンバー(TUNE No. )をデコーダ33
でデコードして、表示部15に表示出力する。
【0065】そして、演奏の途中で、電源/モードスイ
ッチ11が「EFFECT」ポジションにセットされ、
セレクトキー14が投入されることにより、効果指定デ
ータ(EFFECT No. )が入力されると、記憶部3
1の効果指定データ(EFFECT No. )で指定され
る効果に切り換えて、当該入力された効果指定データ
(EFFECT No. )により指定される効果を音声信
号に付加することができる。
【0066】以下、この信号処理部30での処理を、図
12に基づいて説明する。
【0067】電源が投入されると、図12に示すよう
に、まず、各部の初期化処理を行う(ステップS1)。
この初期化処理により、DSPやその他のレジスタ等の
リセットや予め設定された初期値のセットを行う。
【0068】初期化処理が終了すると、アキュムレータ
(ACC)に「00000」をセットし(ステップS
2)、このアキュムレータ(ACC)の値をアドレスと
するデータROM(DROM)のデータをプログラムR
OM(PROM)の使用フロー区間のスタートアドレス
SADRとしてセットする(ステップS3)。
【0069】すなわち、図10に示したように、データ
ROM(DROM)のアドレス0には、当該効果のプロ
グラムROM(PROM)のフロー開始アドレスが格納
されており、このフロー開始アドレスをスタートアドレ
スSADRとしてセットしている。
【0070】さらに、上記アキュムレータ(ACC)の
値を「1」だけインクリメントした値をアドレスとする
データROM(DROM)のデータをプログラムROM
(PROM)の使用フロー区間のエンドアドレスEAD
Rとしてセットする(ステップS4)。
【0071】すなわち、図10に示したように、データ
ROM(DROM)のアドレス1には、当該効果のプロ
グラムROM(PROM)のフロー終了アドレスが格納
されており、このフロー終了アドレスをエンドアドレス
EADRとしてセットしている。
【0072】次に、上記スタートアドレスSADRを現
在アドレスNADRとしてセットし(ステップS5)、
A/Dコンバータ(ADC)35から音声信号を取り込
む(ステップS6)。
【0073】そして、この取り込んだ音声信号に対し
て、スタートアドレスSADRとエンドアドレスEAD
Rの区間のエフェクタフローを実行する(ステップS
7)。
【0074】すなわち、スタートアドレスSADRとエ
ンドアドレスEADRのデータで指定されるプログラム
ROM(PROM)のプログラムと、当該効果のデータ
ROM(DROM)のデータをDSPに転送し、DSP
によりエフェクト付加処理を実行させ、このエフェクタ
フローは、サンプリングクロックCKsに同期してA/
Dコンバータ(ADC)35から入力される音声信号に
対して現在アドレスNADRがエンドアドレスEADR
になるまで実行される。
【0075】そして、現在アドレスNADRがエンドア
ドレスEADRになると、サンプリングクロックCKs
が入力されるまで、処理を停止する(ステップS8)。
【0076】すなわち、信号処理部30は、サンプリン
グクロックCKs毎に、A/Dコンバータ(ADC)3
5から入力された音声信号を取り込み、取り込んだ音声
信号に対して上記エフェクト付加処理により効果を付加
して、サンプリングクロックCKsに同期して加算器3
6及び加算器37に出力する。
【0077】この加算器36及び加算器37に出力され
た音声信号は、加算器36及び加算器37で、出力バッ
ファ32からそれぞれ入力される左シグナルデータ(L
SIGNAL)及び右シグナルデータ(R SIGN
AL)と合成され、それぞれ左D/Aコンバータ(DA
CL)38及び右D/Aコンバータ(DACR)39に
出力される。合成された音響信号は、この左D/Aコン
バータ(DACL)38及び右D/Aコンバータ(DA
CR)39によりアナログ信号に変換され、アンプ40
及びアンプ41で増幅された後、スピーカ3a及びスピ
ーカ3bを介して外部に拡声出力される。
【0078】次に、論理出力PORTONが「1」かど
うか、すなわち、ポート(PORT0−7)出力あるい
はポート(PORT8−15)出力が変化したかどうか
チェックする(ステップS9)。
【0079】ステップS9で、論理出力PORTONが
「1」でないときには、記憶部31に記憶されている効
果指定データ(EFFECT No. )により指定される
効果の切換タイミングでもなく、またセレクトキー14
による効果指定データ(EFFECT No. )の入力も
ないと判断して、ステップS5に戻り、同じ効果を次の
サンプリングクロックCKsで取得した音声信号に付加
する(ステップS5〜ステップS8)。
【0080】ステップS9で、論理出力PORTONが
「1」のときには、記憶部31に記憶されている効果指
定データ(EFFECT No. )により指定される効果
の切換タイミングであるか、あるいは、セレクトキー1
4による効果指定データ(EFFECT No. )の入力
があったと判断し、切り換わったポート(PORT0−
7)出力、あるいはポート(PORT8−15)出力の
値をアキュムレータ(ACC)にセットする(ステップ
S10)。
【0081】次に、アキュムレータ(ACC)の値を
「1」だけディクリメントして、アキュムレータ(AC
C)にセットし(ステップS11)、このディクリメン
トしたアキュムレータ(ACC)の値を4ビット(bi
t)左にシフトする(ステップS12)。
【0082】そして、このシフトしたアキュムレータ
(ACC)の値をアドレスとするデータROM(DRO
M)のデータをスタートアドレスSADRにセットする
(ステップS3)。また、アキュムレータ(ACC)の
値を「1」だけインクリメントして、インクリメントし
たアキュムレータ(ACC)の値をアドレスとするデー
タROM(DROM)のデータをエンドアドレスEAD
Rにセットする(ステップS3)。
【0083】以降、上記同様の処理を行って、切り換え
た効果を音声信号に付与する。
【0084】したがって、本実施例によれば、記憶部3
1に予め記憶されている曲データにより伴奏曲を発生し
つつ、この曲データの所定位置に予め設定された効果指
定データ(EFFECT No. )に基づいて順次効果を
切り換えて、マイク6から入力された音声に当該効果を
付与し、曲とともにスピーカ3a、3bから出力するこ
とができる。
【0085】また、演奏の途中で、ハンディカラオケ装
置1の使用者が、セレクトキー14により効果指定デー
タ(EFFECT No. )を入力すると、その入力タイ
ミングに合わせて、音声信号に付加する効果を、記憶部
31に予め記憶されている効果指定データ(EFFEC
T No. )で指定される効果から、セレクトキー14か
ら入力した効果指定データ(EFFECT No. )で指
定される効果に切り換えて付与することができる。
【0086】その結果、予め記憶部31に記憶されてい
る効果指定データ(EFFECTNo. )で指定される効
果を、曲に最適な状態で音声に付加することができると
ともに、使用者が途中で効果の指定操作を行うことによ
り、予め設定されている効果から使用者が指定した効果
に切り換えて付加することができ、簡単な操作で、かつ
曲に合った状態で使用者の好みに応じた効果を音声に付
加することができる。特に、特殊効果を使用しなければ
ならない曲においても、簡単な操作で適切な効果を付与
することができる。
【0087】図13から図16は、本発明の音響装置の
第2実施例を示す図であり、本実施例は、音声と曲の双
方に予め設定されている効果から使用者が適宜入力した
効果に切り換えて付与するものである。
【0088】本実施例は、上記第1実施例と同様のハン
ディカラオケ装置に適用したものであり、その外観構成
は、上記第1実施例と同様である。
【0089】そこで、本実施例の説明においては、その
外観構成及び回路構成で第1実施例と同一構成部分に
は、第1実施例で用いた符号をそのまま使用して説明す
る。
【0090】図13は、本実施例のハンディカラオケ装
置50の回路構成図であり、信号処理部51、記憶部5
2、出力バッファ53、音声効果切換キー54、伴奏効
果切換キー55、A/Dコンバータ(ADC)35、マ
イク6、左D/Aコンバータ(DACL)38、右D/
Aコンバータ(DACR)39、左右一対のアンプ(A
MP)39、40及びスピーカ3a、3b等を備えてい
る。
【0091】なお、図13の説明において、上記図5と
同一構成部分には、同一の符号を付してその説明を省略
する。
【0092】上記音声効果切換キー54は、例えば、電
源/モードスイッチ11とセレクトキー14により構成
される。すなわち、上記図3の操作パネル10に電源/
モードスイッチ11の音声効果指定データ(ADEFF
ECT No. )を入力するモードポジションとして音声
効果入力ポジション(AD EFFECT)を設け、電
源/モードスイッチ11を音声効果入力ポジション(A
D EFFECT)にセットして、セレクトキー14に
より音声効果指定データ(ADEFFECTNo. )を入
力する。
【0093】また、上記伴奏効果切換キー55は、同様
に、例えば、電源/モードスイッチ11とセレクトキー
14により構成される。すなわち、上記図3の操作パネ
ル10に電源/モードスイッチ11の伴奏効果指定デー
タ(ADEFFECT No.)を入力するモードポジシ
ョンとして伴奏効果入力ポジション(MO EFFEC
T)を設け、電源/モードスイッチ11を伴奏効果入力
ポジション(MO EFFECT)にセットして、セレ
クトキー14により伴奏効果指定データ(MOEFFE
CT No. )を入力する。
【0094】記憶部52には、上記同様にデータ(DA
TA)が格納されており、このデータ(DATA)は、
図13に出力バッファ52に格納された状態で示すよう
に、曲データである左シグナルデータ(L SIGNA
L)と右シグナルデータ(RSIGNAL)、伴奏効果
指定データであるMOEFFECT No. 、そして音声
効果指定データであるADEFFECT No. から成
る。そして、このデータ(DATA)は、16進数で示
すと、例えば、図14のように示され、曲データとして
の「F14A」、「2B11」、伴奏効果指定データ
(MOEFFECT No. )としての「03」、そし
て、音声効果指定データ(ADEFFECTNo. )とし
ての「1A」等で構成されている。なお、伴奏効果指定
データ(MOEFFECT No. )及び音声効果指定デ
ータ(ADEFFECT No. )は、付加する効果を切
り換える位置でのみ、その指定する効果のデータが格納
されており、効果を切り換えない位置では、「00」が
格納されている。
【0095】信号処理部51は、上記第1実施例の信号
処理部30と同様に、CPU、ROM、ワーク用のRA
M及びDSP等を備えている。
【0096】そして、このROMとしては、上記第1実
施例と同様に、プログラムROM(PROM)(図8参
照)及びデータROM(DROM)(図9及び図10参
照)を備えている。
【0097】また、信号処理部51は、ポート(POR
T0−7)、ポート(IPORT0−7)、ポート(P
ORT8−15)及びポート(IPORT8−15)を
備えており、ポート(PORT0−7)には、出力バッ
ファ53からその音声効果指定データ(ADEFFEC
T No. )が、ポート(IPORT0−7)には、電源
/モードスイッチ11より音声効果入力ポジションとし
たときのセレクトキー14からなる音声効果切換キー5
4から入力された音声効果指定データ(ADEFFEC
T No. )が、ポート(PORT8−15)には、電源
/モードスイッチ11より伴奏効果入力ポジションとし
たときのセレクトキー14からなる出力バッファ53か
らその伴奏効果指定データ(MOEFFECT No. )
が、そして、ポート(IPORT8−15)には、伴奏
効果切換キー55から入力された伴奏効果指定データ
(MOEFFECT No. )が、それぞれ入力される。
【0098】すなわち、信号処理部51は、図15に音
声効果用の回路について示すように、出力バッファ53
から効果指定データ(EFFECT No. )が入力され
るレジスタ56、音声効果切換キー54のキー入力、す
なわち音声効果指定データ(ADEFFECT No. )
が入力されるレジスタ57、レジスタ56の各ポート
(PORT0−7)出力に接続されたインバータIN0
〜IN7、レジスタ57の各ポート(IPORT0−
7)出力に接続されたインバータIIN0〜IIN7、
レジスタ57の各ポート(IPORT0−7)出力が入
力されるNOR回路58及びNOR回路58の出力が入
力されるインバータIN16が設けられており、各イン
バータIN0〜IN7の出力とインバータIIN0〜I
IN7の出力は、図15に示すように、それぞれ合成さ
れて、論理出力ADSEONとして信号処理部51のC
PUに入力される。
【0099】信号処理部51には、図示しないが、上記
音声効果用の回路と同様の伴奏効果用の回路がポート
(PORT8−15)及びポート(IPORT8−1
5)についても同様に設けられており、この伴奏効果用
の回路からは、上記同様の合成出力が論理出力MOSE
ONとして信号処理部51のCPUに入力される。
【0100】この信号処理部51には、マイク6から入
力された音声信号がA/Dコンバータ(ADC)35で
ディジタルの音声信号に変換されて入力されるととも
に、出力バッファ53から伴奏データである左シグナル
データ(L SIGNAL)及び右シグナルデータ(R
SIGNAL)がそれぞれ入力される。
【0101】信号処理部51は、これら左シグナルデー
タ(L SIGNAL)と右シグナルデータ(R SI
GNAL)及び音声信号に夫々効果を付加するととも
に、左シグナルデータ(L SIGNAL)及び右シグ
ナルデータ(R SIGNAL)と音声信号とを合成し
て、左D/Aコンバータ(DACL)38及び右D/A
コンバータ(DACR)39に出力する。
【0102】以下、第1実施例と同様に、左D/Aコン
バータ(DACL)38及び右D/Aコンバータ(DA
CR)39で音響信号をアナログ変換した後、アンプ4
0、41で増幅して、スピーカ3a、3bを介して拡声
出力する。
【0103】次に、本実施例の作用を説明する。
【0104】ハンディカラオケ装置50を使用するに
は、電源/モードスイッチ11を「OFF」ポジション
以外の位置にセットすることにより電源を投入し、必要
なときには、電源/モードスイッチ11を「TUNE」
ポジションにセットして、セレクトキー14を投入する
ことにより、曲ナンバーを選択する。また、ボリュウム
12を調整することにより、スピーカ3a、3bから出
力される音の音量を調整する。
【0105】このハンディカラオケ装置50は、記憶部
52に記憶されている曲データ(シグナルデータ)と、
マイク6を介してA/Dコンバータ(ADC)35から
入力される音声信号と、をサンプリングクロックCKs
毎に取り込み、信号処理部51で、音声信号に、記憶部
52の音声効果指定データ(ADEFFECT No.)
で指定される効果を順次付加するとともに、曲データ
に、伴奏効果指定データ(MOEFFECT No. )で
指定される効果を順次付加した後、曲データと合成し
て、スピーカ3a、3bから出力する。
【0106】そして、演奏の途中で、音声効果切換キー
54や伴奏効果切換キー55が投入されることにより、
音声効果指定データ(ADEFFECT No. )や伴奏
効果指定データ(MOEFFECT No. )が入力され
ると、記憶部52の音声効果指定データ(ADEFFE
CT No. )及び伴奏効果指定データ(MOEFFEC
T No. )で指定される効果に切り換えて、当該入力さ
れた音声効果指定データ(ADEFFECT No. )や
伴奏効果指定データ(MOEFFECT No.)により
指定される効果を曲データや音声信号に付加することが
できる。
【0107】以下、この信号処理部51での処理を、図
16に基づいて説明する。
【0108】電源が投入されると、図16に示すよう
に、上記実施例と同様に、まず、各部の初期化処理を行
い(ステップP1)、アキュムレータ(ACC)に「0
0000」をセットする(ステップP2)。
【0109】このアキュムレータ(ACC)の値をアド
レスとするデータROM(DROM)のデータをプログ
ラムROM(PROM)の使用フロー区間の音声効果用
スタートアドレスSADRAD及び伴奏効果用スタート
アドレスSADRMOとしてセットする(ステップP
3)。
【0110】すなわち、図10に示したように、データ
ROM(DROM)のアドレス0には、当該効果のプロ
グラムROM(PROM)のフロー開始アドレスが格納
されており、このフロー開始アドレスを音声効果用スタ
ートアドレスSADRAD及び伴奏効果用スタートアド
レスSADRMOとしてセットしている。
【0111】さらに、上記アキュムレータ(ACC)の
値を「1」だけインクリメントした値をアドレスとする
データROM(DROM)のデータをプログラムROM
(PROM)の使用フロー区間の音声効果用エンドアド
レスEADRAD及び伴奏効果用エンドアドレスEAD
RMOとしてセットする(ステップP3)。
【0112】すなわち、図10に示したように、データ
ROM(DROM)のアドレス1には、当該効果のプロ
グラムROM(PROM)のフロー終了アドレスが格納
されており、このフロー終了アドレスを音声効果用エン
ドアドレスEADRAD及び伴奏効果用エンドアドレス
EADRMOとしてセットしている。
【0113】次に、上記音声効果用スタートアドレスS
ADRADを音声効果用現在アドレスNADRADとし
てセットし(ステップP4)、A/Dコンバータ(AD
C)35から音声信号を取り込む(ステップP5)。
【0114】そして、この取り込んだ音声信号に対し
て、音声効果用スタートアドレスSADRADと音声効
果用エンドアドレスEADRADの区間のエフェクタフ
ローを実行する(ステップP6)。
【0115】すなわち、音声効果用スタートアドレスS
ADRADと音声効果用エンドアドレスEADRADの
データで指定されるプログラムROM(PROM)のプ
ログラムと、当該効果のデータROM(DROM)のデ
ータをDSPに転送し、DSPによりエフェクト付加処
理を実行させ、このエフェクタフローは、サンプリング
クロックCKsに同期してA/Dコンバータ(ADC)
35から入力される音声信号に対して音声効果用現在ア
ドレスNADRADが音声効果用エンドアドレスEAD
RADになるまで実行される。
【0116】次に、論理出力ADSEONが「1」かど
うか、すなわち、ポート(PORT0−7)出力あるい
はポート(IPORT0−7)出力が変化したかどうか
チェックする(ステップP7)。
【0117】ステップP7で、論理出力ADSEONが
「1」でないときには、記憶部52に記憶されている音
声効果指定データ(ADEFFECT No. )により指
定される効果の切換タイミングでもなく、またセレクト
キー14による音声効果指定データ(ADEFFECT
No. )の入力もないと判断して、ステップP12に移
行し、曲データの効果付加処理に移る。
【0118】ステップP7で、論理出力ADSEONが
「1」のときには、記憶部52に記憶されている音声効
果指定データ(ADEFFECT No. )により指定さ
れる効果の切換タイミングであるか、あるいは、セレク
トキー14による音声効果指定データ(ADEFFEC
T No. )の入力があったと判断し、切り換わったポー
ト(PORT0−7)出力、あるいはポート(IPOR
T0−7)出力の値をアキュムレータ(ACC)にセッ
トする(ステップP8)。
【0119】次に、アキュムレータ(ACC)の値を
「1」だけディクリメントして、アキュムレータ(AC
C)にセットし(ステップP9)、このディクリメント
したアキュムレータ(ACC)の値を4ビット(bi
t)左にシフトする(ステップP10)。
【0120】このシフトしたアキュムレータ(ACC)
の値をアドレスとするデータROM(DROM)のデー
タを音声効果用スタートアドレスSADRADにセット
するとともに、アキュムレータ(ACC)の値を「1」
だけインクリメントして、インクリメントしたアキュム
レータ(ACC)の値をアドレスとするデータROM
(DROM)のデータを音声効果用エンドアドレスEA
DRADにセットする(ステップP11)。
【0121】次に、曲(伴奏)データ、すなわち左シグ
ナルデータ(L SIGNAL)及び右シグナルデータ
(R SIGNAL)を出力バッファ53から取り込む
(ステップS12)。
【0122】そして、この取り込んだ曲データに対し
て、伴奏効果用スタートアドレスSADRMOと伴奏効
果用エンドアドレスEADRMOの区間のエフェクタフ
ローを実行する(ステップP13)。
【0123】すなわち、伴奏効果用スタートアドレスS
ADRMOと伴奏効果用エンドアドレスEADRMOの
データで指定されるプログラムROM(PROM)のプ
ログラムと、当該効果のデータROM(DROM)のデ
ータをDSPに転送し、DSPによりエフェクト付加処
理を実行させ、このエフェクタフローは、サンプリング
クロックCKsに同期して出力バッファ53から入力さ
れる曲データに対して伴奏効果用現在アドレスNADR
MOが伴奏効果用エンドアドレスEADRMOになるま
で実行される。
【0124】次に、論理出力MOSEONが「1」かど
うか、すなわち、ポート(PORT8−15)出力ある
いはポート(IPORT8−15)出力が変化したかど
うかチェックする(ステップP14)。
【0125】ステップP14で、論理出力MOSEON
が「1」でないときには、記憶部52に記憶されている
伴奏効果指定データ(MOEFFECT No. )により
指定される効果の切換タイミングでもなく、またセレク
トキー14による伴奏効果指定データ(MOEFFEC
T No. )の入力もないと判断して、ステップP4に戻
り、音声信号の効果付加処理から上記同様に処理する。
【0126】ステップP14で、論理出力MOSEON
が「1」のときには、記憶部52に記憶されている伴奏
効果指定データ(MOEFFECT No. )により指定
される効果の切換タイミングであるか、あるいは、セレ
クトキー14による伴奏効果指定データ(MOEFFE
CT No. )の入力があったと判断し、切り換わったポ
ート(PORT8−15)出力、あるいはポート(IP
ORT8−15)出力の値をアキュムレータ(ACC)
にセットする(ステップP15)。
【0127】次に、アキュムレータ(ACC)の値を
「1」だけディクリメントして、アキュムレータ(AC
C)にセットし(ステップP16)、このディクリメン
トしたアキュムレータ(ACC)の値を4ビット(bi
t)左にシフトする(ステップP17)。
【0128】このシフトしたアキュムレータ(ACC)
の値をアドレスとするデータROM(DROM)のデー
タを伴奏効果用スタートアドレスSADRMOにセット
するとともに、アキュムレータ(ACC)の値を「1」
だけインクリメントして、インクリメントしたアキュム
レータ(ACC)の値をアドレスとするデータROM
(DROM)のデータを伴奏効果用エンドアドレスEA
DRMOにセットする(ステップP18)。
【0129】以降、ステップP4に戻って、上記同様の
処理を行って、切り換えた効果を曲データに付与する。
【0130】このようにして、効果の付加された音声信
号及び左シグナルデータ(L SIGNAL)と右シグ
ナルデータ(R SIGNAL)は、左D/Aコンバー
タ(DACL)38及び右D/Aコンバータ(DAC
R)39に出力され、左D/Aコンバータ(DACL)
38及び右D/Aコンバータ(DACR)39でアナロ
グ変換された後、アンプ40、41で増幅されて、スピ
ーカ3a、3bを介して拡声出力される。
【0131】したがって、本実施例によれば、記憶部5
2に予め記憶されている曲データにより伴奏曲を発生し
つつ、この曲データの所定位置に予め設定された音声効
果指定データ(ADEFFECT No. )及び伴奏効果
指定データ(MOEFFECT No. )に基づいて順次
効果を切り換えて、マイク6から入力された音声及び曲
データにそれぞれ効果を付与し、曲とともにスピーカ3
a、3bから出力することができる。
【0132】また、演奏の途中で、ハンディカラオケ装
置50の使用者が、セレクトキー14により音声効果指
定データ(ADEFFECT No. )や伴奏効果指定デ
ータ(MOEFFECT No. )を入力すると、その入
力タイミングに合わせて、音声信号や曲データに付加す
る効果を、記憶部52に予め記憶されている音声効果指
定データ(ADEFFECT No. )や伴奏効果指定デ
ータ(MOEFFECT No. )で指定される効果か
ら、セレクトキー14から入力された音声効果指定デー
タ(ADEFFECT No. )や伴奏効果指定データ
(MOEFFECTNo. )で指定される効果に切り換え
て付与することができる。
【0133】その結果、予め記憶部52に記憶されてい
る音声効果指定データ(ADEFFECT No. )や伴
奏効果指定データ(MOEFFECT No. )で指定さ
れる効果を、曲に最適な最適な状態で音声や伴奏に付加
することができるとともに、使用者が途中で効果の指定
操作を行うことにより、予め設定されている効果から使
用者が指定した効果に切り換えて付加することができ、
簡単な操作で、かつ曲に合った状態で使用者の好みに応
じた効果を音声や伴奏に付加することができる。特に、
特殊効果を使用しなければならない曲においても、意図
する効果を指定するという簡単な操作で適切な効果を付
与することができる。
【0134】なお、上記各実施例においては、記憶部3
1、52として、半導体メモリを使用しているが、これ
に限るものではなく、例えば、図17に示すように、テ
ープレコーダを使用してもよい。
【0135】この場合、ハンディカラオケ装置60は、
略台形の水平断面を有する立体に形成されており、装置
本体61は、カラフルな色彩の施された樹脂を素材とし
て形成されている。
【0136】装置本体61の前方側面には、円形状の左
右一対のスピーカ62(紙面の裏面側のスピーカ62
は、図示せず。)が設けられており、スピーカ62から
2方向に音声を含む演奏出力が放音される。
【0137】装置本体61は、テープレコーダー部63
を内蔵しており、テープレコーダー部63は、カセット
テープ収納部、テープ再生機構等を有している。このカ
セットテープ収納部には、通常の大きさのカセットテー
プが収納されるが、テープレコーダー部63としては、
ミニカセットテープを使用するものであっても良く、そ
の場合カセットテープ収納部には、ミニカセットテープ
が収納される。
【0138】装置本体61の一側面には、取手部64が
形成されており、取手部64を使用者が握ることによ
り、ハンディカラオケ装置60を持つことができる。
【0139】この取手部64の反対側の装置本体61の
側面には、電源のオン/オフを行う電源スイッチ65、
テープレコーダー部63によるカセットテープの再生を
行わせるプレイスイッチ66、カセットテープの早送り
を行わせる早送りスイッチ67、カセットテープの巻き
戻しを行わせる巻き戻しスイッチ68及びテープレコー
ダー部63の作動を停止させる停止スイッチ69が設け
られており、その他に、図示しないが、スピーカ62の
音量を調整するボリュウム等が設けられている。
【0140】また、装置本体61の前面側には、セレク
トスイッチ部70が設けられており、セレクトスイッチ
部70は、7個のキー70a〜70gを備えている。こ
れらのキー70a〜70gのうちの1つあるいは2つを
押すことにより、曲を選択したり、効果切換位置データ
や効果指定データを入力する。なお、セレクトスイッチ
70の各キー70a〜70gとしては、操作が容易に行
えるように、各キー70a〜70gを押すと、キー自体
が点灯するようなものを使用してもよく、また、各キー
70a〜70gの近くに、例えば、「1」から「7」ま
での数字を表示してもよい。
【0141】さらに、装置本体61には、マイク71が
設けられており、マイク71としては、無指向性のもの
が使用される。また、マイク71の周囲は、柔らかい素
材(例えば、スポンジ等)で被覆されている。
【0142】したがって、記憶部としてテープレコーダ
を使用しても、上記各実施例と同様の効果を得ることが
できる。
【0143】また、記憶部としては、図18に示すよう
に、CD(コンパクトディスク)を使用してもよい。
【0144】この場合、ハンディカラオケ装置80は、
図18に示すように、その装置本体81が長円形に近い
水平断面を有する立体に形成されており、装置本体81
は、カラフルな色彩の施された樹脂を素材として形成さ
れている。
【0145】装置本体81は、CD部82を内蔵してお
り、CD部82は、CD収納部、CD再生機構等を有し
ている。このCD収納部には、通常の大きさのCDが収
納されるが、CD部82としては、ミニCDを使用する
ものであっても良く、その場合CD収納部には、ミニC
Dが収納される。
【0146】装置本体81の前方側面には、円形状の左
右一対のスピーカ83(紙面の裏面側のスピーカ83
は、図示せず。)が設けられており、スピーカ83から
2方向に後述する音声を含む演奏出力が放音される。
【0147】装置本体81の前方側面の略中央部には、
セレクトスイッチ部84が設けられており、セレクトス
イッチ部84は、6個のキー84a〜84fを備えてい
る。これらのキー84a〜84fのうちの1つあるいは
2つを押すことにより、曲を選択したり、効果切換位置
データや効果指定データを入力する。なお、セレクトス
イッチ部84の各キー84a〜84fとしては、曲選択
が容易に行えるように、各キー84a〜84fを押す
と、キー自体が点灯するようなものを使用してもよく、
また、各キー84a〜84fの近くに、例えば、「1」
から「6」までの数字を表示してもよい。
【0148】さらに、装置本体81には、マイク85が
設けられており、マイク85としては、無指向性のもの
が使用される。また、マイク85の周囲は、柔らかい素
材(例えば、スポンジ等)で被覆されている。
【0149】なお、装置本体81には、図示しないが、
各種操作スイッチ、例えば、電源スイッチ、CD部82
の作動/停止スイッチ、早送りスイッチ、スピーカ83
の音量を調整するボリュウム等が配置されている。
【0150】したがって、記憶部としてCDを使用して
も、上記各実施例と同様の効果を得ることができる。
【0151】また、上記各実施例においては、使用者が
操作パネル10のキー操作により、効果指定データ、す
なわち、効果指定データ(EFFECT No. )や音声
効果指定データ(ADEFFECT No. )あるいは伴
奏効果指定データ(MOEFFECT No. )を入力す
るようにしているが、これらの効果指定データだけでな
く、入力した効果指定データの指定する効果に記憶部3
1、52に予め記憶されている効果指定データと切り換
えるタイミングをも入力するようにしてもよい。このよ
うにすることにより、演奏を開始する前に、これら効果
指定データと切換タイミングを入力しておくと、演奏の
途中でいちいち効果指定データを入力する必要がなく、
より一層、簡単な操作で、使用者の意図するタイミング
で意図する効果に切り換えることができ、より一層使用
者の好みに応じた効果をより簡単な操作で付与すること
ができる。
【0152】
【発明の効果】本発明によれば、予め設定された効果
を、自動的に、かつリアルタイムに曲に合わせて付与す
ることができるとともに、使用者が外部から効果指定デ
ータを入力することにより、該入力した効果指定データ
に基づいて効果を切り換えて付与することができる。
【0153】例えば、カラオケ装置に適用して外部音響
信号として音声信号を入力すると、簡単な操作で、曲に
合った状態で自動的に曲や音声に効果を付加することが
できるとともに、適宜入力操作することにより、使用者
の好みに応じた効果に切り換えて付与することができ
る。その結果、特殊効果を使用しなければならない曲に
おいても、簡単な操作で適切な効果を付与することがで
きる。
【0154】また、効果指定データとともに、効果指定
データを切り換えるタイミングを入力するようにする
と、意図するタイミングで効果を切り換えることがで
き、より一層使用者の好みに応じた効果をより簡単な操
作で付与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による音響装置の第1実施例を適用した
ハンディカラオケ装置の外観構成図。
【図2】図1のハンディカラオケ装置の側面図。
【図3】図1のハンディカラオケ装置に設けられ操作パ
ネルの拡大図。
【図4】図2の端子パネルの拡大図。
【図5】ハンディカラオケ装置の回路ブロック図。
【図6】データ(DATA)の構成図。
【図7】効果指定データと効果内容を示す図。
【図8】図5の信号処理部に内蔵されているプログラム
ROM(PROM)のメモリマップを示す図。
【図9】図5の信号処理部に内蔵されているデータRO
M(DROM)のメモリマップを示す図。
【図10】図9のデータROM(DROM)の各エフェ
クトのブロック内の詳細なメモリマップを示す図。
【図11】図5の信号処理部に内蔵されているポート付
近の回路構成図。
【図12】図5の信号処理部による効果付加処理を示す
フローチャート。
【図13】本発明による音響装置の第2実施例を適用し
たハンディカラオケ装置の回路ブロック図。
【図14】図13のハンディカラオケ装置で使用される
データ(DATA)の構成図。
【図15】図13の信号処理部に内蔵されているポート
付近の回路構成図。
【図16】図13の信号処理部による効果付加処理を示
すフローチャート。
【図17】本発明の音響装置を適用したハンディカラオ
ケ装置の第1の変形例の外観構成図。
【図18】本発明の音響装置を適用したハンディカラオ
ケ装置の第2の変形例の外観構成図。
【符号の説明】
1、50、60、80 ハンディカラオケ装置 2、51、61、81 装置本体 3a、3b、62、83 スピーカ 4 パネル基板 6 マイク 7、64 取手部 10 操作パネル 11 電源/モードスイッチ 14 セレクトキー 30、51 信号処理部 31、52 記憶部 32、53 出力バッファ 33 デコーダ 34 バッファ 35 A/Dコンバータ 36、37 加算器 38 左D/A変換器 39 右D/A変換器 40、41 アンプ 54 音声効果切換キー 55 伴奏効果切換キー
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 H04R 1/04 Z

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】一連の音符データから成る曲データ及び曲
    の所望の位置で付与する効果を指定する効果指定データ
    を記憶する記憶手段と、 前記記憶手段の記憶内容を順次読み出す読出手段と、 前記読出手段により読み出された記憶内容のうちの曲デ
    ータに基づいて楽音信号を発生する楽音信号発生手段
    と、 外部からの音響信号を入力する入力手段と、 前記読出手段により前記記憶手段から読み出された効果
    指定データに基づいて前記入力手段で入力された音響信
    号及び前記楽音信号発生手段からの楽音信号のうち少な
    くとも一方に効果を付与して出力する効果付与手段と、 外部より効果指定データを入力する効果指定データ入力
    手段と、 前記読出手段により読み出された効果指定データに代え
    て前記効果指定データ入力手段からの効果指定データを
    前記効果付与手段に供給する切換手段と、 を備えたことを特徴とする音響装置。
  2. 【請求項2】前記記憶手段は、2種類の効果指定データ
    を記憶し、 前記効果付与手段は、該記憶手段の記憶する2種類の効
    果指定データに基づいて前記音響信号及び楽音信号に別
    々に効果を付与することを特徴とする請求項1記載の音
    響装置。
  3. 【請求項3】前記記憶手段は、複数曲分の曲データを記
    憶していることを特徴とする請求項1または請求項2記
    載の音響装置。
  4. 【請求項4】前記効果指定データ入力手段は、前記効果
    指定データとともに、前記切換手段が効果指定データを
    切り換えるタイミングを入力することを特徴とする請求
    項1から請求項3のいずれかに記載の音響装置。
  5. 【請求項5】前記効果付与手段は、前記効果指定データ
    及び前記読み出された曲データの種類のいずれか一方に
    基づいて付与すべき効果を決定することを特徴とする請
    求項1から請求項4のいずれかに記載の音響装置。
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