JPH06348280A - ダクト用消音装置 - Google Patents

ダクト用消音装置

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JPH06348280A
JPH06348280A JP5133239A JP13323993A JPH06348280A JP H06348280 A JPH06348280 A JP H06348280A JP 5133239 A JP5133239 A JP 5133239A JP 13323993 A JP13323993 A JP 13323993A JP H06348280 A JPH06348280 A JP H06348280A
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JP
Japan
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duct
external noise
additional sound
frequency
branch pipe
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Pending
Application number
JP5133239A
Other languages
English (en)
Inventor
Masakatsu Arihara
正勝 有原
Kazuhiko Okashita
和彦 岡下
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sekisui Chemical Co Ltd filed Critical Sekisui Chemical Co Ltd
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Pending legal-status Critical Current

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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10KSOUND-PRODUCING DEVICES; METHODS OR DEVICES FOR PROTECTING AGAINST, OR FOR DAMPING, NOISE OR OTHER ACOUSTIC WAVES IN GENERAL; ACOUSTICS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • G10K11/00Methods or devices for transmitting, conducting or directing sound in general; Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/16Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general
    • G10K11/175Methods or devices for protecting against, or for damping, noise or other acoustic waves in general using interference effects; Masking sound

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  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Acoustics & Sound (AREA)
  • Multimedia (AREA)
  • Exhaust Silencers (AREA)
  • Soundproofing, Sound Blocking, And Sound Damping (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ダクト内を伝搬する様々な周波数成分及びレ
ベルを有する騒音を低減する。 【構成】 ダクト4には、主管5の両端に接続された枝
管6が設けられている。この枝管6は、略U字状をして
おり、かつ伸縮可能なベローズ状部6a及び6bが形成
されている。ダクト4の屋外側開口部4aから所定距離
隔てた下流側には、ダクト4内を伝搬する外来騒音のレ
ベルを検出して外来騒音信号に変換するセンサマイク7
が設けられている。周波数分析制御回路8は、センサマ
イク7から出力される外来騒音信号をサンプリングして
周波数分析を行い、その分析結果に基づいて、ダクト長
駆動回路9を制御して、ダクト長可変装置10を駆動さ
せ、枝管6のベローズ状部6a及び6bを伸縮させて枝
管6の長さを変える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、住宅等に設けられ、
単独で、あるいは換気扇や空調機と共に用いられて室内
の空気と外気とを交換する管路(ダクト)内を伝搬する
外来騒音を能動的に消音するダクト用消音装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】「公害防止の技術と法規」(編集:公害
防止の技術と法規編集委員会;監修:通産省立地公害
局)という文献には、図10(a)に示す干渉形消音器
が記載されている。この干渉形消音器は、ダクト1内を
伝搬する外来騒音の低音部の特定周波数成分のレベルが
特に大きい場合に用いられるものであり、ダクト1の途
中に枝管2を設け、かつ枝管2の長さL1を主管3の長
さL2よりも長くしてこれら枝管2及び主管3内をそれ
ぞれ伝搬する2つの音の干渉によって外来騒音を低減さ
せている。この場合、枝管2及び主管3のそれぞれの断
面寸法Sは、外来騒音の波長に比較して小さくする必要
がある。
【0003】また、この干渉形消音器の透過損失は、同
図(b)に示すように、式及び式を満足する周波数
f,3f,5f,・・・(Hz)で最も大きくなる。 L1−L2=λ/2・・・ L1+L2=λ・・・ したがって、周波数f(Hz)において最大の透過損失
を得るためには、枝管2の長さL1(m)及び主管3の
長さL2(m)が以下に示す式及び式を満足するよ
うに干渉形消音器を設計すれば良い。 L1=3λ/4=3v/4f・・・ L2=λ/4=v/4f・・・ ここで、λ=v/fであり、vはダクト1内を伝搬する
外来騒音の伝搬速度(m/s)(約340m/s)であ
る。なお、上記した透過損失の、例えば、オクターブバ
ンド毎の透過損失は、各オクターブバンド内の周波数1
Hz毎の透過損失のdB和として求められる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記した従
来の干渉形消音器においては、ある特定周波数及びその
奇数倍の周波数を有する外来騒音の低減には効果がある
が、今日、住宅等のダクトからは、自動車やオートバイ
等の外来騒音、あるいは住宅の建設や道路工事等による
外来騒音等、様々な周波数成分及びレベルを有する外来
騒音が住宅内に到来している。したがって、上記した従
来の干渉形消音器では、これら全ての外来騒音を低減す
ることができないという欠点があった。この発明は、上
述の事情に鑑みてなされたもので、ダクト内を伝搬する
様々な周波数成分及びレベルを有する外来騒音を低減す
ることができる消音装置を提供することを目的としてい
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、請求項1記載の発明は、ダクトを経由して室内に到
来する外来騒音を消音するためのダクト用消音装置であ
って、両端の開口部が上記ダクトの2箇所にそれぞれ接
合されると共に、その長さが伸縮可能に構成された枝管
と、上記ダクトの外界に面した開口部又はその近傍の上
記ダクト内に設けられ、上記外来騒音が上記ダクトの外
界に面した開口部又はその近傍に到来した時点で上記外
来騒音を検出して外来騒音信号を出力する外来騒音検出
手段と、上記外来騒音信号の周波数を分析する周波数分
析手段と、該周波数分析手段の分析結果に基づいて、上
記枝管の長さを調整する調整手段とを備えてなることを
特徴としている。
【0006】また、請求項2記載の発明は、ダクトを経
由して室内に到来する外来騒音を消音するためのダクト
用消音装置であって、両端の開口部が上記ダクトの2箇
所にそれぞれ接合された、それぞれその長さが異なる複
数の枝管と、該複数の枝管のそれぞれの開口部に設けら
れた複数の弁と、上記ダクトの外界に面した開口部又は
その近傍の上記ダクト内に設けられ、上記ダクトを経由
して上記室内に侵入する外来騒音が上記ダクトの外界に
面した開口部又はその近傍に到来した時点で上記外来騒
音を検出して外来騒音信号を出力する外来騒音検出手段
と、上記外来騒音信号の周波数を分析する周波数分析手
段と、該周波数分析手段の分析結果に基づいて、上記複
数の弁を開閉する弁開閉手段とを備えてなることを特徴
としている。
【0007】また、請求項3記載の発明は、請求項1又
は2記載の発明において、入力される付加音信号に基づ
いて、上記ダクト内の所定の領域に向けて付加音を放射
する付加音放射手段と、上記ダクト内の所定の領域にま
で到来した上記外来騒音及び上記付加音放射手段から放
射される上記付加音からなる残留騒音を検出して残留騒
音信号を出力する残留騒音検出手段と、上記外来騒音信
号及び上記残留騒音信号に基づいて、上記ダクト内の所
定の領域における上記外来騒音の波形成分と逆位相の上
記付加音を放射させる上記付加音信号を生成して上記付
加音放射手段に供給する制御手段とを備えてなることを
特徴としている。
【0008】また、請求項4記載の発明は、請求項1記
載の枝管が、伸縮可能な蛇腹管を有してなることを特徴
としている。
【0009】また、請求項5記載の発明は、請求項1記
載の枝管が、第1の管と該第1の管に嵌合された第2の
管とを有してなると共に、前記第1又は第2の管は、嵌
合状態のまま、前記第2又は第1の管の長さ方向に移動
可能とされていることを特徴としている。
【0010】さらにまた、請求項6記載の発明は、請求
項1記載の枝管が、複数の管を有してなり、これらの管
は伸縮性に富むガスケット部材によって連結されている
ことを特徴としている。
【0011】
【作用】請求項1記載の発明の構成によれば、外来騒音
検出手段が、ダクトを経由して室内に侵入する外来騒音
がダクトの外界に面した開口部又はその近傍に到来した
時点で外来騒音を検出して外来騒音信号を出力するの
で、周波数分析手段は、外来騒音信号の周波数を分析す
る。これにより、調整手段は、周波数分析手段の分析結
果に基づいて、枝管の長さを調整する。したがって、ダ
クトを経由して室内に侵入する外来騒音が枝管内を伝搬
する音によって干渉され、低減される。
【0012】また、請求項2記載の発明の構成によれ
ば、外来騒音検出手段が、ダクトを経由して室内に侵入
する外来騒音がダクトの外界に面した開口部又はその近
傍に到来した時点で外来騒音を検出して外来騒音信号を
出力するので、周波数分析手段は、外来騒音信号の周波
数を分析する。これにより、弁開閉手段は、周波数分析
手段の分析結果に基づいて、複数の弁を開閉する。した
がって、ダクトを経由して室内に侵入する外来騒音が複
数の枝管のいずれかの中を伝搬する音によって干渉さ
れ、低減される。
【0013】さらにまた、請求項3記載の発明の構成に
よれば、請求項1又は2記載の発明において、残留騒音
検出手段がダクト内の所定の領域にまで到来した残留騒
音を検出して残留騒音信号を出力するので、制御手段
は、外来騒音信号及び残留騒音信号に基づいて、ダクト
内の所定の領域における外来騒音の波形成分と逆位相の
付加音を放射させる付加音信号を生成して付加音放射手
段に供給する。これにより、付加音放射手段は、ダクト
内の所定の領域に向けて付加音を放射する。したがっ
て、ダクト内を伝搬する外来騒音と枝管内を伝搬する外
来騒音との干渉により低減される外来騒音より高い周波
数成分の外来騒音が付加音によって相殺される。
【0014】また、請求項1記載の枝管としては、伸縮
可能な蛇腹管、ピストンのように伸縮可能な2重管等を
用いるのが好適である。複数の管を伸縮性に富むガスケ
ット部材によって連結するようにしても良い。
【0015】
【実施例】以下、図面を参照して、この発明の実施例に
ついて説明する。図1はこの発明の第1の実施例である
ダクト用消音装置(以下、単に消音装置という)の構成
を示す概略図である。この図において、符号4はこの例
のダクトを示し、このダクト4は、屋外側開口部4aか
ら所定の距離を隔てた下流側で、長さ固定の主管5と長
さ可変の枝管6とに分岐され、屋内側開口部4bから所
定の距離を隔てた上流側で、上記主管5と枝管6とが結
合されてなっている。上記主管5は、構造用合板、石膏
ボード、パーティクルボード等の木質系面材、硬質プラ
スチック板あるいは金属板等によって断面方形に形成さ
れ、上記枝管6は、長さ方向略U字状をしており、伸縮
可能なベローズ状部6a及び6bが途中に設けられてい
る。
【0016】また、屋外側開口部4aよりも下流側で、
枝管5と枝管6とに分岐される分岐点Aよりも上流側の
ダクト4内に、ダクト4内を伝搬する外来騒音のレベル
を検出して外来騒音信号ENに変換するセンサマイク7
が設けられている。周波数分析制御回路8は、センサマ
イク7から出力される外来騒音信号ENを一定周期でサ
ンプリングして周波数分析を行う。ここで、図2に、あ
るサンプリング時における外来騒音の周波数特性の一例
を示す。そして、周波数分析制御回路8は、上記分析結
果に基づいて、ダクト長駆動回路9を制御して、回動ア
ーム式のダクト長可変装置10を駆動させ、枝管6のベ
ローズ状部6a及び6bを伸縮させることにより、枝管
6の長さを変える。
【0017】図2によれば、50Hzの周波数を有する
外来騒音のレベルが最も高い。したがって、この実施例
においては、枝管6の基準長さL1(m)及び主管5の
長さL2(m)を、上述した式及び式に基づいて、
50Hzの周波数を有する外来騒音を最も低減できる長
さに設定する。すなわち、式及び式それぞれに、外
来騒音の伝搬速度として340m/sを、外来騒音の周
波数として50Hzを代入すると、長さL1=5.1
m、長さL2=1.7mとなる。そして、この実施例に
おいては、周波数が30〜100Hzの外来騒音を低減
することとする。
【0018】厳密には、主管5の長さL2も可変にする
必要があるが、枝管6の長さL1だけを可変しても外来
騒音はかなり低減される。したがって、枝管6の長さL
1を上述した式を満足するように可変することとす
る。低減すべき外来騒音の周波数範囲が30〜100H
zであるので、枝管6の長さL1は、3.4〜7.37
mの範囲で可変すれば良いことになる。
【0019】すなわち、周波数分析制御回路8は、セン
サマイク7から出力される外来騒音信号ENを一定周期
でサンプリングして周波数分析を行い、その分析結果に
基づいて、ダクト長駆動回路9を制御して、ダクト長可
変装置10を駆動させ、枝管6のベローズ状部6a及び
6bを伸縮させることにより、枝管6の長さL1を3.
4〜7.37mの範囲で可変にする。これにより、ダク
ト4の屋外側開口部4aから侵入し、ダクト4内を伝搬
する外来騒音のうち、周波数30〜100Hzを有する
外来騒音が低減される。
【0020】以上の説明においては、無風状態、すなわ
ち、換気扇や空調機がない状態やダクト4の屋外側開口
部4aから風が吹き込んだり、逆に屋外側開口部4aか
ら風が吹きでない状態を想定した例であるが、ダクト4
内の空気が流れている場合には、それを考慮する必要が
ある。具体的には、例えば、ダクト4内の所定の箇所に
ダクト4内を流れる空気の流速を検出する流速センサを
設け、その検出結果に基づいて枝管5の長さを調整す
る。
【0021】今、ダクト4の屋外側開口部4aから屋内
側開口部4bに向かう空気の流速をva(m/s)とす
ると、上述した式は、以下に示すように変形される。 L1−L2=λ/2=(v+va)/2f・・・ また、空気の流速がvb(m/s)である場合には、
式は、以下に示すように変形される。 L1−L2=λ/2=(v+vb)/2f・・・ したがって、空気の流速がva(m/s)からvb(m/
s)に変化したとすると、式及び式から以下に示す
式が得られる。 (v+va)/2f−(v+vb)/2f=(va−vb)/2f…
【0022】例えば、va=10m/s、vb=30m/
s、f=50Hzとすると、式より、−0.2mとな
る。すなわち、周波数50Hzを有する外来騒音を低減
している状態で空気の流速が10m/sから30m/s
に変化した場合には、枝管6の長さL2を0.2mだけ
短くする必要がある。最も、実際には、ダクト4内を流
れる空気の流速は、約1m/s程度であり、ほとんど影
響ない。
【0023】次に、この発明の第2の実施例について説
明する。図3は、この発明の第2の実施例である消音装
置の機械的要部の構成を示す概略図である。この図にお
いては、ダクト11の途中には、図1に示す枝管6に代
えて、それぞれ長さが異なる半円状の枝管12〜15が
設けられていると共に、各枝管12〜15の入口及び出
口には、それぞれ電磁式の切換弁12a〜15a及び1
2b〜15bが設けられている。ここで、上記した第1
の実施例と同様、主管16の長さを1.7mとし、枝管
12〜15の長さは、例えば、それぞれ7.37m(f
=30Hz)、5.95m(f=40Hz)、5.1m
(f=50Hz)、3.4m(f=100Hz)とす
る。なお、上記した第1の実施例と同様、ダクト11の
屋外側開口部11aから所定距離隔てた下流側で、切換
弁12aよりも上流側にには、図示しないがダクト11
内を伝搬する外来騒音を検出するセンサマイクが設けら
れていると共に、このセンサマイクの出力信号を一定周
期でサンプリングして周波数分析を行う周波数分析制御
回路が設けられている。
【0024】そして、周波数分析制御回路によるセンサ
マイクの出力信号の分析の結果、周波数30Hzの外来
騒音のレベルが最も大きい場合には、切換弁12a及び
12bのみを開け、他の切換弁13a〜15a及び13
b〜15bは閉じておく。以下同様に、周波数分析制御
回路の分析結果に基づいて、切換弁12a〜15a及び
12b〜15bを開けたり閉じたりする。これにより、
ダクト11の屋外側開口部11aから侵入し、ダクト1
1内を伝搬する外来騒音のうち、周波数30〜100H
zを有する外来騒音が低減される。上記した第2の実施
例によれば、第1の実施例に比べて、ダクト長駆動回路
9及びダクト長可変装置10が必要なく、切換弁12a
〜15a及び12b〜15bを開閉する機構があれば良
いので、構成が簡単になる。
【0025】次に、この発明の第3の実施例について説
明する。図4は、この発明の第3の実施例である消音装
置の機械的要部の構成を示す概略図である。この図にお
いては、図3に示す枝管12〜15に代えて、その入口
に複数の切換弁17a〜17fが設けられた枝管17が
設けられている。その他の構成は、上記した第2の実施
例と同様である。また、枝管17は、その入口から出口
までの長さを、例えば、切換弁17aのみを開けた場合
に3.4m(f=100Hz)となり、切換弁17fの
みを開けた場合に7.37m(f=30Hz)となるよ
うに構成する。また、その他の切換弁17b〜17eの
それぞれのみを開けた場合に、枝管17の入口から出口
までの長さが、周波数範囲30〜100Hz内の4つの
周波数の外来騒音を低減できるような長さとなるように
構成する。
【0026】そして、周波数分析制御回路によるセンサ
マイクの出力信号の分析の結果、周波数30Hzの外来
騒音のレベルが最も大きい場合には、切換弁17fのみ
を開け、他の切換弁17a〜17eは閉じておく。以下
同様に、周波数分析制御回路の分析結果に基づいて、切
換弁17a〜17eのいずれか1つのみを開ける。これ
により、ダクト11の屋外側開口部11aから侵入し、
ダクト11内を伝搬する外来騒音のうち、周波数30〜
100Hzを有する外来騒音が低減される。
【0027】上記した第3の実施例によれば、第2の実
施例と同様、第1の実施例に比べて、ダクト長駆動回路
9及びダクト長可変装置10が必要なく、切換弁17a
〜17fを開閉する機構があれば良いので、構成が簡単
になる。また、上記第3の実施例によれば、第2の実施
例に比べて、枝管は枝管17のみでよく、また、切換弁
も枝管17の入口側だけに切換弁17a〜17fを設け
れば良いので、さらに構成が簡単になる。
【0028】次に、この発明の第4の実施例について説
明する。図5は、この発明の第4の実施例による消音装
置の機械的要部の構成を示す概略図である。この図にお
いては、ダクト18は、主管19と、つづら折り状の枝
管20〜22とから構成されている。また、枝管20の
入口及び出口には、それぞれ切換弁20a,20bが設
けられ、枝管21の入口及び出口には、それぞれ切換弁
21a,21bが設けられ、枝管22の出口には、切換
弁22aが設けられている。その他の構成は、上記した
第2の実施例と同様である。なお、主管22の長さは、
例えば、1.7mとし、枝管20〜22の長さは、それ
ぞれ3.4m(f=100Hz)、5.1m(f=50
Hz)、7.37m(f=30Hz)とする。
【0029】そして、周波数分析制御回路によるセンサ
マイクの出力信号の分析の結果、周波数100Hzの外
来騒音のレベルが最も大きい場合には、切換弁20a,
20bのみを開け、他の切換弁21a,21b及び22
aは閉じておく。以下同様に、周波数分析制御回路の分
析結果に基づいて、周波数50Hzの外来騒音のレベル
が最も大きい場合には、切換弁21a,21bのみを開
け、他の切換弁20a,20b及び22bは閉じ、周波
数30Hzの外来騒音のレベルが最も大きい場合には、
切換弁22bのみを開け、他の切換弁20a,20b及
び21a,21bは閉じておく。これにより、ダクト1
8の入口15aから侵入し、ダクト18内を伝搬する外
来騒音のうち、周波数30〜100Hzを有する外来騒
音が低減される。
【0030】上記した第4の実施例によれば、第2及び
第3の実施例と同様、第1の実施例に比べて、ダクト長
駆動回路9及びダクト長可変装置10が必要なく、切換
弁20a,20b,21a,21b及び22aを開閉す
る機構があれば良いので、構成が簡単になる。また、上
記第4の実施例によれば、枝管20〜22がつづら折り
状になっているので、全体の大きさを第1乃至第3の実
施例に比べて小さくすることができる。
【0031】最後に、この発明の第5の実施例について
説明する。図6は、この発明の第5の実施例である消音
装置の構成を示すブロック図、図7は同消音装置の電気
的構成を示すブロック図である。これらの図において、
図1の各部に対応する部分には同一の符号を付け、その
説明を省略する。ダクト4内部の屋内側開口部4b近傍
で、かつ、後述する付加音源スピーカ26の下流側近傍
には、残留騒音のレベルを検出して残留騒音信号に変換
するエラーマイク23が設けられている。また、信号処
理回路24は、装置各部を制御するコントロール部24
1と上記周波数分析器242とを主要部として備え、コ
ントロール部241は、周波数分析器242にセンサマ
イク7から出力される外来騒音信号ENを一定周期でサ
ンプリングして周波数分析を行わせ、その分析結果に基
づいて、ダクト長駆動回路9を制御して、ダクト長可変
装置10を駆動させ、枝管6のベローズ状部6a及び6
bを伸縮させることにより、枝管6の長さを可変する。
さらに、信号処理回路24は、ローパスフィルタ(以
下、LPFという)、243及びアナログ/ディジタル
変換器(以下、A/Dコンバータという)244をも備
えている。LPF243は、センサマイク7から供給さ
れる外来騒音信号ENの低周波成分を通過させ、A/D
コンバータ244は、LPF243から出力された外来
騒音信号ENの低周波成分をディジタルの外来騒音デー
タENDに変換して逆位相信号発生回路25に供給す
る。上記コントロール部241は、逆位相信号発生回路
25の制御をも行う。
【0032】上記逆位相発生回路25は、図7に示すよ
うに、制御回路251、適応フィルタ(ADF)25
2、白色雑音発生部253、補正用フィルタ254、コ
ントロールドフィルタ(CNF)255、ディジタル/
アナログ変換器(以下、D/Aコンバータという)25
6、LPF257等から構成され、初期設定時には、付
加音源スピーカ26とエラーマイク23との間の伝達関
数Gの同定を行い、適応制御動作時には、センサマイク
7とエラーマイク23との間の伝達関数の逆特性Fの逐
次同定等を行って、外来騒音を打ち消すべきディジタル
の付加音データANDを生成して、駆動アンプ27に供
給する。
【0033】逆位相発生回路25において、上記制御回
路251はコントロール部241からの命令に基づいて
逆位相発生回路25内の構成各部を制御する。上記適応
フィルタ252は、残留騒音データSND等所定の入力
データに基づいて、最小2乗平均(Least Mean Squre;
LMS)アルゴリズムによる必要な伝達関数(フィルタ
係数)の適応化処理(適応動作)を行う。白色雑音発生
部253は、制御回路251から出される白色雑音要求
命令に基づいて、消音すべき外来騒音の帯域に制限され
た白色雑音データWNDを生成する。補正用フィルタ2
54には、付加音源スピーカ26とエラーマイク23と
の間の伝達関数Gに対応するフィルタ係数が設定され
る。コントロールドフィルタ255には、センサマイク
7とエラーマイク23との間の伝達関数の逆特性Fに対
応するフィルタ係数が設定される。このフィルタ係数
は、適応フィルタ252によって、サンプリング周期毎
に更新されるようになっている。また、D/Aコンバー
タ256は、コントロールドフィルタ255から出力さ
れる付加音データAND等をアナログ信号に変換してア
ンチエリアシングフィルタによって構成されたLPF2
57に供給する。LPF257は、D/Aコンバータ2
56の出力信号の低周波成分を通過させた後、駆動アン
プ27に供給する。駆動アンプ27は、LPF257の
出力信号を増幅した後、付加音源スピーカ26に供給す
る。
【0034】次に、この例の動作について説明する。な
お、信号処理回路24の周波数分析制御回路としての動
作は、上記した第1の実施例と同様であるので、その説
明を省略するが、この動作により、周波数30〜100
Hzを有する騒音が低減される。電源が投入されると、
コントロール部241は、信号処理部25に初期設定動
作の開始を指示する。このとき、コントロール部241
は、センサマイク7から供給される外来騒音信号ENが
下流のLPF243を通過できない状態にする。信号処
理部25において、制御回路251は、コントロール部
241から上記初期設定動作の開始命令を受けると、図
7に示すスイッチ258を図中左に切り換える。そし
て、白色雑音発生部14に白色雑音要求命令を出す。白
色雑音発生部253に白色雑音要求命令を出す。白色雑
音発生部253は、制御回路251から白色雑音要求命
令を受けると、白色雑音データWNDを生成して出力端
子W1,W2から出力する。出力端子W1から出力され
た白色雑音データWNDは、D/Aコンバータ256、
LPF257を経由して、さらに駆動アンプ27によっ
て増幅されて付加音源スピーカ26から白色雑音(音
波)として出力される。付加音源スピーカ26から出力
された白色雑音は、エラーマイク23によって収集さ
れ、信号処理回路24のLPF243、A/Dコンバー
タ244を経由して、騒音データSNDとして信号処理
部25に入力される(初期設定時においては、エラーマ
イク23からの出力値SNDは、残留騒音ではないの
で、単に騒音データという)。信号処理部25におい
て、適応フィルタ252は、入力された騒音データと白
色雑音発生部253の出力端子W2を経由して供給され
た白色雑音データWNDとに基づいて、最小2乗平均ア
ルゴリズムによる5秒程の適応化処理(適応動作)を行
い、付加音源スピーカ26とエラーマイク23との間の
伝達関数Gを求める。そして、得られた伝達関数Gに対
応するフィルタ係数を、消音時の補正用のフィルタ係数
として補正用フィルタ254に転送する。
【0035】初期設定が完了すると、コントロール部2
41は、信号処理部25に能動的消音を果たすための適
応制御命令を出す。信号処理部25において、制御回路
251は、コントロール部241から適応制御命令を受
けると、信号処理部25内のスイッチ258を図7中右
に切り換えると共に、白色雑音発生部253に白色雑音
データWNDの生成を停止させる。外来騒音は、センサ
マイク7で収拾され、外来騒音信号ENに変換される。
コントロール部241は、センサマイク7から供給され
る外来騒音信号ENが下流のLPF243を通過できる
ように制御する。この結果、外来騒音信号ENは、LP
F243、A/Dコンバータ244を経由して、信号処
理部25にディジタルの外来騒音データENDとして入
力される。
【0036】この外来騒音データENDは、信号処理部
25内のコントロールドフィルタ255で処理されて、
付加音データANDとして、信号処理部25より出力さ
れる。この付加音データANDは、D/Aコンバータ2
56、LPF257を経由して、さらに駆動アンプ27
によって増幅されて、付加音源スピーカ26から付加音
として出力され、エラーマイク23の検出ポイントにお
いて外来騒音と干渉する。干渉後の音圧はエラーマイク
23で収拾され、信号処理回路24のLPF243、A
/Dコンバータ244を経由して、再び信号処理部25
へディジタルの残留騒音データSNDとして入力され
る。信号処理部25内の適応フィルタ252は、入力さ
れた残留騒音データSNDと、外来騒音データENDと
して入力され、補正用フィルタ254を通過した信号と
に基づいて、最小2乗平均アルゴリズムを用いて、セン
サマイク7とエラーマイク23との間の伝達関数の逆特
性Fを求める。そして、得られた伝達関数の逆特性Fに
対応するフィルタ係数は、コントロールドフィルタ25
5に転送され、コントロールドフィルタ255のフィル
タ係数として設定される。
【0037】コントロールドフィルタ255は、入力さ
れる外来騒音データENDに対して、適応フィルタ25
2から供給されたフィルタ係数で畳み込み演算を行っ
て、演算結果を付加音データANDとして出力する。こ
の付加音データANDは、D/Aコンバータ256、L
PF257を経由して、さらに駆動アンプ27によって
増幅されて付加音源スピーカ26から付加音(消音音
波)として出力され、逆位相の外来騒音と干渉して外来
騒音を弱める。上記適応能動制御は、一定のサンプリン
グ周期毎に繰り返され、最終的に、エラーマイク21
2の検出ポイントにいて外来騒音と付加音とが同振幅
で逆位相の関係となって、互いに充分打ち消し合って、
消音が達成される。具体的には、航空機騒音、バス等の
自動車騒音、鉄道騒音、室外空調器騒音等、周波数50
〜500Hzを有する騒音が低減される。なお、500
Hz以上の周波数を有する騒音は、ダクト4の内側にグ
ラスウール等の吸音材を貼り付けることにより低減する
ことができる。したがって、上記した第5の実施例によ
れば、30Hz以上の騒音を全て低減することができ
る。
【0038】上記した第5の実施例によれば、特徴的な
低音を枝管6の長さを調整することにより低減し、周波
数50〜500Hzを有する騒音を付加音源スピーカ2
6から出力される音(相殺音)によって低減し、さら
に、周波数500Hz以上を有する騒音を吸音材によっ
て低減するようにしたので、付加音源スピーカ26から
出力される相殺音のエネルギを、枝管6を使用しない場
合に比べて小さくすることができる。しかも、適応フィ
ルタ252が、サンプリング周期毎に、コントロールド
フィルタ255のフィルタ係数を更新するので、エラー
マイク23、センサマイク7及び付加音源スピーカ26
等の径年変化又は温度変化に伴う伝達関数の変動にも迅
速に対応できる。特に、駆動アンプ27において大きな
負荷となる低周波成分を有する低減すべき騒音を枝管6
の長さを調整することによって低減しているので、ダク
ト4内を伝搬する騒音の低音部の特定周波数成分のレベ
ルが特に大きい場合には、効果的な消音が可能である。
さらに、駆動アンプ27のトータル出力を低減すること
ができるので、総合的に消費電力の低減化も計ることが
できる。
【0039】以上、この発明の実施例を図面を参照して
詳述してきたが、具体的な構成はこの実施例に限られる
ものではなく、この発明の要旨を逸脱しない範囲の設計
の変更等があってもこの発明に含まれる。例えば、上述
の各実施例においては、消音装置を単独で用いた例を示
したが、これに限定されず、例えば、騒音の発生源の1
つである空調機の運転モードと連動させて動作するよう
にしても良い。また、上述した第5の実施例において
は、エラーマイク23、信号処理回路24、逆位相信号
発生回路25、付加音源スピーカ26及び駆動アンプ2
7を図1に示す消音装置に設けた例を示したが、これに
限定されず、図3乃至図5の消音装置に設けても勿論良
い。
【0040】また、伸縮可能な枝管として、ベローズ状
のもの(図1及び図6)を用いる場合について示した
が、これに限らず、例えば、図8に示すように、ピスト
ンに類似する動作で伸縮動作を行うことができる2重管
28を用いても良く、あるいは、図9に示すように、互
いに隣接する2つの管29a,29bを、ゴム等の伸縮
性に富むガスケット部材30によって連結するようにし
ても良い。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、この発明の消音装
置によれば、ダクト内を伝搬する様々な周波数成分及び
レベルを有する騒音を低減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例である消音装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】あるサンプリング時における騒音の周波数特性
の一例を示す図である。
【図3】この発明の第2の実施例である消音装置の要部
の構成を示す概略図である。
【図4】この発明の第3の実施例である消音装置の要部
の構成を示す概略図である。
【図5】この発明の第4の実施例である消音装置の要部
の構成を示す概略図である。
【図6】この発明の第5の実施例である消音装置の構成
を示すブロック図である。
【図7】同消音装置の電気的構成を示すブロック図であ
る。
【図8】 第1乃至第5の実施例の消音装置に適用され
る枝管の変形例を示す部分断面図である。
【図9】同枝管の別の変形例を示す部分断面図である。
【図10】従来の干渉形消音器の構成及び透過損失の周
波数特性を示す図である。
【符号の説明】
4,11,18 ダクト 5,16,19 主管 6,12〜15,17,20〜22 枝管 6a,6b ベローズ状部 7 センサマイク(外来騒音検出手段) 8 周波数分析制御回路(周波数分析手段) 9 ダクト長駆動回路(調整手段) 10 ダクト長可変装置(調整手段) 12a〜15a,12b〜15b,17a〜17f,2
0a,20b,21a,21b,22b 切換弁 23 エラーマイク(残留騒音検出手段) 24 信号処理回路(制御手段) 25 制御回路(制御手段) 26 付加音源スピーカ(付加音放射手段)

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ダクトを経由して室内に到来する外来騒
    音を消音するための消音装置であって、 両端の開口部が前記ダクトの2箇所にそれぞれ接合され
    ると共に、その長さが伸縮可能に構成された枝管と、 前記ダクトの外界に面した開口部又はその近傍の前記ダ
    クト内に設けられ、前記外来騒音が前記ダクトの外界に
    面した開口部又はその近傍に到来した時点で前記外来騒
    音を検出して外来騒音信号を出力する外来騒音検出手段
    と、 前記外来騒音信号の周波数を分析する周波数分析手段
    と、 該周波数分析手段の分析結果に基づいて、前記枝管の長
    さを調整する調整手段とを備えてなることを特徴とする
    ダクト用消音装置。
  2. 【請求項2】 ダクトを経由して室内に到来する外来騒
    音を消音するための消音装置であって、 両端の開口部が前記ダクトの2箇所にそれぞれ接合され
    た、それぞれその長さが異なる複数の枝管と、 該複数の枝管のそれぞれの開口部に設けられた複数の弁
    と、 前記ダクトの外界に面した開口部又はその近傍の前記ダ
    クト内に設けられ、前記外来騒音が前記ダクトの外界に
    面した開口部又はその近傍に到来した時点で前記外来騒
    音を検出して外来騒音信号を出力する外来騒音検出手段
    と、 前記外来騒音信号の周波数を分析する周波数分析手段
    と、 該周波数分析手段の分析結果に基づいて、前記複数の弁
    を開閉する弁開閉手段とを備えてなることを特徴とする
    ダクト用消音装置。
  3. 【請求項3】 入力される付加音信号に基づいて、前記
    ダクト内の所定の領域に向けて付加音を放射する付加音
    放射手段と、 前記ダクト内の所定の領域にまで到来した前記外来騒音
    が前記付加音放射手段から放射される前記付加音によっ
    て打ち消されて残留する残留騒音を検出して残留騒音信
    号を出力する残留騒音検出手段と、 前記外来騒音信号及び前記残留騒音信号に基づいて、前
    記ダクト内の所定の領域において前記外来騒音の波形成
    分と逆位相となる前記付加音を放射させる前記付加音信
    号を生成して前記付加音放射手段に供給する制御手段と
    を備えてなることを特徴とする請求項1又は2記載のダ
    クト用消音装置。
  4. 【請求項4】 前記枝管は、伸縮可能な蛇腹管を有して
    なることを特徴とする請求項1記載のダクト用消音装
    置。
  5. 【請求項5】 前記枝管は、第1の管と該第1の管に嵌
    合された第2の管とを有してなると共に、前記第1又は
    第2の管は、嵌合状態のまま、前記第2又は第1の管の
    長さ方向に移動可能とされていることを特徴とする請求
    項1記載のダクト用消音装置。
  6. 【請求項6】 前記枝管は、複数の管を有してなり、こ
    れらの管は伸縮性に富むガスケット部材によって連結さ
    れていることを特徴とする請求項1記載のダクト用消音
    装置。
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